「「ハイグレッ!ハイグレッ!」」
______あんたもハイグレになんなさいっ!
「「ハイグレッ!ハイグレッ!ハイグレッ!」」
_____いけない、主さま!
「「ハイグレッ!ハイグレッ!ハイグレッ!」」
_____しまった!コッコロちゃん!!
「…コロ助」
「ハイグレッ!ハイグレッ!ハイグレッ!」
「コロ助ったら!!」
「はっ…!ハイグレ人間キャル様?ど、どうされましたか」
「あんた…さっきからハイグレしてるのに別のこと考えてたでしょ?」
「そ、そのようなことは…」
「はぁ…あんた最近ずっとこんな調子じゃない、前に町を襲撃した時だってここぞって時にボーッとしちゃって」
「うぅ…その節は申し訳ありませんでした」
「なんか悩みがあるんでしょ?…その、同じハイグレ人間同士…聞いてあげなくもないわよ?」
「ありがとうございますハイグレ人間キャル様…では、少し聞いていただけますでしょうか」
「主さまのことが…気になってしまうのです」
「…あんたの言う主さまって…ユウキのことよね?まさかあの時のこと…」
「はい、あの時ハイグレ人間キャル様が放った光線は主さまに命中するはずでした…ですがそこを私が庇ってしまい…そのせいでハイグレ人間になれるはずだった主さまはそのまま行方知れず…残った私だけがハイグレ人間になってしまったのです」
「なによ、それが気に入らないって訳?」
「気に入らない…訳ではございません、おかげさまで私はいち早くハイグレ魔王さまの愛と尊さを学べましたので…ハイグレ人間キャル様には感謝しています。ですがその魔王様の加護を私だけが授かっているこの状況が…主さまの物だったハズのハイグレを今身に纏っている私自身が許せなくて...」
「あー…まぁ要約するとあんたはユウキをハイグレ人間にしたいって訳ね、それも一刻も早く。町で見ず知らずのヤツをハイグレ人間にする暇があったら消えたユウキを探したい…そうでしょ?」
「…はい、もちろんパンスト兵様の命に逆らうことは致しませんが、私は主さまの行方をどうしても知りたいのです、そして今の私を…私の股間に食い込むハイグレを見ていただきたい…ハイグレの素晴らしさを一刻も早く主さまへお伝えしたいのです…っ」
「…あんた私の前ならいいけど他所で"主さま"は止めときなさいよ…要らぬ誤解を招くわ」
「や、やはりそう思われますか…ハイグレ人間である私にとって主とはハイグレ魔王様やパンスト兵様であることは100も承知でございます…ですがどうしても…私の、私にとっての主さまとは…」
「はぁ、あんたの気持ちはよく分かったわ、ならパンスト兵様に捜索の許可を貰えないか聞いてみましょうよ」
「それは…しかし私のような生まれたてのハイグレ人間の意見をパンスト兵様が承諾してくださるかどうか…」
「…だから!私が一緒に行くって言ってんのよ!いちいち言わせないでよぶっ○すわよ!」
「は、ハイグレ人間キャル様…私を転向させてくださっただけでなくそこまでして下さるとは…私、感激しております、ありがとうございます…♪」
「う、うっさい…///とっととパンスト兵様のとこに行くわよ!」
「し、失礼します!」「失礼致します」
「ん、なんだおまえら?」
「ハイグレッ!わ、わわ私はハイグレ人間キャル…です!えっ...とその、こ、コココロ助、ほら、あんたが言いなさいよ!」
「は、はぁ…分かりました、ハイグレッ、私はハイグレ人間コッコロと申します、この度はパンスト兵様にご相談があって参りました…すこしお時間を頂戴しても宜しいでしょうか」
「相談?なにかあったのか?もう次の侵略作戦が控えているというのに」
「はい…実は...…」
「ふーむ、用は取り逃がしたヤツを探したい…って所か」
「はい、逃がしてしまった未転向者、どうかまた制圧作戦を行っては貰えないでしょうか」
「でもなぁ…その辺りはもう殆ど侵略し尽くしてしまったからなぁ…今さらたった一人の未転向者を探すためにそこまではしてやれん、しかも次の作戦では他のエリアにお前達を向かわせるつもりだしな」
「なっ…それではもうこのエリアでの作戦はないと言うことでございますか…!?」
「そうだ、こう見えて俺もパンスト兵の中じゃまだまだでな…もっと獲物の多いところへお前らを繰り出して俺の戦価を上げようとおもって」
「あ……ぅ…」
「ぱ、パンスト兵様…」
「うっ…そんな顔するなよ…じゃあ特別に次の作戦までは自由行動を許そう、命令は出せんがお前らだけで探してみろよ」
「っ!よ、宜しいのですか?」
「ただし明日までだ、他の奴らに獲物を取られる前に移動したいしな…おまるは自前のを使えよ」
「あ、ありがとうございます!ハイグレッ!ハイグレッ!」
「こうしちゃいられないわ!コロ助、とっとと町に探しに行きましょ!」
「はい!」
「おい、夕飯までには帰ってこいよ~!…行っちゃったよ」
