ごとり、と。朝方の静けさに、首が、落ちる音がした。
目の前に転がってくる深緑。髪の一本もない代わり、獣の牙を生やしたソレは、見るからに異形……その癖して、自分に何が起こったのか分からないのか、困惑に歪んだ表情なんかは何処か人間っぽいから、余計に不気味だ。
……人間も、鋭い太刀の一撃で反応する暇もなく首を落とされたら、自然とこういう顔になるのだろうか、と。怪物の首から、目の前の彼女に視線を向けながらそう思う。
「――ふんっ、悪しき妖風情が。私に触れられると思わない事だ」
片手の太刀をくるりと回し、刃に付いた赤紫の体液を払い飛ばしてから、鞘へとしまうその仕草に淀みはない。何千何百と繰り返した動作は、もう彼女の体に染みついてしまっているのだろう――少し翻ったブレザーのスカートには、全く以て馴染まないけれど。
「……お疲れ様です、早川先輩。あの、これ」
「あぁ、ありがとう」
刀身が全て鞘に収まった所で、手に持っていた学生鞄を差し出す。くるり、と此方を振り返った彼女は……後ろで束ねた黒い長髪をしゃらん、と揺らして。とっても凛々しくて、綺麗だ。昔、俺が好きになった頃のまま、真っ直ぐだ。
……残念な事に、先輩との関係は昔と同じとは言えないけど。
「すまなかった。ではな」
「はい……お気をつけて」
学生鞄を片手に、此方に背を向けて去っていく彼女を見送りながら……ため息を吐く。
辰姫さん、と呼びたい。追いかけて、一緒に家まで帰りたい。久しぶりに、和菓子でも一緒に食べたい……そうは思っても、余りにも彼女との距離は遠かった。
彼女は、化け物を狩る家柄の一人娘で。自分の家は、その一族とそれなりに長い付き合いがあった。その縁で、幼い頃の彼女と自分は、姉弟の様に仲良く共に育ち。『辰姫さん』なんて無邪気に彼女の名前を呼んでいられたのが、酷く懐かしい。
――でも彼女は変わった。変わってしまった。
化け物を狩る為だけに、時代錯誤も良い所な厳しい訓練に進んで身を投じ……自らの腕をメキメキ伸ばし。こうして、学生としての生活を過ごしながらも、化け物が出ればそんな日常をほっぽり出して刀を振るう。
息をする様に化け物の首を刎ねる剣士として、成長してしまった。学生の身ながら人類を脅かす魔性と毅然と滅する、ご立派な滅魔の士として。
学園も、人類を脅かす化け物を退治する彼女の雄姿を公然を褒め称え、ある程度の学業の免除やら、成績への色を付けるやら……特典をたっぷりと付けて後押ししてすらいる。
「――イカれてやがる」
人ならざる化け物。それがどれだけ恐ろしいか知ってる。どれだけ退魔の血を引く才覚ある人物が鍛え上げようとも、ちょっとした事で簡単に命を落とす。しかも……彼女の様な美しい人は、それだけで済まない事もある。
彼女のお母さんがそうだった。
美しい、滅魔の術師。辰姫さんの憧れのお母さん。多くの化け物を屠り去った、伝説的な人だったという。百戦錬磨、どんな怪物が相手であろうとも、死ぬ姿を想像出来ない。
『――はーい♡ お父様、見てるかしら~♡』
……そんなお母さんが、行方不明になって。半年ほどたったある日。
辰姫の家に、一通の郵便が届いた。中に入っていたのはありふれたUSBメモリ。その中に入っていた動画ファイルには――そのお母さんからの『贈り物』が、たっぷりと詰め込まれていた。
『私、辰美はぁ♡ んちゅっ♡ しゅきしゅき~♡なご主人様の、このり~っぱなデカチン様専用のチン媚びオナホ巫女に成っちゃいました~♡ 見て見て~♡ 辰姫産んだ経産婦まんこ♡ 無事にご主人様のお子種で三つ子宿した孕みオナホにして頂いてま~す♡』
映されていたのは――屈強な身体を持つ怪物の肉棒の前に跪いて、その逞しい肉棒を敬う様に蕩けた瞳で見上げ、愛おし気に玉袋に、竿に、と。口づけを行う、彼女のお母さんの姿だった。
使い込まれ、黒々とした色に染まってしまったグロいまんこを指で広げ。ぽっこりと膨らんだ腹と、以前よりも更にたわわに実った爆乳を、これ見よがしにゆっさゆっさと揺らしながらチンポをしゃぶる肉便器の姿だった。
『お゛っ♡ お父さまみてっ♡ 私がご主人様のデカチンポぐっぽりくわえこんでまんこしてるところみてっ♡ お邪魔になった一族の最高傑作がっ♡ ん゛っほぉっ♡ ご主人様のお気軽性欲処理便所として立派にまんこで勤め果たしてるところみてぇっ♡♡♡』
どちゅんっ♡ どちゅんっ♡ どちゅんっ♡
『すっ、すごいでしょっ♡ ひぎっ♡ 腕みたいな極太チンポっ♡ イ゛っ♡ も、もう私のおまんこぉっ♡ ご主人様の長チンポじゃないとイケないっ♡ 他の雑魚オス共の粗チンじゃ全然満足できなくなっちゃったのぉっ♡』
屈強なオスの腕の中に抱え込まれ。何度も何度も揺さぶられ、びちゃびちゃと愛液と精液の混合物を床に撒き散らし、乳をたっぷんたっぷん揺らしながら、嬉しそうにチンポにまんこを深々と貫かれて悦ぶ……
『――ん゛お゛オ゛ぉ゛ォ゛ォ゛オ゛っ♡♡♡ オナホまんこイ゛っぐぅぅぅううう゛う゛う゛う゛っ♡♡♡』
ぼびゅるるるるるるるっ♡ ぶびゅっ♡ ぶびゅびゅびゅぅうっ♡♡♡
……雌穴に精液を注ぎ込まれ、それでもなお、収まり切らなかった分を結合部から溢れださせて、獣の様に気持ちよさそうに咆哮する……その姿は、美しい女の退魔士が迎える最悪の終わり方だといっていい。
あのテレビ画面を、ガラスの様に無感情な瞳で、呆然と見つめていた辰姫さん……彼女の家の当主に支えられる形で、彼女もまた、お母さんと同じくらいに美しく成長した。
切れ長の強気な瞳や、すっと通った鼻立ち、僅かに膨らんで瑞々しい唇。
成人男性の平均身長を余裕で越える高身長に、それに見合うだけの長くスラリと伸びた足……そしてその身体は、ボンキュッボンな分かり易くグラマラスで、雄の興奮を誘う事にかけてはトップクラス。
凛々しさと色気を最高のレベルでハイブリットさせた美貌を持つ辰姫さんが、お母さんと同じ様に化け物の慰み者にならないという保証等、何処にあるだろうか。
『――みてぇっ♡ 辰姫の処女だったまんこが妖魔様のおチンポでガバガバビッチまんこになるのみてぇっ♡ ん゛ぉおおおっ♡ 極太チンポでズボズボされてイ゛ぐっ♡ 妖魔様の性処理便所になってイ゛っぐぅううううっ♡♡♡』
――想像しただけで、歯噛みしてしまう。
辰姫さんに、そんな危ない所に居て欲しくない。さっさとそんな物騒な刀なんて捨てて。普通の人らしく生きて欲しい。そんな風に、ずっと思っている。
エゴなのは、重々承知している。世間的に見て、正しいのは彼女の方だ。悪しき化け物共を成敗し、多くの罪なき人たちを救う。大変素晴らしい生き方だ。
……でもそんなの関係ない。
そんな『正しさ』の為に、彼女が犠牲になって良い理由は何処にある。
生きている間、ずっと化け物共と戦うだけの人生を送る必要が何処にある。
「……つってもなぁ」
辰姫さんにそう言ったとして。彼女が聞いてくれるかと言えば絶対に無いだろう。そんな風に聞き分けが良く、要領の良い人ならば、あそこまで修羅の道は走っちゃいないのだ。
彼女をあの道から引き剥がすには……結局の所、実力行使しかない。力でねじ伏せて心を一度へし折る事でしか、その機会は生まれない。とはいえ、妖魔をすぱすぱ切り伏せる人外の力をお持ちの辰姫さんに、どうやってそんな離れ業をやってのけろというのかと言われると非常に厳しいのだが。
普通にやったらまず不可能だろう、という前提にどうしても帰結する。何十回目だろうかこのルートをたどるのは――
「……ったく、あの女……マジで化け物染みてやがる」
――ふと。
酷くガラの悪い声が、思考に割り込んで来る。
くるりとそちらの方を振り向くと、何人かのガタイの良い男達が、先輩の去っていった方向を睨みつけているのが見えた。といっても、体育会系の学生という訳では無く……耳に付けたピアスに剃りこみの深い髪、如何にも安く染めましたと言わんばかりのチープなブロンドカラー。
辰姫さんへの恨み言を言っている辺り、以前ボコボコにした不良上がりのチンピラと言った所だろうか。
辰姫さんと付き合っていれば、ああいう類の輩は幾らでも見る事になる――故に、彼らからそのまま視線を逸らさなかったのは……彼らのうち一人、明らかに他よりガタイの良い男の懐が気になったから。
幸いこちらに気が付いている様子もない――彼らが屯している場所の近く、生垣の裏にそっと身を隠して、様子を事にした。
「――そこで、これの登場って訳だ……!」
茂った葉の隙間から見えるのは……今どきのジョックが持っているにしては余りにも似つかわしくない古臭い、ボロボロの和綴じの本。如何にも『曰くつきですよ』と言わんばかりの見た目に反せず、禍々しい気配が漏れ出しているのが丸わかりだ。
「へへ……付き合いのあるセンパイから教えて貰ったんだよ。コイツを使った化け物の作り方、使い方を」
「マ!? って事は、それを使えばあの生意気なカタナ女も……」
「今まで散々馬鹿にされてきたお返しって奴だ。センパイも誘って、ちょっとデカいコトやってやろうじゃねぇか……!」
……聞こえて来た会話に、ため息が漏れそうになった。
まぁ、性根の腐った不良共を成敗する、とか。正義感の強いあの人のやりそうな事ではある。それでこんな風に恨みを買ってちゃ世話ないとは思うが。
さて、コレを先輩に教えてしまえば、晴れて不穏分子は成敗されて世は事もなく平穏無事に過ぎていく事になるだろう……が。
こんなにも分かり易い、ハンパに裏の事に頭突っ込んだ素人っていうのは、中々に都合が良いかもしれない。
ゆっくりと体を起こし。物陰から一歩前に進み出る。
「――あの、すいません」
「あん?」
ありがたい機会だ。辰姫さんを危ない所から引き剥がす為には、ちょっとした荒療治も、必要になって来るだろう――
――夜。
辰姫さん他、滅魔士達が十数人による大掛かりな化け物狩りの舞台になったのは、町はずれの、如何にも化け物が潜伏していますよという廃墟……等ではなく。
街中、ちょっとした建物の地下にあるクラブだった。無駄に箱もデカく、若さからの性欲に塗れた不良少年少女たち、アングラで非合法なケミカリスト、そして繁華街を縄張りとするゴロツキ達、そんな後ろ暗い連中の溜まり場となっていた場所。
そう言う影の深い場所は……当たり前の様に、化け物たちにとっても格好の住処だったり餌場となる訳で。
「逃がすなっ! 奴らを討ち取れ!!」
熟練の戦士の号令の下、多くの若い滅魔の士達が、このクラブを仕切っていたヤクザ紛いの連中と、そいつらと手を組んでいた化け物達に襲い掛かる。一人でも、並の妖魔であれば複数相手取れる様な精鋭だ。あっと言う間に、穴が開くなり、細切れになるなり、珍しい所では氷漬けになったりしながら――始末されていく。
若い人間を中心に集められた彼らは、勇ましく化け物と戦っているが――その中で、やはり辰姫さんは、先頭に立って化け物達を狩っている。
最初から全力全開で戦っている所為で、消耗も激しいというのに……指揮官の女性の人が、冷静に他の人たちをフォローに向かわせていなければ、かなり危ないというのは素人の自分でも分かる。
「……そろそろかな」
こんな鉄火場の中で……自分の様な学生の小さな気配なんて、闘争の空気に呑まれてしまって感じ取れないだろう。現に、店の裏手にこうして一人で佇んでいても、自分達の目標が向かわない限り、誰も近寄って来る気配すらない。
