”じゅるるるる……っ♡れろれろれろ♡はむはむはむっ♡むちゅっ♡んれぇ~……っ♡”
あなたの足というものは――酷く不潔に、汚れている。
海の上での生活を生業としているのだ。真水が貴重な環境において、身体の清潔というものは後回し。そこにお淑やかな女性が存在していれば、男達は身なりに気を使うのだろうが――基本的には男所帯。時折乗船する女性は「男所帯の環境の中でも頭一つ抜けた、優秀な戦闘力」を持っている豪傑であるのだ。あなたが女性と見れば即座に求婚するヤリチンプレイボーイであればともかく――どこにでもいる、一下っ端に過ぎない海兵である以上、清潔に気を使う道理もないわけであり――
”ぶじゅるるるっ♡れろれろれろ♡んじゅるるるる……っ♡んちゅっ♡ちゅ……っ♡”
「ふふ……っ♡どうじゃ?こうして……んんっ♡わらわに足を舐められるだけで……っ♡気持ち良くて興奮をするのだろう……?……んちゅ♡んれぇ……っ♡
わらわに、このような真似をさせられる男はそなただけだぞ……っ♡んちゅ♡れろれろれろ♡その幸運に感謝をしながら……んじゅるるるる……っ♡ふふっ♪もっと、もっと……♡興奮をするがよい……っ♡」
その不潔な足を、女性に舐め回されるというそれに――
あなたは、全身を貫くような強い快感に襲われるのだ。
女性に酷い仕打ちをすることで興奮をする、特殊性癖というものは持っていない。あなたの性癖は至ってノーマル。美女が好きだし、巨乳が好きだし、同意の上の性行為が好きだし――場合によっては、同意を得ない乱暴な性交渉でも興奮をする。自分がどこにでもいる存在だとは理解していた。頂上戦争を止めるために、海軍大将の前に身を乗り出して、命を掛けられるような度胸は存在しない。大した出世が出来なくても、出来るだけ長生きしたいな――程度の価値観しかない男が――
今、女性に足の指を舐めさせているのだ。
彼女はあなたの足の指の谷間へと、舌を這わせていく。靴の中でも汗で蒸れて、気持ち悪さを感じさせるのだ。陸地に上がって風呂に入る際に、お湯で流す前に、自身で直接触れたくもない汗ばんだ足指を――常人のそれとは比較にならない、長い舌で舐め回されている。
そこにいるのが――、一山いくらの安娼婦であっても、強く興奮をしただろう。
女性の尊厳を踏みにじるという行為は、こと性交渉においては、興奮を呼び起こすために肯定されている。「女の頬を札束でひっぱたいて、股を開かせる」というそれは――倫理的には良くなくても、「おちんちんにとっては気持ちいいものである」と、誰もが知っているのだ。目の前にいるのが仮に、金で買われた安娼婦であっても、それは同じ。「合意の上で特上美女に、積極的に足を舐めさせる」という至福に比べれば遥かに及ばなくても――男達は命の危険の代価として得られた報酬を、そうして娼館のレベルが低い娼婦に貢ぐ生き物であり――
「……ふむっ♪興奮をしているのじゃな……っ♡
……ああっ♡そなたに……わらわを捧げよう……っ♡
この身を救ってくれた恩人に……っ♡わらわの全てをお捧げいたそう……っ♡……ほれっ♡……そなたがこの身を好きにしてよいのじゃぞ……っ?
……そうして、わらわと結婚して……っ♡わらわの婿となるのじゃ……っ♡」
あなたは今――
”合意の上で、特上美女に、足を舐められている”のだ。
あなたの前に跪き、あなたの足を持ち上げて、足指を舐めしゃぶっている彼女は――”絶世の美女”であるのだ。この世界に数多存在する、容姿が麗しい美女――というレベルの話ではない。世界中の男達に「この世界で最も美しい女は誰か」という質問をしたとき、最も多く名が上がるであろう美女。艶やかで長い黒髪は、床に絨毯のように広がっている。その髪の毛を一本抜けば、大型海賊船と取引が出来るかもしれない。彼女の足で踏んでもらうという行為と引き換えに――残りの寿命を全て捧げる男だって、確実に存在するのだ。
191センチという長身の彼女だ。あなたが玉座に腰掛けていると言っても、彼女の方が圧倒的に体躯が良いのだ。身を窮屈そうに縮めながら、彼女はあなたの足指に御奉仕をしている。足の親指を口で咥えて、舌先でそれをれろれろと舐め回してくるのだ。背筋がゾクゾクと震えて、それだけで股間が弾む。「射精」どころか「お漏らし」をしてしまいそうなほどの背徳感。111センチの爆乳Jカップが、あなたのふくらはぎに押しつけられている。仮に催眠術を使える悪魔の実を食べたところで――そこまで積極的に御奉仕をさせることは出来ないだろう。人格を破壊して、一から別の人間をインストールするならばともかく――彼女は――”海賊女帝”は、男に媚びるような存在ではないのだ。”いつか隙を見て抜け出して、殺してやる”という殺意が入り交じった視線で睨み付けられて、男達はそれだけで、おちんちんを小さくしてしまうのだ。現役七武海である海賊女帝というのは、そういう存在であり――
”すりすり……っ♡さわさわ……っ♡”
「ん……っ♡そなたのモノも大きくなっておるの……っ♡
ほれっ、どうした……っ?
ここまでお膳立てされて……っ♡手を出せない臆病者なのか……?ふふ……っ♪」
そんな彼女が――
長い腕を伸ばして、あなたの足を舐めながら――肉棒を撫で回してくるのだ。
経験豊富な慣れた手付きは――その肉棒の持ち主であるあなたよりも遥かに、あなたの”性感帯”を理解している手付きだ。女ヶ島、アマゾン・リリーの皇帝であり、九蛇海賊団船長、王下七武海の一員である彼女が――あまりにも慣れた手付きで、あなたの陰茎を撫で回してくるというその”ギャップ”に――骨抜きにされそうなのを、あなたは必死に堪える。
”それ”をやってしまえば、おしまいであるとわかっているのだ。
ちっぽけな理性と矜持だが――それでも、”それ”があなたの覚悟であるのだ。目の前の美女に足を舐められているのも、身体の身動きが取れないから。彼女の悪魔の実で、あなたを石化させられることは知っているが――そうではない。この世界で最も美しい女に、瞳を見つめられると、あなた程度の矮小な雄はどうしようもなく身動きが取れなくなるのだ。
”じゅるるるるる~……っ♡れろれろれろ……っ♡”
「ほれ……っ♡わらわの身体……っ♡そなたの好きにしていいのだぞ……っ♡
これが……恋の病というやつか……ふふっ♡」
海賊女帝――ボア・ハンコックに足の指を舐められながら、肉棒を撫で回されて――
どうしてこうなったのかを、あなたは思い出していた。
――――
海軍の下っ端であるあなたは、特別なものを一つも持っていなかった。
身一つで空中を歩いたり、指先が銃よりも強力な武器になるわけではない。悪魔の実の能力者として、替えが効かない存在というわけでもない。何か特別なものを一つとして持っていない――周囲の下っ端と同じ”モブ”が自分の人生であると、あなたは理解していた。
それでも海軍に属していれば、腹を空かせることはないのだ。能力がなくても、上官の顔色を伺うことが出来ればどうにかなる。「一晩中寝ないで、牢屋を見張っているだけ」の役割を優秀な彼らに任せるのは勿体ないのだ。適材適所という言葉もある。「誰がやっても変わらないような仕事」が海軍には多くある以上、凡人の自分でも正義のために働くことは出来るわけであり――
あなたは、海軍にそこそこの忠誠を誓っていた。
一日三食、飯を食わせてくれるだけでも、あなたにとっては十分すぎる飼い主であるのだ。その上で――彼らは正義の為に戦っている。世界政府に加盟している国々を守るために、海軍というものは存在するのだ。それが十全の働きではないことは知っている。「海軍が間に合わないこと」は多々あるし「海軍が役に立たないこと」も知っている。時には「本当にこれが正義のためか?」と疑問を抱きたくなるような任務があることも知っているが――それらは全て、海軍の上層部達が考えることだ。あなたからすれば、遥かに雲の上と思えるような海軍少将や中将ですら、任務と言われれば逆らうことは許されない。あなた程度の矮小な”モブ”がどうこうすることも出来ないと思っていたので――
そこには、罪悪感すら存在しなかった。
自分一人が生き延びれたらそれでいい、があなたの本分であり――
あるとき――
あなたの部隊は、極秘任務を受けることになったのだ。
海軍と王下七武海は互いに不可侵条約を結んでいる。
強力な海賊を相手にするよりは、彼らの自由を認めた上で――海軍の有事には戦力として役立ってもらいたい、という発想だ。あなた程度の下っ端には、その制度に賛成も反対も存在しない。「そう言うんなら、そうなんだろうな」程度のぼんやりとした思考しか存在しないわけであり――
だから、王下七武海の一人を極秘裏に捕まえる――というその任務を聞かされたときも「そういうものか」としか思わなかったのだ。
実際の戦闘は少将や中将、あるいは悪魔の実の能力者達が行うのだ。あなたはその戦闘が行われていた際も、船で留守番をしていた。「ちくしょう、俺がもっと強ければ、大恩ある海軍を助けることが出来たのに……っ!」という葛藤は一切存在しない。「なんか極秘任務らしいけど、俺の立場でやることは何も変わらないな」と余裕を抱きながら、牢屋の鍵を見張っていたのだ。
戦闘が始まったときも――そして終わったときも、あなたには全く関係がない話。
だが――肝心の捕虜が来れば、その世話をするのはあなたの役目であり――
そこには、絶世の美女が囚われていたのだ。
激しい戦闘があったのだろう。元々は優雅なドレスのような格好であったのだろうが――布地がボロボロになり、身体中に大きな傷を負っている。海楼石の鎖で身体を覆われていると、悪魔の実の能力者というのは力が発揮できなくなる。彼女が仮に、懸賞金十億ベリーはくだらないレベルの海賊であったとしても――それで身体を覆われている限りは、無力な女に過ぎないのだ。
そこでようやく――
