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【支援者限定】カツオを食べて、レスバトルした夜

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【支援者限定】カツオを食べて、レスバトルした夜
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カツオを!!!食べた!!!


17日火曜日に神田駅でカツオを食べてきました。「土佐みょうじん」という店。これすごい名前の店なんですよ。土佐とはカツオの名産地高知県のこと。みょうじんとはおそらく「明神」です。明神の意味は「神が仏の化身として現世に現れるという考え方に基づいて、実際に現世に現れた神」。


つまり、土佐の土着神が都内に現れたって……こと!?カツオに神が宿るという考えがあるのでカツオの神かもしれませんね。東京の離島「神津島」ではカツオを神、または神のおくりものと考えて敬う風習があります。まあ敬いながら食べるんですけどね!空腹には勝てないんです。


とにかく都内で土佐の神に遭遇したのです。


一番安いコースだったのですがとても美味しかったです。カツオを湯水のように使うのが高知流。カツオのたたきはとにかく分厚い。関東の薄っぺらいたたきはまるでハムのよう。分厚いたたきを、山程のにんにくとわさびで食う!塩味だった。『酒のほそ道』という漫画で「高知では塩味でカツオを食う」といっていたんですが、本当だった!塩を「叩くようにすり込んでいる」っぽい。なるほど、これが本当の「カツオのたたき」!


そして謎料理が次々出る。なんか牛とかしゃぶしゃぶとか出ました。なぜ謎料理と一気に描写の解像度が下がるかというと…飲んでる最中にレスバトル状態になって料理どころではなくなったから!!!


ともかくお店自体はよかったのでみんなもおすすめです、店内で藁でカツオを炙っていたのもいい。お酒も充実してて、ソフトドリンクも凝っていました。





以下は飲み屋でのレスバトルの様子ですが、胡乱な文なので読む必要はありません!しかも長い!!!!


神田でのレスバトル


この飲み会はメンツが異常で、私の大学の先輩と私と私のフォロワーという謎メンツで飲みました。私とフォロワーは仲が良い。このメンツで何回か飲んでるんですが実は毎回レスバトル状態になってしまう。じゃあ飲むなよ。


この三人は全員「善人」だと思う。しかしコアとなる考えや趣味嗜好が違うのだ。私と私のフォロワーはオタクである。話が合う。しかし先輩は「ゼロ年代の亡霊」だった。


昔、はてなブログでアニメや映画を上から目線で酷評すると受けが良かった時代がありました。粗探し、矛盾探し、ダメ出し。これがかつてのネットのメインコンテンツでした。


しかし今や「いいところさがし」が主流。悪いところを探して……しかも難癖をつけるのは疎まれる。私もそのように思っている。しかし先輩はゼロ年代に取り残されていた。そう、逆張り冷笑だったのだ。


先輩はとても頭が良い。映画批評の専攻で院まで行った。素晴らしい人物で根は善人である。だが悲しいけども、時代にだけはついていけてなかった。


アニメを「夾雑物がない」と馬鹿にする。これは「アニメはすべて手書きだから意図しないもの(夾雑物)が入りこまない。実写は夾雑物が入るから素晴らしい」というゼロ年代の主流の論調である。岡田斗司夫や押井守もかつてこの理論でアニメを批判したことがあった。しかしもうこの二人はそんな事は言わない。「完璧に設計されたアニメ」の価値が全世界で認められたからだ。


すべてを列挙しませんが、先輩は私たちがゼロ年代の頃、中学生の頃に見たはてなブログの住人のようだった。先輩自体はいろいろあって結構年上なのでテン年代文化に親しんだ私と違い、ゼロ年代から抜け出せていないのだろう。私も2020年代にはついていけてない。時代は違えど、同じく時代遅れの死に損ないが、私と先輩なのだ。


ともかく先輩はすべてが古く、時代遅れであった。オタク批判、アニメ批判、最近の社会文化批判……完全に年老いた高齢者のようになっていた。まだ30代なのに……。


私は小心者で普段は何を言われてもニコニコしているだけである。関係を崩したくないから。しかし、その日はカツオうますぎワロタwwwwとかいいつつたくさん酒を飲んでいた。しかも0次会で先述のフォロワーと酒を飲んだ状態で参戦していた。


