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偶像として完成された女神であるステンノ様が、キモオタのチート能力によって魅了を反射されてチンポ堕ちして、長身爆乳デカ尻な奴隷牝神になってしまうお話。(前編)

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偶像として完成された女神であるステンノ様が、キモオタのチート能力によって魅了を反射されてチンポ堕ちして、長身爆乳デカ尻な奴隷牝神になってしまうお話。(前編)
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プロローグ:ステンノと立香の、幸せだった夜


 ノウム・カルデアの内部に用意された、人類最後のマスターである藤丸立香のマイルームは、静謐な空気に包まれていた。

 無機質な白い壁と機能美を追求した簡素な家具が並ぶその部屋は、しかし、立香の私物やサーヴァントたちからの贈り物で彩られており、どこか温かみのある――――言うならば、『生活感』や『人の匂い』がする空間となっていた。

 生活感。

 それはどれだけ真新しい部屋にそれらを真似て様々な器具を置こうとも出せない、『人間』と『時間』の二つが揃ってやっと築き上げることができる、まさに生きた証である。


 そんなマイルームに設置されている簡素なベッドの上では柔らかなシーツが敷かれており、部屋の主たる藤丸立香が手足をゆるく放り投げるように大の字で寝そべっていた。

 立香の鼻腔へと、甘い香りがほのかに漂ってくる。

 それは春の花園を思わせるような、どこか神聖な清純さを持ち、しかし、同時にひどく蠱惑的な香りだった。


 その香りに包まれながらベッドに横たわっている立香の瞳は、とろんとした、どこか虚ろな色を持っていた。

 眠っているわけではないのだが、その意識は眠っているように薄闇の中で揺蕩っているのだ。

 立香の心臓は早鐘のようにドクンドクンと鼓動を強く打っており、その唇から漏れる息は熱っぽく、浅く早いものだった。

 その呼吸からも分かる通り、全身は昂ぶるように火照っており、まるで身体の芯から自身の熱で魂が溶かされてしまうような感覚に支配されていた。


 ――――そんな立香の視線の先には、『女神の微笑』を浮かべた、『サーヴァント』がいた。



「ふふ、マスターったら……まるで子犬のようね。私の指先一つでこんなに震えてしまうなんて」



 ステンノ。

 ギリシャ神話に伝わる、『形なき島』に住まうゴルゴン三姉妹の長姉である。

 怪物としての側面を強く持つゴルゴーンの逸話だが、そのルーツは地中海に位置する民族の土着の地母神だ。

 さらに、ギリシャ神話においてさえも初めから怪物として取り込まれたわけではなく、末妹である『メドゥーサ』が怪物としての役割を引き受けたということもあり、長姉である『ステンノ』という名称での彼女自身は女神としての一面を強く持つ――いや、女神としての面しか持たないと言っても良いだろう。


 そんなステンノは、姉妹であるエウリュアレやメドゥーサと同様に、このノウム・カルデアで人類最後のマスター藤丸立香の呼びかけに答えて、サーヴァントとして召喚されていた。

 立香のマイルームで、その立香の体の上に跨がりながら発せられたステンノの声は、鈴を転がすような甘美さと、女神特有のどこか人間を嘲るような鋭さを孕んだ、ある種のマゾヒストにはたまらないものである。


 ステンノは今、立香の腹部を跨ぐようにしてベッドに膝立ちの体勢を取っており、白く細く、美しい指で彼の頬を撫でる。

 その動きは実に優雅なもので、まるで高貴な女王が下々の者を慰撫するような、あるいはお気に入りのペットを愛でるかのような手つきだった。

 彼女の長い銀髪が、月光を受けてきらめき、立香の胸元に垂れている。

 胸部をくすぐるようなその感触は、絹のように滑らかでありつつもかすかに冷たく、しかし触れた瞬間、立香へと快感を電流のように走らせた。


「ス、ステンノ……! っ、くぅ……!」


 立香の喉から漏れる声は少し掠れており、ステンノと呼んだ声以外は言葉にもならないような喘ぎ声となっていた。

 立香の投げ出されている両手の先の指は真っ白なシーツを握りしめ、ただ指先で顔を撫でられ、胸元に毛先が落ちただけで生じる強烈で甘やかな快感に蹂躙されるように震えていた。

 そうして、歯を食いしばりながら自身の腹部に跨っているステンノの深紅の瞳を見つめるが、それが良くなかった。

 その視線だけで彼の心は蕩けそうになる。


「ぁっ……ぅぅ……!」


 これこそが、『完成された少女』という矛盾した女神が持つ力。

 ただそこにあるだけなのに、絶対に無視することが出来ない――『魅了』の力。

 サーヴァントとしてのステンノが持つ、相手を虜にする神聖な魔力が今、立香の理性を溶かしていき、その身体を彼女の意のままに翻弄していた。


「ふふ……そんな切ない顔をして、私をどうしたいのかしら?

 ねえ、私の可愛いマスター、教えてちょうだい?」


 ステンノは微笑を深めながら体を前かがみに倒していき、立香の耳元に唇を寄せる。

 吐息が耳朶をくすぐり、ステンノ自身が放つどんな香水よりも芳しい体臭が鼻腔に飛び込み、立香の身体がビクン、ビクンと大きく二度ほど跳ねる。


「きゃっ……暴れん坊ね。振り落とすつもりだったのかしら、この女神たる私を……❤」

「あっ……ス、ステンノ……ぅぅ……! ステンノぉ……!」


 立香の体に跨っていたステンノはその大きく震えた体に愛らしい悲鳴をあげるものの、その悲鳴さえもどこか立香をからかうような甘さが含まれていた。

 彼女の声は甘い毒のように立香の心へと染み入って思考を鈍重にするばかりで、立香は必死に言葉を紡ごうとするが、口から漏れるのは喘ぎとステンノの名を呼ぶ声だけで、拒絶も喜びも、満足に伝えることができない有り様だった。


「ステンノ、俺……っ、君が、君が好きすぎて……」


 それでも、立香が必死に漏らしたその言葉に、ステンノの瞳が一瞬だけ揺れた。

 可憐な美貌に浮かんでいる、雄という雄の欲望を刺激するその微笑は変わらない。

 だが、そこには普段の嘲りであったり気まぐれさとは明確に異なる、深い愛情が滲んでいた。

 それは、立香だけが見ることのできる、ステンノの本心である。

 ステンノは、確かに立香を愛していた。

 気まぐれに人間を翻弄する女神としてではなく、一人の女性として、藤丸立香という男性を心から愛しているのだ。

 姉妹であるエウリュアレやメドゥーサへの愛にも匹敵する、魂の奥底からの愛である。


「ふぅん……好き、なんて実に簡単な言葉ね。そんな稚拙な愛の囁きで……マスターのその気持ちが、本当に私へと届いてると思っているのかしら? もっと可愛く、私を求めてごらんなさい?」


 立香が決死の想いで口にしたその言葉を否定するような振る舞いだった。

 それでも、実のところその言葉を受けたステンノが強く高揚をしていることは、それこそ彼女をよく知るものならば理解できただろう。


 ステンノの指が立香の胸元を、ツツツ、と滑らかに滑る。

 その際に立香の爪が軽く肌を引っ掻くが、そんな微かな痛みさえも立香には快感へと変わって伝わっていき、まるで彼女の指先に操られる人形のようにぶるると震えた反応を見せてしまう。

 ステンノはそんな立香の様子を見て満足げに笑い、面白そうにその指をさらに動かす。

 その動作は、まるで獲物を味わう肉食獣のように残虐で、しかし、どこか慈愛に満ちていた。


「ス、ステンノ……! 待って、俺、頭おかしくなりそう……!」


 そんなステンノの指先一つで、立香は切なげに震えるしかできなかった。

 女神が放つ魅了の力は、今、立香の感覚全てを鋭敏化させていた。

 細く白い指先、髪の香り、吐息の熱――――その全てが、立香の身体を快楽の海に沈めるのだ。


「ふふふ、おかしくなっちゃってもいいでしょう? あなたは私のマスター……何も考えずに、無防備なまま私に溺れることが許される、この世で唯一の存在なのだから。

 ほら。もっと素直になりなさい、マスター。他の誰でもない、あなたのためですらなく……私のために、可愛く喘いでちょうだい?」


 彼女の手が、立香が唯一身につけていたボクサーパンツの縁に伸びていく。

 ステンノの魅了の力は、立香の心を縛りつけ、その誰からも自由であるべき自分自身の身体を女神様の玩具に変えているのだ。

 だが、立香はそんなステンノの支配的な愛撫に抗う気が一切ない。

 むしろ、ステンノに支配されることにどこか悦びを感じているようにさえ見えた。

 女神ステンノに愛されること、女神ステンノに求められること、少なくとも今の立香にとって、それが全てだった。


 ステンノは藤丸のボクサーパンツを脱がせていき、その肌を露わにする。

 可憐な細い指が、下着を脱がす動作で藤丸の太ももを撫でていき、ゆっくりと腿の内側へと滑っていく。

 その動きに藤丸の身体が震え、声にならない喘ぎが漏れるのだが、ステンノはそんな彼の反応を楽しみ、唇を軽く噛みながら微笑む。


「あらあら……相変わらず、マスターのモノは可愛らしいわね。私の小柄な体に気を使ってくれているの? こういう気遣いは、あなたの国の言葉で『奥ゆかしい』というのだったかしら」


