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「「「戸崎さーん、どこ行ったんですかー??」」」
ドンッ!!!ドンッ!!!
ビリリッ…ビリビリ…
全身を突きはねる強烈な振動。本能的な恐怖を掻き立てる揺れを感じた瞬間、また朝が訪れてしまったことを悟る。光の届かない、巨大建造物の裏の空間に逃げ込んでいた俺は、その振動で誤って頭を打たないように、必死で壁に手をついて耐え凌ぐ。
「「「早く始めるから、隠れてないで出てきてくださーい」」」
介護が始まった頃と比較して、比べ物にならないレベルの巨大音声が降り注いでくる。場を全て支配する轟音に耳を潰されれば、家の中でいくら逃げ隠れしても意味がないように思えてきてしまう。実際のところ、逃げ切れた試しは無かった。
もう、限界だった。
あの日からだ。広大なベッドにこっそり侵入したことがバレて、巨大な顔の前で虫のように叱られた日から。
担当の介護士に欲情して危険な行為に出る縮小患者は、"射精処理"の対象となるようだった。毎日、限界の回数まで射精を促すことで、性欲による危険行為を未然に防ぐという管理方法。
いくら辛くても、許容量を超えた快感に叫ぼうとも、もう一才手加減などしてくれないことは、この3日間で徹底的に分からせられた。自分の身体くらい太い指から逃げられるはずがなくて、二段階も三段階も格が違う存在に何もかも掌握されて、文字通り手のひらで転がされながら限界まで強制射精させられるのだ。
朝起きれば、必ず射精処理の時間がやってくる。それが恐ろしくて、怖すぎて、俺は今、超高層ビルのような巨大本棚の裏に隠れ、朝起きてきた上位存在に見つからないように虫のように隠れているのだ。
しかし。
「「「あ、見つけた」」」
ギロッ…!!
「ひいぃぃっっ!!??」
2メートルほどの隙間から、その隙間にすら入りきらない瞳が覗き込んできた瞬間、心臓が止まりそうになるくらい驚いてしまう。命を奪われるわけでは無いのに、あまりに巨大な存在に見つかったことで息が詰まって苦しくなる。
「「「はぁ…家の中で逃げても意味ないのに…。ほら、早く出てきなさーい」」」
厄介な患者をあやすような口調で、こちらに呼びかけてくる。もし捕まってしまえば、そのまま射精地獄が始まってしまう。俺は震えながら、本棚の裏と壁の間の空間から一歩も動かなかった。そもそも足がすくんで動けなかった。
「「「めんどくさいなー…。」」」
ため息混じりの声と共に、隙間から見えていた瞳が遠ざかり、そして。
ズズズッッ…!!ごそごそっっ…!!
「うわぁぁっっ!!やめっ……!!」
もはや一軒家を握り潰すことができそうなレベルの巨人の手のひらが、隙間の中に侵入してきたのだった。
バンッッ!!
「あ…ひ……」
腰の抜けた小人のわずか1メートル前に、手のひらが降ろされる。ぐぐっ…と指が開閉して指紋が擦れる音すら聞かされて。指の腹が軽く振り下ろされるだけで命を奪われそうな残酷な体格差に、また失禁直前でガクガクとへたり込んで動けなくなる。逃げるという選択肢が頭から消え去り、ただ目の前の手のひらに睨まれて天命を待つだけの、非捕食者的な思考に陥っていた。
「「「んっ……」」」
人差し指が、真上にかざされる。それは間髪入れずに、ゆっくりとこちらに降りてくる。指の指紋がくっきりと見える異常な距離感の中、俺は真っ白になった頭でそれを見つめ続けるだけだった。
ぐちゅっ……♡
水泡が弾けるような生々しい音は、小人の身体が弾ける残酷な音ではなかった。たっぷりの唾液でコーティングされた指の腹が上から押し付けられ、少し圧迫されたことでぐじゅっ♡といやらしい音が立てられたのだ。
ぐらっ…!!
