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とある時代のとある街、代々続く貴族が治めるこの街にも革命の波が押し寄せていた。支配階級に対する被支配階級の暴動、それはどこからともなく起こると、瞬く間に広がりを見せるのだ。
支配する者とされる者、その関係が円満である保証などどこにもない。むしろどこかに小さなほころびが一たび起これば、それをきっかけに瓦解していく。
この街にしてもそうだ、年老いた領主が晩年に設けた一人娘、年頃の娘を可愛がるあまり、田舎の街の娘にしては煌びやかに着飾った娘は浮いた存在となっていた。それが段々と人々の不満に繋がっていき、革命の気運へと繋がったというわけだ。
何も領主が娘にかけた金で街の財政を圧迫しているということなど一切ない。むしろ領主が円滑な運営に努めた結果、財政はむしろ良好。だがそんなことは民衆には関係ない、その目には支配階級が被支配階級から搾り取った金を湯水のごとく浪費しているように見えた、ただそれだけの話なのだ。
そんな小さな綻びから起きた革命によって領主の一族・・・とはいっても領主とその妻、そして娘だけなのだが。その三人は屋敷を襲撃されると瞬く間に捕らえられ、革命の成功に湧く民衆の裏で幽閉の上、処刑の時を待つばかり。
ここで少しばかり、時代の変化の話をしよう。革命における元支配階級の末路というものは、決まって見世物としての処刑に尽きる。その方法は様々ではあるが、ことに斬首の上で首を晒し、それが女であれば身体を弄ぶのがよく見られる処刑というものだった。
しかし時代は移り変わり、処刑と言えど命までは奪うことはないとする風潮が広がった。すると処刑のそもそもの意味を突き詰めて、その理由を支配階級の血筋を断つことにあると結論付けた。
そうした結果考案されたのは、去勢である。去勢さえしてしまえばそれ以上にその血筋が続くことはなく、目的は達成される。その上、捕らえた元支配階級をも後の労働力として換算できるため、その説が提唱されてからは去勢による処刑が一般的になっていった。
さて、去勢による処刑なのだが、男性の場合は男性器を切り落としてしまえば終わり。だが女性の場合はそうはいかない、女性器は身体の中に収まっているため、単純に切り落とすことが出来ないからだ。ちょうどこれから娘の処刑が始まる、この世界における女性の処刑、去勢というものを見ていこう。
良く晴れた青い空の元、民衆の怒号が響き渡る。今日は前日の母親、そしてさらに前日の父親に続いて娘の処刑の日。年若く見眼麗しい、そんな娘の処刑の日を待ち望んでいたのは男ばかりではない。その美貌を妬む女や、単純にそう言った行為自体を好む女もいる。
この場に集った民衆は誰もがみな、娘の処刑を望んでいる。そんな娘は捕らえられる前と変わらずに、むしろ普段よりも着飾った姿で現れた。これから舞踏会にでも行くのだろうか、とでも問いかけたくなるような。しかし娘の手には手枷がはめられ、腕の自由はない。さらに首には鉄製の首輪がはめられて、先を行く男が引く鎖に繋がれている。
「さぁ急げ、聞こえているだろうこの声が、全員がお前を待っているんだぞ」
「待ちなさい、この靴では歩きにくくって・・・」
「お嬢様が人前に出るってんだ、恥ずかしくない格好をするのが筋ってもんだろう?」
娘は無理矢理に着せられたドレスに合わせるように、煌びやかな装飾の施されたヒールを履いていた。足元の整えられている室内ならともかく、石畳の上を歩くには向いていない。ときおりヒールが石畳に引っかかり足を取られ、そもそも男に引っ張られて自分のペースで歩くこともできない娘の足元はおぼつかない。
よろよろとした足取りで石畳を進んでいくと、街の中央に作られた広場へとやってきた。ここは普段なら住人たちの憩いの場、時には市が開かれたりなどするのだが、今の広場は処刑場、中央には急造したであろう木造りの処刑台が鎮座していた。