 そうして、ボクサーパンツの下から飛び出した男根は、平均的な日本人男性のサイズよりもさらに小さな、未成熟な子供のような粗末なサイズだった。

 はっきりと俗に言ってしまえば、粗チンというものである。

 それをステンノは、『男性器は大きければ大きいほど優れている』という古典的で男性的な価値観に基づいて嘲笑を向ける。


「あっ……ぅ……」


 もちろん、ステンノ自身がそう思っているわけではない。

 この藤丸立香という少年はマゾヒスティックな性感を抱きやすい性質で、このように可憐な美貌のステンノに見下されたり、支配されたり、嘲られたりすることに強い興奮を覚える変態なのだ。

 そんな立香の精神的な性感を把握しているからこそ、そして、ステンノ自身にも立香を虐めて泣きそうになっている顔を見たいというサディスティックな欲望があるからこそ、二人はこのようなライトなSMプレイを楽しむことも多々あるのだ。


「全く……マスターって、本当に可愛いわね。こんな風に私にされるがままなのに、ちゃんと私を愛してるって顔してる。ふふ、こんな男の子、放っておけないわ。

 ん~……ちゅぅ❤」

「ふわぁっ!」


 見た目だけで言えば、立香とステンノは『兄』と『妹』と呼べる程度には年齢差を感じさせる外見をしている。

 だが、ステンノはゴルゴン三姉妹の長姉であることを察せられるような、どこか支配的な『姉』や『年長者』という要素を強く押し出すことで、二人の関係性はマスターとサーヴァントという主従関係でありながらも、恋人としては明確にステンノが上位に当たる関係だった。

 そして、ステンノは甘く蕩けた言葉とともに動き出し、その赤く小さな唇を立香の首筋に寄せていく。

 首筋へと軽くキスを落としたステンノはそのまま舌先で肌をなぞっていくと、その感触に立香の身体が大きく跳ねて、シーツを握る手により力がこもった。


「んぅ、ちゅっ❤ れろ、れろれろろろぉ~❤」


 ステンノの舌はまるで立香の体ではなく心の動きを探るように蠢いていき、首筋からそのまま鎖骨、胸元へと滑っていく。

 そんな風に下へ下へと頭部を動かしていくものだから、その動きに合わせて、ツインテールにしているステンノの髪が立香の肌をくすぐり、その冷たい感触が、熱に浮かされた立香の身体に新たな刺激を与える。


「あっ、はぁ……! ス、ステンノ……好きだ……! 愛してる……!」


 女神であるステンノへと繰り返される立香の言葉は、まるで祈りのようだった。

 その懇願するような言葉を聞いたステンノは満足げに微笑むと、その手で立香の最も敏感な部分、小さく細いながらも熱くいきり立っている粗チンに触れる。


「ふわぁ!?」


 その瞬間、藤丸の身体が大きく跳ねて声が部屋に響く。

 しかし、わかりやすく感じているのは立香だけではない。



「こんなに反応してるなんて……マスターったら、本当に私に弱いのね。でも、そういう素直なところは嫌いじゃないわよ?」


 ステンノもまたその女神マンコからしとしとと愛液を流れ出しており、立香を虐めるような甘やかで切ない愛撫によって自身も快感を覚えていたのだ。

 立香の体の上にのしかかっていたステンノはゆっくりと、騎乗位の体位へと姿勢を変えていく。

 ステンノは完成された存在であり、さらにはその影法師であるサーヴァントであるがゆえに変わらないままの美しい女神マンコで、立香の粗チンを咥えこんでいく。


「さぁ……挿れるわよ❤ くぅうっ……んんぅう、ふわぁぁっ❤」


 ずぶ、ずぶずぶ、にゅぷぷぅ~~……!


「ふわ、あぁ、あぁぁっ!?」


 チンポが短いが故に、その挿入は一瞬で終わった。

 それでもステンノの小柄な体ではある程度の負担が生まれてしまうのか、その細い喉から漏れ出る声には恍惚とした色の中には、薄っすらとではあるが確かに、肉体へと異物が侵入してくるが故の苦悶の色が混じっている。

 そして、そんなステンノの喘ぎ声と同時に、立香の喉からなんとも情けない声が漏れ出る。

 男らしさという言葉とは程遠い喘ぎ声だったが、だからこそ、ステンノにとっては愛おしくてたまらなかった。


「あぁ……❤ マスターったら、特異点ではあんなにも雄々しい勇士に成長したというのに……ふふふっ❤ 夜になれば、あの頃と……私を最初に召喚した頃と、なにも変わらないのね❤ 本当に、どこまでその愛らしさで私を誘惑すれば気が済むのかしら……❤」


 ステンノは騎乗位の姿勢のまま立香の身体を愛でるように触れていき、ゆっくりと、しかし確実に、その腰をパンパンと動かして、立香を高みへと導いていく。

 その動きは舞踏会に参加しているかのように優雅なもので、同時に、その動きの一つ一つが藤丸の理性を削り取るほどに淫靡な動きだった。


「はぁ、ぁぁぁ……! こ、これ、凄いよ……! も、もう射精しちゃいそう……!」


 ステンノの魅了の力は、立香の快感を増幅し、勇士を女神の虜にする。

 あまりの興奮に、挿入早々に『お漏らし射精』をしてしまいそうになってしまい、立香はせめて視覚から伝わる淫靡な情報だけでも遮断しようと目を閉じる。

 だが、それをステンノは許さなかった。


「駄目よ、マスター……❤ 不敬ね、私のような子供の体じゃ興奮できないから、もっと大人な女の体を思い浮かべようという算段かしら?」


 立香の顎を掴んだステンノは、そんな言葉を口にする。

 もちろん、本気の言葉ではない。

 ステンノの心には藤丸への深い愛があり、立香の心にもステンノへの強い愛がある。

 それを知っているからこそ、ステンノはからかうようにそう口にしたのだ。


「そ、そんなわけないっ! ステンノより、か、可愛くて……魅力的な人……存在しない……!」

「嬉しいわ、マスター❤」

「俺は……ステンノなしじゃ、生きられないよ……!」


 慌てたように発せられた立香の声は、切なさと愛情に満ちていた。

 ステンノはそんな彼の言葉に、胸の奥が熱くなるのを感じる。


「……ちゅっ❤ ちゅるる、れろ、ちゅぅぅ~❤」


 彼女は藤丸の顔を両手で包み、優しく、しかし強くキスをする。

 そのキスは、まるで二人の魂を繋ぐかのように深く、甘く、熱っぽいキスだった。


「私だって……マスターがいなければ、こんな風に笑えないわ。私の可愛いマスター、ずっとそばにいてくれるわね?」


 普段の気まぐれな、それこそどこか真剣味のない形で現実と向かい合っているような笑みとは異なる表情を浮かべたステンノが漏らした言葉は、恋人としての本音だった。

 ステンノは、立香を愛しているのだ。

 姉妹であるエウリュアレやメドゥーサと同じくらい――いや、『女性としての愛情』という観点で言えば、彼女たちとは異なるものだからこそ、ある意味では唯一の愛情を向けられていた。

 そう。

 立香がステンノを一人の女性として愛してくれること、そんなちっぽけなものが、今のステンノにとっては何よりも大切な宝物なのだ。


「あぁっ……も、もう射精るっ! 今度こそ、我慢できないよ……ステンノ!」


 そんなステンノの感情の高ぶりがオマンコの蠢きにも現れた。

 さらに、オマンコの内部が熱くなり、その反応は早漏で敏感な立香のチンポを容易く絶頂まで導いてしまう。

 それでも早々にセックスが終わるということへの忌避感からか、立香は堪えるように、何度目になるかもわからないほどに強くベッドのシーツを握りしめる。


「良いのよ、イキなさい❤ あなたの一番可愛い姿、私に見せてちょうだい……❤」


 だが、そんな立香の抵抗を嘲笑うかのように、ステンノは魅了の力に満ちたその笑みを浮かべながら吐息を吹きかけてきた。

 女神と呼ばれるような存在が放つ魅了の力というものは、非常に形容しがたいものである。

 究極的に言えば、ステンノは本当の意味で異能としての魅了を持っていないのかもしれない。


 ただ、ステンノが美しいから。

 魅了の力を持っているからその存在に惹かれるのではなく、その存在に惹かれるほどの魅力を持っているから魅了の力を持っていると定義された――――それが、ステンノの魅了の正体なのだ。

 あらゆる毒への耐性を持つ立香であっても抗うことができない力、それがステンノの魅了でもある。

 そのまま、立香は自身の迸りを開放していった。


「うぅっ、くぅぅ、うわぁぁっ!」


 どびゅるるっ! びゅるる、びゅびゅっ! ぶっぴゅるっるっ!


