no preview
DESCRIPTION
「────え゛えぇッ!!?」
────キュピーン!! と、唐突に自身の脳内に降りてきた託宣の衝撃に、邪馬台国初代女王、卑弥呼は勢い良くベッドから跳ね起きた。
健やかなるカルデアの朝、室内に飛び起きた衝撃で蹴飛ばした毛布を舞わせながら、卑弥呼は眠気も何もかもフッ飛んだ驚きの表情で胸に手を当てる。
「……来ちゃった……託宣……!」
卑弥呼の持つ固有の技能として、古来より日本に伝わる神道の源流とも論じられる古代呪術、“鬼道”による予言────Aランク以上の千里眼スキルの未来視に匹敵する精度の“未来予知”が挙げられる。
それは呪《まじな》いを行いご祈祷し能動的に神託を得る事も出来れば、このように唐突に文字通り“天”よりキュピーンと降りてくる事も。
人の身にありながらこの規模の技能。
まさしく日本最古の統治者にして巫女《シャーマン》ならではの規格外の力と言えるだろう。
さて、そんな卑弥呼に日の出と共に訪れたその神託の内容とは。
────“本日、自分はマスターに徹底的に抱き潰されグチャグチャドロドロになるまで愛される”、というものであった。
「…………ぇへ…………えへへへへ…………♡」
フカフカのベッドの上。しばし呆然と硬直していた卑弥呼の表情は緩やかにヒマワリのような笑顔を形作る。
目尻が下がり口角が上がり、止めどなく湧き出てくる感情は期待、歓喜、恋慕、高揚。
ほっぺたに手を当ててもニマニマが止められず、今にも踊り出してしまいそうだった。
「ぃ、いやぁ~困っちゃうなぁ♡♡ これでもあたし女王なのに未来クンったらぁ♡♡♡」
盛大に浮かれた卑弥呼は部屋の中で独り言を繰り返しながらご機嫌にベッドから飛び降りる。
春の陽気のような鼻唄を響かせながら卑弥呼は早速勝ち確の一日の準備に取り移った。
「フッフフンフフ~ン♪」
いつもは楽で着慣れた第一再臨。普段着である貫頭衣だが本日ばかりは別。
陽の色のような橙の巫女装束に薄桜色の外套を。
日輪の輝きのような装飾があしらわれたベールを頭に被り。
気合いの入れた第二再臨姿へと。
装いもバッチリキメた卑弥呼は飛び上がりそうな程に軽い足取りでそのまま部屋を出て、希望に満ちた一日へと身を投じていく。
「あっ壱与! おっはよー!!」
「おはようございます卑弥呼さん。…………んん……?」
そうして早速出くわしたのは親交深き邪馬台国二代目女王の壱与。
本来ルームメイトで部屋を共にしているが本日、もとい、前日に彼女はノッブや千利休らを含めた文字通り“お茶会”にて朝帰りなのであった。
当然そんな卑弥呼と長く深い付き合いの壱与は出会うなりいつもとの違いに違和感を覚え、訝しげな視線を送る。
「お茶会楽しかった? あたしタイミング会わなくて行けなかったし、食堂で話聞かせてよー♪」
「えぇまぁ、それは構わないんですが……」
自然と隣り合って朝餉を摂りにと食堂へ向かう二人。
卑弥呼が浮かれに浮かれてるのは壱与でなくとも誰の目にも明らかだった。
まず装いが気合い入っているし、たわわに実った健康的デカパイをポヨンポヨンと弾ませてスキップしながら鼻唄を歌い、笑顔はいつも以上に締まりがない。
「……卑弥呼さん何かありました?」
「ん~? ふふ……ふふふっ♪ さぁどうでしょ~♪」
「絶対何かあったでしょ! ご機嫌じゃないですか!」
「っフフ~ン♪ 教えなぁ~い♪」
そうしてのらりくらりと壱与の詮索を勝ち確ゆえの余裕でかわしつつ、二人はそのまま食堂へ到着。
いつもの特大おにぎりを山と積みおかずに漬け物や卵焼きなど現代の美味をおぼんに乗せて、空席を探して机へ向かえば。
「……? あ、おはよう卑弥呼さん、壱与さん」
「!! お、おはよう未来クン」
そこで彼女は早速本日の託宣にて現れた意中の人、マスターと遭遇する。
先んじて朝食を摂っていた彼は自然に空いていた隣の席を引き、“良ければどうぞ”と手招きした。
「おはようございます未来さん! お隣失礼しますね、えへへ」
素早く壱与が彼の左隣に。
当の卑弥呼はと言うとあれほど浮かれていたのに本人を前にした途端、託宣の内容の分いつもより更に意識して緊張してしまい、ぎこちなく右隣へと腰を下ろす。
