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ガラの悪い連中が口を揃えて「アイツらには近づくな」と警告する集団がいた。
名字の読み方をもじって“ドラゴン”と呼ばれたその男は、不良どもの暗黙のルールなど無視して縄張りを荒らし、やりたい放題だと――
ドラゴンこと柳のやり口は単純で、気に入った女がいたら人気のない場所まで拉致し、集団でレイプした後、ドラッグと脅迫で逃げ場をふさぐ。
そうしてできあがった肉便器を性処理に利用し、飽きたら売春させたり、撮った動画をネットで販売して利益を得る。
そんな噂を聞きつけて、タダで美女とセックスするのを目的に子分が集まってくる。その子分を使ってめぼしい女の情報を集め、さらに肉便器が増える。増えて余った女は子分に与えることで、さらに勢力が広まってゆく。
まるで原始的な封建制度のような仕組みの頂点にいる男だが、柳は別にケンカがしたいわけではない。
金や権力が欲しいわけでもない。
ただ有り余る性欲を解消する手段が欲しかっただけだ。
肉欲をかき立てる女がいれば、その女とセックスをする。
これもまた原始的な欲求を満たす単純な方法だ。
そうやって柳は学校中の女生徒を性処理道具に変えてきた。
自分で目をつけた者もいれば、男子の噂になっている女子、誰かが恋をしているという話を聞いて興味を持った女子、校内で人気のある教師――
そのすべてを同じ方法で籠絡し、精液のはけ口にしてきた。
男子から憧れの目で見られている女のほとんどは、柳によってあらゆる性技を仕込まり、自分のペニスに奉仕させるだけの肉にさせられていた。
そんな柳こと“ドラゴン”の活動が、ここ最近おとなしくなった。
すでに性奴隷となっていた女性の一部は解放され、ネット動画の更新頻度も下がり、本人もあまり姿を見かけなくなったという。
その理由は、別の意味で有名な生徒「暴れ鬼」を堕としたからだ。
鬼山茜は剣道部の副主将だが、部活にはほとんど顔を見せない。
個人的に指導を受けている剣の師匠と自主練で運動はまかなっており、他の時間は生徒たちの粛正に使っている。
柳を恐れる不良たちは、別の意味で茜を恐れていた。こちらは直接的な暴力によるものだが。
たかが細腕の女など、男が数人がかりで襲えば負けるはずがない――
そう考えた男はすべて彼女の木刀によって骨を叩き折られた。
誰も手がつけられない「暴れ鬼」という異名は伊達ではないのだ。
そんな鬼山茜は今――
柳のペニスを丹念にしゃぶっている。
■
「んっ……ん……んっ……んくっ……❤」
学校の敷地内にある公衆便所。
校舎ではなくグラウンドの隅に設置されているその場所は、本来は運動部や体育の授業中に催した生徒が使うためのトイレだが、校舎のトイレの方が近いため、今では使う者はほとんどいない。
男子用便所の個室でせっせと頭を動かしている茜は、本日二度目の奉仕をしていた。
「はむ……ん……ん……っ……ふ……❤」
普段握っている木刀と同じくらいの太さのペニスを咥え、快感を促す。
口内で舌を動かす技は、何度も柳に仕込んでもらった。
それだけではなく、ゆっくりと口をすぼめ、吸い込むように陰茎を刺激する。管の中で精液がこみ上げてくるのがわかる。
「ん……っ……ふぅっ……❤」
射精が近い。
それが分かると、茜はペニスを握っている右手を上下に動かしてしごく。手の刺激と舌の刺激が合わさり、肉棒が震えている。
手と口は射精に合わせて徐々に早くなり、やがてそれが最高潮に達すると――
「ん……っ!」
どろりとした粘液が茜の口に放出された。
ビクビクと何度も跳ねるペニスを咥えたまま、喉の奥で精液を受け止める。少しでも漏らしたらおしおきをされてしまうので、一滴も漏らさない。
「ふー……」
快感に震える柳を見上げ、茜は何かを言おうとする。
が、言葉にする前に口内の精液をゴクリと飲み干した。
「うまくなったじゃねえか、茜。オナホとして成長してんなぁ」
ヘラヘラと笑う柳。
茜にとって、後輩であり親友だった者をレイプした仇。
本来なら今すぐにでも殴り殺してやりたいほど憎い人物。
そんな相手に――
「……はい。ありがとうございます」
茜は便器に頭をつくようにして礼を言わされていた。
そして、ペニスの鈴口に残った精液を舐め始める。