同じ場所で娘の両親も同じように処刑され、今日はついに娘の処刑。今回のこの街における革命の最後を飾るとあって、民衆たちの注目も集まる。処刑台と同じく木造りの階段を昇っていくと、一歩踏み出すごとに軋みながら踏板が歪む。明らかに作りの甘さの見られる処刑台、こんな粗末なものの上で父も母もが処刑されたのだと思うと情けなく恥ずかしく、そしてこんなものしか作れない民衆への憐れみを胸に抱えながら、その上へと娘は連れてこられた。
「ここに座るんだ、お嬢様の特等席だぞ」
「・・・っ、こんな下品で、野蛮な・・・!」
連れてこられた処刑台の中央にそれはあった。椅子にしては少しばかり不思議な形、それはそこに座った者の足を強制的に開かせるための枷だった。その理由というのも今回行われる処刑、去勢のため性器が良く見えるように、そして性器を切り飛ばしやすくするための為の形をしている椅子だ。よく見れば足を拘束する枷の間には黒い染みが見える、恐らく娘の前に処刑をされた父か母の血液が染みついたものだろう。それを目にした娘の背筋にはゾクリとした感触が走り、思わず身体も固まった。
「さてと、それではお嬢様にはこちらの特等席に座っていただきたいところだが・・・それより先に、お嬢様の姿を見やすくして差し上げなければ」
娘を引いてきた男が小さく手招きをすると、処刑台に刃物を持った男が昇ってくる。思わず後ずさりをする娘を鎖を引いて抑えると、刃物を持った男はそれを振り上げて、娘に向かって勢いよく振り下ろした。
「ひあ・・・っ、きゃ、嫌あぁぁ・・・っ」
その刃は娘のドレスを引き裂いて、娘の身体を露にした。年頃とはいえ発育途中の娘の身体は少女らしい少しむにっとした肉感を残し、それでいて膨らみかけの胸が少女が女になりつつあることを一見しただけで民衆に見せつけた。
「そう恥ずかしがるものではない、もっと見せていただかなければ!」
「や、やめなさい・・・っ、あ、ぐ、ダメ・・・っ!」
それほど自由の利かない腕でぼろ切れになりかけつつあるドレスを手繰り寄せる娘だが、そんな抵抗もむなしくドレスはまさしくぼろ切れとなって引きはがされて、娘はあられもない姿を晒す。
すっかりドレスを剥ぎ取られ、纏っているのは白の長手袋と白のタイツ、そしてヒールのみ。娘は手枷の付けられた腕で胸だけを何とか隠し、身体を小さく丸めて恥ずかしそうに顔を赤くする。刃物を携えた男は仕事を終えたとばかりに処刑台から去っていき、鎖を引いた男は恥ずかしがる娘を値踏みでもするようにニヤニヤとしながらその姿を眺めている。
「ほうほう、流石に領主様の娘様は、整った肢体をしておられますなぁ・・・それではお嬢様にはこちらに座って貰おうか!」
「あぐ・・・っ、そんなに引っ張らないで、痛いからぁ・・・っ」
鎖を引いた男は鎖がピンと張るほどに引っ張って、娘を引き寄せる。グンとひかれてよろけながら椅子へと連れていかれた娘、彼女はこれから自分が処刑されるその椅子を見つめると、男に押し倒されるように椅子へと押し付けられた。そして娘の首輪から延びる鎖は娘が逃げられないよう椅子に括りつけられ、逃げることのできなくなった娘の足も股を広げるように椅子に縛り付けられた。最後に残った腕も手枷に縄が結ばれて、手を挙げるように拘束される。ついに完全に自由を失った娘の姿に民衆たちは湧きあがり、辺りの空気すらもビリビリ震えるような感覚があった。
「それでは処刑を進めていこう・・・まずは切り飛ばすモノを出さなければ」
「きゃ・・・っ、や、やめなさい・・・!」
「やめるはずが無い、これから処刑される人間の言うことを聞くものか!」
男は娘の背後から股に手を伸ばすと、娘は抵抗しようと椅子の上で動き回る。しかし完全に拘束された娘の身体は椅子をギシギシと軋ませるだけで、娘に抵抗など許されていないのだ。
背後から延びた手は白タイツの上から娘の股を撫で、触れた瞬間に娘は身体をビクンと跳ね上げた。そして男の手は娘の股をスリスリと撫で、少し盛り上がったそこを民衆に見せつけるように揉みほぐす。
「さて、年頃から問題ないとは思うが・・・しっかりと慣らすに越したことはないからなぁ?」
「ん・・・、あうっ、なんです、何のつもりですか・・・」
