■ テクノロジーの進歩によって暇になった人類がやること――それは、暇つぶし。様々な方法で暇を潰す人類。その中でもメジャーなことが、性に関することであった。
■ ご都合主義的未来設定の短編です!0w0クワッ! 早くリアルもこんな感じに時間が有り余るようになりませんかねぇ……ーw-; 医療技術や薬も発展しているので、病気などになる心配もなく楽しんでいけるのです。
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人類は暇になった。
テクノロジーの発展を繰り返していくうちに、人間は何もしなくても生命を維持し、子孫を増やすことが出来るようになっていた。
そうなると一部の偏屈者を除き、さらなる発展より現状維持を求む者が多くなるのは当然で、地球はある意味人類の終の楽園へと化していった。
何もせずとも食事ができ、何もしなくても町は綺麗になる。
ほとんどの病気も駆逐され、肉体的な抑制からも解き放たれ、自由となった人類。
そんな彼らは惰性として行っている日々の仕事を繰り返しつつ、趣味を自由に楽しむようになっていっていた。
様々な『暇つぶし』が考案され、提供されている中、この時代の人間たちが好んで行う『暇つぶし』は――性に関するものだった。
どれほどテクノロジーが発達しても、決してなくならない人間の仕事。
それは、機械が正常に動いているかを確認するチェック作業だ。もちろん、絶対に必要かと言われれば、いまやそんなことはない。
機械が管理していることは多いし、異常が起きたらそれを別の機械が解決する。
自己補完のシステムが完成されているので、人間の行うチェックはほとんど形骸化しているものだ。
実際、俺がこの会社に入社して『仕事』をするようになってから数年が経過するが、何かの問題を発見したことは一度もなく、ただ机に座って機械が上げてくるデータに目を通し、実際に機械が動いているところを定期的に見て回る以外、やることは特にない。
一時間につき十分の休憩時間が用意されているため、俺はデスクから立ち上がって休憩ついでに用を足しにいく。
トイレに入ろうとすると、ちょうど中から人が出てくるところだった。危うくぶつかりそうになる。
「おっと、すみません」
「いや、こちらこそ……って、なんだ本田か」
トイレから出て来たのは同期の久川だった。
同期とはいえ、同じタイミングで同じ会社に入社したというだけで仕事上の関りもそれほどない相手だ。
でも、気を使わなくていい相手ではあるため、休憩時間に鉢合わせるとなんだかんだ話をすることくらいはある。
「なんだとはなんだよ」
「悪い悪い。お前も使いに来たのか?」
「ああ、そりゃ……ん?」
久川にそう問われ、俺は違和感を覚える。
トイレのことかと思ったが、トイレに来ている以上、そんなことは当たり前だろう。
俺の反応を見て、久川の方も違和感を覚えたようだ。
「もしかして……知らずに来たのか?」
「知らずにって……! まさか、新しいのが来たのか?」
思わずそう勢い込んで尋ね返すと、久川は苦笑を浮かべる。
「おいおい、『設置された』んだよ。あれの目の前で冷めさせるようなこというなよ~?」
「おっと……そうだったな。わりぃ」
危ないところだった。こういう細かなところで、満足度に差が出るのだから。
ここで久川と出くわしたのは幸運だった。もし前情報なしで『それ』に出くわしていたら――思わず素の反応をしてしまっていたかもしれない。
俺は久川に礼を言って、入れ違いにトイレの中へと入る。
会社のトイレはそこそこ広く、何より清潔だ。清掃ロボットが定期的に巡回してくれているのだから当たり前だが。
そんな綺麗に保たれているはずのトイレの奥から、アンモニアの臭いと、魚のような生臭さが漂ってくる。
どうやらかなり使用率が高いようだ。
俺はどんなのが設置されたのかワクワクしながら、その臭いが漂ってくる方へと歩いていく。
一番奥の個室を覗き込むと、そこには想像通りに、否、想像以上の新しい『便器』が設置されていた。
個室の中では一人の女性が、その体をいやらしく、煽情的に、そして尊厳を踏み躙るような姿で――拘束されていた。