結果として口を滑らせて「そうですよね、先輩の意見はわかります。でも現在ではポジティブなレビューやコメントで作品を共に盛り上げるのが『主流』なんですよ〜。Vtuberの配信もそうですよね、みんなで盛り上げるのが肝要なんです。批判的意見で頭をよく見せようとする態度はもうだめなんです!」と思わず言ってしまった。


この発言は先輩の自尊心を揺るがせた。先輩は院卒である。学部卒に意見を呈されたのだ。自分より低学歴に。双方酒が入っていることもあって議論はだんだんと熱を帯びていった。


先輩は頭が良く口が上手い。一方私はツイートを見ればわかるようにのろまである。勝負は独ソ戦のドイツ並みの敗北になるかと思われた。しかし、先輩の繰り出す兵器(意見)はあまりに古かった。いい将軍はいるのに古い戦車しかない軍隊のようなものだ。それではだめな将軍と新兵器には圧勝できるかは怪しい。


口が上手くて旧型VS口下手だが比較的新型の決戦が始まった。この戦いは飲み会の8割を占めた。双方弱点があって決着がつかない。先輩は旧型の意見だが口が上手く頭がいいので、私の新型意見を論破しようとする。私は一生懸命先輩の意見が古く、現在のムードにあってないことを説明しようとした。冷戦期の米ソのように拮抗し膠着した。


そんな中フォロワーさんは必死に仲裁を試み始めた。冷戦で言えばエジプトやインドのような中立の第三勢力だ。アメリカと同時にソ連とも取引するのだ。


フォロワーは「てすらの意見はわかるけど先輩の意見もかつて重要だったんですよね〜」という感じで頑張っていた。私は酒が入っていてもその献身的な姿に感動し、というか酒が入っているからこそ感動し論を収めた。先輩が「冷戦」に勝利した。


実はこれ以外にも政治思想やジェンダーなど多方面で激しい戦いがあったのだが、ともかくゼロ年代は現代に勝利した。神田駅の「土佐みょうじん」においてはゼロ年代は覇権を握っていたのだ。


その後、酔いが冷めたら先輩に謝りのラインをするなどした。先輩ごめんなさい……。


先述したようにこのメンツで飲むとほぼ確実に私と先輩は揉める。あらゆるところで揉める。3人が「善人」といえども生理的に合わないのかもしれない……。ただ「善人」だからまた飲むのだ。複雑な関係。


ということで神田駅のレスバトルはこのようなものでした。記録として残しておきます。昔聡明で賢かった先輩がアップデートできていないのは正直悲しかった。かつて最強だった戦車が最新兵器のドローンに負けるかのようなショック。


私がなぜ意固地になってレスバトルをしたのかを今考えると、昔立派だった先輩が「老害化」する事実に耐えきれなかったからだろう。なんとか前の先進的な先輩に戻ってほしいと思ってレスバトルしてしまった。私は普段ネットでもリアルでもレスバトルなど(信じられないかもしれないが)本当にしないのです。だが……あるいは……時の流れは残酷だ。


私は、先輩の考えをゼロ年代から2020年代に更新するのに失敗した。今Xを見たら、先輩は今もゼロ年代的な語り口で何かを叩いていた。いいねはもらえてなかった。おそらく、ミュートされまくっている。現代人は嫌なものはすぐミュートにするからね。逆張り冷笑ツイートに推し活的な、ポジティブさはない。あるのはゼロ年代の亡霊だ。かつて天才で、立派で、優れていて、私が心の底から尊敬していた善良な亡霊。かつて勢いがあり、栄え、この世の春を謳歌した亡霊。そして今や冬となり、ゼロ年代の墓守となった亡霊。


そして偉そうに語った私もすぐに先輩のようになる。時代の変化はドラスティックで死に損ないにはついていけないだろう。もし私が「こうなった」ら、遠慮なく叩いてほしい。それで考えがアップデートできるなら幸いである。


ということでレスバトルのお話でした。読んでくれてありがとう!



みんなの文を読んでいると「太字強調」をいっぱい使うのが今のはやりの文らしいので真似してるけどよくわからない!のっぺりした、全部通常文字はもう古いらしい!わたくしみたいな年齢だと「往年のテクストサイト」っぽくて太字強調恥ずかしいんだけど、やってみましたm(_ _)m










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POSTEDFeb 19, 2026
ARCHIVEDFeb 19, 2026