あとがき
やっと終わった……自分で書いておいて何ですが長かった…
さて倍々世界、いかがだったでしょうか。
基本ルールは「1日に身長が1ミクロン伸びる。ただし次の日にはその伸びは倍になる」というものでした。バイバインしかり倍々ゲームのすさまじさはご承知の通りです。
本当にあっという間にでかく、作中じゃ半年もせずに宇宙よりもでかくなるんですが、意外にも「いや、巨大化遅いな……」ってなることが結構ありました。
序盤だと学校の中ですね。7月20日150cmから始まって、151cmになるのが8月2日、156cmが8月4日。この辺から伸び率が(一般的な人間としては)異常になってくるので、周囲と連絡が取れないように台風登場させて陸の孤島にしたり……
8月8日に254㎝になって、ようやく育人の存在が世界に知れ渡ります。一応ここまでは人間の範囲内。
それでここからは保護編。8月9日は360cm、8月10日には570cmと、人間の常識外の伸び率になっていきます。質量保存の法則とか完全無視ですからね。一応食事もまだ用意できる範囲ですが、それもあっという間に間に合わなくなります。
8月12日にようやく「身長の伸びが倍」というルールが判明し、育人の毒殺が決まります。ここが一応、人類と育人の対立の分岐点ですね。いや対立しなきゃ幸せな未来が待っているかというと別にそうではないんですが。
8月15日に一回黒焦げになって、でも死なずに復活して、そこで育人も察しました。核を使われても死ねないし、このまま際限なくでかくなっていくし、そしたら共存なんてできるわけない、と。「最後まで楽しむか!」はそういうことです。この辺は身長がちょうど数百メートルぐらいで書きやすかったですね。破壊もちょうどよい。
8月17日の野球部員たちを飲み込んだのも一種のけじめでした。たとえここで見逃しても、自分が際限なくでかくなればそのうち巻き込まれて死ぬだろう、そのくらいなら……という感じですね。
さて日本を出るとついに数千メートル級です。余談ですが最初国の名前とか全部ぼかそうと思ってたんですけど、途中で面倒になって色々出しました。
ここからが長いんですよ!!! いや、8000mになってエベレスト超えたらもう結構上限な感じするんですけど、地球って広くってですね……足が1kmになっても大陸面積が数千万k㎡だったりするのでなっかなか壊滅しない。もう人ともおしゃべりできないしなかなか孤独な破壊活動でした。
このあたりから「いやこれ終わんねえぞ」ってスピード上げた気がしますね。一応「ばいばい、世界」って地球食うところまでは決めてたのでそこに向けて爆走しました。何とか追われてよかった。文字数見たら9万字ですよ9万字。長すぎ。
書いてて思ったのは、やっぱぎゅーんって一気に巨大化するのがいいな~ってことです。ルールあるとそういう縛りが面白いケースはあるんですが、まあサイズフェチりたいなら自由な方がいいとは思いました。
とんでもない長編になってしまいましたが、いかがでしたでしょうか!?
完結したので「実はこうだったんですよ~」とか全然明かせるのでもし気になることあったら感想とともにコメントください!!