……そもそも、店内を覗く為に飼っているこの入り口は、周辺の建物が潰れては新たに建ってを繰り返した結果、存在を忘れられた裏口だ。こんな所に誰かいるのを想定していないのかもしれないけれども――自分も、ここの元従業員で、ここをサボりに使っていた『センパイ』とかいうのに話を聞いていなければ絶対ここまでたどり着けなかっただろうし。
そうだな、後は……
「……特別に鼻が利く人とかは、気が付くかもしれない、かな、っと……」
さて。
そうこうしている内に店内にはびこっていた悪人共は皆、哀れにもその命を散らしていった結果――まぁ、始末されているのはとっくに人間を『辞めている』奴らだけで、普通の人間は御用になっているのだが――今、室内で立っているのは、突入して来た側だけだ。
もうこれで彼、彼女達の仕事は終わりなのだろうが……まぁ十中八九、いるだろう。この後もサービス残業と言わんばかりに周りを念入りに調べていく人が。
「……さて」
扉の向こうから、ぞろぞろと地上に出ていく足音と――部屋に残った『一人』に掛けられた声が聞こえてくる。凡そ望み通りの展開になったか。
今、ここら辺に残っているのは……自分と。
「――あのー、なんか騒がしいんですけど……」
店内の……彼女だけ。
「誰だっ!!」
「うぉわっ!?」
此方に向けられる太刀の切っ先。即座に両手を上に掲げ、無抵抗の意志を示す。
「は、早川先輩っ!? お、俺です! 俺ですってば!」
「っ――なんで、君がここに」
……どうやら、顔見知りである事を認識したのだろう……辰姫さんは、吊り上がった瞳をぱちくりとさせながら、すぐさま構えた刃を引いてくれた。
「あ、あの……コンビニに買い物に来た帰りに、路地の方から、物音が聞こえたから……」
「……こんな繁華街の店にまで買い物か。感心しないな」
とはいえ……警戒は解いてくれても、深い眉間の皴は寄ったまま。不機嫌であるのはどうしようもない。
こういった繁華街に若者が出入りする事自体、辰姫さんからすれば褒められる行動ではなく、ましてや、自分は一応、戦っている最中に鞄を預けられたりと、まだ身内判定だ。そう言った奴らが、こういう悪人共のはびこる場所に近寄る事は、大層気に入らないだろう。
「あの、これって……」
「仕事だ。もう済んだがな……一応確認するが、其方の入り口から妖魔の類が出て行かなかっただろうな」
「あ、はい。それは大丈夫、だと思います」
「そうか。なら一緒に帰るぞ。何時だと思っている」
そう冷たく言い捨て、出入り口へと辰姫さんは歩き始める。
……相変わらず、優しい人だ。一応、もう高校生の自分を送って行ってくれるつもりの様だった。昔よりも大分付き合いの薄くなった弟分を、それでも気にかけてくれる。真面目な人なのは変わらないか。
――変わらないからこそ、こういう手が打てるのだが。
「全く……ん?」
がちゃり、と彼女の手の内でドアノブが回り……しかし、扉が開く様子はない。
ちらりと背後を確認すれば、何時の間にか俺が入って来た方の裏口も、戸が閉じているのが見えた――どうやら、手筈通りに上手くやってくれたらしい。となれば……後は此方がどれだけ手早く済ませられるか、だろうか。
「扉が、開かない……?」
「――みたいですね」
そこで――手の内に握り込んでいた懐紙を……正確には、その中の粉末を、目の前に向けて投げつける。ここまで持ってくるのに、大分苦労した。丁寧に包まないと零れてしまう目の細かい粉だ。軽くて、飛びやすく、空中に広く留まりやすい。
「っ!? しまっ――」
例え辰姫さんの身体能力でも、避けにくい上に……不意打ちで咄嗟に吸い込まないのは、ほぼ不可能だ。
瞬間、背後の異変に対し、見事反応して振り返った彼女だったが、僅かな驚きのその仕草で――目の前に広がった粉を、思い切り吸い込んでしまったのが見えた。
いやこの場合、寧ろ、反応できてしまったのが、悲劇だろうか。
僅かにせき込みながら――瞬間、辰姫さんは自分の横へと体を滑らせる。肩に担ぐように構えた反撃の刃を、いざ振るおうとした、所で。
――かくん、と膝が落ちた。
「なっ……あっ……くぅっ……!?」
分かり易く力が抜けていってる。どんな化け物でも容易に切り殺す新鋭の剣士が……まるで生まれたての小鹿みたく、膝を笑わせて……咄嗟に、刀を支えに崩れる事だけは堪えたようだが、スカートの上から股を抑えてしまっている辺り、もう全身に回ったか。
「こ、れは……っ!?」
「――無理ですよ。粉末にしてある分、濃度の高い即効性ですし……初めてでしょ、そんなに膣がムラつくの」
――ムラついているのは、此方も同じではあるが。
彼女がもう『戦えない』身体になった所で……ゆっくりと、『それ』を解き放つ。
全身に力が溢れる。正直、評判程に心地の良い物ではない。自分が塗り替えられて行くような感覚は寧ろ不快と言っても良い。おまけに、サイズの合わなくなった学生服も使い物にならなくなって、破れていく始末。
「貴様……っ!!」
「大人しくしてくれれば、手荒な真似はしませんよ。早川先輩」
しかし……ちらり、と眺めた片腕は、普段よりも三回り程に太く、逞しく……そして人ならざる色の、赤い肌に変貌している。先輩を堕とすには、この身体が必要だ。甘んじて受け入れるとしよう――溜息を吐きながら、一歩を踏み出した。
辰姫さんは……小鹿の様に足を震わせながらも、刀を支えにしながらなんとか立って、此方を睨みつけている。
「ふざけるなっ……貴様、その、不愉快な変化を……今すぐ解けっ!」
「……変化なんかしてませんよ。俺です」
「違うっ……あの子は……貴様のような卑劣漢ではないっ……! 心無い態度を取る、私にも……愛想を、つかさずにいてくれるっ……大切な……くぁ……っ!」
その辺りは、流石というか……これだけ強力な媚薬を盛られても尚、睨みつけながらもまだ抵抗の意志すら示すなんて。しかし、自分の事をそんな風に思ってくれていたとは。てっきり昔の知り合い、程度にしか思われていないとばかり考えていた。
まぁだからと言って……ここで止まる訳も無いのだが。
「――よいしょっ」
「うぁっ……!?」
背後に回り、胸の下に腕を通して、辰姫さんの身体を片手で抱え上げる。むにゅ、と腕に触れる柔らかな乳の感触が、彼女の雌としての優秀さを、感じさせる。
根棒の様に太い腕にでも、とぷんっ♡と被さってしまう程の牛の様な爆乳。肉棒を丸ごとでやわっこい乳なんて、孕ませてミルクサーバーにするしかないのでは――あぁ、コレで確実に自覚出来た。もう完全に性欲も化け物並みになったか。
「な、何をっ……!」
「動かないでくださいね。肌に傷が付きますよ」
ちらり、と刃物の様に伸びた、指先の爪を確認してから……その切っ先を、彼女の股下へと向けて――出来るだけ、気を付けながら……その身体を包む服を、その爪先でゆっくりと縦に引き裂いていく。
先ずはパンツを……それから、学生服の胸元を。
「――っ!!」
「うっわ、すっげぇサイズ……」
胸の締め付けから解放された胸が、ぶるるんっ♡と一瞬宙で踊り――ゆっくりと重力に従ってたっぷんっ♡と重たい音を立てながら、辰姫さんの胸元にぶら下がる。
B100は間違いなく超えているだろう、人間離れした爆乳。艶やかなハリたっぷりのもち肌で、重力によって垂れたり、その丸い形が崩れる事もなく。どっしりとした重量感ながら、ぷるぷると小刻みに乳揺れもしている。
その天辺……乳の丸みの頂点にくっついた乳輪も、その乳の大きさに比例する様なかなりのサイズ、膨らみも段がはっきりと分かる程の豊かさ。乳首に至っては人の指一本分は余裕であるかもしれない……デカくて、立派で、下品な、勃起乳首だ。
「ちょっと失礼しますよ」
「やっ、やめっ……!?」
もにゅぅんっ……♡
「ぅあっ……!?」
「おー……こりゃあ重たい。エロ雌としての条件を悉く満たしてますね」
片手を乳の下に差し込んで、持ち上げてやると……ずっしりとした重さが伸し掛かって来る。軽く揺すってやれば、ぷるぷる♡と掌の上で可愛らしく揺れて、固く勃起した乳首も左右に首を振っている……男子高校生にとっては目の毒でしかないだろう光景。
このまま鷲掴みにして、柔乳の丸みが作り出した胸の谷間に肉棒を突っ込んでやれば立派なハメ穴に早変わり。しっとり吸い付く柔媚び乳肉が絡みつき、チンポから精液を搾り取るだけの乳まんことして自分を気持ち良くさせてくれること請け合いだ。
まぁ――今は、それよりも味わいたい場所があるので、そうはしないが。
「それに……『ここ』も、こんなに反応が良いとは。正直予想外でした」
「っ……」
「媚薬がこんなにも効くとは。パンツを切った爪が、こんなになるとは」
しかし――本物の雌穴の主張も、乳に負けず劣らず大分激しいようで。
爪の先に、視線をやる――肌を傷つけて、血が付いた訳でも無いというのに――粘度の高い汁が、べっとりとこびり付いている。先程の媚薬が余程効いていたのか。膣穴から漏れだしたモノで、もうパンツは酷い事になっていたと見える。
これなら、変に前戯をしなくても大丈夫だろう――実にラッキーだ。今すぐにでもチンポぶち込めるくらいに蕩けているのなら、これ以上に時間をかける必要もない。
素直に勃起したモノを……彼女の前へと持ち上げる。
「っ……醜悪なっ……!」
辰姫さんの腕程の太さを持ち、容易に彼女の膣から胎の奥まで届く長さの、人間離れしたサイズ――多くの女性滅魔士が被害を受けた、雌の肉穴を耕し、肉便器に堕とし、孕ませやすくして生殖する事に特化した、人外の肉棒。
人間が化け物に変生すれば、肉体と共に、必ずここも肥大化する――化け物共にとって体格の良さと共に、ここのデカさは必要なモノなのだろう。
自分達の敵対者の雌穴を屈服させるのに最適な、人間の肉棒によく似た形。自分達に襲い掛かって来た質の良い雌たちを、返り討ちにし、ハメ穴として躾け、ガキを孕ませ、産ませて……彼女が醜悪と言うのも、至極当然というか。
「まぁ好きに言ってくれていいですよ――コレをぶち込む事には変わりありませんし」
「くっ……!?」
ソレを……彼女のびしょ濡れになった雌穴へと。
僅かに肉棒の先に触れる、じょり、とした感触。人毛と言うのは、昔から霊的な力が宿りやすい――と言う理由から、剃るのは最低限にする、と言うのが滅魔士のしきたりだ。
故に彼女の雌穴には、たっぷりと陰毛が蓄えられていて。しかも、毛だけじゃなく……雌穴自体も、チンポの先で押してやれば、ぷにぷに♡と柔く弾むほどに、肉厚である。
たっぷりと雌肉付けた、むっちむちな剛毛まんこ。しかも……他の雄のモノを咥え込んだ事の無い初物だ。雄としての性欲を煽る事しかしないのか、この雌は。
あぁ、いけないな……完全に雄としての本能に頭が染まってる。危ない。
「このっ……貴様っ……離せっ……!」
「っとぉ。暴れない暴れない」
気を緩めて、万が一にでも腕の中から逃がしたりしたら、本当に性欲脳の化け物みたく逆転されて首持ってかれる――まぁ、媚薬で身体から力が抜けてる状態だから、抵抗も弱々しいモノではあるが……折角捕まえた獲物を逃すとか、流石にバカすぎるので。
「変な所にあたっても知りませんよ――っ!」
「やっ、やめっ……!?」
胴体を鷲掴みにする。雌穴の割れ目に、ぴっとりと亀頭を合わせる。必死に腕を掴んで離れようとするが……逃がさない。
がっしりと、腰をしっかり掴んで。
ずにゅ……ずっっっぷんっ!!