「あぁっ❤ 出てる……私のお腹に、あなたの熱い子種が飛び込んでいるわね❤ ふふふ……凄い昂りっ……❤ 私の存在を内側から書き換えようとしているみたいな、あなたの情熱……たまらないわ❤」


 その迸りは、しっかりとステンノの胎内へと染み込んでいく。

 サーヴァントであるステンノの子宮は子供を孕めるような作りにはなっていない上に、さらに、ステンノが少女のまま完成された美貌を持つ、『成長しない女神』であることを思えば、そもそもとして妊娠という結果には至ることはないだろう。

 それでも、二人の間の愛を確かめるには必要な行為だった。


 二人の身体が絡み合い、部屋には熱と吐息が満ちていく。

 ステンノは藤丸の上に跨ったまま、うっとりと息を漏らすだけで彼を完全に支配することが出来るのだ。

 その動きは、まるで劇の一幕のように美しく、だからこそ、その一挙手一投足が立香を快楽の深淵へと沈めていくのだ。


「ステンノ、愛してる……愛してるよ、ステンノ……!」


 立香はステンノにされるがまま、その魅力に溺れながらも、女神への愛を叫び続ける。

 その言葉だけでステンノの心は満たされる。

 満たされた心が生み出す情動にしたがって、ステンノはその華奢で小さな体で包み込むように立香を優しく抱きしめて、その耳元で甘く囁いた。


「ふふ、いい子ね……私のマスター、私の恋人……❤ ずっと、こうやって愛してあげるわ❤」


 二人の夜は、まだ終わらない。

 静かな部屋の中で、女神と人間の愛は、熱く深く、絡み合っていく。

 だが、そんな二人は知らなかった。

 この運命が、やがて残酷な欲望に引き裂かれることを――――。

 ■

キモオタに犯されるステンノ、女神様は上書き膣内射精で爆乳デカ尻美女へと急成長


 まるで生きているかのように、深い霧が蠢いていた。

 発生した特異点は、カルデアの観測では『女性しかレイシフトができない孤島』と分類されたこの空間は深い霧に覆われており、足を踏み入れた存在の視界を閉ざしていく。

 カルデアが計測した限りでは、その島の広さはさほどではないはずなのだが、立ち込める霧に魔術的な力が宿っているのか、空間が歪んでいるかのように感じられるものだった。

 空気は冷たく、鼻腔に塩と腐臭が混じる。

 空気が湿っているのはもちろんのこと、足元の土さえじっとりとした湿り気を帯び、時折、海が遠吠えをするかのような波音が響いていた。


「さて……どちらに向かおうかしら」


 ステンノは一瞬、目を細めて周囲を見回していく。

 そんな妖しげな孤島の中にあって、ステンノは霧の中を優雅に歩いていた。

 完成された女神であるステンノの姿は、この不気味な特異点にあってさえ、まるで神話の一場面を切り取ったかのように美しい。

 彼女の長い紫の髪が霧の湿気を受けてわずかに重くなり、肩に貼りついている。

 純白をベースとして漆黒で象られた上品なノースリーブのドレスは、まるでこの異界の風景に溶け込むことを拒絶するように、霧の中でも淡く輝いている。


 そう、物理的に発光をしているのだ。

 戦闘力の話ではなく、存在としての強度としてではなく、神霊としての純度がステンノの肉体を光り輝かせているということだ。

 それだけで女神として成立させる際立った美貌は、どんな過酷な環境にあっても色褪せることはないというわけである。

 むしろ、この不気味な孤島のなかでステンノの存在は霧に溶け込むことを拒絶するかのように、一層際立っていた。

 まるで闇に浮かぶ一輪の花、あるいは神話の時代から抜け出した幻影のようだ。


「なんとも趣のある場所じゃない。こんな霧深い島、まるで『形なき島』を思わせるわ」


 ステンノの声は足取り同様に軽やかで、この状況を楽しんでいるかのようである。

 だが、その月光のように黄金の瞳には、鋭い観察力と警戒心が宿っていた。

 ステンノはサーヴァントとして、戦闘力では他の英霊に劣るかもしれない。

 だが、女神としての洞察力と藤丸立香の恋人としての強い決意は、どんな試練にも立ち向かう力をステンノに与えていた。


「それにしてもマスターったら……私を置いて、どこにいるのかしら。こんな霧の中で迷子になって、子犬みたいに寂しく、くぅくぅと鳴いてるんじゃないでしょうね?」


 言葉とは裏腹に、ステンノは小さく笑いながら唇に指を当てて考える。

 だが、その微笑みの裏には、ほのかな不安が隠れていた。

 この特異点へのレイシフトの際、ステンノはマスターである立香や同行するはずだった他のサーヴァントたちと一緒にこの特異点に降り立ったはずだった。

 しかし、転送の際に異様な魔力の波動がステンノを襲い、気づけば一人、霧の深いこの孤島へと放り投げられるように取り残されていたのである。


 女性しかレイシフトできないこの特異点にあって、立香はマスターとして例外的にレイシフトされていたが、男性サーヴァントは一切同行できなかった。

 ステンノの他には、レイシフトの適性が強かった『織田信長』や『マリー・アントワネット』といった女性サーヴァントが同行していたはずだが、霧の影響か、あるいは特異点そのものの魔術的干渉か、まるでなにかの罠かのようにステンノは孤立してしまったのだ。


「まったく、カルデアの技術もまだまだね。こんな簡単なミスで私を立香から引き離すなんて……不敬にもほどがあるわ」


 ステンノは不満げにつぶやきつつ、ドレスの裾を軽く持ち上げながら孤島を進んでいく。

 その足取りには可憐な令嬢には存在しない、強い意志が宿っている。

 ステンノは立香と合流する前に、この特異点を解決するために必要な情報を掴んでみせようという目的を持って動いているのだ。

 カルデアの一員として、そして何より愛する恋人のために、ただ守られるだけの哀れな女神では終わらないという矜持のようなものがあった。


「この霧……ただの水蒸気じゃないわね。魔力の流れがあまりにも不自然。まるで、迷い込んだ生き物を閉じ込めるための檻のようだわ」


 孤島を進めば進むほど霧はますます濃くなっていき、視界を白く覆っていく。

 ステンノの女神特有の鋭敏な感覚は、霧の中に潜む魔術的な力を捉える。

 それは単なる自然現象ではなく、何者かが意図的に作り上げた障壁のようだということを女神としての直感が感じ取り、そして、この島には何か不穏な存在が潜んでいることを予感させていた。