「おや、年頃の娘さんがこれの意味が分からないと? これがうわさに聞く箱入り娘というものか、それはそれで楽しそうだ」
股を弄られる意味が分からないといった様子の娘、男にとってこの娘ほどの年頃の女がその意味を知らないというのが意外で、大事に育てられてきたのだろうと予想しつつ、その女を犯すのが自分かと思うと男の気分も盛り上がるというものだ。
対して娘は男の手によって撫でられる股に感じる不思議な感覚、お腹の奥がきゅっと締まる様な感覚に困惑しながら、普段なら到底人には見せないような姿を民衆の前に晒していることに覚えた羞恥が娘の身体を熱くさせる。さらには娘の無意識のうちに股は少しずつ湿り気を帯びてきて、白いタイツの股の部分にだけ濡れた染みが広がっていった。
「あう・・・っ、ん、うぅ・・・っ」
「若いだけあって反応は良い、それではいよいよ御開帳だ!」
「んな・・・っ、きゃあぁぁぁ!?」
股を弄られ、すっかり蕩けた様子で喘ぐ娘。その声はすっかり色を帯び、股の染みも広がっていった。その様子を見て頃合いだと判断したのか、男は娘の白タイツをがっちり掴むと力を込めて股の部分を破って見せた。その下に下着を履いていない娘の股、そこにある娘の割れ目は途端に民衆の目に晒されて、先ほどまでの刺激のためかヒクヒクと動いているのがよくわかる。
待ちかねた娘の割れ目の御開帳に、民衆たちも盛り上がりを見せる。しかし娘自身は突然にタイツを破られ、何が起こったのかも理解できないままで叫ぶばかり。湿った股に風を受けると途端にそこは冷たくなった。娘はそれを見下ろすと自らの身に起きていることを理解して、股を閉じようと苦心する。だが先ほどからも分かるように、娘の身体はすっかり拘束されている。娘は丸出しにされた自らの恥ずかしい場所を隠すことも叶わずに叫び散らかす。
「な、何・・・っ、ちょっと、やめて、隠して、隠しなさいよ・・・!」
「ご冗談を、これから民衆に見てもらう場所を隠すことなど出来ますまい」
「だって、こんな、恥ずかしい・・・っ」
「なんと、そう言うことなら・・・これからもっと恥ずかしくなる、今のうちに慣れておくんだな!」
「ひぃ・・・っ、ぎ・・・っ!?」
騒ぎ立てる娘を黙らせるかのように、男の手は再び娘の股へと延びる。先ほどとは違い、今度はそれを阻むものはない、男の手は娘の割れ目に延びるとそこをかき分けて、割れ目の中へと指を入れていく。突然の異物の挿入感に娘の声は詰まり、これまで体験したことのない感覚に困惑して、しかしこれまでに慣らされた為か身体には快感が走っていた。
「はう、あ・・・っ、身体の中に・・・!?」
「流石は生娘、締りが良いが・・・処刑の進行としては、あまりよろしくはないか」
「どういうこと・・・あぐ、ひ、ぎぃ・・・っ」
「ねっとりと責めるのも好みではあるが、そこまで時間を掛けられはしないのでな」
この娘に性の知識が無いのだとすると、娘は恐らく生娘だろう。そんな予感を肯定するように、娘の割れ目の奥は男の指ですらも挿入するのに手間取るほど締まっていた。それでも男は割れ目の奥を、娘の膣の入り口を無理矢理にこじ開けて指を挿入していった。そんな無理矢理な挿入に娘の快感は段々と痛みに変わっていって、先ほどまでの蕩けた声から一転して悲痛な声が耳を劈いていく。
「うぎぃ・・・、痛い、あが・・・っ」
「指だけでこれでは・・・処刑前に死んでしまうのではないか? 殺さぬようにと気を使って、この処刑を選んだのだがなぁ」
娘が藻掻く度に娘の膣は締まるが、男の責めは終わらない。それどころか挿入する指を一本から二本、三本と増やしていって、娘の膣をさらに広げていった。本当に娘はここを使っていないのだろう、柔軟性を欠く娘の膣を押し広げると娘の膣の入り口は少しずつ裂けていき、さらなる痛みと出血をもたらしていた。
「さぁまもなくだ、指の付け根まで入っているぞ」
「うあ、ああぁぁ・・・っ、痛い、痛いぃぃ・・・!」
男の言う通り、いつの間にか男の指は四本とも根元まで娘の膣内に収まっていた。今はその手をされにその奥へ、娘の中に手を挿入しようと力を込めて押し込んでいるところ。既に娘の膣は裂けてしまって、真っ赤な血がぼたぼたと滴り落ちている状態だ。
