no preview
DESCRIPTION
※過去に作り、お蔵入りにした小説です。
お蔵入り理由:股間攻めを書いてみたけど、股間攻めの描写にあまり納得できなかったため。
ちなみにこれをお蔵入りにして代わりに作ってPixivに公開したのがこの小説です。↓
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=18339723
【本編】
この女だけは、絶対に許さない。
全国高校女子プロレスリング選手権大会58kg級、2年連続優勝者、峰麗奈(みねれいな)の胸に燃え上がる怒り。
その怒りは、彼氏である斉藤裕太と、そして今目の前に立っている野上優芽(のがみゆめ)に対するものだ。
7日前、裕太の浮気が発覚してすぐに、麗奈は裕太を問い詰めた。麗奈のあまりの剣幕に、裕太は浮気に至った理由を全て話し、誠心誠意、しっかりと謝った。しかし浮気相手のことは一切喋ろうとしなかった。
それもそのはず。なぜならその浮気相手とは、7日後に迫った県民女子プロレス大会の最終試合で対戦する中学2年生、野上優芽だったからだ。優芽は全日本中学選抜プロレスリング大会女子中量級の部のベスト8である。
しかし、いくら中学女子プロレスの実力者である優芽とは言っても日本最強の女子高生の怒りの一撃をもろに食らっては大事故につながりかねない。そう考えた裕太は優芽を守るため、浮気相手については何があっても喋らなかった。
だが当然、麗奈も裕太が口を開かないのであれば、他を当たる。そしてついに、裕太の友達から優芽が浮気相手であることを聞き出したのだ。
そして迎えた県民女子プロレス大会最終試合。
勝って跪かせる。そして謝らせる。
麗奈はそのことを胸にリングに上がった。
反対のコーナーでは優芽がボディチェックを受けている。
13歳の中学2年生とはとても思えない豊満なバストを黒のスポーツブラに包んでいる。
黒く重たいパッツン前髪にツインテール。泣き腫らしたような赤いアイシャドウとタレたアイライン。ナメクジのようにヌラヌラとした涙袋。中学生のくせに戦いの場でバッチリメイクをしてきている優芽に麗奈はさらに怒りを募らせる。
「潰してやる。」
そう呟くと、お互いリング中央により、軽く握手を交わす。
と、その時、優芽がニヤリと口角を上げ、囁いた。
「先輩、裕太さんとの夜、気持ち良かったですよ。」
カーーーーーン!!!
ゴングの音とともに、麗奈の怒りが最高潮に達した。
麗奈は優芽に向かって走り出す。
(知ってたんだ。この女はやっぱり知ってて浮気をしていた。私と裕太が付き合ってることも、私と裕太がまだ夜の時間を一緒に過ごしていないことも。
それなのにこいつは…!)
麗奈は地面を蹴って飛び上がり、ミサイルキックの体勢に。優芽は躱そうとするが若干タイミングが遅れ、右肩に食らってしまう。
「きゃ!!」
思わず可愛い悲鳴をあげる優芽。
麗奈はさらにロープへ走り、反動を利用してラリアットの体勢に!
これにも対応が遅れてしまい、ラリアットをもろに食らってしまう優芽。
全国高校女子プロレスリング選手権大会で何人もの女子高生レスラーを倒してきた殺人ラリアット。
実力者といえど、まだ中学生の優芽が食らえばひとたまりもない!
バゴン!
「ブグゥッ!」
物凄い音とともに、リングに叩きつけられる優芽の体。
ただの県民プロレス大会のエキシビションマッチにも関わらず、初っ端から中学生相手に全力の麗奈を観て、観客もどよめき出す。
観客席にいた裕太も優芽の体が心配になってくる。
リングに倒れ、既に動かなくなった優芽。
しかし麗奈の怒りはまだ収まっていない。麗奈は優芽の前髪を掴んで無理矢理起き上がらせる。
「あんた、誰の彼氏とったのか、ちゃんと自覚してるんだよね?」
麗奈は優芽に抱きついて、フロントスープレックスの体勢に!
しかし、まさに麗奈が優芽を投げようとしたその時、優芽が踏ん張り、上手く持ち上がらない。
「え…?」
麗奈の一瞬の動揺。しかし、優芽はその動揺を見逃さなかった。
優芽は麗奈の足を払い、抱き合ったまま麗奈を下にして地面に組み倒す。
「くはっ!」
優芽の下敷きになった麗奈は肺を圧迫されたまらず息を吐き出す。
「先輩、今度はこっちの番ですよ!」
先ほどまでぐったりしていたように思えた優芽だが、飛び上がると麗奈の腹めがけてニードロップを繰り出す!!
