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「―――んぁぁああっあぁんっんぉうっぉぉお・・・!」
とある都会のラブホテルの一室に一組、セックスに励む者たちがいた。
剛直な肉棒を蜜壺に突き入れて、その肉欲を貪る者と、蜜壺に熱い棒を突き入れられてよがる者。
片方は下手な男より遥かに大きな肉棒を持つ人間だ。
だが、同時に女性器を持つ者―――即ちふたなりであった。
どちらもグラマラスで劣情を煽る体付きを持つ二人だが、違いがあるとすれば後ろからバックで相手を犯しているふたなりの女の胸や尻の方が一回り程大きいという事だろうか。
何より、その長い黒髪と清廉な顔立ちは、多くの人々の心を射止める事だろう。
そんな彼女が犯しているのは、そんな彼女の恋人である。
「おぉっんぅっ・・・今日も最高よっ相変わらずの名器ね」
「んほぉっあ、ありがとうございますっぅぉほぉおっ♡」
パンパンパンパン!!
肉棒が膣に突き入れられる度に恋人の女はよがり狂う。
両腕を掴んでまるで貪るように腰を叩きつける黒髪の長髪の女。
間違いなく攻める方と攻められる方が決まっているセックスは、二人の加虐心と被虐心を同時に満たしていた。
いわゆるネコとタチの関係な二人は、その日も淫欲を貪り尽くしていた。
「だすっだすわよっ!しっかり受け止めなさいっ!」
「はいっ出してっだしてくださいっ私のおまんこに女の子ザーメンたっぷり出してくださいっ!」
「おっほぉぉおお♡出る出る出るぅぅぅう♡♡♡」
どぷっ
犯されていた女の膣内に、精液が放出される。
熱い体液が肉の袋を満たし、その熱さに脳髄を焼き焦がされる。
快感が迸り、びくびくと体が震え、絶頂の余韻に浸った。
そうして、ひとしきり犯し合った後、二人のふたなり女はピロートークに入っていた。
「もうすぐ研修ね・・・」
「はい。しばらく会えなくなりますから、とても寂しいです・・・」
黒髪の長髪の女は『幹堂紫』。そしてもう一人はその彼女の部下である。
もう三十路の紫だが、そんな彼女の後輩として部下の女が配属され、その健気さに紫は惚れ、そしてこうして交際に至っている。
同じふたなり同士、性欲が人一倍強いために、仕事終わりにはこうして紫の家でセックス三昧の日々であった。
そんな二人だが、これからある研修のため、しばらく会えなくなってしまうのだ。
というのも、とある別の会社と共同で特殊な研修を行うのだが、人数を分けるために二つの施設を利用して研修を行うのである。
しかし、ここで二人にとって重要な問題が出てきたのである。
二人が研修を行う施設が別々となってしまったのである。
そもそも紫は指導役、そして部下の女は研修生として参加する予定であり、しかしその行き先を決める決定権は紫にはなかった。
その為、二人は別々の施設へと赴く事となってしまったのである。
当然キャンセルは出来ない上に、相手の会社に舐められてしまっては元も子もない。
その為、仕方なく、二人は参加するしかなかったのである。
「だったら、もっとしましょう。一週間分、たっぷりと・・・」
「はい、紫さんっ♡」
二人は、再び布団の中で淫らに絡み合う。
その精液は、しばらく消える事はないだろう。
そうして、研修二日目まで時が進むのだが―――
(だめっ、思った以上にきついわっ・・・!)
