結構な数の絵描きさんが「うちのこ」創ってるんですけど、
どうも「うちのこ」の良さみがよく分からず、今まで興味がありませんでした。
ここだから言うんですけど「うちのこ」って
あまり求められてるもんじゃないよねってのがあって。
「うちのこ」の設定とか練っても、見てる人は別に楽しくないですよね。
呪術廻戦とか有名な一時創作なら兎も角、
場末の絵描きの「うちのこ」の設定なんて、普通に考えたらどうでもいい。
そうしたものを前面に押し出すのって、
視聴者にマズい飯無理やり食わせるようなもんだよなって考えてました。
このあたりの「創作者」と「観てくれる人」をドライに俯瞰で考えてしまうのは、
プロとしてグラフィックをやってた頃の良くない癖なのかなって思います。
観てくれる人達が求めてないことはすべきではない、みたいなのがあるんですよね。
といっても、周りの創作者さん方が結構楽し気に「うちのこ」で遊んでると、
自分も創ろうかなという気になりますよね。
でも、それでもどうも思い浮かなばかったんですよね、いい感じのが。
というか、上記の「別に求められてないよね」というのが邪魔をするんです。
自分の感情にすらブレーキが入ってしまって、楽しめないんですよね。
そんなこんなで2ヵ月くらいもやもやっと過ごしてたんですが、
なら、今まで描き貯めたイラストの中で反響があったふたなりを
しっかり掘り下げてみようと考えました。
「うちのこ」から入るんじゃなく、改めて「うちのこ」になってもらう。
そしたら、わりと楽しいんですよね。
なんとなく「こんなキャラ」ってのはふんわり頭にあったんですが、
それをしっかり「設定」として落とし込むことで、
初めてキャラが生まれ、歩き出す感じがする。
「なるほど」と思いました。
多分、創作する上でも、一枚一枚何も設定が無い状態で絵を描くより、
キャラが確定して自分で歩いてくれてた方が描きやすいんだなってのを感じました。
自分は真面目にイラストや創作に携わってかれこれ20年以上になりますけど、
ここに来て新たな発見があるとは驚きましたね。