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第一の殺人

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第一の殺人
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…少々ナイーブすぎて鬱陶しい語りだったかな?

自分を物語の主人公だと思っていた女の見当違いの失望さ。

笑って見逃してくれよ。私の思春期は人より少々長かったんだ。

話を戻そう。

彼らは密会を重ねていった。

だがしつこいようだが、この問題は根本的に誰かが譲らないと終わらない。

名ばかりの会議と愚痴の応酬に近い密会は数ばかりを増やし、無為に時間が過ぎていき、彼らを焦らせた。

彼らにだって表の世界での仕事がある。

いくら余分に予定を開けてきたと言っても限度があるさ。

表の世界の権力闘争だって裏に負けないほど熾烈だ。

彼らの空席は時間と共に埋められていっていた。

この屋敷は電波も届かないうえ、定期便ぐらいしか外部との接触手段がない。秘密の親族会だから事情も話せない。

傍からすれば雲隠れと区別がつかない、そりゃ焦るだろう。

月の形が一巡りし、面の皮の厚い彼らも焦りを隠せなくなり始めた頃。

…そして憐れな私が自らの悲惨な運命を受け入れ始めた頃。

ばーんっ!

…とね、館に銃声が響き渡ったのさ。

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CG集予定の1枚となります。CG集発売直前の段階で非表示になる場合がありますので、お気を付けください。

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POSTEDFeb 27, 2023
ARCHIVEDJun 10, 2026