20XX年夏、因美山の「栗とリス公園」で令府第二●学校一年生の
女子生徒が、複数の男に襲われる事件がありました。
被害者は同校バトミントン部のHさんは、公園内で一人で部活の
練習をしているところ、見知らぬ男に「シャトルが当たった」と
言いがかりをつけられて、山の奥に連れていかれたそうです。
連れて行かれた先には、覆面を被った複数の男たちが待ち構えていて
脚をもって抱え上げるなどの暴行を受けました。
K察では、Hさんの証言から、少なくても一人は初めての犯行で
童貞であったとの見方をしており、
「最近、童貞を卒業した者がいないか?」近隣の聞込みをしています。
また、Hさんの体内から採取された体液からDNAも進められていますが、
不注意から体液サンプルを廃棄してしまったとの内部リークもあり、
捜査は難航しそうです。
「引き続き、Hさんから詳しい事情を聴取するとともに、Hさんとの
犯行の再現シミュレーションを署長自ら繰り返し、何かしらの手がかりが得られないか?捜査を続けていく」と述べています。
「(忘れなければ)一日一回の因美山周辺のパトロールをする」とも
宣言しており、卑劣な事件への署長の並々ならぬ執念が感じられる。
「どうなってるんだ?今夏でもう5人目だぞ!」
令府K察の会議室で喚いているのは、今春、赴任してきた副署長だ。
「はぁ、ただいま鋭意捜査中です・・・」
「どう見ても同一犯だろうが!容疑者の一人くらい浮かばないのか?」
「署員一同がんばっているんですが・・・」
やる気のない署員を前にして、新任副署長は顔を真っ赤にして
怒鳴っている。
「事情を知らない奴が、好き勝手言いますよね~」
「まぁ、みんな署長のところで捜査は行き止まりだからな・・・」
「今日もガイシャの娘と、再現シミュレーションだそうですよ。
署長もいい歳なのによくやりますよねw」
「まぁ、ロ●コンだからな!しょうがないwww」