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中ボスを倒して一気にレベルアップした俺たちの道のりは、順調と言う他なかった。
ステータス上昇も相まって、道中はほとんど素通りと言っていい。
ただでさえザコ敵を瞬殺できる攻撃力にくわえ、俺や女騎士が斬撃を飛ばす技を覚えたのも大きい。
これで集団を処理できるようになってからは、戦闘時間も一気に短縮された。
途中で大小いくつかの街を経由したけれど、あまり記憶に残っていない。
あまりにもスムーズ過ぎたというか……強くてニューゲーム中に倒した敵や出来事をあまり覚えてない感じに近いだろう。
ただ目の前の敵を倒して先に進む……作業ゲーに近い状態だった。
そんな地味な作業でも敵を倒せば経験値は変わらず入ってくるため、レベルアップは止まらない。
そうしているうちに、聖女の語っていた聖職者の街へと辿り着いた。
「なるほど、ここが……」
眼前に広がる街並みは、これまで見てきたものよりひときわ大きく、今までにない雰囲気を放っていた。
女神信仰を前提に作られた宗教都市なのだろう。教会やそれに似た意匠の建物が立ち並び、街全体が神聖な印象を感じさせる。
住人の半数が修道服を着ているし、魔力の象徴である豊満な胸を揺らしていた。
(進めば進むほど、周りの人たちも色々デカくなっていくな)
モンスターが強力になるにつれて、その街の住人たちの体型も変わりつつあった。
魔法を使える者は顔よりも大きな爆乳に。ここでは多くが聖職者ということもあって、修道服ごしに股間が膨らんでいる人も結構いる。
もちろん街の外から来た人……俺たちのように冒険者だろう通行人も見かける。
彼らや入口を守る衛士たちは、全身がゴツく屈強な肉体である者が増えてきた。
魔物に対抗するため、最低限の自衛ができるだけの力なり魔法なりを身に着ける必要があるのだろう。
そのぶんレベルやステータスの高さが反映されて、みんな一般人とは思えない体型ばかりだ。
この世界においてはそれが普通、なのだけど……。
俺たちは、その誰しもから視線を浴びていた。
「ふぅ……暑いな、」
やはりというべきか、まずは女騎士。
レベルアップを重ねるごとに力を増し続けた腕と太腿にはパンパンに筋肉が詰め込まれ、男の戦士たちと比べてもあきらかに太く逞しい。
引き締まったというより分厚く肥大化したと表現するべきその肉体は、元々の長身ゆえに威圧感すら滲みつつある。
くわえて筋肉の上に太い血管が浮き上がり、常に熱気を放つようになった。
今もそこまで気温が高いわけではないが、全身から滲む汗を鬱陶しそうに手で拭っている。
ギチッ、ミチッ、ミシッ……
肥大を続ける身体に着けたビキニアーマーは紐を伸ばして調整しているものの、それでもなお窮屈そうだ。
露出した肌にはくっきりと筋肉の陰影が浮き上がり、歩くたびにそれらがうねるように波打つ。
戦闘スタイルも騎士と呼ぶには豪腕すぎる、力でゴリ押すスタイルに変えていた。
細身だった頃の動きで戦おうとしても、思うような立ち回りができないのだろう。
むしろ攻撃を受けても平気な守備力と、その長身と筋肉ゆえの体重……圧倒的な体力を利用するには、避けずに突っ込む方が合っているとも言える。
実際、その方が早くて効率がいいのも確かなんだけど。
だぷっ、むちっ、ゆさっ……
そして聖女。
魔力が増し続けた結果、その胸はさらに大きく育っていた。
たわわに実った肉鞠は、これでもかと周囲に見せつけるように柔らかくまろみを帯びながら、一歩ごとにだぷだぷ、ゆさゆさと上下する。