あなたは、自分がこの極秘任務に選ばれた理由を理解した。
あなたにとって大事なのは日々の平穏な生活だ。
おそらく多くの男達は――その美女を前にすると、欲望を我慢できなくなるのだろう。
無理もない。「この女に手を出して、海軍を追い出されては行く場所がない」と理解をしているあなたですら――理性がグズグズに蕩かされて、危うくなったことは、一度や二度ではないのだ。彼女のような絶世な美女が、海楼石で自由と力を奪われて――何でも出来る状況。邪なことを考えるな――と言う方が無理な話であり――
しかし海軍側は万が一にも、彼女の身を汚されたくないのだろう。
海賊に捕らえれれば死ぬまで慰みものとして、嬲られるであろう絶世の美女も――しかし正義を標榜している海軍が、勝手に手を出すわけにもいかない。あなたの事なかれ主義を見抜いたのか――あるいは、あなたのような矮小な存在は、海楼石で縛られた十億ベリーにも勝てないと思われたのか。答えのほどは知らないが、とにかく、あなたが彼女の世話を任されたのは事実。
「ふん……っ!海軍の犬めが……っ!わらわにこんなことをして、どうなるかわかっているのか……っ!」
彼女は最初、あなたを睨み付けて威勢よく罵声を浴びせてきた。
海兵になる時点で、血気盛んな男が殆どであるのだ。彼らは売り言葉に買い言葉で――あるいは、彼女を襲ってしまうのかもしれない。彼女もまた、それを狙っていたのだろう。襲うために体勢を変えたり、あるいは「鎖で縛られて弱体化しているから」と舐めてかかれば、たやすく返り討ちにして鍵を奪取する可能性も存在してくる。
だからあなたは、そうした罵倒をすべて受け流していく。
三食を安定して食える立場を捨てることは出来ない。「七武海でも、世界政府に協力的な奴らはその立場を奪われることはない」とも知っていたのだ。彼女を「世界政府の協力者であったはずが、裏切られた存在」と思えば同情心も湧くが――「世界政府の協力を拒むくせに、自由な立場だけを謳歌していた海賊」と思えば、あなたは、謀反を起こしてまで彼女を救おうとも思えないのだ。
と――
当初は本気で、思っていた。
最初の頃はあなたが世話をする度に、彼女は激しい怒りを見せていた。途中「ぐ……っ!わらわの背中に触れるでない……っ!」とブチ切れていたとき、あなたが大人しくそれを受け入れると――そのときだけは少し、穏和な態度を見せたが、その程度。海楼石をしているので、背中に何かを隠していたところで脱獄は出来ないだろうし――何より、彼女の機嫌を損ねることで舌を噛まれても困るのだ。あなたの役割は船が港に戻るまで、彼女が逃げ出さないように見張るだけであり、それはとても簡単な話。
潮目が変わったのは――少将の立ち話を聞いてしまったときだ。
盗み聞き――というわけではないが、結果的には、そうなるのかもしれない。
彼らの口から「天竜人」という単語が聞こえて――思わず、あなたは彼らの後を付けて、こっそりとその話を聞いてしまったのだ。
曰く――
海賊女帝――ボア・ハンコックを捕らえたのは、秩序を乱すからではなく――
天竜人が彼女の身体を欲しているから――であるそうだ。
この世の全てを我が物としている彼らにとって――それが下界の穢れた女であっても「世界一の美女」というのは、興味を惹かれるものであるらしい。多くの危険を伴い、死傷者を出してまでハンコックを捕まえたのは――結局のところ、海軍が天竜人のご機嫌を取る為だけである――と若い少将が怒りを込めながら、愚痴をこぼしているのを聞いてしまい――
”じゃら……”
「…………なんじゃ?」
どうして――そう考えたのかは、自分でもわからない。
ボア・ハンコックが男嫌いであるのは知っている。
しっかりと対策を練り、専用のフォーメーションを特訓し、奇襲も同然に彼女の身を狙えば勝てても――正面から向き合えば、大将クラスを呼んでこなければ手も足も出ないのが七武海であるのだ。
当初の剣幕が鳴りを潜めているのは、彼女の怒りが和らいだからではない。「叫んでも文句を言っても無理だから、虎視眈々とその隙を狙って皆殺しにするために――体力を温存している」であるのだろう。あなたが”それ”をすれば、きっと、真っ先に殺されるのだろうなという確信は持っていた。
だが――
天竜人の慰み者にされるために、自分達の命が賭けられていると思うと――
どうしようもなく、腹が立ってしまったのだ。
「……そなた、何を考えておるのじゃ……?」
ハンコックは海楼石の鎖を外されて、自由の身になっても――すぐに行動に移すことはなく、あなたに疑問を尋ねてくるのだ。
圧倒的な戦闘力の差を、理解しているのだろう。アリを目の前にしたとき、人間は即座に踏み潰して殺すことはない。家の中に湧いてきて有害であれば殺すが――外の道ばたで行列を成していても、無害であるので、殺す必要性は存在しないのだ。
王下七武海のボア・ハンコックとあなたの戦闘力の差は――アリと人間を、遥かに凌駕した代物だ。
ハンコックの疑問は当然なものであり――だから、あなたも答える。
「これが平和のためならば、絶対にやらないが――天竜人に捧げるためと言われれば、従いたくはなかった」――と。
同情を買えるとは思っていないし、命乞いというわけでもないが――どうせ殺されるにしても、ボア・ハンコックという絶世の美女の記憶に残りたいとは思っていた。自分が天竜人に滅ぼされた島の生き残り、であるという事実を彼女に告げたのは、アマゾン・リリーへの帰り道でのこと。そのときのあなたは――彼女の視点ではきっと、天竜人から守ってくれる――解放の勇者のような存在だったのかもしれない。
解放者、フィッシャー・タイガーは海軍では大罪人として教わるが、多くの庶民にとっては英雄のような存在。ハンコックは天竜人に貢がれるために捕らえられたと聞いて――身体をぶるぶると震わせる。まるでコメディのように、膝がガクガクと震えて、その場に跪き、過呼吸気味になるのだ。あなたはそれを、介抱してやることしか出来ない。それでもやがて、十分ほどで彼女は落ち着きを取り戻す。その間に誰かに見つかればと、気が気ではなかったが──当初、「ボア・ハンコックを一目見よう」と下っ端の海軍兵達がこぞって牢に来ていたので、今は接見禁止令が出されて誰もやってくることはない。それが幸いしたのだろう。ハンコックはやがて、体調を取り戻す。それでも、膝が震えて、普段の半分の力も出せないようだ。「天竜人への貢ぎ物にされる」という言葉がどうして、彼女をそこまで脅かすのか。彼女の美貌であれば、囚われたときにそれを考えていなかったのか――と、疑問には思ったがそれだけだ。
「そなた……ここで待っておれ
すぐに戻ってくるからの……」
そう言うと、ハンコックはあなたの頬を撫でる。
「わあ!ハンコックがボクに惚れてくれたんだ!」と自惚れることが、出来るはずもない。
十億ベリーは軽く越えるであろう凶悪な賞金首が相手であるのだ。あなたがハンコックを助けたのだって、彼女の身を危惧しての話ではなく「大嫌いな天竜人が喜ぶためのお手伝いなんてしたくない」という、ガキ同然のわがまま。ハンコックが勝とうが、返り討ちに遭おうが、どのみちあなたの人生に”この先”はないのだ。隙を見て救命艇を出して、逃げようと思ったのだが――
次に目が覚めたときには――
「……そなた、安心するがよい♪ここはわらわの船じゃ……っ♡」
あなたは――、九蛇海賊団の船の中であったのだ。
後々聞いた話だが――
あなたはその瞬間、ハンコックによって石像にされていたらしい。
彼女の美貌に見惚れた男――いや、女ですら石にする、メロメロの身の無法の能力。凡人のあなたの嘘程度、見聞色の覇気を持っているハンコックには、簡単に見抜けたようだ。
逃げられるくらいならばと、あなたを石像にして――彼女は牢屋を抜け出て、残りの男達を退治しにいく。七武海の中には組織力の強さが認められている者もいるが――ボア・ハンコックは”個の強さ”が圧倒的に優れているのだ。中将クラスであってもひとたまりもなく――即座に船は制圧されたらしい。後はアマゾン・リリーと連絡を取り、船を出してもらい、救出してもらった――というのが、目覚めてから聞いた説明だ。
あなたがあるいは、特別な血筋を引いているならばともかく――
あなたはどこにでもいる、凡庸な人間だ。
海軍の制服に袖を通しているが、殴り合いの喧嘩をすれば、街中の酔っ払いにすら負けるかもしれない。人質にする価値すらない人間をどうして――しかも、男子禁制の女ヶ島に連れて行くのか。全く理解は出来なかったのだが――アマゾン・リリーにつれていかれて、周囲の奇異な視線を受けながら、日々を過ごしていたある日――
「……そなた
わらわと……結婚ほしいのじゃ……♡」
あなたは――
世界一美しい女である、ボア・ハンコックに――逆プロポーズを受けてしまったのだ。
――――
「ふぅ♡ふぅ……っ♡なんとたくましい逸物じゃ……っ♡……んっ♡抵抗をしながらも……わらわの美貌を前に、大きくなっているのじゃから……っ♡んん……っ♡無駄にあがかずに……っ♡気持ちいいことを受け入れればいいものの…………っ♡んっ♡……っ♡」
”しゅりしゅり……っ♡さわさわ♡もみもみ♡むぎゅむぎゅ……っ♡”
ボア・ハンコックは今――あなたの隣に、ピッタリと寄り添っている。
谷間と、腹部と、太腿が露わになった露出魔的な格好は――この女ヶ島、アマゾン・リリーにおいては普通の格好なのだろう。女性が乳房や秘部を隠すのは、それを性的に見る男性が周囲にいるからだ。田舎の老婆が乳を丸出しにしても、何も羞恥心を抱かないのと同様に――女しかいないこの島でも、そうした煽情的な格好は普通であるらしい。
一方でそれは――彼女達が勝手に考えている理屈だ。