「今日はいつもよりお洒落してるね。そっちも好きだよ俺」
「えっ!? ぇ、えへへ……そうかなぁ~? まぁちょっと気分的な? たまには平時も女王の威厳を示したい気分なのです……ふふ……」
始まる暖かな団欒。
時間差の関係でマスターは先に食べ終えたがそこで席を立つこともなく、二人の女王に挟まれての雑談を繰り広げていた。
そんな時間がしばし続いた後、マスターが思い出したように口を開き、左右の二人へと視線を向ける。
「今日、二人とも暇なら一緒に遊ばない? なんやかんや同郷の人だけになるのもレアだし」
ムゴッ……! と彼の左右から響くは食べ物を含んだまま思わぬ申し出に震える女王らの声。
真っ先に反応したのは壱与の方であった。
「行きッ────っまあぁぁああ……今日は先約があるんでしたぁぁ……!」
勢いよく挙げかけた手でそのまま頭を抱え、壱与は苦悶の声を漏らす。
そんな様子に苦笑しながらマスターは“まぁまた次行けば良いし”と慰め、壱与はそんな彼の手を取って“後日必ずッ!”と鬼気迫る表情で次の約束を取り付けていた。
そして次にマスターの誘いが向くのは当然────
「卑弥呼さんはどう? 壱与さんが来れない以上二人っきりになっちゃうけど……」
(き……きたぁぁぁっ!!)
なんなら本日マスターよりも先にその予定を立てていた卑弥呼は胸の内でガッツポーズ。
マスター越しに頬を膨らませてこちらを睨んでくる壱与の視線までもが心地いい。
この誘いを受ければ自分は待望のグチャドロ本気SEX確定であり、内心大興奮しつつ彼女は口にしていたおにぎりをゴクンと飲み込んだ。
胸の中にあるのは“はい”と“喜んで”の言葉しか無いのだが……彼女はここで調子に乗ってしまった。
「え、えぇ~、どうしよっかな~? あたしも今日は忙しかった気もするしなぁ~……♪」
普段であれば二つ返事で即了承する以外無いこの誘いに、勝ち確ゆえの余裕に彼女は出来もしない女のテクニックを用いてしまったのだ。
紫式部大図書館で目にした、“現代のデキる女が魅せる技術、『焦らし』”。
意中の男の子であるマスターに、自分に対してやきもきさせたい乙女心でありもしない予定を口にし、卑弥呼はわざとらしく考え込む素振りを見せた。
「あー……そっかぁ……」
そんな思惑とは露知らず、残念そうにするマスターを見て思惑通りに行ってることへの喜びが七割と、罪悪感が三割。
もちろん行く気満々、なんならマスターよりも早くその気満々だった卑弥呼は“なーんて!”と言葉を翻し、いざ邪馬台国復興子作りセックスフィーバーの予行演習に突入せんとするが────。
「ややっ! 主殿本質はお暇なのですか!? それでしたら以前お約束して頂いた首級《しるし》の褒美を是非ともこの牛若に!!」
そこへ横から目を爛々と輝かせて飛び込んできたのは、先に食事を終わらせ食器の返却に向かっていたと思しき牛若丸。
机の向かいからそう口にする牛若丸は尻尾が生えていたらそれはもうブンブンと振っていたであろう期待に満ちた表情。
その様子は飼い主がリードを手にして散歩を察した時のワンコさながら。
「あー、そう言えばそうだったね。じゃあ今日行こっか」
「あっ、ぁ、あ……」
卑弥呼が偽りの難色を示したのもありマスターの反応は実にスムーズ。
彼は椅子を引いて立ち上がってしまい、彼女は思いもよらぬ話の流れに声を漏らす。
「じゃあ先に行くね二人とも。また今度空いてる時に一緒に遊ぼう」
「あ……あぅ……あぁ~…………」
そう言ってマスターはご機嫌な牛若丸にまとわりつかれながら離れていく。
一度自分から無理そうな反応をしていた手前それをひっくり返すことも出来ず、卑弥呼は遠ざかっていく大きなチャンスの背中に手を伸ばす事しか出来なかった。
「うぅぅ…………」
結局彼が食堂から出ていくまで未練がましくその背中を見送った卑弥呼はガクリと項垂れ、満天の快晴のような様子から大雨に降られたような急転直下で卑弥呼はしょんぼりと肩を落とした。
(ひ、卑弥呼さん……朝あんなにウッキウキだったのに一気に萎んだ風船のように…………え、どういうこと?)