「マスターがこの霧の中で迷っているのなら、私が必ず見つけてあげるわ。あの子は私の大切なマスターなんだから、私に守られる権利があるんだもの」


 ステンノは自らを鼓舞するように呟き、再び歩みを進める。

 彼女には女神としての誇りと、藤丸への愛がある。

 守られるべき女神でありながらも、そんな自身が愛する者の力になってみせるというものは、先程も言った通りにステンノの矜持だ。


 島の奥へと進むにつれて霧はさらに濃密になり、まるで生き物のようにステンノの周りを這う。

 そのドレスは気づけば湿気で重くなっており、肌に張り付く感触がわずかに不快だ。

 だが、ステンノはそんな些細なことに気を取られない。

 やがて、霧の向こうにぼんやりとした影が現れる。


「……あれは?」


 それは、朽ちかけた石造りの館だった。

 屋根は一部崩れ、窓ガラスは割れ、蔦が壁を這っている。

 その姿は、まるでこの島の孤独を体現しているかのような妖しい神秘性を放っていた。


「まるで幽霊屋敷ね。こんな場所にマスターが隠れているとは思えないし、気配もしないけれど……でも、だからこそ何かしらの手がかりがあるかもしれないわ」


 ステンノは軽い口調で呟きつつ、館の扉に手を伸ばす。

 蛮勇とも言えるその行動も全ては立香への愛のためだ。

 木製の扉は湿気で膨張しており、そのためか扉を動かすだけでギシギシと軋むような音を立てていった。

 館の内部は予想通り薄暗く、さらには埃とカビの嫌な匂いが鼻をつく。

 そんな廃屋と呼ぶに相応しい館の中にあっても、ステンノはまるで絨毯の上を歩くように軽やかで、彼女の存在がこの寂れた空間にひときわの輝きを与える。

 館のリビングには、かつて豪華だったであろうシャンデリアが傾き、床には割れた陶器の破片が散らばっている。

 ステンノは周囲を見回し、女神としての常人とは異なる鋭敏な感覚をさらに研ぎ澄ます。

 この館には、ただの廃墟とは異なる『何か』が潜んでいる。

 霧と同じく、微弱だが魔力の残滓が漂っているのだ。


「この魔力……聖杯、かしら? 特異点の中心に近いものね」


 そう呟きながら館の廊下を進んでいくステンノの耳に、かすかな物音が届く。

 木の床が軋む音であり、あるいは何か重いものが動く音だ。

 ステンノは足を止め、警戒心を高める。

 サーヴァントとしての戦闘力は低いとはいえ、彼女の感覚は鋭い。

 この館にはステンノでも聖杯でもない、『何か』がいるのだ。


「隠れるのが下手な子ね。出てきなさい、女神の輝きに恥じるのはわかるけれど……それでもその姿を見せるのが礼儀ってものでしょう?」


 ステンノの声は威厳に満ち、まるで王宮で臣下を呼びつける女王のようだった。

 それでも、返事はない。

 代わりに、廊下の奥から漂う魔力の気配が強まる。

 ステンノは眉を軽く上げ、慎重に進んでいくと廊下の突き当たりに、半開きの扉が見えた。

 扉の向こうからは、微かな光が漏れている。

 ステンノは一瞬、藤丸の姿を想像するが、すぐにその可能性を否定する。

 この気配は、立香のものではない。

 もっと異質で――――立香とは比べ物にならないほどに、不快なものだ。


「どんな子が私を待ってるのかしら? マスターじゃなければ、少し苛めて……『正直にお話してもらえるようにする』のも、いいかもしれないわね」


 ステンノは微笑みを浮かべて扉に手を伸ばすと、その指先が扉に触れた瞬間、背筋に冷たい予感が走る。

 女神としての直感は扉の向こうに危険が潜んでいることを告げていたが、ステンノは怯まない。

 立香のために、特異点を解決するために、彼女は進んでいくのだ。


 扉がゆっくりと開き、ステンノの視界に広がったのは、広間のような部屋だった。

 壁には埃に覆われた絵画が掛かっており、さらに中央には古びたベッドが置かれていることから、ここが何かしらの寝室であることがわかる。

 部屋の奥からは大きな窓から霧越しの白い光が差し込み、不気味な雰囲気を一層強めていた。


「……っ!」


 そして、そんな部屋の片隅に異様な存在がいたのだ。

 それは、『恐らく』、人間だった。

 恐らくというのは、ステンノの目に映っているその姿が、まるでこの特異点の歪みを体現したかのように、例えようのない不快さを伴っているように見えたからだ。


 低身長で、横に広がる肥満体型。

 汗に濡れたシャツが身体に張り付き、脂ぎった髪が額に垂れている。

 男の顔は、まるで豚のように丸く、目は欲望と狡猾さに満ちていた。

 恐らく年齢は藤丸立香と同様の、少年と青年の間といったところだろうが、それでも立香とは比べ物にならないような、女性が生理的な嫌悪感を抱いてしまうような醜男だった。

 そう、下賤な言い方ではあるが、俗にいう『キモオタ』と呼ばれるような人種の人間だろう。

 そんなキモオタはステンノを見ると、一瞬驚いたように目を丸くし、すぐに下卑た笑みを浮かべた。



「お、おお…! なんだ、このロリ!? とんでもない美少女だぁ! うぉぉ……! ロリコンでもないのに、すげえ……見てるだけで、興奮する……!」



 男の声は実に耳障りで、ステンノの眉がピクリと動く。

 彼女の美貌を前にして、こんな不敬な言葉を吐く人間は初めてだった。

 ステンノは一瞬、怒りを覚えるが、すぐにそれを抑え、微笑みを浮かべる。

 彼女の微笑みは、まるで毒を隠した花のようだ。

 すなわち、人を殺すには十分なものである。


「ふふ、随分と口の悪い子ね。女神の前に出て口にする最初の言葉は、それでいいのかしら? あなた、よほど自分に自信があるのかしら?」

「め、女神……? き、君は、女神なのか……!? 女神とか言われても、全然不思議じゃないぐらいかわいいよぉ!」

「そうよ。私はステンノ。私(エウリュアレ)や愚妹のメドゥーサと並べて語られる、形なき島のゴルゴン三姉妹が長姉、ステンノよ」


 ステンノは自身が立香の『オンナ』になったという自負が強い。

 だからこそ、自身に対して下衆な欲情を抱くものに対して、召喚される前よりも遥かに強い不快感を抱くように鳴っているのだ。


「さあ……あなたの知っていること、全て話してもらうわよ」


 だからこそ、ステンノは容赦なくキモオタにつかつかと近づいていき、魅了の力を放つ。

 ステンノの黄金の瞳が男を捉え、女神の魔力がキモオタの心を絡め取ろうとする。

 だが、その瞬間だった。


「…………え?」


 ステンノの胸に奇妙な違和感が走る。

 キモオタの目が、彼女の魅了を弾くように鈍く光ったのだ。


「なに、これは……? 跳ね、返ってる……?」

「うぉぉ……! こ、子供なのに、ロリなのに、エロすぎるっ! 女神の……す、ステンノちゃんの美貌、やばいよこれっ……!」


 キモオタはステンノの魅了を完全に無効化していた。

 いや、無効化しているだけならばまだ良い。

 明らかにキモオタはステンノの魅了の力を『反射』し、さらに、それを上回る力を載せてステンノへとぶつけているではないか。

 そう、このキモオタは意識してか無意識かはともかく、魅了の力を持つ美貌の女神ステンノを、逆に魅了しようとしているのだ。


「ぼ、僕の好みはステンノちゃんとは全然違う……もっと、こう、ボンキュッボンなエロい女なのに……ふひぃ、ち、チンポが勃起するぅ……!」


 キモオタは突然の反射に混乱しているステンノに向かって手を伸ばしていく。

 その手には、異様な魔力が宿っていた。

 ステンノは一瞬、身体が熱くなる感覚に襲われる。

 眼の前のキモオタは、ただの人間ではないと、何か彼女を脅かす力を持っているぞと、ステンノの直感が叫んでいるのだ。


「お、面白い子ね……あなた……! どうやら、ただの人間じゃないみたい……! さて…私を楽しませてくれるかしら?」


 ステンノは微笑みを崩さず、キモオタを観察する

 放った言葉は単なる強がりにすぎないが、それでもまだステンノの心は立香への愛で満たされて、この反射された魅了の力に抗おうとしていた。

 しかし、その立香への愛情で占められた心の片隅に、キモオタの魅了によって植え付けられた『受け入れがたい感情』があることに、ステンノはまだ気づいていなかった。


(おかしい……! 体が熱くなって、思考がもやがかっているわ……こ、こんな感覚、初めて……!)


 ステンノの心中は、まるで嵐に翻弄される小舟のようだった。

 その黄金の瞳は、目の前に立つキモオタをしっかりと捉えて、女神としての威厳を保とうと必死に微笑みを浮かべている。

 だが、その浮かべた微笑みは宝具としてすら昇華された『女神の微笑(スマイル・オブ・ザ・ステンノ)』の使用の際に浮かべるものとは明らかに異なり、頬が微かにひくひくとひくつき、ステンノが心中に抱えているその混乱を隠しきれていない、愛想笑いとも呼べない不格好な微笑みだった。


「すげえ美少女……! リ、リアルじゃ絶対見ないレベルだ……! で、でもさぁ……ぶひひ! 悪いけど、僕の好みはもっと……こう、グラマラスな……ドスケベな女の人なんだよねぇ~! ス、ステンノちゃんは鑑賞用には最高のドスケベロリだけど、ぶっちゃけ、オナニーのおかずとしては需要が低いかな~♪」

「っ~~……! ば、バカにして……! なんで、また宝具を使っているのに、効かないの……!?」


 まさに、そうやって魅了宝具を使うためにキモオタを認識すること自体が、一種の罠だ。

 キモオタはこの特異点に迷い込むまでは、普通の一般人だった。

 しかし、この特異点に迷い込み、この特異点を成立させている聖杯と魔術的に結びついて一体化してしまい、ある種の『権能』とも呼べるほどの高純度の特殊能力――いや、特異体質を手に入れたのである。


(この男……さっきから私の我慢の限界を探っているかのように蔑んできて……! こんな屈辱、初めてだわ……! 無視することもできないぐらいに、気持ちの悪い男……!)


 そして、キモオタが持つ異様な能力の正体は、言うならば『鏡』のようなものである。

 ステンノが放った魅了という指向性を持つ力を吸い込み、そして、その魅了を倍返し、いや、それ以上の出力で跳ね返したのである。

 さながら、ゴルゴーン退治の逸話においてペルセウスによって使用された『鏡の盾』――――キモオタはそれ自身になっているような状態なのだ。


 もちろん、自身の毒で死ぬ毒蛇がいないようにただ反射するだけならばステンノはここまで翻弄されなかっただろう。

 しかし、その自身の毒がより純度を増して跳ね返されたのならば、話は別だ。

 ステンノが使用した魅了が逆に彼女の心と身体を絡め取り、徐々にその神聖な精神を侵食しているのである。


 しかも、その魅了の力はただ反射するだけでなく、キモオタ自身の力としてキモオタの魂にラーニングまでされているのだ。

 長期戦になればなるほど、ステンノは不利なのだ。


「ふぅぅ~~……! ふぅぅ~~……! で、でも……すげえ……! 本当の美少女って、ロリコンじゃなくてもロリコンに目覚めさせるって、本当なんだ……! くそっ、こんなロリ、成長すれば絶対僕好みのドスケベお姉さんになるのに……ロリの時点で、もう我慢できないよぉ!」


 キモオタの声は実に耳障りだ。

 その気持ち悪い笑みだけでも我慢ならないほどに不快なのに、その上、女性ならば誰もが生理的嫌悪を抱いてしまうような、そんな下卑た笑みが脂ぎった顔に広がっていく。


 下品な笑みによって細められたその目は、ステンノの華奢な身体をドレス越しに舐めるように這い回り、欲望に支配されている視線を投げかけてくる。

 ステンノの胸に、かつて感じたことのない屈辱が突き刺さる。

 ギリシャの勇士たちでさえ、彼女の美貌を前に膝を折り命すら捧げたというのに、あるいは、この完璧な女神こそが自身に相応しいと征服せんとしたというのに、このキモオタは、そんなステンノに対して『需要がない』と嘲笑ったのだから。


「ふ…ふふ、随分と大胆なことを言う子ね。女神を前にして、その口の利き方……あなた、命が惜しくないのかしら?」


 ステンノは気丈に振る舞い、声に力を込める。

 だが、その言葉とは裏腹に、その身体はステンノの意志を裏切っていた。

 キモオタがひたひたと近づいてくるたび、その心臓は早鐘を打ち、身体は芯から熱く火照る。

 今もなおステンノは無理矢理にでも笑みを浮かべることで宝具の魅了を放っているが、魅了に侵されているステンノはその力が自身に跳ね返っていることに気づいていないのだ。


(この男は下劣で醜悪で……私の愛するマスターとは、比べ物にならない存在だわ……だ、だけど……この私に膝を折らず、まるで物のように見る力強さは……な、なるほど、脅威かもしれないわね……❤)


 そして、その魅了の力は着実にステンノの魂を浸食しつつあった。

 屈辱は確かに覚えながらも、しかし、同時にその魂を浸食していく力によって、ステンノは魅了されてしまった部分で、キモオタこそを『女神を娶るに相応しい、雄々しい勇者』として認識しだそうとしているのだ。


「命……? ぶ、ぶひひ! 怖いわけないよぉ! お、大人が子供に怯えるわけないだろう!? そういうのはね、現代社会の法律があってこそなんだよぉ! こ、ここがそんなところに見えるのかな? 明らかに異世界……無秩序がルール! ぶふふ……お、大人の女の人ならともかく、子供に怯えることなんて……な、ないよぉ!」