世界で最も美しい美女だと言われているボア・ハンコックが――、111センチJカップを、あなたの二の腕に押しつけながら、肉棒を撫で回してくるのだ。191センチの長身である彼女は、足や腕が異常なまでに長い。普通の女であれば身体のバランスが悪いと罵られるような体型は――しかし極上美女の容姿によって、全てが”美”として完成されているのだ。
今すぐ欲望を吐き出したいのを、あなたは必死に堪えている。
敵対しているときでも、おそらく、多くの男はその肢体を貪りたくてたまらないのだろう。仮に彼女が弱ければ、生き残る術は「群れのボスの専属情婦になること」でしかないわけだ。しかし実際は覇王色の覇気まで使いこなし、メロメロの実で一対多すらこなし、体術だけの戦いでも四皇幹部級ならば倒せるような――、十億ベリーを越えてもおかしくない、最強の女であるのだ。
そんな彼女が――今、あなたに媚びながら肉棒を撫で回してくるのだ。
熟練の手付きで――、一瞬で、ハンコックが処女ではないことを理解する。
”仕込まれた”と表現をする方が相応しいのだろう。彼女が美しすぎるせいで――「男性経験のない処女」ではなく「数多の男性経験を持ち、あなた程度の雄を簡単に骨抜きに出来る、圧倒的格上のメス」であるという事実に、興奮は滾り続けている。
ボア・ハンコックが人差し指と中指の間であなたの睾丸を挟み込み、痛みを感じる寸前の強い快楽でもてなしてくれているのだ。陰毛だらけの股間を、白魚のように細く透き通った指が撫で回してきて――あなたのカリ首に溜まった汚れまで、綺麗に拭き取ってくれている。
あなたは――それらの全てを”罠”だと思っていた。
「天竜人に貢がれる寸前で、救われた」というだけで――あの海賊女帝があなたに惚れると、簡単に考えることは出来ない。
あなたの平凡な頭で導き出した答えは、それ自体が何らかの”試練”ということだ。
ボア・ハンコックの誘惑に乗ってしまう男は幾らでもいるだろうが――彼女の誘惑に乗らない男というのは、ほんの一握りだけ。女しか存在しない島、アマゾン・リリーに到るまでの航路も知ってしまったあなたを生かしておくべきか、殺すべきかを決めるための”試練”であると考えれば――あなたは、軽率にそれに乗ることは出来ないのだ。
世界一美しい美女による誘惑を耐えるというそれは――理性ではどうにも出来ない代物。誇張や比喩表現を抜きにして「ハンコックのお手手でおちんぽをシゴいてもらえるなら、その直後に死んだっていい」という男は大勢存在するのだ。あなたが必死に耐えているのは――ハンコックという美女を前にした”見栄”だ。自分がハンコックを助けたのは、ちんぽをギンギンに勃起させた色ぼけの欲情ではなく――天竜人が支配をするこの世界に、一矢報いてやりたかったというだけの話。ハンコックを縛っていた、海楼石の鎖を外した時点で、あなたは一度”死”を迎えたのだ。一度死んだ人間が強い大義を持って――それでどうにか、ギリギリ耐えられるのが――ハンコックによる”ちんちんさわさわ”であるのだ。
「……そなた、どうした?
わらわの身体が……っ♡下賤な雄猿の欲情を煽ることは知っておるのじゃぞ?……そなたの視線も、必死に隠してはいたようじゃが……っ♡わらわを欲しくてたまらないと、そういう目をしておったな……っ♪
……なに、責めているわけではない♪……わらわは、嬉しくてたまらないんじゃぞ?……わらわの婿となってくれる雄が、わらわを愛しくてたまらないと思ってくれること……っ♡ほら……っ♡どうした?両思いの雄と雌は……交尾をするのじゃろ?……ほ~ら……っ♡わらわのお手手で、今にも果ててしまいそうなくせに……我慢するでない♪」
ハンコックの大きな瞳に見つめられて、あなたは身動きが取れない。
彼女が食べたメロメロの実は、人間を石にすることが出来る。その美貌の虜になってしまった者は石になってしまい――そして、ハンコックの美貌に見惚れない生き物は存在しない。男だけではなく女――どころか、動物ですらも石にしてしまうのが、ボア・ハンコックという美女なのだ。
とは言えど、あなたが動けないのは、メロメロの実の能力の性ではない。
ボア・ハンコックにおちんぽを撫でくり回されて――身動きの一つも取れない、というだけだ。
全身の筋肉に力を込めて、必死に耐えているのは、そうしないと即座に暴発射精をしてしまうからだ。これが何らかの試練であり、耐え続けなければ死を迎えるとしても――「ハンコックのお手手に、俺様の精子を吐き出して汚してやった」というそれは、死と引き換えであっても「まあ上等な結末だろう」と思える代物だ。
ああ――
「……ふむっ、なるほど……っ♡
わらわの言葉が、それほどまでに信じられないと申すか……♡
まあ、確かに……っ♡いきなり捕らえられて、結婚を求められれば信頼もされぬのじゃろうが……ふふっ♪そなたの臆病なところ、嫌いではないぞ……っ♡
……安心するがよい……♪
わらわは……欲しいと思ったものは絶対に手に入れるのじゃ……♡」
あなたはいつまで経っても、見聞色の覇気に慣れることはない。
海軍の中では決して珍しいものではなかったが――しかし、相手が何を考えているのかまで見抜くほどに優れた覇気というものは、懸賞金十億ベリー級の大物でもないと不可能であり――
「……ふふっ♪
わらわの唇を……先ほどからずっと見ておったの……♡
覇気を使わずともバレバレじゃ……っ♡そんなに……わらわと口吸いがしたかったというのか?……この……蛇のように長い舌を絡めて、骨抜きにされたかったのか……♪くくく……っ♡」
目の前にいるボア・ハンコックという美女は、まさしくその大物であるのだ。
ハンコックは”んべ~っ♡”と舌を伸ばしてくる。
真っ赤で長い舌は――、九蛇の名に相応しい代物だ。
あなたは基本的に、キスでイったことはない。
海の上で長く暮らす男の嗜みとして、娼館に行ったこともあるが――そこで行われる、タバコ臭いキスというのはあまり好きなものではないのだ。とは言えど――そこで多くを望むのも無意味だとは知っている。汚職に手を染めた一部の大佐が、海賊から招待されるような豪華なパーティーとは違う。海軍の下っ端の安月給で通えるような娼館の女は、どのみち、そのレベルしか存在しないのだ。初体験の際ならばいざ知らず、慣れてくると「キスもそこそこに」と射精の為の奉仕を求めるようになるのだが――
”ん……っれぇ~……っ♡れるれるれるれる……っ♡れっろれろれろれろ……っ♡”
あなたの顔の前で――
ハンコックが大口を開けて、無様な顔で舌を伸ばして、それをれろれろと動かしてくる姿に――
”ぞわ……っ”と、背筋に鳥肌が立つのは――きっと、本物の大蛇を前にしたときよりも強い恐怖心があるからだ。
ハンコックという美女の性経験がどれほど気持ちいいのかを、あなたは当然知るよしもないが――それは巷では定番の話。世界一美しく、男が存在しない島で生きているボア・ハンコックの”テク”が上手いかどうか――というそれは、世界中の酒場で、酔っ払った男達が絶対に議論をするような代物であるのだ。
「ハンコックほどの美女は当然、大勢の優秀なイケメン男子を侍らせて、ハーレムを築いているのだからテクも最上級だろう」と「いや、女ヶ島というのは男性禁制であり、外の世界から子種をもらって島に帰るのだから経験は少ないだろう」という男達で別れている。統計を取ったことはないが、きっと、丁度五分五分になるのだろうとも想像が付いている。あなた自身は、その議論に混ざったことはなく「どちらであっても、魅力的だよな」という日和った立場であったのだが――とにかく――
「……ふふっ♡わらわのこのなっが~い舌で……っ♡
そなたの舌を貪ってやろう……っ♡」
ハンコックがベロ肉を動かす、その舌使いだけで――
「あっ、やばい、絶対に勝てない……っ♡」と、本能が疼いてしまうのだ。
緊張感の下で、全身に力を込めていたから耐えられていたが――そうでなければ”じょわぁ~……っ♡”と失禁してしまったに違いない。ハンコックが吐息を吹きかけてくるわけではない。それでも、ただ漏れただけの”口の中の息”だけで――あなたはもう、勝ち目がないのだ。どんな高価な香水でも絶対に再現不可能であると思える香り。それを嗅いでいるだけで、オナ禁三日目の男は暴発射精をしてしまうに違いない。世界一の美女という言葉は、誰しもに簡単に安売りされるものではないのだ。「容姿も、肢体も、あそこの具合も――体臭も、口の臭いも、汗ばんだ腋の匂いも、全てが雄を喜ばせる存在」という、一から十まで雄に都合の良すぎるメスにだけ与えられる称号が――”世界一の美女”であるのだ。
ハンコックの美しすぎる顔面が、あなたの顔の前に近づいてくる。
人間というのは、致命傷を受けた際に脳内麻薬を過剰に分泌されて、痛みを感じずに死ぬことがある。あなたも――もしかしたら、それなのかもしれない。肉棒はとっくに情けなく暴発射精をしていて、ハンコックという美女の前に陥落しているのかも知れない。「おちんぽが興奮しすぎて、気持ちいいというのが何かわからなくなっている」と追い詰められているのかもしれない。だが、しかし――そんなどうでもいいことを考えている間もハンコックの顔は近づいていき、そのまま――
”にゅるるるるるる~……っ♡れろれろれろ♡れぷれぷれぷ♡ぶじゅるるるるるる~~~っ♡♡♡”
「んじゅっ♡んれぇ♡んぷ……っ♡んじゅるるるる……っ♡ぶじゅっ♡んれっ♡れろれろれろ……っ♡」
ハンコックが、あなたの口腔に舌をねじ込んでくるのだ。
191センチの高身長と、異様に長い手足とは不釣り合いと思えるほどに、ハンコックは小顔。だがそれは――当然ながら「彼女の体型比にしては」という話だ。例えば身長5メートルある人間の小顔は、170センチの男の巨大顔よりも遥かに大きいだろう。ハンコックはそこまでではないが――理屈としては、つまり、そういうこと。ハンコックの大きな口が――”がぱぁ……っ♡”と開いて、あなたの唇をまるごと飲み込んでくるのだ。
