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少年勇者エイト➂―1(リューザ編Ⅰ)忠烈・清廉、仮面の女騎士の切札は痴女アーマー!?甲冑から溢れ出る爆乳、曝け出される秘所、美尻!私のいやらしい肉体を瞳に焼き付けて逝くがいい……!ああ、なのにどうしてボウヤのちんぽが私を犯しているのだ…女騎士屈辱の絶頂!

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1.

「魔女帝ヴェラさま、フェラーニュが、少年勇者エイトめに敗れ、死にましてございます。……もっとも最期は自分の魔獣に犯され、半ば自滅したようではありますが」

 魔女帝軍の本拠地、魔城エヴィルテンプルの女帝の間にて、四魔将が一人、剣魔将リューザがヴェラの前ですらりとした長身を跪かせ、頭を垂れる。

 四魔将の中でも特に剣と軍団を率いた戦に長けたリューザは、竜を思わせる鋭い造形の仮面で目元を隠している。だが、仮面の端から覗き見える泣き黒子や、仮面の下からすっと伸びる高い鼻筋に尖った形の良い顎、深紅のルージュを引いた小さな唇などは、侍然とした長く真っすぐな黒髪も相まって、女騎士らしい凛々しく整った美貌を否応なく想像させた。

 また、リューザは顔以外のほとんど全身を深紫の甲冑で覆い、露出度皆無のその姿は一見、禁欲的に思える。

 しかし身体にピッタリと沿ったスマートな鎧は、全体的には剣士として鍛え上げて引き締まりつつも、装甲の上からでも隠し切れぬ胸のふくよかな膨らみや張り出したお尻の存在感が浮き彫りになっていて、女性らしい豊かさが感じられる身体の線がクッキリと描き出され、肌がほとんど見えないが故にその奥の豊満な女体を想像させ、返って扇情的であった。

「うむ……私も、一部始終はフェラーニ子飼いの淫魔獣に仕込んだ我が”千里眼”で”視て”おった。フェラーニュめ、最初は得意の色香でエイトを翻弄したようだが、少し遊びすぎたようだな。あ奴の策は巧みだが、策に溺れるところがあった。同じ”魔”とはいえ、フェラーニュは私に比べればまだ青臭い小娘のようなもの……それが、”勇者”も”聖液”もよく知らぬままに調子に乗るからだ」

 人間であったアマゾンナとは違い、自分と同じ”魔”である淫魔将の死を、魔女帝ヴェラは冷たく突き放す。

「……左様で。ただ、事はフェラーニュ一人の死に留まりませぬ。あ奴の死によって”淫操術”が解けた各国の王たちが正気に戻り、彼らの国々が反魔女帝軍に続々と加わっております。反魔女帝軍は勢力を急拡大し、我が軍は敗走を繰り返しておりますれば……」

「構わぬ、大事ない」

「は……? しかし、戦況は我が軍の不利に急速に傾いておりますれば……」

 主君ヴェラのあまりにも気のない返事に、リューザが仮面の上からでもそれと分かるほどの戸惑いを浮かべて顔を上げる。

「フ……何もせぬとは言っておらん。フェラーニュの搦め手が通じなくなった、こんな時のためにお前が居るのだろう、剣魔将リューザよ」

 見上げたリューザを迎えたのは、一段高い玉座に座り、漆黒のローブに入っている深いスリットから美脚を露わにして足を組んでいるヴェラの、匂い立つような色香に満ちた微笑であった。

「あ……っ」

 太腿の付け根どころか、腰骨まで剥き出しになっているヴェラの白く艶めかしい足が視界に飛び込んできて、リューザは仮面の下にから覗く頬を、少女のように赤らめる。

「リューザよ、お前の力はこの私が誰よりも知っておる。お前の剣と知略と直属の精鋭騎士団を以て、反魔女帝軍とやらを存分に蹴散らすが良い」

「はっ、はい……ッ! フェラーニュめの失態は、この私が必ずや取り戻して見せまする……っ!」

 主君からの絶対の信頼を伴う命令に、リューザは嬉々として平身低頭し、すぐにでも出陣しようと立ち上がるが、話は終わってはいなかった。

「ククク、フェラーニュめの失態、か……。リューザよ、お前はフェラーニュが死んで随分と嬉しそうだな?」

「は……っ? い、いえ、そんなことは……」

 リューザは慌てて否定してみせるが声は上ずり、図星なのは明らかであった。

「お前は正直だな……」

 ヴェラは玉座からすっと立ち上がると、胸元が大胆に開いたローブから零れ落ちそうな熟した爆乳を、たぷん、たぷんと重そうに揺らしながらリューザへと歩み寄る。

「フェラーニュは淫魔らしく私にまで色目を使っていたからな。お前としては、私が盗られぬか気が気でなかったのであろう……?」

 ヴェラは鋼の鎧に包まれたリューザにの肢体に、薄いローブ一枚の豊満な肉体をピタリと寄せると、リューザの仮面に隠された目元、その傍らの艶やかな黒髪の間に覗く耳に深紅の唇を近づけて囁く。

「そ……っ、それ、は…………」

 リューザは、先ほどまでの凛々しい武人とはまるで別人であるかのように、乙女のように恥じらいに頬を染めて仮面の下の瞳を逸らした。

「私がお前以上に可愛がる女がいるなどと、どうして思うのだ……? お前の美貌に誰かが気付いて手を出さぬよう仮面を付けさせたのは私だぞ。かくも嫉妬深く、お前を独り占めにしたがっているこの私がフェラーニュなどに靡くわけがないであろう……?」

「ヴぇ、ヴェラさま……っ、お、お顔が、お顔が近うございます……っ」

 ヴェラが、リューザの紅潮した耳を舐るようにねっとりと囁きながら、細く長い指をリューザの鎧の股間に這わすと、その指先が水面に沈むかのように、ス……ッ、と鋼の中へと消えていった。

「あ、ぁン……ッ!? ヴェラさま……っ!?」

 リューザが、かぁっ、と、仮面の上からもそれと分かるほど顔を赤くして、ピクン、と身を震わせる。魔女の為せる技であろう、ヴェラは鋼鉄の鎧をものともせずにその長い指を鉄(くろがね)が覆うリューザの股間の向こうに侵入させ、リューザの女陰をくちゅくちゅと弄ってるのだ。

「はァん、ヴェラさま……っ、う、うれしい……っ、あン、うれしゅうございます……っ、このところ褥に呼んでくださらなくて……っ、あっぁッ、りゅ、リューザはっ、リューザは、ひ、一人で、一人で、そ、その…………っ」

 リューザは、ヴェラの指先に頬を紅潮させてあンあンと喘ぎながら、自ら鋼に包まれた腰を振って快楽を求めながら、恥じらいながらもそれが言いたくてたまらなかったと言うようにオナニーを告白する。

 リューザは幼い頃、人間界からヴェラが封じられていた異界に迷い込み、ヴェラに拾われた孤児であった。以来、幼いながらも類い稀なる美しさを見込まれ、ヴェラの侍女として育てられた。侍女の役目には異界で孤独を持て余していたヴェラの夜伽も含まれており、年を経るごとにますます美しくなり、そしてその肉体(カラダ)もヴェラが見惚れるほど淫らに成長させていったリューザの仕事の大半は、いつしか褥の上で成されることとなりリューザもまた、主であるという以上にヴェラを深く愛するようになった。