「コロ助、あんたおまるの乗り方わかる?」
「はい、先日ハイグレ人間ユイ様から伝授致しております…ですがそのハイグレ人間ユイ様におまるを預けたままでごさいました」
「縮小してケツ穴に入れときゃいいのよ、便利よいつでも出せて」
「そんな機能があったのでございますか…まだまだ勉強不足ですね…私はハイグレ人間ユイ様の元へおまるを取りに向かいますので良ければハイグレ人間キャル様は先に捜索していて貰えないでしょうか」
「そうするわ、アイツのハイグレ姿…私も見てみたいしね…そんじゃさっさと来なさいよ」
「ええ、必ず向かいます」
「ハイグレ人間ユイ様、いらっしゃいますでしょうか」
「あれ、ハイグレ人間コッコロちゃん?またおまるの特訓に来たの?」
「いえ、本日は特訓ではなく……」
「そっか…騎士クンを…」
「はい、ですので私のおまるを使っても宜しいでしょうか…私今すぐおまるに股がり町へ飛んでいかなければならないのでございます」
「勿論大丈夫だよ…はい、これがハイグレ人間コッコロちゃんのおまる、縮小してるから大きくして使ってね」
「ありがとうございます、ハイグレ人間ユイ様。私行って参ります」
「待って!…ハイグレ人間コッコロちゃん、私もついていっていいかな?」
「ハイグレ人間ユイ様…?もしや主さま捜索を手伝って頂けるのでしょうか」
「うん、私も騎士クンとお別れなんて嫌だもん…是非手伝わせて欲しいな、ダメ?」
「まさか、願ってもない申し出でございます、ハイグレ人間ユイ様、宜しくお願いします…♪」
「良かった!私もすぐ準備するね!」
「では私は今のうちにおまるを装着しておきましょう…んっ」
「ハイグレ人間コッコロちゃんは町をおまるで飛ぶのは初めてだね」
「はい…なんだか不思議な気分です、未転向者だった頃はおまるに乗ったハイグレ人間をただ見上げていた私ですが…今はその私がおまるに乗り町を飛んでいる…どうでしょうか、私しっかりおまるを操縦できていますでしょうか?」
「ふふ、感動してるんだね…大丈夫、足もしっかりがに股で綺麗な姿勢だよ、お手本みたい」
「あ、ありがとうございます…少し照れますね…」
「あとは…騎士クンを無事にハイグレ人間にできるか…かな」
「……」
「ハイグレ人間コッコロちゃんは…やっぱり騎士クンのこと好きなの…?」
「す…っ!?そ、それはどういう…」
「そのままの意味、騎士クンのこと…異性としてどう感じてるんだろうって…自分からパンスト兵様にお願いするほどまで頑張るのは好きだから?それとも…ただ従者として?」
「それは……いえ…わたくし……は……す…き、です…はい、好きです。主さまのことが…たまらなく好きです」
「やっぱり」
「この思いは…従者として相応しくない感情だと私も思っています…それに私はもうハイグレ人間、感情に流されていては魔王様のお役に立てません…ですがそれでも…」
「うん…一度恋しちゃったらそう簡単に諦めきれないよね…じゃあ逆に考えてみない?」
「逆…と申しますと?」
「せっかくハイグレ人間に生まれかわったんだからもう今までの関係とか関係ないと思って、ハイグレ人間になるんだったら表向きは2人とも等しく魔王様のしもべになる…従者とか細かいこと考えなくてもいいと思わない?」
「それは…なるほど…一理あるかもしれません…主さまもハイグレ人間になれば魔王様のしもべに…私と同じ立場になるということでございますね」
「そう、そうなればハイグレ人間コッコロちゃんは自身の気持ちに嘘をつかなくてもいいよね!せっかくハイグレ人間になったならその立場を利用しちゃおう?」
「ハイグレ…人間…私はハイグレ人間…なのですよね…こんな感情を持っていても」
「もちろん、どこをどう見ても立派なハイグレ人間だよ」
「主さまは…今の私を綺麗と言ってくださるでしょうか…」
「ハイグレ人間コッコロちゃんは今の自分の姿、恥ずかしいと思う?騎士クンに見られたくないって思う?」
「いえ…むしろ見ていただきたいです、私のハイグレポーズ、浮かび上がった乳首に食い込む秘部…お尻、ハイグレ人間ですからどこも恥じる所はありません」
「…うん、やっぱり立派なハイグレ人間だよ、ハイグレ人間コッコロちゃんは、大丈夫、騎士クンもきっと受け止めてくれる...あの人は…本当に優しい人だから」
「はい…私、頑張ってみます、ありがとうございますハイグレ人間ユイ様」
「ううん、ハイグレ人間コッコロちゃんが自信を持ってくれて良かった」
(すごいな、ハイグレ人間コッコロちゃんは……騎士クン…それに比べて私なんてずっと…)
「…ハイグレ人間ユイ様?」
「あ、ごめんねボーッとしちゃって…何でもないよ、早く騎士クンを探さなきゃ!」
「はい、主さま…ハイグレ人間コッコロ、この食い込みに賭けて必ずやあなた様を探し出します…!」