「ん゛お゛ぅ゛っ!!?♡♡♡」
身体を引きずり下ろすように……一気に、肉穴に挿入した。
目の前で、辰姫さんが激しく仰け反る。胸元のバカでか柔乳が、ばるるんっ♡と上下に跳ねまわる。口から上がった嬌声は、女のモノとは思えない程に、野太いモノだった。
彼女の雌穴は……ロクに抵抗も出来ないまま、丸太ん棒の様なチンポを、奥までぐっぽりと咥え込む事しか出来ていない。我慢しきれずたっぷりと漏らしてしまった本気汁も、丁度いい潤滑油となって此方に味方してくれた。
しかしまぁ。それが彼女にとっての苦痛となったかと言えば、そうでもない様で。
「お゛っ……ん゛っ……♡ はっ……あ゛っ……♡」
目の前で、荒い息をする辰姫さん。
先ほどの一瞬、此方と彼女の体格の関係で見る事が出来た、仰け反った時の彼女の顔と来たら――普段のすまし顔からは考えられないレベルのオホ顔。
のぼせたかのような頬の赤らみ方。より目気味の上目使いで、ぶちゅっと唇を突き出すように尖らせた不細工な面構えは、アレで感じていない、と言うのは無理があるレベル。
今も、身体と共に、乳房をぶるぶるっ♡と震わせながら、必死に何かを堪える様に荒い息を繰り返しているのが、確証にも近い。
というか……辰姫さんのまんこは、吸い付いて、絡みついて、締め付けて……本人より大分素直にチンポに媚びているので、それ確認しなくても丸わかりなのだが。
しかし、コレは、想定外か。
「あー……?」
端的に言って、気持ちが良すぎる。
辰姫さんの肉穴は……媚薬に寄って蕩けた結果、チンポにぴったりとフィットし。入り口から中心、そして上に至るまで、段々に締め付けてくる、魔性の極上キツキツまんこに仕上がっていて……態々動かさなくても、チンポが扱かれているかの様な快楽が肉棒を襲う。
それに加えて……性欲で生きている生物だから快感を貪るのも得意なのか、それとも単に人間よりも感覚が鋭敏なのか……にゅるにゅると絡みつくひだの感触から、チンポを刺激する膣の凹凸に至るまで、全てを敏感に感じてしまう。
油断したら、いきなり暴発してしまいそうである。慣れていない身体だ。油断していたら
「ぐ……ぬぅっ……」
「……くっ……くくくっ……!」
先ずは、呼吸を整える。
気持ちを落ち着けて……と。動かずに、一旦感じる快楽をどうにかしようとしようとした所で……変わって聞こえてきたのは、笑い声だ。
「どうした……随分と、不満そうだなっ……化け物っ……!」
……どうやら、自分の不調を目ざとく見抜いたらしい。が、何処をどう勘違いしたのか自分が不満そうにしている、と彼女は思ったらしい。顔を赤らめ、息を荒らげつつも……彼女は、此方へ振り向き、此方を嘲る様に、笑う。
「しょ、処女は……とっくに、長の目の前で、張り型を使って、破って見せているっ……」
「――!」
「わ、私は……とっくに、女を、捨てている……そこらの、娘の様に……惨めに、泣き叫んで、許しを請う事など……せんぞっ……!」
……あぁ、そうか。
「――あのクソジジイ、まだやらせてんのか」
快楽に呑まれかけていた頭が、スゥっと冷えていくのを感じる。
一度だけ、見た事がある。『長』と呼ばれている男の部屋に呼ばれた、滅魔士の女性がやっている『儀式』。板張りの床に張り付けておったてた、男の肉棒を正確に模した張り型の上に、『油』を垂らし……女性が股を開き、しゃがみこんで。
『――私は、長の目の前で女を捨て! 滅魔士としてのみ生きていく事を、誓います!』
――どちゅんっ!!
『ふぐぅうううっ……!!』
深く、腰を落とし……梁型を雌穴で咥えて、処女膜を破り捨てる。
『ん゛ぅっ!♡ ふぅ゛っ!♡ はあ゛ぁっ!♡』
ぼちゅっ! ずちゅっ! ぶるんっ♡ ぶるるんっ♡
『はぁあっ……んお゛っ!?♡ お゛ぉ゛お゛っ!♡』
そして――長が良しと言うまで必死になって腰を振る。目の前の男への見世物化の様にデカチチがゆっさゆさ揺れようが、マン汁が床に水たまりを作る程にたっぷりと零れようが……その人のまんこが絶頂しようが。
自分が『目をかけた相手』に特別にやらせ、覚悟を確かめる、だったか――よく言う。そのペニスの特徴を良く捉えた張り型が一体、誰のモノを模した物なのか。どうして処女同然の女が、そんなにも感じるのか。
彼女も……辰姫さんとよく似た、黒髪だったような。
「あぁ、ホントに……ムカつく……」
「ふぅっ……何を、ぶつぶつと……っ」
冷えた頭が……今度は、どうしようもない熱を持つ。自分と同じ穴の貉の癖に、正義面をしている事が。そして何より、あの爺の『趣味』に辰姫さんが染められて行く直前だったのが、酷く苛立つ。
化け物になって、単純になった頭が、他の雄に身勝手な憤りを覚える――あぁ、でも丁度良いか。下手に手加減しても、この人は堕ちないだろう。だったら遠慮なんかせずに、徹底的に、凌辱する。
がしり、と彼女の腰をしっかりと持ち直す。絶対に逃がさない。このまんこは徹底的に使い潰す。
「あっ――」
……どちゅんっ! どちゅんっ! どちゅんっ!
「――ふぎぃっ!? くあ゛っ!? や、やめっ……おぐぅっ!?」
そう冷たく覚悟を決め……遠慮なく、腰を振り始めた。
「い゛ぎっ!? 」
ばちゅっ! どちゅんっ! ぶるるんっ♡
「おぉ、こりゃあ凄い。腰叩きつける度に、尻たぶが面白い位に揺れてますよ」
こうして改めて見ると……目の前の辰姫さんの、スカートから覗く尻も、乳にも負けず劣らずのモノといって良い。腰の細さから考えられない程に、ぼいんっと豊かに、丸く、むっちりと、たっぷりと柔肉付けまくっている。
後ろから、腰と共に、チンポを深く打ち込んでやると。ハッキリと感じるのは、デカケツにたっぷりと盛られた、尻肉のむっちりとした重たい手応え。
ぶるんっ♡ ぶるんっ♡と肉感たっぷりに良く弾み、波打って、揺れてくれる。ハメ甲斐のあるエロ尻というのは、こういうのを言うのだろう。
「しかも、まんこが、良く締まって……」
「だ、だまれぇっ……ん゛っ、はっ、あ゛ぁっ……!」
そして……尻の真ん中に付いている雌穴の具合も、また絶品。
その儀式やらを経ても……これが初めての性行為であろう事は、もの凄い膣の締め付け具合で良く分かる。それ以降は、ずっと化け物狩りに熱中して来たのだろう。
それでも、彼女の膣にぎこちない感じは一切せず。膣穴の行き止まりまでチンポ突き入れて、先端で奥の方を突き上げてやる度に、彼女の膣内は蠢いて。此方のチンポにひだひだが良く絡みついてくるのが分かる。
辰姫さんのすらりと長いポニテがふさふさ揺れる、細い背中の線――そこからはみ出しす横乳のラインが、前後にぶるんっ♡ ぶるるんっ♡と乳首で弧を描きながら揺れているのが、はっきりと此方からでも見えている。
胸元からぶら下がった無防備な爆乳の、激しい乳揺れに連動する様に。その極上のまんこがチンポをきゅうきゅう締め付けて来て――視覚でも、触覚でも、雄を悦ばせる事しか出来ていない。
「鍛えたまんこに、ハメ甲斐のあるデカケツに……乳まで揺らして」
「ふざけ……る……ん゛ぅっ、くぅぅうっ……!!」
にゅるるるるぅ~~~っ……ばっっっちゅんっ!
「ひぎぃ゛ぃ゛い゛い゛っ!?♡♡♡」
「妖魔のチンポ喜ばせる為の身体ですよ、こんなモノ。今まで無事でいられたのが不思議なぐらいです」
覚えた苛立ちと共に……柔っこい尻たぶの輪郭が歪み、こちらの腰にみっちゅり♡とフィットしてくる位、深く肉棒を打ち込んでやれば。喉の奥から漏れ出して来た悲鳴には、今まで以上の確かな艶が乗っていて。
乳も尻も無抵抗に揺らしまくり、最終的には忌み嫌っていた化け物チンポでまんこ気持ち良くなって喘ぎ声を抑えられない……ただの性奴隷と変わらない様な、無様な有様。
しかし。
背後からまんこを串刺しにされ、チンポ雌穴でシゴいていたとしても……此方へ振り向いた彼女の鋭い瞳から、殺気は失せない。力は消えない。
ここまでやっても、未だ折れる気配すら見せないのは、流石と言うしかない。
「ころ゛すっ……ぜったいに……ん゛ぅっ♡ お、ま゛えだけはぁ゛っ!♡」
「――出来るものならご自由に。ですがその前に、取り敢えず一発は飲み干してもらいましょうか。此方も我慢できなくなってきたので」
が、睨みつけるその瞬間に全身に力を入れたせいで。不幸にも膣の締め付けも良くなって。ごっしごっしと立ちの良いマンひだが、チンポを扱き上げてくる――結果として、膨らんで来ていた射精感を、後押しする形となってしまっているのは、皮肉としか言えない。
「なっ――しまっ、大きくなってっ……よせっ、貴様ぁっ!?」
――どっちゅんっ!!♡♡♡
「ん゛オ゛ぉぉ゛オ゛お゛っ!?♡♡♡」
その口を黙らせるように、深く、深く、突き入れる。半ば強制的に仰け反らせた彼女の胸元で、乳房が上へとばるんっ♡と一際激しく跳ね、乳首がぷるぷるっ♡と揺れ回り、喉の奥から押し出されるように、獣の様な声が響き渡る。
「……止まれるわけないでしょうが」
ぬちゅっ……とちゅとちゅとちゅとちゅんっ……!♡♡♡
「ひぎゅぅ゛っ!?♡ う゛っ、う゛ぁ゛ぁ゛あ゛あ゛あ゛っ!?♡♡♡」
「あぁ、良い感じの締め付けですよ。このまましっかりとまんこで精液搾り取って下さいね、早川先輩……っ!」
小刻みに、雌穴の奥を小突く。繰り返し小突く。そこにある、ぷるぷるとした子宮の入り口に、チンポの先端で何度もキスをする様に、突く、突く、突く。嬉しそうにまんこがきゅうきゅう締め付けてくる。子宮口が亀頭に吸い付いて来る。
肉音の響くペースが加速する。尻たぶが激しく震える。チンポとまんこの境目が熱で分からなくなる――その辺りが、臨界点だった。
「――射精るっ!!」
――ばっっっちゅんっ!
「ほ゛ぎゅぅっ!?♡♡♡」
びゅぐっ♡
びゅぶっ! びゅぶぶっ! ぼびゅるるるるるぅぅううううううううっ!!!
「お゛っへえ゛ぇぇえ゛え゛え゛エ゛っ!?♡♡♡」
爆発するような勢いで――溜まりに溜まった精液が、チンポの先端から辰姫さんの膣内に、びゅるびゅると、小便の様に吐き出されていく。彼女の雌穴は、チンポを更にキツく締め上げて来て……アクメに震えながら、精液を搾り取りに来ている。
ばっちゅんっ♡ ばちゅんっ♡
「ひぎっ!?♡ お゛ぎゅぅっ!♡♡♡」
そのまま射精感に従って、二度、三度と尻たぶに腰を叩きつけ。辰姫さんのまんこに更にチンポ締め付けさせて、扱かせて、精液を一滴残らず搾り取らせていく。雌穴を征服した雄しか出来ない、至高の種付けタイム。
当然のように彼女の膣穴のレスポンスは良く。突く度に面白い位に締め付けて、子宮も精液を吐き出す尿道に吸い付いて、白濁をごくごくと飲み干していくのが分かる。彼女の膣内を白く染め上げていくのは――これ以上ない、快楽だった。
「は……あ゛ぁ……っ」
……そうして暫くかけ。
自分が、奥で燻っていた雄の熱を、全て辰姫さんの膣内に吐き出した後。
「あ……ぇ……」
最後に、僅かに体をびくん、とさせてから。
かくん、と。力なく、辰姫さんは首を前に垂れて、崩れた。
媚薬を飲まされた挙句に、敏感な処女の雌穴が、使い古しのビッチまんこにされる勢いで生ハメレイプされたのだ。如何に屈強な彼女であっても、意識を保つことは難しかったのだろう――と。
素人なら、そう考えるかもしれない。
「……」
ちらり、と。だらりと垂れた彼女の両腕に意識を向ける。力なく項垂れるその直前……彼女の利き腕がピクリと僅かに動いたのを、自分は見逃していない。
イった時に体が痙攣しただけだろう、とは思わない。何せ目の前の人は辰姫さんだ。若いとはいえ才覚に溢れた滅魔の剣士。一瞬の隙を突いて得物を拾えれば、此方の首を刎ねる事くらいは不可能ではないだろう。
……とはいえ、それが実行できるとは言っていないが。
「……っ……」
未だに肉棒を締め付けてくる彼女の膣内だが……少し、動きが変わったのを、今の自分は敏感に感じ取れる。締め付けの具合が変わって、これもまた気持ちがいいが、しかし。
これは、まだ彼女が意識を保ち……快楽を感じ、まんこを反応させてしまっている紛れもない証拠である。それを承知の上で、コレから反撃に出ようとしているのだろう――そろそろ時間である事も、気づかずに。
「……覚悟……しろっ……私は、絶対に……化け物になど、屈さな――!」
――びくんっ♡
「いぴゅっ?☆」
がくんっ、とチンポの上で、激しく辰姫さんの身体が跳ねた。ついでに胸元のデカチチもどたぷんっ♡とたわわに跳ねまわり、彼女の顔面をべちんっ、とぶっ叩いた。
どうやら始まったようだ――反動で身体が抜けてしまわない様に、今度は両手をがっしりと掴んで抑え込む。下半身の方は、まんこの方が離さないだろう。
彼女の膣内が、反抗しようとした主を裏切る様に、脈動し始める。ただキツキツに締め付けていた辰姫さんの膣穴が――此方の肉棒に『馴染んでいく』のが分かる。
先ほどまでとは、比べ物にならない。挿入されたモノの形を覚えようと好意的にチンポに絡みつき、抱き着いて、離れようとしない。
「へぎょっ!?♡ お゛っ♡ オ゛っ♡ ぐ ぎ ぴょお゛オ゛オ゛っ♡☆♡」
かくかくっ♡ へこへこへこっ♡ ぷしゃあああっ♡
ぶるるんっ♡ ぶるんっ♡ べちんっ♡ ぶるんぶるんっ♡
「な゛っん゛ぉ゛っ♡ イ゛っ☆ ぎゅっ☆ お゛っぴっ♡♡♡」
真っ赤に染まった顔が、百面相に歪みまくる。
チンポに串刺しにされたまま、腰を前後に激しく痙攣させる姿は、まるで壊れた玩具の様で。胸にぶら下がった柔肉をゆっさゆっさ振り回しながら、まんこから目の前の床に、漏らしてしまったかのように潮を撒き散らし……凡そ人間の出していいモノじゃない喘ぎ声を撒き散らす。
とはいえ、仕方ないだろう――漸く、先程の媚薬が本気を出して来たのだ。
……曰く、妖魔の精液によってその効能は完全に引き出されるらしい。どれだけ精神的に屈強な女性でも、一晩で目の前のチンポ欲しさに恥を捨てて腰ヘコダンスでチン媚びし始める様な、麻薬に片足突っ込んだ危険な代物。
「あががっ、うぎゅっ☆ お゛っ♡ ン゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛ォ゛っ!!!♡♡♡」
がっくんっ♡ ばるるんっ♡ ぶしゃああああああああっ!!!
