Previous Post

小人の海に遊びに行く

Next Post
no preview
DESCRIPTION


小人の海に遊びに行く


「ねー海いこーよー」


 そうせがむ彼女は、ソファーに寝そべりながら俺の服の裾を引っ張りながら、ぶーたれている。

 彼女の名前は桐島彩花。肩まで伸ばした黒髪の毛先は軽い印象を与えて、瞳はくりっとしたエメラルド色、そして俺よりも一つ年下となる18歳だ。また、俺の彼女でもある。今は大学も夏休みでお互い暇を持て余しているので、俺は今こうして彼女に付き合って、一緒にテレビを見ている最中だ。


「なに言ってるんだよ、この時期どこも混んでるだろ」

「なんで?ダメなの?」

「人混みは好きじゃない」

「えぇ……じゃあ二人きりになれるとこならぁ?」

「あのなぁ……そんなところがあるわけないだろ」


 こんなやり取りをしていると、まるで兄弟みたいだが、一応恋人同士である。

 俺は心の中でため息をつきながら、またテレビへと視線を向けた。


「う~、信也のケチ~」


 ここまで文句を言うくらいなのだから、海くらい連れていったらいいのにと、人は思うかもしれない。だが、俺が頑なにも彼女を海に連れて行こうとしないのには訳がある。

 それは、他の男どもに彩花の水着姿を見られたくないからだ。


 俺と彼女は付き合い始めて半年になるのだが、今まで一度も海水浴やプールに行ったことがない。というのも、自慢じゃないが彩花のスタイルはかなりいい。身長は160センチ後半で、胸の大きさはFカップもある。腰回りもキュッと締まっており、お尻の形もいい。それに足の長さだってかなり長くて、モデル顔負けなのだ。

 ただでさえ、夏になって薄着が多くなるこの季節。彩花の隣を歩くと、すれ違う男たちのいやらしい視線が彼女に向けられているのが、嫌でもわかってしまう。

 彩花の身体は俺のモノでもないし、見られて減るものではないというのはわかっているものの、見知らぬ男に自分の彼女を観姦されるのは気分がいいとは言えない。

 そんな彼女がビキニなんか着てみた日には、より一層男たちの視線を集めるに決まっている。

 まぁ、本人は全くと言っていいほど気にしていないので、俺が気にしすぎなのかもしれないが……。


 しかし、当の本人は俺の悩みを知らずしてか、不満そうにしているのだから困ったものだ。

 すると彼女は、突然何か思いついたのか、ソファーから飛び起きると、俺の腕に抱きついてきた。その拍子に大きな胸が押し付けられる形になり、思わずドキッとさせられた。


「そうだ!じゃあさ、今度二人で旅行に行こうよ!」

「はぁ?何でそうなるんだよ……」


 突拍子もない提案をしてくるものだから、俺は呆れてしまった。


「だってぇ、このままだと今年の夏はどこにも行けない気がするんだもん……」


 俺の腕に抱きついたまま、その豊満な胸を使って腕を挟み込み、上目遣いでなで声を出しつつおねだりしてくる。


(ホント自分の武器をうまく使うんだよなぁ……)


 正直言って、めちゃくちゃ可愛い。こんな顔で見つめられたら、何でも言うことを聞いてしまいそうになってしまう……。

 だけどやっぱり、彩花の水着姿を他の誰にも見せたくない訳で、情けないがどうしたらいいのか、悩んでしまった自分がいる。


「ねぇ、どうしてそんなに行きたがらないの?海嫌い?」

「違うよ、アヤの水着姿を他のやつらに見せるのが嫌なんだよ」


 俺の言葉にキョトンとした表情を浮かべる彩花だったが、すぐに笑顔になると、さらに強く抱きしめてきた。


「もうっ、心配性なんだからぁ♡」


 そう言いながら、頭をスリスリしてきたり、頬にキスしたりして甘えてきてくる。その姿を見ていると、俺が海に行きたがらない理由も、満更ではなさそうだ。

 だが、そんなことよりも今は、より密着度合いが増したことで、彼女の体温をより深く感じ取ってしまう。そこまで体を重ねすぎると、俺の股間の男としてのシンボルが、ムクムクと起き上がってきて、ズボンの中で苦しそうにしてしまう。

 それに気づいたのか、彩花は悪戯っぽい笑みを浮かべると、今度はそこをズボンの上から指で優しく、フェザータッチで弄ってくる。柔らかくて弾力のある感触に刺激され、俺の股間がますます大きくなってしまう。

 そしてついに我慢できなくなった俺は、彩花の手を掴むと、強引に引き離す。突然のことに驚いている様子だったが、そんなことはお構いなしに、そのまま寝室へと連れて行くことにした。


 ベッドに座らせると、俺はその上に覆い被さるような体勢になった。

 そして、顔を近づけていき唇を重ね合わせた。最初は軽く啄むように、そこから彼女の唇をこじ開けるか如く、舌先を彩花の唇のなかに押し込んで行く。


「んっ……ちゅっ♡れろっ……♡」


 お互いの唾液を交換しあいながら、舌を絡ませ合う濃厚なディープキスをする。時折漏れる吐息混じりの声がとても艶めかしくて、余計に興奮を掻き立てられてしまう。

 しばらくして口を離すと、銀色の糸が伸びていた。それを舌で絡め取るようにして舐めとっていく姿が何ともいやらしい……。

 ホント俺の彼女で良かった。そう、心から本気で思ってしまう。


「あのさ…」


 彩花が口角から漏れ垂れた唾液をぬぐい、頬を赤らめたまま下から目線を合わせるように俺の顔を覗き込んできた。


「だれもいない海なら、いっしょに行ってくれる?」

「バカなこと言うなよ。そんな所あるわけないだろ」

「あるよ。私たちだけの海。邪魔する者もなにもない、キレイなとこ」


 何を言ってるんだ、本当に。行楽シーズン真っ只中の海で静かな所なんて穴場くらいしかないがそれを彼女が知っているとは思えない。もしかしたら、本当に穴場的な海水浴場を知ってるのかもしれないが、もしそうなら最初からその場所を言っているはずだ。

 まさか彩花がプライベートビーチでも持っているのか?いやまさか……、こいつは俺と同じで、そこまで裕福なんかじゃない。

 だけどどうして、俺の顔をじっと見据える彩花の瞳には、どこか確信めいたものがあるような気がしてならないのだ……。


「ふふん、信也のその顔、信じてないな~」

「そりゃまぁな」

「ふ〜ん、じゃあいいもん。ずっとお家に引きこもってるから!あ~ぁ、寂しい夏になるなぁ~」

「わかったよ!行くよ!」

「ほんと!?やったー!!」


 結局俺は折れてしまった。惚れた弱みというのは恐ろしいものだと思った瞬間だった。まぁ、彩花の水着姿を見れるのなら、悪くないかもしれないし、彼女の言う通りなにもしない夏休みというのもつまらない。

 俺の返事を聞いて、嬉しそうに目を細める彩花の笑顔がまぶしい。それに彼女が笑う度、釣鐘型の巨乳が揺れ動いて俺の目を離さない。そういえば、さっきまでいい雰囲気だったのを思い出す。


「なぁ、そろそろいいか……?」

「うん……」


 そう言って俺たちは再び口づけを交わしたあと、ゆっくりと服を脱ぎ始めた……。彩花の細やかな白い肌と可愛らしい下着が露わになる。

 はち切れんばかりに実ったたわわな胸を下着の上から両手で鷲掴みにして揉みしだいていく。柔らかい感触が手に伝わってくると同時に、彼女の口から息をつくような熱を帯びた淫靡な吐息が漏れ出してゆく。


「あんっ♡ふぁっ、あぁっ、んんっ♡」


 俺の手の動きに合わせて形を変える胸は、まるでマシュマロのように柔らかく、いつまでも揉んでいたくなる。

 しばらく続けているうちに、先端にある突起物が徐々に硬くなっていくのがわかった。その部分を重点的に攻め立てると、彩花はより一層甲高い声で喘ぎ始める。

 そんな彼女のブラジャーを外すと、ぶるんと音が聞こえてきそうなほど大きな乳房が現れた。先端にある乳首はすでにピンと勃っており、早く触って欲しいと主張しているようだ。それを見てゴクリと生唾を飲み込むと、右の乳首を口に含み吸い上げる。すると、口の中に甘い味が広がった気がした。

 左の乳首は親指と人差し指で摘まんでコリコリとした感触を楽しむようにして弄ぶ。その度に彩花は身体をビクビク震わせて反応を見せてくれる。そんな彼女を見ていると、もっと可愛がってやりたいという衝動に駆られてしまうのは当然のことだった。


(やっぱり彩花の水着姿は拝んでおきたいよな…)