「っっ!!?ああっ!!??」
その指が上昇した途端、自分の全身も指の腹に引っ付いたまま上空へ連れて行かれ始めたことに気づき、思わず叫んでしまう。軽く舐めて唾液がついただけの指の粘着力で、容易に地上から掬い出されてしまう自分の矮小さに恐怖する。抵抗しようにも気付けば地上10メートル以上の高さまで一瞬にして連れ去られ、もし暴れて落ちたら確実に無事では済まない状況だった。この唾液で濡れた指という命綱に祈って、縋り付くしか無くなってしまった。
激しい重力変化。
本棚の隙間の外のまばゆい光に晒される。
上に向けられた人差し指の腹の上で縮こまっていた俺は、もう地面すらまともに見えない、目も眩むような高さに晒されていることに気づいたのだった。
「「「はぁ…ほんと、困った患者だなあ…」」」
視界に押し付けられた巨大すぎる顔のパーツ一つ一つが、矮小な患者の愚かな行動への呆れを示していることは明白だった。
「「「何か言うことはないの??」」」
責めるような口調が恐ろしく、あまりの迫力に逃げ出したくなるも、上空の指の腹の上で逃げ場なんてあるはずもなく。
「い、いや、もう、やめてほし「「「まず朝の挨拶は?できる?」」」
簡単にこちらの声を掻き消す爆音に、自己肯定感がみるみる縮小していく。
「あ、う……おはよう、ございます…」
「「「はい、おはようございます。…今、自分がやったことは謝れる?逃げ出しちゃダメでしょ??」」」
「い、いや、でも…う……悪いとは、思うけど…」
「「「はぁーっ…」」」
むわぁっ…♡
呆れたことによる巨大なため息は、無意識に指の上の小人に群れ群れの吐息を浴びせかける。少し拗ねたような自分の態度が、年下の介護士に唾液の匂いがする息を吐きかけられるだけで、芯を失ってふにゃふにゃと崩れ落ちるような気がした。
「「「3日前に言ったよね?私に話すときは"倉見さん"と呼ぶこと。そして敬語で話すこと。…射精処理の教育の一環だから、ちゃんと守らないと」」」
自分よりも圧倒的に社会経験が少ない女に強いられる、あまりに理不尽な教育。"小さな身体で言いつけを守らずに動きまわる"という危険な行為を防ぐために必要な教育なのだと、3日前に聞かされた。年下の女に敬語で話さなければいけないという、以前の自分であれば絶対にプライドが許さないルールを、しかし神様のようなデカさの体躯を目の前にして強要されると、抵抗する気なんて怒らなかった。
「……くらみ、さま……今日は、逃げ出して、すみませんでした……」
「「「…別に様付けしなくてもいいけど……まあいいか……反省してる?」」」
「は、はい……もう、しません……」
悔しさで歯を食いしばると同時に、目の前の巨人の意にそぐわないことを言ってはいけないという緊張感で、プルプルと身体が自然と震えてしまう。自分が何を言っているかもよく分からなくなり始めていた。
「「「じゃあ、今日の射精処理を済ましちゃうからね」」」
気だるそうに宣告する倉見様。無慈悲に近づけられる、別の指先たち。あっという間に指先に絡めとられたら、慣れた手つきで小人用服が剥ぎ取られていく。むっちりやわらかな手のひらの上で子供のように全裸にされたら、もう倉見様の唇の中に親指と人差し指が入れられている。射精処理を円滑にするための唾液がたっぷりと指先に塗りたくられたら、
「「「四つん這いになって、股、開いて」」」
介護士様の命令が飛び、小人の身体は勝手に反応して自主的に犬のように四つん這いになり、股を開く。なんという慣れた言い方、手つきなのだろう。年齢からして介護士経験は少ないはずなのに、一体今まで射精処理をどれだけ行ってきたのか。倉見様にとって、俺に射精処理を行うというのは、今までも当たり前のように行われてきたルーティンワークでしかないのか。
ちゅぷっ…♡
にゅるにゅるの指先が自分の股を挟み込んだ瞬間、視界に火花が散るほどの快感が生まれる。
「あっ…♡♡!!」
ちゅぷっ、ちゅぷっ、ちゅぷっ、じゅぷっ!!♡♡
「あっ、あっ、あっ…!!!待ってっ…!!!♡♡」
何も言わずに指先を機械的に動かし続ける介護士様。何の感情も籠ってない指先の動きでも、小人患者にとっては脳が破裂しそうなほど強烈な快感となる。手のひらの上に這いつくばりながら、惨めな四つん這いの体勢でひたすら搾られる。家畜に対する搾乳を行うかのように、とにかく素早く中身を吐き出させることだけが目的の、業務的な指の動き。しかし巨大な手のひらの上で蹂躙されていること、指先に塗りたくられたよだれの匂いに包まれていること、そして今の様子の一部始終を倉見様に見つめられていること、その全てが被虐的な興奮を呼び起こしてしまう。
「ああああっっっっ!!!!」ドクドクドクッ……!!