 その吃った口調で放たれた言葉は、まるで自分自身に言い聞かせるような言葉だった。

 そもそもとして、ステンノは女神であるしキモオタもそれに納得をした以上、現代社会の法律に照らし合わせて語るべき存在ではない。

 さらに、キモオタが把握できていないその女神だからこその力があることを警戒すべきだというのに、キモオタはそんなことを考える余裕もないほど、強い興奮を覚えているのだ。

 股間のズボンを大きく膨らませながら、キモオタはステンノに一歩近づき、また一歩近づき――――ついに、そのいかにも不器用そうな太くて短い指で、その女神の華奢な腕を掴んだ。


「ひうぅぅっ❤」


 その瞬間、ステンノの身体に電撃のような感覚が走る。

 女神としての理性は抵抗を叫ぶが、その牝としての身体はまるで操り人形のように動かない。

 いや、動かないどころか、キモオタの触れる指にステンノの肌は甘い痺れを感じ、脳に恍惚とした快感を強く訴えかけ、その胸の奥と下腹部の奥でズキュンズキュンと何かが疼きだす。

 ステンノの心は恐怖と嫌悪で震えながらも、その本能はこのキモオタの欲望に迎合したいという衝動が強く芽生えているのだ。


「や、やめなさいっ! この……下賤な人間め! 女神の身体に、そんな乱暴に触れるなんて……許されるとでも、きゃぁぅっ❤」

「うほぉぉ~~! す、すごい……! は、肌に触ってるだけなのに、めっちゃチンポ勃つッ! すべすべでツルツルの肌、どんなエロ画像よりもエロいッ!」


 静止を要求するステンノの声は鋭かったが、どこか掠れたものだった。

 そんなステンノのその言葉は、本来の女神としての威厳を保とうとする最後の抵抗なのである。

 だが、キモオタはその言葉を鼻で笑い、いや、そもそもとして完全に無視をして、ステンノの腕を強く引き寄せて、そのブヨブヨとした肉体の内側に取り込むように抱きついたのである。

 ステンノの魅了によって完全に発情してしまっている小さな身体は、キモオタの脆弱な力にすら抗えず、下半身に力を失った状態でよろめきながらその悪臭すら感じる胸元に倒れ込んでしまう。


「くぅっっ……! は、離しなさい……! すぅぅ~~……❤ はぁぁ~~……❤ くっさい、胸元から……私を、解放しなさいっ……❤」


 その瞬間、彼女の鼻腔に、キモオタの汗と体臭が押し寄せる。

 それは、愛するマスターの清潔で温かい香りとは正反対の、不衛生さを感じる野性味あふれる、獣のような匂いだった。

 ステンノの理性は吐き気を催すが、しかし、理性とは裏腹に肉体はその体臭に強い興奮を覚えてしまう。

 魅了の力によって支配されてしまった牝としての本能は、本来ならば拒絶して然るべきキモオタの匂いにすら興奮を覚えてしまい、そのステンノの小さな身体が熱く反応してしまうのだった。


「ハハ、なんだよ、その声……エロすぎだよ! 女神だかなんだか知らないけど、け、結局ロリはロリだろぉ? ぼ、僕は、こんな最高に可愛い顔の子と童貞卒業セックスできるんなら、捕まったって死んだって良いんだよぉ!」


 キモオタは空いていた腕でステンノの顎を乱暴に掴み、彼女の顔を自分の方へと向ける。

 その目は欲望に濁り、ステンノの美貌を貪るように見つめた。

 視線と視線が交差し、顔と顔が至近距離で向き合う。

 すなわち、ステンノの宝具『女神の微笑(スマイル・オブ・ザ・ステンノ)』がもっとも効果を発揮する距離であり、そして、『鏡』としての性質をその肉体に携えたキモオタの力は、その最大出力の宝具を跳ね返してしまったのだ。


(あっ……あぁっ、あぁぁっ❤)


 ステンノの心は、まるで二つに引き裂かれていくような衝撃に襲われた。

 その理性は立香への愛を強く叫びながらも、その本能はキモオタという『理想の雄』を何よりも求めてしまうのだ。

 キモオタへと向ける強い性的衝動は心の奥深くに根を張り、ステンノが必死に保とうとしている理性さえも徐々に蝕んでいく。

 ステンノの身体はキモオタが触れるたびに甘い快感に震え、立香を求める以上に強くキモオタを求めてしまうのだ。


(マスター……立香っ! ごめんなさい…! 私は、あなたの……あなたのものなのに……!)


 昨夜、彼の身体に跨って情熱的な愛を交わした記憶が、彼女の胸を締め付けた。

 あの夜、立香はステンノの魅了に溺れてされるがままに喘いだように、今、ステンノがキモオタの魅了に溺れようとしているのだ。

 ステンノの心は立香の無垢な瞳と温かい手、ステンノを女神としてではなく一人の女性として愛してくれたあの優しい心を、必死に思い出そうとする。

 だが、今ステンノの身体は、キモオタの手に反応し、その本能はキモオタのような男性的な魅力に大きく欠ける存在を『魅力的な雄』だとして認識し始めているのだ。

 ステンノの魂は、愛と裏切りの間で引き裂かれ、その黄金の瞳が涙で滲んでいく。


「うぉぉ、な、泣いてるのかな……? ぶふふ、お、大人を舐めるんじゃないぞぉ……!

 ひ、貧乳とかロリとか、本当は興味ないんだけど……けど……! こ、この肌、すっごいスベスベだし、匂いもいいし……とりあえずオナホ代わりに使ってあげるよぉ!」


 だが、そんな風に必死に魅了の力に抗おうとするステンノの矜持さえも、キモオタにとっては野蛮な性的興奮を強めるためのスパイスに過ぎない。

 キモオタは自身の情動に従ってステンノの神秘的なドレスを乱暴に引きちぎっていく。


「ひゃうぅんっ❤」


 そんなステンノの白い肌を露わにするための凌辱を受けても、ステンノの喉から出る悲鳴には甘い匂いが込められていた。

 ステンノの身体はまるで神話の彫刻のように完璧なラインを作っており、その肌はまるでステンノ自身から神々しい光が放たれているかのように輝かしい美しさだった。


「うぉぉ……! も、もう、我慢できないって、こんなの!」


 ステンノほどの美少女がドレスを破かれた、言うならば『レイプ姿』とも呼べるような姿を晒しているのだ。

 おっぱいもお尻も大きくて身長も高い女性が好みであるキモオタであっても、それは性的な興奮を最大まで上昇させるには十分なものである。

 片手でステンノの体を掴みながら、アセアセというような擬音が聞こえてきそうな慌てっぷりでズボンと下着を脱いでいく。


 当然、ボロン、と男根が外気に晒される。

 湿気が多い孤島であることも加わって、むわぁっという明らかに外の霧とは異なる、濃厚な雄臭さを持つ水蒸気がキモオタの股間から上がっていった。


「へっ……なっ❤ お、大きい……マスターの、何倍も……❤」


 そうして露出された、限界まで勃起したキモオタチンポは、ビクビクと震えている。

 興奮もさることながら、強い興奮を抱いて熱く火照っていたチンポが空気で冷やされたことで、ぶるると生理的な反射現象で震えてしまっているのだ。

 しかも、キモオタは仮想包茎であるために、勃起をする直前まではチンポは包皮に隠されていた影響で匂いもより強烈なものとなっていた。


「そ、そんな……❤ 違う、私は……❤ こんな、ぶっとくて長くて、チンカスが詰まっていそうな、仮想包茎チンポなんてぇ……❤」


 なんということだろうか。

 女神様の可憐な唇から、『チンカス』や『仮想包茎チンポ』と言った、普段のステンノならば絶対に口にしないような、いや、そもそも知識として存在していないであろう言葉が漏れ出したのである。

 これもまた、キモオタにかけた魅了が跳ね返り、その魂を都合よく改竄されてしまったことによる悪影響の結果だった。

 ステンノほどの高位の魅了、さらにそれが強化されたものともなれば、それはもはや魂そのものに働きかける力である。

 それによってキモオタが持つ知識とステンノの知性が、キモオタ好みの下品な言葉をステンノは学習してしまっているのだ。

 そうして、雄として魅力的だと本能が認識しているキモオタを喜ばせるために、ステンノは無意識にそのような下品な言葉を口にしてしまったというわけである。


「ぐひ……ぐひひっ! ス、ステンノちゃんっ! 勃起チンポ見て、エロ穴が疼いてるのが丸わかりだぜ! 腰砕けになって、ぼ、僕のロリオナホになりたいってのが見え見えだよっ!」

「そんなわけ、ないわっ❤ わ、私はステンノ……❤ たとえどれだけ愛玩物のように貶められたとしても、誇り高き女神……❤ そんな私が、あなたみたいな野蛮な雄にっ……って、きゃぁっ❤」

「う、うるさいっ! いい加減、僕はもう我慢できないって何度も言ってるだろぉっ!」


 チンポの理想的なフォルムと悪臭にも思える芳しいチンポ臭のダブルパンチに脳がグラグラと揺さぶられるほどの衝撃に耐えているステンノは、そのまま抵抗するように力なく首を振っていたが、キモオタに強引に押し倒されてしまう。

 本来のステンノならば鍛えていないキモオタ程度、簡単に押し返せたはずだというのに、今はそれすらも叶わない。

 ステンノは女神であるはずなのにまるで獣のように四つん這いとなって、薄くて小さな、しかし、ロリコンでもないキモオタでも強い獣欲を抱いてしまう魅力的なロリ尻を掲げるような姿勢となった。