 俺はそんなことを考えながら、今度は下の方に手を伸ばした。ショーツの中に手を入れると、そこはすでに濡れており、割れ目に沿ってなぞるように指を動かすだけで水音が響いた。その音を聞いて興奮したのか、さらに愛液が溢れ出てくるのがわかった。


(エロいな……)


 そう思いながら、クリトリスに触れるか触れないかぐらいのところで焦らすように動かすと彩花の求めてくるような声が一段と高くなった。


「あっ、やっ、んぅ……意地悪しないでぇ……お願いだからちゃんとさわってよぉ……」


 切ない声でおねだりしてきたので、望み通り直接触れてあげることにした。

 指先で優しく擦ったり、押し込んだりする度に彼女は気持ち良さそうな声を上げている。そしてとうとう限界に達したのか、一際大きな声で叫ぶと同時に背中を仰け反らせて達してしまったようだった。

 ベッドの上で肩を上下しながら息つく彩花の姿はとても艶めかしく、見ているだけでも興奮してくるほどだ。

 俺は彼女の上に覆い被さるように四つん這いになる。


「アヤが、何度も海行きたいって言うから、水着姿を想像して、こんなになってんだよ」


 そう言いながら、ズボンを脱いでパンツを脱ぐ。そこにはガチガチに勃起した男根があった。それを見た途端、彩花の目が釘付けになり、ゴクリと喉を鳴らす音が聞こえたような気がした。


「うん、いっぱい可愛いの着てくるから楽しみにしてていいよ♡」

「おう、期待しておくよ」


 俺がそう言うと、彩花は嬉しそうな表情を浮かべた後、妖艶な笑みを浮かべて言った。


「ふふっ、でもその前にまずはこれを鎮めないとね」


 と言いながら、俺のイツモツに手を伸ばし、見せつけるようにして上下に擦り上げる。それだけで腰が砕けそうになるほどの快感に襲われ、思わず声が出てしまう。


「ん、スッゴいおっきぃ♡」

「ああ、今日はガマン出来そうにないし、激しくしちゃうかもな……」

「やぁん♡激しいの大好き♡」


 その言葉を聞いた瞬間、俺の理性は完全に崩壊してしまい、本能のままに腰を振り始めた。そのまま俺は、彩花を犯すかの如く、激しく腰を打ち付けるようにして肉欲に溺れていった……。

 結局、その日は三発ほどヤッたところで体力を使い果たしてしまい、その後は身体中精液まみれにするまで汚してしまったのに、嫌な顔を見せないどころか、嬉しそうに微笑んでいるのを見て、改めて惚れ直して、彩花の胸に顔を埋めながら眠りに落ちたのだった。


***


 明くる日の朝。約束していた海デートの日。彩花に指定された場所で俺は待っていたのだが……。

 おかしい……もう待ち合わせの時間を過ぎているのに一向に来る気配がないのだ……。嫌な予感がしてスマホを取り出して電話をかけてみるが繋がらない……。何かあったのだろうか……。不安になってきた時、遠くからこちらに向かって走ってくる人影が見えた。それは間違いなく彩花だった。だが、その手にしている物体は何なのだろうか……?


「はぁ、はぁ、ごめん遅れちゃった……」

「気にするなよ、おれも来たところだし、それよりなにもってンだ?」

「あぁ、これ?転送装置だよ。今からこれで静かな海に行くんだよ」


 そう言って、手に持った機械を見せてきた。どう見ても小型のトランシーバーにしか見えないが、何を言っているのか理解が追い付かない。

 それに、パーカーとショートパンツをはいている彼女の服の隙間から見え隠れする水着が、俺の思考をさらに鈍感させてしまう。


「これの使い方確認してたら遅くなっちゃったし、さっさと行こうとよ♪」

「待ってくれ!ホントに大丈夫なのか!?」

「大丈夫、大丈夫!使い方はバッチリ教わってきたしねー」


 彩花は軽い調子で言いながら、手にしたトランシーバー型の転移装置とやらをテキパキといじり始めた。何をどうしているのか、こちらからはさっぱりわからないが彼女は自信満々といった様子だ。

 やがて準備が整ったらしく、俺に向き直るとニッコリと笑いかけてくる。その笑顔はとても眩しく見えた。


「それじゃ行くよー」

「おいおい、ホントにそれで移動できるのかよ?」

「んー、たぶん大丈夫!友達の友達の天才科学者が発明したんだって!テストにちょうどいいからって、貸してくれたの」


 それはつまり、俺たちが実験台にされているということじゃないか?そう言おうとした時には既に遅かった……。次の瞬間には視界がぐにゃりと歪んでいく感覚に襲われたかと思ったら、気がつくと見知らぬ海辺にいたのである。


 目の前に広がる光景を見て唖然としていると、隣にいた彩花がこっちを向いて、どうだと言わんばかりに胸を張っている。

 どうやら無事に目的地に到着したらしい。それにしても不思議な体験をしたもんだと思いながら、周りを見渡すと、確かにそこに広がるのは、透き通った青い海と白い砂浜。まかさか、本当に来られるとは思っていなかっただけに驚きを隠せなかった。


(まさかマジで行けるなんてな……)


 正直、半信半疑だったので驚いてしまったが、それよりも今は目の前の海を満喫したいという気持ちの方が強いので、細かいことは気にしないことにした。

 そんなことを考えているうちに、彩花は既に波打ち際まで駆けて行っていたので慌てて追いかけていく。


「おい、待てよ!」

「あははっ、早くおいでよ〜」


 そう言いながら彼女はパシャパシャと音を立ててはしゃいでいる。その姿を見ていると自然と笑みが溢れてきてしまう。


(やっぱ、可愛いなコイツ)


 そんなことを思いながら、俺も彼女の隣に並ぶようにして腰を下ろした。潮風が心地よく吹き付け、火照った体を冷ましてくれる。遠くに見える水平線を眺めながら、穏やかな時間を過ごすことができた。

 しばらくして、少し休憩することにした俺たちは、浜辺に腰をおろして、寄せては消えてゆく波打ち際でくつろいでいた。彩花は青色のビキニタイプの水着を着ていて、大きな胸が今にもこぼれ落ちそうな状態になっていた。それを見ているとムラっとしてきてしまう。

 ふと視線を下に向けると、白く柔らかそうな太ももが目に入った。触りたい衝動に駆られたが、なんとか我慢することができた。しかし、その代わりに己の下半身の一部が元気になってしまったようだが、彩花には気付かれてない様子だ。


「静かだね…」

「そうだな……」

「ねぇ、キスしようよ……」


 突然の提案だったが断る理由もなく、唇を重ね合わせるだけの軽いキスをした後、舌を絡め合う濃厚なディープキスをすることになった。お互いの唾液を交換し合い、歯茎の裏や上顎などを舐め回すように舐め回していく。その間もずっと抱きしめ合ったままだったため、体温や肌の感触がより一層伝わってきて興奮が高まっていった。

 それからしばらくすると、彩花は名残惜しそうに口を離した。その顔はすっかり蕩けていて、瞳は潤んでおり、息遣いは荒くなっている。その姿はあまりにも扇情的で、理性が崩壊しそうになった。


「もう、するの?」

「ダメか?」

「ううん、いいよ♡」


 彩花はそう言って、両手を広げてくる。俺はそれに応えるように覆いかぶさるようにして抱きついた。そしてそのまま押し倒したいが、ここだと体中砂まみれになってしまう。だからここらから少し上がった先の丘で、思いっきり愛し合おうと思う。俺は彩花を抱き上げ、お姫様抱っこで連れていくことにした。腕の中で恥ずかしそうに顔を赤らめている姿がとても可愛らしく思えた。


「なんだこれ……」


 丘の上に着くと、そこに広がるのはミニチュアサイズのビルや道路といった建物が所狭しと立ち並んでいた。

 模型にしては手の込んだ模型で、まるで本物のようなリアリティがある。しかしこんな大きさのミニチュアをそれもこんなに広い範囲で作る意味はいったい何なのか?俺はいったん彩花を降ろすと、周囲を探索してみることにした。腰ほどの高さしかないビルに近づいてみてみると、精巧に作られている反面、触っただけで壊れてしまいそうな程、繊細なようで触るのを躊躇ってしまう。こんな精巧な模型、壊したりでもして弁償させられたらとんでもないことになりそうだ……。

 だが、反対に彩花はそうは思っていないようだ。興味津々といった感じで目を輝かせながら街の中に足を踏み入れてゆく。模型のビルはたくさんあるにもかかわらず、彼女の腰よりも高い建物はほとんどあらず、張り巡らされている道路もまるで平均台のように細く、足を並べて歩けないほどの窮屈なもの。