「おっと、一段と広がってきたな、もう少し・・・だ!」
「んお、ごぉ・・・っ!?」
娘の膣がミチミチと、音を立てるかのように裂けていく。そうすることで男の指はさらに膣の奥へと入り込み、ぐっと力を込めると一気に手首まで、男の手は娘の膣へと捻じ込まれるのだった。そのあまりの痛みと下腹部を貫くような衝撃に、娘は娘らしからぬ声を上げたかと思うと天を見上げて固まった。
「入口はともかく、奥は意外と柔らかいものだな」
「あが・・・っ、お、あぁ・・・っ」
固く閉じられていた膣の入り口とは違い、膣の中は意外なほどに柔らかく、男の手はするすると娘の奥へと入って行った。腹の中を弄られる感覚に娘は悶え、娘の身体が痙攣して跳ねるたびに膣も締まってうねる膣壁が男の腕を撫でる。
「具合が良いもんだ、もう少しでお目当ての・・・お、そう、これだ、届いたぞ」
「んひっ、んおぉ・・・っ!?」
男の手は娘の奥へと到達すると、そこにあるぷっくりと膨らんだ子宮口を突いた。娘が生娘ならもちろんそんな感覚も初めての事、驚いたような表情と共に声を漏らすと娘の腹もヒクヒクと上下している。
「コイツを引きずりだして・・・ん、なんだ、中々出てこないが・・・」
「あぐ、お、おぉ・・・っ、んおっ!?」
子宮口を掴んで娘の子宮を引きずりだそうとする男だが、ぬるぬると滑る子宮口をつまむのは難しい。男の指は娘の子宮口を撫でるだけ、ついに男は痺れを切らせたのか指を子宮口に突きつけると、その指を子宮の中へと捻じ込もうと押し込んだ。ぴったりキュッと閉じた子宮口はすぐには開かない、しかし男はそれでも無理矢理に、娘の腹を上から押さえて子宮が動かないようにしながら、子宮口に指を突き立てる。
「あ、が・・・っ」
「クソ、母親の方はすんなりできたってのに・・・お、だがしかし・・・」
「おほぉっ!?」
昨日の母親の処刑よりも手間がかかり、男も内心では焦っている。段々と荒々しくなっていく男の手、娘に挿入した手の人差し指と中指で子宮口をしっかりと押さえつけると、親指を子宮口の真ん中に押し付ける。そうすることで男の親指は子宮の入り口を捕らえ、ぐっと力を込めると親指は子宮へとブスリと挿入された。
「よしよし、このまま引き出せば・・・!」
「んあっ、な、あがあぁぁっ!?」
男はそのまま親指で娘の子宮をひっかけて、ずるずると身体の外へと引き出していく。ある程度体内で位置の固定されている内臓を引き出そうとしているためか、娘の身体はとにかくそれに抵抗して暴れていた。それほど出来がいいとは言えないものの、ここまで娘の身体をしっかりと押さえつけてきたこの椅子でさえ、壊れてしまうのではないかと思わせられる音を響かせていた。
「ここまでくれば、後は一思いに・・・こうだ!」
気合の一声と共に、男は娘の体内に挿入していた腕を引き抜いた。一気に引き抜いたその手は娘の子宮を携えて、娘の膣は裏返りながら身体の外へと引きずりだされる。女の股からペニスのように飛び出した裏返った膣、その先にある膨らんだ子宮口には男の指が挿入されたまま。
「ったく、手間かけさせやがって・・・ま、ここまでくればこっちのもんだ」
「うああぁぁ・・・あがっ、んおおぉぉっ!?」
男は娘の子宮から指を引き抜くと、股からぶら下がる膣を乳しぼりでもするかのように刺激し始めた。膣の中に眠っている子宮をさらに裏返し、それすらも体外に出そうというのだ。苦しむ娘を他所に、男は膣を股の付け根から子宮口へとぎゅっと絞っていった。すると娘の膣と子宮口はビクンビクンと蠢いて、膣の先の方に形が偏っていくと突然、娘の子宮口がぱっくりと開き、そこからきれいなピンク色をしたものが流れ出てくる。
「少し手間だが、この瞬間が忘れられない・・・そう、子宮が裏返って、出てくる瞬間が!」
「ひぎ、ンぎいぃぃぃっ!?」
ついに娘の子宮口は開かれて、そこから子宮が裏返りながら飛び出した。うねうねとした表面の膣から伸びる、すべすべとした表面の子宮。それはべしゃりと椅子の座面に投げ出され、体液を纏ってキラキラと光って見える。