 かくて愛人としても魔将としてもヴェラの一番のお気に入りとなったリューザは、その武人然とした外見通り、性には禁欲的であった。まだ少女であった頃に初めての女(ヒト)となったヴェラを唯一愛する人と見定め、ヴェラ以外の誰にも仮面に秘められた美貌と鎧に隠された恵まれた肉体を晒してはいない。

 しかし、その一途さ故にこそ、ヴェラに毎夜でも抱かれたいという想いと欲望は誰よりも、何よりも強かった。

 けれどヴェラは、いつもリューザを後宮に呼んでくれるわけではなかった。

 特に、少年勇者エイトが台頭するようになってからは、数えるほどしか相手をしてくれてはいない。仮面と鎧に押し込められたリューザの肉体の疼きは限界に達しつつあったのだ。

 だから、リューザは今回の出陣でエイトの首を取り、そのご褒美にヴェラに思う存分愛してもらうのを夢見ていた。こうして出陣前に愛でてもらえるとは、夢にも思っていなかったのだ。

「寂しい思いをさせてすまぬな、リューザ。しかし私としても、目障りな少年勇者エイトめが気になり、お前を抱く気分にはなれなかったのだ」

「あ、ぁン……っ、や、やはり……っ、んンっ、やはり、かつてヴェラ様を異界に追いやった勇者の血を引くエイトが、あン、エイトが気になっていらしたのですか……っ」

「ああ……。仔細は、恥ずかしゅうてお前にすら話せぬがな……。以前の私は、あのエイトが血を受け継いだかつての勇者の肉棒が放つ精に、敗れたのだ……。フェラーニュとの戦いを見る限り、エイトの精液にも同じ力があるらしい……」

「な……それは、それは勇者が、かつての勇者がヴェラ様を犯していたということですか……っ!?」

「うむ……全く、恥ずかしいことだがな……」

「おのれ、おのれ勇者め……っ、わたくしの、わたくしのヴェラ様を……っ、わたくしのヴェラ様によくもこのような恥辱を……っ」

 既にこの世にいない勇者にすら、リューザは嫉妬し、憎しみを募らせる。

 そんなリューザの様子を横目で見てヴェラは満足げな笑みを口の端に刻んだが、リューザはそれに気付いてはいない。

「エイトが、かつての勇者と同じ精の力を受け継いでいるのではないかと、薄々恐れてはおった。それが、フェラーニュがエイトの精に敗れて死んだことで確信へと変わってってしまったのだ。それからは、いつかエイトに犯さるのではないかと思って夜も眠れぬ。恐怖で我が”魔根”もこの有様だ。今もこうしてお前を求めているというのに……我が”魔根”の情けなき姿に触れてみよ」

 ス……ッ。ヴェラが、リューザの手を取りローブのスリットの中へと導き入れる。

 リューザの指がヴェラの股間で感じ取ったのは、ヴェラが魔術でクリトリスから生やす疑似肉棒”魔根”が、見る影もなくフニャフニャに縮こまってでだらりと垂れ下がっている様であった。

「あぁ……っ、そんな……っ、なんと、なんとおいたわしい……あの立派なヴェラ様の魔根がエイトのせいでこんな、こんなお姿に……っ」

 数え切れぬ夜に自分を犯してくれた男の二の腕ほどもあったヴェラの魔根を思い浮かべ、リューザが黒髪を乱して身も世もないように首を振る。

「すまぬな、リューザよ……。最早、エイトめを葬らぬ限り、私にはお前を抱くことも叶わぬのだ……」

 ヴェラは悲しみも露わに瞳を伏せて見せた。

「謝らないで下さいませ、ヴェラ様……っ! 全て勇者が、いいえ、エイトが悪いのです! おのれエイトッ、よくも私のヴェラ様を……! 許さぬ……許さぬぞ……っ! ご安心ください、ヴェラ様っ、エイトは必ずやこのリューザが斃してみせまする!!」

 リューザは、ヴェラの魔根をしゅ……っ、しゅ……っ、と労わるように撫でながら虚空にエイトの顔を思い描き、激しい怒りを露わにする。

「……フ……」

 ヴェラは、闘志を滾らせるリューザを目にして一瞬、ほくそ笑んだ後、何食わぬ顔で続けた。

「そうだ、私としてもお前にエイトを殺してもらいたい。そしてリューザ、再びお前を愛したいのだ。お前が反魔女帝軍を打ち破り続けていれば、戦況の逆転を狙って、必ずやエイトめがお前を狙って現れるだろう。その時、お前にはエイトを討ち取って欲しいのだ……やってくれるか?」

 ヴェラが、くちゅくちゅと、いっそう激しくリューザの秘所を弄りながら彼女の耳元で甘い声で囁く。

「はっ、か、必ずや……ッ、んッ、ぁッ、必ずやこの命に換えましてもエイトを討ち、あ、あン、ヴェラ様の、はぁァん、ヴェラ様の御心と魔根を安んじてみせまする……っ、はぁああぁぁぁンん……っ」

「なんと頼もしい言葉よ……嬉しいぞ、リューザ。では、その不退転の覚悟に応え、私からも、お前だからこそ採れる、お前にしか出来ぬとっておきの秘策を与えようぞ……!」

 くちゅくちゅくちゅくちゅくちゅっ! 興奮したのか、リューザの股間でヴェラの指先がいっそう淫らさを増した。

「あ、あぁ……っ、わ、私めに……私にしか出来ぬ秘策を……っ? あ、あンぁン、あぁ、嬉しい……っ、嬉しゅうございます……っ、はぁあァん、その秘策にて、その秘策にて私はきっと勝ちまする……っ、あッぁっぁッ、ですから、ですから、その時にはきっと、あ、ンぅっ、きっときっと、指ではなく、あァん、指ではなくこのおまんこにヴェラ様の”魔根”を………っ、はぁぁぁぁあぁぁぁぁぁぁぁァん……ッ」

 女帝の間の高く暗い天井に、仮面の剣魔将の悦びに満ちた艶やかな嬌声が響き渡った。


「では……吉報をお待ちください……ヴェラ……様…………」

 しばしの後、リューザは腰が座らない様子で、内股で歩きそうにしながら女帝の間を後にした。

「うむ……期待しているぞ、リューザよ」

 バタン……。女帝の間の分厚い扉の向こうにリューザのふらふらした背中が消えると、ヴェラは溜息を吐く。

「ふふ……確実にエイトを仕留めるためとはいえ、部下をその気にさせるのも苦労するわ。あの鎧の下の恵まれた肉体に触れながら魔根を押さえつけるのも…………な」

 ヴェラの苦笑と共に、ビン! と、たちまち勃起した巨大な魔根がローブを大きく突き上げる。

「本当は今すぐにでもあのいやらしい肉体(カラダ)を滅茶苦茶に犯してやりたいところだが……。リューザよ。本当は誰よりも淫乱なお前は、お預けにされればされるほど力を発揮するだろうからな。エイトの首を持ってくるまでは、互いにオナニー(これ)で辛抱するとしようぞ……のう、リューザ……はァ……っ」

 しゅ……っ、しゅ……っ、ヴェラは、もうずいぶん前のような気がする、あの禁欲的な鎧を脱ぎ捨て、ベッドの上でよがり狂うリューザの引き締まりながらも胸やお尻は規格外に大きないやらしい肉体を思い浮かべ、早くも押し上げたローブにシミを作っている魔根をゆっくり切なげにしごき始めるのであった。