「よっ、ほっ、よいしょ」


 彩花はビルとビルの間の細い道路を腰をひねらせながら、大きなお尻がビルにぶつからないよう器用に歩いていく。そのたびにぷるんっぷるんっと揺れる尻肉がなんとも艶めかしい。

 それでも、ミニチュアの道路は狭すぎるようで、その大きなお尻が、太腿が、ビルの外壁にぶつかって、ドカンとぶつかって外壁にめり込んでしまう。しかしながら、ミニチュアのビルの強度はさほど固くないのか、豪快に崩壊してしまうビルに対して、痛みを感じていないどころか、彩花の顔はどこか楽し気な表情を浮かべていた。俺は彼女と離れないよう、彩花がこじ開けてしまったビルとビルの間を通りながら後をついてゆく。

 その後、彩花は何度かお尻をぶつけ、ビルを倒壊させながらも、ようやく大通りに出ることに成功した。


「なんだこれ?模型か?それにしては本物みたいだ……」

「?これ全部、本物だよ?ほら」


 彩花は何を言っているのかわからないといった表情を浮かべた後、俺の手を引っ張ったまま、さらにミニチュアの街へと入ってゆく。そこには信じられないことが広がっていた……。

怪獣と化した彼女

「なっ!?」

「すごいっしょ?」

「ああ」


 俺の目に飛び込んできたのはありえない光景だった……。現実世界の100分の1ほどの縮尺で本物の街が広がっているのだ。

 高層ビルが立ち並ぶその下の道路には車が立ち往生して渋滞を引き起こし、歩道と思われる場所にはこのミニチュアに遭った大きさの人間らしき姿が多数犇めき合っている。しかも、そのビルのどれもが俺の身長よりも低いどころか、彩花の腰ほどの高さしか無い。 まるで俺たちが巨人になったみたいだった。


「小人の街?信じられないな……」

「言ってなかったっけ?小人の世界の海なら、誰も邪魔されないからさ。私たちだけの秘密の場所を作りたかったの。これで誰にも見られないよね?」

「そう……なのか?」

「えへへ♪」


 彩花は無邪気に笑いながら俺の腕に絡みついてきた。


「ねぇ、ここはね、私と信也だけの場所なんだよ?だからなにしてもいいんだから♪」

「おいおい、いきなりワープさせられて、着いたのは小人の世界で、俺たちは巨人になったりって、まだよくわかんねえけど、さすがにここにいる人たちと街を壊すのは不味いんじゃないか?」


 彼女の言う通り、ここが小人たちが暮らす世界で、俺たち巨人が触れるだけで、崩壊してしまう街だからといって、俺たちが壊し回ってもいい理由にならないはずだ。

 確かに虫みたいに小さくて、歩くだけでビルも道路も簡単に壊せるけど、同じ人間ならばそれは倫理的にも許されるはずもない。


 目の前の彩花は中層ビルが立ち並ぶビジネス街のなかにたっている。まるで膝下程度にまで生え伸びた灰色の雑草のなかに佇んでいるかのようだ。

 だが、それは本物のビルであり、今や彩花は街のあらゆる建物を見下ろすことができる巨大な塔のようだ。

 その足元には、小さな人間が忙しく走り回り、突然侵略してきた巨大怪獣の彼女から逃げようと混乱している。

 彩花はそれを見下ろしながら、微笑みを浮かべている。その光景はまさに支配者そのものだろう。

 彼女は履いていたハイヒールサンダルをゆっくりと持ち上げて、コンクリート製の地面に建ち並ぶビルに向かってゆっくりと足を振り下ろした。

 ドゴォッ!と凄まじい轟音を立てて、小人のビルは脆くも崩れ去ってしまう。


 「ほら見て、私が足をおいただけで小人のビルは壊れちゃうの……。ここでは私たち、怪獣も同然なのよ?」

「お前……自分が何をしてるのかわかってるのか?」

「もちろん、私はいつでも本気だよ?」


 そう言い終わるや否や彩花は目の前の住宅街に右足を突き出した。ズシィンと地響きを立てながら、住宅を押し潰してしまった。


「あははっ、やっぱり小さいね……。私のサンダルの下敷きになるなんて……。ちょっと動いてみていいかなぁ?」


 彩花は楽しげにそういうと、、右、左、上、前、後ろと踏みつけるように歩き始めた。彼女の動きに合わせて地面が激しく振動する。震度7クラスの大地震が発生して、建物は倒壊していき、人々は逃げることすらできずに地面にひれ伏すことしかできない。

 しかし、彩花はそんなこと気にすることもなく、ただひたすらに地面に群がる虫を潰すかの如く、楽しんで足を下ろしていた。彼女の歩みを止めることができるものはこの世界には存在せず、彼女の足跡だけが、ビルや道路と言った小人の生活圏を置き換えてゆく。


「ねぇねえ、信也もやってみなよ!クシャクシャ潰れて面白いよ?」


 俺は、罪なき小人を踏み潰して楽しむ非情な怪獣とかした彼女を前にして、何も言うことができず、ただ呆然と立ち尽くしていた。


「ねぇ、信也聞いているの?」

「え、あぁ……。楽しんでいるとこ悪いが、やっぱりこれは許されることじゃないだろ……。」

「……」


 勇気を出して彩花に破壊活動をやめてもらうよう、諭してみた。しかし、その反応は表情の消えた真顔と冷たい目で俺を見つめたまま黙り込んでしまった。

 その視線に耐えかねた俺は思わず視線を外すが、やはりいけない事だと考える。ここは、強めに言っても止めるべきだろう。

 俺は顔を上げ、彼女にもう一度やめるよう説得しようとした。

 だが、先に口を開けたのは、彩花の方だった。


「なによ!信也が、人のいないとこがいいって言ったから、一生懸命に探してきたのに!バカ!」


 彩花に怒鳴られてしまった。


「ごめん、悪かったよ。だけどこのままじゃこの街だって危ないかもしれないだろ?分かってくれよ。」

「もう知らない!!ムカついたから、この街全部ぶっ壊してやるんだから!」

「あ、彩花……」

「信也が悪いんだよ!?せっかくの好意を無駄にするから!」


 そう言い放つと、彩花は宣言通り足の回りにある中層ビルを片っ端から蹴り壊し始めた。彼女が蹴飛ばす度に次々とビルが崩れ落ちていく。その光景はまるで子供が積み木を崩して遊んでいるかのようだ。

 彩花は鼻息荒げながら、容赦なく破壊活動を続けており、足元で逃げ惑う小人など気にもとめていない。崩れゆくビルの瓦礫に押し潰されるか、20m以上あるサンダルに踏み潰されるか、彼女の回りの小人は皆悲惨な最後を迎えてしまう。


「ごめん、彩花……そっちの気持ちも考えずに、俺も悪かったよ。」

「謝っても許さないもん」


 彩花は頬を膨らませながら拗ねてしまっている。俺は素直に頭を下げたが、彼女はこちらを一睨みすると、フンっと顔を背けてしまい、そのままズカズカと爆音の足音を立てながら、街の中を侵攻してしまう。

 どうすればいいのやら……。そう思ってると、彼女がこちらを振り向いてきた。


「んフフ、このままだと、こわぁーい怪獣が小人の街、ぜーんぶ壊しちゃうねぇ」


 彩花はニヤリとした笑みを浮かべて、挑発的な態度をとって来た。

 こいつは俺に何を求めているんだ……。

 俺は考える。その時ふと思い浮かんだ。

 もしかしたら……。


「果たして正義の味方の信也クンは、この巨大怪獣ちゃんをとめられるのでしょうか?」


 やっぱりだ。彩花は俺と怪獣ゴッコをしたがっている。本物の小人の街のなかで。彼女の期待に応えたほうがいいだろうか、このまま彼女の機嫌を損ねたままだと後がめんどくさい。だからと言って小人を遊びで踏み潰すのは、ますます良くない。

 俺はどうすればいいのか、わからなくなってしまう。

 そんな優柔不断な俺にイラついたのか、彩花がさらにヒートアップして喋ってくる。


「いい加減にしなさいよぉ!早くしないと本当に壊しちゃうんだからね!?」


 彩花は怒っていてもかわいいな、と場違いなことを思いながらも、何とかしなければと焦ってしまう。


「わかった、それならこうしよう。俺たち二人だけで街を壊したりしないでここから出よう。」

「はぁ~、もういい、もう信也とエッチしてあげないんだから!」


 なんと言うことを言うのだろう、この子は……。数多の人間を踏み潰しておいて、頭の中には性欲のことしかないのか?