「さぁ最後の工程だ、ここまでくれば苦労もない」
「あ、が、んおっ、ん、おうっ!?」
男は子宮を揉みほぐしながら、その内側にあるものを指の感触で探し出す。そしてすべすべとした質感の内側に感じたコリコリとした感覚、それを頼りにそれを子宮に空いた二つの穴目掛けて誘導してやると、それは連続してぽこんと子宮の中から飛び出した。それは娘の卵巣、赤ん坊の元を生産する場所、今回の処刑で娘の首の代わりに切り落とされる場所だ。
「よし良いぞ、持ってこい、ついにこの時が来たぞ」
これで処刑も最後、ついに娘を処刑するためのギロチンが運び込まれてくる。首を断つには小さいが、これは女性の卵巣を切り飛ばすためだけに作られた手製のギロチン、首を通す穴の代わりに卵管を通す小さな穴が二つ空いている。
そんな特殊なギロチンは大きく開かれた娘の足の間に設置され、その割には大きすぎる刃がゆっくりと吊り下げられていく。そして刃を釣り上げるロープが括られると、娘の卵巣がギロチンに仕掛けられていった。
「あ、が・・・はぁ・・・っ、う、あぁ・・・っ」
息も絶え絶えの娘は壊されてしまった自分の身体を見下ろして、それがまさしく切り飛ばされようとギロチンに設置されていることを理解した。だがそれを理解したとして、娘にはもう何をすることもできない。娘はただ自分が女である意味を、その理由をただ理不尽に奪われる瞬間を待つしかない。
「お嬢様、ついにあなたがお嬢様であることをやめる時が来た、これで悪しき血は断たれるというわけだ」
「うあ・・・はぁ・・・っ、う・・・っ」
恐怖よりも諦めのような表情で、娘はただただギロチンを見つめている。逃れられない運命、それをせめて受け入れようという精神的な防衛本能からか。そんな娘が少し面白くないのか男は娘を煽ってみるが、それもさほどは効果がない。民衆から今だ熱の抜けない今が処刑のタイミングだろう、男は諦めて短剣を抜くと、ギロチンの刃を釣り上げている縄を少しずつ、ゆっくりと、刃を前後させて切断していく。
「さて・・・お嬢様のお父上は最後まで騒いでいたが、お嬢様本人はどうだろうか」
「うあ、あ・・・嫌、いやあぁぁ・・・」
「おぉ、やはり少しは騒ぐか、まぁ処刑というのはそうでなくてはな」
少しずつ切断されていく縄、その度にゆらゆらと揺れるギロチンの刃。ついに自らの身体の一部が切り飛ばされてしまう、疲弊しきった娘と言えど、その恐怖は娘の胸の中に流れ込んでくる。ニヤリと笑う男も下品ではあるが、恐怖に震える娘を見て声を上げる民衆たちも下種である。
ぷつりぷつりと縄の繊維が切れていく、すると今度は刃の自重で縄の方から切れていく、もう止められない、その刃が落ちるまで長いか短いか、違いはそれだけだ。
「さぁお嬢様、一思いに行きたいかね、それとも自分の身体とのお別れはもう少し待った方が良いかね?」
「う、あ、あ・・・っ」
選べない、選べるはずもない、娘にはもう正常な判断力など残されていないのだ。切羽詰まった娘の表情に男は満足したのだろう、男は短剣を縄にぐっと押し当てると、それを力いっぱいに振りぬいた。
一気に切断された縄、それがぷっつり切れた瞬間にギロチンの刃は一気に落下、娘の卵巣をいとも簡単に切り飛ばした。切り飛ばされた卵巣は下に準備されていた桶にコロンと転がり落ちて、切断された卵管からは血液がどくどくと溢れてくる。既に体の感覚はおかしくなっているのか、娘本人は至って驚いたり、痛みに悶えたり、悲しむような様子はない。ただ疲弊しきった顔の娘の瞳から、涙がスッとこぼれていくのだけが見て取れる。それに反して娘を見に来た民衆たちは刃が落ちた次の瞬間には歓喜の声を上げ、ただひたすらに娘を惨めにしていった。
「さて、これで処刑は終わったわけだが・・・もう日も高い、昼時といったところか」
男は娘の卵巣が落ちた桶を拾い上げ、卵巣から少し伸びた卵管をつまんで持ち上げるとそれを民衆に見せた。それは悪しき血を生み出す汚れたモノ、それをこの世から消し去ることが出来たのだ、民衆からすれば嬉しいことばかりだ。そしてこの切り取られた卵巣だが、少し特殊な処理をすることとなる。