 リューザはエヴィルテンプルの薄暗い廊下を夢見心地で歩みながら、ヴェラとの行為の余韻に浸っていた。

「あぁ、ヴェラ様……っ、リューザは、リューザは貴女様のために、命に代えても……はァ……っ」

「……お母様の指は気持ちよかった、リューザ?」

 と、甲冑に包まれた腰を切なげにくねらせるリューザを、幼さが残る少女の声が呼び止めた。

「ロゼリア……ッ」

「幼魔将ロゼリア様、でしょ。同じ魔将でも、ただの人間(ザコ)でしかないあんたやアマゾンナと、お母様と同じ”魔”であるあたしやフェラーニュじゃ格が違うんだから」

 太い柱の陰から現れたのは、灰色の髪を頭の左右でボリュームのある縦ロールにしている少女であった。

 少女――ロゼリアの年の頃は十歳そこそこと言ったところであろう。顔こそ大人びて整っているが、首元や肩口や股の切れ込みにレ―スのフリルが付き、至る所に金色の意匠が施された深紅のハイネックのハイレグレオタードとゴスロリドレスが合わさったような服を纏った彼女の胸は膨らみ切らず、白のニーハイソックスを履いた太腿もほっそりしており、すらりとしたその肢体は全体的に細くなだらかで、まだ女になる前のそれに見える。

「女同士で、しかもあの乱れよう。普段は性愛には興味なし! みたいな顔してるくせに変態よね」

 ロゼリアは、少女らしく澄んだ可愛らしい声で、しかし心底軽蔑したように告げる。

「あれは、出陣前にヴェラ様からお力を頂く儀式のようなものでありますので」

「ふーん、やっぱり、ただの人間のあんたの実力だけじゃエイトに勝てないって、お母様は思ってるって事ね」

「……ヴェラ様は力だけでなく、エイト必殺を期して、とっておきの策をも私に授けて下さいました。それも、私でなければ実行できない秘策を……。それだけ私に期待をし、そして大事にしてくださっているということです」

「本当に大事な人なら、最前線に送るわけがないけどね。この私みたいに、お母様はいつでも傍に置くはずよ」

「ええ、少年勇者に殺されたフェラーニュと同格の幼魔将ロゼリア様は、後方でせいぜいご自愛ください。私もヴェラ様の悲しい顔は見たくありませんから」

「何ですって……っ! お母様の一人娘であるこのあたしが、あの垂れ乳の年増淫魔より弱いとでも言うの、あんたは!?」

「私はそうは言っていませんよ? ……では、戦の準備がありますので、これで」

 憤るロゼリアを前にリューザは慇懃に一礼すると、長い黒髪をバッと翻して踵を返す。

「ちょっとお母様と付き合いが長いからって調子に乗って……ほんの少し剣に覚えがあるだけのただの人間のクセに……! 本当に可愛くない仮面女……早く死ねばいいのに……ッ」

 幼魔将ロゼリアは、長い真っすぐな黒髪を揺らして去りゆくリューザの背に忌々しい眼差しを向けながら、苛立ちをぶつけるように、深紅のハイレグレオタードの切れ込みから股間へと小さな指を乱暴に滑り込ませる。

「ねッ、そうでしょう、お母様……っ、んっンっ、お母様に、お母様に愛されるのは、わたくしだけでいいんですもね……っ、あっぁンッ、んぅ……っ、ねえ、そうでしょう……? あぁ、お母様、お母様っ、お母、様ァ…………あぁァアンっ」

 深紅のレオタードの股間にロゼリアの小さな指が雲のように淫らに蠢くのが浮かび上がり、まだ毛が一本も生えていない幼い秘所をからちゅくちゅと淫らな水音が漏れ、暗いエヴィルテンプルの高い天井に幼くも艶やかな喘ぎが淫蕩に響いたのであった。


2.

 かくて、ヴェラへの愛欲とエイトへの憎悪を糧とした剣魔将リューザとその精鋭騎士団の進撃は凄まじかった。反魔女帝軍を次々と打ち破り、わずか二十日の間に反魔女帝軍の盟主であるランザット王国の間近にまで迫ったのだ。

 その快進撃の原動力が、騎士団を率いる剣魔将リューザの武力と知略とヴェラへの一点の曇りも無き忠誠心にあると踏んだ少年勇者エイトは、敢えてリューザの本陣近くで単独行動を採って彼女の部隊をおびき寄せた。更にはランザット王国の姫にしてエイトのガールフレンドでもあるライラ率いる抜刀隊を用いてリューザを他の騎士たちから孤立させると、深い森に誘いこんで遂に一騎討ちに持ち込んだ。

 そう、ヴェラの目論み通りに――で、ある。


 鬱蒼とした木々に囲まれた森の中の開けた草地を決戦場としたエイトとリューザの戦いは熾烈を極めた。

 リューザは技と力を一心に磨き上げた正統派の剣士であり、エイトもまた、魔法も使うものの、その本領は剣にあり、幾多の戦いを経たその腕は達人の域に届きつつあった。互いに戦い方が噛み合った二人は、まさに好敵手と呼ぶに相応しい激闘を繰り広げる。

「やるではないか、ボウヤ!」

「あんたもな、リューザ!!」

 ガィン! ギィン! ギュァン!!

 不敵、そして嬉しげな笑みを交わしあいながら、二人は激しく切り結ぶ。

 エイトが存分に実力を発揮出来ているのは、リューザが目元を隠していて顔立ちが定かではなく、大きな胸やお尻のシルエットから抜群のスタイルが透けて見えるとはいえ、その柔肌は全て鎧に包まれていて、女であることを意識せずに済んでいることが大きかった。

 ――これなら、全力で戦える……!

 闘魔将アマゾンナと淫魔将フェラーニュとの激しく淫靡な戦いにより、良くも悪くも女体に敏感に反応するようになったエイトは、敵が女であるというだけで心が搔き乱されていたが、今回はそうはならなかったのだ。

 かくして死力を尽くした二人の戦いは永遠に続くかと思われた。

 しかしわずかではあるが実力で、そして必ずや相手を討ち倒すという執念で勝っているのは、ヴェラへの愛欲を原動力にしているリューザであった。

 ザ……ッ、ザシュ……ッ!

「ぐ……ッ! ぅ……ッ」

 エイトの身体に少しずつ紅の斬り傷が増えていく。

「ふ……ッ、ヴェラ様から授かった策を使うまでもなかったな! 剣を交えてみれば、なかなか骨のあるボウヤだったが……これで終わりだッ」

 ガィン!!

「しまった!!」

 エイトの剣が握る腕ごと大きく撥ね上げられ、胴がガラ空きになる。

「すまぬな! お前ほどの剣士を手にかけるのは残念だが、私とヴェラ様の愛のために死んでくれ……せやあっぁぁぁぁぁッ!!」

 リューザがエイトの剣を弾き上げた己の刃を疾風のごとく切り返し、必殺の気合を込めて大上段から振り下ろす。

 ――かわせない……!? 殺られるッ!