紫は欲求不満で爆発寸前であった。
ふたなり故の性欲もあるが、それは抑える事が出来る。
だが、たった一日、恋人に触れられないだけでオナニーでは満足できない程の性欲が溜まり、思考が全て恋人の裸体とそれを犯す妄想で埋め尽くされて、研修どころではなくなっていた。
それだけに留まらず、
「どう?なんとなく、分かったかしら?」
「はい、ありがとうございます!紫さん!」
恋人によく似た相手の会社の社員女性が紫の担当であった。
恋人によく似て、紫の劣情を煽るグラマラスな体を持つその女は、まさしく紫の理性を削り飛ばすには十分であった。
そして、研修最終日。
「「―――んじゅるぅぅぅううぅぅうううッッッ♡♡♡♡」」
紫とその社員は、一夜の過ちを犯した。
その女性社員も溜め込んでいたのか、まるで求めるように紫の腰に足を回し、だいしゅきホールドで紫の肉棒を求めた。
そして、激しく犯し尽くした果てに、紫は、自分がしでかした事を自覚した。
目の前には、犯し尽くして気絶寸前の無惨な研修社員の姿があった。
それから数日後、
「や、やっと会える・・・」
あの研修の後、仕事に忙殺されてしばらく恋人の部下に会えず仕舞いであった紫は、ようやく恋人を家に招く事が出来た。
しかし、恋人はどこか様子がおかしく、時折り気分が悪そうにしていた。
「どうかしたの?」
「分からないんです・・・時々、気分が悪くなって・・・」
どうしてか、胸騒ぎが収まらなかった。
「ね、ねえ、合宿で、誰かとセックスとかしなかった?」
そう尋ねると、途端に恋人の顔が青ざめていった。
それで確信した。
ああ、彼女も同じ過ちを犯したのだと―――。
妊娠しなければ、こうはならなかった。
紫は、自分の事を棚上げして、自分の恋人に手を出した不届き者を探した。
当然のことながら、研修を合同で行った会社の社員であり、自分と同じ地位に立つ三十路の女であった。
連絡先を入手すればすぐさまメールを送り、連絡を取り合った。
そして、とてつもない速さでスケジュールが整理され、紫と恋人は自社と相手社との会談の場を設けることに成功した。
そして、当日の日―――
事前に決めていた防音完備の会議室にて、四人の女たちは対峙していた。
相手の女は、紫と同じ長さの茶色の長髪を携えた美しい女性だった。
「お待ちしておりました。私、T社の幹堂紫と申します」
「ご丁寧にどうも。U社の八島緑と言います」
互いに名刺を交換し、紫、そして緑と名乗った女は互いを見比べ合った。
(悪くない体ね)
今、紫はブラや下着などで自身の体を小さくしている。
それでもかなりのプロポーションを誇っているのだが、そんな自分と互角な体を持つ相手を、紫は完全に見下していた。
優越感で勃起してしまうほどであった。
(こんな女にレイプされてしまったのね・・・)
相手の体が自分より劣っていると分かって、紫は脳内でそのように完結させてしまった。
相手の性欲が暴走して、成す術無く犯されてしまったと。
そう思うと、同時に怒りもふつふつと沸き上がってくる。
それと同時に、その女の傍らに気まずそうに立つ、研修正には申し訳なさが込み上げるも、同時に、こんな女と体を重ねてしまって可哀そうだと感じていた。
「では、さっそく始めましょうか」
「ええ」
そうして、紫と緑は会談を始めた。
その際、終始隣に座る恋人は向かいに座る研修生―――緑の恋人と睨み合っていた。
そして、ある程度の話がまとまった所で、紫と緑は立ち上がって、机を避けて至近距離で睨み合った。
「改めて、私の恋人が世話になったようね、緑さん」
「ええ。こちらこそ、私の恋人を可愛がってくれたようね、紫さん」
既に、互いに臨戦態勢に入っており、いつでも始められる様子であった。
そう、セックスファイトを。
「貴方のような貧相な女が、この子を犯したなんて・・・身の程を知りなさい」