それに最も困惑したのは何かあるのでは、絶対何かある、と卑弥呼の様子から訝しんでいた壱与である。
何がなんだか分からないまでもそんな卑弥呼を慰めながら、壱与は頭に幾つもの疑問符を浮かべ続けるのであった。
「うぅぅ~……おいしぃ……モグモグ…………」
(やはりそれでも食べる量は変わらないんですね……)
────……
「………………ササッ……サササッ……!」
有頂天からどん底まで落ち込んだ卑弥呼だったが、彼女は諦めていなかった。
彼女の神託は直感的な物でこそあるが、それが過去に外れた事はない。
であればまだこの一日、そのファーストコンタクトが不発に終わったのを託宣が外れたと判断するには早いということで、彼女はマスターと牛若丸を追って微少特異点へとレイシフトしたのであった。
二人が向かった先は現代の街中。
嘘と言えど“所要がある”として断った事と、牛若丸へのご褒美とやらの時間の邪魔を避けるため、邪馬台国初代女王は気配を追って物陰に隠れながら先に進む。
(ご褒美って……なんだろう……? 牛若丸ちゃんも未来クンのこと大好きだし……やっぱりデートかなぁ?)
そんな事を考えつつ彼女は遂に二人の気配のする曲がり角に到着。
身体を隠しソーッと顔だけ角から覗かせてみれば────。
「────!!?!?」
「はぁっ、はぁ♡♡ あ、主殿……♡」
「ほら歩くのが遅いよ牛若」
そこには、通行人の往来がある中、全裸となって首輪を着けた牛若丸が犬のように四つん這いになりペタペタと歩いている姿と。
そんな牛若丸の首輪にリードを繋げて散歩しているマスターの姿があった。
アナルには犬の尻尾を着けたプラグを挿入し、顔を真っ赤にした牛若丸はもじもじとふとももを擦り合わせながら進んでいく。
(えっ、えーっ……!! ご褒美……って……そういう……!?♡♡ でも周りの人の目は……♡♡)
サーヴァントという魔術由来の在り方のせいか、それとも二人の素性を知ってるからか、はたまたその両方か。
卑弥呼の目にはハッキリと全裸の牛若丸とマスターに映っている。
しかし周囲の人間の目はいたって普通で。明らかに長閑な街中の風景から浮いていた。
如何に貞操観念が緩くとも、流石に全裸の人間と犬の区別はつくしそれなりに注目を浴びるだろうに、周りの通行人の中には目にも留めない者もいる。
「あら可愛らしい柴犬ですね~。もしよろしければ撫でてあげても良いかしら?」
「あ~どうぞ~、ほら、牛若」
「はっ……はぁっ……♡♡ はいぃ♡♡」
そこへ声をかけてきたのは一般の通行人の、小型犬を抱えたマダム。
高価そうな身なりの彼女はいかにも小動物を愛でるような視線で手を伸ばし、その様子から何の疑問も抱いていないようだ。
リードを軽く引かれた牛若丸は羞恥に震えながらも悦びも隠しきれない様子でマダムの前に四つ足で近より、それこそ犬のようにハァハァと熱い吐息を吐きながら顎を持ち上げ首を晒した。
「よぉ~しよしよし……、柴犬は警戒心の強い子も多いのに、この子は人懐っこいのねぇ。良い子良い子」
「あっ、あぅ……♡♡ んぅ~……♡♡」
喉元を撫でられ牛若丸は身を震わせる。
そのマダムの反応と言葉に卑弥呼は遅れて状況を理解した。
(そっか認識阻害を……!♡♡ わ、わわ……えっち……)
「でしょう? お利口で自慢の番犬なんです」
「キュ、う────♡♡♡」
