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今回は色々と時間が無かったので、ちょっとした小話をいくつか作ってみました
『とある満員電車の中で』
ある日ある日の電車の中で。
ある時間に通っている電車のとある一両は、ほとんどの駅で扉が改札に繋がる階段や道の目の前に止まる為に、数多くの通勤者が好んで使う為、凄まじい密度の満員電車となる。
それ故に、多少、痴漢だったりの犯罪が起こる事も少なくはない。
しかし、彼女たちの場合は違った。
満員電車の中、押し合い圧し合いの末に、密着する二人の女性がいた。
オフィスレディらしいスーツに身を包んだ二人の女は、正面から抱き合うように密着していた。
しかし、その頬は赤くなっており、何故か息も荒かった。
一体どういう事なのか。それを知る者は誰もいない。何故なら、その原因がその込み具合で見えなかったからだ。
しかし、当事者である二人には分かっていた。
短いタイトスカートを捲し上げ、その股間に太腿を差し込みながら、そのパンツに手を突っ込み合っていた。
それは誰にも見えない。見えないからこそ興奮する―――なんてことはなく、
二人の女は、目の前にいる女は無性に気に入らなかった。
似通ったプロポーション、毎度鉢合わせる偶然、そして、どこか鼻に触る雰囲気。
お互い、見るだけであった、静かな因縁の相手。
自分の体に自身があるだけに、その女の体は無性に目につき、そのプライドを傷つける。
だからこそ、どちらが上かを決めるべく、ある日、偶然を装って正面から抱き合う形で接触した彼女たち。
しかし、服越しではその肉体の差は分からなかった。
だからこそ、二人は搦め手を使い、自分の方が上だと誇示しようとした。
しかし、目論見は外れた。
相手からの反撃が予想以上に凄まじく、もうすでにショーツはぐっしょりと濡れ、その快感も耐えきるのも限界であった。
もし、このままイけば、嬌声が漏れてしまう。
どうする。どうするべきか。
二人は、いつの間にか、自分が相手より先にイかせる事よりも、自分がイった際にどうするべきかを考えていた。
そう考えた時点で、手遅れだった。
限界が来る。それを悟った二人は、相手の肩に顎を乗せ、空いている手を相手の首から回して口を塞いだ。
キスはしない。しかし、それでより一層密着する事となり―――
なんの軌跡か電車が大きく傾き、中にいる乗客が纏めてその方向へ慣性に従って傾く。
それらの不運が重なり、二人の絶頂は凄まじいものとなった。
水音はならなかった。ショーツと相手の太腿のお陰で、噴き出す事はなく、更にタイツも履いていた為、電車の床が濡れる事は無かった。
しかし、深かった。我慢した分と、予想外の刺激によって、二人は深く絶頂し、愛液を垂れ流し続けた。
その絶頂は、一方が降りる駅につくまで続いた。
よろよろと他の乗客と共に降りた一方の女とふらふらとなんとかつり革につかまった女。
二人の女は、絶頂によって酷く疲労しており、更にタイスが、注意の人間が濡れている事に気付かない程に濡れてしまっていた。
濡れて冷たく感じるタイツとショーツ。そして相手の淫液の染みついた手の感触を覚えながら、二人の女は、下唇を噛み千切った。
二人の憎悪の因縁は、まだまだ続く。
『東の貴族、西の貴族』
日本のとある町に、何百年と続く歴史を持つ貴族の家があった。
その家の一人娘とその母親は、その家の箔に恥じない美貌と肉体を兼ね備えており、道行く者、老若男女問わず、夜のオカズにされるほどの淫靡さを秘めていた。
床に付きそうなほど伸ばした黒髪と、太陽の光に照らされた月のように輝く紅い眼を持つ、妖しいまでに美しい母娘。
母娘はそれ故に、自身の肉体に絶対の自信を持ち、それ故に世界が自分を中心に回っていると思っていた。
しかし、ある時イギリスからある者たちが引っ越してきたのである。
それは、イギリスのそれは名のある貴族の母娘であった。
しかも、なんと娘の父親、即ち、貴族の母の夫の、もう一つの家族であった。
夫は世界をまたにかける商人であり、その為どういう訳か、日本とイギリス、両方の国籍を保有していたのである。
法律がどうのこうのと言いたいところではある。
しかし、相手の母娘もまた、それはそれは美しい女たちであり、銀の髪と、日本の母娘同じく月のように紅い眼を持つ母娘であった。
母娘は、互いの事を認知していた。
日本とイギリスの距離の問題故に、接触する機会が無かった。
しかし、父親がそれなりの年齢になり、拠点を日本で固める為に、そのイギリスの母娘を日本へと招いたのである。
そうして、二組の母娘は邂逅を果たした。
しかし、日本の黒の母娘は快くイギリスの銀の母娘を受け入れた。
生活する環境が国ごと変わったのだ。その環境の変化に、体がついていく事が出来ないだろう。