「私より遥かに貧弱な貴方如きが、私の恋人に手を出しただした事、後悔しなさい」
見た目だけであれば、身長も、胸も、尻も、何もかもが互角である紫と緑。
机を挟んだ向かい側では、二人の恋人も同様に至近距離で睨み合う。
「よくも紫さんを・・・」
「よくも緑さんを・・・」
今にも爆発しそうな二人だ。
しかし、そんな二人の恋人を差し置いて、紫と緑は相手の唇をなぞった。
「そんな乾いた唇で果たして満足させられているのかしら?」
「お粗末な貴方の唇よりは、潤っている自信があるわ」
「だったら比べてみましょう?貴方のキステクが上か、私のキステクが上か・・・勝負は見えているけどね」
「ええ、当然。腰砕けにしてあげる♡」
そして、二人は相手のくびれを持つと、その唇を深く重ね合わせた。
「んじゅるるるっじゅぞぞぞぞっんじゅるぅぅう♡♡♡」
「じゅるるるっじゅるっんじゅるぅっじゅぞぞぉ♡♡♡」
舌を絡め合い、そして同時にバキュームする紫と緑。
舌が蛇のように絡み合い、ぐねぐねと螺旋を描くように絡み合う。
それだけに留まらず、口内の肉壁を舐めまわし、その神経を逆撫でしていく。
そのテクニックに、紫は蕩けてしまった。
(んむほぉぉおおぉお♡♡♡ひ、貧乳女の癖に、なんでこんなにキスうまいのよぉぉぉお♡♡♡)
自分だって負けてない筈なのに、まるで一方的に蹂躙されているかのような快感に、紫は瞬く間に絶頂へと誘われる。
(あっだめっだめっ―――いぐいぐいぐいぐいぐいぐぅぅぅううう♡♡♡)
どぷっ
あっさりと、肉棒から精液を、陰唇から愛液を噴き出す紫。
勃起した肉棒の亀頭から放たれた精液が、下腹部当たりのスーツに染みを作り、愛液はパンツをぐっしょりと濡らす。
体が絶頂にびくびくと跳ね、しばらく絶頂の余韻に浸っていた紫だが、やがてそれが収まると、そこで初めて気づいた。
緑も絶頂していたことに。
「あらぁ?まさかキス程度でイっちゃったのぉ?」
「それはそっちでしょ?こんなに体びくびくさせちゃって♡」
二人は自分が追い詰められていた事を必死に隠していた。
だが、それでももはや引く訳にはいかない。
自分の恋人に手を出した事を後悔させる為に。
「「来て」」
二人は自分の恋人を呼んだ。
恋人たちは紫と緑、それぞれの元へ向かい、辿り着くと二人は唐突にスーツを脱ぎだした。
ブレザー、スカート、ワイシャツを脱ぎ、そしてガーターベルトにニーソックスを脱いだ。
その衣服を恋人に預けると、そこでようやく互いに向かった。
パンツから、巨大な肉棒が飛び出していた。
「「ふふ、形だけは立派ね」」
パンツを脱ぎ捨て、その立派な肉棒を向け合う。
((大きいわね・・・))
その自分と同じサイズの肉棒を前に、二人は息を飲んだ。
だが、まだ二人のプライドに傷をつけるほどではない。
まだ一つ、まだ一つの部分が互角であっただけだ。
重要なのはそこではない。
全てが互角でも、一つだけでも優劣があれば、それだけで相手を下に見るに十分な要素であることは言うまでもない。
だからこそ、
「ふふ、見て驚くと良いわ」
「ふふ、驚くのはそっちよ」
そう言って、二人は大きく息を吸い込み、胸を大きく張った。
―――ぶちんっ
ブラが千切れ、その乳房が真の姿を現した。
「「―――っ!?」」
そして、その本当の姿を見て、紫と緑は目を見開いた。
ブラによって抑えつけられていた乳房でも、どうせそれほどの大きさではないのだろうと高を括っていた結果、その乳房が自分と互角、もしかしたらそれ以上かもしれないという事実を前に、呆然と立ち尽くすしかなかった。
そして、それは傍らに立つ恋人も一緒であった。
「・・・ふ、ふんっ、見た目だけはご立派ね。でも、私のおっぱいには負けるけれど」
「・・・ふ、ふふ、勝負あったわね。どう見ても、私のおっぱいの方が大きいじゃない」