ブルッ……!♡♡ と牛若丸は撫でられながらマスターのその一言により発情を高めて恍惚とした表情を浮かべていた。
“利口で、自分にとって自慢の、番犬である”と言うマスターの言葉は、牛若丸にとってこの上ない称賛の言葉であり彼女は悦びに打ち震え甘イキと深イキを断絶的に味わう。
マダム同様しゃがみこんで、皮膚を覆う毛皮などあるはずもない牛若のツルリとしたスベスベの背中に手を乗せて撫でさすり始めるマスター。
その手は背筋にそってお尻まで、そしてその手を彼女のグショグショに濡れそぼった膣口へと移動する。
チュグッ♡♡
「ンぁ゛っ♡♡ あ、主、殿ッ♡♡」
膝にまで愛液を垂らす淫らな牝犬の生殖器。
ツルンとした無毛の源氏マンコに指を挿入してやれば牛若丸はマダムに撫でられながら背筋を反らせて身体を痙攣させた。
(えっえっえぇっ、さ、流石にバレちゃわない未来クン……!?♡♡ そんな事まで……っ!?♡♡)
どうやらマスターの行動の方にまで軽度の認識阻害は及んでいるらしい。
グチュグチュと発情した牝犬マンコをほじくっていてもマダムの反応は何も変わらず、どうやら彼の“牛若丸への手マン”という行為は周囲には“ペットの背中を撫でている”という行動に映っているようだ。
「あらあら……もぉ~キュンキュン喉を鳴らしちゃって♪」
「んぁ゛あっあっあ♡♡ 主っどのっ♡♡ お、おぉ……おっ゛……!♡♡♡」
認識阻害によって人懐っこい犬に見えている女性は微笑みながら両手を牛若丸の頬に添え撫でていく。
牛若丸の視点からしてみれば裸で顔を撫でられながら法悦に濡れた声をあげているという、背徳的で倒錯的な状況でありより一層その変態的な発情は深まるばかり。
「────んイ゛ぅっっ……!!♡♡♡ ッッ……~~~゛~っっ……♡♡♡」
遂には絶頂を迎え、彼女の股からはプシュィィィッ……!♡♡♡ と勢いよく潮が迸り声にならぬ声を噛み殺す。
「ああぁ……! ごめんなさい、粗相させちゃったわね」
「いえいえ、この子は構われるとこうしてよく嬉ションしちゃうんですよ」
野外で、人の目がある往来で、本当の犬扱いをされて、はしたなく絶頂し、雌の汁を散らす。
他で味わえない変態マゾの快楽に牛若丸の脳は悦びに満たされ、そのまま女性は手を振りながら歩き去っていった。
「ハァーッ……はぁーー……ッ……♡♡♡ お゛……おほ……ぉっ……♡♡」
ガクガクと腰を震わせながら、うつむいて地べたで余韻に呻く彼女を眺め、マスターはそんな牛若丸の頭を撫でると立ち上がりまたリードを引く。
「じゃ、行こうか牛若」
「は……はい、主殿……♡♡♡」
そう言って顔を上げた彼女の顔はどうしようもなく色欲にまみれ、恍惚とした色香を帯びながらまた、引かれるままにペタペタと散歩を続けるのであった。
(うわぁ……うわ、ぁあぁ…………♡♡♡)
そしてそれを物陰から見守る卑弥呼もまた、顔を真っ赤に赤らめながらも、その内ももを興奮に垂れてきた愛液でジットリと湿らせていた。
────……
“ご褒美”の時刻は巡り、陽も落ちた夜。
牛若丸の“散歩”と、そして卑弥呼の尾行は続いていた。正しくは再開、ではあるが。
日中の間にも度重なる変態的な散歩プレイは続いていたが、道中で耐えかねた牛若のおねだり通りに路地裏で四つん這いのままチンポをしゃぶらせたり、ペット利用可の店に足を運び犬食いで食事を摂らせたり。