……背を仰け反らせ、これ以上なく激しく乳揺れ。股を突き出し、今度は本当に小便を床に撒き散らしてしまっている。あの屈強な辰姫さんですら『こう』だ。確かに普通の女性に使ったら、即座に廃人コースが確定するだろう。
とはいえ……ここまで激しく感じていても。
「な゛――め゛るな゛ぁっ♡」
まだ、彼女の心はへし折れないし……抵抗を止めようとしない。
滅魔士というのは、元から非常に頑丈に出来ている。この程度の媚薬は、効いたとしても致命傷にはならないだろうし、立て直そうと思えば、幾らでも立て直せるし――ましてやその中でも、指折りの才覚を謡われた辰姫さんだ。
この媚薬が本格的に牙を剥いているこの状況ですら、やろうと思えば、勃起した乳首をぶんぶん揺らし、まんこから本気汁撒き散らしてでも、此方の首を狩りに来る。
……想定はしてる。ここまでやっても気は抜けないし、万が一はある。けれど……確実に彼女は、『詰み』のルートに近づいてきている。この快楽に耐えても、もう一つ、致命的な効能が、この薬には存在するのだ。
「ま゛けない゛っ♡ お゛っ♡ お゛まえのお゛チン゛ポなんかにぃ゛っ♡」
「でしょうね。普通にやったら、貴方は絶対に負けを認めないでしょうよ――」
――どちゅんっ!
「――いぎゅぅっ!?!?♡☆♡」
……先ほどと同じくらいに、跳ねる体。そして、此方の肉棒に突き上げられ、締め付けてくる膣の具合は、先ほどとは段違いといって良い。
まるで、ここにハメているのが正しいコトであるかのように――彼女のまんこは、此方のチンポに心地よくフィットしてくれている。
目を白黒とさせ、口元はぱくぱくと開いたり閉じたりと忙しなく……彼女は、呆然と自分の胎の辺り――丁度、チンポが収まっている辺りだろう――を、見つめて激しく目を瞬かせる。顔に浮かぶ混乱の色は、もう隠せてすらいなかった。
「だから――徹底的にやる事にしました」
「にゃっ、にゃんでっ♡ ま、まんこっ♡ こんなにっ♡」
……普通に気持ち良くなっただけなら、まだ耐えられただろう。だが、彼女が今感じたのは、媚薬の効能が上がった、あの一瞬を上回る程の快楽だ。強烈な一発で慣らされていたから、ギリギリ喋る程度は出来ているが。
「あの媚薬は、精液を注いだ妖魔のチンポにメスのまんこを『最適化』させます。最も気持ち良くなるように締め付ける様に、そしてそのチンポで最も感じやすい様に――妖魔専用の肉便器に、女の身体を変えるんですよ」
「なっ――!?」
信じられない、と言った様子で、彼女の瞳が大きく見開かれた
要するに、今の彼女の身体は……此方のチンポの専用の生オナホとして完成されているのである。どれだけ激しく犯されようと、彼女の雌穴は、その全てを至上の快楽として受け止め、喜んで肉棒に奉仕する。
子を産む器官ではなく――チンポの性処理する為の肉穴として改造されてしまったという訳である。蕩けやすく、感じやすく、そして頑丈で、どれだけザーメンを飲み干そうともチンポを欲しがるのを止められない。そんな、底なしのハメ穴に。
「だからほら――」
――どちゅんっ! どちゅんっ! どちゅんっ
「お゛ぴょっ♡ ふぎゅっ!?♡ ん゛ぉお゛っ!?♡♡♡」
「もう、貴方のソコは、俺のチンポで一番感じるまんこになってるんです。抵抗は無意味なんですよ、分かります?」
先ほどまでが優しいハグだとすれば。
この膣内の激しい絡みつき具合は、まんスジをチンポに擦り付けながらベロチューしつつ乳押し付ける、チン媚び大しゅきホールドの真っ最中、と言った所か。
上から下まで、亀頭、カリ首から根元まで。辰姫さんのまんこがしゃぶっていない所は何処にもない。入り口でキツく締め上げながら、奥の方でチンポを舐めしゃぶりつつ、亀頭がやってきたら子宮口が射精しても居ないのにぶちゅっ♡とキスしてくる。
フィット感も、絡み具合も、ひだの密度に至るまで、先程とは別次元といって良い。
此方の肉棒で一番感じる形……そして、此方の肉棒を一番気持ち良く出来る形。チンポに奉仕する用のハメ穴まんことして、完全に出来上がってしまっている状態――それが、こうやって抽挿を繰り返しているだけでも、良く分かる。
そして――
「あ゛っ♡ ん゛ぁ゛っ♡ イ゛っ♡ お゛ほ゛ぉ゛オ゛っ♡♡♡」
ばちゅっ!♡ ばちゅっ!♡ ばちゅっ!♡
辰姫さんがどれほど感じているかは……舌をだらしなく外に放り出したまま、呼吸を荒げながら喘ぐ姿を見れば、凡そ分かるというモノ。まぁ、まんこの締め付け具合でも丸わかりではあるのだが。
「いい加減、諦めて楽しんだ方が楽だとは思いますけど?」
――ばっちゅんっ!!
「ん゛お゛ぉ゛お゛ぉ゛ぉ゛おっ!?♡♡♡」
と言う事で。
取り敢えず、深々と、一際奥まで肉棒を打ち込みつつ、提案してみる。最初の時と同じくらい激しい仰け反り、乳揺れ、激しい膣穴の締め付け……十分に辰姫さんのまんこがアクメキメたのは丸わかりだった。
此方のチンポに、もう彼女のまんこは逆らえない。こうやってチンポハメられている間はもう、辰姫さんは俺の肉便器として振舞う事しか出来ない。実質的な負けだ。
諦めるには、十分すぎる材料が揃っている――とは思う、が。
提案しておいて何だが……多分、受けないんだろうな、という確信が、何処かにあった。
「……な……めるなっ……♡」
僅かに顔を俯けた、そのままの姿勢で。彼女は、口を開く。
「お、お前の、おチンポ様が……どれだけ……っ♡ 私のざこざこ雌まんこの……所有者として相応しいとしてもっ♡」
きゅん♡ きゅん♡と雌穴がチンポ締め付ける。本来彼女の口から発せられない様な台詞が、口からあふれ出て来ている。快楽で、マトモに思考が出来ない状態まで陥っていると見える。ほぼ末期といって良い。
「ま、まけにゃいっ♡ 辰姫まんこは最後までおチンポ様に屈しないっ♡ ザーメン搾り取って♡ 逆におチンポ様ノックアウトしてやるっ……!♡♡♡」
が。それでも尚、瞳の光だけは……嫌って程健在で。
だろうな、と。でっかいため息一つ共に、天井を仰いだ。
「――じゃあ、しょうがないですね」
にゅるるるっ……どちゅんっ!!
「あ゛へぇっ!?♡♡♡」
ぱんっぱんっぱんっ♡ ぱちゅんっ♡ ぱちゅんっ♡
「お゛っほっ♡ いきなりチンポやっべぇっ♡ まんこまたイ゛ぎゅぅうっ♡」
「もう一発生まんこに種付け行きますんで、覚悟してくださいよ」
……腰振りを再開。自分と同じ魔性のまんこに変貌した彼女の膣内で、さっきから遠慮なしに腰を振っていたのだ。此方にも余力なんて残っている訳はない。おまけにどんどんと膣内の敏感さも良くなっているのか、抜き差しする一回ごとに締め付けの具合が様々に変貌して、ハメ心地の良さに底が無い。
というか、目の前で自分のチンポで串刺しにされた女が、腰を振るごとに尻たぶ弾ませてデカチチゆっさゆっさ揺らしながら、嬉しそうにまんこ締めて愛撫して来ている。元童貞の自分としては目の前の景色だけでも刺激が強いというのに……平静を保つのがやっとだ。
「やっ♡ やってみろっ♡ ざーめんびゅるびゅるしてみろっ♡」
ばちゅんっ♡ どちゅっ♡ ばちゅっばちゅっばちゅんっ♡
「お゛ひぃっ♡ たっ、たつきのオナホまんこでっ♡ おちんぽさまもぐもぐしてやるっ♡ あっ♡ ん゛ぉっ♡ ぜんぶっ♡ ぜーんぶのザーメンのみほしてやるぅ゛っ♡」
普段からは考えられないとろとろの雄媚びボイスが、耳を擽る。鋭敏になった感覚に叩き込まれるまんこの気持ち良さに、こっちが可笑しくなりそうだ。
想像できる。彼女のクリトリスが、たっぷんたっぷん♡揺れまくる乳房の上の乳首が、真っ赤になって腫れあがり……雌穴からさっき射精した精液と、濃厚になったマン汁の混合物が、チンポで突き上げる度に、零れだしているのが。
彼女は意識すらしていないだろうが……首筋まで真っ赤になりながら、そんな台詞を吐いているのだ。もう彼女の表情はとろとろで、瞳に♡マークでも浮かべながら、雌犬の様に発情吐息撒き散らしてアへっているだろう。
「分かりましたよっ……次のザーメンは全部子宮に注いであげますから……全力でまんこ締め付けてくださいね辰姫さんっ!」
どちゅんっ♡ どちゅんっ♡ どちゅんっ♡
「だせっ♡ たつきまんこにおまえのザーメンだせっ♡ イきまんこに孕ませザーメンごくごくさせろっ♡」
……惚れた女が自分のチンポで感じている。状況は最悪だが、それでも脳味噌は沸騰する程に興奮している。いや、寧ろこんなろくでもない状況だからこそ、高潔な女傑をただのチンポ奴隷に堕とすこの状況だからこそ、種付けの意欲はこれ以上なく高まってしまう。
「イ゛ぐっ♡ まんこイ゛ぐっ♡ ばけものチンポでまんこイ゛っちゃうっ♡ だめなのにまんこきもちいい゛っ♡」
ばちゅばちゅばちゅばちゅばちゅばちゅっ……!!
「イ゛ぐっ♡ お゛っ♡ お゛っ♡ ん゛ぉ゛ほぉ゛ぉ゛お゛オ゛っ!!!♡♡♡」
子宮が吸い付く。
まんこがシゴき上げてくる。
金玉の奥から、更なるモノが上って来る――!!
「グぅウううウッ!!」
ばちゅっ♡ ばちゅっ♡ ――ばちゅんっ!!!♡♡♡
ぼびゅるるるっ!! ぶびゅびゅびゅぶりゅるるるるううううううううっ!!