「「・・・・」」
同時に相手を罵倒する紫と緑。
しかし、同時に沈黙が過り、紫と緑はじっと見つめ合う。
だが、その沈黙に耐え切れず、呟く者がいた。
「・・・紫さんの方が大きい」
「・・・緑さんの方が大きい」
それは、紫の恋人と緑の恋人だった。
「「・・・はあ?」」
信じられない程低い声だった。
「何を言ってるの?見て分からない?誰がどう見ても紫さんの方が大きいでしょう!?」
「貴方の眼は節穴?緑さんの方がそっちより遥かに大きいわ!」
「なんですって!?紫さんに体を許した淫乱の癖に!」
「黙りなさい!緑さんに浮気した最低女の分際で!」
瞬く間に口論へと発展する恋人たち。
その様子に紫と緑は嬉しさにぶるりと体を震わせる。
「だったら、試してみましょうか?」
「ええ、試しましょう・・・私のおっぱいと貴方のおっぱい。どっちが最高のものが白黒つけようじゃない」
そう言って、二人は乳房を押し付け合う。
むにゅり、と柔らかい乳房が圧し潰れ合う。
「「こんなもので、あの子を誑かしたなんて」」
そう思うと、怒りがふつふつと沸いてくる。
「「ぶっ潰してあげるわ」」
ぱんっぱんっぱんっ―――
一時間ぐらいだろうか。
乳房を正面からぶつけ合い、赤く腫れさせながら、二人は涙目になりながら乳房をぶつけ合った。
「「んぐっぅっぉぉっあぁ!」」
ぱんっぱんっぱんっ―――
何度も乳房をぶつけ合い、恋人の為に意地になって相手の乳房を潰そうとしていた。
それだけでなく―――
ばちんっちっべちんっべちっぶるんっべっちんっ
下半身の肉棒も何度もぶつかったり、擦れ合ったりしていた。
それは二人に快感を呼び起こすものとなり、乳房をぶつけ合うだけでなく肉棒をぶつけ合う戦いを同時に繰り広げていた。
だが、それでも一向にどちらも潰れる様子はなかった。
そして、当然ながら限界も訪れた。
組んでいた手が滑り、真っ赤になった乳房を押し付け合い、ぎゅっと抱き締め合って相手の肩に顎を乗せる紫と緑。
そして―――
「「おっ・・・ぉぉぉおおぉおお・・・・!!」」
いままで我慢していた尿を、だらしなく放出してしまう。
それと同時に肉棒から精液を放出し、絶頂してしまう。
白と黄色の液体が、二人の足元で混ざり合う。
「「ああ・・・」」
そんな無惨な二人の姿に、恋人たちは言葉を失うしかなかった。
「くっふぅ・・・こ、この・・・よくもっ・・・・泥棒のっくせに・・・!」
「おっほぉ・・・そ、それは・・・そっち・・・でしょっ泥棒っ・・・!」
耳元で罵倒し合う紫と緑。
その時、二人の肉棒の亀頭がぶつかり合う。
「「んひっ」」
乳房をぶつけ合う度にぶるんぶるんと叩きつけられていた肉棒だ。
太く長いそれは、恋人の膣を犯し尽くした彼女たちの自慢の体の一部。
「「もう二度と、起てないようにしてあげるわ!」」
そう言って、相手の肉棒を掴めば、
シコシコシコシコシコ・・・・
「「おっほっおほぉぉおぉおお!!?」」
一気に扱き始める。
既に精液やカウパーによってぬちゃぬちゃに濡れた肉棒を激しく扱き上げる紫と緑。
しかし、
((うそうそうそっ♡何度も叩きつけ合って痛くなってるから感覚がびんびんになっていたいのにきもちいいのっやだやだやだイくイくあの子以外の手コキでイきたくないやだやだやだぁぁああ♡♡♡))
「「おほっ♡おおぉぉお♡ほぉ♡おおぉお♡あぁぁっ♡♡あんあっぁああ♡いぐいぐっ♡やぁああ♡♡おぉぉおお♡♡んほぉぉおお♡♡♡」」
どぴゅっどぴゅっと耐え切れず漏れ出す精液、それがさらに潤滑剤となって二人の扱きに磨きがかかる。
「「んほぉぉおっ♡おほぉおぉおっ♡ほひっおひっ♡いぐいぐいぐっ♡だめだめだめっ♡まげないっまげないっぜったい♡おほぉっ♡んひぃぃい♡♡♡ぁぁぁああ♡♡♡」」
部屋が防音完備でなければ誰かが入ってくる所だろう。