大きく口を開けられて、それを重ねられて、捕食されているような状態。これが暴漢であればともかく、ハンコックという極上美女を前にして「舌を噛み千切ってでも逃げる」という発想には到らない。むしろ「万が一にも傷つけてしまってはならない」と口は開けっぱなしになり、そうしていると、ハンコックの舌が縦横無尽にあなたの口腔内を這いずり回ってくるのだ。
彼女の舌肉は――あなたの舌が触れたことのない場所まで犯してくる。
人間の舌というのは構造上、舌の届くところまでしか触れることがなく――また意識して、口の中を舐め回すこともないのだ。それなのにハンコックは、容赦なくあなたの口の中を舐め回してくる。歯茎を舐め回し、喉の裏を突き、あなたの舌が触れることの出来ない舌の裏までも――徹底的に、舐め回してくるのだ。
彼女は両手で、あなたの顔面を押さえ込んでくる。苦しい痛みはないが、しかし、絶対に逃げられないという確信は感じさせるもの。あなたの鼻を摘まんでいるのは、口呼吸をさせるためだ。口全体を、ハンコックの唇に覆われている状況。酸素を求めれば、あなたが手に入れられるのはハンコックの吐息だけ。容赦なく喉奥には、ハンコックの甘い蜜のような唾液が流し込まれていく。肉体の芯に強い熱が灯るのは、きっと、彼女の唾液には媚薬作用があるからだろう。実際にどうかは知らないが、この状況で、「世界一の美女に情熱的に求められて、唾液をどぷどぷと流し込まれていく」というそれは――確実に、雄の肉棒を滾らせる代物であるのだ。
ハンコックはそのまま――延々と、あなたの舌を舐っていく。
はっきり言って――キスをされた十秒後に、あなたは敗北をしていた。
「どうじゃ?……わらわの婿になることを誓うか?」とハンコックに聞かれれば――それが仮に罠であっても、あなたは激しく頷いたことであろう。絶対に勝ち目がない相手というのは存在する。例えばあなたが暴力勝負で、四皇カイドウや、海軍大将赤犬を相手にすれば――どんな小細工を弄しても絶対に勝てないだろう。それと同じだ。「雄と雌のセックス勝負」となったとき、あなたがハンコックに勝てる道理は一切存在しないのだ。
だが――ハンコックは、あなたが随分と強情であると判断したらしい。
あなたの口の中に舌をねじ込み、何度も何度も、口腔を陵辱してくる。彼女の長い舌は、あなたの喉ちんこまで届いてくるのだ。見聞色の覇気を使えば、あなたの降参宣言くらい容易くわかるのだろうが――キスに夢中で使っていないのか、それとも使った上で無視をしているのかはわからない。
あなたは――ハンコックに徹底的に愛を捧げられている。
掌に収まるサイズの愛玩用モルモットは、人間の手から逃げ出すことは絶対に出来ない。あなたとハンコックの差は、それ以上であるのだ。ハンコックの気が済むまで、口の中を徹底的に陵辱されて――更にハンコックは、あなたの肉棒も撫で回してくる。睾丸を揉みしだきながら、精子製造を催促するような愛情たっぷりの手付き。娼婦に適切な金を払って、そうしたプレイをしてもらうのとはまるで違う。ボア・ハンコックという極上の美女が、目の前のオスを本気で娶りたいと思っている”愛情表現”であるのだ。
どれほどの時間、そうしていたのかはわからない。
あなたの脳味噌がグズグズに蕩けてしまっても――それでもハンコックは舌を絡め続けるのだ。彼女の甘い蜜のような唾液で、喉が潤うので、脱水症状になることもない。ハンコックの肺を経由した吐息があれば、酸欠になることもない。心地の良いぬるま湯のお風呂であれば、永遠に入っていられるのと同じ。ハンコックのキスは無限の時間、続けることも可能であったのだが――
”ちゅ~~~…………っぽんっ♡”
やがて――ハンコックが、唇を離すのだ。
ハンコックの口周りも唾液でベトベトになり、彼女はそれを手の甲で拭う。
世界一の美女に夢中になっているのだ。そんな些細な仕草ですら、肉棒が”びくんっ♡”と弾んでしまう。
「……そなたの気持ち、しかと受け取ったぞ……っ♪
わらわに襲われることが……そんなに怖いのじゃな……♡
……ふふっ♪それは当然……わらわとそなたの実力差は圧倒的なものがあるからのう……っ♪これがもしも、わらわが仕掛けた色仕掛けであり、乗ってしまえばおしまいだと思っておるのならば納得じゃ……っ♡
本心では……わらわのことが、欲しくて欲しくてたまらないのじゃろう?
だが、わらわを求めることで、逆にわらわに嫌われるかも知れない……と懸念しているわけか……くくっ♪なるほど……っ♡安心せえ……っ♡
アマゾン・リリーにはのう……雄を喜ばせる手練手管がたっぷりと詰まっておるのじゃ……っ♡」
ハンコックは――あなたの睾丸を揉みしだき、肉棒を撫で回して、勃起を維持させながら囁いてくる。
彼女の言葉通り――あなたが心底で欲しているのは「ボア・ハンコックに好きなだけ腰を叩きつけて、気持ち良くなってもいい権利」であるのだ。
彼女を前にして腰をヘコヘコ、カクカクと振らないのは、最悪のパターンを想定しているからだ。彼女からの誘惑が試練であり、その誘惑に乗ってしまえば失格となる場合――本番を完遂させる事が出来れば、それは大した問題ではない。だが、問題は「本番に到らなかったとき」だ。ハンコックによる手コキや玉揉みだけでも、男の子は、そこらの女とのセックスよりも遥かに強い幸福を堪能できるわけだ。ハンコックに「ここで失格じゃから出て行くがよい」と言われたとき、あなたが逆上してハンコックに襲いかかっても――指一本触れることは叶わず、彼女に叩きのめされてしまう。
嫌われても、憎まれても「おちんちんをおまんこに入れて、ヘコヘコと腰を振る」が出来れば、雄の本能は満たされるのだ。
そうして――ハンコックは、それを理解しているのだろう。
あなたという雄は臆病であり、ハンコックのような”世界一の美女”に誘惑をされるのはむしろ逆効果であり――
「……この島に住む女はのう、繁殖適齢期になると、外の世界に強い雄の子種を求めにいくのじゃ……っ♪
島の女を拒んでも、そんなものは関係なし……っ♡強き者は、全てを奪う権利があるのじゃ……っ♪……嫌がっている男であろうと、強引に種を搾り取るための手練手管はたっぷりと存在しているわけであり……ふふっ♪
……誘いウケ、という技術もあるのじゃぞ?
全く……ニョン婆からの講義は退屈なものだと思っておったが……こんなときに役に立つとはのう……っ♪ほ~ら……っ♡」
”がちゃがちゃ……じゃらじゃら……っ♡”
”……かちゃっ♡”
「……わかるか、これが?
……くくっ♪そなたの立場ならばはっきりと理解できるはずじゃ……っ♪
海楼石の手枷……というものだぞ……♡」
ボア・ハンコックは――
自らの両手首に、海楼石の手錠をハメ込むのだ。
海楼石の鎖の管理は、あなたの仕事であったのだ。まさか見誤るはずもない。二つの手枷には、それを繋ぐチェーンが存在しない。「手錠」というよりは「リストバンド」にも思えるものだが――悪魔の実の能力者を縛るには、十分過ぎるのだろう。
海楼石というのは、能力者を極端に弱体化させる代物だ。
トップクラスの戦闘能力を持つ海賊は、単純な体術においても圧倒的な戦力を誇っている。「悪魔の実を食ったから強いやつ」ではなく「強いやつが、しかも悪魔の身を食っている」であるのだ。そうして――海楼石というのは、能力者の身体能力までも極端に弱体化させる代物。特別に強い海楼石の場合は――大して強くないあなたですら、能力者を圧倒できるようになるのだ。
ハンコックが腕に付けた海楼石は――まさしくその、特別なものだ。
四皇幹部クラスですら、無力化させるために付けられるような代物。それをハンコックは――しかも、両手首に二つ付けている。背筋をピンと伸ばし続けることすら、困難になるようなものであり――
”ずし……っ♡”
「……ほれっ♡
これで、わらわの身体は抵抗が出来なくなったわけじゃ……っ♡
……そなたに何をされても、絶対に抵抗が出来ないこの身体……っ♡
そなたの好きなように貪るが良い……っ♡」
ハンコックは、あなたの膝の上に乗ってくるのだ。
(うおっ……重た……っ♡)と思ったのは、彼女の肉体にしっかりと質量があるからだ。
内臓が詰まっているのか心配になるほど、ウエストは細くくびれているが――胸元や、臀部や、太腿はたっぷりの媚肉で覆われているのだ。しかもその媚肉の奥には、彼女の筋肉がしっかりと詰まっている。全身がただ”ぷにやわ”というわけではなく、しかし全身がただ”カチカチ”というわけでもない。軟らかな肉が好きな男も、引き締まった筋肉が好きな雄も、どちらの欲望も満たすことが出来るハイブリッドな肢体を持っているのが”世界一の美女”の条件であるのだ。
ハンコックに対面座位の体位を取られて、あなたは、頭の中が朦朧としてくる。
自慰行為の際の妄想とは、まるで違うのが、目の前のメスの”質量”であるのだ。頭の中でハンコックをどれだけ犯しても――俺様のおちんぽでメロメロにしても――その質量を再現することは不可能。自慰行為の際の妄想とはまるで違い――あなたは、目の前の彼女の毛穴すらも見える距離(しかし毛穴はきめ細やかすぎて、実際には見えないのだ)にいるのだ。
ずっしりと重たい媚肉に、きめ細やかな肌に――目の前にはハンコックの谷間。
ああ――「ボア・ハンコックの谷間」であるのだ。
七武海と海軍は手を組んでいるので、一応、海軍は味方であるのだが――あなた程度の雑兵が遠距離からいやらしく谷間を視姦した場合、彼女は、有無を言わさずにあなたを石にすることが出来るのだ。またそれをしたとしても、「雑兵一人でハンコックを敵に回すのは勿体ない」と海軍本部は考えることだろう。本来であればあなたが絶対に、拝むことも出来ない谷間であり――
今のあなたは、そこに浮かんだ大粒の汗の珠すらも拝めてしまう距離で視姦をしているのだ。
「……ふふっ♡どうした?