「お゛ぉ゛ぉ゛ォ゛ぉ゛お゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛っ♡♡♡」
――爆発。
目の前のむっちりしたデカケツに、ぴったりと腰を押し付け、尻たぶがむにゅぅうっ♡と潰れる感触を味わいながら――感じるのは、これ以上ないチンポへの締め付け。喰いついて離れない、すっぽんの様なまんこの吸着力。
極上の温もりのキツまんに……先ほどよりも、勢いも濃さも増しているであろう、自分の精液を、どんどんと注ぎ込んでいく、この快楽。
「ん゛ぉ゛お゛オ゛っ♡ イ゛ぐイ゛ぐイ゛く゛っ♡ まんこイ゛っぐぅぅううう゛う゛っ!♡♡♡」
ぼびゅるるるるっ♡ どっちゅんどっちゅん♡ びゅぐんっ♡ ぷるんっぷるんっ♡
「お゛っひぃいいい゛っ♡ ぜ、ぜんぶよろこぶっ♡ まんこもっ♡ おっぱいもっ♡ ぜんぶイ゛ぐっ♡ お゛っ♡ お゛っへぇええええええ゛っ♡♡♡」
射精が収まりそうにない。辰姫さんのまんこも離れそうにない。どんどん吸い出されていくこの人外の快楽。マズい、こっちまで思考回路が可笑しくなりそうだ。
いや。もう、射精しながらも繰り返し魔性の専用まんこに向けて腰振るのをを止められない時点で、もうこっちの脳味噌も大分ダメになっているか……引きつった笑いを浮かべながらも、それでも良いか、と笑う。
これで……後は、彼女が折れてくれるだけだ、と。
「あ……お゛……っ♡」
……最期の一滴まで、残らず、彼女の膣内に射精。
もう、身体の何処にも余力なんて残っていない……自然と手を放すと、彼女の身体も前に倒れ……にゅぽんっ♡とそのまま、床の上に崩れ落ちた。
力なく、身体を震わせながら……辰姫さんが、口を開く。
「わ……わたしは……ま……け……にゃい……っ♡♡♡」
――ごぽり、と。
ぽっかりと開いたまま、ピンク色の膣内を丸見えにさせたままのまんこ。その奥から、たっぷりと射精された精液が溢れだす。薄腿に染まった肌を汚すように、雌穴から股の間を通って、黄ばんだダマの様な白濁を零れさせ。
高く掲げた尻オナホを、ぷるぷる♡と可愛らしく震わせながら、それでも尚――彼女の精神は、折れる様子を見せなかった。
思わず、ドサリ、と床に尻餅を突いてしまい……ため息が漏れた。
これで折れてくれれば――取り敢えず、下衆妖魔に陥落させられた悲劇のヒロインで終われた。後は、自分が回収してしまえば全ては闇の中に消える。そう、思っていたのだが。
ちらり、と。服が破れる前に、床に放って置いた学生鞄に視線をやり……身体を起こしてから、其方に向けて歩き始める。
やはり、他人よりも血族の方が、当人を分かっているという事だろうか。そう思いながら、鞄の中から取り出したのは――スマートフォン。
パスワードを入れ、フォルダに保存してある『動画データ』にアクセス。
「――」
そのまま……倒れ伏した彼女の目の前に、画面を持っていく。
快楽に顔をぐちゃぐちゃにしていた彼女だが。目の前に向けられた画面――そこに映ったモノを見て、目を見開いた。
「――え?」
「……再生しますんで。後はご自分で見てください。んで――それが終わったら、改めてお願いがあるんで。話を聞いて貰えれば」
ことり、と。辰姫さんの顔の傍に置いておく。今の彼女では、スマホもまともに持てないだろうから――と。そう思いながら。
背を向けて、適当な席へと歩き出す。その後ろから『そんな、なんで』と……今までで弱々しい、呆然とした声が、聞こえてくる。静かに、目を閉じる。
「あ……どうして……うそだ……こんなの……あ……あぁ……っ」
彼女の声は、次第に、小さく、細く、なっていって。
自分でも想像出来る様な『末路』に、辰姫さんが辿り着くまで……動画の全ての時間すらも、必要とはしなかった。
――がちゃり、と扉が開く音がする。
「さーて、調子はどうかな――っと」
入って来た、チンピラ風の男は店内を見回した後――此方を見た途端、その顔をだらしなく緩め、嗤った。
「おーおー、こいつはすげぇや」
どちゅっ♡ どちゅっ♡ どちゅっ♡ どちゅっ♡
「ごしゅじんさまっ♡ もっと♡ もっとおちんぽぉっ♡」
ばちゅんっ!♡ ばちゅばちゅばちゅばちゅっ……♡♡♡
「ん゛ぉ゛オ゛っ♡ こっ♡ これこれっ♡ たつきのまんこたくさんどちゅどちゅしてっ♡ おちんぽしてぇっ♡」
といっても、彼が嘲笑したのは自分ではなく……自分のチンポに肉穴串刺しにされたままで、嬉しそうにまんこハメられる辰姫さんの方だろうが。
両手を此方の首に絡め、抱えられたまま雌穴ガン突きされて、溢れだす雌汁に、ぷるるっと震える尻たぶ、たゆん、たゆんと柔らかそうに揺れる乳房。生ハメ駅弁交尾で、アヘ顔晒して雄にまんこで奉仕する姿は……普段の凛々しい剣士としての面影はない。
そりゃあまぁ、『目論見』も上手くいったと思って、そんな面もするだろう。
「先輩! 上手くいきましたよ!」
「――へへ、そうかい」
そして……その男は、その景色に気を良くしたのか。楽しそうに扉の向こうに居るのだろう仲間達に声をかけた。
そして、それに応える様に、先ずは似たような風体の男が一人。そして……最後に入って来たのは、そいつらとは明らかに格の違う高そうな黒スーツに、シルバーどころかゴールドアクセサリーをじゃらじゃらをぶら下げた、大柄な男。彼が『先輩』だろう。
「この雌臭い匂い嗅げば、まぁ分かるってもんだが。それにしてもすげぇなこりゃあ」
「うっわ、あの刀女がこんな風になっちまうなんて……」
……敢えて、彼らの目当ての光景を見せつける様に。腰の動きを加速する。そもそも普通に射精しそうなので、腰を止められる気は初めから全くしないのだが。
ぱんっ! ぱんっ! ぱんっぱんっぱんぱんぱんぱんっ……!
「あ゛ひぃっ♡ しゅごっ♡ ごしゅじんさまのつよつよチンポピストンしゅごいぃっ♡ イ゛ぐっまんこイ゛っちゃうっ♡ ごしゅじんさま専用オナホまんこイ゛ぐぅっ♡」
どちゅんっ、どちゅんっ――どっっっちゅんっ!!!
ぶびゅっ!!♡♡ ぶりゅりゅりゅりゅりゅるるるぅうううううっ!!♡♡♡
「ん゛ぉオ゛オ゛ぉオ゛っ♡ イ゛ぐぅっ♡ 濃厚種付けザーメンで孕みまんこになってイ゛ぐぅううっ♡ お゛っほぉ゛オ゛お゛お゛ん゛っ♡♡♡」
そして……まんこにチンポ押し付けて――たっぷりと射精。
雌穴から零れる程の大量射精に、周りの男共も、思わずと言った様子で『おぉ……!』と声を漏らしていた。
「完全に堕ちてるな……うし、じゃあ後は分かってるな?」
「はい……念のために、ですよね!」
……協力する、素体になる。そう提案した時点で、ある程度は想像できていた。最後には自分を意識の無い傀儡として完全に操り、彼女を手に入れるつもりだと。とはいえ、アイツらによって妖魔にされた体だ。彼らの命令に逆らう事は普通は出来ない。
「この札を、と……へへ、動くんじゃねぇぞ……!」
「首と、後は……金玉にでも貼ってやるか、ひひっ」
彼女は堕ちている。此方は彼らにとって脅威にはならない。そう完全に信じ切った二人はは無防備にも、此方にゆっくりと近寄って行って――漸く、自分の手の届くところまで来てくれた。
――両手を伸ばし、がしりと男達の頭を鷲掴みにする。
「「へっ?」」
――ぐしゃりっ
酷く呆気ない音と共に。
頭を失った男達の身体が、床に倒れ伏す。
「――なっ、この馬鹿ども!? 油断しやがって……!」
その有様を見た『先輩』が、咄嗟にスーツの内側に手を差し入れるのが見えた。やはり奥の手か何かは持っていたのだろう。化け物を使役する方法を知っている分、その危うさについても、理解していると見える。
だが――どうやら人間の恐ろしさって物を理解していないと言える。
「――残念……♡」
にゅぽんっ♡ すぱんっ!
「――はえっ?」
……股間を包み込んでいた、とろとろの膣の感触が失せて。その代わりに、パシャリと顔の辺りに生温かい物が降りかかる。
僅か一瞬の間に――チェーンのかかった『先輩』の首が、宙を舞い。その断面図から降り注ぐ血飛沫が、雨の如く此方に降り注いだのだ。頭を失った胴体は、そのまま血を噴き出しながらゆっくりと地面に倒れ伏し。動かなくなる
「……すいません辰姫さん。無茶をさせてしまって」
くるり、と。
素っ裸のまま……得物の太刀を片手に構えて、にっこりと辰姫さんは此方に笑いかけてくれた。正に一瞬の早業。全然見えなかった。やっぱり、彼女に任せて良かったと思う。
「気にするな♡ 主様の為であれば、あんな屑共幾らでも切り捨てるぞ♡」
「いや、そう言う事からは出来れば離れて欲しいんですけど……」
これで辰姫さんが余計に戦いに没頭するようになっちゃったら、一体何の為にこういう手段に出たのか分からなくなってしまう。アレだな、やっぱりちゃんと手綱は握らないといけないだろうか。
……あいつ等に操られるまま、他の滅魔士の女を犯す為の竿役にされるのは流石に御免被る。妖魔を操れり、言う事を聞かせられる人間には優先権がある。だったらまぁ……この人に任せてしまうのが一番楽だろう、と。
と言う事で、後は変に計画の邪魔になりそうな男を、プロの辰姫さんに任せ、残りは自分の手で。と言った感じである。
自分への命令権は辰姫さんにあるが……彼女はもう自分の肉奴隷に堕ちた。まぁ、ギリギリで対等な関係、といって良いだろう。
さて……後は、『お二人』と合流して、この後の事を話し合うか。
「――あら、二人とも上手くいったみたいね……♡」
がちゃり、と。今度は後ろの扉が開く。
そこに立っていたのは――辰姫さんと、よく似た姿の女性。大分大人びていて、僅かにおっとりとした雰囲気が違いと言えば、違いか。そんな彼女を見て……辰姫さんは、ぱぁっと顔をほころばせた。
「お母様っ」
嬉しそうに駆け寄った辰姫さんの頭を、優しく彼女は撫でている――失踪したはずの母親の辰美さんは、妖魔の肉奴隷に堕ちた娘を見て、嬉しそうに笑って見せた。
「お手柄ね、辰姫。主様の為にしっかり御奉公出来てるじゃない♡」
「はいっ♡ お母様と主様のお陰で、辰姫の目は覚めましたから♡」
……目を覚ましたというか、強硬手段を取っただけと言うか。何方にせよ褒められたものではない。母子二人から視線を逸らし……ドアの近くに居る、もう一人……いや、『一匹』の妖魔の方へと向けた。