それほどまでに、二人は快感に溺れていた。
散々叩きつけ合った事で敏感になっていた肉棒を扱き、倍増した快感に、二人の女は快感に体を震えさせた。
((ま、まげるぅぅうう♡♡♡))
それを同時に悟った二人は、すぐさま次の手を出た。
空いているもう一つの手を、相手の背中に回し、そのまま相手の股間に這わせ―――
ぬぷぬぷぬぷぅ・・・
「「お゛っほぉぉおおおぉぉおおぉおお♡♡♡」」
膣に、指をねじ込んだのである。
そのまま膣内を指でかき混ぜる。
「「ほぉおおぉおおおぉおお♡♡♡んほぉぉおおぉおおお♡♡♡あぁぁぁぁあぁぁああん♡♡♡んひぃぃいいぃいああぁぁぁあぁぁああ♡♡♡んひゃあぁぁあぁぁああ♡♡♡」」
二人はよがり狂う。
(な、なんで、こんな、手コキ手マンなんかで、こんなに気持ちよくなっちゃうのよぉぉおおぉお♡♡♡こ、このままじゃ、あの子のこと、わすれちゃうっ♡♡♡)
恋人の事を忘れる。そう思った瞬間、どうしようもない恐怖が紫を襲った。
しかし、それに気付いた時には、もう何もかも遅かった。
どぷんっ
「「―――あ」」
どっぷん
二人の肉棒から精液が、陰唇からは愛液が、思いっきり噴き出した。
「「お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛♡♡♡」」
どっぴゅるるるるるるるっぶしゃあぁぁああぁああ!!!
精液と愛液が更に床にまき散らされる。
たった一回の絶頂。その快感に、二人は朦朧とする意識の中で愕然とした。
(な、なんで・・・こんな女なんかに・・・♡だめっ♡・・・忘れちゃう・・・あの子のこと、この女に塗り潰されちゃう・・・♡)
どうしようもない恐怖が二人を襲う。
今までにない快感。同じ肉棒を持つ者との初めてのセックスが、二人に未知の体験を味合わせていた。
これ以上味わえば、もう二度と戻れなくなるかもしれない。
「「う・・・うう・・・よくもぉ・・・!」」
膝をついて、互いにもたれ掛かる二人は、怨嗟の籠った声で耳元で囁いた。
「「お前だけは、絶対に犯し尽くしてやる・・・!」」
犯す筈が犯されている屈辱。恋人に手を出した怒り。
そして何より、負けるなんて事は彼女たちのプライドが許さなかった。
「お前の精魂、絞り尽くしてやるわ」
「絞り尽くされるのはお前の方よ!」
二人はふたなり同士。
であるならば、ふたなり同士でしかできないやり方もあるにはある。
だが、もうこれ以上、同時にイかせ合うなんて事はしたくなかった。
互角ならば、一回でも優位に立てば勝てる。
そんな確信があった二人は、すぐさま相手に飛びかかり、背中を取ろうと躍起になる。
「抵抗しないで!」
「いやよ!お前が諦めなさい!」
「ふざけないで!」
「なによ!」
机を倒し、椅子を蹴り、髪を掴んで振り回し合う紫と緑。
とにかく後ろを取ろうと躍起になるが、どうしても後ろを取ることが出来ない。
しかし、もはや埒が明かず、先に相手の膣内に自身の肉棒を突き入れるべく、腰を突き出した、その時、
「「よし、はいっ―――んひぃぃいい!!?」」
なんと、同時に相手の陰唇に自分の肉棒を突き入れ、相手の肉棒が自分の陰唇に突き入れられてしまったのである。
いわゆる相互挿入状態。
本来ならありえない犯し犯される状態だ。
「な、何を考えてるのぉ!?」
「だ、だまりなさい!先にやってきたのはそっちでしょ!?」
「なんですって!?もういいわ!こうなったら我慢比べよ!先に気絶した方が相手を犯し尽くす事が出来るわ!」
「ええ、もうそれでいいわ・・・犯して犯して犯し尽くして、私の恋人に手を出した事を後悔させてあげるわ!」
相手の尻を強く掴み、そして、自身の腰を引いた。
そして―――思いっきり叩きつけた。
「「んおぉぉおお♡♡♡」」
ずっぱん!ずっぱん!ずっぱん!ずっぱん!