「こ、これが一番やりやすいよねぇ! なんせ、ステンノちゃんには……ほらっ! こんな手綱まであるんだから!」

「ひぎぃぃっ!? あ、あなた、なにをしてっ……! わ、私の髪を、引っ張るなんて……不敬にも程がある、ふぎゅぅっ!?」


 そのまま、薄いお尻へと向かってヘコヘコと腰を振りながらチンポを擦り付けつつ、なんと、ステンノの可憐さをさらに際立たせていたツインテール・ヘアーを乱暴に握ったのだ。

 ステンノが言うように、まさに乗馬の際に使用する手綱の扱いだ。

 そんな屈辱的な姿勢を取られて激しい怒りを覚えていることは明らかなのに、同時にぶるぶると痙攣させている肉体からは、ステンノが快感に翻弄されていることも隠すことなくキモオタに伝えてしまっていた。


「うぉぉ~……! 興奮する、興奮する! これ、マジのレイプだ……! 僕をバカにしてきた女たちとは格が違う、女神様ってのが信じられるぐらい最高の美少女を、これから犯すんだ……! お金を払うか犯罪をするかでしかセックスができない僕が、犯罪をしてセックスするんだ……!」


 そう、エロ漫画にしか存在しない、犯すはずの被害者がすでに発情しているという、都合の良いレイプのシチュエーションがキモオタの前に現れたのだ。

 キモオタはそのまま、怒張と呼ぶに相応しいほどに張り詰めた巨根チンポを、ドレスを引きちぎる際に一緒に下着も千切れたことで隠すものがなくなっている女神オマンコへと、勢いよく挿入をしていった。


「くぉぉっ! ぼ、僕の童貞チンポ、ありがたく味わいなよ! ステンノちゃんっ!」


 ずぶずぶっ! にゅぷぷぷっ、にゅぷぷぅ~~! ずぶりゅっ! ずぶずぶずぶぅぅぅ~~!


「ひぎぃぃぃっ❤ ふぎゅぅぅっ、ぉおぉっ❤ お、大き、いっ❤ ま、マスターのサイズになってた私の、オマンコぉ❤ ブチブチって拡げられるみたいにぃ、大きいオチンポ、挿ってくるぅぅっ❤」


 ステンノの女神マンコに、キモオタの童貞チンポが挿入されていく。

 しかも、ステンノの心とは裏腹にそのオマンコは強い興奮を覚えて、キモオタの巨根チンポを歓迎するかのように蠢いていた。

 その繊細な美貌とそっくりな細かいヒダヒダがうねって巨根チンポに絡みついていき、その小さな体だからこその強烈な締め付けが、童貞キモオタへと生まれて初めて覚える快感を与えていく。


「うおぉっ……! こ、これ、すごぉっ! オナホなんかと、全然違う! 生マンコ最高っ、オマンコが動きまくって、喜んでるよこれぇ! ぶ、ぶひひぃ! 僕とセックスできて、ステンノちゃんはこんなに嬉しいってことなのかな!」

「よ、喜んでなんか、いないぃっ❤ マスターの、チンポでもないのにぃ❤ ふぅぅ、ふぅぅ、ぉぉぉっ❤ な、中で動いてるっ❤ ゴリゴリってオマンコを削られてっ❤ 痛いはずなのに、全然痛くないっ❤ こ、こんなキモオタチンポで、気持ちよくなってるぅっ❤ 嬉しいはずないのに、き、気持ちいいっ❤」


 キモオタは興奮のままに、まるで豚のように息を荒くしながら乱暴に腰を動かしていく。

 ステンノは初めて体験する四つん這いの姿勢での後背位という、彼女の高いプライドを持ってすれば許されるはずのないセックスで、強烈な快感を覚えていた。

 それは立香とともに行う、愛に満ちた正常位セックスや騎乗位セックスとはまさしく比べようがないほどの気持ちよさを生み出してしまうものだ。

 まだ魅了が完全に達していないステンノの理性であっても、もはや認めざるを得ない。

 少なくとも、ステンノの『肉体』は立香よりもキモオタを選んでいるのだ。


「ふほぉぉ……! さ、さっきから言ってる、マスターっていうのは……ステンノちゃんの恋人、なのかな? ぶひ、ぶひひぃ! 良いよ、良いよぉ! ぼ、僕は別に処女厨ってわけじゃないからねぇ! むしろ、なんていうか……寝取り厨、って感じかな! お、おらおら! 僕のチンポより小さい粗チン彼氏のことなんて、忘れるんだよぉ!」

「ひぎゅぅぅっ❤ い、息苦しくなるぐらい、太くて大きい……❤ マスターよりも、乱暴で、私のことなんて考えてないようなセックスっ……❤ な、なのにぃ❤ なんで、なんでこんなに気持ちいいのぉっ❤ マスターとのセックスと、比べ物にならないセックスなのぉ❤」


 キモオタの歪んだ性欲が、さらにステンノを無意識下で改竄していく。

 『寝取り厨』を豪語したキモオタは、どんどんとステンノにマスターと自分を比較するように要求していき、さらにステンノもまた、魅了の影響でその要求に応えようとしてしまう。

 今はまだキモオタのチンポのほうが気持ちいいとこの廃屋の中で絶叫するだけだが、いずれはあらゆる面で立香を貶し、キモオタに媚びるようになるだろう。

 それは可能性の話ではなく、もはや確定してしまった未来の出来事の話だ。

 それをキモオタも強く確信したからこそ、さらにその腰振りは速度を増していく。


「よぉし、このまま僕好みのオマンコにするからなぁ……! 粗チン彼氏の形なんてわからなくなるぐらい、僕のチンポの形に書き換えてやる!」

「ひぎゅぅぅっ❤ は、激しっ❤ 激し、すぎるわっ❤ こ、こんなの、壊れちゃうっ❤ 私のオマンコも脳みそも、ち、チンポに壊されちゃうぅっ❤」

「おぉぉっ……! こ、これはすごいっ! 激しくすればするほど、オマンコが気持ちよくしてくれるよっ! もっと、もっと激しくしなきゃ!」


 魅了によって限界まで昂っている肉体、そのオマンコから溢れ出る愛液をかき乱すような激しいピストン運号をしていくことで、狭い上にきつい膣孔そのものが巨根チンポに絡みついてきて、そのまま竿をマッサージするようにヒダヒダが蠢いていくるのだ。

 その快感は、童貞ではあるもののあらゆるオナニーを試しきた性欲猿のキモオタが体験したことがないような強烈なものだった。


「おぎゅぅっ❤ だ、だから、そんな激しく動かないでぇ❤ かき回されて、ガリガリ削られてっ❤ お、オマンコ、オマンコがぁ❤ 体の外に、引っ張り出されちゃいそうな、ふぎゅぅっ❤」

「大丈夫大丈夫、オマンコが外に出るなんてありえないよぉっ! なんかわかんないけど、僕にはわかるんだ! そういうのがないまま、気持ちいいマンコであり続けてくれるってね♪」


 もはや、ステンノのことを自分のモノだとキモオタは認識しているようだった。

 狭い膣孔の奥にある子宮口をゴツゴツと突かれるたびに、女神とは思えない野太い喘ぎ声を漏らすのもたまらない。

 さらに、そんな無様なアヘ顔をしているというのに、理性の中にある最後の一線だけは譲らないと必死に我慢をしている様子もまた格別だった。

 そうして、そんなステンノの心を折るように、あるいは自分自身の加虐欲求を満たすように、もっと言えばその両方を同時に味わうために。

 キモオタは、その短く太い指が並んだ右手を、大きく振りかぶった。

 そして。


「ぐひひ、もっとステンノちゃんを素直にしてあげようかなぁ。ほらっ……悪い子には、お尻ペンペンだっ!」

「へっ……ふぎゅぅぅぅぅっっ❤」


 バチィィィィィンッ、と

 ステンノの薄いお尻が耐えられるとは思えないほどの強烈な平手打ちを叩きつけたのである。


「おぉぉ、ぉぉぉぉっ❤ な、なんで、なんでぇ❤ わ、私っ、女神なのに❤ 人間に、お尻を叩かれてるのっ❤ お尻を叩かれて、気持ちよくなってるのぉっ❤」

「ぶひひ、これで終わりじゃないよぉ!」


 そこから漏れた声は、キモオタの期待以上の甘く蕩けた嬌声だった。

 女神というよりも牝豚と呼ぶに相応しい、なんとも無様な姿である。

 それに気を良くしたキモオタは、さらにその平手打ちを続けていく。


「そら、そらそら、そらぁっ!」


 バチンッ! バチィィィ、バチィィンッ! バチンッ!