「ふぅん、目の前に可愛い女の子が誘ってるのに、手も出せない臆病者なんて知らなーい。一人で遊んじゃお🎵」


 彩花は再び背中を見せ、ズンズンと街を荒らし始め、手当たり次第に建物を蹴り飛ばしていった。

 既に周りには彼女によって壊された廃墟の山ができていた。俺はそれをただ見ていることしかできなかった……。

 しばらく歩いているうちに彩花の機嫌も治ってきたのか、いつもの顔に戻りつつある。いや、小さな人間を踏み潰して楽しんでいる、と言った方が正しいのか。自分の知らなかった彼女の一面に驚きつつ、それでも彼女を止めるにはどうすればいいのか考えてみてみるが、なにも思い浮かばない。


 彩花は、辺り一帯の建物を破壊しつくすと、今度は繁華街へと向かっていった。先ほどの郊外のビル郡や住宅街とは違って、様々な建物が立ち並び高層ビルも目につく(といっても俺達の肩より少し低いだけしかないのだが…)

 その中には当然のようにアリほどしか無い小人もいるわけだが、彼女にとってはそんなことは関係ないようだ。

 彼女はまず、正面にあった80mほどのビルに狙いを付けた。小人の街でも目立つほどの高層ビルなのだが、彼女の膝上までの高さしかないので、大怪獣とかした彩花の前では貧相な印象を受けてしまう。


「私を怒らせた罰としてこのビルは私のサンドバッグになってもらうから」


 彩花はそういうと、ビルに向かって勢いよく右足を大きく振り上げた。そしてそのまま力任せにビルに叩きつけた。ズガアアァンと凄まじい衝撃音が鳴り響き、ビルは一瞬のうちに粉々になってしまった。


「よっわぁwもっと頑張ってくれないと面白くないんだけどなぁ?」


 彩花は嘲笑いながら、反対側のビルにも向かう。このビルの屋上にハイヒールサンダルをのせると、今度は徐々に体重をかけていって、斜めに倒れゆくのを楽しんでいるようだ。


「ほらほら、女の子の足に倒されて悔しくないの~?」


 彩花は腰に手を付き、仁王立ちになりながら、傾きが酷くなった足元のビルを見下ろして満足そうな笑顔を浮かべている。

 ズドオオオォン!!!ついにビルが倒壊してしまった。倒れてしまったビルは、さらに隣のビルにぶつかり、2棟目も倒壊を始め、さらにもう隣のビルにもぶつかり、ついには5棟以上のビルがドミノ倒しのように倒壊してしまった。



「あははっ!ちょっと足をのせただけでスゴーい!!アヤ怪獣は強いなぁ♪」


 彼女は無邪気に笑いながら、足を小刻みに動かして、倒壊したビルの残骸をさらに細かく砕いて遊んでいた。


「さてと、次はどこに行こうかなぁ?」


 彼女は再び歩き始めた。彼女は目の前に見えたオフィスビルに向かってゆっくりと近づいていく。その大きさは100m以上もあり、彼女のみぞおちあたりの高さがあった。


「それじゃお待ちかねの?ここで壊してあげま~す♪」


 彼女はお腹ほどのビルを見つけて近寄ると、なんとその屋上に自分の胸を乗せてしまったのだ。

 ズンッ!という地響きと共に彼女の乳房の下敷きになった高層ビルの屋上と上層部は完全に押しつぶされてしまった。彼女の巨大な乳肉が覆いかぶさったことにより、頑丈なはずのビルはその乳房を支えることなく、崩壊してしまったのだ。しかしそんなことなど気にすることもなく、彩花は自慢の大きなおっぱいを使ってビルを押し潰していく。

 ズシッ!グシャ!ベキィ!メキッ!バギイ!と悲鳴にも似たコンクリートが粉砕される音が、上空に響き渡る。


「えへっ!潰れちゃいました!これでもう使えませんねぇ?」


 彩花は嬉しそうに、ビルだったものを水着に覆われた胸で蹴散らしながら、その上階の残骸を乳ビンタで、撒き散らしてゆく。

 俺はそんな彼女をただ見ていることしかできずにいた……。

 あっという間に彼女の腰ほどにまで小さくなってしまったビル。


「あはっ、なんだか椅子みたい!」


 そう言うや、小さくなったビルを跨ぎこすと、腰を下ろし始めたのだ。まさかホントに座ってしまうつもりなのか?そんなことをしたら、あのビルだけでなく、周りの建物も一緒にぺしゃんこになってしまうではないか。だが、そんな心配をよそに彩花はどんどん座り込んでいき、やがてその巨尻の下には瓦礫の山だけが残されていた。

 その光景を見ていた俺は愕然としていた。いくらなんでもやりすぎだろう……。俺はすぐにでもやめさせようと声を上げることにした。

 だがその時ちょうど彼女が立ち上がったことで遮られてしまった。


「へぇ~、口では偉そうなこと言ってても、体は正直なんだね」


 彩花が指差したのは、俺の股間だ。俺は自分の物を見下ろすと、信じられないことになっていた。なんと水着の上からわかるくらいに勃起してしまっていたからだ。彩花に指摘されてようやく気づいた俺は慌てて両手を股に当て隠そうとするが、時すでに遅し。

 彩花はニヤリとした笑みを浮かべながら、俺に問いかけてくる。


「かわいそう~なんて言ってるくせに、水着姿の女の子が街を壊してコーフんしてる~」


 彩花は俺のことを煽るようにわざとらしく言ってくる。俺は恥ずかしくて何も言い返せない。すると彩花は急に真面目な表情になると、こちらに歩み寄ってきて、俺の手を掴むと引っ張るとぴったりくっ付けてきた。


「私も、信也に見られてドキドキしてるよ♡」


 爆撃を受けたかのように破壊され、黒煙が立ち上る街のど真ん中で、高層ビルよりも巨大な半裸の男女が抱き合う。興奮した鼓動は早く、強く、脈打っているのが、お互いの胸を通じて伝わってくる。その力強さは、巨人たちから逃げる小人の悲鳴や街のサイレン音が聞こえなくなるほどだった。

 彩花はその豊満な肢体を押し付けながら耳元で囁いた。

 それはまるで悪魔の誘惑のように甘く蕩けるような声で……。


「さっきの続き、しよ?」


 彩花は顔を近づけ、そのまま唇を重ね合わせた。柔らかく弾む感触と鼻腔に広がる甘い香りに頭がクラリとする。

 何度も角度を変えながら啄ばみあうようにキスを続ける。次第に深くなっていき舌同士が絡み合い唾液を交換していく。

 彩花の小さな口から伸びた長い舌先が俺の口腔内に侵入してきて俺の歯茎や上顎の裏などを犯し尽くしてくる。

 俺もそれに応えるようにして彼女の小さな口に吸い付く。互いの口内で激しく暴れ回る二本の軟体動物のような生き物が生み出す快感に理性が吹き飛びそうになる。

 俺は彩花を抱きしめるとさらに密着度を高めるために、彼女の背中を撫で回す。滑らかな肌の質感に酔い痴れながら、彼女の胸に手を伸ばす。

 俺は彼女の大きな膨らみの柔らかさを堪能するように揉んでいく。手に収まりきらずに溢れ出してしまうが、その贅沢な大きさと重さが、手に触れることが出来て気持ちがいい。彩花は艶やかな吐息を漏らし、ビクンと反応している。

 彩花は目をトロンとさせており、気持ち良くなっているようだ。

怪獣彼女のご奉仕

「えい!」突然、彼女は可愛らしい掛け声とともに俺を押し倒してきた。

 ずどおおおおん!!!背中から倒れこむと、地面が大きく揺れ動きビル群が次々と倒壊していった。

 背中越しにいくつもの小さな建物を潰してしまった感触が伝わるが、もう小人を気遣う余裕はなかった。

 彩花は仰向けになった俺の上に四つん這いになって乗っかってきた。そして、彼女はそのまま俺の股間に手をかけ、ズルんと水着を脱がしてしまう。


「わぁお……すごいことになってますね……♡」


 彩花の目線は、大きく膨れ上がり反り立ったペニスに向けられていた。


「小人の街を壊してこんなに興奮してたら、どっちが怪獣かわかりませんな~」

「あぁ、今から、可愛い怪獣に襲われると思うと、楽しみで仕方ないよ……」

「ふふ、がおー♡凶暴なおちんちんは、アヤ怪獣が食べちゃいますよ~?」


 彩花はそういうと大きく口を開けて、俺のモノを飲み込む勢いで迫ってくる。俺の視界には彼女のピンクの粘膜で覆われた喉奥が映っていた。あと数センチもすれば彼女の熱い口内に迎え入れられてしまう。