胸板からはみ出すだけにとどまらず、二の腕も干渉しつつたわんでいる横乳。
丸々とした乳房は、爆乳という表現では収まりきらないレベルに達しつつあった。
メロンどころか、大玉スイカを2つ抱えたようなボリューム。
そして、その両サイド……というか、丸々とした乳果実の半分近い面積を晒していた。
普通の服では間に合わないのはもちろんだけど、実際のところ露出するしかない状態にある。
腹部まで覆うためには特注の服が必要になるし、間に合わせたとしても数レベル上がっただけでサイズオーバーになってしまう。
修道服に入れたスリットでも、対応しきれずに割けてしまうことが何度もあって……。
継ぎ接ぎを繰り返した結果、乳首さえ隠せていればいいかというギリギリの状態になっていた。
魔力はもちろん他のステータスも順調に伸びてきているし、簡単にやられないだけの体力もついてきてるから戦力としては申し分ない。万が一、後衛を奇襲されたとしても持ち堪えられる安心感がある。
それは同時に、彼女の体重も増してきていることを意味するのだけど……その大半はおっぱいの重さじゃないかと思ってる。
また片乳だけで10キロを超えるだろう肉鞠を支えるためか、華奢だった彼女の肢体は肉感を増してしっかりとした印象を与えつつあった。
胸の他に目を引くのは、後方にせり出した尻。
守備力の象徴であり、乳房に見劣りしないボリュームと続く太腿も合わせてどっしりとした印象の下半身となっている。
後ろから見るとドデカい尻と横乳が一歩ごとにだぷだぷと揺れて壮観すぎる。
それでいてウエストは会ったときと変わらずスレンダーなままなので、相対的にめちゃくちゃくびれている。
過剰なくらいに性的な女体……なのだけど、それだけじゃない。
ぶるっ、むちっ、ぎゅむっ……
溜め込んだ聖力の影響で肥大化を続けている男性器。
歩くたび、スカートごしに竿のシルエットが浮き上がる。
ただ、この街は女神信仰の影響か生えてる女の人も多いし、そこまで悪目立ちはしていない。
……まぁ、周りの住人たちよりもひときわ大きいのだけど。
それだけ魔力と聖力を溜め込んでいるわけで、尊敬の念を集めている面もある。
しかし同時に、冒険者たちからは性的な視線も変わらず向けられていた。
(一番落ち着いた格好なのは僧侶か)
彼は普通の服を着れないほどじゃないのだけど……胸には明らかに膨らみができていた。
尻も男子とは思えないレベルで膨らみ、ぱっと見は中性的な少女のようだ。
ただ、じわじわと肥大化していた男性器は、彼が男であることも主張している。
美少女然としつつも、よく見ると倒錯的な身体をしてるとも言えるだろう。
(まぁ、俺も人のこと言えないんだけどな)
僧侶よりもステータスの高い自分の身体を見下ろす。
視界に入ってくるのは柔らかそうな膨らみと、中央にまっすぐ伸びる谷間。
勇者らしく満遍なく伸びたステータスは、より顕著にその影響を生じさせていた。
(どう見ても、女性の乳房だよな……)
すでに胸当てで覆い隠せるサイズではなくなっている。
まだ揺れたり、苦しいという感覚はないが……蒸れる。
窮屈に押し込まれた谷間が汗でじっとりと濡れ、ふにふにとたわむ感触は今でも慣れない。
男の骨格に胸と尻のボリュームが増し、くわえて戦士としての筋肉もついているから余計に違和感がすごい。
男の冒険者は魔法使いが少ないし、魔力の少ない戦士ばかり見るのもこれが原因かもしれない。
(でも、ここで転職があれば変わるはず……!)