わらわは海楼石のおかげで、今は抵抗すら出来ないのだぞ?……ほれ……っ♡この胸も、身体も……っ♡子宮も♡全てそなたのもの……っ♡
……揉んでみたくはないのか?
味わってみたくはないのか?堪能したくはないのか?……海軍の下衆な男共がジロジロと見てきたわらわの身体……っ♡わらわを捕らえたくせに、妄想で満足するしかなく……っ♡情けなくセンズリぶっこくしか出来なかったわらわの身体が……っ♡
今……そなたという雄の目の前にあるのだぞ……っ♡」
ハンコックは――あなたを見下ろしながら、挑発をしてくる。
191センチの彼女だが――その肉体は、圧倒的に「脚の長さ」で形成されているのだ。
あなたの膝を、両足で跨いでいる状態であり、あなたを少し上から見下ろしているのだが――
目の前に――ボア・ハンコックの美しすぎる顔面があるのだ。
真っ黒な髪と同じように、瞳も、どこまでも吸い込まれそうな黒々とした艶やかな光沢を放っている。目も、鼻も、唇も、頬も、顎も、耳の形に到るまで――全てが最上級。マネマネの実の能力者が考える「この世で最も変な顔」は想像も付かないが――「この世で最も美しい顔」が、目の前にいる女であることは、容易に想像が付くのだ。
ギンギンに勃起した肉棒が、今、ハンコックの股間に押しつけられている。
紐のような下着を履いているので、肉の感触はわかるのだが――そこにあるのが「ハンコックのおまんこ」であると思うと、あなたの意識は飛びそうになるのだ。五感の全てが、今、ハンコックという極上美女に支配されている。理性はとっくに吹っ飛んでいる。ハンコックを犯したいという思いに全身が支配されている。ここまで据え膳をお出しされて拒めるほど――あなたという雄の理性は、特別に鍛えられてはいないのだ。先ほどまでの、自分に酔ったヒーローごっこをする余裕もなく、ハンコックの媚肉を全て貪り尽くしたくてたまらないのだが――
「……ほほうっ♪
そなた……どこから手を付ければいいのかわからないのか……?」
ハンコックの身体は――
全てが、最上級であるのだ。
あなたの視線と対峙しているのは、彼女の111センチJカップだ。争いごとになればきっと、その乳房はぶるんぶるんと揺れるのだろう。胸元を露出しているのが、彼女の正装であるのだ。先ほどまで押し当てられた感触で、ある程度は推測が出来る。その乳房にはたっぷりの柔らかさと――同時に、質量が存在する。内側までみちみちに媚肉が詰まった、極上のデカパイであるのだ。彼女が本気でおっぱいビンタをすれば、あなたの首の骨は簡単にへし折れてしまうのだろう。使いようになっては凶器になるそれは――使いようによっては、雄の性欲をもてなすためのオナホールになるのだ。片乳だけで、あなたの頭部よりもデカいであろう乳肉に、むしゃぶりつくことだって出来てしまうわけだ。
ハンコックの臀部はずっしりと大きい安産型。ハンコックを捕獲する際に、戦闘員達が受けていたレクチャーは「彼女の足技には注意しろ」というものだ。ムチムチの太腿の内側には、鋼のような筋肉が詰まっている。それを支えるための臀部は、当然ながら”クソデカおけつ”でないと成立しない。尻たぶを割り広げれば、「ハンコックのアナル」や「ハンコックのおまんこ」が存在するのだ。自慰行為の際の妄想でも――あまりにも想像が付かないが故に、興奮を損ねる存在。それをあなたは指先で味わい、視覚で堪能し、舌で舐め尽くすことが出来るのだ。
そうなると当然、外せないのはハンコックの顔面だ。男達は彼女が七武海になる前の、手配写真だけでシコり散らかしてきたのだ。ハンコックの身体がどれほどに貧相であったとしても、関係ない。彼女が顔面を全頭マスクで隠しても、その肢体だけで猿みたいに興奮を出来るのと同じで――彼女がその肉体を箱の中に隠して、顔だけを見せたとしても、男の子にとってはたまらない”ズリネタ”になるのだ。
ハンコックとディープキスをしたい――ハンコックの顔面を舐めたい――いや、ハンコックに顔面を舐めてもらい、鼻の穴に舌をほじほじと挿入してもらいたい――という数多の欲望。自慰行為の際の妄想でも「流石に無理があるから――ハンコックに催眠をかけて、彼女の意思を奪い、肉人形にしてやらせよう」となるようなそれが――今、あなたの目の前にある。互いの顔面が、互いの唾液まみれになるまでベロベロ、ベトベトと汚しながら悦楽に浸ることも出来るわけであり――
「ふふっ♪わらわの全てを堪能したいのじゃな……?
……そなたはわらわの婿となる身……っ♡焦ることはなく、腹が一杯になるまで、わらわの肉を貪ればよいだけなのじゃが……っ♡そうはいかぬようじゃのう……っ♡
……わらわの身体を、どこから味わうか……っ♡それだけで頭が一杯のようじゃな……♪」
ハンコックの言葉通り――
あなたは、どこから手を付ければいいかわからなくなるのだ。
巨乳女が目の前にいれば、乳を揉みしだくだろう。デカケツ女を好き放題出来るなら、尻に顔を埋めるだろう。だが――その肢体の全てが極上であり、つむじから爪先に到るまで、全てで雄を喜ばせることが出来る極上ならば――
果たしてどうすれば良いのか、あなたは全くわからないのだ。
マルチタスクが特別苦手、というわけではないが――しかし、特別得意というわけでもない。三つや四つ程度ならば順序よくこなせばよいだけだが――、百や二百も積み重なれば、どれから手を付ければいいのかわからない。ハンコックの身体というのは――それ以上の魅力が詰まっている。「膝の裏の汗ばんだ部分」や「足の指の谷間」や「髪の毛の生え際の匂い」ですらも――そこらの高級娼婦とのセックスを、遥かに凌駕した興奮があるのだ。
乳も尻も腋も太腿も髪も膝の裏も――全てを味わいたいが、あなたの腕は二本だけであり、肉棒も一本だけ。どうすればいいのか――答えが出ずにまごまごとしているのだ。「水を飲むべきか、草を食べるべきか」で答えが出ずに、餓死をする愚かな動物と同じであるのだが――
”ぐぐ……っ♡”
「ほれ……っ♡わらわの身体……好きにすればよい♪
……そなたが、わらわの婿であるのと同時に……っ♡
わらわも、そなたの妻なのだぞ……っ♡」
ハンコックは、あなたの両手を掴み――
”むっっぎゅ~~~っ♡♡♡”
”もにゅもにゅ♡むちむち……っ♡”
”ぬぷぷぷぷ……っ♡にゅぷぷぷぷ~~っ♡♡♡”
「んん……っ♡あっ♡はぁ♡……どうじゃ?わらわの身体を好きに弄ぶのは……っ♡
乳を揉みしだき……っ♡尻を撫で回す興奮は……っ♡」
自身の胸部と臀部に、あなたの手を押し当ててくるのだ。
右手が握っているのはハンコックの左乳房だ。111センチのJカップという規格外のそれは、あなたの掌から、乳肉が溢れるほどのボリューム感であるのだ。巨人族がいる世界において、乳のデカさというものは幾らでも際限なく膨らむ。だが――ハンコックという女は、巨人族でも突然変異でもない。「あなたと同種の人間であり――しかし、あなた程度では到底、手の届かない雲上に位置するレベルの女」であるのだ。乳がデカい種族なのではない。「乳がデカい女が少ない種族における、乳がデカい女」であることが――あなたに、触感以上の興奮をもたらしてくる。
ハンコックの臀部はしっかりと肉が詰まって、引き締まっている。キュッと上を向くようなヒップは、彼女の戦闘能力の高さと無関係ではないのだろう。鉄をも砕く蹴り技の為には、強い下半身が必要であり――それが尻の大きさと、筋肉によって表現されているのだ。ああ――このケツに腰を叩きつければどれほど気持ちいいのか、とあなたは理解をしてしまう。硬さと柔らかさを同時に秘めている尻肉の魅力。その尻を鷲掴みにして、腰を叩きつけて、最奥にびゅるびゅると子種を吐き出してしまえば――ボア・ハンコックという世界一の美女ですら、なすすべなく、あなたの子供を孕んでしまうというのだ。
それだけでも――男にとっては、贅沢すぎるもの。
「ハンコックの乳と尻を同時にむぎゅっ♡と握りたい」という欲望は――それを抱かない方が、人間として何かを欠落しているのだ。超一流の海兵や海賊のように、何かを失う代わりに、途方もない戦闘力を持っている異常者共ならともかく――あなたのような、一海兵に置いては、その欲望は誰よりも強いものがあるのだ。残りの寿命を全て捧げてでも、ヤりたいこと――というそれを、ノーリスクで、しかもハンコック主導の下に「ヤらされている」のだ。
あなたの肉棒は、今――
「……ふふっ♡……雄として逞しい逸物じゃの……っ♡
知っておるぞ?……わらわの穴に……この突起物を挿入して、腰を振り……っ♡気持ち良くなって、びゅるびゅる~っと精子を吐き出すのじゃろ?……ほれほれ……っ♡何を脅えておる♡……わらわの婿様なのじゃから……子供を作るために交尾をすること……当然じゃろう……?」
ハンコックの膣口に――”にゅるにゅる……っ♡”と押し当てられているのだ。
彼女の膣口は、年齢には相応しくないほどにお淑やかで慎ましい開き具合だ。
ガバガバというわけではないが、スジマンというわけでもない。それがハンコックの股間に付いている――という点から逆算をすると、きっと、神様はそれが最も美しくなる”人体の黄金比”として定めたのだろう。ハンコックに豊富な男性経験があっても、あるいは一切存在しなくても――そのどちらでも、結局のところ肉棒は強い興奮をするのだ。ハンコックの膣肉から、マン汁がドバドバと溢れて、あなたの肉棒を濡らしている。「男性の肉棒を受け入れて、腰を振らせやすくするために潤滑性を増して、雄を気持ち良くするためのおまんこ汁」が――あの、ハンコックという海賊女帝にも存在するというだけで、射精しそうになるのだ。
「……そなた、こうして囁かれるのが好きなのか?