基本的には裸だ。しかし、全裸というにはあまりにたくさんの拘束具が彼女の体を覆っている。
目立つのはやはりその頭部を拘束しているものだろう。
顔の下半分を覆うマスク状の開口具がその口にはセットされており、丸く穴が開いている。口をあけっぱなしの状態にしているのだろう。筒状の口枷から赤い舌がチロチロ覗いていた。
その目の部分は太いベルト状の目隠しが覆っており、彼女の視界は全くのゼロだ。目隠しが分厚いから光すら感じていないかもしれない。
頭部は水泳のキャップのようなもので覆われており、目隠しから上が隠されていた。髪はポニーテールのような形に括られて、そのキャップの穴の開いた部分が外に飛び出している。背中に届くくらいには長い髪だ。
キャップは目隠しと一体となり、彼女の耳も覆っている。そのため、キャップの穴から飛び出している髪の部分以外はつるっとした卵状態だ。
頭部の中で唯一彼女の体が見えているのは、口枷の穴から見える口内と、あとはもう一つ。
鼻の穴があった。その鼻の穴にはフックが複数かけられていて、無理やりその鼻の形を広げてブタ鼻のような状態にしていた。おそらく普通にしていれば綺麗な鼻筋だろうに、なんとも滑稽な姿だ。
なお、その鼻フックの紐は後頭部から飛び出しているポニーテールの結び目に繋がっている。普段ならおしゃれとして括られるであろう髪型も、いまの彼女にとっては彼女自身を苦しめ、辱めるための一要素でしかないのだ。
そんな彼女の首には、太い首輪が巻き付けられている。かなり分厚く、幅も広いので、彼女が首を動かそうとしても全く動かせないだろう。常に前を向き、斜め上を向いた姿勢を強制されている。
頭部だけでも相当な拘束だが、そのレベルの拘束は当然体にも及んでいる。
まず、胴体は太めの荒縄がかけられていて、亀甲縛りでその肉を絞り出されていた。彼女のスタイルはかなり良く、豊満という言葉が相応しいのだが、それゆえに縄がよく食い込んでいて、少々痛々しいほどだった。
特に手から溢れんばかりの大きさの乳房は、根元にロープが食い込み、その大きさを際立たせている。
その両手は裾の長い手袋で覆われており、露出が減っているはずなのにかえってエロく見えるようになってしまっていた。裾が二の腕に食い込んでいるのがまた何とも艶めかしい。
その両手は後ろ手に回させられ、捻り上げられた状態で縛られている。高手小手縛りというのだったか、ほとんど関節技を決められている角度であり、相当痛そうだ。
実際、ギシギシと軋む音が聞こえて来ているのだから、相当キツイのだろう。
胴体を縛る亀甲縛りの縄は、当然彼女の股間にも食い込んでいる。
ただし、その縄は左右に分かれるように繋がっていて、食い込んでいるのは彼女の足の付け根に当たる部分にだった。だが、そうすることで彼女の秘部は自然と左右に引っ張られ、正面に立った者にその無防備な姿を晒し手しまう。
そして両足。両足も腕と同じように裾の長いソックスのようなもので覆われていて、見た目のエロさを際立たせていた。
その上で、膝の上に分厚い足枷が嵌められていて、その足枷同士が長い金属棒によって固定されている。足を開いたガニ股の姿勢で動けないわけだ。
そして足首。こちらはそれなりに長い鎖で左右が繋げられている。一見自由があるようだが、その鎖は彼女が腰かけている便器の裏側を通って左右が繋がっていた。
つまり彼女はトイレに繋げられた状態にあり、動いて逃げようにも逃げられない状態にあるわけだ。
そして、彼女に施された拘束の極めつけは、その髪に仕掛けがあった。
彼女の長い髪は途中からみつあみのように編まれ、背中に触れるくらいの位置で太い縄と結ばれていた。ほどけないようにしっかり結び付けられており、その結ばれた縄はと言えば、まっすぐ下に伸びていて――彼女の肛門に突き刺さっているフックに繋がっていた。
彼女が体を反らし続けているのは、そのアナルフックの仕掛けがあるためだ。体を前に倒そうとすると、アナルフックが思い切り肛門を引っ張って、激痛が走るという仕掛けだ。
引っ張られた肛門はすでにかなり広がっているらしく、彼女が反らした体はプルプルと震えている。