「「「…………」」」ちゅぷ、ちゅぷ、ちゅぷ…♡♡
僅か20秒足らずで射精に至った患者を目の前に、しかし介護士様は何の反応も見せず指を動かし続ける。射精処理の目的は、今ある精液を全て外に吐き出させること。当然1回ではその目的は達成できず、射精直後の股間部に一切慈悲の無い指先の動きが襲いかかることになる。
「やめっ、あああっっ♡♡きもち、良すぎるからっッ!!!♡♡」
「「「…………」」」ちゅぷ、ちゅぷ♡♡
小人の絶叫なんて、介護士様からすれば施術中にキャンキャン鳴くペットの鳴き声にしか聞こえない。射精直後で敏感になった股間に気遣って優しくしてあげようなんて配慮が無いことは、この3日間で思い知っていた。どれだけ拒否しても、怒っても、泣いても、女神様の行動を変えることは不可能。全て倉見様の思うがままに、与えられた躾を受容する以外の生き方が許されていないのだ。
「ひっ、ううっ……!!!」どた、ばたっ…!
「「「………」」」
泣きながら、無理だと分かっていても、四つん這いのまま必死で指先の猛攻から逃げようとする。どこへ逃げても手のひらの上だと言うのに、それが無駄だと思考する能力が失われていた。そんな俺を特に叱りつけることもせず、逃げたつもりになっている小人の股を無言で摘まんで、ひたすらちゅぷ、ちゅぷっ♡と指先コキを永遠に続けるのだ。
「あぐぁぁっっっ!!!♡♡」ドクドクドクッ……!!
ちゅぷ、ちゅぷ、ちゅぷ…♡♡
もはや射精中の股間部であっても情け容赦なく指コキは続けられる。巨大な指様に縋りついてやめてください、やめてください、とうわ言のように泣きついても、その動きは一切止まない。そのうち、不用意に縋りついた俺に爪が事故的に当たってしまい、固い爪でビンタされた俺はもんどりうって倒れ込む。それを「「「………」」」と無言で目で追い、何も言わずに指で股間部を捕まえて、射精処理を再開されるのだ。
地獄は、たっぷりと20分間続き。
「げほっ、ごほっ、……うぅぅ………ぐ………」
全部で7回の強制射精を促された俺は、喘ぎすぎて喉は壊れ、全身の筋肉が痛み、涙で目は腫れ、もはや感覚がなくなった股間部を意味もなく手で押さえながら、大きな手のひらの上に転がっていた。
「「「これくらいかな……今日の朝は、7回、と」」」
そんな瀕死の人間を目の前にしても顔色を一切変えず、射精回数をもう片方の手に持ったスマホで入力する倉見様。その行動でより一層、この指コキが業務の一環であることを思い知らされる。性欲が空っぽになるまで絞り尽くされた後に、その行為が何の感情も伴っていなかったことを宣告される残忍さ。救いなどなく、俺はただ年下の女神様に片手間に拷問のような強制射精を促されただけなのだ。
「「「これから仕事だよね?分かってると思うけど、少しでも日中に勃起したら自分でも処理すること。…夜チェックして精液が残っていそうだったら、また強制的に処理するからね」」」
ズンッ、ズンッ……!!