何度も何度も腰を引いては押し出し、抜いては突き刺しを繰り返し、肉棒を膣に突き入れ、膣で肉棒を扱く。
「「だ、だめっむりっがまんできなっ―――」」
どぷんっ
「「おぎょぉお♡♡」」
精液が、膣内に吐き出される。
熱い体液が膣を満たし、同時に絶頂の快感で意識が遠のく。
だが、まだ腰を動かす。
「まだっ・・・まだぁぁぁあ♡♡♡」
「まげないっ・・・まげないぃぃい♡♡♡」
ずっっっぱん!ずっっっぱん!ずっっぱん!ずっっっぱん!
何度も、腰を打ち付け、肉棒を膣内に突き入れる。
その度に快感が迸り、脳髄を焼き、意識を快感で蕩けさせる。
腰を打ち付ける度に、肉棒が擦れ、膣肉が擦れ、快感が溢れ出て、留まる事を知らず、思考を蕩けさせる。
「「ああぁぁぁああ!!!」」
そして、腰を打ち付ける度に敏感になっていく肉棒と膣によって二人は更に絶頂しやすくなっていた。
だから、腰を打ち付ける度に絶頂し、膣内に精液を溢れさせてしまう。
そして、絶頂の快感は、二人の思考を真っ白にしていく。
「「お・・・ぉお゛・・・♡♡♡」」
ずびん、と膝から崩れ落ちる紫と緑。
しかし、そこまでで深くつながった下半身が離れる事はなくそのまま横倒しに倒れる―――
「・・・・づっぁぁあ!」
寸前で、緑が辛うじて紫を下にして倒れた。
「「おぉぁぁああ゛あ゛あ゛♡♡♡」」
その衝撃で深く肉棒が突き刺さり、再び絶頂してしまう。
だが、ここで初めてこの戦いに優劣が生まれた。
「と・・・とったぁ・・・うえ・・・とったぁ・・・♡」
「あひっ・・・ひぃっ・・・・いやぁあ♡」
「紫さん・・・!」
紫の恋人の悲痛な声が響く。
その声を無視して、緑が残った体力を絞り出すべく、腰を持ち上げて、そのままた叩きつける。
「「おぉぉぉおお!!?」」
(お、おかされるっおがざれるぅぅうう♡♡♡)
(だ、だめっ、犯してるのにっ犯されるっ犯し返されるぅ♡♡♡)
自分も突き入れれば、こっちも突き返される。
相互挿入は、上ととっても下をとってもそれほど快感は変わらない。
しか、精神的に優位を取っている事に変わりはない。
その為、
「あ・・・あぁぁああ!!!」
「んぉっぉぉおおぉお!!?」
放心していた緑を、紫がすぐさまひっくり返す。
「とったぁっとったぁああ!!」
「あっあひっ♡ひぃぃい♡」
「緑さん!」
緑の恋人の悲痛な声が響くも、それを無視して紫は腰を持ち上げて打ち下ろす。
「「おっほぉぉおお♡♡♡」」
そして、先ほどの緑の二の舞となる紫。
しかし、それではもう終わらない。
「あっあぁぁああ!犯す犯す犯す堕ちろ堕ちろ堕ちろ堕ちろぉぉぉおお♡♡♡」
「おっおぉぉおお!いやいやいやいやぁあまけないまけないまけないぃぃぃいい♡♡♡」
下になった緑が暴れる。
打ち下ろしてくる紫に対して、緑は下から突き上げる。
「どいてぇぇええ♡♡♡」
「いやぁぁあああ♡♡♡」
紫と緑が、激しく押し合い、腰を降っては犯し合う。
「んぅっあぁぁああ♡♡♡」
「やあぁぁああああ♡♡♡」
