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【5Q1/本編】創生の魔王:1話-5(80枚)

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【5Q1/本編】創生の魔王:1話-5(80枚)
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エル「んんっ ふぐっ んぅぅっ」

エル「ぐふっv ん゛っv んぐっv」

エル「こふっ ぐっ うぅっ」

エル「ふぐぅっv う゛ぅっv う゛~っv」

皇帝「まったく…軽々しく機密を口外するとはな。」

エル(誤解です、陛下…!私は決して口外などしてません!)

皇帝「本来なら絞首刑に処するところだが…余は寛大じゃ。」

皇帝「このマナタンク補給を一週間、続けるのを罰としてやろう。」

エル(そんな…一週間もこんなことされ続けたら、壊れちゃう!)

エル(でも、ここで抵抗したらドーンが初期化されてしまうかもしれない…)

皇帝「毎日見に来るから、励むのじゃぞ。」

皇帝「ふはははっ!」

エル(誰か…誰か助けてっ お姉ちゃん…!)

エル「ふお゛ぉぉ゛ぉっ!!vvv」



暗部「…以上で、ミカ・イノウエの暗殺を完了しました。」

皇帝「ご苦労。思ったより簡単に終わったな。」

暗部「ただ…対象が急にスプレンディ家を出たのが気になります。」

暗部「まるでこちらの暗殺計画を知っていたかのような…」

皇帝「知っておったと見るべきじゃろう。」

皇帝「スパイが内部に紛れ込んでいる可能性もあるのぅ。」

暗部「僭越ながら、暗殺では無く捕縛するべきだったのでは。」

皇帝「そこは問題ない。まだ情報源はあるじゃろ?」

皇帝「スプレンディ家当主…アリスリゼラ・スプレンディ。」

皇帝「奴を拘束し、情報を吐かせよ。」

皇帝「スパイどもめ…芋づる式に引き抜いてくれるわ…!」

皇帝「手段は問わぬ。吐かせた後は殺してしまえ。」

皇帝「国家反逆罪じゃ。民も反発はせんじゃろ。」

暗部「では、そのように…」

美香「『そのように』じゃ、ないんだな~」






美香「ただのはべらせ系だと思ったら、とんだ暴君だったよ。」

皇帝「貴様…何者じゃ!」

美香「あなたが、ええっと…王様?帝王?」

美香「わかんないから王様でいいや。」

皇帝「無礼者め…!殺してくれる!衛兵!」



皇帝「なっ…!?」


皇帝「な…なんじゃ!?足に力が入らん…!」

美香「無礼な王様には、その恰好がお似合いだよ。」

皇帝「き、貴様っ!!」


皇帝「あ゛あああ゛あっ!!」

皇帝「やめっ! やめろっ! やめてぇっ!!」

美香「…こうでもしないと態度すら変えないって…」

美香「ほんと、人間って嫌い。」

皇帝「痛い…痛いぃ…!」

皇帝「お、お願いです…い、命だけは…!」

美香「アリスは私の恩人でね。何かあったら助けようって決めてたの。」

皇帝「アリス…?アリスリゼラ・スプレンディ?」

美香「私はアリスを助けられるなら、方法はなんだっていいんだ。」

美香「あなたを殺すのも、一つの手だよね。あなたがやったみたいに。」

皇帝「や、約束します!スプレンディ家には今後一切手出しをしません!」

皇帝「だから…だからぁっ!」

美香「う~ん…ま、何かしようとしても『視える』から問題ないか。」

美香「いいよ。殺さないでいてあげる。」

皇帝「っ…あ、足が…動く…!」

美香「侵略対策もわからなくないけどさ。例の…ええと、まどーにんぎょーだっけ?」

美香「それのマナ補給、もっとペース落とさないとだめだよ。」

美香「エルだって人間なんだから。死んじゃうよ?」

美香「あの罰とかも止めさせてね。」

皇帝「は、はいっ そのようにしますっ」

美香「じゃ、私は帰るから~」

美香「…あ、そうそう。」

美香「ミカ・イノウエは元気にしてる?」

皇帝「っ!?」

美香「彼女に万一のことがあったら…わかってるよね?」

美香「じゃ~ね~!」



美奈「陛下っ!」

陽菜「うわっ、なにこれ大惨事!」

美奈「陛下、一体何が…」

皇帝「…魔王じゃ…」

皇帝「あれは…魔王じゃっ…!!」

美香(う~ん…)

美香(やっぱり、ゆ~っくりとだけど傷が塞がっていってる。)

美香(自然治癒速度が人間並みの不死ってことかな?)

美香(日に日に私がこの体のほうへ引っ張られる感覚あるし、これって)

美香(今の姿が魂みたいな扱いで、体に戻ろうとしてるってこと?)

美香(やっぱり王様脅して正解だったな~。何が何でも蘇生させようとするだろうし。)


アリス(ミカ…)

アリス(…だめよ、アリスリゼラ。こんな姿、天国のあの子に見せられないわ。)

アリス(アリスは…あたしは、アリスリゼラ・スプレンディ。)

アリス(民を導くものとして、強く在らないと。)

ルイザ「う~ん…」

アリス「? どうしたの、シスター。」

ルイザ「アリス様。実は…ミカ様のご遺体のことでお話が…」


アリス「遺体が腐敗しない…?」

ルイザ「それどころか、徐々に血色良くなっている状態でして…」

ルイザ「他のシスター達も、怖がって近寄ろうとしないのです。」

アリス「いつまでも火葬をしないからおかしいとは思ってたけど…そんなことになっていたなんて。」

アリス(本当に、まるでまだ生きてるみたい…)

アリス(もしかしたら、このまま生き返って…)

アリス「シスター、その…まだ火葬をしないでもらえると…」

ルイザ「え?でも…」

アリス「…ごめんなさい。聞かなかったことにして。」

アリス「ちゃんとお別れしないと…よね。」

ルイザ「アリス様…」

兵士「王命により、この部屋は封鎖する!」

兵士「速やかにこの部屋を出ろっ!」

アリス「なっ…ここは神聖な場よ!いくら陛下でも…!」

ルイザ「だ、だめですアリス様!」

アリス「…まさか…お前らがミカをっ…!」

ルイザ「アリス様っ!」

アリス「放せっ!放せぇっ!」


兵士A「しかし…死んだ人間にポーション使ったところで意味ねぇだろ。」

兵士A「陛下は一体何をお考えなのか…」

兵士B「噂じゃこいつは、陛下お抱えの部隊に殺させた奴らしいぞ。」

兵士A「それを今度は生き返らせようと?ますますわからんな。」



アリス「許さない…あいつら、絶対に…!」

兵士「うわぁぁぁっ!!」

アリス「な、何…!?」




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POSTEDMay 8, 2023
ARCHIVEDJun 10, 2026