 エイトが真っ二つに引き裂かれる自分を想像し、恐怖に目を閉じかけた時だった。

「危ない、エイトっ!!」

 ヒュオッ!! 少女の声に重なって、風を切る鋭い音が二人を囲む木々の間から響いた。

「ちぃ……ッ!?」

 仮面の下でリューザの顔が苦々しく歪み、振り下ろしかけていた剣の軌道を強引に捻じ曲げると、エイトとは反対方向の横へと鋭く振るう。

 ギン! リューザの刃が、今にも脇腹に突き刺さりそうだった矢をすんでのところで弾いた。

「勝機……ッ!」

 エイトの目の前には、剣を握る腕を大きく横に払って身体が開いて隙だらけになっている、リューザの胸がふくよかに膨らみ腰がきゅっと締まった女騎士らしいシルエットの鎧が在った。

「てえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっぇぇぃッ!!」

 エイトは撥ね上げられた剣を、そのまま目の前のリューザへと叩きつけるように振り下ろす。

「しま……っ」

 リューザの仮面の奥の瞳がエイトの一閃に気付き、襲い来る剣を映して恐怖を浮かべる

 ザシュウッ!! 

「きゃあぁぁぁぁぁぁぁッ!?」

 バ……ッ! 引き攣るよに反り返らせたリューザの長く真っすぐな黒髪が反動で跳ね上がる。

 エイトの剣は、長身のリューザの脳天から胸元までを縦に引き裂いていた。

「くッ、浅い……ッ!」

 しかしエイトは舌打ちして跳び退がる。間合いを測る暇もなく繰り出した一撃に、十分な手ごたえはなかった。

「おのれぇ……ッ!」

 ブン……! 事実、リューザはすぐさま反撃の太刀を袈裟懸けに走らせ、一瞬前までエイトがいた場所を凶悪な刃の旋風が行き過ぎる。距離を取っていなければ、身体が真っ二つになるほどの剣風が叩きつけられ、エイトは心底ゾッとする。

「エイト、大丈夫!?」

 ガサ……ッ。弓を手にしたライラが遠くの茂みから姿を現した。

「ダメだライラっ、出てくるな……ッ!」

「お前かッ! 剣士同士の神聖な一騎討ちの邪魔をしたのは……っ!」

 リューザは片手で仮面を押さえながら、紅い唇をギリギリと噛み締めると、遠く離れたライラへと剣を振るった。

 バキバキバキバキバキィッ!!

「きゃあぁぁぁっぁぁっ!?」

 リューザの鋭い一閃は恐るべきことに竜巻を生み出し、たちまち周りの木々ごとライラを吹き飛ばした。

「ライラ……っ!?」

「う……ぅ…………」

 木々ごと薙ぎ倒されたライラがかすかに身じろぎするのを遠く目にして、エイトは一先ず胸をなでおろす。

「エイトを始末したらすぐ殺してやるから、しばらくそこで寝ていろ……ッ! エイト……っ、さあ、続きを…………うッ!?」

 パキィ……ン。

 怒りも収まりきらぬままにエイトに向き直ったリューザの片手の下で、目元を隠すマスクが真っ二つになって落ちていく。先ほどのエイトの一閃で、既に断ち割れていたのだ。

「あ…………?」

 エイトが思わず呆けたような声を上げる。

 マスクが割れ、明らかになったリューザの素顔は、あまりにも美しかった。

 アマゾンナの野性味溢れる美しさとも、フェラーニュの色気がむせ返るようないやらしい美貌とも違う。リューザの凛々しく整った顔立ちは、いかにも女騎士然としていた。意志の強さを現すように眉間からきりりと伸びる柳眉、スッと通った鼻筋、クールな切れ長の瞳は鋭く、しかし目元の黒子がたまらない色気を醸し出している。

 端正という言葉がピタリと当てはまるその相貌は、艶やかで真っすぐな黒髪も相まって、ただただシンプルに”美しい”という言葉が相応しい。男も女も魅了するような飛び抜けた美貌は、ヴェラが仮面で隠したがったのも当然と思える。

「り、リューザ……ッ」

 リューザの思わぬ美貌に戸惑うエイトだが、衝撃はそれに留まらなかった。

 バキン……ッ。今度は硬いものが砕ける音がして、そこだけ別パーツになっており、乳房に沿うように双丘を描いて膨らんでいたリューザの鎧の胸の部分が砕け散ったのだ。エイトの刃がちょうど胸の谷間を走るように亀裂を刻みつけていたものが、先ほどの剣から竜巻を放つ激しい動きで完全に割れてしまったのである。

 ぶるん……ッ!!

「あァ……っ!?」

 エイトが驚愕する。砕けた胸のパーツを内から圧し退けるようにして勢いよく飛び出してきたのは、百センチを優に超える、火照ってほんのりさくら色に染まった膨大な二つの白い乳肉であった。

 激しい戦いで鎧の中で蒸れていたのであろう。透き通るように白く清楚な柔肌は汗ばんでうっすら紅潮し、むわりと鎧に飛び込められた熱気で乳上の空気を揺らめかせながら転び出た爆乳の暴力的なまでのボリュームはフェラーニュのそれにもまるで引けを取らない。それでいて、これだけ大きいのにアマゾンナのそれと同じように張りがあった。全く垂れることはなく、プックリとした乳首をツンと前へと突き出している形の良い爆乳は、その重そうな下乳を胸の下をいまだ覆う鎧にだらしなく載せることなく、むしろ自ら浮いてすらいる。

 それはまさしくフェラーニュとアマゾンナの乳房の両方の長所を兼ね備え、いやらしさと美しさを極限のレベルで調和させた究極の美爆乳であった。

 白い柔肌を色っぽく紅潮させせた美しき爆乳の先端の乳輪は薄いピンクで一見清楚だが大きめで、乳首もプックリとしていて煽情的であった。その男好きするような乳首と乳輪は、途方もなく大きいとはいえ形は良く色白で、まるで聖母のそれのように清楚な印象がある美爆乳とは絶妙なギャップがあり、それがたまらないいやらしさを生んでいた。

「く……ッ、ヴェラ様以外に見せたことのない我が素顔と乳房が……っ、……あぅッ!?」

 ぶしぃいいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃッ!!

 リューザが美貌にかかる黒髪の間から眉間へと血の糸をたらりと垂らしながら、恥じらいに頬を染めて泣き黒子が映える切れ長の瞳を歪ませて、二つの乳首をプックリ勃起させた自らの白い美爆乳を忌々しげに見下ろした刹那、大きな乳房がひしめき合うその谷間を割って激しく血が吹き出した。エイトの一閃は致命傷に至らぬにせよ、かなりの深手をリューザの胸に刻みつけていたのだ。

「く……っ、ぅ……ッ、この身体では、これまでのように剣は振るえぬか…………。ならば……エイトを確実に仕留めるためには是非も無し……。ヴェラ様から授かったこの秘策……出来ることなら使いたくはなかったが…………」

 谷間から吹き出す血に白い美爆乳が斑の赤に染まり、痛みによるものか、露わになったプックリした乳首をふるふる震わせてかすかに勃起させながら、わずかにに頬を赤らめたリューザが悔しそうに呻いた後、きっ、とエイトを睨みつける。

「な、何をする気だ……ッ!?」

 エイトは剣を構え直すが、その視線は、砕けた胸の鎧から溢れ出した膨大な二つの乳房に釘付けになっている。

「フ……なるほど、な…………」

 そんなエイトの眼差しを見て取ったリューザは密かにほくそ微笑むと、両の拳を握って腕を軽く広げ、血に濡れた爆乳を突き出すようにして、グッと背筋を伸ばして全身をに力を込めた。

「胸の鎧は既に切り離し(パージ)済み……! 後は…………っ」

 パキィン、パキィン、パキィン、パキィン、パキィン……ッ!