牛の頭を持った、マッシヴな妖魔は……此方に気が付くと、ゆっくりとほほ笑んで頭を下げてくる。それに合わせる様に、此方も頭を下げた。『奥様』の様子が心配で見に来たらしいが……なんというか、失踪してからも夫婦仲は熱いまま、らしい。
――辰姫さんの実家の実情と言うのは、正直想像するに余りある。
当時、絶頂的な強さを持っていた辰姫さんのお母さんを『邪魔者』として排除しようとした所からしても、それは伺えるというモノで……入り婿として、家の支えになろうと思っていた辰姫さんのお父さんが、なりふり構わず救出しなければ、本当に彼女は妖魔の慰み者として裏社会の闇に消えていたかもしれない。
その無茶の結果が、喋る事も叶わず、人間としての姿も失ったあの姿と言う訳だ。
「……」
さて。これからどうしようか、と部屋の中の三人を見回しながら、思う。
こういう風に『隠匿』した滅魔士は、過去数知れない……そう言った人達の、隠れたネットワークにお世話になるのは確定として。自分はまぁ、もう死んだ事にするか、と冷静に考える。
辰姫さんが、罠にかけてきた狡猾な妖魔を逆に操り、支配下に置いた、と言う事にしてついていけばいい。そうすれば、彼女の傍で滅多な事はさせずに済む。
高校を出るまでは、あの家の援助を得て。その後は、ドロン、と言う事で。流石に高校中退させてしまうのは、申し訳が無いというか――
――ちゅぷっ♡
「――っ!?」
そこで。肉棒の先で感じた刺激に、思考を中断されてしまう。
慌てて頭を下げると……そこには、自分の目の前に跪き、肉棒に口づけをする辰姫さんの姿が。此方の視線に気が付いた彼女は、にんまりと笑って口を開いた。
「ふふっ♡ 折角だし、主様へのご奉仕する姿を見せて欲しいとお母様に言われてな♡」
そう言って……辰姫さんは、視線をお父さんの立っていた方へと向ける。
此方も釣られて視線を向ければ……ワタワタとしながら、身振り手振りで必死に何かを訴えようとする『お父さん』と、そのチンポを咥え込み、♡マークを浮かべて金玉を揉みしだく辰美さんの姿が見えた。
……成程、向こうの方は、手綱は辰美さんの方が握っているらしい――と、考えていた所で『ぢゅるるるっ♡』と言う音と共に、チンポの先端に吸い付かれて、思わず仰け反ってしまった。
「た、辰姫さんっ!?」
「……全く、幾ら私の為とは言え、乱暴なやり方は感心できんからな……そんな主様へのお仕置きも兼ねて……ご奉仕口まんこ、受けて貰うぞ……♡♡♡」
刃のように鋭かった瞳が……どろりと、水あめの様に蕩け、沼の様に深みを増す。奥に光るピンク色のハートマークが、爛々と輝いているのが見える。しゃがみこんだ股の間からはとろりと床に、愛液が零れ始めていた。
思わず、三度天井を仰ぐ。
手綱を握るのは、どうやら自分には不可能そうにしか見えなかった。
「……」
背後を振り向く――目の前を歩く、彼女が。
今、この場所には他に誰も居ない……筈だ。そもそもの話、こうして自分達が何処を移動している事を、誰かが知っている筈もない。表面上、彼女はいつも通りに通学路を通り、家に戻っている事になっている。
だから――こんな何時もの通学路どころか、実家からも離れている様な廃工場跡に、自分達以外の誰かなんて、いる筈も無い。
例えば……彼女が学園から下校した時から、ずっとここまでこっそりと尾けて来たりしていれば、話は変わって来るだろうが。そんな輩はストーカーか、それとも別の何者か。何れにしても、そこには確かな悪意が存在しているだろう。
「――何者だ」
果たして。
かちゃり、と。竹刀袋にしまっていた刀を、すっと取り出して。工場全体に聞こえる様に声を張り上げた――辰姫さんのその声に、応えるようにして。
悪意のある輩は、ゆっくりと姿を現した。
「ふふっ……流石ねぇ辰姫ちゃん。一族の期待を一身に受けて育った退魔の士――だっただけはあるわ」
「今は長の期待に応えられない様な、失敗作に成り下がったけどな」
積み上げられたジャンクの影――姿を現したのは、二人の女。
片方は、和装の女――とはいえ、大胆にはだけた胸元から豊満な乳の谷間を露出させ、合わせを崩して太ももをチラ見せする、それを単なる和装といって良いのかは分からない。
辰姫さんと同じ様に刀を構え、白い肌の色合いも、背丈もよく似ている。違いと言えば、長く伸ばしたその髪を括っていない事だろうか。
もう片方は、学生服の女だった。ミニスカートと、ワイシャツに……両手にきつく巻いてあるのはバンテージ。袖から覗く肌は、健康的な褐色肌。
そして、片方の線の細さと比べ、その身体に纏った筋肉の逞しさたるや。短く、しかし整えられた短髪から、体育会系の匂いを感じさせる。
細く、線にも見える様な糸目と、バッチリと開かれ、血走ってすら見える瞳。全くタイプの違う二人――共通しているのは、その顔に隠しもせずに浮かべた……辰姫さんに向けられる冷ややかな嘲笑。
「――巳華さんに、戌実か。長もそれなりには本気と見える」
「要件、分かってるよな。辰姫」
「度重なるおいた、いい加減に長も目障りなようですよ?」
――辰姫さんが、家の方針に背くようになったのは、ここ最近の事だ。
長が密約を結んでいる相手の中には、妖魔を平気で使う様な輩もいる。そう言った相手にとって不利益を被らない様にと……今まで、辰姫さんの家に属する退魔の士は、示し合わせた仕事の仕方をしていた。
やり過ぎない事――妖魔を送り出した元凶を探り過ぎないようにしたり、あくまで現れる妖魔『だけ』を対処療法的に叩き潰したり、と。見かけ上は、華々しく人類の平穏は守られ、そして妖魔を利用した一部の人間は莫大な富を得て――証拠まで『討伐』して貰える。
……辰姫さんが最近やっているのは、そう言った『追ってはいけない』所まで踏み込んでから、全てをめちゃくちゃにする。ただそれだけ。本来の、退魔の士の使命を、果たしているに過ぎない。
「一応、確認するが――貴様ら、退魔の士としての本分を果たすつもりは無いのか」
「ははっ! ある訳ねーだろ? アタシは、ただヒリつく喧嘩がしてぇだけだし。その為に妖魔共は、ゼロになっちゃ困るんだよ」
「私は、長の為に全てを尽くすだけ……身も、心も、全てはあの人の為に、幼い頃から捧げていますから……くすくす♪」
ただ、それは不正に寄って甘い蜜を吸う長にとっては到底看過出来る様な事では無かったらしく……こうして、邪魔になった辰姫さんを始末する為に、『子飼い』にしている退魔の士を、此方に送り込んで来た、という訳である。
片方の掌に、拳を叩きつけ、獰猛な笑みを浮かべる、戌実。辰姫さんの、兄妹弟子にあたる、巳華。二人とも彼女に負けず劣らずの腕利きだったと記憶している。
「――そうか。であるならば……うふふっ♪」
辰姫さん一人なら、かなり苦戦する二人組だろう――彼女一人きりなら。
「お前達二人とも、主様への捧げものにしても、何ら問題なし……なんだか楽しくなって来たぞ……♡」
……えっ?
「は?」
「一体、何を言って……」
「――辰姫さん。何言ってるんですか」
慌ててかけられていた術を解き、彼女達の前に姿を現した。いきなり虚空から現れた自分に対し、ぎょっとした様子を見せているが……いや、驚いているのはこっちである。どういう意味だそれは。
「しかし、主様は一人でいる時、自らを慰めているではないか」
「そりゃあ、溜まったら処理しないと駄目でしょ」
「ならば気持ち良く処理できた方が良いとは思わないか?」
「え、いや別に……」
そんなことは無いのだが……しかし、胸元に抱き着き、腕の中から此方を見上げる彼女の瞳は、伊達や酔狂ではなく――彼女が自分に奉仕する時の、狂喜に彩られている。
あ、コレ本気だ。
「主様のチンポには、お手頃な性処理オナホをプレゼントして差し上げないと……おまんこ嫁として、寂しい思いはさせられないからな……♡」
「いや、そんなプレゼントされても非常に困るだけというか」
「――テメェ、道理で様子がおかしいと思ったら……そう言う事かよ」
……とはいえ、此方のそんな茶番劇みたいなトラブルなど。刺客の二人には全く関係ないだろう。聞こえてきた戌実の声は――怒りと、侮蔑に彩られた、非情に攻撃的な、ドスの利いたモノへと変貌していた。やっぱり怒ってるか。
「ソイツを生かしてもらうために功を焦ったってか。しかも、ソイツのご立派なモノの上に跨って、毎晩腰振って孕み袋にお情け頂戴してるってか? はっ――クソだなテメェ」
「腐っても妹弟子……楽に送ってあげよう、と思っていましたが。気が変わりました」
まぁ彼女達的には、守るべき側の事を裏切っているとはいえ、別に妖魔と仲良しこよしするつもりは一切ないだろうし。寧ろ、戦うための玩具やら、長に可愛がって貰うための点数やらとしか考えないレベルで、ロクでもない存在だと思っているだろう。
ばしんっ、と掌から重たい音がする傍らで――静かに、巳華の持っていた長鞘から、物干し竿もかくやと言わんばかりの長大な太刀が引き抜かれて。
「妖魔の雌として股を濡らすような汚らわしい肉便器。長に逆らったその愚行、貴方の愛おしい雄を目の前で細切れにし、しっかりと教え込んでから――嬲り殺す」
閉じられたように見えていた細い目が、かっと見開かれ。縦に裂けた様な形の、独特の蛇のような瞳が――辰姫さんを睨みつけた。戌実の方はといえば、辰姫さんを睨みつける瞳は吊り上がって、犬歯を剥き出しに……その面は正に狂犬病にかかった獣の様だ。
「――勝てると思っているのか? 未熟者二人が」
「はっ……化け物の性奴隷になって股開くような奴よりはまだマシだ」
「貴方が学んでいない事も、私は学んでいます。未熟者は貴女です」
刀に手をかける辰姫さん。長物を腰だめに構えて静かに息吹を吐き出す巳華。ゆっくりと腰を落として拳をファイティングポーズを取る戌実……辰姫さんは兎も角、他二人は完全にこっちは眼中にない。まぁ、確かに特徴の無い妖魔っぽい見た目だし。そりゃあ舐められもするか。
いやーでも、こっちも彼女達二人相手は凄いやる気しない。えー、この人達潰したくても絶対に辰姫さんに許可されないじゃないし……負けるのは論外として、勝っても……何とか穏便におかえり願えないかなぁ……?
