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「さぁ始まりました!第1回Vsp shikodown!」
「記念する第1回は長年論じられてきた箱内の清楚担当を決める戦いをしてもらいます」
仮面を被った司会者が大げさに身振りをしながら話を続ける。
運営会社が経営不振を理由に海外の企業に買収され、R-18が解禁されるという一大発表と共に宣伝された新公式番組。
瞬く間に拡散された効果はあったのか、開始数分で視聴者数は50万人を超えている。
「さぁ番組説明もここまでとして、早速本日の出演者に登場いただきましょう!エマさんと、ととさんでーす!」
隣で浮かない顔をしているエマちゃんと、私の名前が呼ばれる。
司会者は別の部屋にいて、私たちは二人でずっと待機をしていた。
目の前にある大きなカメラに赤いライトが灯り、これが今使用されているカメラだということを示す。
私は無難にニコッと笑い、愛想がよく見えるように軽く手を振る。
エマちゃんも同じ感じだ。
私たち二人は番組の指定で2024年の水着衣装を着ている。
配信では着ることのなかったこの衣装を着ることができて、少し嬉しいけどこんな形でみんなへ見せたくはなかった。
私はもちろん、メンバーの全員がこの公式番組に反対していた。
というか、運営の方針変更から反対していたのだが、運営が買収されたタイミングで書かされた契約書に、直近2年で引退する際には多額の違約金を払わされることが記載されていて、それに気づくことができなかった私たちは仕方なく従ってこの箱に残っている。
私はまだいいけど、エマちゃんはその衣装のせいで大きな胸の谷間が前面で露わとなっている。
「いやぁーそれにしてもこのお二人の水着衣装とてもいいですねぇ!特にエマさん、見てくださいよこの谷間!」
司会者の興奮した声と共に、カメラはエマちゃんの胸元へとズームする。
エマちゃんはそれに対して胸の前で腕を組み隠そうとするのだが、意味を成していなかった。
うわぁ…。おおぉ…。と、スタッフ陣がそれぞれの反応をする。
エマちゃんは顔真っ赤だ。
「対してこのととさんのプロポーション!見事なくびれ!素晴らしいですね~」
カメラがこちらへと切り替わる。
舐めまわすように足元から徐々に上がってくるカメラ。
気持ち悪いな~と思いながら、一旦は我慢する。
が、いつまでも撮ってくるので「ゲーム説明、お願いしますね?」と司会者に振る。
鼻の下を伸ばしていた司会者は一瞬むっとなり、咳ばらいをしてからゲーム説明へと移った。
「ゲームは簡単、これからお二人には特別に機会が取り付けられた椅子に座っていただき、3分間くすぐりに耐えていただきます」
ガラガラと音を立てながら運び込まれてくる椅子。
マッサージチェアのような椅子の至る所に、いろんな道具がつけられている。
「マイクには声の大きさを計測する計器が組み込まれており、3分間のなかで一番大きな声をあげてしまった方が負けとなります。もちろん負けた方には罰ゲームが用意されておりますので、頑張ってくださいね~」
椅子のセッティングが終わり、スタッフに座るよう指示される。
水着のまま座り、ゲーム開始の合図を待つ。
「さぁ、準備が整ったようなので、1人ずつ意気込みを聞いてみましょう。まずはエマさん!」
「はい、Vsp真の清楚として先輩には申し訳ないのですが、負けないように必死に耐えようと思います!」
「いいですね~。必死に耐えていただきたいですね。対してととさん!」
「まぁ割と守りたい称号でもないのですが、後輩に挑まれた勝負なので全力で応えようと思います」
「後輩想いでいいですね!」
当たり障りのないコメントを交わし、いよいよ椅子が動き始める。
モーターが動くような音がしたと思ったら、腕のあたりにねこじゃらしが出てくる。
そのままじゃらしを腕の肌へ、撫でるように動き始めた。
私はねこじゃらしはそんなに効かなかったらしく、サラサラしていて気持ちいいなーくらいにしか思わない。
ただ、エマちゃんはそうじゃなかったみたいで。
「くっ……w くふっw ……ひゃぁ」
必死に耐えるも、可愛い声が漏れ出ていた。
それからだいたい1分が経ち、次の変化が訪れる。
ガコン!という音と共に足置き場が変化する。棒に括り付けられたブラシのようなものが足元に出現し、自動で動き始める。
足の裏を上下にこするブラシは、絶妙な力加減とスピードでとてもくすぐったい。
「ふふっ…w ふっw ははっw」
我慢はしていたのだが、それでもくすぐったくて声が漏れてしまう。
エマちゃんも同じくらいだ、ここまでほぼ五分といったところ。
ねこじゃらし、足裏ブラシときて最後の1分は何が来るのだろうか。
「さぁ~、ここ2分間お二人ともかなり耐えて、声も小さく抑えられています。若干エマさんのデシベルの方が大きく、このままいくとととさんの勝利ですね~」
司会者が途中経過を教えてくれた。
僅差で私の方が勝っているらしい。エマちゃんには申し訳ないが、このまま勝たせてもらおう。
「それでは、最後の1分間のギミック、お願いしま~す!」
ガチャ。―――ガチャ?何の音だ?