「グブぅッ…!!」
これには流石の麗奈も腹を抑えて悶てしまうが、優芽の追撃は終わらない。
右腕を麗奈の首に回し、横四方固めの体勢に入る。フォールを警戒した麗奈はすぐに左肩をあげるが、優芽の狙いはフォールではない。
優芽は左肘を使って、麗奈の腹を目掛けて肘鉄を食らわせる!
「ぐぶっ!ぐっ!…んあぁ!」
2撃、3撃、4撃。繰り返し繰り返し腹に落とされる肘鉄に、苦悶の声をあげる麗奈。
どうにかこの肘鉄地獄から逃れようとロープの方へ移動するが、優芽の横四方固めが半分極まっているような状態で、ロープまで辿り着くのに時間がかかってしまう上に、その間も肘鉄を受け続ける。
「ぐぶ、あはっ、ぐふっ…」
「先輩、中学生相手に、そんな情けない声、出しちゃって良いんですか?」
早くロープに逃げたい麗奈を煽る優芽。
(くそ…。これ以上この女を調子に乗らせる訳にはいかない。早くロープに…。)
懸命に懸命にロープに手を伸ばし、なんとかロープに手が届く。
レフリーが優芽を離し、試合は振り出しかと思われたが、もう10発以上も腹に肘を受けた麗奈の方がかなり辛そうだ。
ロープに掴まってなんとか立ち上がる麗奈を見た優芽はニヤリと笑って観客に聞こえない程度の声で京香に話しかける。
「先ぱぁ〜い、やばそうじゃないですかぁ?手加減してあげましょうか?」
そんな舐めたことを言う優芽に対して、麗奈も言い返す。
「あんた…それ、本気で…言ってる?…あ、あたしだって……まだまだ、本気を…出してないんだ…けど?」
「えぇ〜、じゃあその本気?出してみてくださいよぉ。」
「あんたごときに…出すわけ…ない…でしょ。」
「ふ〜ん。じゃあ、取り引きしません?この試合ってただのエキシだから、あんまりモチベーション上がらないじゃないですかぁ。だから、この試合で勝ったほうが、裕太の本当の彼女ってことにしません?」
「はぁ?!浮気相手が⋯⋯何、言ってんの?!」
突然ふざけたことを言い出す優芽に思わず大きな声を出してしまう麗奈。本当の彼女も何も、そもそも裕太の彼女は自分である。
「そんな取り引き、受ける訳ないじゃない。」
「えぇ〜。それって、私に負けそうだからですかぁ?」
「は?なんでそうなんの。」
「だってぇ、絶対負けないならどんな条件でもどんな罰ゲームでも関係ないじゃないですかぁ。どうせ勝っちゃうんだから。この取り引きを受けないってことは、もしかしたら麗奈先輩が私に負けるかもしれないって思ってるってことになりますよぉ?」
腹の立つ口調でペラペラと…。
イライラしつつも、そう思われるのも癪なので、麗奈はその取り引きを受けることにした。
「分かった。その取り引き、受けてあげる。」
「やったぁ!じゃあ、裕太は貰いますね!」
自分は絶対に負けない。
そうは思いつつも、既に大きなダメージを負ってしまった麗奈。悔しいがここから先は僅かでも気を抜けない。
試合再開。
両者手四つで組み合う。この力比べは当然高校生チャンピオンの麗奈に分があると思いきや、徐々に徐々に京香の方が押されている!
「あれ〜?先輩、中学生の私相手に力でも負けちゃうんですかぁ?」
(うそ!?こんなガキよりたくさん練習してるはずなのに!)
腹のダメージで100%の力が出しきれない麗奈。しかし、中学生の優芽に力負けしているという事実が麗奈を確実に焦らせる。
麗奈はこのままではまずいと思ったのか、右足で優芽の左腹に蹴りを入れる。
「きゃ!」
唐突の蹴りに優芽は思わず手四つを解いて距離をとる。
麗奈が力で負けてしまうというまさかの展開。
18歳、高校女子プロレス日本一に輝いた麗奈がまだ13歳の女子中学生に苦戦する姿に会場の観客は驚きとともに歓声をあげる。
しかし、その中でも一番驚いていたのは裕太だった。裕太が浮気相手について絶対に麗奈に知らせたくなかったのは、怒った麗奈のリミッターが外れることによって優芽が大怪我をしてしまう可能性を恐れたからだ。それほどまでに麗奈の圧倒的勝利を予想していた。しかし、少しずつ優芽が試合を握り始めている。
リングでは左腹を押さえながらもどこか余裕そうな優芽と焦りが見える麗奈が向かい合っている。
「先輩、やばいんじゃないですか?恥ずかしい負け方する前に降参したほうが良いんじゃないですか?」
「は?⋯⋯っさっきの蹴り、効いてるみたいだけど?いったいどこからそんな余裕が出てくるんだろ?」
「え〜、さっき力で負けてたじゃないです⋯か!!」
そう言うと優芽は麗奈に向かって走り出す。
それに対して麗奈は身構えるが、優芽はスッと麗奈の横を素通り。
「え?!」
素早い身のこなしで麗奈の背後のロープまで走ると、ロープの反動を使って麗奈の背中に向かって突進。
しかし当然麗奈は背後からの攻撃を警戒しており、裏拳を繰り出す!