「な……ッ」

 今度はエイトが呻く番だった。砕けて爆乳が溢れだした胸を除いて全身を覆っていたリューザの深紫の鎧のパーツが、次々と切り離され、彼女の身体から剝がれていく。

 色白の清楚な素肌が次々と露わになり、たおやかな二の腕が、意外と細く女性らしい肩が、むちりとした太腿が露わになり、あまつさえ、細い腰回りの甲冑はそのままに股間のパンツ状の部分だけが剥がれ落ちて、思った以上に濃く、濡れているのかキラキラと輝いている黒々としたヘアまでも露わになった。


3.

「ど……っ、どういうつもりだよ……っ」

「フフフフフフ………………」

 声を裏返らせるエイトの眼前で、鎧のパーツを切り離し終えたリューザは、肩や二の腕、太腿の白い肌を露わにしただけでなく、大きめの乳輪を晒した美爆乳も鬱蒼としたヘアが生い茂る股間までも剥き出しにし、我が身を守るための鎧を纏っているというのに女の大切な部分、守り隠すべき場所を逆に敢えて隠さない、痴女騎士と言える姿となっていた。エイトからは見えていないが、後ろでは巨大な瑞々しい白桃のように大きくて張りのある、滑々した安産型の美尻が丸出しであり、ご丁寧に胸元に至っては、背中側や乳の上は喉元や鎖骨までを鎧が覆い、乳の下のお腹と腰はコルセットのような甲冑に包まれ、そこだけ鎧をくり抜いてたわわな果実乳房だけを好んで放り出しているような形になっていて、痴女ぶりが強調されているその鎧は、痴女アーマーと呼ぶのが相応しい。

「私とて、このような姿は晒したくはない……。ヴェラ様の……ヴェラ様に愛されるためのこの素肌を、よりにもよって憎き少年勇者(おまえ)などに、誰が好き好んで…………」

「ヴェラに愛されるため……? リューザ、お前は……?」

 リューザが匂わせたヴェラとの密やかな関係を、エイトは耳ざとく聞きとがめる。

「だが、私はヴェラ様に忠実なる剣魔将、そして誰よりもヴェラ様を愛し、愛されし女……! ならばこの恥辱にも耐えてみせよう! このリューザ、ヴェラ様のためなら、この肉体(カラダ)を惜しみはせぬ!!」

 リューザはツン、と、プックリしたピンクの乳首で天を突くように艶やかに張り詰めた美爆乳を誇らしげに聳やかすと、剣をかざしてエイトへと突進する。

「うぉおおぉぉおぉぉぉぉッ!!」

 雄々しく駆けながらも、胸元でぶるんぶるんと撥ね回る汗ばんだ二つの爆乳の先端では恥じらいにプックリ勃起した乳首がぷるぷると震え、露わになった清楚な白い柔肌はうっすら羞恥に染まっていて、一途な女騎士の本心を物語っているかのようだった。

 しかしエイトは、そんなリューザの恥じらう乳房を目に止める暇もなかった。

「は、速い……ッ、うぁッ!?」

 ガィン……! 先ほどとは比べ物にならないリューザの速さに、エイトの剣がたちまち弾かれた。

「せやあぁぁっぁぁぁッ!!」

 ギィン! ガィン! ギャァン!! そのまま、リューザは嵐のようにエイトに斬りかかる。

「く……っ、ぬぅ……ッ」

 エイトは何とか体勢を立て直してリューザの猛攻を防ぐが、鎧の大半を捨てて身軽になったことにより、明らかに数段階速さを増したリューザの太刀筋に防戦一方になってしまう。

「先ずは恥を忍んで重い鎧を切り離した効果があったな! だが、流石は少年勇者と呼ばれるボウヤだ。守りに徹せられると、こちらも速さだけでは決め手に欠ける……」

 斬り結ぶ剣の向こうからリューザがエイトに語りかける。その間にもリューザは縦横に素早く、そして全身を使って大きく刃を振るっていた。エイトの剣の向こうでリューザの身体が上下左右に激しく動き、その動きに引かれて痴女アーマーとでも呼ぶべき鎧から溢れ出ている白く柔らかそうな二つの美爆乳が、そのプックリしたいやらしい乳首でピンクの残像を虚空に描きながら、エイトの目の前で、グニュリ、フニュリ、 と卑猥に形を歪めながら惜しげもなく撥ね回る。

「あ……っ、あぁ……っ」

 エイトの視線は、リューザが剣を振るう度に大きく縦に伸び、横に潰れ、ピッ、ピッ、と、その先端の乳首から汗の珠をキラキラと飛び散らせながらいやらしくたわむ大きな二つの乳房に否応なく惹きつけられていく。

「フ……ッ、やはりな……!」

 エイトの視線が己の剣から乳房に逸れているのを見て取ったリューザがほくそ笑み、一段と鋭く太刀を走らせた。

 ザシュッ! ズシャァッ!!

「ぐ……っ、ぐあぁぁッ!!」

 エイトの胸と脇腹が深々と切り裂かれ、ぶしゅぅぅうぅッ、と鮮血が迸る。

「フハハハっ、やはりヴェラ様が授けて下さった秘策は完璧だ……! 知っているぞ、エイト! お前が女の色香に弱いこと! フェラーニュの淫らな肉体にも随分と惑わされたこと! ヴェラ様が最も愛している我が乳房は、フェラーニュの盛りを過ぎてたるんだ乳などよりもよほど美しかろう! いやらしかろう!! さあ存分に見るがいい、惑うがいいッ、そしてその首をこのリューザに渡すのだッ!!」

 エイトの弱点の確信を得たリューザは、いっそう大胆に、ばるん、ぶるん、と、大きく重そうな二つの乳肉を引き千切るかのような勢いで振り回しながら刃を走らせる。

「う……っ? あぁ……っ!?」

 リューザの興奮を映して白い爆乳は艶やかに紅潮し、プックリした乳首はムクムクと尖っていって、ますますエイトの目を奪う。

 ズシャツ! ザシュ! ズバァッ! ズシュッ! シュバァッ!!

「がッ! ぐ……っ! うぁ……っ、あァ…………っ」

 リューザの言葉通り、目の前でプックリと勃起している乳首を惜しげもなく突き出して淫らに撥ね回る白いたわなな果実に気を取られたエイトの全身に、刀傷が加速度的に増えていく。

「あははッ、いいザマだなエイトッ! 私の大きくて綺麗でいやらしい乳房を見よっ! もっと見るがいいッ! 私の乳房を目に焼き付けてお前は逝くのだッ! ははははッ」

 本来は真っすぐな黒髪を激しく振り乱して刃を走らせながら、泣き黒子を従えた切れ長の瞳を細めて上ずったように笑うリューザの頬は熱く火照っていた。その紅潮は、ヴェラ以外の人間に、男に、それも宿敵であるエイトに乳房を晒している羞恥だけではなかった。どちらかというとM気質の普段の禁欲的な態度の反動で、己の乳房に翻弄されて一方的に切り刻まれる少年(エイト)に、彼の主になったかのようなS気質を発動させていたのだ。リューザには未体験だった嗜虐の興奮に彼女は知らず知らずのうちに虜となり、剥き出しの股間からは黒々と盛り上がったヘアをぐっしょり濡らせて濃密な愛液がトロリと零れ、鍛え上げながらも肉感的な白い太腿へと、ツ……っ、と淫らに伝い降りていく。

 ザシュッ! ズシュッ! ザシャァッ!