……なるほど♡……わらわに媚びられるのが好きなのじゃな……?
……七武海の、海賊女帝の、九蛇海賊団船長の、アマゾン・リリー皇帝のわらわが……っ♡まるで娼婦のように、雄の耳元で媚びる言葉を囁き誘惑をする……っ♡雄の機嫌を取らなければ、逸物を入れてもらえない女のように……っ♡媚びを売れというのか……っ?
……ふふっ♡構わんぞ……っ♡
他の男にやると思うと……んっ♡……反吐が出そうだが……っ♡わらわはもうすっかり……そなたの虜なのじゃ……っ♡身も心もそなたのもの……っ♡そなたのことを思うと、胸が苦しくなり、呼吸が荒くなり……っ♡そなたの子を孕めないと思うと♡それが辛くて、苦しくて、たまらないのじゃ……っ♡
……そなたの子種……っ♡
どうか……わらわの子宮に注ぎ込んでくれ……っ♡」
耳元で――ハンコックは、ぽそぽそと囁いてくる。
傲岸不遜な彼女はきっと、島の住人を人質に取られても、そんな態度は取らないだろう。
そして――島の住人もまた、そこで媚びないハンコックを求めているに違いない。彼女に求められているのは強く美しい存在であるのだ。どれほどに卑劣な策を弄されても、絶対に負けることがない強い女。今回はたまたま、捕らえられるところまで行ったが――その強さと美しさで海兵の心を掴み、寝返らせて脱出したのならば、その苦戦すらも英雄譚の一部に過ぎないのだ。
先ほども告げたとおり、本来ならばそれは「催眠能力を持った悪魔の実の能力者が、ハンコックの精神を支配して、彼女を忠実な肉人形に仕立て上げた場合」にのみ存在する話であるのだ。ハンコックという極上の美女は、その高いプライドや、強い自尊心まで含めての魅力。それを台無しにするという背徳感はあるが、あくまで”裏”の興奮。
とは言えど、ハンコックと言う存在は元からデカすぎる。
彼女の精神を支配して、足を舐めさせるだけでも、男の子には絶頂射精級の興奮なのだが――
「……この逞しい逸物を……わらわのおまんこにぶちこんでくれ……っ♡
わらわの身体を……そなたのものであると、教え込んでくれ……っ♡この逞しく大きな逸物……っ♡メスを泣かせることが上手そうな♡優秀な雄様の逸物で……っ♡
どうか……わらわのおまんこをいじめてくれ……っ♡」
今――
ハンコックは自分の意思で、あなたにベタ惚れをして――誘惑を捧げてくるのだ。
”ぐちゅぐちゅ♡””ぬちゅぬちゅ♡”とあなたの亀頭を、自身の膣口に押し当ててくる。対面座位の体位であり、目の前にいるのは、本来十億ベリー越えの賞金首であるのだ。あなたがどれほどに土下座をして、懇願をして、命を捧げても――ハンコックの膣を拝むことすらなく、首が撥ねられるだろう。一方でハンコックが求めれば、あなたがどれだけ抵抗をしても関係なく、逆レイプは完遂されてしまう。あなたとハンコックというのは、アリと巨象ほどの差があるのだ。あなたが求めた全てをハンコックは叶える義務はなく――ハンコックが求めた全てに、あなたは拒否権を持たない。それほどの差が、あなたと彼女の間にはあるのに――
”ぬちゅり♡ぬちゅぬちゅ……っ♡”
「…………っ♪」
ハンコックは――
いつまでも、膣口を押し当てるばかりで、挿入を”焦らしてくる”のだ。
あなたからのおねだりや命令を、待っているのだろう。嗚呼――あのボア・ハンコックのおまんこに、自分からおちんちんを入れるなんて、絶対にあってはならないことであり――ハンコックはそれを強く求めてくるのだ。
111センチJカップと、安産型のデカケツを揉みしだきながら――あなたは腰だけを動かす。
手を使って、肉棒の先端を照準に合わせることすらしない。怠け者の億劫のようなポーズは、適当に買った安娼婦との性欲処理の際にのみ使っていいもの。ハンコックの膣内へと、子種を吐き出す前にそんなことはしてはいけないのだが――だからといって、彼女の乳と尻から手を離すことが出来るはずもない。悪いのは全て、ハンコックであるのだ。
亀頭が”ぬちゅり……っ♡”とハンコックの膣口に押し当てられる。
その奥に広がる深い”蜜壷”を想像するだけでも、あなたは腰が抜けそうになる。
世界一の美女は、その全てが、雄を誘惑する魔性の魅力で形成されている。そんな彼女が、まさか都合良く「でもおまんこだけは、大したことないんだよね」になるはずもない。膣の具合まで含めて世界一であるのが、ボア・ハンコックであるのだと強い確信を抱いている。あなたが今から挿入するそれは――、一度味わってしまえば二度と戻ることの出来ない、禁断の果実。「ハンコックの生おまんこににゅっぷんして、ヘコヘコ腰を振って、びゅるびゅると最奥に射精をした」という体験を堪能してしまえば――どんな娼婦でも満足出来ないかもしれない、というリスクまで存在するのだ。
禁止されればされるほど、男の子というのは興奮を膨らませるもの。「一度味わってしまえば、二度と他の女では満足できなくなる極上の膣肉」を前に、涎まで垂らしてしまう。
あなたはそのまま、ハンコックの乳と尻を鷲掴みにしたまま、彼女の身体を引き寄せて――
”にゅぷぷぷぷぷぷぷ~~~っ♡♡♡”
「ん…………っふぅ♡…………んんん~……っ♡」
ハンコックの膣内へと――肉棒を挿入していくのだ。
それが根元まで挿入された瞬間に、あなたの身体が激しくはずむ。
あなたの肉棒というのは、男性としての平均サイズだ。
自身の名誉のために主張をするが、それは見栄や欺瞞の話ではなく、純然たる”事実”であるのだ。「陰茎の長さですら、他の男よりも目立つものがない”モブちんぽ”であるのか」と落胆までするほど。「性行為に大事なのは、おちんちんの太さや長さではない」という説をあなたは採用している。もっと大きければいいのにという望みはあったが、しかし、巨人族フェチというわけでもないのだ。安い娼婦と行為に到ったとき、彼女達が演技で感じているフリをするそれに、説得力がある程度のサイズ感であったので不満もなかったのだが――
目の前には、191センチの長身美女が存在するのだ。
どこまでも不安であったのは、ハンコックとの”身体の相性”だ。
彼女はあなたにベタ惚れをして、あなたに膣内射精をおねだりしている状況だが――そこで「あれ?この男……わらわが思ったほどに優秀ではないな」と冷められてしまう可能性はある。あなたにとってハンコックは、替えが効かない世界一の美女であり――ハンコックにとってのあなたは、いくらでも代わりがいる存在。そもそも、彼女があなたに中出しをおねだりしている現状からして、あなたには信じがたい代物であるのだ。
だが――
「……ふふっ♡そなたの陰茎……っ♡いや、おちんぽと呼ぶべきか……?