基本的に要求ステータスの高い上位職になれば、自分たちの身体に合った装備も探しやすくなるだろう。
今回を機に、少しでもマシになればいいのだけど……。
「こちらが神殿になります」
聖女に案内されるまま、街の中心にそびえ立つ荘厳な建物の中に入る。
俺が召喚された教会も相当に綺麗だったが、ここはそれ以上に豪華で静謐な空間だった。
女神信仰の中心地というだけあって、相当に手が込んでいるのだろう。
まさに聖地と呼ぶに相応しい。
「勇者様、ようこそお越しくださいました」
聖堂の祭壇の前に立って俺たちを出迎えたのは、見るからに位が高そうな雰囲気のシスターだった。
胸は聖女ほどではないけれど、かなり大きな乳袋をしている。
それと……
ブルンッ!
両サイドに深く切れ込みの入ったスカート、その前面を押し上げている腕のような太さの男性器。
布一枚ごしに浮き上がる輪郭は、エラの張った亀頭すら見えるほどだ。
聖女を凌ぐサイズで、すさまじい聖力であることがうかがえる。
「お見苦しいかもしれませんが、聖力ゆえのものですので……ご容赦ください」
「い、いえ、大変なのは分かってますから」
視線に気づいて頭を下げるシスターと、慌てて制止する俺。
男であっても、望まないタイミングで勃ってしまうことはある。
それが隠しようもないのは、自分自身でよく分かっていた。
(最近、俺も性欲ヤバくなってきたし……)
乳房や股間が大きくなってくるにつれて、ムラムラする時間も多くなった。
性感帯の肥大化にあわせて、どうやら性欲も高まっていくらしい。
肉体の変化からしてみれば自然な気もするけど、冒険や生活においてはマイナスになりかねない。
(これからもっと過酷になっていくのに、こんなサイズの巨根が生えてたら……)
隣にいる聖女をチラリと見やる。
こちらはまだ勃起していないものの、それでもスカートでも隠しきれない竿と玉が存在を主張していた。
近いうちに、シスターと同じような男性器になることは間違いないだろう。
今から心配しても仕方ないけど。
「では転職を始める前に、皆様の能力を確認させてください」
彼女が呪文を呟くと、その前に俺たち4人分のステータス画面が表示された。
「レベルは……問題ありません。お望みの転職が可能です」
シスターの言葉に内心で安堵する俺。
ステータスは高いとはいえ、この世界の転職の仕組みはよく分かってなかったから……実際に問題ないと聞くとちょっと安心する。
「あぁ、勇者様」
「は、はい!」
おもむろに声を掛けられ、緊張感に自然と背筋が伸びる。
「勇者には転職という概念は存在しません。ですが、女神の祝福を得られるこの場において、新たな恩恵を授けることはできます」
言われてみれば確かに。
勇者が他のジョブになっては本末転倒というか、本来の役割を果たせなくなってしまう。
「お願いします」
転職がないぶん、肩書は勇者のまま祝福を受ける……いわゆる強化イベントなのだろう。
レアスキルが増えるのだろうか、それともステータスが伸びるのだろうか。
この体型が少しでも違和感のないものになればいいな……なんて思いつつ直立して待っていると、頭上からキラキラと、いかにも聖なる力に満ちていそうな白い光が降り注ぐ。
期待と興奮に胸を高鳴らせていると──
ズリッ
「うん?」
ふと、身につけていた装備がズレる感触があった。
下を見ても胸は膨らんだままだし、大きな変化は見当たらない。
むしろ、妙に腰回りがゆるくなったような……?