射精した直後の柳のモノを愛おしそうに舐める茜に、もはやかつての恐ろしいイメージは残っていなかった――
■
一日に一度、ドラッグとピルを与えられる。
たったそれだけの契約で、茜の人権は剥奪された。
毎日、あらゆる時間にその肢体は利用された。
放課後から朝まで誰かの家、もしくはホテルで肉奉仕をさせられ、朝は登校中、昼は休み時間、時には授業もサボってセックスを強要される。
相手をするのは柳だけではない。
それを目的に柳に付き従っている子分たちにも、等しくその豊満な肉体を与えられた。
中にはかつて茜に完膚なきまでに負けた不良たちも混ざっており、そういう輩は特に楽しそうに彼女を犯した。
「オラもっと舌絡ませろや」
「は……はい……ん……ちゅ……れろ……❤」
体育倉庫のマットの上で、茜は三人目の子分に股を開いている。
ゴムなどつけていない、生の肉棒が膣内を蠢く。
たいして鍛えてもいない男のヤニ臭い舌を舐め回しながら、茜は腰と舌を動かし続けていた。
「んほっ……キモチイイわ~……!」
頭の悪そうな男の顔。
快楽を貪るためにしか存在していない、下卑た存在。
「前からず~っとヤりたかったんだよなぁ、鬼山とは! ひひひ、でも今は毎日こうしてチンポ抜いてくれるオナホ代わりとか……あぁ~……最高……!」
かつて茜にやられて、泣きながら助けを求めていた柳の子分。
そんな男に対しても、茜は逆らえない。
「は、はい……私はオナホです……使ってください……」
「ほらほら舌がお留守だぞ~」
「ご、ごめんなさい……んちゅ……れろ……❤」
口を犯されながら、巨乳を揉まれ、陰茎を膣でしごく。
武道のために鍛えた身体の全てを駆使して、弱い男を悦ばせる。
校内の男子が常に性的な目で見ていたその豊満な肉体は、彼女が一番嫌うタイプの男たちの性処理に使われている。
「れろ……ん……っ……は……れる……❤」
「あ~……いいぜ……出そうだ……」
ハリのある白い肌、果実のような胸。
歩くと揺れる尻――
汚い男の手がまさぐる茜の瑞々しい肉体。
「おっ……イク……おおおっ」
無遠慮に射精する男。
茜の膣内に精液がドクドクと流れこむ。合計して、本日九回目の膣内射精。
ピルを飲まされているが、本当にそれがピルなのかは茜にも分からない。
「ぴちゃ……ん……ふむぅ……ん……❤」
射精しながらもベロキスをさせられる。
男の快感の余韻が終わるまで、ずっとそうさせられていた。
まるで自分がこの男の所有物だと言わんばかりに。
「おい、出したなら代われよ。もう俺もチンポギンギンなんだよ」
「っと、悪い。ほれ、使っていいぜ」
膣からペニスを引き抜くと、冷静になった男が立ち上がる。
入れ替わりに、興奮した別の男がのしかかってきた。
こんな行為を――茜は、一ヶ月ほど続けさせられていた。
■
スマホも奪われ、茜に自由はなかった。
登下校の時は常に柳が隣におり、彼がもよおしたらいつでもどこでも性奉仕をさせられるのだ。
「あ……あの……もう……」
住宅街を歩きながら、今日も茜は柳に付き従っていた。
彼の手は茜の胸と股間に伸びており、人の往来にも気にせず性器を弄られている。
「ん~? もっとして欲しいってか?」
下品な笑い声。
シャツの上からノーブラの胸を揉まれ、指が乳首を擦る。
「やんっ……あ……❤」
「カワイイ声出すようになったじゃねーか」
茜の反応が面白くて、柳の手はさらに動く。
もとよりセックスで女を隷従させてきた男だ。
そのテクニックは卓越しており、ドラッグなど使わなくとも彼に従う女は多い。
「お願い、ここでは……誰かに見られたら……」
「いいじゃん別に。さんざんそのエロボディ色んなヤツに見せただろ」
「でも……ん……」
パンツの中にも手が伸びる。
陰唇に指が触れると、反応して愛液が分泌される。
「他のところならいいから……ここではやめて……っ」
「へぇ、ここじゃなきゃいいんだ?」
「いい……から……」
茜の泣きそうな顔を見て、柳の嗜虐心がさらに加速する。
懇願する「暴れ鬼」を見ているだけで、勃起してくるのだ。
「ここじゃなければ……いっぱいおちんちんシコシコしてあげますから……だから」
「ちんちんシコシコだけ?」
「フェラチオもします……おマ○コも使っていいです……から……!」
「じゃあ今日はホテル行くか。そこで朝まで使ってやるよ」
