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トップ画メイキング【自作ブラシ配布】

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トップ画メイキング【自作ブラシ配布】
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DESCRIPTION

 お世話になっております、敷ドです。

今回は↑のイラストの作業工程を大まかに分解して、それぞれの工程で何を考えながら描いたのか解説していきたいと思います。

 普段の塗り方とは違うのですが、手探りながらに色々と試行錯誤はしましたので、何かしらの参考になれば幸いです!

・全行程 iPad版CLIP STUDIO PAINT(以降:クリスタ)を用いての作業になります。

・クリスタ特有のツール名などが出てきますが、用語の説明は割愛します。

1.構想~色ラフ作成

 今回のイラストはFANBOXのトップ絵やファンカードに使用する目的があったので、始めからキャンバスサイズを指定して描き始めました。

 どこに見せ場(今回の絵では顔と手前の足)を持ってくるか、どう視線を誘導したいか考えつつ、ぼんや~りぐりぐり~っとイメージを固めていきます。


▼使用素材① 重ねたり色をいじったり自分用にアレンジしてます。


 殴り書きのイメージを元にラフを詰めていきます。

クリスタの3Dモデルがめちゃくちゃ便利です。描き慣れないポーズを描きたいときは結構頼ります。モデルの体型は自分の絵柄に合うように調整してあります。

 3Dモデルをそのままなぞってしまうと何かぎこちな~い身体になっちゃうので、シルエットだけ大まかに拾い、その後は自分がこれまでに培ってきたデッサン力を信じて気合いで下書きしていきます。

 大袈裟なパースがかかった奥行きのある絵が好きなので、足を大きく描きました。

3Dモデルに忠実に描こうとすると、こういったイラスト特有のウソをつく思い切りを踏み止まらせてしまうので、影だけ拾う描き方は自分の中で結構いい感じ。

 下書きが出来たので完成イメージをより定めるために色を置きました。

長らくこの色ラフ状態をトップ絵に設定していましたね……。

 普段は無軌道に絵を描くので色ラフを作ることは滅多にしません。だって完成メージが固まると完成した気になっちゃうもの。きっと共感してくれる人はいる!はず!


▼使用素材② 空間をイメージしやすくします。

上のイラストでフカン構図の椅子を描き加えたり、青い光のモニター(?)を複数配置しましたが、いちいちパース定規使って正確に描くのは面倒だし時間がかかるので、なんとなーくそれっぽく描くために使うのがこの素材。 絵の説得力≠正確さ!


2.線画~下塗り

 色ラフを元に線画を作成していきます。

敷ドっぽい絵になる最も大きな要素を担っている工程です。多分。

ブラシサイズ17pxをメインに、顔や服のシワなど細かい部分には15px、手前の足には20pxに持ち替えてなぞります。筆圧検知があるので実際の線の太さはこれらの半分くらいですかね?

 背景の椅子もなぞりました。どうせ見えなくなる部分まで描く必要はないのですが、もしかしたら今後使うかもしれないってことで今回はちょっとだけ丁寧に作業してます。


▼使用素材③ 今やペン入れ作業には必須です。皆さんも目を大事に。


 下塗りをします。自分は線画をカッチリと描くタイプの絵柄なので、ここはバケツツールでぽちぽちするだけです。ついでに色見本も事前に作ってあるので、5分もかかりません。

 肌色は他の部位と違う影色の置き方をするので、この時点で肌⇔それ以外でレイヤーを分けておきます。画像内左のようなレイヤー構成をワンクリックで作成するオートアクションを組んでいます。


▼デザイン画 兼色見本。

 椅子も忘れずにね!