身体を動かしてないのに、3サイズだけが変わったような違和感。
ジワァ……
「っ!?」
立て続けに、下半身に経験したことのない感覚が広がっていく。
具体的には男性器の付け根あたり、熱いものが縦に広がっていくような感触。
何かができていくような、切れ込みが入るような強烈な違和感。
(こんな場所、何もないはずなのに……)
おそらく周りは気づいていない、自分の感覚だけの変化。
すぐにでも確認したい衝動に駆られるが、この場で裸になるわけにもいかず太腿を軽くすり合わせるに留めてガマンする。
「無事に終わりました」
シスターから声を掛けられて、気づけば降り注ぐ白い光は消えていた。
俺は自分のステータス画面を確認して──
「っ……!?」
ステータス画面に表示されていた自分の情報に、思わず目を見開いた。
『性別:男→ふたなり』
思わず声を上げてしまいそうになるが、ぐっと堪える。
ふたなりになるケースは聖女という実例がある。シスターも平然としているし、この世界では仕方ない変化なのだろう。
それに、これから転職を迎える仲間たちを動揺させてしまうのも憚られた。
俺がいろいろな葛藤を抱えつつ黙っている間に、転職官たる彼女は仲間たちの方へと声をかける。
「では、御三方の転職を始めましょう。まずは貴女から」
まずシスターが相対したのは聖女だった。
こちらは俺と違って正式な転職だけど、魔法で表示したステータス画面を指でポンポンとタッチして操作する形式らしい。
「勇者の召喚、そして魔王を討つ役目に、道中での成果……我ら女神の信仰者の象徴として相応しい功績です」
ぶつぶつと何かを唱えながら操作するシスター。
表示されていたステータス画面から、普段は操作できないさらに奥へと進んでいく。
そして動かしていた手が止まり、同時に聖女の足元に白い光で魔法陣が描かれる。
何が起きるのかと見守っていると──
むくっ、ぐぐっ……
「うっ、んぅ……!」
聖女の胸が、膨らみだした。
すでに抱えるのもギリギリなサイズだったのに完全に両腕が回しきれないボリュームとなり、その顔が苦悶に歪む。
さらにミシミシと嫌な音が彼女の胸元から響きだし……。
ばるるんっ!
ギリギリだった修道服が裂けて、完全に引き割かれた布を押しのけるように白くどデカい乳房がまろび出た。
重たげに、かつ巨大な乳塊が2つ、反動で波打ちながら飛び出してくる。
その直後。
「あぁぁっ!」
プシャアァァ!
勢いよく母乳が噴き出した。
魔法を使うときだけ滲んでいたはずのものが、しかも未だかつてないほど大量に迸ることに4人とも驚きを隠せない。
さらに──
「うっ……!?」
前屈みになり、胸を抱えていてた手を自分の股間へとあてがう聖女。
しかしその腕では抑えきれなかったようで、スカートが次第に持ち上がってゆき……。
すべてを押しのけるように晒された。
ブルンッ!
鎌首をもたげるように持ち上がっていく、腕よりも太い肉竿。
スカートがはだけて斜め上を向いて屹立する、目の前のシスターよりも太く立派な逸物。
その奥から顔を覗かせるのは……高級メロンほどのボリュームがありそうな巨大な玉。
『転職:聖女→聖母』
ステータス画面に表記された文字とともに、職業が切り替わる。
(あぁ、転職そのものは成功したのか)
画面の情報を見る限り、やはりステータスが上がっただけのようだ。つまり、胸や股間の肥大化は何も異常ではない。
ただでさえ高かった魔力と聖力が、いっそう強化されたのだ。
ジョブの名前からして、自然なことなんだろうけど……。
「まさか、こんなっ……んっ♡」
母乳の滴る乳房を抱えつつ、肉竿を抑えつけようとする聖女。
疼いているのか、悩ましげな熱っぽい吐息が漏れる。
ただ仕方ないことだと、頭では分かっているのだろう。どうすることもできずに立ち尽くすばかりだ。
そして……まだ転職は終わっていない。
「残りのお二方も、ご希望の職業を仰ってください」
女騎士と僧侶へと声をかけるシスター。