……うん。無理か。
一つ。本当に一つ、大きくため息を吐いてから――
「――が……あっ……? ぐっ……おぇっ……」
「……か……はっ……ひゅっ……う……」
速攻で終わらせた。
気も乗らないし。辰姫さん一人に集中している所に不意打ちで媚薬で面制圧して弱体化、戌実は腹パン一発(渾身全力)をお見舞いした後、辰姫さんがその隙を突いて鍔競り合いに持ち込んだ巳華を、背後から首の辺りをグっとして置いた。
二人とも、股から『ぷしゃぁあっ♡♡♡』とアクメ汁噴き出しながら、一発で無様にノックアウトした。前のめりに倒れ、尻を掲げながら潰れた戌実。カエルの様に股を広げて、地面に倒れた巳華。
どっちもびくびくまんこヒクつかせたまま、ぴゅっ♡ ぴゅっ♡と、弱々しく、情けない勢いで、白く濁った雌汁を漏らしてしまっている。
「……辰姫さん、本当にお二人を回収しなければダメなんです? 全然気乗りしないんですけれども」
……最後の抵抗として、刀を納めた彼女に首だけ向けて、取り敢えず聞いてみる。当然気乗りしないので、肩も落ちてるし、顔面も妖魔のゴツイ顔も相まってもう何かイボイノシシみたいな物凄い顰め面になってる気がする。
「む? お気に召さなかったか?」
「いや、そもそも辰姫さん以外とシたくないんですが」
「ふふっ♡ そう言ってくれるのは嬉しいが……主様のおチンポ様に相応しいエロ雌は幾らいても困らない、と言うのが私の最近の持論でな……♡」
が、そんな此方の事を気にせず……全く反応しない自分の肉棒を、すり、すりと掌で撫で上げながら、彼女は体を押し付けてくる。辰姫さんのすべすべとした掌に、柔かな肢体が合わさると、こんな萎えるしか出来ない状況でも、股間が反応してしまうのに、どうしようもない雄を実感している。
「はぁ……分かりましたよ。ただ一応逃げ出すチャンス位は、ね?」
「んもう、強情なんだから……」
「……うっ……」
「こ……ここは……?」
……座ったまま、顔を上げる。窓も何もない、無機質な壁と床に囲まれた地下室の壁際の二人を見つめれば――どうやら目覚めた様だった
「やぁ、お目覚めですか。お二人とも」
「――オマエっ……くっ!?」
目を覚ますなり、此方に掴みかかろうとした戌実だったが。しかしながら……がちゃんという金属音と共に、何も出来ずに終わってしまった。そこで、初めて自分の両手に付いた金属製の手枷に気が付いたか、顔を分かり易く顰めている。
……まぁ、不満点はそこだけじゃないだろうが。
「……あの時の妖魔……流暢に喋れるだけの、知性があるとは」
「その割には、服は着せないのか……って所でしょうか。まぁ辰姫さんの命令ですので」
此方を見上げる巳華は、逆に僅かに体を後ろに下げながら……身体をよじって、剥き出しになった豊かな乳房を、股を、必死に隠そうとしている。
そしてそれは、戌実の方も同じであり。隠そうとはしていない分、褐色の巨乳に白く映える乳首が良く此方から見えている。
「……話せるだけのオツムはもってても、やる事はコレか。化け物らしいチンポ脳だな」
「そう言わないでくださいよ。俺だって別にしたい訳じゃないですし……条件を飲んで貰えれば帰って貰っても構いませんよ?」
「ふん、妖魔の癖にべらべらと喋るとは――は?」
……とはいえ。敵意剥き出しの彼女達と違い、生憎こちらは彼女達に対して何か思う所も無い上に、出来れば即座にお帰り願いたい位なのだ。
「帰ってもいい……?」
「はい。手錠を外したら、抵抗せずにさっさと帰る事。此方の事情も何も聞かずに。その条件を飲んでくださるなら、お帰り頂いて結構です」
「……舐めてんのか。テメェ」
いや、舐めちゃいないし。貴方達が厄介な手合いだって分かってるから、こっちとしても下手になんかしたりして、後が本気で面倒になると嫌だと思ってるから、出来るだけ早く帰って欲しいだけなのだが……まぁ、そこまで口に出す必要も無いだろう。
「――どうしますか。お二人とも」
「コイツっ……!」
「待って、戌実」
あくまで態度を変えない此方に苛立ったのか、戌実の方は鎖に縛られているの等、頭からすっぽ抜けたかのように再び突っかかってこようとしていたが――それを、巳華が静かに制した。
「――分かりました。其方がそれで良いというのなら」
「巳華、テメェ……っ!」
「黙りなさい。鎖を……外してくださるかしら」
僅かに瞼を広げ、此方を見つめる瞳は……戌実よりは流石に弱いが、苛立ちを孕んではいる。しかし殺意を感じたりはしない。あくまで、冷静に話を聞いている、気がする。
まぁ条件を飲んでくれるなら鎖を外すと言ったのは此方だし。ゆっくりと頷いてから、軽く、両手を二度打ち鳴らす。
途端に、二人を拘束していた手錠がガチャリと外れ――
「――戌実っ!」
瞬間、巳華の方が、此方の腕に飛びついてくる。
一瞬の事、流石に妖魔の体とは言え、人間一人分の体重を瞬時に振り払うのは難しい。その隙を狙うようにして……今度は、戌実の方が飛び込んで来る。
「はっ……そう言う事かよぉ!!」
拳を構える。狙いは此方の顔面。成程、彼女が頷いて見せたのは、この一瞬の隙に自分を始末させるためか。五体が武器の戌実なら、丸腰でも十分に殺し得る、と。
――成程、そこまで頭チンパンだったかこの二人。
ぱしんっ
「……はへっ?」
「えっ?」
「いや、貴女達まだバッチリ媚薬が効いてるし、力も全然入らないでしょうに」
戌実の正拳突きは――万全なら、不意打ち込みながら一撃で致命傷を与えるだけの練度はあるだろう。けどマトモに力が入っていないような状態で打っても、子猫がじゃれてる様なものだ。こうやって片手で受け止めるのも容易い。
「――あっ」
「ちょっ、まっ」
「鍵も開けてあったんですけどねぇ……残念です」
がちゃん、と鋼鉄の扉に鍵がかかる音がする。『お情けはお終い』と言う合図だろう。ため息を吐きながら……先ずは、巳華の方を、壁際に軽く突き飛ばす。
当然、媚薬が今も効いているのだ。マトモに抵抗すら出来ず……彼女は、弱々しく悲鳴を上げながら壁際に倒れ込む事しか出来ない。
「つぁっ……!?」
「くそっ、巳華、放すんじゃっ……!」
んで――その隙に。今度は戌実の方を抱きかかえるように、持ち上げる。腰の辺りをがっしりと掴むようにして。
「て、テメェっ、放せっ、はなせっ、この野郎っ……!」
それでも尚、抵抗の意志を見せないのは凄いのだが……如何せん、ぽかぽかと此方の腕を叩く拳は、余りにも弱々しく。その癖、胸元にぶら下がった、犬どころかメス牛と評して良いようなむちむちのデカチチは、抵抗する度にぶるんっ♡ぶるんっ♡とダイナミックに揺れて、まるで此方を誘惑している様だ。
……揺れる乳房は、此方の生殖欲をダイレクトに煽る。弱々しい抵抗は、却って此方の獣性を刺激する。まぁ、結果、何を言いたいのかと言えば。
「――ひっ!?」
股間のモノが、反応してしまう訳だ。
声を上げ、怯えたような様子で見つめるその先には――こうして挿入せずとも、彼女の胎を押し上げてしまう程に硬く勃起した、自分の肉棒が聳え立っている。ぐりぐり、と自分の胎に押し込まれる肉棒の先端の感触に、彼女の顔は真っ青に青ざめていた。
「な、なんだよ、コレっ……普通の妖魔のより……全然っ……!?」
……いや、妖魔の平均よりは大きいとは思うが。それでもそんな怯えるレベルのデカさではない気がする。これはつまりどういう事かと言えば。そんな勘違いをするレベルで、そう言った知識には疎いのだろう。
こんな肉厚まんこな上、こんなハリに富んだ爆乳をぶるるんっ、と揺らしやがってるのに全く知識も何も無いか……そりゃあまぁ、随分と雄を煽る好条件をたっぷりとご用意して来た事で。
あぁ、うん。ヤル気出て来た。
ムクムクと勃ち上がったその欲望を、彼女の股間へと向ける――毛の一本も生えていない、パイパンむっちり褐色まんこ。生娘って感じが実に性欲をそそる一品。媚薬によって十分に蕩けているから、遠慮もいらないだろう。
「――これは其方の自業自得なんで、まぁ諦めて貰って」
「ふ、ふざけるなっ、やめっ……!」
くにゅっ――ずぶぶぶぶぶっ!!♡♡♡
「あ゛っ……お゛オ゛ぉ゛ぉ゛お゛オ゛っ!?♡♡♡」
掴んだ体ごと、まんこを肉棒の先端に押し付けるようにして、一気にぶち破る。チンポの先端が、ごりゅっと、雌穴の奥にまで届き、子宮を押し潰す感触と共に、戌実の身体が激しく仰け反って……犬の遠吠えにも似た喘ぎ声が響き渡った。
「は……あ゛っ……なんっ……これぇっ……♡」
……ずちゅんっ♡ ずちゅっ♡ ずちゅっ♡ ずちゅっ♡
「ん゛オ゛ぉ゛っ!?♡ ちょっ♡ ま゛っ♡ お゛っ♡ お゛ォ゛ーッ!?♡♡♡」
キツい。圧倒的なキツさ。初めての時の辰姫さんよりもキツいかもしれない。流石に全身をしっかりと鍛えてるだけあって、まんこの締め付けもぶっちぎりといって良い。
上から下まで、きゅうきゅう♡と隙間なくホールドし、チンポをこれでもかと言わんばりにがっしりと咥え込んでシゴき上げる。ごっしごっしとたっぷりの膣ヒダで磨き上げられる感触は、フレッシュなハメ心地といって良い。
「おぎっ!?♡ あ゛っ♡ う゛あぁ゛っ!♡ お゛っ♡ お゛っきぃ゛っ♡」
どちゅんっ♡ ぶるんっ♡ びくびくっ♡ ばちゅんばちゅんっ♡
「こ゛われりゅっ♡ あそこぉ゛っ♡ こわ゛れちゃう゛ぅうっ♡」
目の前で揺れる大迫力の褐色ロケットデカパイと、快楽に翻弄されて目を白黒とさせながらアへる戌実の表情が、ハメ心地に一助の彩を沿えてくれる。どうやら儀式は経験済みの様だが……それにしても、彼女のまんこは実に素直だ。
自分の事をぶち抜いて来た肉棒に対し、寧ろ甲斐甲斐しく締め付け、吸い付いて熱心な膣奉仕をしてくれている。初々しいながらチンポに媚びるやり方を良く知っている。とんでもないドスケベまんこと言っていいだろう。
と言うか、アソコって。可愛いい方するなぁこの子。
「いぎゅぅっ!?♡ む゛りっ♡ こんなの゛む゛りぃっ♡」
ばっちゅんばっちゅんばっちゅんっ!
「くる゛っ、なんかくるっ♡ こんなのっ!?♡ こんなのしらねぇっ、しらねぇ゛よぉ゛っ!?♡」
此方を睨みつけていた表情はどこへやら。顔を真っ赤に染めたまま、犬の様に舌を垂らしたその顔はこみ上げる快楽に涙目になってしまっている。
そんな風に恐怖する程の気持ち良くなった褐色パイパンまんこが、これでもかと言わんばかりに締め付けを強めてくる。キツキツの膣圧で締め上げられて、此方はもう限界だ。彼女の腰をがっしりと掴んだまま、膣奥の子宮口をチンポで何度も小突き上げてやる。
「お゛っ♡ やめ゛っ♡ い゛っ♡ イ゛ぎゅぅうううううっ!?♡♡♡」
目の前で揺れる乳房と乳首、それに連動するまんこの締め付けを、半ばヤケクソ気味に堪能しながら――こみ上げる射精感、そのままに。
びゅぐんっ! ぼびゅるるるるるるるるるぅっ!!♡♡
「お゛っひぃいいいいいいいいいっ!?♡♡♡」
精液を、ぶちまける――きゅうきゅうと締め付ける彼女の膣の奥の子宮口に、チンポの先端を押し込んで、たっぷりと。びくんっ、と震えながら、戌実はそのまま、成すすべなく膣内に化け物の精液をたっぷりと注がれていって……
「……お゛……ほっ……」
どちゃり、と。最後には、床の上に伸びてしまった。
威勢の良さの割には、あっさりと快楽に呑まれてしまったような印象があるが……まぁ此方が汚い手を使っているし、仕方ない。これで彼女も、先輩と同じ末路を遂げる。巳華にはその壮絶な様子を見て貰う事にはなるが、一々その辺りは気にしていられないし……?