「甘いのよ!」
全国高校女子プロレスリング優勝者にとって、この程度のロープワークは全く想定の範囲内。
どれだけダメージを受けていたとしても全く対応可能。
しかし、麗奈の裏拳は空を切った⋯。
「⋯⋯⋯は?」
なんと優芽は麗奈の足元でしゃがみ込んでいたのだ。
「流石先輩っ!」
相手は日本最強の女子高生。
優芽の背後からの攻撃に対応してくるのは当然。
だから優芽は最初から麗奈に攻撃をするつもりは無かったのだ。
「裕太の彼女になるのは、あたし!!」
しゃがんだ体勢のまま、優芽は麗奈の股間を思いっきり殴りつけた!
どグシャっ!!
「ん"っぎゃうっ!?!!」
強烈なローブローに股間を押さえてうずくまる麗奈。
明らかなルール違反。
これは県民大会のエキシビションマッチであり、実績も残るものではないため、お互いに戦う意思があれば試合は続行される。
しかし、この優芽の行動にはレフリーから厳重注意が言い渡される。
「はーい、気をつけまーす。」
優芽は全く反省していない様子で生返事。
カーーーン!
試合再開されるが、麗奈は内股気味でまだ股間の痛みから立ち直りきれていない。
「あれれ〜?先輩、お股どうしちゃったんですか?」
「⋯⋯っあ、アンタ、ふざけんのも大概にしなさいよっ⋯!」
「ふざけてなんかないですよ?取り引きしましたよね?これはもう女として、どっちが上か決める戦いですよ?アソコ攻めるのなんて当たり前じゃないですか?」
「ほんと、もう許さないからっ⋯!」
麗奈は怒りに任せ、優芽に突進。
しかし、ここまでのダメージで動きが鈍いことに加え、あまりにも安直な突進を全日本中学選抜プロレスリング大会女子中量級の部ベスト8の優芽が避けられない訳がない。
優芽は麗奈の突進を躱すと、麗奈の背中に飛び乗った。
「先輩、ノロマですね〜」
すると優芽は背中に抱きついたまま、麗奈の股間に膝蹴りを入れていく。
グシャっ!
「あう!」
グシャっ!グシャっ!
「いぎゃぅっっ!あんっ!」
2発、3発、4発と、その後もローブローを繰り返す。
これを見たレフリーは堪らず止めに入るが、ここでなんと麗奈がレフリーを制す。
「っっあはんっ⋯⋯⋯やめ⋯って。⋯⋯止めないでっ⋯⋯ください⋯。私の力で、っんぐっ⋯⋯この子は倒しますっ⋯⋯からぁっ!」
女のプライドを賭けた戦い。
如何に相手がラフなプレーをしていたとしても、それを他人に止められたく無かった。
「⋯このっ⋯⋯やめな⋯さいよっ!!」
麗奈はそう言うと、背中に飛び乗っている優芽の股間に右手を持っていくと、力強く握りしめた。
「んあっ!?!」
優芽の股間にも鈍い痛みが継続的に与えられる。
「ん"んんん!っ⋯⋯っこのぉっ⋯!」
それに対して優芽も膝でのローブローを継続する。
グシャっ
グシャっ
ドシャっ
「ぎゃうっ!⋯⋯あぐっ!⋯んあぁ!?」
両者ともに股間を攻めていくが、徐々に麗奈の膝がガクガクと崩れ始める。
「いぎゃっ!⋯いやっ⋯!⋯っあぁっ⋯!⋯いやっ、やめっ⋯!」
グシャっ
ドシャっ
「⋯⋯っどうしたんですか?っ⋯先輩っ!力、弱くなってきてますよ!?」
「あうっ!⋯⋯っお◯んこ⋯⋯壊れるぅうっ!?!」
そして遂に⋯
ちょろちょろちょろ
麗奈の股間から水が足を伝う。
バタンっ⋯⋯
ローブローの連続に麗奈は耐えられず、遂に失禁、そして失神してしまった。
「はあっ⋯⋯はあっ⋯⋯はあっ⋯⋯」
優芽は左手で痛む股間を押さえながら、右手を上げてガッツポーズ。
あまりに汚い勝ち方に、客席からはブーイングが上がるが、優芽は満足げな笑顔を観客席の裕太に向けると、リングを後にした。
(おわり)