というか夫は妻を二人持っている事に頓着はしていないようで、むしろそれを誇らしげにそれぞれの妻に離していた。
その時点で異常だが、しかし、その夫がなんでもないかのように、平常運転で過ごすのでその家の住人が二人ほど増えてもそれほど大事にはならなかったそうな。
しかし、事態は一年後に変化する。
一年後、銀の母は快調であった。
半年で調子を戻し、そこからまた半年もかけてこの地に最適な体つくりを成功させ、更にその一年を通して肉体の更なる成長をした銀の母は、上機嫌で屋敷の廊下を歩いていた。
すると向こう側から、同じように上機嫌な黒の母もやってくる。
長い髪を引きずりながら、それぞれの方向からやってくる二人の母。
かつかつと床を踏み鳴らしながら、互いに向かって歩く二人。
その速度が、次第に加速していき、やがて、小走りとなると、そのまま、その凄まじい爆乳を正面から激突させた。
すでにスイカにまで匹敵するほどのサイズの爆乳が正面から衝突すれば、凄まじい衝撃が迸るのは明らかだ。
しかし、それでも二人は正面から激突した。
まるで、その時を待っていたかのように。
それと同時刻。
学校にて、既に女王としての地位を確立していた黒の娘と銀の娘は、自分の配下となっている生徒たちに命令し、教室に円形状のリングを仕上げさせた。
そのリングが出来ると同時に、二人は上半身の制服を脱ぎ捨てた。
ノーブラの母親よりは大きくはない、しかしれおでも凄まじい爆乳を晒し、『八尺様』『8フィート様』と揶揄される程の高身長をもって、相手を見下そうとする二人の娘。
二人とも、不敵な笑みを浮かべ、その一歩を踏み出した。
どちらの母娘も、この時を待っていた。
一方のコンディションが完全に整う事を。一方の肉体が最高潮になる瞬間を。
その時に、完全に叩き潰せる機会を。
元から屋敷に住んでいた黒の女中と、銀の母娘についてきた銀のメイドたち。
日々の食事を担当していた料理人たち。
もしくは、娘を慕う黒の後輩とついてきた銀の後輩。
もしくは母たちの友人たち。
町の女たちが、黒と銀の母娘を中心に、争い始める。
理由は様々だろう。しかし、それでも二組の母娘は。
母乳を撒き散らす、ベッドに沈む、落ち潰される、ぶつけ合う。乳で殴り合い、押し合い、倒しひっくり返し、そして、決着が訪れる。
果たして、立っているのは、東の黒か、西の銀か。
『プールサイドの決闘』
ざぶん、ざぶんという水音が、プールから響く。
夏休みの誰もいない時間。水泳部すら休みの日に、二人の全裸の少女がプールの中で絡み合っている。
水泳部にはあまりにも似合わない、爆乳と爆尻を持つ二人の少女。
その少女たちが、プールの中でもみ合っていた。
二人とも、水泳部に所属しているのだが、その目的は大会などで勝つことではなく、顧問をしている教師と長く一緒にいるためだった。
しかし、そういった目的の女がもう一人おり、その為、互いに互いを妨害し合うという面倒な事になってしまっているのである。
しかし、それも我慢の限界。一方を排除すべく、実力行使に出たのである。
夏休みに入り、練習にも身が入る水泳部だが、それでも休みの日がある。
その日にプールへ立ち入る許可を貰い、呼び出した相手に、二度とその教師に近付かないようにお仕置きをする。
そこまでプランを立て、呼び出してみたは良かったし、相手も乗ってきた。
そこまでは良かった。
だが、互いの力が全くの互角であった為に、お仕置きにもならず、もみくちゃの喧嘩になるほど激しくなってしまう。
しかし、その最中で二人とも、プールの中へと転落してしまう。
そのまま、プールの中でも争いを続ける二人。
プールの中だと思う様に相手を殴れず、だからといって離れるという選択肢が頭から抜けていた。
その為、二人ともどんどん沈んでいく。
やがて、互いの胸を、相手の顔面に押し付けるという行為に及ぶ。
そんな事をすれば沈むのは当然。しかし、二人とも相手を逃がす気など微塵も無かった。
そのまま、二人は沈んでいく。相手の乳房にその顔をうずめられながら。
そうして、一体どれほどの時間が経ったか。
幸い、二人とも、水面に上がってきた。
同時に耐え切れずに上がってきたのだ。
激しく咳き込み、飲んでしまった水を吐き出す二人。
水着は既に破れており、もはや水着の体を成していなかった。
だから二人は水着を脱ぎ捨て、日が傾いたプールサイドで睨み合う。
もはや二人に止まる理由は無かった。
もう何があっても目の前のこの女を叩き潰すまで、止まる事はないだろう。
全ては、愛する顧問の教師から、この女を引き離し、その愛を一身に受けるために。
二人の少女は、目の前の恋敵を潰す為に、再び駆け出した。
果たして、教師の寵愛を受けるのは、どちらの少女なのだろうか。まだだれにも分からない。