 彩花の呼吸に合わせて動くそこは、俺のモノを呑み込もうと待ち構えているようだ。


「はむ♡」


 彩花の温かい口の中で俺の亀頭部分が包まれる。彼女の柔らかい舌が鈴口を刺激して思わず情けない声を出してしまう。

 彩花は、その敏感な部分を刺激するのを止めようとはしなかった。むしろ、快感に悶える俺の顔を見て、もっと刺激しようとより一層、舐めまわす速度を上げていった。

 ぐちゅ……じゅぽ……と淫靡な水音が彩花の口の中から聞こえる。

 彩花は器用に裏筋をチロチロと責め立ててきた。その瞬間、陰茎に更に血液がドクドク流れ込んでゆくのを感じた。全身の血液が下半身に集まっているかのようだ……。彩花は、一度、亀頭の部分を解放させると今度は、竿の部分まで飲み込み始めた。彼女の温かくヌルついた舌が生暖かい唾液を肉棒にコーティングしてくれるかのように舐め回してくれる。

 しかし、その快感も一度離れてしまう。彩花がフェラチオを止めて、顔を上げたからだ。


「せっかくなので、怪獣らしいことして気持ちよくしてあげるね?」


 彩花はそういうと四つん這いのまま、移動を始めてしまった。向かった先は、先程、ビルを踏み潰した場所だ。彩花はそこで止まると何かを探し始め出した。そこはちょうど小人の駅があったらしく、たくさんの小人が逃げ出すために駅に集まっているようだ。

 だが、悲しいことに電車は俺たち巨人が歩き回った振動と、街を踏み荒らした際に線路も踏みつけてしまったようで、使い物にならなくなっていた。そのため彼らは仕方なくバスで逃げようとしているのだ。だが、そんな小人の努力むなしく、巨大な彼女に目をつけられてしまった。


「みぃつけたぁ♪」


 彩花は小人たちを見つけると嬉しそうな声を上げて、小人の駅にゆっくりと近づいていく。

 ズシン!ズシィン!と地響きを立てながら近づいてくる巨人の影に怯える人々。中には巨人に『こんなことをしていいと思ってるのか!』と怒声を上げているものもいる。だがそんなことはお構いなしに彩花は小人の群れの中に足を入れた。

 青い水着から伸びる70mオーバーの長い脚が小人の駅舎を容易く跨いで、4線以上が乗り入れる大型の駅を脚の間に挟み込んでしまったのである。

 そして、当然のごとく膝を折り曲げ、しゃがみこんでしまえば、駅周辺は彼女の白い太腿によって完全に包囲されてしまう。


 彼女のあまりの巨大さに、呆然と立ち尽くすしかない彼らに向かって彩花は次の獲物を見つけたと言わんばかりにニヤリと笑うと、駅の屋根に手を掛けた。

 バキバキ……。段ボールの箱を開けるかのように、小人の駅の屋根は簡単に剥がされてしまう。駅の中には来ることのない電車を待ち続けた小人が犇めきあっている。


「小人の皆さん。私は怪獣なので、これから皆さんを捕まえて、遊んじゃいます。頑張って逃げてね♪」


 そして彩花は「がおー」と可愛く言いながら、両手を顔の隣に上げて小人に襲いかかるようなポーズをする。彩花の胸がぶるんと揺れる。俺から見たら可愛らしい姿でぐっとくるが、小人からしたらたまったものじゃない。

 シロナガスクジラよりも巨大な巨人が、自分たちを捕まえると宣言しているのだ。

小人の反応は様々で、逃げ惑う者、腰を抜かして動けなくなるもの、中には彩花に助けを求める者もいた。


 彩花はその中へ無造作に手を突っ込むと、指先で小さな人間たちを掴み上げていく。まるで昆虫採集をしている子供のようにキャッキャとはしゃぎながら、何十人もの小人をまとめて掴み上げるともう片方の掌に載せてゆく。

 しばらくその動作を繰り返して、すぐに両手のひらがいっぱいになるまで小人を捕まえて満足そうにしている。

 一方、捕まった人々は逃げ出したいが、綾香の手の位置は彼らから見て50メートルは優に超えているので、上空の監獄と化した掌から逃げ出そうとしても、逃げ場などなく、諦めているようだ。

 彩花はそんな彼らのことなど気にすることもなく、俺の方に捕まえた小人達を自慢げに見せびらかした。こんなに捕まえたぞ、と言わんばかりの表情である。

 そして、彩花は両手の平に乗せた大量の小人を見下ろすと楽し気に話しかけた。


「んふふ、怪獣に捕まった君たちは私のオモチャだよ?これからどうするか分かるよね?」


 彩花は俺に問いかけながら、舌なめずりをして小人たちを挑発するように見下ろしていた。

 俺は、彩花の意図を理解してしまい、その残虐さにゾクっとした。だが、反対にこれから彼女が俺にしてくれるだろう行為にどこか期待してしまっているのも事実だった。

 彩花は寝そべったままの俺の股間に座り込むと、俺のモノに手にした小人をばらまき、両手で小人ごと掴み始めた。

 亀頭部に振りかけられた小人のこそばゆさも気持ちがいいが、綾香の指先の感覚の方が刺激的でビクビクと反応してしまう。

 彩花はそのまま俺の亀頭部を優しく握ると塵のような小人を追いやるように動かしてきた。小さな人間が、巨大な女の手に巻き込まれないよう逃げ回っている。その光景はあまりにも現実味がない。

 しかし、小さな人間が俺の敏感な部分を駆け回っていることは、その刺激から明らかであり、哀れにも彩花に捕まってしまった小人は、想像を絶する巨大な男性器の上で駆け回ることしかできず、そんな彼らに少しだけ同情をしてしまう。


 反対に彩花は、俺のモノに群がる小さな虫たちを潰してしまわないように、慎重に扱いながら、俺のペニスを弄ぶ。

 彩花は俺の表情の変化を楽しむように、俺の顔を覗き込んできた。俺の顔をじっと見つめながら、イヤらしい手つきで俺のモノを擦り続け、時折温かい吐息を肉傘に吹きかける様にして、その反応を楽しんでいる。


「おい……、いくら小さくてもこんな遊びに人間を使ったら、ダメだろ……」

「ん~?小人をイジメてこんなに我慢汁出しておいて、なにいってるのかな~?」

「う……」

「あはっ、また出てきた♪」


 彩花に指摘されて俺は恥ずかしさのあまりに顔を背けてしまう。彩花は俺の反応を見てクスクスと笑みを浮かべると、俺のモノを扱き続ける。

 彩花の手が上下運動を繰り返すたびに、俺のモノからは透明な液体が溢れ出してきてしまい、彩花の綺麗な手を汚しながら、溢れた先走り汁を亀頭全体に塗りたくって、亀頭にいた小人を巻き込んでいる。

 巨大な指に触れた小人はプチっと弾けて気持ちよかったが、飛び出した赤い体液は俺の我慢汁の一滴にも及ばない。そんな小人の体液も、すぐに巨人の透明な体液に交じりあい、その痕跡はすぐに消え去ってしまう。


「ねぇ……次はどこで遊ぼうか……♡」


 彩花は俺の耳元に口を寄せ囁いた。


「ん……♡」


 彩花は俺の顔に覆いかぶさってくると、舌を絡め合う濃厚なキスをしてきた。互いの舌を絡ませ合い、唾液を交換しあう。


「ん……ちゅ……♡」


 彩花は唇を離すと、今度は豊満な胸を包んでいた水着を外して、その大きな乳房を露わにした。

 彩花の大きなおっぱいがぷるんと揺れて、その先端にあるピンク色の乳首がビンと勃起している。彼女は身体を起こすと、俺のモノをその胸に挟み込んだ。さらに先ほど生き残った小人も胸の谷間に入れてしまっている。なんと彼女は、小人ごと男性器を胸で挟もうとしているのだ。


「あん♡ほら、小人ちゃんも超おっきなおっぱいに触れて、うれしいって言ってるよ♡」


 彼らの言語は理解できないが、そんなことを言っていないのは明らかだ。むしろ、山のような質量に押しつぶされないよう、命乞いか、声にならない悲鳴を上げているの間違いだろう。


「アヤ……。そんなことをしたら可哀そうだろ……」

「ふーん、怪獣だから何しても許されるんだもんね。じゃあ、もっと気持ちよくさせてあげるよ」


 彩花はそういうと、自分の手で左右の巨大な膨らみを下から持ち上げた。すると、彼女の爆乳は重力に逆らえずに下方向に引っ張られるようにして形を変える。その大きさゆえに、彼女の柔らかそうな二つの果実が歪んでしまっている。


