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ミレイナ・スレイム。
冒険者ギルドのA級冒険者であり、近々S級冒険者になれると噂されている女性冒険者である。
黒の長髪、端正で知的さを感じさせる美貌。すらりとした長身に無駄のないプロポーションは、数多くの男の視線と女の嫉妬を集めている。
そんな、付け入る隙の無いような彼女。
(ふふん、モブどもが見てる見てる♪)
―――しかし性格には難があった。
高慢で高飛車。その美貌で言い寄る男たちには自分には見合わないとあしらい、難癖付けてくる女にもひがみと言い張って見下す。
相手を怒らせても持前の強さで捻じ伏せてくるので、誰も彼女に歯向かう事が出来なかった。
常に周囲を見下し、常に高圧的な態度を崩さない。その性格面の問題が彼女がA級どまりの理由なのだが、彼女がその強さが持っている事には理由があった。
それは、彼女だけが持つユニークスキル『レベルドレイン』にあった。
この世界の全ての生物には全員レベルという概念が存在し、全ての存在はの強さはそのレベルに左右される。
人間のみならず、魔物にもレベルが存在し、種族によってレベルの上限が存在する為、そのレベル上限に合わせて魔物はランク付けされている。
更に、個人に一人、必ず個別に一つずつ、その者の人生を左右するに等しい『ユニークスキル』を持っており、その強さによっては人智を超越する力を得る事もある。
そして、ミレイナの持つ『レベルドレイン』は、その人智を超越する力であった。
人間・魔物問わず、対象のレベルを吸い取り、自身のレベルとする事が出来る強力なスキルであり、それによって彼女は種族の限界を超える強さを手にすることが出来るのである。
種族の上限レベルを突破する事が出来れば、もう彼女を止められる者はいなくなり、文字通りの無敵の存在へと至る事が出来るある意味最強のスキルなのである。
それ故に、彼女の凄まじい強さはまさしく自身のスキルによる『チート』なのである。
だからといって、仕事をしていない訳ではない。
「ふん、ざこね」
超大型魔獣をたった一人で叩き潰し、ミレイナは一人あくびをして素材を剥ぎ取り、その魔獣のレベルを吸い上げるミレイナ。
彼女のレベルドレインの発動条件は簡単。その方法は相手と自身の体液を通しての魔力的接触。
それによって彼女は相手のレベルを搾り取る事が出来るのである。
既に人間としてのレベル上限『Lv.99』を突破し、魔獣からレベルをドレインしてLv.9999に到達したミレイナ。
「もうこの辺りの魔物じゃ相手にならないわね」
退屈そうにあくびをするミレイナ。
帰路をゆっくり歩く彼女の立ち振る舞いは隙だらけそのもので、しかし自他との絶対的実力差を悟ったのか他の魔物が彼女を襲う事は無かった。
しかし、
「ん?」
ふと、一つの人影が彼女の前に現れる。
「あら?」
しかし、その人影をよく見ると透けており、どうにも形が見えない。
それが『スライム』という魔物だと理解するのにはそれほど時間はかからなかった。
(人型のスライム?低級の魔物の癖に変な芸を覚えたものね)
スライムは冒険者の間でも最弱と揶揄されている通り最弱の魔物であり、大人であれば棍棒一本で殴り殺す事の出来る魔物であった。
しかし、だからと言って人型に擬態出来るという事は聞いた事が無い。
しかもどこか自分に似ているのでどこか気に食わなかった。
(そういえばここ最近、この森で冒険者の行方不明者が多く出てるって聞くけど、まさかね・・・)
何はともあれ、こんな雑魚魔物相手に時間をかけるわけにはいかない。
軽く捻ってさっさと帰ろうと、掌に魔力を込め、撃ち放ってみせる。
それと同時に粘液の弾丸が迫ってきていた。
「きゃあ!?」
まさかの攻撃にミレイナは吹き飛び、地面に尻もちをついてしまう。
「こ、このっ、スライムのくせに生意気よ!」
見れば何故かスライムも驚いたように倒れ込んでいた。
だが、ミレイナにとってはそんな事はどうでも良い。
低級の分際で攻撃してきた事を後悔させるべく、拳を握りしめてスライムに殴りかかる。
『人間のくせに!』
(言葉を喋った!?)
しかしスライムもまたミレイナを迎え撃ってくる。
そもそもスライムとはまんまるとした粘液体であり、剣一つ差し込むだけで破裂してそのまま死ぬ魔物である。
だからいくら人型だとしても、拳一発突き入れれば簡単に殺せる魔物なのである。
―――その、筈なのだが。
『「はあ・・・はあ・・・」』
怪獣でも暴れたのかと勘違いしそうなほど凄まじい惨状となった森の中でミレイナとスライムは疲れ果てた状態で対峙していた。
「な、なんなのよこのスライム・・・!」
『この人間・・・なんて強さなの・・・!』
散々暴れた一人と一匹の戦いはその身の丈では信じられない程の惨状を生み出し、そして互いに予想外のダメージを与えた。
「チッ、ザコ魔物のくせに・・・・!」
『低能な人間風情がっ・・・!』
悔しさに顔を歪ませながら尚も相手を見下すミレイナとスライム。
(正攻法じゃ時間がかかり過ぎる・・・スライム如きに手こずったなんて知られたら、S級への道が遠のく・・・!)