恐ろしい言いつけを残して、日中の掃除業務に映っていく倉見様。もはや介護士の制服を着なくなり、生地の薄いTシャツと短パンというラフな格好で家の中を闊歩し始めた巨人の背中を見て。
俺は、体内で精液が生成され始めるのを防ぐ自信が無かった。
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倉見様は、射精処理の業務に時間が取られることを次第に面倒くさがり始めた。
じゅぷ、じゅぷっ♡♡
「あっ、あっ、ああっ!!♡♡」
「「「………」」」カタカタッ……
最初は、机の上に四つん這いにさせた俺を片手で搾精し、もう片方の手でパソコンのキーボードを打って資料を作り始めた。射精処理だけで朝の数十分の時間が取られるのが惜しいのか、必要な資料の作成を片手間で行い始めたのだ。
しかし片手でキーボードを打つ効率の悪さが気になったのか。その数日後には、俺は倉見様の人差し指に、ヘアゴムで括りつけられていた。
「「「………」」」カタカタッ……
ぐいっ、ずりずりっ♡ぎゅっ…♡
「ひぎっ!!??ぐっ…♡♡!!」
括りつけられた大木のような指がキーボードを叩くために折れ曲がったり、伸ばされたり。その動きに合わせ、ヘアゴムで緊縛された俺は、でっかい人差し指の中腹の指紋に強制的に股間をずりずりっ♡♡と上下に擦り上げられることになる。指ごと激しく上下に振られて脳がシェイクされ、必死に指にしがみつけば指紋が擦れる刺激はさらに強くなり、一切逃げ場はない。そして資料の内容を考える思考のためか、一瞬キーボードから指が話されると。
ぐいっ、ぐいっ、ずりずりずりっ♡♡
「あああんんっっ!!♡♡」ドクドクドクッ……!!!
意識的なのか無意識的なのか、倉見様が指の曲げ伸ばしの運動をし始め、それが指に捕らわれた小人にとっては強烈な刺激となって注ぎ込まれる。一切こちらを意識していない介護士様の顔を下から見上げながら。こんな仕打ちをされているにも関わらず、でっかい指に私物のヘアゴムで縛られて全く動けない情けなさがいつしか興奮に変わり、なんど搾り取られても股間が復活し、それを悟られて解放してもらえなくなる。
キーボードを打ちながらの射精処理は、1週間ほど続いた。
「「「うーん、今日は全然出てないな……指に慣れたのかな」」」
いつも通り指に括りつけられて射精処理が行われた後。3回の射精の後、10分間イっていなかったことを倉見様が気づいた。
「……う……あ……いや、もう……」
日々の射精処理の影響で、今日は3回の射精によって空っぽになった感覚があった。縛られたまま息を切らし、俺は倉見様に訴えかけようとするも、
「「「ちょっとやり方変えようかな」」」
3回という射精回数では許してもらえず、俺は指の牢獄から一旦解放される。そのまま指で挟んだ患者を顔の前に持ってきて、
「「「うーん……」」」
100倍の美貌を見せつけながら、思考する女神様。今日も泣き叫んで目をはらした全裸の患者に比べ、いたって平常心でその様子を観察する介護士。まるで立場が違っていた。
「「「んあ……」」」
ねちゃっ…♡♡
「………え……」
突然。目の前の唇が、いやらしい唾液音と共に開かれた。内部でため込まれていた熱々の吐息がぶわぁっ…♡と無意識に吐きかけられ、その熱量と濃い匂いだけで股間が反応し始める。
「「「…やっぱり。これでいこうかな」」」
その様子を観察されていたのか。何かを確かめたその唇が再び、
ぬちゃぁっ…♡♡
と開けられ、その奥に絶望するほど大きな赤い絨毯が、唾液まみれで鎮座している様子が見せつけられた。女神様のえっちなベロが、ぐにゃりと怪しく動いている。その周囲には真っ白で巨大な歯。俺の身体なんて容易に噛み千切ることができるであろう、巨大な臼のような歯が、ずらりと何本も並んでいて。生物的な本能として、絶対にその歯には近づきたくないと、脳も身体も警告してブルブルと震えてしまう。