「あ、あぁ……!」

「フフ、やっぱり好きなんじゃん♪もっとしてあげるからね!」


 彩花は、その重量感たっぷりの双丘を両手を使って押し潰すかのようにして、俺の肉棒を包み込んで俺の肉棒をパイズリし始めた。

 柔らかい肉の塊に圧迫されて、肉棒全体が心地よい快楽に包まれている。だが、俺にとっては心地よい感触のおっぱいも、小人からしたら絶望以外の何ものでもないはずだ。巨人のパイズリに巻き込まれる最後など誰が予想できただろう。彩花のワンストロークで、数十人以上の小人が真っ赤なペースト状になってしまうが、もう一度胸をこすり合わせをすると、彼女の谷間の汗に交じって消えてしまっていた。

 それくらい俺たちと小人の体積量は違っていた。小人たちが何百人集まっても、言い方は悪いがローション代わりにもならなかったのだ。実際、先ほど彩花が口から唾液を一滴垂らしたが、その量は小人100人の赤い体液より何十倍も量があったし、滑りも段違いで良かった。


 ――巨人になるのって気持ちがいいな……。俺の中で感じたことのない優越感というのか、自分が特別になったような気分だった。

 彩花は、そんなことを考えていた俺に気が付いたようで、上目遣いにこちらを見上げながら、ニヤッと微笑むと、その巨大な胸を激しく動かし始めた。

 ズリズリッと音を立てて、彼女の柔らかくて温かくてヌルついた肌に擦りあげられる。あまりの快感に思わず声が出てしまった。

 柔らかく温かく、そして張りのある極上の巨乳に、俺のモノはあっという間に追い込まれていく。

 彩花は、両手で自らのバストを持ち上げると、まるで餅をつくかのような要領で、ゆっくりと動かし始める。

 俺のモノが、白いもちのようなバストの中に何度も、何度も埋もれては顔を出してゆく。


「んふふ、どう?私のおっぱいきもちい?」

「う……、うん、最高……」


 彩花はその答えに満足すると、さらに胸の動きが激しくなり、絞り上げる様に肉棒をしごきあげてゆく。

 もう、すぐそこまで射精感は上がってきている。小人とは言え、同じ人間を使って射精してしまう罪悪感と射精したい欲望が心の奥底で渦巻いている。

 だが、身体の欲望にはかなわなかった。

 彩花は俺のモノをその豊かな胸の中で、傍聴しているのを感じて射精が近いことを知り、嬉しそうに強めに絞り上げてくれる。

 そして、次の瞬間。

 ドピュッ!ビュルルルーッ!! 勢い良く飛び出た精液が彩花の美しい顔を白く染め上げていく。


「あんっ、いっぱい出てるぅ♪」


 彩花は俺のモノから噴き出す大量の白濁色の粘液に興奮した様子で、射精で暴れる男性器をその巨大な乳房で優しく抱きしめてくれた。彼女の奇麗な顔を白濁した精液で汚してしまい、ゾクゾクした快感を覚えてしまう。

 顔にかかった精液をそのままに、彩花は俺のモノを優しく撫でながら愛おしそうに語り掛けてくる。


「あはっ♪小人をいっぱい使ってこんなに出したのにまだこんなに元気なんだ。でもまだまだ足りないよね。だってこんなに小人さんがいるんだよ。こんなに可愛い小人達が居たら、こっちの怪獣ちゃんも我慢できないよね?」


 まったく、今日は彩花にいいようにされてばかりいる。俺は慣れない小人の世界で、完全に主導権は彩花にある。

 俺は上半身だけ起こして座る形で、彩花と向かい合っていた。彩花は俺のモノを両手で優しく掴み、亀頭を指先で弄んでいる。

街も彼女も滅茶苦茶にしたい彼氏の衝動

「えへへ、こうして小人の世界でエッチすると、私がリードできるから楽しいな」

「まったく、お前の怪獣っぷりには驚かされるよ」

「ふふん♪」


 彩花は俺の言葉に機嫌をよくしたようだ。彩花は肉棒を弄る手はそのままに、顔を近づけてきてキスをねだる。彩花はキスが大好きだ。俺と彩花は、舌を絡ませ合い、互いの唾液を交換しあう。彩花が俺の舌を吸い込むたびに、俺の口内に彩花の甘い味が広がる。彩花とのディープキスは、俺の理性を溶かすのに十分だった。

 彩花は俺のモノを軽くにぎったまま、その手を絡めるように動かして、肉棒がなえることがないよう刺激を与え続けてくれる。

 そんな風に手を休めない彩花の献身さは、俺のモノを再び硬くするには十分なものだった。


「んあ……、んちゅ、ねぇ今度はどんな遊びをしようか……」


 彩花は俺のモノを握りながら、口づけの合間にそんなセリフを吐いてきた。


「そうだな……。アヤに任せるよ……」

「フフ、大分乗ってきたね♪」

「アヤ怪獣様には逆らえないからな」

「あはは、そうだね。じゃあ、次は……。ん?」


 ちょうどその時だった。俺たちの身体の回りに小さな閃光がいくつも光だしたのだ。何かの爆発だろうか?しかし、小さな爆発は素肌に痛みを与えることなく、ちょっぴり温かな刺激だけが伝わってくる。空を見上げると、数機のハエのような物体が旋回している。もしかして、小人の軍隊が来たのだろうか。


「おお〜ついに軍隊の登場だね!あ~ん、やられちゃうよ~」


 彩花は楽し気に言うが、焦りは一切見せておらず、余裕の表情で小人の戦闘機の攻撃を受け続けている。


「あれが戦闘機か。大丈夫なのか?」

「へーきへーき。小人の攻撃なんかちっとも痛くないよ。そのうちミサイルを打ち尽くしたら、帰るからほっとこ」


 確かに痛くはないが、戦闘機だけあって、こちらが手を伸ばしてもすぐに上昇して逃げてしまう。きっと立ち上がっても、より高く逃げるだけで捕まえたりはできないのだろう。これではホントに羽虫じゃないか……。


「アヤが言うなら、そうするけど……。あっちからも攻撃されてるぞ?」


 俺は地面からも攻撃をされているのを彩花に伝える。まだ破壊してないエリアの大通りに、10㎝程度のカメムシのような戦車が何両も集まって、俺たちを攻撃しているのだ。

 彩花はそれを聞くと、何やら思いついた風な、にやけ顔を見せると俺を戦車の正面で膝立ちをさせる様にして誘導させる。


「おいおい、何をさせるんだよ」


 いくら、小人とは言え、彼らの目の前で男性器を曝してしまうのは、まだ恥ずかしい気持ちがある。しかも、勃起した状態なのだから、なおさらだ。


「えへへ~、いいじゃん減るもんじゃないし、小人の軍隊に信也の大砲を見せつけてあげなって!」


 彩花は俺の背中に回り込んで、背中に密着すると両手を股間に伸ばしてきた。


「ほらほら、小人ちゃんたち~、頑張らないとこのおちんちん怪獣が火をふいちゃうぞ~?」


 すると、小人たちは一斉に俺の男性器に照準を合わせて砲撃を始めた。小人たちの砲弾が次々に着弾し、爆音が響き渡る。だが、そんな状況にもかかわらず、彩花が俺の後ろから手を回して肉棒を掴み、上下にしごくものだから、更に血液が股間に集まりだして膨張してしまう。

 彩花はそんな俺の反応を楽しむかのように、俺のモノを手で包み込んでしごき続ける。更に背中に押し付けてくる、乳房の柔らかい感触も一層気持ちよくさせてくれる。そんなことをしていたら、俺のモノはますます固く大きくなってしまい、彩花は嬉しそうに俺の肉棒を手で包み込みながら、耳元で囁いた。


「ねえ、早く出しなよ。小人の戦車なんかより、信也の射精の方が、ずっと強いことを見せつけてあげなよ♡」


 ぽん、ぽんと俺の反りかえった肉棒の裏スジに小人の砲撃が当たるが、大した刺激にならない。そんな小人のゴミみたいな砲撃より、彩花の手コキの方がずっと気持ちがいい。確かにこの程度の攻撃なら、俺の射精の方がずっと威力は高そうだ。

 小人の技術の結晶である戦車をただの射精で吹き飛ばしてしまう様子を想像してしまったら、ますます興奮して、肉棒がビクビクと脈打ち始める。

 彩花が肉棒を激しく擦り上げると、肉棒の先端からは透明な液体が溢れ出して、彩花の手に絡みつく。その滑りを利用して彩花はさらに強く肉棒をしごき上げる。

 小人たちが俺の肉棒を必死になって狙っているが、効いているどころか逆効果になっていた。


 戦車に乗っているのだから、きっと軍人の中でもエリートなのだろう。若い時から勉強して、厳しい訓練に耐え、軍内部の競争にも打ち勝ち、ようやく手にした栄光の花形職。それなのに今戦っているのは、雑居ビルよりも馬鹿でかい男のチンコ。そんな屈辱的な戦いを強いられているのだ。しかも、これから大量の精液によって、犯されてしまうのだ。