柳はすっかり茜が気に入ったらしい。
他の女も使ってはいるが、一日一回必ず茜を抱く。子分に言わせれば、飽き性の柳にしては珍しいことらしい。
それほどまでに具合が良いのだ、茜の身体は。
「ん……っ」
「今日もアヘアヘ言わせてやるぜ……茜」
柳が茜の首筋を舐める。
小さな愛撫に震える茜。
その時――
「あん? 茜?」
目の前から誰かが歩いてくる。
それは長身の茜よりさらに上背のある――
日に焼けた肌、鍛え抜かれた筋肉、そして茜によく似た美貌の女だった。
「ね……姉さん……!?」
茜の顔が真っ赤になる。
――見られた。家族に。
彼女、鬼山沙羅は姉ではあるが、茜にとってそう思いたくない人物だった。
野蛮でガサツで頭も悪い。
真面目な茜にとっては受け入れがたい存在だった。
一番見られたくない相手に、一番見られたくない姿を見られた羞恥心で、茜の目からボロボロと涙が零れた。
柳に犯された時よりも深い絶望に襲われ、立っていられなくなる。
「あ~? アンタ誰?」
そんな沙羅に、柳が近づく。
「テメーこそ誰だよ。茜に何してんだ」
沙羅と相対する柳。
柳も大柄な方だが、沙羅はそれに近い身長だった。
そして体格は沙羅の方が大きい。空手で鍛えられた筋肉が制服の上からでも分かるほどだ。
それに気づいた柳が一瞬ひるむ。
「な、なんだよアンタ、茜の――」
「茜に何してんだって訊いてんだよ」
沙羅が柳の胸ぐらを掴む。
抵抗しようとする柳だが、引きはがせないことに気づいた。
「な……!」
柳は知らなかった。
沙羅の強さを。
木刀を持った茜と互角に戦えるのは、実の姉くらいだった。
剣道三倍段という言葉がある。剣道の有段者に勝つためには、その三倍の段を修めるくらいの強さが必要だと。
「よ、よせよ。俺は茜とだな、その、付き合ってんだよ」
「あぁ!?」
「や、やめろ! 俺に手を出してみろ、茜のセックス動画を」
「……!」
殴った。
茜の拳が柳の顔面にインパクトした、と思った瞬間、その身体が地面に叩きつけられていた。
腰の入った拳一発で柳は顔面を砕かれ、そしてその威力と体重を乗せた落下による衝撃で頭を激しく打ち付けた。
「茜がなんだって!? あぁ!?」
倒れた柳に馬乗りになり、さらに殴り続ける。
「ばゃぶっ! のぼっ! ばぎゃっ!」
殴られるたびに奇妙な声をあげる柳。
その様子を茜は黙って見ていた――というより、何もできなかった。
柳は情報に長けた男だ。
相手の弱みを握り、話術で追い込み、クスリによって脅迫する。
それは通常、社会で生きる者にとってはとてつもないダメージになるはずだ。
だが沙羅は違った。
問答など必要ない、気に入らない相手は暴力で黙らせる。
蛮族のような立ち振る舞いで、周りを従えてきたのだ。
「オラ、どうした! 立てコラ!」
動かない柳をさらに殴る。
「や、やめろ、やめて、ぎばっ!」
柳の顔は原型を留めておらず、鼻や口からダラダラと血を流す。全身に力が入らないようで、殴られて地面に叩きつけられるたびに爬虫類のように身体をビクビク震わせた。
「スマホどこだ? ん、このポケットか」
すると沙羅は柳のポケットからスマホを取り出す。
指紋認証で起動するスマホなので、動かない柳の手を掴み、強引にロックを解く。
「ふーん、動画ファイルは……と。お、これか。他にもいろいろありそうだな。とりあえずもらってくぞ」
あのスマホには様々な脅迫材料が入っている。
茜だけでなく、他の女子のもだ。
それをいとも簡単に奪ってしまった。
いや、茜にも奪えたはずなのだ。
しかしドラッグとセックスの快楽でそんなことすっかり忘れていた。
「大丈夫か、茜?」
すでに柳に用はないとばかりに、茜のもとへ駆け寄る沙羅。
その顔は茜を心から気にかけている顔だった。
――見られたくなかった。
自分の情けない姿を見られたばかりか、こんな単純な方法で憎い相手を倒してしまった沙羅に対して、何を言えばいいのか。
様々な拒絶の言葉が脳裏に浮かぶ。
だが、口から出たのは単純な一言。
「姉さん……たすけて……」
その言葉を聞いた沙羅は、不敵に笑ってこう答える。
「なんだかよくわかんねーけど、助けてやるさ」
なんだかよく分からないのに助けてくれたことに、また腹が立った。
■
ドラッグによる禁断症状について話すと、すぐに沙羅は茜を伴って移動した。