休憩も兼ねて一日中人の生活圏内で全裸のまま牛若丸は犬として過ごし、現在場所は夜の公園。
「それじゃ、夜の散歩と行こうか。牛若」
「は、はい……っ……♡♡♡」
一日通して牝犬として活動してもなお牛若丸の期待は衰えぬようで、その声色にも表情にも期待の色は全く色褪せない。
マスターはそんな彼女の頭を撫でると、微笑みながら簡易的な魔術による認識阻害の魔術を“解除”した。
パキン、とそれまで二人を中心に展開されていた幕のようなものが消え去るのが、牛若丸、そして物陰でそれを覗いていた卑弥呼にまで伝わった。
「は……ア……はぁ……ッ……!♡♡♡」
(え……あれっ……!?♡♡ うそ……認識阻害の魔術……解い……た……?♡♡)
これまで彼女を“犬”の姿に置換していた魔術が解かれ、自分は今正真正銘の全裸で何一つ身に纏わず野外にいる。
それを自覚した途端に牛若丸の体温はドッと上昇し、汗と、日中とは比べ物にならない発情が沸き上がった。
「はぁっ♡♡ っごく……は、はぁ……主殿……これでは……♡♡♡」
日中の認識阻害を用いての全裸散歩も十分刺激的であった。
裸で、四つ足で、首輪を引かれ、どう言い繕っても“人”とは名乗れぬ姿を晒し、目撃者には本物の犬として認識される事に退廃的な官能を覚え股を濡らしていた。
しかし今はその最後の守りすらない。
一目でも目撃されれば言い逃れようもなく自分は“変態”として認識される。
「く、ぅ……~~~~ッッ……!!♡♡♡」
誇りも尊厳も何もかも衣服と一緒に脱ぎ捨て、ただ一匹の主の牝犬となっている事実をより強く実感した彼女はそれだけで甘イキしてしまう。
グイ、と無言でマスターはリードを引いて歩き始める。
一切自分の様子も構わず先を行かせる────行かせられるその状況に彼女はマゾイキを果たしながら、ペタペタと夜の大きな公園を行くのだった。
「歩くのが遅いよ牛若」
「もっ申しわ、け♡♡♡ ひぃ、はぁはぁ……っ♡♡♡ おぉっ、またイ゛……ッ……!♡♡♡」
如実に牛若丸の歩みの速度は落ちていた。
日中のそれとは比較にならない刺激と背徳感に、少し歩く度に遥かに早いペースで何度も露出絶頂で立ち止まっているからだ。
そして少し進み等間隔で立ち並ぶ街灯の下でマスターが立ち止まったかと思うと牛若丸に声をかける。
「トイレは大丈夫? そろそろしたくなったんじゃない?」
「~~っごく……!♡♡ っはぁっ♡♡ はぁーっ♡♡♡ こ、ここで……ですか……ッ♡♡♡」
その呼び掛けだけで、彼女の腰からつむじまで甘い刺激が駆け抜ける。
サーヴァントに排泄は不要であり、それはマスターも当然知っていて。
形こそ問い掛けであるものの、それが実質的な“やれ”という命令である事は明らかだった。
「ハッ、ハ、ハァッ……!♡♡ では、失礼……します……っ♡♡」
“野外で獣同然の姿で用を足せ”という命令に多幸感や興奮、発情に羞恥でない交ぜになって、牛若丸はおずおずと片足を持ち上げる。
衣と一緒に英雄の誇りも源氏の武将の尊厳も脱ぎ捨て、ただ一匹の主の牝犬となって変態的行為に耽る背徳的興奮で犬のように荒い呼吸を吐きながら、彼女の股から黄金色の液体がこぼれ出す。
「お♡♡ おぉっ、んおぉぉ~~~~……っ♡♡♡」
