えちこんのスクリプト・便利ツールで自動化がいろいろできるようになってきました
おかげでデバッグが捗ったので、
えちこん独特のワールドに馴染む色の取り方について、
環境光に絞ってパラメータの違いを見た目でgifですぐ理解できるようにメモをつくる、のが今回です。いってみましょう!
今回弄るパラメータたちは
環境光カテゴリ
Backlight / Fake SSS カテゴリ
Shadow Color カテゴリにあります
_Ambient_Blend_Real_to_Flat
受け取る環境光をリアルに寄せるかフラットなトゥーンに寄せるか
_Ambinet_Boost_Low_DarkAreaFocus
受け取る環境光を増幅するときに暗い領域に効果がでるように制限する
1枚目: 明るいところだと違いがよくわかる
2枚目: 暗いところだと制限の影響がとてもちいさいことがよくわかる
_Ambient_Boost_Low_Strength
受け取る環境光の増幅の強さ。_Ambinet_Boost_Low_DarkAreaFocus が大きいほど明るいところでの増幅が小さくなる
_Backlight_Strength
環境光の逆光の強さ
_FakeSSS_Strength
擬似的なサブサーフェイススキャッタリング表現の強さ。
サブサーフェイススキャッタリングは、光が物体の中に入って内部で乱反射するやつ。たとえば強い光を指に後ろから当てると光が身体を貫通しているのがわかるよね。明るく見えたり、彩度が強く見えたりする。えちこんでは擬似的な表現なので逆光で身体の端付近が彩度の上昇する効果となっている。はちゃめちゃライティングが襲ってくるvrchatで強くしすぎないほうが無難。エモい強い逆光の補強に使うなど。物体ってものによってほとんど光を通さなかったりするから何にでもはこの表現を使うべきではない。たとえば反射しまくる金属とかには向いていない
_Ambient_LowerLimit
明るさの下限。絶対に真っ暗になりたくない、ワールドのライティングを無視したい、そういうときに使う。ホラワ好きには0指定で真っ暗可な設定がおすすめ
1枚目: 真っ暗を下限としている
2枚目: 完全に黒にならないように少し下限を上げたもの
_ShadeColorDependsOnAmbient
VRChatにはライティングが間違っているワールドがいっぱいある
暗い夜空、光源らしい説得力のあるオブジェクトがない、環境光はつよい、さらに横からぶけてくる全く説得力のない向きかつ強い光のディレクショナルライト...そういうワールドの例だとアバターの肌影が真横に入ったりで説得力がない影の入り方だなとなる。他のシェーダー、アバターを見てみるともとから肌影が薄めになっていて気づきにくいことがあるがあるにはあるので、塗られる境界が、影の形が、説得力はない
このオプションは環境光があるところでの肌影を弱くする効果がある
はちゃめちゃライティングワールドで違和感のある肌影を抑制あるいは無効化できて自然になるので使ってみるといい
ただし、unity上では0にしておかないと肌色調整するときにシーンの環境光次第で色が弱まってしまうのでわかりにくいので注意。
gif ではアバターの向きを変えて肌影の入り方の移り変わりから、ディレクショナルライトの真横の異常さがわかる。
オプションを入れると環境光が十分に明るいので肌影がなくなって自然に見える
えちこんでも他シェーダでもいける!パラメータかんたんテスト方法の案内
マテリアルのパラメータを手軽にVRChat上で調整できる。この記事でのパラメータテストにも使われた。とても楽。デバッグ捗る