 エイトの周りに赤い血風が絶えず舞い上がる。最早エイトは身体の前に立てた剣を盾にして、何とか致命傷を避けるのがやっとという状態だった。

「く……ッ、いくら何でも、強すぎる…………っ」

 半ばリューザのいやらしい肉体の虜となりつつも、エイトにわずかに残った理性が、淫らに責め立ててくるリューザのあまりの強さに違和感を抱く。

 ――なんなんだ、リューザの力がどんどん増していく…………。それに、胸の谷間の傷がもう塞がりかけているなんて……。これは人間の回復力じゃない……? 

 リューザの猛攻を支えているのは、爆乳の幻惑だけではない。その動きは、彼女が淫らに振る舞えば振る舞うほど加速度的に速く強くなっている。

 更には、卑猥に躍動する興奮に勃起した乳首と汗ばんだ爆乳に瞳が奪われているからこそ、その膨大な二つの乳房がいやらしく形を歪ませて互いに押し合う谷間の傷の出血が止まり、それどころか、傷すら消えていくのをエイトは目の当たりにしていた。いくら深手ではないとはいえ、ほんの数分で傷口が塞がるのは人間業ではなかった。

 そう、これこそが、ヴェラがリューザに与えた真の秘策であった。

 エイトも、そしてリューザ自身も知らなかったが、元々人間の孤児だったリューザは、幼い頃から十数年の永きに渡ってヴェラに性的に開発され、魔根”からヴェラの精を注ぎ込まれ続けた結果、その肉体はヴェラやフェラーニュと同質の”魔”となり、淫魔化していたのだ。

 ヴェラがリューザの美貌と恵体を仮面と鎧で封印した本当に理由がここにあった。リューザが一度美しく淫らな本当の姿を現せば、どんな男も女も篭絡できるでろう。その上、直接的な戦闘においても、ヴェラを守るために一心に鍛錬し続けてきたその剣は最強である。

 いわばリューザは、ヴェラが切り札として十数年かけて造り上げた、闘いにおいても淫らさにおいても最強の淫魔であった。

 ヴェラの目論み通り、リューザは、彼女自身が気付かぬ内に秘めていた”淫魔力”を痴女アーマーと共に解放し、淫らな戦いの中で覚醒させているのだ。

 持ち前の剣術に、目覚めた淫魔力が上乗せされれば、エイトには最早勝ち目はない――はずであった。

 しかし、リューザは能力的に最強の淫魔であっても、相手をしたことがあるのがヴェラだけであり、淫魔として圧倒的に経験が足りていなかった。

 自らのいやらしさが少年を惑わす様に浮かれるあまり、淫魔として初めての獲物であるエイトに対して、リューザは剣ではなく、自身の淫らさによる止めを選んだのである。

「アハハハハッ、勝ったっ、勝ちましたぞヴェラ様! さあ、止めを刺してやる! 死に土産に、ヴェラ様が色も締まりも極上と褒めて下さった私の女陰(ほと)を見るがいい……ッ!」

 そう叫んで淫らな姿(ポーズ)をエイトに見せつけたリューザはしかし、同時に致命的な過ち(ミス)を犯していたのである。


4.

「アハハハハッ、勝ったっ、勝ちましたぞヴェラ様! さあ、止めを刺してやる! 死に土産に、ヴェラ様が色も締まりも極上と褒めて下さった私の女陰(ほと)を見るがいい……ッ!」

 リューザは剣の切っ先を、エイトの喉元に狙いを付けつつ矢のように後ろへと引き絞りながら、昂りを隠そうともせず頬を紅潮させたまま、バッ、と踵落としのモーションのように、濃厚なヘアが茂股間と肉感的な太腿は剥き出しにし、膝下は重厚な甲冑に覆われたフェティッシュな長い脚を天を突くように振り上げる。股間は上下にほぼ百八十度開き、キラキラと濡れ光る黒々としたヘアに囲まれた、綺麗なピンクの秘肉がチラ見えする女陰がエイトの目の前にあられもなく晒される。

「な……………っ!?」

 わずかに残った理性で反撃の糸口を探っていたエイトの頭が、生い茂るヘアの中で濡れそぼつ蜜壺が、その濃厚な匂いが届くほど間近に突きつけられて真っ白になり、その動きが固まった――かのように、リューザには見えた。

「あははははッ、私ののおまんこに見惚れて、私とヴェラ様のために死ねぇぇぇぇぇぇ――――――――ッ!!」

 勝利を目前にして、エイトに恥ずかしいところを見られながら殺すというS気とM気がないまぜになった興奮と、この後に褒美としてヴェラにメチャクチャに犯される自分を想像して、エイトに突きつけた秘所から涎のようにダラダラと愛液を溢れさせながら、リューザがエイトの喉元へと刃を突き込もうとした、その時だった。

 ガシィッ! 剣を握るリューザの手が、何者かに堅く絡め取られた。

「誰ッ、邪魔をするのは……ッ!? …………えッ?」

 乱れた長い黒髪に尾を引かせて振り向いたリューザの瞳に飛び込んできたのは、大地から無数に飛び出した木の根や蔦が剣を握る手に幾重にも絡みついている様であった。

「な、何だこの植物どもは……っ、う……っ!?」

 ボ……ッ! シュルシュル……ッ!!

 リューザが戸惑っているうちに足元から木の根や蔦がいくつも飛び出して、I字バランスのように片足を天に突き上げたまま股間を晒しているのその身にきつく巻きつき縛り上げた。

「ど、どういうことだ、これは……ッ、く、ぅ……ッ!」

 リューザは全身に絡みつき、I字バランスのままに動きを封じてしまった根や蔦を引き千切ろうとするが、それらは意志あるもののようにきつく絡みついてきて、片足を高々と上げて股間を大きく開き、黒々としたヘアと涎のように愛液を垂らす女陰を見せつけた痴態を晒すその肉体を捉えて離さない。

「どうして……こんないやらしい痴態(すがた)を晒すんだ…………」

「…………ッ!」

 と、地の底から響くような声がリューザの間近から届いた。

「どうして……っ、どうして……ッ、女の武器(カラダ)など使わずに……っ、どうして剣士のまま戦ってくれなかったんだ……ッ」

「え、エイト…………っ、これは、これはお前がやっているのか…………ッ」

 リューザが視線を前に戻すと、エイトが片手の指をかぎ爪のように曲げて、幽鬼のように自分へと差し向けていた。

「あぁ……そうだ…………」

「し……っ、しかし、植物を……自然をも操るこれは……ッ! この力はまるで…………っ、くぅ……ッ」

 呻くリューザの片腕が、絡みついた根と蔦によって無理矢理後ろへと捻じ曲げられる。剣を握ったまま封じられている腕と手首を合わせるような形になると、根と蔦によって後ろ手に縛り上げられてしまう。

「そう……僕の力は、どうやらお前の主(ヴェラ)に近い力(モノ)らしい……それが似て非なるモノか、表裏を成すモノかはわからないけど……。フェラーニュとの戦いの最中、頭の中にあの勇者(おとこ)が出てきてから、この力はどんどん強くなってきて……さ……」