その恐怖は、
「…え、……っっ、いやだっ!!!やめてぇぇっっ!!」
自分を挟んでいた指が、唇の洞窟に向かって近づき始めたことで、最悪の確信に変わってしまった。
「「「んあー……」」」
間延びした巨人の声は、まるでグミやガムを口に入れるかのような緊張感の無い声で。しかし小人にとっては、自分を容易に捕食することができる断頭台とも言える空間に、何の命の保証も無しで入れられようとしているのだ。もはや頭がパニックになり、今までにないほど泣き叫んで命乞いをする。
「倉見さまっっ!!おねがい、です、許してくださいっ…!!」
もはや患者と介護士の関係性ではなかった。自分の生活の全てを支配する女神様に、何とか許しを乞う。恐ろしい空間に入れられる恐怖を何とか伝えようとするも、当然愚かな患者の主張など聞き入れてもらえない。
むわぁっっ♡♡
にちっ…♡♡
もはや介護士様の顔は見えなくなり、世界は妖艶な唇だけとなる。ピンク色のぷにぷにベッドのような下唇と、形の美しい上唇。普通の体格差では絶対に見ることのない、強烈な至近距離での唇の光景は、想像を絶するほどエッチでいやらしいものだった。気づけば唇の内側に下半身から入れられ、蒸れ蒸れの口内空間の熱い空気に包まれて全身に鳥肌が立つ。唇を真上、真下から見るという異常な光景。…そして、凶悪な殺人兵器である巨大な歯に、上からも下からも睨まれている状況に気づき、
「へ…あ……う………」
ちょろちょろちょろっ……
介護され始めてから何度目か分からない、失禁をしてしまう。
そして。
「「「ん……」」」
むにゅぅぅっ…♡♡
ぐちゅぅ…♡♡
濡れ濡れ巨大リップが閉じられ、俺が首から下の部分をむちむちに挟みこまれ。頭部だけが、倉見様の唇の間から外の世界に出ている状態となった。
信じられない光景だった。唇の間からみる景色からでは、もはや自分を捕食した女神様の顔を見ることは不可能だった。上下に倉見様の唇のベッドだけが見えていて、後は机の上のパソコンが遠くの方に見えているだけ。唇と一体化してしまったような距離感で、もうキスとも呼べない、濃厚すぎる巨大リップの感触に、動悸が異常に早くなる。ねっとり甘く濃い唇の匂いに包まれながら、生きた心地がせず、容易に巨人に噛み千切られる可能性がある体勢で、その巨人が次に何をするかを待つしかない状況。
そして、
ねとぉっっ♡♡
「はぎっっ!!!♡♡」
にゅるにゅるっ、じゅぷっ♡♡
つぶつぶの巨大粘膜が下半身に絡みついた瞬間、生まれて初めての感触に悶え、叫ばされる。
「「「ん、ちゅぷっ、じゅぶぶっっ…♡♡」」」
「いやぁっ!!あああっっっ♡♡」
年下の女神様のお口の中で、矮小な下半身をキャンディのようにちゅぷちゅぷと舐め回される。ずっしり重い舌のしかかられては、下から股間部に這いよってにゅるんっ♡と、ざらざらした舌の表面を撫でつけられる。
「「「ちゅうぅぅっ♡♡」」」
「っっっ……!!♡♡」がくんっ……
そして倉見様が唇をすぼめれば、その間にいる俺は軽いギロチンをかけられたように、強く首を絞めつけられる。追って襲い掛かる強烈な吸引の感触は全身を刺激し、まるで自分の味を搾り取られて味わわれているような恐怖体験だった。自動的に身体がのけ反り、歯を食いしばって声が出せない。泣きながらも、訴えかける対象の顔すら見えず、巨大な唇という暴力的な存在を目の前にして抵抗が許されない。
「「「ちゅぷぷっ…じゅぶ…♡♡」」」
