「箱の中にいる限りぃ、永遠にイくのは終わらないでしょうねぇ。外に出たとしてもぉ、イった時に暴れるクリトリスがどこにも当たらないよう気を付けないとずうっとイきっぱなしになってしまいますから気を付けてくださいねぇ。
「気を、付けろって言われたって……」
指先で触れられただけでイってしまうようなクリトリスなんだよ? 箱がなくっても身体にこんなに暴れたら身体にあたっちゃいそう。だとしたら腰を突き出して当たらないようにしなくちゃならないの? ううん。それ以前に、こんなに敏感だと服に触れてるだけだって気持ちよくなっちゃいそう。まさか常にクリトリスを丸出しで生きていかなくちゃならないってこと!?
うぅ、ダメ。イきっぱなしでまともに頭が働かない。
「う~ん。このままじゃ説明が続けられませんねぇ。それでは一度リセットしましょうかぁ。」
「リセット? ……え、あれ?」
急激にこれまでの快感が消え去る。クリトリスが充血している感覚はあるけれどそれだけだ。潮吹きも止まってしまっている。
「下半身にあるのはクリトリスだけではありませんからねぇ。他の説明をするにあたりましてぇ、イきっぱなしでは聞いてもらえないかと思いましてぇ。」
そうかも知れないけど……箱の中にある身体だけではなく、頭の中で行われている絶頂すらも操られてしまっているようであまりいい気がしない。
「それではもう1つの説明なんですがぁ、こちらも普通でしたら時間がかかりますから分かりやすいように操作しますねぇ。」
「操作って……んっ。」
急にお腹の中で圧力が増した。便意……とは違う。そこまではっきりとした異物感はない。おならが溜まっている様な感覚?
「今は説明しなくちゃなりませんからねぇ。我慢せずにさっさとおならをしちゃってもらえますかぁ? あぁ、我慢しようとしても無理ですよぉ。普通のおならと違って我慢し続けても身体に吸収されるなんてことはありませんからねぇ。どっちにしろ最後には圧力に負けて出すことなっちゃいますらかぁ、早めに出しておいた方がいいと思いますよぉ。」
圧力に、ってことはもっとおならが溜まっていくってこと? ここまで言われてるなら……せめて音が鳴らないように力を調整して……
―――ブッ、ブピィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィ―――
「え、待って!?」
想像をはるかに超える下品な音が鳴り響く。一旦おならを止めようと思ってお尻の穴に力を込めてるのに全然止まってくれない。
それにこれ……何だか変な気分に……おならでお尻の穴が震えているから? 何だか痺れるような感覚が響いてきている。
「実はですねぇ。先生の肛門は性感帯になっているんですよぉ。ですからぁ、おならをしているだけでイっちゃっても何も不思議はないんですねぇ。安心してイっちゃっていいですよぉ。」
「は?」
おならで……イく?
「先ほどおならをするように操作をすると言いましたけれどぉ、普通にしていてもおならが溜まりやすい身体になっているんですよぉ。そうですねぇ。大体1時間に一度は出さないとお腹の膨らみが目に見えて分かる位、と言えば分かりやすいでしょうかぁ。」
「1時間で、って……」
おしっこよりも頻繁に出さなくちゃならないってことなの?
「それとぉ、その身体は……他のパーツも含めてですけれどねぇ。身体の部位ごとにイくことが出来るんですよぉ。ですからぁ、おならでイってもクリトリスが暴れたりはしないから安心してくださいねぇ。もっともぉ、クリトリスとおならと両方で同時にイくなんてことも出来ますよぉ。その場合は二重の絶頂で2倍の快感を味わえるってことですけどねぇ。」
それって、胸も含めたりしたら3倍? ううん。左右の胸が別扱いだとしたら4倍とかになる可能性もあったりするの?
