DESCRIPTION
ポニーガール・ボゥリスは、女騎士クロディーヌ・ディ・クレマンスの愛馬である。
女騎士クロディーヌ・ディ・クレマンスは、ポニーガール・ボゥリスの主人である。
ボゥリスに騎乗していたからこそ、クロディーヌは王国最強の女騎士と称され、のちに近衛騎士団長にまで登り詰めた。
クローディアの卓越した手綱さばきがあったればこそ、ボゥリスはポニーガールでありながら、勲章を授与されるほどの活躍を見せた。
高名な騎士一族、クレマンス家の末娘たるクロディーヌがボゥリスに出逢ったのは、彼女が騎士学校を主席で卒業したとき。
当時北方辺境騎士団の副団長を務めていたクロマンス家の長姉が、戦いで捕らえた敵対する族長の娘を、卒業祝いとして送ってきたのだ。
体格体力に優れ、もっともポニーガール向きとされる、戦闘民族の娘。そのなかでも、ボゥリスは抜群の身体能力を誇った。
ただしそのぶん、気性も荒い。
馬具を取りつけるため、クロディーヌの従者が拘束具を外したとたん、ボゥリスは暴れだし、武装した複数の男たちを素手で倒して逃走を図った。
そんなボゥリスを、クロディーヌ自身が同じく素手で制圧して捕らえた。
負けを認めたボゥリスはクロディーヌに忠誠を誓い、自らポニーガール用馬具を身につけたという。
以来、ポニーガール・ボゥリスは、女騎士クロディーヌ・ディ・クレマンスとともに在った。
女騎士クロディーヌ・ディ・クレマンスは、ポニーガール・ボゥリス以外の者を、身近に置かなかった。
戦場でも、日常でも。