DESCRIPTION
✼••┈••✼<< Parallel Episode [1] >>✼••┈┈┈┈┈••✼
六月──。
雨上がりの空に、微かな光が差し込んでいた。
紫陽花が咲き始めた坂道。
近づく夏の匂い、ハーブティーの香り、
…そして── 彼の匂い。
【千雪】「───おかえりなさい、" あなた "」
【 】「ただいま」
アパートに帰ってきた彼を出迎えながら私は小さく笑うと、
彼は待ちわびたかのように、私のお腹にそっと優しく手を当ててくる。
ふっくらとした私のお腹の丸みが、服の上からもわかるようになっていた。
─── これは、私たちがあの春に繋がった証。
【千雪】「…もう、名前は考えた?」
【 】「うん。生まれた季節と君の名前から一文字もらった名前にしようって思ってるよ。」
【千雪】「……ふふ。ほんと、ずるいんだ」
本当にずるい。─── 優しすぎて。
【千雪】「あ……お腹の子、今動いたの。
ねえ、もう一度触ってみて?」
私が誘うようにシャツのすそをまくると、張りのある肌があらわになった。そこへ彼の手が直にそっと添えられる。
【 】「……あ」
【千雪】「ね、動いたでしょ?」
小さな命の合図。
ふたりの心が、ひとつになる瞬間だった。
【 】「……ありがとう、千雪。君が、俺を選んでくれて」
【千雪】「ちがうよ。あなたが、私を手放さなかったからだよ」
あらたまった繋がりの確認に、照れと高揚に顔が熱くなるのが少し恥ずかしくなって、思わず彼の胸に飛び込んでしまう。
"" ───たぶん、彼が私を手放さなかったら。もしかしたら、見たことのない『輝く空の景色』が広がる未来があったかもしれない。""
【千雪】「あなたの匂い、……やっぱり落ち着く……」
"" でも、いいの。他の未来なんていらない。
───もう、ここが私のいるべき場所だから。""
【 】「千雪の香りも、あのときと変わらないよ。
蜜のように甘くて、でも今は…もうなくてはならない大切な香りだ」
ドキドキと高まり続ける高揚感───。
ふたりの唇がそっと触れ合い、熱と蜜が交じり合う。
【千雪】「…んっ♡」
抱き合いながら、彼は慎重に、愛おしそうに、
私の以前とは変わった身体をなぞる───。
その優しさに、いつも私の心とお腹はたまらなくなる。
もぎたての果実を割った時のような甘酸っぱく瑞々しい高鳴りが、きゅんきゅんと満ち溢れてきてしまう。
【千雪】「……ねえ、知ってる?」
【 】「……ん、何?」
【千雪】「妊娠すると…、、
好きな人をもっと……もっと欲しくなるんだって」
【 】「……はは。俺もだよ。」
【千雪】「……私も。あなたが…欲しい♡」
彼は私の胸に唇を落とし、
ふくらんだお腹をそっと撫で、
その繋がりの証を感謝するように、
そして、新しい命ごと私を何度も抱きしめてくれる。
【千雪】「…っ♡、…は、あ♡♡……ぁああ♡♡♡」
お互いの優しさと欲望が絡み合い、
愛が情熱に変わっていく。
これから何度でも繋がり蕩けて愛し合う──。
【千雪】「ああ…ッ♡、、ふぁああああ♡♡♡」
じわじわと蒸し暑さが増してくる初夏の訪れ。
この部屋で続く二人の春も、
次の季節へと移ろうとしていた───。。
✼••✼••✼<< To be continued … >>✼••✼••✼
【 1 ~ 8 】 効果あり+陰毛なし
【 9 ~16 】効果あり+陰毛あり
【17~24 】効果なし+陰毛なし
【25~32 】効果なし+陰毛あり
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