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バレタインデー。早希は悩んでいた。会社の女性社員達がお気に入りの後輩にチョコを配っているからだ。彼女達にとっては日頃からお世話になってる人への感謝の気持ちなのだろうが。
(私達は付きあっているんだぞ。鼻の下を伸ばしおって……)
早希からすれば面白くなかった。他の女からの贈り物を受け取る後輩の姿に苛立ちを覚える。
(何故私にチョコを強請りに来ない……)
早希の元には大量のバレタインチョコがある。彼女自身も女性社員から人気があり、毎年大量に貰うのだが。
「これ!チョコです!」
「ああ、ありがとう。里見くん。ところで佐藤くんにチョコを渡したかね?」
「え?はい、義理ですが……」
「そうか、では昼休みに第3会議室にくるように」
「わかりました……?」
困惑しながらも頷く女子社員を見て満足する早希だった。そして昼休憩になると約束通り里見がやってきた。タイトスカートに包まれたお尻が大きく揺れているのが見えた。歩くたびにゆさゆさと揺れる尻肉はとても魅力的だった。
(まぁ、彼が鼻を伸ばすのも分かるがね)
そして何より顔がとても美しかった。モデルのような体型をしておりスタイルが良い。艶やかな黒髪を後ろで結っているポニーテールがよく似合っている。大きな瞳はまるで宝石のように輝いており吸い込まれそうだ。そして、ぴっちりと主張する2つの乳房。早希は内心唾液を垂らす。
(ふふ、里見くんはどの食品にしても、うまかったからな♡チョコも期待しているぞ?)
その他にも女性社員が会議室に来ていた。みんなそれぞれ美しい個性を持つ。
「あれ、みんなどうしたの?」
「え、あたし、風見先輩に呼ばれて」
「あ、わたしも」
不思議そうに尋ねる里見に対して、気まずそうに答える2人の女性達。彼女らもまたバレンタインのプレゼントを渡す為に呼ばれたのだろう。しかし早希の目的は違った。集まった面々を見渡すと満足そうに頷いて言った。
「ふむ、お疲れ様。今日はバレタインデーだ。チョコをありがとう。それはそれとして、まぁ八つ当たりだが、キミらにはチョコになってもらおう」
何故ならこれはお仕置きなのだから。自分以外の女にデレデレしている後輩に対する制裁なのだ。
「え、なにを言って……」
そう言う彼女達の身体が小さくなっていく。そして変化が終わった時、そこに居たのはチョコレート像になった女性たちであった。裸婦画のように美しい姿で固まっている。その姿はとても淫靡なものだったが、本人はそれどころではなかった。突然身体が動かなくなり困惑するばかりだった。
(なんで!?どうなってるの!?)
心の中で叫ぶも声にはならない。そんな彼女達を満足げに見つめる早希は言った。
「これでよし、あとは」
(た、たすけて!早希センパイ)
心中で泣きながら懇願する彼女を無視して、つまみ上げると大きく口を開けた。その中に放り込む。中で悲鳴が聞こえるが気にせず噛み砕く。甘い味が広がると同時に中からどろどろとしたものが流れ出てくる。
「うん♡うまい♡甘くて美味だ♡」
容赦なく咀嚼して、ごくりと呑み込んだ。
(いやだ……食べないでください……!)
そんな願いが届くはずもなく次々と口の中に入れられ咀嚼されていく。そのたびに悲鳴が聞こえたが無視をした。
(うそ……風見先輩がみんな食べて……)
「おや?不思議そうな顔をしているな。キミたちはチョコになったのだ。私のバレタインチョコにな♡なら食べられてしまうのは道理じゃないか?」
(そんな無茶苦茶な……でも確かに身体は動かないし声も出ない……わたしどうなるの……?)