「ふぎゅぅぅ、ぉぉっ❤ ひぎゅぅ、うぎゅぅぅっ❤ 違うっ、違う違うぅぅっ❤ こ、こんなの、気持ちいいはずないっ❤ マスターとのセックスより、お尻を叩かれるほうが気持ちいいなんて、そんなはずないのぉっ❤」

「ハハハ! め、女神様なのに、マゾなんだ! マゾ豚なんだ! ぶひひ、最高、最高だよぉ! ステンノちゃん、ロリなこと以外は僕好みすぎるよぉっ! ほらっ、こうやって髪を引っ張られるのも気持ちいいんでしょ!?」

「ほごぉぉっ❤ 違うぅっ❤ マゾ、マゾなんかじゃないわっ❤ お、お尻、気持ちよくなんか……おほぉぉっ❤」


 首を振りながら、自身が感じているスパンキング快感を必死に否定する。

 だが、その際にスパンキングをしていない方の手でツインテールを思い切り引っ張ると、そうすることでキュンキュンと可愛らしくオマンコが疼き出していく。

 それは挿入をしているキモオタにも伝わるような変化で、なんともたまらない精神的な快感を与えてくれる動きだった。

 それに何よりも、その表情と声はすでに被虐の快感で蕩けきっている。


「よぉしっ! それじゃあ、イクよ! 僕の精液、ステンノちゃんのオマンコにたっぷりと注ぎ込んであげるからね!」


 ステンノのオマンコがチンポを舐めしゃぶっているかのように複雑に蠢いているのだから、もはや肉体的にも精神的にも、キモオタは快感の絶頂に辿り着こうとしていた。

 キモオタはスパンキングを一度やめて、両手でステンノのツインテールを握る。

 そうして、まるで先程のスパンキングのような激しさで腰を打ち付けていく。


「な、膣内っ、腟内は、ダメッ❤ 子宮は、マスターだけの、ものなのぉっ❤ あ、あなた、あなたなんかに、あげれないっ❤ それに、ほ、本当に子宮に注がれたら……私はもう、元の私に戻れなくなるわっ❤」


 射精を感じとって、ステンノは必死で拒絶の言葉を口にする。

 その声がどれだけ甘く響き、その表情がどれだけ蕩けていようとも、その拒絶は本物だった。

 セックスの快感で魅了はさらに進んでおり、それでも最後まで残っているステンノの理性が、マスターへの愛情が、自分を消さないでくれと叫んでいるのだ。


「ぶひっ! そ、それ最高……! 寝取りモノの醍醐味だよぉ、全部注いであげるからね!」

「いやぁぁぁぁぁぁっ!!」


 もちろん、そんなものはキモオタにはなんの関係もない。

 むしろ、興奮を強めただけだ。

 そうして、その絶望的な宣言を聞いたステンノが漏らした声は、やはりステンノの中の最後の理性が漏らしたとわかるほどに、嬌声ではなく悲鳴と呼ぶに相応しい苦悶に満ちた声である。

 そんなステンノの悲鳴をBGMにして、キモオタはステンノを自分のモノにするための射精を行ったのだった。


「くぅぅ~~! 受け取れぇ、ステンノぉ!」


 どびゅるるるっ! びゅるる、びゅっ! どぶびゅ、びゅっ! ぶっぴゅるるるぅぅ~!


「ふぎゅぅぅっぅっ❤ おぉぉ、んひぃぃぃぃっ❤ しゃ、射精、射精きてるぅぅっっ❤ 駄目、ダメダメっ❤ これ、霊核にも、届いてるっ❤ 霊基が、書き換えられるっ❤ マスターの……あの子のサーヴァントじゃ、恋人じゃ……なくなっちゃうぅっ❤」


 絶頂を迎えたのはキモオタだけではない、ステンノも同様だ。

 すでに理性以外は完全にキモオタの支配下にあるために、肉体は喜んで『愛しい主』であるキモオタとともに絶頂する幸福を味わおうとしているのだ。

 そうして、その精液が子宮で満たされていくことで、ステンノの中にあった最後の最後、『ステンノ』と呼べる存在であるための一欠片が、完全に押し出されていく。



「――――あっ❤」



 絶頂に達して、キモオタの精液がステンノの膣内に放たれたその瞬間、ステンノの理性が、走馬灯のように過去を映し出していく。

 そう、立香との幸せな日々がステンノの心へと浮かんでいくのだ。


 カルデアの廊下で、立香が少し照れながらステンノの手を握ったその瞬間の光景。

 ステンノが意地悪く囁くと、顔を赤らめて目を逸らす立香の姿。

 二人で過ごした夜、星空の下で、立香がステンノに囁いた言葉。

 自分の姿形をした別人――ジュリエットが立香とともに過ごしていたことに、強烈な嫉妬心を抱いたあの出来事。


 そんな、些細で多様な思い出が、ステンノの魂の中で再生されていく。

 それは決して無くしたくない、ステンノの宝物だ。



 ――――ステンノ。君は俺にとって、かけがえのない存在だよ。



 その言葉が、ステンノの心を柔らかく温めてくれる。

 立香は『女神』としてではなく、『ステンノ』として愛してくれた。

 ステンノの気まぐれも、意地悪も、困ったように笑いながらもすべてを受け入れてくれたのだ。

 その愛が、彼女の心の支えだった。

 ならば、今もその思い出が再生されたのは、破壊されようとしているステンノの心と魂を、今一度奮い立たせようとしているのだろうか。


 いいや、違う。


 これは、ただ魅了され堕ちてしまった魂が、『確認』をしているだけなのだ。

 ステンノの中にある、『キモオタの奴隷となるためには不必要な情報はどれか』ということを確かめるために、その不必要な情報を再生しているだけなのだ。



「あっ……あぁぁ……❤」



 キモオタの精液が、ステンノの膣内に広がるように、その思い出は薄汚い白濁液で塗りつぶされてしまったのだ。

 その瞬間、キモオタの力が――――特異点を成り立たせている、『聖杯』と『同一化した肉体』が生み出す力が、ステンノの魂を完全に支配した。

 ステンノの心は、『キモオタ』という一人の存在に完全に染められていく。

 ステンノの愛が、誇りが、すべてが、キモオタの欲望に塗り潰されるのだ。

 女神の黄金の瞳が、虚ろに揺れた。


「ふぎゅぅ、うぎゅぅぅぅ~~❤」


 しかし、それも一瞬だ。

 ステンノは突如として、その美しい体から、ものすごい量の光を放ちだしたのだ。


「わ、わわわっ!? な、なんだぁ!?」


 キモオタは慌てたようにチンポを引き抜き、そして、光を放つステンノの体から距離を取った。

 すると、どうしたことだろうか。

 ステンノの霊基が、劇的な変化を始めたのである。


 ステンノの華奢な体が、まるで溶けるように震えていく。

 その白磁の肌がほのかに輝き、銀紫の髪が新たな力を帯びたようにふぁさりと揺れる。

 ステンノの最大の特徴とも言える、少女らしい小柄な体躯、すなわち『理想の少女』として神化したその姿が、キモオタの精液をリソースに、異様な速度で変貌していったのだ。


「う、うわっ……すごっ……!? こ、これ……ひょっとして、僕好みに体が変わってるの?!」


 キモオタの推測は正しい。

 まず大きな変化として、ステンノの『背』が伸びた。

 これはありえないことであるが、同時に、聖杯がその肉体に宿っているキモオタの力とは、そんなありえないことを起こすほどの強力な神秘を宿しているのだ。

 ステンノの小柄な体が、しなやかで長身のシルエットへと引き延ばされる。

 ステンノの身長はキモオタの肩を超え、日本人男性の平均身長より少しだけ低いキモオタを見下ろすほどの長身へと変わる。

 さながら、末妹であるメドゥーサがライダークラスで召喚された際のサイズ、それよりもさらに大きい背丈だと言えるだろう。


 さらに、ステンノの凹凸の少なかった幼女さながらの腰が、くびれを強調しながら滑らかな曲線を描き、彫刻像のような美しさを帯びていく。

 変化は腰つきだけではなく、ステンノの胸が劇的に膨らんでいくではないか。

 少女らしいわずかな膨らみしかなかったその胸が、まるで果実が熟すように一気に豊満になる。

 重力に逆らうように張り詰めた爆乳はキモオタの好みに完璧に合致しており、それこそステンノの小さな頭部よりも大きいのではないかと思うような、そんな圧倒的な存在感を放っていた。

 当然、腰つきと乳房が変化したのだから、臀部にも大きな変化が生まれた。

 ステンノのお尻は驚異的な膨らみを見せ、少女特有の控えめなヒップが肉感的なデカ尻へと変貌したのである。

 丸みを帯びて弾力に満ちたそのデカ尻は、恐らくは歩くたびに揺れて、背後から見るだけでキモオタの欲望を強く掻き立てるだろう。

 変化した下半身はお尻だけではなく、その太もももまた、しなやかで肉付きの良い曲線を描き、まるで男を誘惑するために作られたかのような色気を放っていた。



「あっ……あぁぁ……❤ ふぅぅぅ~……ふぅ……❤ ふ、ふふふ……❤ 随分と、変わってしまったわね……❤」



 ツインテールにまとめられていた銀紫の髪はその髪紐がぶちりと千切れ、元々長かったそれはさらに艶やかに長く伸びていき、ストレートロングヘアーになりながらも、空気に揺れてまるで夜の海のように波打った。