2人とも聖女の変化を心配そうに見ていたけれど、自分たちも重要な転職が控えているのだ。
今はひとまず自分の将来に関わる選択を優先するため、切り替えてシスターの方へと向き直る。
「こんな身なりだが、いちおう騎士の端くれなのでね。騎士隊長がいいかな」
「ぼ、ボクは大賢者でお願いします!」
2人とも、今のジョブから順当に進んだ先にある職業の名を口にした。
とくに僧侶にとっては、念願の大賢者だ。
レベルは十分すぎるほど高いから、滞りなく進むはず。
「では始めます」
作業を開始するシスター。
僧侶については、勇者パーティーに参加して目指していた目標でもあった。
彼1人では厳しい道のりだったけど、一緒のパーティーでレベル上げができたから達成できた転職だ。
これで彼の願いも叶うわけだし、本当に良かったと心から思う。
……そんなことをつらつらと考えながら、2人と同じようにその瞬間を待つ。
自分の身体の疼きをこらえつつも安堵していた、そのときだった。
「神官様!モンスターが街に襲撃を──」
「今は取り込み中です、後になさい」
血相を変えて、部下とおぼしきシスターが飛び込んできた。
緊急事態ではあるだろうが、俺たちにそこまで動揺はない。
街には強力な冒険者たちがいるだろうし、最悪でも俺たちが戦えば問題ないだろう。
ただ、集中が必要な作業に邪魔が入るというのはよろしくないもので──
ポンッ
女騎士の転職操作をしていたシスターの手が、本来置くべき位置からズレていた。
「なっ……!」
聖職者らしく振る舞っていた彼女の顔に動揺が滲む。
今の操作がかなり重要な部分だったことは、目に見えて明らかだった。
そして、慌てても良いことはひとつもない。というかむしろ連鎖するもので──
グニュ
「……あ」
彼女が身体を大きく動かしたそのとき。
会った時から持ち上がっていた極太の巨根、その先端が、隣にあった僧侶の画面に触れた。
指と同じように、画面の部分をタップする形で。
パァァ
「あっ……」
聖女と同じように、2人の足元に魔法陣が広がっていく。
固まっているシスターと、俺たち4人。嫌な予感に背筋が冷える。
しかし、だからといって転職魔法が止まるはずがなく──
「ぐっ……」
まず女騎士からだった。
自分の身体を抱きかかえるように堪えようとするが、その腕がみるみる太く肥大していく。
全身が内側から膨れ上がるようにさらに大きく、凹凸がより深くなっていく。
さらにギチギチと嫌な音が響き出し、次の瞬間──
バチンッ……ビリィッ!
彼女の身体を覆っていた形ばかりの鎧。
長く伸ばしていたはずの紐が千切れ飛び、ビキニアーマーだったものがガラァンと音を立てて床に落ちた。
そして、伸縮性があるはずのインナーすらも破けてしまう。
「なぁっ!?」
反射的に胸を覆った腕も目に見えて太さとゴツさを増してゆき、大胸筋と極太の二の腕がぎゅむぎゅむとたわみ合う。
『女騎士はバーバリアンに転職した』
画面に表示された文字は、まったく想定外のものだった。
バーバリアン……「蛮族」なんて表現もされる近接攻撃に特化したジョブだ。
今までの騎士と戦闘スタイルは近いかもしれないが、最初に会ったときのような気品や端正な印象からはかけ離れている。
そもそも、このジョブ自体を見かけることがない。
そして分厚い小山のような彼女の身体の奥で、最後の1人……僧侶の変化も進行していた。
「あ、えっ……ひぅ!?」
彼の変化は、その格好に現れていた。
ジョブによっては、装備が限定される場合がある。
つまり格好が変わるということは、聖職者としての服が着れなくなったことを意味していて──
「この服、格好……どうなって……え?」
呆然としながら自分の身体を見下ろしている僧侶。
服……というか衣装と言うべきだろうか。
黒く艷やかな光沢を放つ材質に、胸の下半分を支えるカップ。
一般的な巨乳と呼べるサイズの乳房はコーンの上に乗ったアイスみたいな感じで、そこから上は丸出しになっている。