恐怖で震える彼女を優しく撫でると耳元で早希は囁く。
「ほら♡キミはチョコだ♡あまーいあまーいチョコレート♡ほら、こんなにも甘い♡」
べろぉん♡じゅるる
チョコ化しても、主張する里見の乳房を舌で舐めあげる。その瞬間ゾワっとした感覚が背筋を走る。
(ひゃっ!なにこれぇ……♡)
今まで感じたことのない感覚に襲われる。舐められている箇所を中心に熱が広がっていくようだった。まるで全身が性感帯になってしまったかのようだ。しかもそれだけではない。乳首やクリトリスといった敏感な部分までも責められているのだ。
(やめてぇえええっ♡♡こんなの耐えられないよぉおおっ♡♡♡)
あまりの快感に絶叫するが、声は出ていない。その反応を楽しむかのように早希は執拗に責め続ける。
「うん♡やはりおっぱいからはミルク味がするな♡ふふ♡自分が食べられる為のチョコだと理解したかね?」
(そんにゃことないぃいいいっ♡)
必死に否定するが、それは叶わない。なぜなら今の彼女はただのチョコだからだ。何もできないままただ食べられるだけの存在に過ぎないのだから。
(ひぃいいいっ♡だめぇっ♡イクッ♡イッちゃうううううっ)
ビクンっと一際大きく痙攣すると、ぐったりと脱力してしまう。絶頂を迎えてしまったようだ。チョコ化した秘部からウィスキーの香りがしてくる。
「うむ、どうやらイってしまったようだな♡うん、良い香りだ♡食べられる為に産まれてきたんだからな♡気持よくて当然だろう?」
(は……はひぃ♡私はチョコレートですぅ♡美味しく食べてくださいぃいいいっ!!)
その言葉に満足したのか再び舌を這わせてくる。今度は先程よりも激しく乱暴に愛撫される。歯を立てられる度に絶頂に達してしまいそうになるほど気持ちが良かった。
(イクッ♡またイクゥウウッ!!)
ガクガクと震えながら絶頂を迎えてしまった。その後も何度もイカされ続け、その度に潮を吹き出していた。
「ふふ、キミは噛み砕いたりせず、そのまま呑み込んでやろう♡胃袋でグツグツ煮込んでやる。濃縮されて甘い甘いチョコになれ♡」
(はいっ呑んで……♡私を食べてくださぃぃいっ♡♡)
その言葉を聞いた瞬間、早希は大口を開けて一気に流し込んだ。喉を通って胃へと落ちていく。
ぐぎゅるるるーぐううう……
胃袋内は咀嚼されたチョコ化女性社員が散らばっていた。体内の熱気で溶けかけておりドロドロになっているものまである。
(みんなも、さきせんぱいに食べられてしあわせ……♡)
そんな中に里見の身体もあった。彼女は原型を留めていたが、胃袋内は熱く徐々に溶けていく。
(あひっ♡ひぎぃっ♡あっつい♡熱いよぉおおおおっ!!!)
身体中から熱を感じると共に意識が覚醒する。それと同時に凄まじい激痛が走る。身体の内側から焼かれているようだ。しかしそれもすぐに快感に変わる。全身を駆け巡る強烈な刺激に思わず身体をくねらせる。
(あぁああっ♡痛いのに気持ち良いなんておかしいよぉぉおおぉおおおおおっ♡すごいぃいぃっ♡わたし人間じゃなくなってくぅっ♡えへへ♡気持ちいいかもぉおっ♡♡)
完全に人間としての形を失いながらも快楽に溺れていた。やがて彼女の意識は胃液と混じり合い途絶えていった。
「げええっぷう!!ふぅー♡チョコの香りがするな♡」
ゲップをすると辺りに漂う甘い香りを感じた。先程まで食べていた女性社員達の成れの果ての香りだ。彼女達は今、早希の腹の中で消化されている最中だった。溶けて混ざり合った彼女たちは、最早原形を保っていない。
「纏めてチョコにして放り出してやるからな♡臭い臭いチョコにな♡」
そう言いながら腹を撫でる。そこにはまだ食べたばかりの後輩達が詰まっているのだ。これから起こる惨劇を想像してゾクゾクした感覚を覚えるのだった。
「ふむ、時間的に佐藤くんも来るはずだが……」
その時スマホが鳴る。画面を見ると里見からメッセージが来ていた。
『すみません!遅れます!』