 エイトは顔を伏せて表情を隠し、昏い声で呟く。

「く……ッ、エイト、お前は、お前は私との戦いの初めから、こんな力を隠し持っていたというのか……っ」

「別に隠していたわけじゃない……。僕が……僕がこの力を使えるのは……どうしてか……敵の女に欲情したときだけらしいんだ……」

「よく…………じょう…………? お……お前……お前、何を言って…………」

「わからいか……ッ、こういうことだよ……っ!」

 エイトが苛立ちも露わに股間の腰布をズラすと、いきり立った若い肉棒が、ビン! と勢いよく飛び出して聳え立った。

「…………ッ!?」

 少年のそれとしては、いや、フェラーニュと交わった頃よりは明らかに二回りは大きくなっていて、ヴェラの”魔根”にも匹敵する野太い肉棒にリューザが息を飲む。

「まただッ、またこんなに大きくなって……ッ、こんな…………っ、これも、お前が……ッ、これもお前が悪いんだ……っ!」

 エイトは獣のように叫ぶと剣を振り捨てると、植物によって剣を握ったまま後ろ手に縛り上げられ、片足を高々と上げていやらしくも無防備に秘所を晒け出している女騎士(リューザ)に襲い掛かる。長身のリューザの身体に飛び込むと、小柄なエイトの顔はちょうどリューザの胸の汗ばんだ二つの豊かな果実にぶつかってしまう。

「い……っ、いや……っ、いやぁぁぁぁぁあぁぁっぁぁぁ…………ッ!」

 エイトは泣き叫ぶリューザに構わず、鎧から溢れ出し、その乳肉や深い谷間に全身を拘束する蔦が何本もグニュリと食い込んで、いっそういやらしく形を歪めている美爆乳に鼻先をムニュリと埋めると、汗にしっとり濡れ、火照ってさくら色に染まった白い柔肌から香る甘酸っぱい匂いに興奮しつつ、怯えてツンと尖っているプックリした乳首に赤子のようにむしゃぶりついた。

「あぁ……ッ、だ、ダメ……っ、こ、このおっぱいは、このおっぱいはヴェラ様の……っ、……ひぎぃッ?!」

 真っすぐな黒髪を振り乱し、目元の黒子に涙を散らして首を振るリューザの訴えを無視して、エイトは前戯もなく上下にぱっくり開いた股間の真ん中、こんもり生い茂る黒いヘアに埋まったリューザの女陰を、ガチガチに勃起した肉棒で突き上げるようにして貫いた。

「あぁ……っ、いやっ、いやぁ……っ、ヴェラ様ぁ――――ッ、お、まんこが……っ、ヴェラ様にしか犯されたことのないわたくしのおまんこがぁ……っ、いやっ、侵入す(はい)るな、侵入し(はいら)ないでっ、わたくしに侵入す(はい)るなぁぁぁ……っ」

 きゅうぅぅぅぅぅ……ッ! リューザの健気な叫びを映したものか、元々狭かったリューザの膣はさらにきつく締まり、エイトの肉棒が奥へと進むのを阻んだ。

「くうッ、ぁあぁぁァ……ッ」

 エイトはギリギリと肉棒を嚙み切らんばかりに締め上げてくるリューザの膣に顔を歪め、喘ぐように甲冑に包まれたリューザの細い腰に両手を回す。腰まで届くリューザの真っすぐな黒髪をかき分けると、エイトの両手は腰の鎧の下から剥き出しになっている、しっとりと汗ばんだ大きなお尻を探り当てる。

「ひゃぅ……ッ!」

 ビクン、と、リューザが、目元の黒子が色っぽい瞳を切なげに細め、形の良い顎を黒髪と共に撥ね上げる。エイトが腰を覆う鎧から丸出しになり、後ろに瑞々しく張り出している左右の白い尻肉にグニュリと指を食い込ませて鷲掴みにしたのだ。

「こ、これ…………っ」

 エイトはごくりと生唾を飲み込んだ。見えなくとも沈み込む指先の感触で分かる。これまでずっと正面から相対していたから気づかなかったが、リューザは乳房だけでなくお尻も極上であった。

 汗にうっすら濡れた肌触りは絹のように滑々としていて心地よく、いつまでも触っていたくなる。揉み心地は柔らかくも張りがあり、強く握り込んでも押し返してくる柔肉は揉み甲斐があった。何よりも、左右それぞれの尻肉はエイトの手のひらから溢れて零れ落ちそうなほど豊かで、その量感はリューザの恵まれた女体をダイレクトに感じさせてエイトは興奮した。エイトからは見えないが形も良く、瑞々しく張り詰めた白く大きな美尻は剥きたての白桃のようであった。

「あぁッ、リューザ……っ、リューザぁ……ッ」

 エイトはたちまちリューザの桃尻の虜になり、夢中でフニュフニュと揉みしだき始める。

「ああ、そんな……っ、お、お尻、お尻、までぇ……っ、はぁぁぁぁァ……っ、ダメぇ……っ、お尻も、お尻もヴェラ様のものなの……っ、ヴェラ様のっ、ヴェラ様のお尻っ、お尻っ、揉まない、でぇ…………っ、はあぁああっぁぁああっァン…………っ」

 爆乳を吸われるだけでなく、ムニュリ、ムニュリと美尻を愛撫されたリューザは全身の力が脱けたのか、片足を淫らに真上に上げて植物に後ろ手に縛られたままエイトにしな垂れかかる。エイトの肩口で頬を赤く染め、美貌をいやらしく蕩けさせ、わななく紅い唇の端から涎を一筋垂らして途切れ途切れに喘ぐ。

 果たして、汗に柔肌を濡れ光らせてぐったりと色っぽく脱力した女体は膣の力も失い、エイトの肉棒の最奥への侵入を許してしまう。

 ズリュ……ッ!!

「うぎぃッ!?」

 焼けた鉄のように熱く硬い肉棒が一息で膣内の最奥部までねじ込まれ、その先端が子宮口を刺すように激しく突き、一度力が抜けたリューザの肉体が大きく跳ね上がり強張った。

「うわあぁぁぁぁぁ……!!」

 エイトはチャンスを逃すまいと、グニュウウゥゥっと、リューザの尻肉に指を思い切り食い込ませて彼女の下半身をガッチリ固定するや、一気に子宮口まで達した肉棒を、ギチギチにきついその膣内を掘削するように強引に往復させた。

「あっ、あぁッ、そ、そんな……つ、い、いや、いやっ、いやぁあぁあっぁぁぁぁxぁぁぁぁっ」

 リューザは懸命に膣を再び締めようとするが、一度貫通を許してしまった肉襞は、鋼のごとく怒張した肉棒を止めることは叶わなかった。

「どっ、どうだ……っ、はむっ、どうだリューザ、、ちゅっ、ちゅぱっ、リューザ、リューザっ、リューザぁ……っ」

 片方の爆乳の汗ばんだ白い柔肉に鼻先をズブズブ埋めて堅く勃起した乳首を吸いながら、エイトは呻くように叫んでリュートの女陰を立て続けに、ズン、ズン、と突き上げる。

「あン、ぁはぁッ、はぁン、あっ、いやっ、あっ、はぁァァ……ッ」

 エイトのリューザを突き上げる腰の動きはどんどん加速し、リューザは泣き叫びながら、秘所を下から突かれる度に、ぷるん、ぷるん、と汗に塗れた爆乳を淫らに撥ね上がらせ、あされるがなまに犯される。

 天を突くように片足を上げて立ち、股間を上下にぱっくり広げた痴態のまま、植物に後ろ手で全身をきつく縛り上げられて黒髪を振り乱し、涙を零しながらも頬を染めてよがる、ちゅぱちゅぱ吸われて汗ばんだ乳房も犯されキラキラと濡れたヘアが輝く秘所も揉みしだかれてわななくお尻も丸出しにした長身の美しき痴女騎士を、年端もいかぬ小柄な少年が立ったまま夢中で犯す様は、背徳的で妖しい一幅の絵のようであった。