股間の方はかなり急激な角度のハイレグで、太腿は丸出しだしお尻にも食い込んでいる。
バニースーツだ。
股間はそのままらしく、へそ下にまで竿のシルエットが浮き上がっていた。
「まさか、そんな……」
シスターも経験したことのないアクシデントなのだろう、あまりのショックに、さっきまでそそり立っていた肉棒もしなしなと下を向きつつある。
当人たちはもちろん、俺も聖女も理解が追いつかないまま、2人を見つめることしかできない。
その場にいる全員が固まったまま静寂が数秒ほど続いたのち、ステータス画面に表示される。
『僧侶は遊び人に転職した』
「……はい?」
信じられないものを前にしたような、呆気にとられた表情で呟く僧侶。
ステータス画面に表示される、淡々とした文面。
それが望みのジョブでないことは、誰の目から見ても明らかだった。
「「「「…………」」」」
下半身の違和感に苛まれている俺と聖女。
望まぬジョブと、肉体の変貌にただ固まっている女騎士と僧侶……もといバーバリアンと遊び人。
本来なら喜ばしいことのはずの転職。
しかし予想外の状況に、この場にいる誰しもがどうすることもできず。
俺たちはただ呆然と、立ち尽くしていた。
判明している影響
体力……体重
魔力……バストサイズ
攻撃力…筋肉量
守備力…ヒップサイズ
聖力……男性器のサイズ(女性は一定値を超えるとふたなり化)
勇者
性別: 男→ふたなり
レベル 15→32
体力 107→193
魔力 46→102
攻撃力 58→121
守備力 64→127
聖力 27→48
運 23→39
魅力 41→52
スキル
成長加速……ステータスの伸びが著しく高い。
能力伝播……パーティーメンバーなど、関わりの深い相手に自身のスキルが作用する。
能力吸収……???
特記事項
女神の力を受けてふたなりなった勇者。
男の体格に筋肉や乳房、尻が盛られた異様さは消えたものの、筋肉質な女体に男根が生えたふたなりの姿へと変貌した。
女神は完全無欠な存在として進行されているが、この世界の理が改変されたことにより、『筋肉ふたなり爆根の美女』と偶像が改変されつつある。
勇者はその姿に近づいたのだ。
聖女→聖母
性別: 女→ふたなり
レベル 15→32
体力 63→95
魔力 131→196
攻撃力 25→41
守備力 42→65
聖力 83→152
運 15→21
魅力 30→43
特記事項
様々な功績から、聖母にランクアップした聖女。
乳房はサイズを増したが、それだけでなく常時魔力を回復する体質となった。
このため常に搾乳を必要とし、疼きと性欲も増幅している。
玉も聖力を増産し続けており、この3分後に盛大な射精に達している。
騎士→バーバリアン
性別 女
レベル 16→32
体力 116→212
魔力 37→64
攻撃力 104→183
守備力 72→157
聖力 2→0
運 63→77
魅力 92→98
主な装備
鋼の剣 攻撃力+10
ちからの腕輪 攻撃力+40 体力+15 守備力+10
即席ビキニアーマー(強制解除)
→裸
特記事項
転職により、バーバリアンとなった女騎士。
その肉体ですべてを解決する価値観を持つ戦士。
圧倒的なパワー、継戦能力、尽きぬ闘志は一部の地域では伝説の戦士とも謳われるらしいが、その在り方は精神にまで影響と言われている。
女神信仰とは程遠い存在のため聖力とは相性が悪く、装備も大幅に制限されるため好んで転職する者はいない。
僧侶→遊び人
性別 男(シーメール)
レベル 15→30
体力 42→71
魔力 33→52
攻撃力 16→33
守備力 27→46
聖力 18→31
運 25→30
魅力 18→21
主な装備
僧侶の服→バニースーツ
特記事項
遊び人に転職した僧侶。
ジョブによる恩恵は皆無に等しいが、元々のステータスが高くないためデバフとも言い難い。
中性的な顔立ちと巨乳、巨根、そして衣装もあわせて、完全にシーメールな容姿となった。
賢者へのルートが閉ざされたわけではないようだが……。