3.影塗り~線画色トレス

 色見本からスポイトして肌の影を塗ります。太いブラシでザクザクと。

 頬や指先などにエアブラシで赤みを加えました。細かな違いですが、画像をクリックして左右キーで前後を見比べていただくと違いが分かると思います。

 まあ今回のイラストでは無くても良かったかもしれない…。

 余談ですがこのキャラはヤドカリ人間なのでヘモグロビンではなくヘモシアニンが流れていて詰まるところ血が青いんですよね。人ぶってファンデとチークでも塗ってるのかね。

 肌以外の陰影を追加しました。これまた色見本からスポイトしただけなので特筆することはありませんが、青パーカー部分だけ光を描き足してます。

色見本通りの青の影色を使うと暗くなりすぎてしまったので、ときには臨機応変に。

 線画に色トレス処理を施しました。見栄えがかなり良くなった。気がする。

いつもだったらオートアクションで済ませてしまう工程ですが、ちょっと気合いの入った絵のときは手作業で地道に線画の色を変えていきます。


▼使用素材④ 影の色をスポイトしたらこのブラシで線画をなぞるだけ!


 最後にフチありレイヤーで靴ヒモを描き足して、キャラの塗りは終了です。


4.背景

 色ラフのイメージをそのまま再現するので、ラフで使ったグラデ背景をそのままコピペ。

 床部分?も背景に馴染むように青緑っぽい色を選択しました。

パースはなんとなくです。定規なぞ使わぬぞ。

 ラフのモニターをコピペして清書しました。そんなに拡大して見られる部分でも無いので、それっぽい感じの画面を1枚レイヤー上でぐりぐり描きました。

 ちなみに左から動画サイト、絵の資料、ペイントソフトと板タブ、Twitter、DTM、ピアノとなっています。絵要素とピアノが伝わってりゃヨシ!

 モニターのレイヤーモードをリニアライトにして、色ラフでイメージした通りの画面が出来上がりました。ちょっとだけ味気なく感じたので、ハニカムタイルの素材を重ねました。

5.仕上げ

 背景とキャラを馴染ませていきます。まずはサイバーっぽいイメージを足すために、下から水色の光を追加。

 次に髪の毛の赤が浮いているように感じたので、マゼンタ系の色味を上から追加。

 この辺好みの問題ですが、キャラ全体の色味をちょっとだけいじりました。


▼今回は使ってないけれどいつもお世話になっているグラデマップ。

なんとなく重ねるだけでいい感じにしてくれる。色選びに苦手意識があるのでめちゃくちゃありがたいです。



 キャラと椅子のレイヤーをコピーしてぼかし、下に敷きました。

より背景に馴染んだかと。

 最後のひと仕事。画面内の寂しいスペースにエフェクトを追加しました。


▼使用素材⑤ すべてのレイヤーを結合してこちらでひと撫であら不思議!


 ロゴとサインを描き足して、完成~~~!

このKHFロゴも試行錯誤しながら描いたのですが、今回は割愛。ロゴに奮闘する様子はタイムラプスでご確認ください。


▼使用素材⑥ サインに使いました。レイヤー効果を使わずとも通常レイヤー上にそのまんま描くだけで光ってくれる優れもの!いつも重宝しています。



▼線画以降のタイムラプス。



 長くなりましたが以上がトップ画イラストのメイキングでした!

何かと説明不足だったとは思いますが、楽しんでいただけましたら幸いです。

 しかもいつもと違う描き方だったので、また機会があれば(気力があれば)いつもの描き方の解説もしてみたいと思います。


 もし気になる箇所があればお気軽にコメント、メッセージなどでお尋ねください。自分絵語りが大好きなので、細かくお答えできると思います。


 それでは今月もありがとうございました!

月末に10月振り返りと11月の予定表を出しますので、良かったらまた遊びに来てください。

お元気で~

ついでにファンカードの絵柄も更新しましたので支援者の皆さまはご確認ください!


【11/1追記】

 支援者様限定で私が線画や落書きに普段使いしているブラシを配布いたします。

といってもそんなに特別面白いブラシではなく、無難なミリペン風マーカーです。

クリスタをご利用の方はお試しあれ〜

ド線ペン


敷ド PIXIV FANBOX 24 favs
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POSTEDOct 27, 2023
ARCHIVEDJun 10, 2026