そなたのおちんぽと……わらわのおまんこ……っ♡
ぴ…………ったりと、密着しておるのう……♪」
ボア・ハンコックというのは――
何度も何度も繰り返すが――世界一の美女であるのだ。
世界一の美女というのは、雄にとって最も都合の良い身体ということ。彼女の乳や臀部の感度が良いのは、そうすることで、子を孕みやすくなるからだ。性的に感じれば、女性器からは愛液が漏れて、赤ちゃんを産む準備が整ってしまう。ハンコックの身体は、とても感じやすいように作られていて――
だから――
男性の肉棒のサイズなんて、ハンコックの肉体からすれば”どうでもいいもの”であるのだ。
「男性に気持ち良くしてもらわないと、膣が濡れない」という身体ではない。「どんなに弱い男性であっても、簡単に濡れてしまう」という身体なのだ。膣の容積は深く大きく、たっぷりの余裕があるが――その伸縮具合はきっと、通常の女の比ではないのだろう。あなたの平均サイズの肉棒にしっかりと、膣ひだが絡みついてくる。深く枚数の多い膣ひだは、巨根が相手であれば、そのひだを広げて余裕を持たせるに違いない。余分な脂肪の一切存在しない、窮屈すぎる締め付けは、肉棒をねじ切りそうなほどの圧力なのに――内側の、とろとろやわやわのまん肉は、雄を一切害することが出来ないように作られているのだ。
巨根であろうと短小であろうと、関係ない。男性のペニスサイズに関わりなく快楽を貪ることが出来る――雄にとって都合の良すぎる身体。仮に彼女が、当初の思惑通りに天竜人に引き渡されて、その粗末な肉棒で膣を苛められたり――あるいは余興として、巨大で醜悪な怪物の剛直で膣をガバガバにされたとしても――その肉体は淫らに喘いでしまうように作られているのだ。
そんな、ハンコックの最上級の膣肉が、あなたの肉棒を包み込んできて――
「……んんっ♡あ……っ♡そなたのおちんぽ……ふふっ♡
……気持ちいいぞ……っ♡」
ハンコックが耳元で――喘ぎ声を漏らしてくるのだ。
強く激しい快楽で、堪えきれない喘ぎ声が出てしまう――とは意味合いが違う。ハンコックにとって、それはまだまだ余裕たっぷりなのだろう。女性の膣内が一杯になるまで、肉棒をどっぷりと挿入したのだ。あなたのもじゃもじゃの陰毛だらけの股間に、ハンコックの、むだ毛一つない天然パイパンおまんこが”ぴ……ったり♡”と密着してくる。つるつるですべすべの感触が、陰毛と擦れ合うその感触だけでも腰が抜けてしまいそうなほど。ハンコックの喘ぎ声がそこに追加されて――あなたはもう、自分の肉体が射精していないことが信じられないのだ。
「……ふふっ♪そなたの好きにしていいのじゃぞ……っ♡
この乳も、この尻も……っ♡……おまんこのお肉も♡ぜ~んぶそなたのもの……っ♡この世界で唯一、そなただけが……っ♡ボア・ハンコックの全てを……ふぅ~っ♡……支配していいのじゃぞ……っ♡」
ハンコックは余裕綽々な態度で、あなたを挑発してくる。
喋っている途中で耳元に吐息を吹きかけてくるのは――雄を誘惑するための演出ではない。貧相な肢体をした、微妙な容姿の女が雄を喜ばせるテクニックなど――極上の美女には必要もないのだ。後背位で女を犯しているとき、目の前で揺れる尻が面白くて「何の理由もなくベチンと、尻を叩いてやる」のと――全く同じようなもの。あなたという雄が耳元で囁かれて、興奮をしている姿を見て、イタズラ心が刺激されたというだけであり――
一方であなたは、その吐息だけで降参してしまうのだ。
ハンコックの身体を持ち上げながら腰を振ると言えば聞こえはいいが――彼女はあなたの膝を跨いで、つま先立ちになって荷重を最小限にしている。どれほどに痩せて、ウエストがくびれて、余分な脂肪が一切存在しなくても――、191センチの、鋼鉄をも砕く膂力を持った美女の身体はずっしりと重たいのだ。彼女があなたの首に両腕を回し、しがみつけば、あなたの方からはどうすることも出来ない。勿論、そうして美女に一方的に搾精をされるのも、心地の良い快楽があるのだが――
”どちゅんっ♡ばちゅんっ♡ぶじゅっ♡ぐじゅっ♡にゅぶぶぶぶ~っ♡”
「んっ♡あ……っ♡ふふっ♡気持ちいいぞ……っ♡わらわのおまんこ……っ♡そなたの、かっこいいおちんぽで……っ♡い~っぱい気持ち良くなっておるぞ……っ♡」
あなたは今――
好き勝手に、下から腰を突き上げて、ハンコックのおまんこを貪っているのだ。
がに股のつま先立ちで、自身の体重を全て支えると言うことは非常に困難であるのだ。海軍で鍛えられているあなたですら、数秒、その姿勢を維持するので精一杯。だが――ハンコックほどの実力があれば、雄に奉仕するために、いとも容易く身体を浮かせ続けられるのだろう。
あなたの身体にぴったりと密着しながらも、体重を掛けてくることはない。あなたが腰を上に突き上げれば、その分だけ上がり――あなたが腰を引けば、その分だけ下に降りるのだ。対面座位の体位で腰を振っていても、あなたはまるで、無重力のように自在に腰を振ることが出来る。掌サイズのオナホールを相手に、ピストンごっこをするのと同じようなもの。人間の女では本来絶対に味わうことの出来ない至上の快楽を堪能しながら――ボアハンコックの乳を揉み、尻を撫で回し、快楽を堪能しているのだ。
もっと、もっと――と、あなたは貪欲に求めてしまう。
当初は「ハ、ハンコックを助けたのは!彼女に惚れてほしいからとかじゃなくて!ぼ、僕様の生き方を貫くためだし……」と気取っていたが――ハンコックの媚肉を貪っている状態では、もう、無理だ。あなたは一匹の雄猿となり、目の前のメスを孕ませることしか考えられていない。全身を繁殖欲求が支配して――まるで、肉体全体が、そびえ立つ一本の巨大なペニスになったような錯覚に陥る。
そんなあなたの欲望は――
きっと、見聞色の覇気を使わずともお見通しであるのだろう。
「……そなた♡そんなところまで好きなのか……?」
ハンコックは――にやり、と笑みを浮かべる。
あなたが脳裏に浮かべた思考は、多くの”まともな女性”が軽蔑をする代物だ。
特殊性癖というのは、得てしてそういうもの。だからあなたも、口にすることはない。
それなのに――あなたが必死に理性で隠した欲望も、ハンコックにはお見通しであるのだ。
これが「奴隷への気紛れなご褒美」であれば、ハンコックはきっと、それを許さないだろう。
彼女はプライドが高い女であるのだ。男に足を舐めさせることが、相手にとって屈辱になるから”ご褒美”と称して舐めさせてやるのだ。相手の欲望を叶えてあげるのではなく――「これが欲しかったのじゃろう?」と、美しすぎる容姿を笠に着て、足を舐めることが幸せであると男の欲望をねじ曲げる女にとって――
あなたのそれは、本来ならば絶対に手に入るものではなく――
”……すっ♡”
今のハンコックは――
「……ふふっ♡
わらわの腋が……そんなに舐めたかったのか……?」
あなたにベタ惚れして、その全てを捧げてくれているのだ。
ハンコックは両腕を頭の後ろで組んで――自身の腋の窪みを丸出しにする。
余分な脂肪が一切存在しないので、そこの窪みは普通の女とは比較にならないほどに深い。新鮮な湧き水を注げば、そこにあるのは”水溜まり”ではなく”湖”になるのだろう。一方でハンコックというのは、基本的に、だらしのないポーズを取ることは出来ない。傲岸不遜に、堂々と胸を張り――時には、相手を見下ろしすぎて見上げることもあるのだが――、一海兵のあなたのように、両腕を上にあげて背伸びをしたり、頭の後ろで手を組んだり、あるいは汗ばんだ腋をタオルで容易く拭いたりすることも出来ないわけであり――
そんな彼女の腋は、じっとりと――熱を帯びて、汗ばんでいるのだ。
フェチというものは、それが普通の女の悪臭であっても興奮を催すのだ。先ほどまでハンコックは、手をたっぷりと動かして、あなたの肉棒や、睾丸や、乳首を愛撫していたのだ。腕が動けば当然、腋には摩擦が生じる。熱を帯びて、汗が擦れて、異常なまでのフェロモンを放っているのだ。
ただの体臭ですら、男を虜にするメスが、脇汗をだくだくと垂らして――しかも、それをあなたに捧げる為に、両腕を頭の後ろに置いているのだ。鼻をピタリと近づけているわけでもないのに、そこから漂う”ぶっ濃いメスのフェロモン”に、脳味噌がクラクラとする。
「そなたが求めているのならば……っ♡わらわに命令すれば良い……っ♡
古来より妻というのは、婿に貞淑に仕えるもの……っ♪婿様のおねだりであれば、何でも素直に聞くのが良い妻なのじゃぞ……っ♡……わらわは、良き妻になれるように努力するから……っ♡
……わらわの腋を嗅ぎながら、果てたいと言うのならば……っ♡
わらわに……遠慮なく命ずるが良い……っ♡」
ハンコックは腋を丸出しにしながら、あなたに囁いてくる。
ボア・ハンコックという海賊女帝が――惚れた雄に必死に媚びながら、誘惑をしているのだ。彼女にとってきっとそれは、恥でも何でもないのだろう。自身の身体の全てに圧倒的な自信を持っている、極上の美女であるからこその自己肯定感。
あなたは”~~~~っ!”と、叫ぶように命令をする。
緊張で上擦った声色は、とても無様なもの。百年の恋でも冷めるようなそれは――しかし、あなたが初めて自発的に、ハンコックにおねだりをしたものだ。仮にあなたがハンコックから「あれをしてほしい」「これをしてほしい」と求められれば、とても嬉しくなるだろう。大好きで大好きでたまらない相手が、自分に何かを求めて、必要としてくれるのは幸福なことであるのだ。それは――ハンコックにとっても同じ。あなたが口にした、ともすれば変態性癖とも思えるそれを、彼女は嬉々として受け入れてくれて――
「……ふふっ♪構わんぞ……っ♡
わらわの腋をマスクにして……っ♡たっぷりと深呼吸して……っ♡
脳味噌をとろとろに蕩かせてやるからな……♡」
ハンコックは――あなたの顔面を、その腋で挟み込むのだ。
191センチの高身長。圧倒的な腕の長さが故に、対面座位でも困難な体位を実現させてくれるのだ。あなたの顔面を腋で抱え込み、その腕はあなたの後頭部へと回して――反対側の腕を掴む。両腕でぎっちりとホールドをしたヘッドロックだ。ハンコックの膂力があれば、あなたの頭蓋骨など容易く押しつぶせるのだろうが――彼女は力を調整して、あなたを「痛くも苦しくもないが、絶対に逃げられない」という形で拘束をしてくるのだ。
鼻腔をくすぐるのは、甘い果実の香りだ。