「全く仕方ない奴だな……」
そう呟くと、また1つチョコを手に取り口に放り込むのだった。
2月14日バレンタインデー。正直言うと僕はこの日は苦手だ。高校の時はほとんど義理以外貰えなかったし、大学で出来た彼女もいなかったからだ。だからこうして会社の女性社員達にチョコを配られるのはとても嬉しい。
「…………」
早希先輩が笑顔で睨み付けてくる。理由は簡単だ。僕が他の女性にデレデレしているように見えるのだろう。実際してたけども……。でも一番欲しいのは早希さんからだ。それは間違いない。彼女が僕に好意を持っていることはわかっているけど、それが恋愛感情なのか、それとも尊敬の念なのか判断がつかない。だからこそ自分から言い出すことは出来なかった。そんな僕の葛藤など知る由もなく、彼女は近づいてくる。
「やぁ、今日もご苦労様」
「あ、はい……」
気まずくて目を合わせられない。しかしそんなことお構いなしとばかりに話しかけてくる。
「昼休みに第3会議室の前で待っていてくれ。渡したいモノがあるんだ」
「わかりました」
それだけ伝えるとさっさと立ち去ってしまう。昼休みまであと数時間はあるというのに気が重い。とりあえず仕事を片付けることにした。
昼休みになり、言われた通り第3会議室の前に行くと既に先輩は待っていた。そしてこちらに気づくと嬉しそうに手を振ってくる。それだけで胸が高鳴るのを感じた。
「全く、遅かったじゃないか?」
「す、すいません」
「今日はなんの日か分かるな?」
「えっと……バレタインデーですか?」
「その通りだ。チョコ欲しいか?」
「そ、それはもちろん……」
「そうかそうか♪ならこれを受け取ってくれ♡」
彼女はそう言うと、口を開けて舌を伸ばす。そこにはハート型のチョコが唾液に濡れて乗っていた。
その光景を見てゴクリと唾を飲み込む。そしてゆっくりと近づいていった。唇が触れるか触れないかの距離まで近づくと、彼女は口を閉じてチョコを口に含んだ。そしてそのまま唇を重ねてくる。舌を差し込み口内にあったチョコを流し込んでくる。それを全て飲み込むと唇を離した。唾液が糸を引くように伸びていきプツンと切れる。
「どうだ?美味いか?」
「……はい」
味なんてわからなかったが素直に答えることにした。本当はもっと味わっていたかったのだが、恥ずかしさの方が勝ってしまいそれ以上言葉が出なかった。
「もっと欲しいだろう?」
「え……?」
「ふふ、欲しそうな顔をしているぞ?」
「で、でもチョコは何処に?」
「チョコは何処かって?ふふっ♡チョコは私の腹の中だ♡」
そう言うと早希さんは僕を抱き締め、お腹に押し当てた。
ぐううう♡ぎゅるるるぅ♡
「じっくりコトコト煮込んだとろけるチョコレートだ。しっかりと味わうといいよ♡」
耳元で囁かれた瞬間、全身に鳥肌が立ち身震いしてしまう。まるで媚薬でも盛られたかのように身体が火照ってきた。しかし、それを受け入れたら食べられてしまうだろう。
「マシュマロもたっぷり呑んであるからな♡フォンデュし放題だぞ?ほら、逃げるな♡んぶ……げええええふぅうっ♡」
逃げようとする僕を逃すまいと、思いっきり抱きつかれてしまう。その瞬間ゲップを浴びせられてしまう。甘い匂いが広がり頭がクラクラしてきた。
さらに追い討ちをかけるように再びキスされる。舌が入り込みドロドロとした液体が流れ込んできた。そのあまりの甘さに思考が麻痺していく。
(ああ……♡甘いぃいいっ♡♡)
思わず夢中で貪ってしまった。その間もずっとキスを続けられ口の中を舐め回されていく。しばらくしてようやく解放されると、互いの口から銀色の橋がかかるのが見えた。
「ぷはぁ♡どうだったかな?」
「お、美味しかったです♡」
「ふふ、そうだろう?今、私の腹の中は甘い甘いチョコの沼となっている。甘美な沼に耽溺するといい♡」
僕の身体が小さくなっていく。そして、甘い香りに包まれていった。