ヂョロッ……ヂョロロロロロ……♡♡♡ と放たれた尿はアーチを描いてビチャビチャと街灯の根本にぶつかっていく。
頭がおかしくなりそうな解放感や官能が牛若丸の被虐願望や被服従願望をあっという間に満たし、膣口をヒクつかせながら彼女は犬のような姿で小便を垂らした。
「くひっ♡♡ あっぁあっ♡♡ あるじっどのに、見られ、て♡♡♡」
さらけ出した肌は普段の何倍も鋭敏に大気の流れを感じさせ、そこへ敬愛する主の視線が突き刺さる。
加えてありもしない誰かの視線まで妄想してしまい、ただ排泄して尿道を通る感覚だけで牛若丸は勝手に感じて上り詰めていた。
「おっお゛ォ゛……ッ!♡♡ おしっこ見られてイ゛…………いぐ……ッ!!♡♡♡」
そして迸っていた黄金色の液体はやがて色味を失い透明に。
勢いを増してアーチが崩れ、シュィ゛ィイッ♡♡♡ と小便を潮へと変えて支えの両手をガクガクと痙攣させながら牛若丸は絶頂した。
「ハ……ハァ゛ーッ……ハァー♡♡♡ んぁ゛あう……っ……お゛っっほ……ォ゛……♡♡♡」
四つ足で片足を持ち上げた姿勢のまま脳を揺さぶる余韻アクメに浸る牛若丸。
そんな彼女を労るようにマスターの手が頭を撫で、発情しきって潤んだ瞳で牛若丸は彼と視線を交わす。
「………………っっ♡♡♡」
(牛若丸ちゃん……嬉しそう……♡♡ …………良いな……ぁ……♡♡♡)
そしてそれを遠巻きに眺めている卑弥呼もまた、そんな変態的な姿で快楽を貪る牛若丸を前に、無意識に自分の濡れた股に手を差し込みながら羨望を覚えているのだった。
────……
ぱんっぱんっぱんっぱんっぱんっ……!!♡♡♡
「わ゛ぅっワンッんォ゛おうっ♡♡♡ あるじっどの゛っ♡♡ お゛ッお゛゛っおっぉぉ~~っ!!♡♡♡」
場所を少し移し、牛若丸とマスターは夜の公園の茂みの中、立ちバックでチンポをねじ込まれて獣のように喘いでいた。
より牝犬としてなりきった牛若丸は半ば犬のように鳴き声をあげながらマスターの剛直を受け入れ、だらしのない蕩け切った表情で待望のチンポの味に絶頂を繰り返す。
(す、す……すごぉい……♡♡ あんなに激しく……ッ♡♡♡)
隠れてその逢瀬を覗く卑弥呼の視界に移るのは、後頭部を乱雑に掴まれ支えの樹木に頬を押し付けられながら笑顔とアへ顔を混ぜたような表情で絶え間なく牝汁を飛ばす英雄の姿。
片足の膝裏に手を通され持ち上げられて、半ば側面立位のような姿でいるため、彼女の視点からもマスターの雌殺しチンポがぐっぽりと牛若丸の秘所を幾度と無く抉っているのが丸見えであった。
「ん゛ォ゛ォ゛お゛゛゛ッ♡♡ きゃうっ゛♡♡♡ あるじどの゛ッ♡♡ うお゛ォ゛゛ォ~~゛っ♡♡♡」
マスターに“される”あらゆる行為が全て悦びに直結しているようで、牛若丸の方から見せる抵抗のような行動は皆無。
力強くチンポを突き挿入れられ、その引き締まったウエストにボコォと陰影を作り歯を食い縛って絶頂。
斜め下から抉りあげるような腰使いに唯一の支えの足すらつま先が浮く程で、自分の意思では抑えることの出来ない嬌声をあげさせられ、それがまた“自分の痴態を周りに知らせられている”という興奮に繋がってチンポを強く締め付けていた。
(~~っよ……余裕で子宮まで届いちゃってる……!♡♡ ぜっ……たい気持ちいい奴だ……頭の奥までグズグズにされちゃう奴……っ♡♡♡)