「はぁい、それじゃあそろそろイっちゃってくださいねぇ。」
「あっ、いやっ!?」
我慢しきれず、おならの快感でイってしまう。それと同時に勢いよく潮が噴き出した。
「んっ。これって、クリトリスでイったときだけだったんじゃ……」
パーツごとって言ってたのに……
「いえいえ。潮吹きはイった時に連動するオプションみたいなものですからねぇ。当然おっぱいでイこうがお尻でイこうが潮吹きは起こりますよぉ。」
そんな……
「さてそれではぁ、続いてお待ちかね。おちんちんの方の下半身に移動しましょうかぁ。」
「あ……」
頭の入った箱が持ち上げられる。それと同時におならが鳴りやんだのに、お尻を震わせる感覚は止まってくれない。取り外した時の感覚が続く機能のせいで潮吹きも続いているように感じてしまう。
でもこれはまだいい。どうせ次の箱に載せられたら終わるからだ。それよりも問題は次の箱に入った下半身だ。これまでの身体もも色々とおかしかったけれど、それでもあくまで『おかしくなった女性の身体』だった。自分の身体でも味わえる感覚がおかしくなった、と考えることも出来きなくはない。
でも……おちんちんは明らかに違う。女性である私には存在しない男の人の器官だ。一体どうなっちゃうのか想像も出来ない。
「はい、それではじっくりと体験してくださいねぇ。」
「あっ……」
頭の箱が、おちんちんの箱の上に載せられてしまう。
それと同時にイっていたお尻の穴から快感や限界を超えて充血していたクリトリスの感覚が消え失せる。吹き出し続けていた潮の感覚も無くなり強制的な切り替えで頭が混乱してしまう。代わりに、新たに襲ってくるこれまで感じたことのない感覚。
これは一体……何なの?
「あっ……くっ。」
凄く……凄く、股間が熱い。熱いのは分かるのだけれど、一体何が熱くなっているのか、脳が理解をしてくれない。いや、頭では分かる。この下半身にはおちんちんが生えていたからそれが熱くなっているんだ。けど理屈で理解できるのと感覚が理解できるのは別の問題だ。
あれ? でもちょっと待って。さっき外から見たおちんちんはこの熱くなっている場所よりももっと上になかった? じゃあ今熱いのって、何?
「どうですかぁ? 射精したくって堪らないんじゃないですかねぇ? 何しろぉ、普通の男の人の何倍もの大きさをしたタマタマの中に限界まで精子が溜まっているんですからねぇ。」
「……え。」
タマタマ……おちんちんの下にぶら下がっていたアレだよね? じゃあこの感覚って、おちんちんじゃなくてタマタマから生まれている感覚なの?
でもタマタマって精子を作り出す場所、なんだよね? 精子が溜まってるから熱いってことは、射精をすればこの感覚も解消されるってこと?
「ここで残念なお知らせなんですがぁ、先生は射精をすることが出来ないんですよぉ。」
「え……なん、で?」
「悲しそうな顔をしないでくださいよぉ。そんなに射精をしたかったんですかぁ?」
う……そうじゃない、ハズだけど……
「ど、どういうことなのかか知りたいだけですけど……」
「そうですかぁ? でしたらご説明しますけどねぇ。その身体にぶら下がっているタマタマはぁ、普通の男性のものよりもずうっと大きくてぇ、その分だけ大量の精子を溜め込んで強烈な射精欲求を生み出す厄介な代物なんですよぉ。」
それは、さっきから体感しているから分かっている。
「ですがぁ、大きなタマタマに対しておちんちんの方は小さいですよねぇ。それは見ての通りぃ、まだまだ小さな男の子と同じものなんですねぇ。つまりどういうことかと言いますとぉ、まだ精通をしていないんですよぉ。」
「精、通?」
「知りませんかぁ? 物事をよく知っている方の精通ではなくてですねぇ。初めての射精をすることを精通って言うんですよぉ。つまりそのおちんちんはぁ、まだ射精をする機能を持っていない未熟なおちんちんなんですねぇ。」