だからこそ、ミレイナはほくそ笑む。
(この強さ、きっととんでもないレベルを保持している筈よ・・・だったらそれをドレインすれば・・・!)
ミレイナの戦い方は決まった。ミレイナは衣服を脱ぎ捨て、スライムと対峙する。
『っ!?』
レベルドレインの最も効率的なやり方。それは、自分と相手の淫液などの体液を混ぜ合わせる事で、繋がりを強くする事でドレイン効率を上げる事が出来るのである。
そして、スライムとは体液の塊。そのレベルドレインの効率は他の種族の比ではない。
全裸になる事で、秘部も晒し、淫液を混ぜ合わせる準備を整える。
そして後は―――襲い掛かるだけだった。
『んむぅ!?』
人型なのが幸いした。
ひんやりした体で出来たその顔にある唇に、自身の唇を重ね、これまたひんやりとした舌を自身の舌を絡める。
唾液が混ざり、相手と自分との間に明確な繋がりを感じ取ると、
(レベルドレイン、発動♡)
『んぶぅっ♡』
抱き締めたスライムの体が跳ねるのを感じた。
それと同時に、自身の体に入り込む、力のようなものが体内に入り込むのを感じ取る。
(なんて力♡このまま吸い取ってレベルを・・・・)
だが、そこで信じられない誤算が生じた。
「んぼぉっ♡」
(え、何!?)
突然、レベルドレインが止まってしまったのである。それどころか、力が逆流し、逆にレベルが吸い取られていくのを感じてしまっているのである。
(ま、まさか・・・!?)
ミレイナはすぐさまレベルドレインの強さを強める。それに競い合うように、相手からの吸い上げも強くなっていく。
「『んじゅるるるるるぅうう♡♡♡」』
スライムはその構造上、自身の体積以上の変形は行わない。
だが、このスライムは人間態を決して解除しようとしないのは気になった。
だが、その方が都合が良かった。
「『んぶはっ!」』
限界を迎え、唇を離したミレイナとスライムは、憎たらし気に睨み合う。
「まさか、モンスター風情がレベルドレインを・・・」
『人間如きがレベルドレインを持っているなんて・・・』
このスライムは色々とイレギュラーだ。
人の姿を取り、人の言葉を話す事が出来る。それだけでかなりの発見なのに、その上自分と同じレベルドレインのスキルを持っている。
このまま放置するのは非常に危険だ。
だが、それ以前に―――
(この私と同じスキルを持っているなんて、身の程知らずにも程があるわ!)
非常に、気に食わなかった。
「アンタのレベルを絞り尽くしてやるわ」
『絞り尽くされるのはアンタの方よ!』
どうやら、スライムもミレイナと同じ心境のようだ。
元は最弱の魔物。常日頃から初心者の初仕事にはもってこいの魔物である。
その為、常に同族が駆られ続けるのを見続けてきた彼女は、ある日、他の凶悪な魔物に襲われて瀕死となった冒険者を見つけた。
その冒険者を、そのスライムは既に持っていたレベルドレインと共に九州したのである。
それから、彼女は常に人間を襲い、そのレベルを吸収する事で力を得てきたのである。
彼女が人間態となっているのは、人間のレベルを奪い過ぎたからである。
そんな事は露程も知らないミレイナは、再び全裸でスライムと対峙する。
(こいつは粘性の体を自在に操れない・・・だったら・・・!)
(力で倒せないなら、レベルドレインで弱らせてからたっぷり可愛がってやる・・・!)
再び、彼女たちはその唇を重ね合わせた。
ミレイナはともかく、スライムの人間じみた舌使いが蛇のように交じり合い、絡み合う。
それと同時にレベルドレインによってレベルを奪い合う。
しかし、二人の舌使いは拮抗しており、ぬるぬると絡み合う舌が、脳を痺れさせる。
(な、なによこいつっなんでっスライム如きにこんな・・・)
(こんな、人間なんかにっ私っ・・・)
「「んぅぅぅううううぅうっ!!?」」
二人の体がびくんびくん、と跳ね、レベルが二人の間で循環する。
それに伴う、快感が二人の間で駆け巡り、軽く絶頂してしまう。
((この私が、こんな奴にっ・・・!))
苛立った二人は相手の股間に手を伸ばした。
ずぷり、と相手の陰唇に相手の指が入り込み、粘液が零れる。
(スライムなのになんで膣があるのよ!?)