 そんなことを考えていたら、俺のモノはさらに熱を帯びて膨らんでしまう。その変化を敏感に感じ取ったのか、彩花もラストスパートをかけるように激しく手を動かす。


「やば、もう、出そう……。」

「えー、でちゃうの?ここでぇ?小人さんが一生懸命に戦ってるのにぃ?小人さんは街を守るために戦ってるんだよ?それなのに、自分は気持ちよく射精したいんだぁ?」


 彩花は俺を煽るように意地悪な口調で語りかけてくる。その言葉を聞いて、情けないことに俺はさらに肉棒を大きくさせてしまい、肉棒は限界まで張り詰めていた。

 そして、次の瞬間。

 ドピュッ!ビュルルルー!! 俺は盛大に射精してしまい、小人の戦車に向かって射精した。小人の戦車は、俺の射精を受けて一瞬で大破してしまう。

 巨人となったシチュエーションに興奮していたのか、2回目だというのに信じられないほどの精液を吐き出してしまった。

 10㎝ほどしかない戦車たちは、大量に射精した白濁液にすべて沈んでしまい、小人の兵隊たちも俺の射精に飲み込まれてしまった。

 彩花は俺の射精を見て満足そうに微笑むと、俺の肉棒を優しく撫でてくれた。


「あーあ、おちんちん怪獣の射精攻撃で、みんな死んじゃった~、かわいそ♪」


 彼女の言う通り、とてつもなく残酷で屈辱的な処刑方法だと思う。でも、倫理的に許されることではないとわかっているのだが、これまでで一番気持ちよかった射精だと言わざるおえない。たった一回の射精で、戦車隊が全滅してしまうほどの強大な力を、俺はこの世界では持っている。俺は、そんな非現実的な光景に酔いしれてしまっていた。


 この世界を無茶苦茶にしたい。隣にいる彩花ごと、もう滅茶苦茶に犯しつくして暴れてやりたい。そんな衝動が沸々と湧いてきて抑えることができない。

 この世界で最強の怪獣が出現した瞬間だった。


「お?まだ元気あるじゃん、さすが信也だね」


 もう、我慢できなかった。考えるよりも先に、彩花を乱暴に四つん這いにさせてしまった。


「きゃっ、ちょっと!いきなりなにするの!?」

「アヤが悪いんだぞ、……。こんな風にしたから……」


 俺は彩花の水着のボトムの紐をほどいて、一気に脱がすと、自分のモノを掴むと彩花の秘部へと押し当てた。すでに彼女の中はぐっしょりと濡れているし、それだけで彩花は身体を震わせている。


「あ、ちょっと待って……」

「待たない」


 ズンっ!と勢いをつけて挿入する。

 彩花の膣内は俺のモノをすんなりと受け入れてくれる。

 俺のモノは彩花の子宮口を押しつぶし、そのまま奥へ突き進む。


「ん゙っ……あはは、すごい、いつもより大きいかも♪」

「ああ、アヤのせいだよ。あんな風にされたら、こうなるさ」

「あ♡、ちょ♡、んんんんんん!!!」


 もう、巨大性獣と化してしまった以上、彩花の都合など知ったこっちゃない。欲望のままに腰を動かし彩花の身体を蹂躙していく。

 パン、パァンという音と共に彩花のお尻が波打つように揺れる。その度に彩花の声が漏れる。俺は彩花を後ろから抱きしめるようにして、乳房を揉みしだいていく。

 さっきまで、幾多の小人たちを貪っていた彩花の大きな胸を鷲掴みにしてやりたい欲望が止めどなくあふれてしまう。このたわわに実った双丘を征服してやりたい。地べたで怯える小人たちの上空で、こんなにも簡単に揉めることが出来るのだと見せつけてやりたい。

 彼らから見れば、恐ろしい怪獣と化した彩花を好き放題できるのだと、思い知らせてやりたかった。


 こんな感情になったのは初めてだった。彩花をめちゃくちゃに壊してやりたい気持ちもそうだが、他の人間に己の強大さを見せつけたいという気持ちも、今まで感じたことがなかった。

 俺の頭には彩花を激しく犯して、小人どもに巨人のセックスで壊される街を見せて辱めてやることしか頭にない。

 彩花の柔らかなおっぱいを握り潰すか如く力を込めていく。彩花が痛みを訴えているが、そんなことは関係ない。逃げようとするが、そんなこと許さない。

 もう、すべての思考回路が獣と化して、この世界で最も恐ろしい怪物に成り下がってしまった。


「あ、あ、あ、ああん、だめ、そんな、あ、あ、あ、あ、あ、あ」

「どうだアヤ、これが俺の本気だぞ!」

「あ、あ、あ、あ、あ、あ~!!!!」


 俺は一心不乱に腰を振り続けた。腰を動かすたびに俺たちの振動が街に伝わって、面白いようにビルや信号機が激しく揺れている。

 まるで地震の様だ。いい…、俺たちのセックスで、小人たちはなす術もなく、ただ震えながら見上げるだけなんて滑稽すぎるだろう。

 俺は、彩花の腰に肉棒を激しく打ち付ける。波打つ尻はいつもより大きく見える。

 俺のモノが彩花の奥深くまで入り込む。彩花が苦しそうな声を上げるが、気にしない。彩花は、俺の肉棒に何度も突かれながら、悲鳴のような嬌声を上げている。


「ひゃ、あっ、いぃぃぃいいいいいい!!!」


 彩花は絶頂を迎えてしまったようだ。だが、俺はまだまだ終わらせたくない。小人の街をベッドみたいに激しく揺さぶってやるのだ。

 ズシン!ドスン!バキィ!俺が動くたび建物が壊れ、小人たちががれきの下敷きになってゆく。


「ほら、見ろ。俺たちのセックスで街がどんどん壊れていくぞ」

「うん、あっ、わっかたからぁ、んっ、あ、あ、これ以上、されたら、これちゃう……」

「これはお仕置きだ。エッチな怪獣が悪さしたから、お仕置きしてやってんだよ。ほら、もっと締め付けろよ!俺を気持ちよくさせろよ!!」

「うぅ、そんな、あ、あ、あ、ああああああ!!!」


 彩花はまた達してしまった。彩花は俺の肉棒をぎゅっとしめつけてくる。彩花がイッても、俺はまだ満足していない。

 この程度で俺が満足するとでも思ったのか? 彩花を仰向けに寝かせて、両足を肩にかけて、上から覆いかぶさる。

 彩花は、血走った俺の顔を見上げて、とんでもないスイッチを入れてしまった事に気づいたようだが、もう遅い。俺は彩花の中に容赦なく肉棒を突き刺した。彩花の全身が地面に接したことで、さらに俺の突き出しの衝撃が小人の街に伝わっているようだ。

 ズウウゥン!!ズウウゥン!!ズウウゥン!!打ち付ける度、大地震のような振動が街に響き渡る。逃げ惑う小人が悲痛な叫びを上げているが、俺の腰つきで発生する重厚な振動音でかき消されてしまう。


「ははは、小人の連中、マンぐり返した恥ずかしい格好のアヤを、ビビりながら見てるぞ?」

「い、言わないでぇ、あんっ、はげしいぃ、はぁ、はぁ、はぁ、はっ、はっ、ぅん゙!!」

「何言ってるんだよ。こんなに濡らしておいて、本当は嬉しいんだろう?」

「そ、そんなあ、あ、あ、あ、あ、~~~~~~」


 彩花は否定するが、俺のモノをきつく包み込んで離そうとしない。彩花の中は熱くてとろけてしまいそうだ。俺は夢中でピストン運動を繰り返す。その度に街が揺れる。

 激しく腰を動かし、彩花は逃げるように腰をひねらせ、両手はシーツを掻きむしるように爪を立ててアスファルトを掘り返してしまう。

 そして俺は彩花の太ももに両手を入れて、全身を持ち上げるようにして抱きかかえ、そしてそのまま立ち上がる。いわゆる駅弁スタイルだ。


「いやーーー!!恥ずかしいよー!」


 そんな彩花の抗議など聞く耳を持たない。抱きかかえたことで街のいたるところから、駅弁スタイルの彩花を見ることが出来るだろう。

 そう、見せつけてやるのだ。この世界のすべてを好き放題できる様な怪獣女を軽々抱えて、犯す姿を見せつけてやる。

 ドガアアアアン!!!彩花を抱きかかえたまま、高層ビルに彩花のデカケツをぶつけて粉砕してやる。

 もう、小人の街なんて快楽を与えるためだけの道具に過ぎない。ドゴォ!ドオオン!ドオオオッン!!彩花の巨体でビルを破壊していく。

 それだけじゃない、巨人二人の体重が合わさった俺の脚は、小人の家を踏み潰し、道路を陥没させ、さらに地下に張り巡らされた水道管などまで達して、地上に噴水のように噴き出している。


