続きます。
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p2 「予想通りです会長」
「この場所でこの大きさの倉庫を一介のOLが借りているのは明らかにおかしいからな。ここが奴の捕食場所だろう」
天喰先輩と倉庫に忍び込んで2日目・・・ようやくターゲットが現れました。
「よし、作戦通りやれ。卑怯だとか可哀そうだとかそういう考えは捨てろ」
「わ、わかりました」
「不測の事態に備えて天喰はサポートにまわれ・・・ん?・・・天喰?返事はどうした?」
p3 「あ、あの天喰先輩ならコンビニに行ったきり帰ってきません」
気まずい空気が流れます。
「そうか、やむをえん。作戦は中止だ」
静かな口調ですが会長は明らかに怒ってます。
「わ、私一人でも大丈夫だと思います」
「・・・いや、ダメだ。撤退しろ」
会長ならそう言うでしょうね・・・。でもターゲットを見てから私の心はすでに決まっていました。いえ・・・我慢できなかったが正しいかもしれません。
p4 ガゴン!
作戦通りブレーカーを落とします。
「おい!沙代里!待て!」
捕食者同士の戦いは先手必勝喰ったもの勝ち・・・奇襲はもっとも強力な戦法です。
「な、なんだ?停電?」
ターゲットの目が慣れる前に一気に捕食するのが今回の作戦です。
「こ、この感触・・・まさか・・・」
p5 ぱちぱちと音が鳴り照明が点灯します。
(ブレーカーが戻った?天喰先輩が帰ってきたのかも)
第3者の可能性もありましたが今それを気にする余裕はありません。
「だ、誰だお前!?」
ターゲットが叫びます。足をばたつかせて抵抗しますが時すでに遅しです。体の半分が私の中に入ってます。
p9 トレーニングのかいあってかすんなり呑み込めました。
(食べちゃった・・・私人間を・・・食べちゃった!)
人間を丸呑みにするともっと気持ちいいんだよ・・・天喰先輩の言葉を思い出します。
罪悪感はありませんでした。とにかくこの後が楽しみでした。
(大丈夫かな?私耐えられるかな?)
豚の時よりもはるかに気持ちいらしい・・・想像するだけで逝ってしまいそうです。
p10 「へぇ・・・驚いた。まだガキじゃん。まあいいや、いずれはアイツも喰うつもりだったし
お前も一緒に喰えば一石二鳥だわ」
突然声を掛けられ我に返ります。
「だ・・・誰?」
「これから死ぬ相手に名乗る必要もないだろ?」
ブレーカーを戻したのは天喰先輩じゃない・・・しかも捕食者だ。ターゲットは一人じゃなかった・・・見知らぬ相手に一気に血の気が引きます。