スタジオの入口を見るとそこからブーメランパンツに仮面をつけた男が2人入ってきた。
「「ひえっ」」
2人して悲鳴を上げる。男たちは無言で椅子の後ろまで歩いてきた。
椅子に座ったままの私たちは男たちが何をしているのか見えていないが、その行動はすぐに分かった。
「きゃっ!?」
私の脇腹に突然伸びてきた男の手。水着の部分ではなく、露出しているお腹や脇腹などを執拗にくすぐり始めた。
先に私が触られて、今日一大きな声を上げてしまった。
しかもエマちゃんは私の声で今から何が起きるのか分かったのか、触られても驚かず耐えていた。
男たちのくすぐりは上手くて、気を緩めるとすぐに大声で笑ってしまいそうになる。
しかも、なんかどさくさに紛れて鼠径部とか下乳とかにも触れているし…。
やばい、多分さっきの大声で私が罰ゲームの対象だ。
頼むエマちゃん、声を、大声を・・・!
「しゅ~りょ~で~す!」
「ひゃ~w やばいやばい、マジで声でそうだったー」
「くぅ…ッ」
緊張が解け、勝利を確信しているのか、今まで我慢していた分だけ話し出すエマちゃん。
私はというと、結果が気になって仕方がない。
「では、気になる結果発表といきましょう。罰ゲームを受けていただくのは・・・・・・ととさんでーす!」
元気いっぱいだったエマちゃんも、流石にちょっと気まずそうにしている。
まぁ、仕方ない。罰ゲームとやらを受けるしかないか。
「さて、罰ゲームの内容ですが・・・イラマチオ1分間耐久です!」
「イ、イラ・・・はぁっ!?」
台詞とか、くすぐりの延長とか、そんなことを考えていた私が甘かった。イラマチオ1分って・・・そんなの映せるわけないじゃん!
「なお、カメラで直接映すことはもちろんできないので、カメラの前には仕切りを挟ませていただきます。ただ、影は映るようにはなっているので、皆さんはそこからお楽しみくださいね!」
むしろ仕切り1枚しかないの?
驚いている今もスタジオには仕切りが運ばれてきて、私とカメラの間に設置がされている。
素晴らしく段取り良く用意がされた仕切りと、それに影が映るように備え付けられたバックライト。
私の目の前には男優が…というかこの仮面、さっきのゲーム中にくすぐってきたやつじゃない?
「それでは、準備も良さそうなのでさっそく罰ゲーム始めてもらいましょう!」
司会者の合図と共に目の前に差し出されるちんぽ。
既にビンビンの状態で20cmは簡単に超えている。
ふざけんな、デカすぎだろ。こんなの1分後には顎がこわれ―――
「では、スタート!」
「おぐっ!?」
―――不意を衝かれて心の準備をする間もなく口の中にちんぽをぶち込まれる。
「ぐぽっ、ぐちょ、、、ぐっぽ」
不定期に奥まで突かれるちんぽに負けじと、頑張って鼻で息をする。
太さも申し分ないちんぽは私の口内を埋めて、唾液をローションに抜き差しをする。
喉まで到達するちんぽは、まだ嗚咽しそうにはならない場所で止まっている。が。
ガッ!
「……ッ!?」
いきなり髪を掴まれて、男の腹に鼻がつくほど深くまで咥えされる。
い、息……あぁ、凄いちんぽの臭い。
まって、嗚咽がっ。
「さぁあと20秒です!」
「……お゛ぉ゛」
あと20秒も耐えられないと判断して男を叩きながら必死に抵抗する。
すると、髪を掴んでいた手が離されて、頭が自由になる。
「…っはぁっ! …はぁ…はぁ…っぅう゛っ!?!?」
呼吸できたのはたったの2秒程度、すぐさま髪を掴まれてイラマが再開する。
「あと10秒です!」
息、ちんぽ、息…イキ、いき。
「5!」
苦しい。。頭が、まわらない。はや、はやく。
「3!」
…!? ちんぽが膨らんで、これって!
「2、1! しゅーりょーです!」
びゅりゅっ、びゅぅ~、びゅぅぅ~。
終了と共に男は射精し、大量の精子が顔や水着へとかけられる。
「さいあく…」
精子まみれになった顔を映し始めるカメラ。
精子はいいのかよっていうツッコミすらできない。
肩で息をして酸素を取り込むことに精一杯だ。
「あ~これは派手にかけられましたね。コメントの流れも一気に加速しています!」
「隣で見ていたエマさん。どうでしたか?」
え。見てたの?
「や~、先輩が頑張るところ見てて、流石だなって思いました」
「そうですか~。司会としてはエマさんにも同じように罰ゲームを受けてほしいのですがねぇ。罰ゲームは1番組に1人までということらしいので、今日はここまでとさせていただきます」
エマちゃんは司会と会話しながらもずっと私のことを見ていて、その顔は紅潮していた。
「それでは最後はみんなでお別れしましょう!さようなら~!」
「ばいばーい!」
「ば、ばいばーい・・・」
こうして、箱初のエロバラエティは大盛況で終えた。