Skebにて描かせて頂きました!
若干学研の知育マンガ的な感じにしてますがある意味いつもの感じです!
かなーりお久しぶりなキャラクターが出てきてますが知らなくても問題は無いです。
やはり万能系変人博士は便利で良いですね
【以下、翻訳用イラスト内セリフ】
1・
8月下旬、夏休みの宿題ラストスパート
タケル「うう・・・問題集は何とかなりそうだけど
自由研究の事すっかり忘れてた・・・ど、どうしよう・・・」
夏休み中の少年
葛城 タケル
タケルの母「あら、どうしたのタケル。
解らない所でもあったの?おやつ持ってきたわよー」
タケル「あっおかあさん!ありがとう・・・!」
2・
タケル「問題集はもうすぐ終わるんだけど、自由研究が
まだ残ってて・・・もう時間も無いしどうしようかな・・・」
タケルの母「あー自由研究!去年はアサガオの観察だったっけ?
確かに今からじゃ観察もできないわよねえ・・・あ!」
タケルの母「だったらハノイちゃんに相談してみたら?
なんかそろそろ新しい発明が終わるって言ってたわよ~!」
タケル「ハノイおばちゃんに!?そっか!おばちゃんの
研究所なら何かあるかも!今から行ってくる!!」
3・
タケルの叔母(母親の妹)が
設立した研究施設、ハノイ研究所。
タケル「おばちゃーん!きたよ~!!」
天才物理学者(自称)ハノイ・カツラギ
ハノイ「おっタケル!」
ハノイ「待ってたぞ~丁度今、新発明のマシンもできた所だ。」
ハノイ「姉さんから連絡はきてるぞ!自由研究で悩んでるんだって?」
タケル「うん!それよりもおばちゃん!今回はその白衣何日洗ってないの?」
ハノイ「えっ私そんなに臭ってる??
・・・ちょっと着替えるからここで待ってなさい。」
4・
ハノイ・カツラギ博士は世界的な物理学者であり、優秀な発明家である。
特に数年前に発明した収縮機能や万能の環境適応を有した防護服を開発し、業界を震撼させた。
その防護服は現在人命救助や未開の土地の開拓、
更に医療の場などでも活躍し歴史に名を遺す程である。
その他色々な特許を持っており、自他ともに認める天才である。独身。
タケル「で、新しい発明って?」
ハノイ「うむ、それは・・・」
ハノイ「じゃーん!名付けて最強探査マシンGTX-08だ!」
タケル「探査マシン?どういうマシンなの?」
ハノイ「ふふーん。こいつはな。
私の開発した最強防護服のノウハウに更に色んな機能を施した乗り物だ!」
ハノイ「宇宙、水中、火山の中でも活動でき、更に収縮機能も付いているから小さな洞窟にも入って探索ができるってわけだ!何処でも冒険できるぞ~!
こいつでかるく深海探索でも行って、それを自由研究にするのはどうだ?」
5・
タケル「うう・・・いいアイデアだけど、もう夏休みちょっとしかないし、あんまり遠くには・・・」
ハノイ「・・・はっはっは。なるほど。
だったら近場ですご~く冒険にうってつけの所があるぞ~?」
一方その頃、タケルの家
タケルの母「えへへ~♪タケルがハノイちゃんのとこに行ってる内にとっておきのケーキ食べちゃお~っと♡」
タケルの母「人気すぎて1個しか買えないから普段食べにくいのよね~」
ハノイ「姉さん・・・相変わらず甘い物に目がないのか・・・」
6・
タケルの母「~♡」
タケル「ええっ!?紅茶の中に入って一体どうするの!?」
ハノイ「ふふふ・・・すぐわかるさ!それより揺れるから気を付けろ~」
ハノイ「さあ、冒険の旅にレッツゴーだ!」
7・
胃袋に落ちる音
8・
タケル「こ、ここは・・・おかあさんのお腹の中?」
ハノイ「その通り!
ここは胃袋だな。食べた物を胃液で柔らかく溶かして、
更に細かくして栄養を吸収しやすくするところだ。」
ハノイ「しかし見た所・・・姉さん・・・あんまりよく噛んでないな・・・」
9・
ハノイ「お、胃が蠕動し始めた!殺菌・消化した食べ物を
腸に送ろうとしているところだな!タケル、よく見て記録しておけよ~」
タケル「うん!写真もたくさん撮っておかなきゃ!
・・・すごい!ケーキももうドロドロになってる!」
ハノイ「ふむ、胃袋を抜けて十二指腸に送られて
きたな、ここから更に小腸に行くぞ!」
タケル「おー!すごい!理科の教科書に書いてあるとおりだ!
えーっと十二指腸・・・あった!今僕らはこの辺にいるんだね!」
10・
ハノイ「次は小腸だな!ここは胃で細かくした食べ物を更に細かくして、腸壁に生えてる柔毛で少しずつ栄養を吸収していく所だ。
ここは長いから今のうちにゆっくり記録しとけよタケル。」
タケル「へ~!柔毛ってへんなの!イソギンチャクみたい!
お腹の中って色々あっておもしろいね!」
11・
そして遂に大腸へ・・・
ハノイ「ここが大腸だな!・・・ん?」
タケル「わっ!おばちゃん、これってもしかして・・・」
ハノイ「ああ、ウンコだな。しかしこれは・・・」
タケル「あっそういえば!
おかあさん一週間くらいウンコ出てないって言ってた!」
ハノイ「・・・そ、そうか。いいか
タケル。大人になると色々あってウンコが出ない時もある。
そういう時は優しくしてやれ・・・」
12・
ハノイ「しかしこのままじゃ出れんな、ちょっと刺激を与えて・・・」
タケルの母「きゃっ!?」
ハノイ「う~ん・・・ダメだ。これは相当溜まってるな・・・
かといって火力を上げると腸を傷つけてしまう・・・」
タケルの母「うう・・・おならはいっぱい出るのに・・・
お通じは全然出る気配がないわぁ・・・」
13・
ハノイ「これはどうだ!」
タケル「わっ!これなに!?」
ハノイ「私特製の超強力下剤。
あと滑りを良くする油も混ぜてあるやつ。」
タケル「うわあ。」
暫く経過…
タケルの母「ゔっ!?」
タケルの母「こ、これは!久々のお通じ・・・!」
タケルの母「だけどなんかいつもと違うような・・・ゔ!?と、兎に角トイレに・・・!」
14・
便秘に道を塞がれるトラブルはあったが、
無事生還。
15・
後日。タケルの提出した自由研究【人体の不思議冒険レポート】は、
突入から脱出までの事細かな描写が評価され金賞を獲った。
タケルの母「あら~金賞!?すごいじゃないタケル!
ハノイちゃんにお願いしてよかったわ~!お母さんも
読ませてもらおうかしら!え~っと、おかあさんのお腹の・・・」
タケルの母「はい!?」
その日、タケルの母の怒号は町内に響き渡り、タケルとハノイは
顔を真っ赤にした彼女にしこたま怒られた。
その後、最強探査マシンはまたも歴史的発明となった。