医者に連れて行かれると、その線で警察にもバレるだろう。
薬物に手を出した茜は補導され、もうまともな高校生活は送れない。
が、それも覚悟の上だ。
全ては愚かな自分のせいなのだから――
「沙羅センパイ、その人が妹さんですか?」
かと思いきや、連れてこられたのは駅前の整骨院だった。
「頼む、クスリ漬けにされて困ってんだ。助けてくれ」
整骨院の院長の息子と名乗る男。
沙羅どころか茜よりずっと小さな男で、沙羅の「弟子」だという。
「ま、やってみましょ。そしたらそこに寝てください」
その弟子は茜を寝台に寝かせると、いきなり背中のツボを刺激する。
すると全身から不快感がこみあげ、吐き気がした。
用意されたバケツに胃の中のものを全て嘔吐する。
その後で水を飲まされ、また吐き出す。
それを数回繰り返すと、茜は極度の疲労感に襲われた。
「とりあえず全部出しちゃいましょ。毒素も一緒に出して、治療はそっからです」
そんな言葉をかけられながら、茜は久方ぶりにセックスのない睡眠に落ちた。
茜が眠っている間、吐瀉物は片付けられ、別の器具が用意されていた。
「薬物依存に鍼灸が効くって、最近見直されてきてるんスよ。実際、結構効果あるらしいですよ。沙羅センパイの妹さんなら強いだろうし、きっと抜けますって」
ヘラヘラ笑いながら針治療をする弟子。
背中に大量の鍼を刺しながら、茜は身じろぎもせず寝ていた。
慌ただしい治療に見えて、寝台でゆっくり考えるのは久しぶりだ。
これで全て終わる――のだろうか。
「茜」
治療中の茜の前に、沙羅が立っていた。
「アイツのスマホから、だいたい脅迫のブツは削除しといたよ。まだ残ってるかもしれねーが、そんときはコイツを警察に突き出す。それでいいか?」
「……うん」
「ったく、お前強いくせに真面目すぎるんだよ。だからあんなヤツに騙されんだ」
「……うん」
詳しい事情は話していないが、だいたい察しているのだろう。
「……姉さん」
「ん」
「……ありがと」
「へへっ、たまには素直なんだなお前も」
「うるさい」
そうして、茜はまた睡魔に身を任せる。
全身に鍼を刺しているのに、とても心地よく、リラックスできる。
やがて彼女の意識は完全に落ちていった――
■
「ん……」
茜が目覚めると、誰もいなかった。
すでに施術は終わったようで、鍼もない。
ベッドの傍らに冷たいお茶が置いてあり、それを一気に飲み干す。
全身に水分が行き渡るのを感じながら、茜は寝台から起き上がる。
「姉さん……?」
姉を探そうと、施術着のまま部屋を出た。
この整骨院は個室がいくつかあるようで、そこをひとつひとつ探してみる。どうやら今日は休診日のようで、だからこそ茜は誰にもバレずにクスリを抜く事ができた。
いくつかの個室を回ってみると、誰かの話し声が聞こえてくる。
その声に誘われるように歩いていくと、ひとつの部屋の前に辿り着いた。
どうやらここも個人治療用の個室らしい。
そのドアが少しだけ開いていたので、そこから中を覗く。
すると――
「んッ……ん……❤ はむ……❤」
沙羅が、弟子と呼んだ小男のペニスを咥えていた。
「ん……んっ……んぅ……れろ…………あむ……❤」
「お……おっ……なんだか今日はいつもより丁寧ッスね」
「ん……だって……妹を助けてくれたし……❤」
唾液にまみれた竿をゆっくりとしごく沙羅。
小男は嬉しそうにニヤついている。かつて自分を犯した男たちのように。
だが――
「ありがとね小吉……ありがと……❤」
「な、なんか調子狂うッスね……」
「ん……❤」
キスをしながらベッドに小男を寝かせる沙羅。
彼女もパンツを脱ぐと、すでに濡れているのだろう、前戯もせずに馬乗りになってペニスを挿入した。
「あっ❤ あ、あっ、ああっ❤ はぁっ❤」
寝台の上で大きな尻を振り続ける沙羅。
その姿からは先ほどまでの勇ましい風格は感じられず、ただ男のイチモツを喜んで咥える雌にしか見えない。
「ね……姉さん……」
自らの恩人であり、肉親である沙羅の痴態を遠くから見つける茜。
沙羅に対してどう振る舞えばいいのかわからず、困惑するばかり。
だが――
そんな茜の手は知らず知らずのうちに自分の股間に伸びる。
「んっ……!」
ふたりのセックスを覗きながら、茜も膣に指を入れる。
いけないことと知りつつ、指が止まらない。
誰もいない診療所の夜は、淫らに更けてゆくのだった。