「はあぁぁぁあぁぁぁァん……ッ、ね、ねぇっ、なんで、どうしてっ、どうしてボウヤがわたくしを犯してるのっ!? あ……ッ!? あンっ、あンッ、あァんッッ! どうして! どうしてボウヤのちんぽがわたくしを犯してるのよ……っ!? はぁァんあッぁッ、いやぁ……っ、こんなちんぽ、ちんぽいやぁ……っ、どうしてわたくしがっ、なんでわたくしがボウヤに犯されなくちゃいけないの……っ! あァンッ! あンっ! ァンっ!! あァ……ッ、でも、どうして……っ、どうしてわたくしっ、どうしてわたくしボウヤなんかのちんぽに感じてるの…………。いや、いやっ、いやぁっ、いやだっ、いやなのっ、いやなのに……っ、ヴェラ様のモノじゃないこんなちんぽいやなのにぃ…………あッぁッ、いやなのに、いやなはずなのに…………こんな……こんなぁ…………っ」※タグ

 リューザは目元の黒子を押し潰すようにぎゅっと目を閉じ、エイトに犯され、そして感じてしまう自分に憤り、屈辱に身を震わせる。

 憎むべき宿敵(エイト)に感じてしまう理由はいくつかあり、しかしそれらはある意味で自業自得でもあった。

 リューザの肉体は元々感度が良かったこと。その肉体をヴェラが十数年かけて開発し、淫魔化していたこと。今回ヴェラがリューザを奮い立たせるためにセックスをお預けにし、その裏返しでリューザの性欲が溜まりに溜まっていたこと。そして、痴女アーマー状態になって恥ずかしい姿でエイトを嬲る中で、リューザが淫魔として覚醒し、更にはS気質を発現してこれまでになく発情してしまっていたこと……。

 全てエイトというより、リューザとヴェラに帰する因果であった。

「何がいやだよ、こんなに感じちまってるくせに……ッ、大体こんな、最高にいやらしいおっぱいもおまんこもお尻も放り出した格好晒して、男に何もされないとでも思ったのかよ……ッ!」

 エイトは無意識のうちに、リューザに、そのいやらしい肉体を餌に散々いたぶられたことを思い出し、仕返しとばかりに嗜虐の言葉を紡ぎ出した。

「はァん、そ、そんな……ッ、あっァっ、そんなこと……っ、んッぁッ、い、言わない、でぇ……っ、はぁあァん、あン、あァん、はァ……ッ、あッぁっあっぁッ……ッ」

 エイトの容赦ない言葉攻めに、リューザもまた本来のM気質が刺激され、肉体だけでなく心でいっそう感じてしまう。

「はぁッ、はァ……っ、き、綺麗な顔してるくせに……っ、まともに強いくせにッ、立派な騎士のくせに……っ、こ、こんな、こんないやらしいカラダしやがって……っ、……う……ッ? く、ぁッ、うぁぁぁぁっぁっ!!」

 リューザを突き上げるエイトの腰の動きが、何かに追い立てられるように急速にピッチを上げる。エイトの限界が近いことを感じ取ったリューザの美貌から、さ……っ、と血の気が引いた。

「い、いや、いやぁッ、膣(なか)はだめっ、膣はだめぇ……っ、わたくしの、わたくしの子宮はヴェラ様のっ、ヴェラ様だけの……っ」

「うるさい、ヴェラがなんだっ、お前は、お前は、お前のおまんこは僕のちんぽに負けるんだよッ、そうだ、お、思い知れっ、わ、分からせてやる……っ、この痴女騎士めッ、お、お前は、お前は僕のちんぽには僕には勝てないんだよ……っ」

 リューザの涙の訴えも、目の前の女騎士を身も心も征服することに夢中になり、盛った犬のように腰を振り続けるエイトの耳には届かない。

「うぅ……っ、あァ……っ、イけ……ッ、イっちゃえリューザッ、僕の剣で、僕のちんぽでイけえぇぇぇぇぇ――――――――――――――ッ!!!!」

 快楽に飲み込まれたエイトは、先ほどリューザに踏みにじられた自身のプライドを取り戻すために、

リューザの左右の尻肉をグニュウウゥゥ……ッ、といやらしく歪ませてガッチリとその両手で抱え込み、リューザの子宮を亀頭でガシガシと激しく突きながら、きつく暖かい膣の中でただただ肉棒を凄まじい速さで往復させる。

「あひぃっ、だ、だめぇっ、んッァっ、だ、ダメっ、だめっ、ダメだって、あッぁッんっんっ、だめだって、ダメだって言ってるのにぃ……っ、はぁアァァァんッ、で、でも……っ、でも…………っ! ち、ち、ちんぽに……っ、ボウヤのちんぽに……………………っ、わ、わらくひ……っ、わらくひぃ……っ…………」

 リューザもまた、懸命に拒みながらも、あられもなく曝け出した股間から急激に湧き上がる快楽の津波に溺れ、唇の端から淫らに涎の糸を引く口は急速に呂律が回らなくなる。

 そして――――――。

「くぅあぁぁっぁぁぁああぁぁぁぁっぁぁああぁっぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっぁぁぁぁぁぁっ!!」

「いやぁぁぁぁっぁぁっぁぁあっぁぁぁっ、ヴェラさまあぁぁぁぁぁぁ――――――――ッ!!」

 二人は同時に昇天し、少年の絶頂の嬌声と女騎士の絶望の絶叫が交錯する。

「はぁ……っ、ん……っ、ン……ッ」

 エイトは、絶頂の快楽をわずかも逃すまいとするかのように、リューザの汗ばんだ大きな尻をガッチリと掴んで、びくん、びくん、と最後の抵抗のように痙攣するリューザの股間に自分の腰を何度も何度も叩きつけ、どぴゅっ、どぴゅっと、彼女の子宮に濃厚な精液をこれでもかと流し込む。

「あ……ぁ…………ダメ……だって……イった……のにぃ…………っ、あ……っ、ぁン……っ、はぁァ…………ッ」

 植物に後ろ手で拘束されているリューザは、屈辱の絶頂の余韻に長い黒髪を乱してぐったりと色っぽく項垂れ、乳房も股間もお尻も鎧から丸出しにして、汗に濡れ光る白い柔肌を艶やかに火照らせた豊満な肉体を、ぴくん、ぴくんと、弱々しく打ち震わせながらぽろぽろと涙を零して膣出しされるがままにされていた。

「ご……ごめん……なさい……ごめん……なさい……ヴェラ……さま…………。ぼ…………ボウヤ……の…………ボウヤの……ちんぽには…………ボウヤやのちんぽには………………勝てませんでし…………た……………………。………………………………?」

 しかし、やがて艶やかに火照った吐息で愛するヴェラへの謝罪を繰り返していたリュ―ザのさくら色に上気した肌は、全身に絡みついていた植物が、胎内のエイトの射精が収まっていくのとシンクロするように、しゅるしゅると退いていくのを感じ取った。

 ――こ……これ……は…………?

 リューザは泣き黒子も艶やかに涙に濡れた瞳をはっと見開き、驚きの声が漏れるのを押し止めると、後ろ手に縛られていた手が解放され、剣を握る腕も自由になっていることを確かめる。

「……ろ……て……やる…………」

 エイトを殺す術が我が手に戻った。それが分かると、リューザはもう声を抑えられなかった。

「殺してやる……ッ!」

                               (続)

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POSTEDDec 1, 2022
ARCHIVEDJun 10, 2026