このまま身体中の水分を吸い取られて、吸い殻ごと飲み込まれる想像すらしてしまう。ゼロ距離で鳴り響くリップ音が鼓膜を破壊する。この世の終わりのような衝撃的な光景が、一人の女が唇でちゅーちゅー吸っているだけの行為で作り上げられているなんて考えたくない。俺は、圧倒的上位存在の女神様に襲われているのだ、だからこれは仕方のないことなのだ。
カタカタカタッ……
気づけば。唇の間から見えていたのは、倉見様が両手でパソコンを打っている手元の光景だった。
なんという残酷な効率化なのだろうか。患者を唇に咥えて射精処理を行えば、完全に両手がフリーになる。その傍らでパソコンで作業を行っているのだ。
一人の人間が泣き叫びながらよがっているのに、それは一人の介護士様がキーボードを叩きながら片手間で唇の運動を行っているだけで作り上げられた地獄。力の差があるなんてレベルじゃない。生きている世界が違う。命の重みが違いすぎる。手すら使われず、俺はこれから作業の片手間で、倉見様に射精処理を促されるのだ。
じゅぶっじゅぶっじゅぶっ…♡♡
ずりずりずりっっ♡♡
「ああああっっっっ……!!♡♡」
いつしかやわらかく分厚い舌先が股間部に密着し、搾精する目的でひたすら前後に動かされ始める。強制的に射精させるためだけに特化した動きは、俺に一切の休憩を与えない。常に暴発的な快感が脳に刻み込まれ、常に全身の筋肉が強張り、叫び、度を超えた刺激に五感がバグっていくのを感じる。とっくに何回も射精しているのに、生暖かい大量の唾液の海に飲み込まれて自分がまともに射精したかどうかもよく分からなくなってくる。
そんな地獄が繰り広げられたまま、介護士様は日常の業務をこなしていく。
「「「~~~♪」」」
フキフキ……ズンッ……ゴトッ……
俺を唇の間に捕らえたまま、部屋の掃除を始める倉見様。もはや倉見様の私物だらけとなった部屋を、慣れた手つきで掃除していく。支配者が歩くたびに唇がたぷんっ♡と揺れて、豊満な下唇に顔ごとキスさせられる。掃除をしながらも舌先の動きは一切止まず、ずりずりずりっ…♡♡とほぼ無意識に近い舌の動きで延々と射精地獄から抜け出させてもらえない。
「あ、あっ……うぅぅ…!!♡♡……っ…」
気づけば、視界の中に倉見様の全身が映っていた。一瞬何が見えているのか分からなかったが、どうやら洗面台の前にいるらしかった。若い女の化粧水や乳液で占拠された洗面台が、綺麗な雑巾で拭かれていく。唇の間からは、鏡に映った倉見様の全身が見えていた。
精神を打ち砕かれるような光景だった。鏡に映っているのは、本当にただの一人の若い女。ラフな部屋着をまとった女子大生にしか見えない存在なのに、その可愛らしい唇の中から僅かに顔を出している矮小な存在が、自分。彼女が巨大なのではなく、自分が小さすぎるだけ。彼女が特別なのではなく、自分が異常なのだ。…鏡による残酷な客観視は、俺が無意識に避けていた認識を無理やり押し付けてきたのだった。
その後も、倉見様の行動に合わせて景色は移り変わり。当然のようにトイレに入り、唇に挟んだ俺の目の前で下着を脱ぎ、巨大な滝のようなおしっこを見せつける。買い出しのために外に出る際は口の中に完全に幽閉され、泣き叫びながら唇を叩いて出ようとする俺を、濡れ濡れの舌で容易に圧し潰して黙らせるのだ。スーパーで買い物する若い女の口の中で、こんな地獄が繰り広げられているなんて、誰一人想像しないだろう。倉見様の歩行に合わせて、ちゃぷんっ♡とぷんっ♡と、口内に溜まった唾液の海が揺らいで音を立てる。俺は定期的にその海に突き落とされ、舌裏にのしかかられ、雑に擦り上げられるようにしごかれて射精させられ続けるしかなかった。
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「「「んあっ……♡」」」
とろーっ…♡♡
「…………」
次に口の中からティッシュの上に吐き出されたときは、もう涙も枯れ果てて瀕死の状態となっていた。
