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その日の帰り道も、いつものように少年がこの車両に乗ってきた。
いつもと同じ席に座らず、近くに立ち、窓の外を見ながらそわそわと落ち着かない。
車内はがらんと静かだ。
走行音も、揺れも、いつもより優しく感じられる。
けれど少年の下腹部では軟便の波が押し寄せ、肛門を内側から強く、容赦なくこじ開けようとしていた。
少年は慌てて周囲を確かめ、
震える指でズボンとブリーフを一気に下ろした。
閉まったドアを背に、お尻を突き出すようにしゃがみ込む。
ドアが開くか。
それとも、もう限界の肛門が先に開いてしまうか。
次の駅までの、ほんのわずかな時間。
電車は優しく、穏やかに揺れていた。