「う゛゛ッお゛ッお゛ッお゛ォ゛ぉっ♡♡♡ ほぉ゛ォお゛ぉ♡♡♡ イ゛ぐっ♡♡ イク♡♡ イクイグイグイ゛ッ~~゛……!♡♡♡」
それを覗く卑弥呼はそんな牛若丸の痴態に自分を重ね、“もし自分が同じことをされていたら”という妄想を燃え上がらせて一心不乱に自慰に耽る。
図らずも異なる場所で同等の興奮を得ている雌がいるとは夢にも思わず、マスターは牛若丸本人のようにチンポに縋りつく子宮口を正面から貫いた。
よく鍛えられた源氏マンコのうねり、膣奉仕に応えるようにマスターはピストンを加速させ、一際強い力で牛若丸の頭を抑え腰を突き出し、彼女同様に牝犬プレイに興奮する変態源氏というオカズを我慢して煮えたぎらせていた精子を解き放つ。
びゅぐるるる゛るるぅっ゛!!♡♡♡ びゅぐーーっっ、ビュヴゥーーーッ……!!♡♡♡ ドグッドクンッ……ひゅぶぶぶぶぅぅぅっ……!!♡♡♡
「ん゛お゛ぉ゛お゛お゛゛ぉぉ゛お゛ぉ゛っっ~~゛~゛~゛ッ!?♡♡♡ お゛ほぉ゛お゛おっウォ゛……!♡♡♡ あ゛ぁ゛、んぁ゛ぁ……ッッ♡♡♡」
「────イ゛く……ッ゛!!♡♡♡ オォ゛ッ……く、ひぁ……♡♡♡ 未来……っク、ン♡♡♡ みら゛い、く……ぅ゛~~~~~~っっ♡♡♡♡」
片足を持ち上げられ顔面を木に押し付けられ、下からチンポで子宮を突きあげられた牛若丸は舌を突き出しながら今日一のアクメに達しながらけたたましい雌声を轟かせる。
それと全く同じタイミングで、シンクロするように邪馬台国初代女王も木陰にてマスターに膣内射精される妄想で激しく絶頂した。
異なる二人がそれぞれ別々の場所で激しく潮を吹き快楽に脳を揺さぶらせる。
ゴポッ……ドクッ……グプ……ッビュピ……♡♡♡
「おぉ゛ッ……ほぉ……あ……っある……じどの……♡♡♡」
両者に違いがあるとすれば、その膣を満たすのがチンポと細い指の違いと、受精確実の特濃ザーメンで満たされているか空っぽか。
その差は同じ“絶頂”でも深度と重さに天と地ほどの差があり、幸せアクメ顔のまま放心してズルズルとその場で崩れ落ちる牛若丸と、それに羨望の眼差しを向ける卑弥呼とで如実に違いが表れていた。
「ふーっふー……っ……!♡♡♡」
(良いなぁ……良いなぁ……っ……♡♡ あたしも未来クンの欲しい……ッ♡♡♡ うぅ~~~っ……!♡♡♡)
キュン♡ キュンッ♡♡ と切なく子宮を疼かせ卑弥呼は絶頂した直後と言うのに指を深々と挿入して再度快楽を求めるも、やはり足りない。
自分のみで得られる最大限では、とても牛若丸のそれに及ばないのが本能で分かる。
「ほら牛若、ノびてないでいくよ」
「はへ……お゛ぅ゛……ほ……♡♡♡ は、はひぃ……♡♡」
一日かけて高められた興奮を爆発させられ、それだけで一発ノックアウトの牛若丸だったが絶倫つよつよチンポのマスターは当然それだけでは終わらない。
四肢をフラフラにさせた牛若丸の状態に構うこと無く彼はリードを引き、ノロノロと亀のような動きで“ご褒美”が再開される。
────“本日、自分はマスターに徹底的に抱き潰されグチャグチャドロドロになるまで愛される”
その神託は未だ満たされず、卑弥呼は荒い呼吸のまま、託宣の内容と動機すらもほぼ忘れかけながらも二人を追う。
向かった先は微少特異点から戻りホームのカルデアへ。
卑弥呼のドキドキワクワクの覗き見行脚は、まだまだ終わらない。
────……(続)