「「「うわ、すご……」」」
自分の唾液まみれになっている患者を見て、若干引いたような声を出す介護士様。
「「「…あ、そう言えば、戸崎さんに言っておくべきことがありまして」」」
今さら取り繕ったような敬語で、虫のように横たわる俺に話しかけてくる。
「「「今月分の引き落とし、できなかったみたいです。もう口座にお金、残ってないんじゃないですか?」」」
…そんな。そんなことがあるはずがない。10年以上も高給で働いてきて、貯めてきた貯金が。
いや、でも、毎月異常に高額な介護料を払っていて、今はほとんど収入も無くて…
えっちで残酷な、巨大な介護士様との生活に全ての意識を持っていかれ、金のことを全く気にしていなかった。
「「「なので、来月からは解約になってしまいますね」」」
「っっ…ちょ、待ってっ…!!」
唾液まみれのまま、焦って立ち上がる。…射精処理の地獄から逃げていたはずなのに、解約と聞いた瞬間に動揺する。今のこの身体で、一人部屋に取り残されたら。俺はどうやって生きていけばよいのか。
「「「…お金がなければ、入院もできないと思いますし…」」」
遥か高みから、倉見様が少しだけ笑みを浮かべる。
「「「そこで、提案があるんですけど」」」
「「「このマンションの部屋を私に引き渡してくれたら、継続して介護してあげますよ」」」
「……は……え……?」
「「「今、戸崎さんに残っている資産はこれだけですからね。…もちろん、その場合は正式な介護プランを契約するわけではないですよ。あくまで私が所有するマンションの家の中で、プライベートとして戸崎さんを介護してあげます」」」
言われている内容がすぐに理解できなかった。このマンションの一室を引き渡してしまえば、もう俺には何の資産も残らない。介護プランを契約するどころか、そもそも自分の家が無くなってしまう。
いや、でも、倉見様の家の中にいれるのであれば…。
え…。
その状況は、なんだ…?
ずいっ…!!
「ひぃっ!!!」
突然巨大な顔を近づけられる。わざとらしく、唾液に濡れた唇が接近してきて。
「「「この部屋で一人ぼっちで死んでいくのと、"私に飼われるの"、どっちがいい?♡」」」
囁くような声で、甘くむせかえった吐息を浴びせられるのだった。
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ズンッ…ズンッ……
「「「ほら、ご飯だよー」」」
べちゃっ…!!
「あ、う……」
今日も、頭上を闊歩する巨大なご主人様から、食べるものを恵んでもらう。
巨大な部屋の一角に置かれた段ボールハウスの中で、自分の生活は始まり、そして終わる。
ズンッ、ズンッ……
常に倉見様の巨大な生脚を見上げながら、立場の差を分からされる景色が見え続ける日々。
完全に倉見様の所有物となったこのマンションの部屋の中で、俺は幸運にも飼われ続けている。
一文無しになった俺を、一切の仕事が出来なくなった俺を、倉見様は飼ってくれている。
射精処理はしてくれなくなった。俺が性欲に任せて危険な行為に出ようと、プライベートの倉見様からしたらどうでもよいみたいだった。
誤って素足で踏みつぶしそうになったときも、特に気に留める様子は無かった。
名前で呼ばれなくなった。当然敬語も使われなくなった。
一人の若い女神様のような存在に、必要最低限の食べ物を恵んでもらうだけ。巨大な残飯を段ボールハウスの中に落としてもらうだけ。
たまにストレス発散として、口の中でめちゃくちゃに嘗め回されたり、吸い尽くされたり、女神様との接触は週に1回あるかないか、という程度で。
それでも俺は、倉見様の足元で生活できる自分の境遇を、
幸せだと感じていた。
幸せだと、思おうとしていた。
---終わり---