そして拘束ではないが、彼女の身体には責め具も装着されていた。
その乳首には太いピアスが通されている。輪っかのピアスは相当大きく、それを通している分、彼女の乳首はかなり伸びて大きくなってしまっているようだった。
ピアスからは細いピアノ線のような糸が伸びていて、左右の乳首同士を繋いでいた。
そして、そのピアノ線は股間にも伸びていて――最大の急所であるクリトリスにも繋がっていた。
クリトリスも乳首同様に太い存在感のあるピアスに貫かれており、彼女がぷるぷると体を震わせる度に、根元を絞り出された乳房は揺れ、その揺れがクリトリスに伝わって、その刺激によってまた彼女の体が震える。
何とも無様で、いやらしく、実にエロティックな姿だった。
(まさかうちの会社に肉便器が設置されるとはなぁ……ありがたいことだぜ)
いまの時代、暇を持て余した者の中には、あえて厳しい環境に身を置いてみたり、意味もなく修行をしてみたり、不自由な状態になってみたりすることがある。
その時々で様々なトレンドがあるが、『肉便器』というジャンルは定期的にやる者が出るものだった。
厳しく、不自由で、不衛生で、屈辱的。
普通に生きていたら決して味わえないであろうその状況が、非常に興奮するのだとかなんとか。生憎と俺にはそういう気持ちはよくわからないが、その姿を見るのは好きだ。
(もしかすると、無理やりさせられているとかあるのかもしれないが……まあそうだとして、それは俺に関係がないしな)
限りなく自由を得られている今のご時世で、実は全ては『すごくあくどい者』の思うがままにされているだけ、と声高に唱える者もいる。
一昔前だと『陰謀論』と呼ばれていた話だ。それも流行り物みたいなもので、定期的に叫びだす者がいるが、皆まともに相手をしない。
実際、思い出したかのように度々そういう話は出るが、すぐに忘れ去られていく。
いずれにしても、ひとりの一般人でしかない俺に出来ることなんて何もないので、この状況を楽しむだけだ。
「新しい便器が会社に設置されるなんてなぁ。公衆便器は中々順番が回って来ないからありがたいぜ」
俺はそう呟きつつ、ズボンの中から逸物を取り出して彼女の顔の前に晒す。
「んぅ……っ!」
鼻フックで歪められている彼女の鼻がヒクつき、俺の物の匂いを嗅ぎ始める。
その途端、彼女の体は全体的に火照り始め、ピアスに貫かれている乳首やクリトリスの存在感が増していた。
さらに、開けっぴろげに広げられている秘部も湿り出す。匂いを嗅いだだけで感じてしまっているようだ。
(ガチ変態だな……まあ、そうでもなきゃ、『肉便器』になんてならないか)
俺が彼女の口内にそのペニスを捻じ込むと、彼女は舌を駆使して俺のものをしゃぶり始める。
夢中になってしゃぶるその姿は、何とも必死で、おかしなものだった。
「くぅ……っ!」
それにしても、舌使いが上手い。
フェラチオといっても、舌しか使えないはずなのに、それでもかなりの快感が与えられる。
(さすが……! 慣れてやがる……!)
「う……っ! くっ……! で、出る……!」
もっとじっくり味わいたかったのだが、とても我慢なんて出来なかった。
限界まで力を入れ、膨張させたペニスの先端からドロッとした液体が噴出していくのがわかる。
「んっ……んっ……!」
肉便器の彼女は、その生臭い白濁液を躊躇なく喉の奥に流し込んでいく。
飲み込むのに一切の躊躇なく、最後の一滴までを搾り取るように舐め取っていった。
「ふーっ……中々いい便器だ」
俺はそう呟くと、出し終わった後のペニスに再度力を入れる。
当初の目的だった排尿もついでに行ったのだ。
結構我慢していたから、濃くて噎せかえるようなアンモニアの臭いがしていただろうに、彼女は躊躇いなくごくごくとそれをも飲み干していく。
全く、肉便器らしすぎる。従順で淫乱だ。
「最高だ。……また使いに来てやるよ」
本当は便器に話しかけるのは良くないのだが、俺はついそんな言葉を口にしていた。
それを聞いた彼女は、嬉しそうに唸り声をあげたのだった。
暇になった人類は――こうして、暇を潰すのである。
おわり