なんて思っている暇もなく、ひんやりとした指のピストンがミレイナを襲う。
それに負けじとミレイナも指を動かしスライムの膣をかき混ぜる。
唇を重ね合わせたまま、ひたすらに膣を責め合う二人。
それだけに留まらず、ミレイナとスライムの爆乳が押し潰れ合い、その乳首すらも擦れ合う。
「「んふっ♡」」
(こいつっ、乳首でも感じるの?)
ますますワケの分からない相手に戸惑いを隠せないが、そうであるなら都合がいいと、ミレイナは爆乳を押し付け、膣を責める。
舌でも乳首でも膣でも、とにかく責められる所はとことんせめて絶頂させ、レベルを奪おうとする。
だが―――
「んおっぉおぉおおおっ♡♡♡」
『んぐぉっおぉおおおっ♡♡♡」
「おっおっおっおっ♡おほっほぉおお♡おおんっ♡」
『あっあっあっあっ♡あいっいぃんぅ♡ああんっ♡』
「いぐいぐいぐいぐいぐいぐっ・・・・」
『いぐいぐいぐいぐいぐいぐっ・・・・』
何故か、何度も同時に絶頂してしまうのである。
(な、なんれ・・・)
(競り勝れない・・・)
散々絶頂し、その度にレベルが循環し、それが媚薬となったのか、重い絶頂となって繰り返し絶頂してしまう。
身体も技術も体力も何もかも同じ。ここまで何度も同時に絶頂しているからか、きっと相性も同格なのだろう。
だからこそ、少しでも天秤が傾けば、
((逆転が、できない・・・!!))
そう思うと、途端に恐怖が襲い掛かってくる。
どれほど責め立てても、相手も同じだけ攻めてくる。
それに少しでも屈したのなら、おそらく一気にレベルを奪われ、飲み込まれる事だろう。
だが、もし、競り勝ったのなら―――
「だ、出しなさいっマンコ出しなさいよ!」
『アンタも出すのよ!早く!』
二人は、立ち上がると脚を大きく開いて密着する。そのまま相手の尻肉を掴む。
「一回・・・一回先に絶頂したら、全部奪い取ってやるわ・・・!」
『全部奪い取られるのはアンタの方よ人間!』
そして、二人は腰を引いて―――
「『おっほぉぉぉん♡♡♡」』
パァン!!!
思いっきり、その陰唇同士を激突させた。
悲鳴と共に、愛液と粘液が振り撒かれ、ぶつけた衝撃が恥骨に伝わり、脳を痺れさせる。
だが、どうにか耐えきった彼女たちは、すぐさま再び腰を引いて、再び陰唇同士をぶつけ合わせた。
パンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッ
それから、幾度となく陰唇をぶつけ合わせた。
「イけっイけっイけっはやくっ♡あうっイっイぐっ♡まだイぐぅぅう♡♡♡」
『イけっイきなさいっイってっ♡おうっだめっあっ♡だめだめぇええ♡♡♡』
しかし、やはり絶頂は同時。何度も同時にイき、その度に脳が痺れ、真っ白になり、体力がごりごりと削れていく。
(は、はやく・・・はやく・・・・)
(はやく・・・イってよぉ・・・・)
終わらない絶頂地獄。
このままでは相討ちになってしまう。
しかし、事態は残酷にも動く事はなく、
「『お・・・おお・・・・♡」』
ぶしぃぃぃいい・・・・
愛液が噴き出し、二人はその場に尻もちをついてしまう。
「あ・・・・ああ・・・・」
『あ・・・・いい・・・・』
もはやその意識は朦朧としており、とてもではないがこれ以上の行動は出来そうになかった。
しかし、それでも二人の体は動いた。
「こ・・・れでぇ・・・」
『さい・・・ごぉ・・・』
互いの貝を合わせ、陰核を潰し合い、ぶつけ合う。
貝合わせで決着をつけようとしていた。
「この・・・・」
『この・・・・』
「スライムがぁぁああああ!!!」
『人間があぁぁあぁああ!!!』
絶叫し、そして、陰唇をぶつけ合わせ、そして―――
「『おほぉぉおぉおおぉおおお♡♡♡」』
ぶっしゃあぁぁあぁああぁああ!!!!
その後、ミレイナとスライムは行方不明となり、一時捜索隊が作られたものの、やがてそれは打ち切られた。
元々、彼女の性格面の評判は芳しくなく、冒険者ギルドの方面でも彼女をS級にあげていいものかと不安の声も上がっていた。
その為、彼女が行方を眩ませた事を疑問に思う者はいたが、彼女を探そうと思う者はいなかった。
しかし、彼女が消えたとされる森の奥で、二人の女性の淫らな悲鳴が聞こえてくるという噂が立ち、その正体を探るべく好奇心を持った人々が森に足を踏み入れるのだが、それはまた別の話。