必至に犯し合い、その最中で緑が紫を押し返し、再び上を取る。
「紫ゆかりゆかりぃぃぃいいぃいい!!!」
「緑みどりみどりぃぃぃいいぃぃい!!!」
「「おほぉぉおおおぉお♡♡♡イぐいぐいぐ堕ちろ堕ちろ敗けろ敗けろいげいげいげぇぇぇぇえあぁぁぁああ♡♡♡♡」」
どぷっどぷっどぷっどぷっ
それから、何度も何度も、返しては返され、上を取ったと思えば下になるを繰り返す紫と緑。
その間、彼女たちの恋人たちは―――
「ゆかりさんがかつっ♡ゆかりさんがかつっ♡ゆかりさんがかつっ♡」
「みどりさんがかつっ♡みどりさんがかつっ♡みどりさんがかつっ♡」
向き合い、相手の尻を掴んで、腰を正面からぶつけ合っていた。
クリトリスが潰れ合い、その度に絶頂し、凄まじい快感が二人の脳髄を焼き尽くす。
「「まけないっまけないっまけないっまけないっ」」
パンパンパンパン!!
何度も何度も腰を打ち付け合い続ける恋人たち。
自分の愛する人の勝利を願って。
そして、件の紫と緑は、もはや返す力も乗る力も使い果たして横倒しのまま向き合っていた。
しかし、その腰に足を回し、だいしゅきホールドで抱きしめ合っていた。
「「お・・・おお・・・・おぉぉおお・・・・♡♡♡」」
抱き締め合い、深く、深く肉棒を突き入れ合う。
亀頭は子宮に深く突き刺さっており、ポルチオを深く圧し潰す。
「「ほぉっ・・・ぉぉぉ・・・♡♡♡」」
「お・・おちっろぉ・・・」
「ま・・まげっろぉ・・・」
僅かな震え、僅かな動き、僅かな吐息に声。
とにかく、残った全てを使って、相手を絶頂させる。
その絶頂が最後だと、二人は確信していた。
しかし、それ以上に―――
((もう・・・げんかい・・・))
ポルチオを圧し潰し、尚も犯し合う、二人の女。
しかし、それだけで、二人の意識を刈り取る快感を生み出すのには十分。
「「――――ぁ」」
そして、その時は訪れた。
僅かな、絶頂で、僅かに溢れた精液で、二人の意識は消失した。
数か月後―――
紫は、もう恋人には会っていない。
あの日から、結果に納得できず、幾度となく緑とぶつかった彼女は、気付けば緑と同じ屋根の下で暮らしていた。
「「おぉぉおん♡♡おほぉぉおお♡♡♡あぁぁあんぉぉお♡♡♡」」
子供を孕み、大きくなった腹を抱えたまま、互いの膣に肉棒を突き入れ、激しく犯し合っていた。
ベッドの上で、孕んだ腹を更に孕ませる勢いで精液を注ぎ込み合う二人。
その部屋の棚の上にある写真は、かつての二人の恋人の写真。
そこには、子供を抱える二人のかつての恋人の幸せそうな写真がそこにあった。
「「ぜんぶっぜんぶっおまえのせいなんだからねっぜったいに責任とらせてやるんだからっだからっ犯してっ犯してっおかしてぇぇえ♡♡♡」」
唇を重ね合わせ、舌を絡める。
愛情を塗り潰され、もはや離れられなくなってしまった紫と緑。
お互い無しには生きていけなくなった二人は、これからも、互いに犯し合いを続け、子供を産み、愛を育んでいく事だろう。
その犯し合いは、二人の精魂が尽き果てるまで、続いたという。