男は卵巣をひとしきり見せるとそれを桶に戻し、処刑台の下に待ち構えていた男、料理人に手渡した。その料理人は娘の卵巣に何をするかというと、ペティナイフで卵巣に軽く切れ込みを入れると、予め用意していたマリネに混ぜ込んでしまった。本来ならしばらく浸してから食べるのだが、これはこの場で食べなければ意味はない。
料理人は完成したマリネを男に渡すと、男はフォークでマリネの中を探る。そしてその中から卵巣を見つけ出すとフォークでブスリと突き刺して、それを器の中から持ち上げた。そんな卵巣を再び民衆に見せつけると男は、その卵巣を口に運ぶ。血抜きもされていない卵巣だが、マリネに浸したことで幾分かは食べやすい。そして今さっき切り取ったばかりの新鮮さはそれがこの娘の物であるという認識と相まって、至高の食材として男の身体に吸収されていくこととなる。これはパフォーマンスの意味合いの方が強いのだが、悪しき血を生み出す元を食べて処分するという理由付けがされている。
娘の卵巣を味わった男は再び器の中を探り、もう一つの卵巣を見つけ出す。それも自らの口に運ぶのかと思いきや、今度はそれを娘の口元に。娘は嫌がる様子を見せるのだが、それにも関わらす男はその卵巣を娘の顔に押し付ける。これは切り取った卵巣を本人に食べさせることで、罪の意識を強めるという理由付けからだ。もちろんこれは男の場合も適応されるのだが、娘の父親の場合は睾丸を二つとも本人に食べさせている。これは男の身体の一部など食べたくはないという至って身勝手な理由であり、しかしそれすらも認められるこの時代の異常さを物語っていると言える。
「さぁ喰え、そうでなくては・・・ほら、口を開けろ・・・!」
「んぐ・・・っ、んうぅ、んぐ・・・っ!?」
頑なに拒む娘、しかし男は手にしていた料理を投げ捨てると娘の口に手を伸ばし、その口を無理矢理に開かせる。そうして卵巣を口に無理矢理捻じ込んでやると、今度はその口を塞いでやった。
「んうぅぅ、ん、おえっ、おおぉぉ・・・っ、んぐっ」
娘は吐きそうになりながら、それでも閉じられた口ではそれを吐き出すことも出来ず、口の中に溜まった吐瀉物と共に飲み込むしかない。娘がようやく喉をごくんと鳴らすと男の手は口から外され、娘は口で殻を上下させながら呼吸を整える。
「あ、がっ、はぁ・・・っ、か、は・・・っ」
こうして処刑は幕を閉じ、娘はこれ以降の扱いが決まるまで再び幽閉されることとなる。ボロボロになった娘は元が良いとはいえ既に見眼麗しいとは到底言えず、引き取り手などいないのだが。
革命より数年後、街は新たに議会制で統治されることとなり、議員となった数人が権力を分け合う形、そのために常に対立し、いつかの貴族による統治よりも荒れた状態となっていた。
数年前、その貴族の処刑を担当した男も今では議員の一人。今日も対立が深まるばかりの議会に苛立ちながら、自らの屋敷へと帰る。
「おかえりなさいませ、ご主人様」
屋敷で男を出迎えたのは、例の処刑された娘。貰い手もない娘なら自分の好きにできるだろう、そう考えた男は自らその娘を引き取って、自らのメイドとして使役していたのだ。今では容姿も処刑前のように美しく、男が自分に侍らせるには最適ともいえる姿となっている。しかし、娘が徴用されるのはそればかりが理由ではない。
「んあ・・・ん、ご主人様、これで何回目、ですか・・・?」
その日の深夜、屋敷の寝室には薄明りが灯り、娘の喘ぎ声がこだまする。そう、娘は卵巣を切り飛ばされたことによって妊娠することはない、何度中に射精したところで問題はない。つまり娘は生きたオナホールとして男に変われたと言っても過言ではない。
「何度目かなど知るか、お前は俺が満足するまで腰を振っていればいい」
「あ、ぐ・・・は、はい、ご主人、様・・・ん・・・っ」
男が快感を得るための道具になり下がった娘、しかしそんな娘の所有者となった男はそれほど崇高な存在と言えるのだろうか。そんなことは考えるだけ無駄、今日も屋敷には男が娘に腰を打ち付ける音が何度となく響き渡るのだった。