 俺の肉棒は彩花の膣内で暴れまわり、子宮口をノックする。

 パン!パァン!ドッス!ドス!俺のモノは彩花の膣内を出入りするたびに、子宮口を押しつぶさんとばかりに突き上げ、彩花はその刺激に耐えられず、背中を反らして喘いでいる。

 俺は彩花をいったん下ろすと、そのままビルの壁に押し付けて背面立位の姿勢になる。


 彩花がビル壁に押し付けられることで、彩花の大きな胸が潰れ、乳首が擦れて感じているのか、彩花は甘い声で悶えていた。

 俺は彩花を後ろから犯すように、肉棒を挿入する。

 パン!パン!パン!パン!パン!俺は彩花を後ろから犯しながら、彼女の大きなお尻を叩く。スパンキングの音が響くたびに、彼女のお尻が波打ち、俺を高揚させてゆく。


 ビルの屋上に両手をついてもたれかかるような姿勢の彩花の巨体が動くたび、ビルは軋み、ガラスが砕け散る。巨大な俺たちの激しいセックスにこの小人のビルがどこまで耐えられるか、試してみたかった。ビルに取り残された小人どもの視線が彩花に釘付けになっているのがわかる。

 彩花を犯して、小人を恐怖のどん底に叩き落としてやりたい。彩花を後ろから犯していると、小人の街全体が俺のモノになったかのような錯覚を覚える。ビルにいる小人は俺と彩花のセックスを見て怯え、震え、絶望し、命乞いをしているのだろうか。


「あぁ、そろそろイキそうだ」

「ああん♡わたしも、イク、イッちゃう!!!!!」


 小人のビルは俺たちのセックスで揺らされただけでなく、彩花の巨大な乳房が餅のように揺れて、何度もビル壁に叩きつけられたためか、彼女の胸の位置は壁がなくなり、中のテナントの様子がはっきりと見えてしまっていた。

 このビルも限界だろう。まぁ、小人の建造物にしてみればよく持った方だと思う。

 俺は彩花とビルにとどめを刺すべく、彩花を後ろから激しく突き上げた。ズドオォン!!ズドオォン!!ズドオォン!!さらに激しい揺れで、ビルが大きく傾く。

 ズガアアアアアンン!!!!ついにビルが中層からポッキリと折れてしまった。


「きゃあ!」


 彩花も持たれるように倒れてしまう。ズズウウウウウウン!!!!50,000トンの女体が瓦礫と化した街に倒れこむ。

 だが、俺は止まらない。彩花に覆いかぶさるようにして続きを再開してしまう。自分でもどうかしていると思う。でも、こんなにも小人どもを蹂躙してやりたいという欲望が抑えきれないのだ。

 俺は彩花を寝かせたまま、寝バックで犯し始める。俺は彩花に覆いかぶさる様にして、背後からのしかかっていく。

 ズドン!ズズン!ズズズズ!ズシン!俺のモノが奥まで入り込み、俺の身体が動くたび、地面が割れていく。俺は腰を激しく動かし、まるで獣の交尾の様に激しく腰を打ち付け続ける。もっと楽しみたいが、昇ってくる射精感を押えるのも、もう限界だ。


「イグッ、ああああああああ!!!」

「あ、あ、あ、あイッく~~~~!!!」


 俺たちは文字通り怪獣の咆哮のような声を上げて、絶頂を迎える。瓦礫だらけの廃墟と化した街に俺たち巨人の咆哮が響き渡る。

 俺たちのセックスで小人たちは全滅してしまっただろうか? 俺は彩花の中から肉棒を引き抜く。彩花のお腹には俺が出した大量の精液が溜まっていた。

 俺は彩花の顔に肉棒を近づける。彩花も俺の意図を理解したのか、俺の肉棒を口に含んで綺麗にしてくれた。


「はむ、ちゅぱ、じゅるるるるるる!!」


 彩花は俺の肉棒を根元までくわえこんで、尿道に残った精子を吸い出すように激しく頭を上下に動かす。今度は死に絶えた街に彩花のバキューム音が響き渡る。


「あぁ、ありがと。キレイになったよ」

「ん、っ、どういたしまして」


 俺のモノを舐め終わった後、彩花は俺にキスをして、俺の膝の上に座ってきた。俺も射精したことでようやく落ち着きを取り戻しつつある。


「でも、激しすぎ、まだ痛み残ってる」

「ごめん、つい調子に乗っちゃって」

「もう、仕方ないなぁ。今日は特別だからね?」


 そう言って彩花は、俺の頬を人差し指で突っついてくる。


「あぁ、でも最高に気持ちよかったよ」

「ふふーん、そうでしょ?私にもっと感謝しなさい♪」

「あぁ、感謝してるよ」

「あ!あと、さっきの激しくしたお詫びも忘れないでよね!」

「はいはい」


 彩花は激しいセックスよりお互いの体温を感じ合うようなスローセックスが好みなのだ。それを知ってて激しくしたのだから、お詫びはちゃんとしないとな。俺は彩花を後ろから抱きしめて、彼女の体温を全身に感じた。今度は彩花にやさしくしてあげないとな。


「あ~あ、汗かいたし、シャワー浴びたい~」

「こんなところにシャワーなんてないだろ」

「そうだね、どっかの誰かさんが街中瓦礫まみれにしちゃうくらい、暴れたからねー」

「暴れなくても、小さすぎて使い物にならないと思うけどなー」

「あははっ」


 そんな冗談を言い合って笑いあう俺達だったが、冷静に考えると10万人近くいた都市を破壊しつくしておいて、悪びれる様子もなく笑っているなんて、俺達は本当に狂ってしまったのかもしれない。だが、今はそんなことは微塵も思っていない。それよりも、早く帰ってシャワーを浴びたい。


「アヤ、そろそろ帰るか」

「うん、そうだね、今用意するよ」


 アヤがトランシーバー型の転送装置を弄り始めた。俺は今日暴れまわった街を見渡してみる。まるで大地震か、爆撃を受けたかのように跡形もなく崩れ去った街並み。これ全て俺たちのセックスでぶっ壊してしまったんだよな……。俺がそんなことを考えていると、アヤは準備ができたようだ。


「なあ、アヤ。夏休みっていつまでだ?」

「ん?9月まで休みだよ」

「なら、夏休みの間で、この世界全て俺たちで壊してやるぞ」

「え?」

「毎日毎日、体力が尽きるまで暴れまわって、世界中に俺たちのセックスを見せつけてやるんだよ」

「本気?」

「ああ、本気だ。次から長期戦が出来るよう、クーラーボックスとか用意して一日中遊んでやるんだよ」

「えぇ……それはちょっと恥ずかしいよぉ……」

「何言ってるんだよ。アヤが俺をこの遊びに誘ったんだろ?なら、俺が満足するまで付き合ってもらうからな」

「ひぇ~」

「安心しろよ、次はアヤの好きな体位でゆっくりしてあげるからさ」


 俺は彩花を優しく抱き寄せる。俺の腕の中で、彩花が嬉しそうに微笑むのがわかった。

そして、俺と彩花の二人だけの世界を見つけた俺たちは、夏休みの間ずっとこの小人の世界で遊びつくすことを決め、その準備をするために、自宅へ転送を始めてしまう。

 この世界の住人には申し訳ないが、俺たちの最高の夏の思い出にするために犠牲になってもらう。さぁ、明日から楽しみだ。

 俺たちにとっては最高の、小人たちにとっては絶望の未来に向け、転送装置の光の中で瞳を閉じた。


 巨人たちが消え去った街は、先ほどまでとは打って変わって静寂に包まれていた。まるで先ほどまで暴れていた巨人たちが嘘のように静かだった。しかし、街のいたるところには巨人たちが残した傷跡が生々しく残っている。

 都市の電話通信は壊滅し、建物は倒壊して、道路は陥没し、水道管は破裂し、ビルは傾き、ビルとビルの間に張られていた電線は千切れ、道路を走っていた車は横転している。

 この惨状を引き起こした巨人たちは、小人のことなど一切気にせず、自分たちの欲望を満たすためだけに、この小人を蹂躙していったのだ。

 全てが死に絶えた街並み。やがて。この静寂もすぐに終わりを迎えることだろう。巨人たちは自分たちの世界で休んだ後、すぐに別の街に出現することとなる。

 巨人たちに見つかってしまった世界の運命は、もはや小人たちだけではどうにもできない。ただひたすらに、巨人たちが遊ぶのを飽きてやめてもらうのを待つほかなかったのだった。


七重山吹 PIXIV FANBOX 134 favs
VIEWS1
FILES1 file
POSTEDJun 3, 2023
ARCHIVEDJun 10, 2026