裕福な家柄で育ち、食後には甘い果実に舌鼓を打つ――という習慣はないので、知識は元々ない。だが――その香りの正体が掴めないのは、あなたの貧相な人生経験が故ではない。全身、雄を喜ばせるための極上の肢体をしているのがボア・ハンコックだ。嗅覚が敏感な男が「うう、この女の匂い、キツすぎて興奮しないぞ……」となるようなことがあってはならない。全ての雄が興奮をするような香りというのは、どんな調香師ですら生み出すことは出来ないのに――ハンコックのメスとしての高すぎる才能が、それを実現させられているのだ。
香水というのは、良い香りの裏に、ほんの少しだけ”悪臭”を混ぜている。
その悪臭が、良い匂いを際立たせるのだ。ハンコックの肢体も同様だ。同じ人間であるとは信じられないほど、甘く、格調高い花や果実の香りに溢れているのに――その奥にはしっかりと”汗臭い匂い”が混ざっているのだ。鼻をふんふんと動かして、頭の悪い犬のように匂いを嗅ぐ。ハンコックの腋で顔面を覆われているので、視界には何も移らない。彼女の二の腕の柔らかさだけが、あなたの顔に押し当てられているのだ。
「……どうじゃ?わらわの匂い……ふふっ♪
……そなたが嗅ぎたいと言うのならば……っ♡全て、好きにしていいのだぞ……っ♡
わらわの腋に留まらず……っ♡へそも、頭皮も……っ♡尻を割り広げて、肛門の匂いを嗅ごうとも……っ♡わらわは全てを受け入れるぞ……っ♡……婿様を喜ばせるのが、妻の役目……っ♡わらわの役目……っ♡愛しいそなたを興奮させて、子を孕むために喜ばせられるのならば……っ♡わらわの美しさは、そのためにあると思えるのじゃからな……ん……っ♡んん……っ♡」
ハンコックは嬉しそうに、耳元で囁いてくる。
彼女の全身から漂う濃厚な匂いは――嗅ぐ前からもう既に、肉棒を最大限まで勃起させる力があるのだ。へそだろうが肛門だろうが――そこから漂う魔性の匂いに、あなたという雄が絶対に勝てないことは容易に想像が付く。ハンコックはあなたの代わりに、腰を上下に振っていく。肉棒を歓待するための腰使いは、強く激しいものではない。緩く優しいものであるのだが――ハンコックの膣の締まりが良すぎる上に、深いまんひだがぞりぞりと肉棒を擦り上げていくのだ。その方が――あなたにとっては、途方もない快楽となってしまう。
「おまんこがめくりあがりそうなピストン」を、他ならぬハンコックが主導で行ってくれているのだ。彼女の膣肉があなたの肉棒に”ぶっちゅ~っ♡”と吸いつき、肉棒が抜ける寸前には、おまんこの肉があなたの肉棒に付いていってしまうに違いない。
ハンコックの柔らかさと匂いに包み込まれながら――ハンコックを妄想して、自慰行為をするかのような贅沢感。その全てを、彼女は肯定して受け入れてくれるのだ。我慢が――出来るはずもない。”それ”を口にすることは、あなたには絶対に出来ない。ボア・ハンコックという極上美女のおまんこに、生チンポをにゅっぷんと挿入するだけで、あなたという雄にとってはキャパオーバーなのだ。絶対に口には出来ないことも――しかし、ハンコックにはお見通しであり――
「……ふふっ♡
よいぞ……っ♡そなたの好きにするがよい♡」
神様があなたに神託を下してくるので――
”む…………っぎゅ~~~~っ♡♡♡♡”
「んん……っ♡んぐ……っ♡」
あなたは力一杯――ハンコックの乳房と臀部を、鷲掴みにしてやるのだ。
全身に力を込めるためには、ロープや手すりなどを握りしめる必要がある。ハンコックの柔らかな乳房と、豊満な臀部で――あなたは、それをやっているのだ。あなたが仮に全力でハンコックの身体に、殴打や蹴りを加えたとしても、それはマッサージにもならないだろう。海兵同士の喧嘩とは話が違う。十億ベリー級の海賊を相手にしたとき、寝込みを襲ったり、まぐれ当たりが起きたり――で勝てるわけは絶対にない。ハンコックが海楼石で全身の力を拘束されていても、そこに変わりはない。あなたが全力で乳と尻を鷲掴みにして、そこに指の痣が残ったとしても――彼女にとっては”大したことがない代物”であるのだ。
雄としての全力を発揮して、あなたは腕に青筋をピキピキと立てながら、乳と尻を握りしめる手に力を込めていく。ハンコックの身体を抱き寄せて、肉棒を最奥まで押し込んでいくのだ。長い脚があなたの太腿を跨いで、下半身の感触がピッタリと触れ合う。あなたの陰毛だらけの股間を、すべすべのハンコックの股へと――まるで、赤ちゃんのほっぺたにひげ面をジョリジョリと擦りつけるような背徳感と共に、押しつけていくのだ。射精を我慢するためには力を込める必要があり――その為には、息を止める必要がある。だが、やがて限界が訪れるのだ。息を吐き出して、酸素を吸い込むと、そこにあるのはハンコックの腋の甘い香りであるのだ。女性上位の体位に見せかけながらも――実質は、あなたの”ちんぽこを喜ばせるため”にハンコックがそんな体位を取ってくれている状況。脳味噌がドロドロと蕩けていき、下半身に堕ちて――それが尿道から吐き出されるような錯覚に陥るほど、濃厚な射精を――
”ぶびゅるるるるるる~っ♡びゅるるるる~っ♡どびゅどびゅ~っ♡”
”びゅ~っ♡びゅるびゅる♡どぷどぷ♡びゅるびゅる♡びゅるるる……っ♡”
”びゅぐ……っ♡ぶびゅるるるる……っ♡どぷ……びゅ……っくんっ♡”
”…………っ♡♡♡”
あなたは――ハンコックの膣内に解き放っていくのだ。
「ふぅ♡んん……っ♡う……っふぅ……っ♡」とハンコックはまるで、湯船に浸かったときのような、心地の良い喘ぎ声を漏らす。圧倒的な快楽に溺れているわけではない。ハンコックにとっては「まあまあ気持ちいい」程度の行為なのだろう。それでも、ハンコックに「まあまあ気持ちいい」を与えられただけで、男の子としてはこれ以上ない興奮になるし――何より、「その程度の快楽しか与えられない、雄としては低レベルなあなたが、ハンコックの膣内に精を解き放っている」という事実に、途方もない興奮が広がるのだ。
「…………っ♡」
ハンコックは、あなたの射精を”ぴ……ったり♡”と、まんじりともせずに受け止めている。
自分が今、誰の子宮に子種をぶちまけているのか――というのを、否応なしに理解させられるのだ。吐き出す先がちり紙であるのか、それともハンコックの子宮であるのか――それは男の子にとって、あまりにも大きな差であるのだ。今日のハンコックが危険日であるのかはわからない。女性の肉体というのは、腹の中に卵がいない時期に射精を注ぎ込まれても、孕むようには出来ていない。だが――ボア・ハンコックという極上美女に抱きしめられて、子種を受け止められている状況では、脳味噌は都合のいいことしか考えられない。「ハンコックは危険日であり、腹には卵を抱えていて――数億匹の精子が今はうじゃうじゃと、ハンコックの卵子を目がけて泳いでいる」と思えてしまって――それだけでも、もう一度精液を解き放ちそうになるのだ。
どれほどの時間、そうしていただろうか。
ハンコックの膣内に精液を解き放っている間も――、一段落が付いて、尿道の残り汁をびゅるびゅると出している間も――肉棒が膣内で萎びて、それを抱きしめられている間も――ハンコックは少しも動かずに、あなたに射精の余韻を堪能させてくれているのだ。性行為の奉仕方法というのは、様々なものがある。たった一度、肉体を重ね合わせただけで、相手の最も好むものがわかるはずもない。それでもハンコックは、生まれ持った極上の雌の才能であなたを”理解”したらしく――あなたを抱きしめながら、最後の一滴までを膣内で受け止めるのだ。
「……そなた♡
気持ち良かったか?わらわの身体が……っ♡
……このような幸福を味わえるのは、そなただけの特権……っ♡世界で最も美しいわらわの身体を貪り、味わい、堪能し尽くせるのは……っ♡わらわの婿となったそなただけの幸せ……っ♡
……なあ、そなた……っ♡
わらわと……結婚、してくれるか……?」
ハンコックはあなたの顔を見つめながら――
あなたに”プロポーズ”をしてくるのだ。
下っ端とはいえ、つい先日までは海軍に属していたのだ。そんなあなたが、アマゾンリリー皇帝であり、七武海の一人であり、海賊女帝のボア・ハンコックの婿となってしまえばどうなることか。あなたというのは、何の戦闘力もないただのモブのような存在。そんな男が――気苦労が多く、周囲から命を狙われる立場に身を置きたいはずはない。「ボア・ハンコックとセックスをした」というだけで――男達から嬲り殺しにされてもおかしくない代物であるのだ。
あなたという男は、本来ならば、そうしたプロポーズを断る側だ。
命あっての物種。ハンコックとのセックスを一度体験したのならば――その幸福を思い出として、残りの人生を慎ましく生きていかねばならないのだ。逃げられたハンコックならばともかく、それを逃がした海兵が一人、失踪した程度で、海軍は本気にならない。「もしかしたら、石像として海に捨てられたのかも」と思われて終わりだ。ハンコックの命を助けたお礼として、どこか遠くの島まで送ってもらい、名前を変えてひっそりと余生を過ごすのが――あなたの本来の正解であり――
「……わらわのこと……妻にしてくれるか?」
ハンコックが――頬を赤らめて、涙目で、天然100%で雄に媚びる顔色を見せてくれば――
”ぶんぶんぶん……っ!”
それはもう――樹木に穴を穿つ鳥の如き勢いで、首を縦に振るしかないのだ。
「……ふふっ♡
……ならば、そなたには伝えておかねばならぬのう……っ♡……わらわの過去を……っ♡
……んっ♡……随分と汗をかいておるな……っ♡湯浴みをしながらゆるりと話すとするか♡……なあに、時間はたっぷりあるのじゃ……っ♡
……ああっ、安心せえ♪わらわのような能力者は、湯船程度の水ですら力が出なくなるのじゃ……っ♡
……襲いたければ……そなたの好きなように、たっぷりと楽しめばよい……っ♪」
ハンコックはあなたの頭皮に顔を埋めて、すんすんと匂いを嗅いでくる。
極上美女の汗臭い匂いを敢えて嗅いで、興奮をする――とは意味合いが違う。あなたという矮小な雄が、汗をかいて、頭皮から悪臭を放つそれを――ハンコックは喜んで、すはすはと嗅いでくるのだ。これがもしも――死の間際に見る夢であると言われても、あなたは疑いを持たない。本当のあなたはあの日、海軍船の中で、ハンコックに石にされており――今は深い海底の中に投棄されていると言われても「ああ、やっぱりそうか」とあっさり納得をするに違いない。それでも――ハンコックに手を引かれて、風呂場へと連れて行かれる際に抵抗が出来るはずもなく、あなたは、肉棒をギンギンに隆起させながら身を任せるばかりであった。