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戦っているあなたがとてもかわいい

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戦っているあなたがとてもかわいい
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幼馴染同士のボクシング。 いつだって仲が良い二人がリング上で殴り合うことなどできるのか。 だが、むしろ親友だからこそお互い覚悟を決めれば全力でぶつかることができるはず。 ゴングが鳴る直前、侑と歩夢は若干浅い息をしながらコーナーの対角にいるお互いを見つめていた。 緊張していた。 幼馴染同士、これから殴り合う。 しっかり見つめあう二人はアイコンタクトで「全力でやりあおう」と合図した。 そしてついに開始のゴングが鳴る。 試合が始まり互いの拳が軽く走り始めると、二人ともスイッチが完全に入ったのか全力のボクシングが始まった。 緑のグローブが歩夢の顔面に、ピンクのグローブが侑の顔面に吸い込まれていく。 バンッ! 「んぅ…」 歩夢から放たれた鋭いパンチが侑の顔面を捉える。 その様子にピクッと反応する歩夢 「(あれ…何だろうこの気持ち……)」 闘志とはかけ離れた気持ちに違和感を覚える。 だが、その感情を探っている暇などない。 すぐさま反撃に侑のコンビネーションが飛んでくる。 バシッ!パンッ! 「くぅ…!」 交差するお互いのグローブ。 拮抗しているように思えたが、試合が進むにつれ歩夢の手数が侑を上回ってきている。 お互いできるパンチの痣にも差が出始めていた。 そして歩夢のアッパーカットが侑のガードを弾く。 一瞬だけだがのぞき込んだがら空きの顔面。 歩夢はその隙を逃さなかった。 ボゴォッ! 「ぷひゅ!」 強烈な歩夢の右が侑の左頬にヒットする。 頬から大量の涎が弾け、マウスピースがもこりと顔を出す。 侑の体がかかとを支店にして後ろに勢いよく倒れていく。 ズダンッ!と体を半回転させうつぶせにダウンする侑。 「う、うぅ、歩夢のパンチ……すご…い……」 息も絶え絶え、体力も尽きた侑はそれでも必死に立ち上がろうと四肢に力を入れる。 立ち上がろうと力を入れるたびに「うう…」と弱々しくもどこか艶めかしい呻き声が歩夢の耳に入る。 歩夢はダウンした侑の姿をじっと見つめていた。 侑のきれいな黒髪が乱れ、汗で蒸れた背中が荒い呼吸で上下している。 その後ろ姿を見て歩夢はいけない感情を抱いてしまう。 神聖なリングの舞台で抱いてはいけない性の感情が噴き出してしまう。 歩夢は息をあげながらも思わず口内に溜まった唾をごくりと飲み込み呼吸を整えようとする。 そして溢れた感情をこらえきれず声に出してしまう。 「はぁはぁ…侑ちゃん…侑ちゃん…!」 目の前にいるのは対戦相手で、今まさに自分のパンチによって倒れているいつだって一緒にいた幼馴染だ。 その事実に歩夢は性欲を抑えきれないのだった。 ------------------------------------------------------------------- skebでご依頼いただいたイラストでした。 ありがとうございました。 https://skeb.jp/@aimoto77/works/16
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POSTEDFeb 11, 2025
ARCHIVEDJun 10, 2026