「……っ♡ っ♡」
「い、戌実っ……!」
……あれ。来ないな。
寝っ転がった戌実の胸元が、大きく上下しているのを見ると、息があがっているのはまぁ分かるのだが……しかし、馴染み始めた時の快楽は、こんな穏やかに迎えられるものではないと記憶している。
薬の効き方には個人差があると言うが……彼女に関しては、周りが遅くなっているのだろうか。体を鍛えているからか。
となれば……ちょっと面白い事になるかもしれない。
もうここまで来たら、出来る限り楽しむ事にする。命を狙われた側だから何をしていいという訳でも無いが、この際その理屈は置いておく事にした。
「き、貴様っ……!」
「次は貴女ですよね。安心してください、とは言いません。まぁ、同じくらいの快楽は味合わせますから」
その細い目を僅かに開け……金色の瞳で、巳華が此方を睨み据える。うーん。明確に悪代官とかと同じポジションだなこりゃあ……とか思いつつ。
「……良いでしょう。ですが、戌実と同じ様に終わると思わない事ですね……私は、長から直々に『仕込まれて』おりますので。気を抜けば妖魔とて、骨抜きになる程のモノを」
しかし……意外な事に、巳華は抵抗するでもなく。四つ這いになったまま、くるりと自ら此方に尻を向け。にんまりと挑発的な笑みを浮かべてくる。とろりと、肥大化した大陰唇から漏れだす雌汁が、彼女がこういった事に『慣れている』事を雄弁に示していた。
……成程。巳華はそっち方面でも、家の奴らに相当可愛がられていたという事か。まぁ元からロクでもない家ではあるので、想像していなかった訳ではない。これは、ちょっとだけ厄介かもしれない――
「――お゛ひっ!?♡ 妖魔チンポおっきすぎりゅぅううっ!?♡」
にゅぱんっ♡ にゅぱんっ♡ にゅぱんっ♡ にゅぱんっ♡
「こんなチンポっ♡ 私のおまんこぜんぜんしらない゛っ♡ おまんこっ♡ おまんこまけりゅぅぅうううう゛っ!?♡♡♡」
……とか思ってたのだが戌実と同じレベルで瞬殺だった。
確かにまぁ、凄いおまんこだと思う。四つ這いになった彼女の膣に挿入してやると、ゆったりと肉棒を引き入れるふわとろな感触かと思えば、奥まで入った途端にきゅぅっ♡と締め付けを強めてくる、まるで罠にはまったのではないかと思うような感触の変貌に、若干驚きはした。
だが、それ位ガッチリとまんこが開発されているからか、媚薬の効果も覿面だったらしく奥まで挿入しただけで仰け反り絶頂。股から潮吹いて潰れてしまった。
「こっ、こんなのうそよっ♡ よ、妖魔のチンポにわたくしがっ♡ お゛っほっ♡ こ、こんなに感じてしまうなんてぇっ♡」
ばっちゅんっ♡ ぶるるんっ♡ びくびくっ♡ きゅうううっ♡
「お゛ひっ♡ らめっ♡ まんこよろこぶっ♡ 極太チンポでまんこ悦んじゃうっ♡」
しかし、巳華の乳房も、尻も、兎も角柔らかいというか……こうして後ろの方からハメてやる度に、たっぱんたっぱんと、まるでターザンロープの様に激しく前後に乳房が揺れるのは、圧巻の迫力といって良い。
尻たぶにしても、此方のピストンをまろやかに受け止めてくれる極上もち尻クッションと化しており……成程、家の連中が彼女のまんこに夢中になるのも良く分かる。こんなドスケベな尻オナホ、何度でもハメ潰したくもなるだろう。
「おっ♡ おさっ♡ もうしわけありませんっ♡」
ぱんぱんぱんぱんぱっちゅんぱっちゅんっ♡
「ん゛ひぃっ♡ わ、わたくしっ♡ 妖魔のチンポでまんこイきますっ♡ よわよわまんこでごめんなさいぃ゛っ♡♡♡」
飄々とした態度からの、今すぐにでも土下座して詫び入れそうな程のチン負けっぷりはもういっそなんかの芸ではないかとすら考えてしまう。
が、まぁ本来詫びを入れるべきは此方ではないかと思う為――その代わりに長に仕込まれたドスケベまんこを気持ち良くパコらせて頂いてから、お礼代わりのザーメンをたっぷりを射精する事にする。いや、全然お礼にも何にもなってはいないのは分かるけれども。
「イ゛ぐっ♡ イ゛ぎゅっ♡ お゛っほぉぉぉ゛お゛お゛オ゛お゛ん゛っ♡♡♡」
チンポに絡みついて媚びる蛇まんこの子宮口からの熱烈なキスを感じつつ……二度目の射精感に、今度はお気軽に身を任せ。
びゅぐんっ! ぼびゅるるるるるるるるるぅっ!!♡♡
「んおオ゛ぉぉぉ゛ぉ゛お゛オ゛オ゛お゛っ♡♡♡」
二度目の射精。どくどくと溢れだす精液を敏感に感じ取り、降りてきた巳華の子宮がチンポの先端に食らいついた。ぷるぷるっ♡とした巳華の子宮口に吸い付かれ、更に射精の勢いは加速して行って……
「……い゛っ……ん゛おぉ……っ♡」
どちゃり、と。やっぱり戌実と同じように、床の上に伸びてしまった。
威勢の良さと即墜ち振りは彼女以上ではあるが……しかし、普段通りの彼女が相手だったら慣れていた分、こっちが骨抜きにされていた可能性は十分にある。戌実と一緒にするのは、些か可哀想か。
「「はぁ……あ゛っ♡ お゛っ……ほぉ゛……っ♡」」
とはいえ……床に寝ころんで、白黒のまんこから精液溢れさせる姿は、同じ様な負け姿ではある。それに、コレから彼女達は揃って似たような状態になるのは、確定している。
流石に戌実がいくら回りが遅い体質にしたって……『もうそろそろ』なのは間違いないだろう。
「……ゆ、ゆるさねぇ……っ♡」
「お……ぼえて……いなさっ……♡」
――びくんっ♡ ぷしゃあっ♡
「「ほへっ?」」
あ、本当に同時に始まった。
「「あがっ!? あががががががががががっ!?♡☆♡」」
がくがくがくがくがくっ!! ぶるんぶるんぶるんっ♡♡♡×2
これは……壮絶といって良いか。
寝ころんだ二人の女が、揃ってまんこを宙に突き出した姿勢のまま、がくがくがくっ♡と上下させまくっている。そんなに激しく腰を揺らせば、その御立派な乳房も揺れまくってしまうのにお構いなしだ。
二人の雌穴のピンクと、漏れだす精液が、空中に見事な白とピンクの残像を描き、白黒爆乳饅頭がばるるんっ♡ ぶるるんっ♡と豪快に乳揺れしまくる。ブザまんこ世界大会があれば優勝間違いなしの超高速腰ヘコまんこ素振りだ。
「まっ、まんこまんこまんこぉ゛っ!♡ まっ、ま゛っ、マ゛ン゛こ゛ぉ゛っ!?♡♡♡」
「こわれりゅっ!?♡ わたしのお゛まんこおか゛しくな゛りゅぅうう゛っ!?♡♡♡」
二人とも、身体を駆け巡る快楽を抑えきれていないのか。床の上で跳ね回りそうな程に背を弓なりに仰け反らせていて……僅かに反ってしまう程に力いっぱい床に向けて押し付けられた指先が、彼女達の余裕の無さを物語っている。
壊れたラジオの様に淫語を繰り返す戌実も。頭を抱える様にして悶える巳華も。最後には押し上げられるようにして、宙に向けて激しく痙攣を繰り返すまんこを突き出して。
「「マ゛ン゛コ゛イ゛く゛ぅ゛ぅ゛ゥ゛う゛ウ゛う゛う゛っっっ!!!?♡♡♡」」
ぷっしゃぁぁぁぁぁあああああああっ♡♡♡×2
黒と白、異なった色の二つの雌穴が、びくびくびくっ♡と一際激しく震えたその直後。白く濁ったお揃いの色の潮が、宙にアーチを描くようにして、盛大に噴き出していく。
「「イ゛ぐっ!♡ イ゛ぐっ!♡ イ゛ぐぅぅぅ゛ぅ゛う゛う゛う゛っ!!!♡♡♡」」
ハッキリと耳に聞こえるレベルで激しいお漏らし。もう激しい腰ヘコは止まる様子を見せず、上下に揺れ惑う度に噴き出した潮の軌道は乱れ、びちゃびちゃと床のあちこちへと飛び散っていく。
ぎりぎりと歯を食いしばり、瞳は白目を剥きそうな有様。顔面を真っ赤に染め上げてまんこから潮吹きする姿は、最早誇り高い滅魔士などと言う言葉を口が裂けても言えない無様なチン負けの証といって良い。
――その地獄の様な快楽も、流石に無限に続くという訳でも無く。
「「――ぁっ……お゛っ……♡」」
最後の最後、ちょろろろ……と随分と情けない勢いの潮を真っ赤に腫れあがったまんこから漏らした後……戌実も、巳華も、力なく倒れ伏す。
「あ゛……へ……ぇ゛……♡」
「……っ♡ っ♡ ……ぉ゛っ♡」
二人そろって、まるで潰れたカエルの様な有様で、床に大の字になって転がって。
戌実の方は、見た目通り体力はある方なのだろう。何とか喘ぎ声くらいは出せる余裕は残っている様だった。巳華の方はと言えば、最早声を出すだけの気力も無いのか。黙って体をびくびくと震わせる事しか出来ていない。
……こうして見ると、辰姫さんとの差は歴然と言っていい。彼女は、コレを経た後でもなんとか口を開くだけの余力というモノがあったが……目の前の女達はと言えば、このザマである。
一応選りすぐりの滅魔士ではある。ほんの暫くもすれば回復するだろうが、それでもマトモに戦えるかは怪しい。
「――どう? 終わった?」
「……えぇ、はい」
そして……丁度そのタイミングで、背後のドアが開く。
当然の事ながら部屋に入って来たのは、制服姿の辰姫さんだった。
「うん、良い感じね、主様♡」
「まぁ、そう言うご命令でしたし……でも、どうしたんです? 様子を見に来るの、もうちょっと後だったって話でしたけど」
「ちょっと気になった事があって――こいつらに、見せる物がある」
すっ、と。辰姫さんの気配が切り替わる。どうやら、真剣なお話の様で……なら今は、自分は引っ込むべきだろう、と思い。ゆっくりと立ち上がって、壁際へと向かう。
入れ替わりに、二人の前にゆっくりと進み出た彼女は……スカートの裾から、スマホを取り出し、手元で操作してから、彼女達の前へとそっと置く。かちゃん、と。僅かに聞こえたその音に反応するかのように――のろのろと、二人が僅かに体を起こした。
顔も体も、まだ火照ったまま。乳首もクリはビンビンに勃起させて、床に付いた腕の震えは隠せていない。それでも尚――未だ、此方を睨みつける瞳から、光は消えていない。
そんな彼女達の視線を……辰姫さんは、軽く鼻を鳴らすだけで、まるで相手にもせず。腕を組んで見下ろしながら、淡々と言葉を続ける。
「――数時間前の映像だ。お前達は、長からの援軍を当てにして、主様からのお情けに耐えているようだが……これが、現実と言う奴だ」
その直後――スマホから流れ出した音声に、二人は僅かに目元を緩めた。騒めく大勢の人の声と、その中でも無駄に目立つ、老人の声。どうやら、辰姫さんの家で何かしらの話し合いが行われているのを撮影した映像らしい。
しかし……妙だ。辰姫さんを標的にしていた筈なのに、その映像は……その会議の『外』からではなく、『内』からの映像に見える。二人も、直ぐにそれに気が付いたのか……不審そうに眉をひそめる。
そこから、戌実、巳華、両名の連絡が途絶えた事の報告が始まり……『二人は死亡したものとする』と判断し、捜索は行わないという『決定』があっさりと行われた。
「……え……?」
「お……さ……?」
更に……戌実と、巳華の『後釜』と思われる女性二人が、一族に紹介される映像がその後に続き――その辺りで、映像は終わっていた。
「……随分とスムーズだったぞ」
「お二人が送り込まれるっていう辺りで、『代わり』を準備してたんですかね」
「だろうな。全く、私も主様のモノになっていなければ、この末路だった訳か」
自分達はこの映像を見ても、『まぁそうだろうな』で納得は出来てしまう。本性を先に知っていたから。
では……目の前の二人は、にとってはどうだろうか。
「うそだ……こんなの……なんで、なんでぇ……っ」
「おさ……わたくしは、あなたのために……ずっと……」
コレが偽りの映像だと――そう強がる事は、出来なかったようだった。
戌実は、深く俯きながら、身体を震わせている。口から漏れだす言葉には時折、嗚咽がハッキリと混じっているのが聞き取れた。
巳華は……ぺたん、と。内股に座り込んで。呆然と虚空を眺めるばかり。開かれた瞳はまるで安っぽいガラス玉のように光を失っている。
彼女達は、長から優遇されてきた自分達がこんな風にあっさりと切り捨てられる等、想像もしてこなかっただろう。故に、受けた衝撃は想像するまでもない程に大きいだろう。もう先ほどまでの負けん気は愚か、抵抗する意志すら、あるかどうか。
「――哀れな事だな。二人とも」
辰姫さんが、冷たく言葉を投げかける。二人は、反応すらしない。
「これで貴様らは纏めて孤立無援になった訳だが……どうする? それでも長への義理でも果たしてみるか? なんなら――新たな主に、鞍替えなどしてみるのはどうだ?」
だが――その直後の言葉には。
二人とも、ぴくりと体を反応させた。
戌実が、ゆっくりと伏せていた顔を上げる。巳華が、人形の様にくるりと首を回し、辰姫さんを見つめる。辰姫さんは、敢えて、ゆっくりと部屋の中を横切ると……やっぱり、こっちに向けて歩み寄って来る。
「今の貴様らの生殺与奪の権限を握っているのは……ふふっ、私の主様だろう?」
その手が、股間へと伸びて行って……勃起したままのチンポに触れ、すりすり♡と金玉を包み込む様に撫で回し。そして、そのまま胸を押し付けるようにして、抱き着いてくる。
「まだ生き延びていたいのであれば、主様に『お願い』してみると良い……都合の良い手ごろなオナホまんことして、飼って貰えるかもしれないぞ……♡」
そのまま、此方を流し見ながらそう口に……いや、自分はオナペット飼って酒池肉林で呵々大笑する悪の大王ではないんですけれども。何なら命令権的には辰姫さんの方が握っている筈なんですけれども。
もう此方としては、色々と微妙な気持ちになるしかないのだが……しかし、そんな此方の微妙な心情など、彼女達には慮る余裕など、存在していない様で。
「――わ、私……主様の、雌になりますっ!」
真っ先に声を上げたのは、巳華の方だった。
「い、家では多くの殿方に『お前の膣はハメ心地がよい』と褒められておりましたっ♡ きっと、きっと主様の極太おチンポ様にもご満足いただけるまんこかとっ♡」
縋る様に此方を見上げ、無理矢理に口角を引き上げている所為か、笑顔は完全に引きつってしまって……その笑顔を押しのける様にして、戌実が続くように体を割り込ませて来た。
「俺もっ♡ 俺もっ♡ 主の雌犬になるっ♡ 主のチンポ、俺のキツキツまんこでお慰めするっ♡ 主の為ならどこでもご奉仕するわんっ♡♡♡」
此方はと言えば……巳華よりは大分自然な笑み、というか。これ、大丈夫なのだろうか。巳華の方はギリギリ正気を保てているようだが、戌実の方は……まんこを此方に向けてふりふり♡とする動きも、何というか上手過ぎな様な……
「「だからっ♡ 私共をおまんことして飼ってくださいっ♡ お願いしますっ♡」」
――にっこり、と辰姫さんが隣で笑う。
思わず、天井を仰ぐ。自分の前で……ぷるぷる♡と尻たぶ揺らしながら、三つ指ついたまま見事に全裸土下座する二人を見て。これで『NO』と言える程、自分は妖魔として精神が成熟している訳では無い。
どういう風に扱えば良いのか。それを思案しつつ。取り敢えず、彼女たち三人が暮らせる場所を探す所から、始めなければ、と。ため息を吐いた。