 ステンノの黄金の瞳は急な変化による衝撃で大きく見開いていたが、変化が収まることでゆっくりと、いつものようなどこか蠱惑的なものに落ち着いていく。

 だが、その瞳はどこか妖しい輝きを宿しており、男を狂わせる魔性を帯びていた。

 また、白磁の肌はセックスによって流れた汗に濡れたことで、まるで月光を浴したように輝いており、女神の気品を残しつつも牝奴隷としての淫靡さを同居させている。


「おっ……おぉぉ……!」


 キモオタはそんなステンノの変化を見て、間の抜けた驚嘆の声を漏らすことしかできなかった。

 霧の孤島の廃屋、その奥部にある寝室は静寂に包まれている。

 埃っぽい床には乱暴に引き裂かれたドレスの残骸が散らばっており、汗と欲望の匂いが漂う。

 ステンノの変貌は『肉体の変化』というよりも、まさに『神話の再編』と呼べるものだった。

 その霊基は、キモオタの精液をリソースに、理想の少女から彼の好みに完璧に適合した、『奴隷牝神』へと作り変えられたのだから。


「エ、エロ……! 首輪に、乳首ピアスと、クリピアスで……それぞれを繋ぐ金色のチェーンとか……ぶひひ、なんてエロゲだっつーの♪」


 そして何よりも、ステンノの変貌を何よりも雄弁に語るのは、ステンノが持つ『女神のきらめき』が変質したアクセサリーたちだった。

 黒い革の首輪が首に巻かれて、そこから金の鎖が重々しく揺れる。

 金の鎖が繋がっているのは首輪だけでなく、乳首とクリトリスには銀のピアスが光っており、敏感な部分を強調したそれらにも鎖が繋がっていた。

 これこそがステンノの新たな在り方、キモオタという唯一無二の主への絶対的な隷属を象徴しているのだ。


「ご主人様……私は、サーヴァント、バーサーカー……❤ ご主人様の愛で狂気に至るほどの幸福を得た、あなただけのステンノよ❤ ふふふ、女神を隷属させるなんて……本当にご主人様は、面白くて偉大な人のようね❤」


 ステンノのクラスは、アサシンからバーサーカーへと変わっていた。

 当然、宝具も変貌してしまっている。

 『女神の微笑(スマイル・オブ・ザ・ステンノ)』から『女神の媚笑(スレイヴ・オブ・ザ・ステンノ)』へと変貌した。

 ステンノはもはや、勇士を翻弄する女神ではない。

 キモオタに狂愛を捧げ、彼の欲望を満たすための奴隷牝神なのである。


「う、うおっ……! す、すごいよぉ……! ステンノちゃん……すごく、僕好みのドスケベボディになっちゃったねぇ……ぶひひぃ!」


 キモオタの声が驚愕と興奮に震えていき、その目はステンノの変貌した姿を貪るように這う。

 長身に、爆乳に、デカケツに、あの可憐な美貌をそのまま大人にさせたようなクールな大人の顔立ち。

 それはまさに、すべてがキモオタの理想そのものだった。

 キモオタの股間が、再度硬く膨らむ。


「へ、へへ……やっぱり、こうじゃないと! ロリ美少女よりも、こっちの方が百万倍いいよっ! ステンノちゃんが僕のオナホとして、完璧になったねぇ!」

「あんっ❤」


 もにゅ、もにゅもにゅ、もみゅぅぅ~~❤


 キモオタが満足げに笑うと、そのまま滑るように手が、ステンノの豊満な胸を乱暴に揉みしだいていく。

 そうするとステンノの体がビクンと甘美に震え、同時にその黄金の瞳が熱っぽくキモオタを見つめていた

 ステンノの心はすでにキモオタに支配されており、立香への愛など跡形もなく消え去っているのだから、当然の反応と言えるだろう。


「あぁ……ご主人様……❤ どうか、先程のように……雄々しく射精をされた時のように、『ステンノ』と、呼び捨てにしてほしいわ……❤」


 ステンノの唇がゆっくりと開いていき、そこから飛び出た声は、甘く、媚びるように響いた。

 浮かべる微笑みは、もはや女神のものではなく、キモオタを狂愛する牝奴隷のものだった。

 そのままステンノは床に跪き、キモオタを見上げる。

 首輪の鎖が、かすかな音を立てて揺れた。


「ス、ススス、ステンノ……!」

「そう……私、ステンノはあなたのもの……❤ この体もこの心も、すべてをご主人様に捧げます……❤」


 それはまるで祈りの言葉のようだった。

 女神として崇められるはずだったステンノは今、床に跪いてキモオタを見上げて、それこそ神を崇めるように瞳を輝かせる。

 ステンノの人格は、聖杯と同一化しているキモオタが取り込み、さらに強化して反射した、女神の力すらも軽々と上回る『魅了』の力、すなわち魂を書き換えるほどにその人物の奴隷となることを望む力によって、キモオタに都合の良い形に完全に書き換えられていた。

 かつての気まぐれな女神、藤丸立香を愛したステンノという女神は、もはや存在しない。

 今のステンノは女神ではなく、キモオタの欲望を満たすためだけに生きる性奴隷なのだ。


「ふふ、ご主人様……ステンノのこの体、いかがですか?」

「さ、最高だよ……! 僕好みの百点の体、文句のつけようがないよ!」


 跪いていたステンノが、ゆっくりと立ち上がる。

 立ち上がることでよりはっきりとわかるその長身は、キモオタを見下ろしている。

 浮かべる微笑みも実にステンノらしい、男の情欲を煽るような嗜虐的な笑みだ。

 それでも、その行為はキモオタに媚びるためのものである。

 ステンノの長く伸びた指が、自身の爆乳を軽く持ち上げると、乳首につけられたのピアスが薄暗い部屋で銀色に光る。

 さらにキモオタを誘うように腰をくねらせ、デカ尻が弾むように動かしていく。


「ご主人様がお望みの、豊満でセクシーな女ね……❤ 私は、こうなるために生まれ変わったの❤ かつてのちっぽけで貧相な少女の体なんて、ご主人様のような素晴らしい雄様には似合わないもの❤ この胸、この尻、この体……すべて、ご主人様の好みに合わせて、作り上げられたんですから……❤」


 ステンノの声は甘く淫靡に、股間と心に響いてくる。

 その指先が爆乳から降りていき、くびれた腰を滑り、さらに落ちてむっちりとした太ももを撫でていった。

 その仕草は、まるで男を誘惑する娼婦のようだ。

 だが、彼女の瞳には、キモオタへの絶対的で純粋な忠誠が宿っている。

 娼婦のように振る舞いながらも、決して他の男へとその体と心を許すことはないだろう。


「う、うおっ……! め、めっちゃエロいじゃん……! ステンノちゃん……じゃなくて、ステンノはほんと、俺の好みにバッチリだよ……!」

「ふふふ……ありがとう、ご主人様❤ この体がご主人様を喜ばせられるなら、それだけで幸せだわ❤」


 ステンノはキモオタの頭を優しく抱きしめて、その爆乳でキモオタの不細工で脂ぎった顔を包みこんでいく。

 その柔らかな感触と甘い香りに、キモオタの息は荒くなった。


「でもね、ご主人様……私は、あなたに謝らなくてはいけないことがあるわ……」


 そんな中で、ステンノの声が真剣な響きを帯びる。

 ステンノはゆっくりとキモオタから手を離すと、再度キモオタの前に跪き、首輪の鎖を自ら握った。


「初めてお会いした時、私はご主人様に一瞬で跪くべきだったわ。

 あなたの素晴らしい魅力に、すぐに気づけなかったなんて……ああ、先程までの私は、なんて愚かな女だったのかしら。いいえ、気付かないだけならばまだしも……あの時の私は、ご主人様を蔑み、抵抗してしまった。

 そんな無礼を、どうかお許しください……あなたがお望みなら、この命を断つことも辞しません……」


 心をキモオタに完全に支配されているステンノの声が、涙に震える。

 その人格はかつてのステンノとは全くの別物、つまりは別人と呼んでもなんの問題もない。

 ステンノはキモオタの欲望を満たすためだけに存在する、都合の良い性奴隷に書き換えられた。

 それでも、ステンノは書き換えられる前の自分の行動を強く後悔しているのだ。


「ぶひひっ! そ、そんなのいいよ、いいよぉ! 今こうやって、ステンノは僕の女になってるんだから、何も問題ないよっ!」


 キモオタはニヤニヤと笑う。

 そうして、キモオタはステンノの首輪に繋がっている金の鎖を引っ張り、そのゾッとするほどに整っている大人びた美貌を自身の顔に近づけていく。

 当然、顔が近づいたのだからステンノの豊満な胸が、キモオタの体に押し付けられる。


「うぉぉ~~……! 顔も最高、エロいしきれいだし……! こ、これ、本当に僕のなんだ……ぐひひっ!」

「ご主人様の寛大さに、感謝するわ❤ その寛大さに報いるためにも……私、ステンノはこれから一生、ご主人様に忠誠を尽くします❤ どんな命令でも、どんな欲望でも、このご主人様好みの体と、私の心でその欲望のすべて満たしてあげるわね❤」


 ステンノの声が熱を帯びていき、その唇がキモオタの耳元に近づき、甘く囁いた。


「ご主人様……❤ この体を、もっと使ってちょうだいね❤ この爆乳も、このデカ尻も、この顔も……❤ ステンノという牝のすべては、ご主人様のものですもの❤」

「うおっ、くそっ……! ステンノ、ほんと、ヤバい女だね……! よし、もっと楽しませてあげるよぉ!」


 ステンノの媚びた言葉にキモオタの欲望が再び燃え上がったのか、キモオタの声もまたステンノのように興奮で震えだした。

 キモオタの目が、ステンノの豊満な体を貪っていき、ステンノはその視線を受け入れるように、その黄金の瞳がキモオタを崇めるようにきらめき、その赤い唇が甘い微笑みを浮かべる。


「ご主人様❤ ステンノは、あなただけの牝奴隷❤ どうぞ、好きなように私を汚してくださいっ❤」


 霧の孤島の廃屋で、女神の心は完全にキモオタのものとなった。

 もうステンノの魂はキモオタに都合の良い形に書き換えられ、ステンノの体は彼の欲望を満たすための完璧な器として作り変えられた。

 そう、ステンノは、もはやステンノではない。

 ステンノはキモオタの奴隷牝神――――その欲望に奉仕する、ただのオナホ人形なのだ。


(続)


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POSTEDMay 14, 2025
ARCHIVEDJun 10, 2026