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「ヘレンさん、ここに埃が残っています」
「す、すみません」
あれから、僕は新人メイドとして普通に働かされていた。メイド長以外はそのことを知らないし、アンリも僕のことをただの新人だと思っているのだろう、最初はおどおどしていたが数日もすると慣れてきたのか言葉に容赦がなくなってくる。
「あの、前にも角まできちんと拭いてくださいって言いましたよね?」
「はい、すみません」
普通の新人メイドは家である程度家事をしてから入ってくるが、僕は生まれてから掃除なんて一切やったことがない。だから新人の中でもだめな部類だという認識がすっかり定着してしまったようだった。本来はこのメイドたち全員よりもえらいはずなのに、容赦なく叱責される。
「はぁ、はぁっ……♡」
あんな風にお仕置きしていたアンリにこんな扱いを受けるなんて。
だめっ、今は仕事中なのに。
でもこんな屈辱的な扱いを受けたら興奮してしまう。まだお仕事が終わるまでには時間があるのに、ロングスカートの奥で下着が濡れてきちゃう……♡
「ちゃんと聞いてます? 全く、今日はエリザベス様がいらっしゃるというのに」
エリーが!? 慌てて声に出しそうになって俺はどうにか口を押さえる。
エリーのことを思い出して俺は我に帰った。
あの日以来、僕は毎日メイド長のご褒美を楽しみに、アンリや他のメイドたちの叱責に興奮しながらメイドとしての日々を送っていた。
しかし日々の調教のせいか確実に僕はマゾとしての悦びに目覚めていくような感じがしていた。今ではアンリに叱責されるのをどこか楽しみに思ってしまっている自分がいるような気がする。
このままメイドとして働いていたら僕は戻れなくなってしまう。しかもメイド長は僕のメイドとしての仕事が一向に上達しないため、元に戻してくれる様子がない。オルレアン家の跡継ぎでエリーの婚約者であったはずの僕がただのマゾメイドになってしまう。確かにそれはそれで楽しいかもしれないけど……♡
そんなことを思いながら掃除のやり直しをしていた時だった。
不意に、視界の端をメイド長に案内されてエリーに歩いていくのが見える。そうだ、エリーなら僕を助けてくれるはず。エリーの姿を見た瞬間、僕の中のヘンリーへの未練が急速に膨れ上がっていく。そうだ、僕はオルレアン家の跡継ぎでエリーの婚約者なんだ!
このチャンスを逃したら本当に僕は引き返せないところまで堕ちてしまう。そう思った僕はエリーに向かって駆けだしていた。
「あら、何かしら?」
「エリー、聞いてくれ、僕だ! 僕はこんな姿にされたけどヘンリーなんだ!」
「はぁ?」
そんな僕の言葉を聞いたエリーは当然首をかしげる。
当然だ、今の僕はヘンリーの面影が欠片もない、ぱっとしない容姿の新人メイドなのだから。
「だってほら、君がオルレアン家に来たのに僕がいないなんておかしいだろう!? 僕は理不尽な罰でこんな姿にされてるんだ! 助けてくれ!」
「リリノア、彼女は何を言っているのかしら」
エリーは困惑した目でメイド長を見る。
するとメイド長は何かを彼女に耳打ちした。
するとエリーは何かを理解したように頷く。もしかしてさすがのメイド長もエリーには嘘はつけなかったのだろうか?
「そう、僕は本当はヘンリーなんだ! 助けてエリー!」
僕は期待をこめて叫ぶ。
そして僕と一緒にいた時と同じような嗜虐的な笑みを浮かべて言った。
「だめじゃない、あたしはあなたの主人であるヘンリーの婚約者よ? ただの新人メイドがタメ口で話しかけるなんて、教育がなってないんじゃないかしら」
「そんな……」
エリーの言葉に背筋に寒気が走り、身体が震える。
そうか、エリーは僕と違って本当のサディストだったんだ。僕は所詮マゾの癖にエリーに喜んで欲しくてメイドをいたぶっていただけだった。
だが、彼女は虐められるメイドを見て本当に興奮していた。そして今その対象がはっきりと僕に向いている。
が、そんな絶望の震えと同時に僕は別の意味で身体が震えてしまうのを感じた。
「申し訳ございません、エリザベス様。ほら、ヘレンも言うことがあるでしょう?」
頭を下げながら僕を見るメイド長。
ちらっとエリーを見ると、彼女もにやにやしながらこちらを見ている。まるで「これからどんな罰を与えてやろうか」とでもいうかのように。
それを見て僕は自然と口も身体も動いてしまう。
「新人メイドの癖にエリザベス様に無礼を働いてしまい申し訳ありませんでした。どうかこんなメイドにお仕置きをお願いします」
そう言って僕は深々と頭を下げていた。
そんな僕を見てエリーはくすりと笑った。
「どうやら最低限の教育はなってるみたいね。確かこの家にはお仕置きの格好があるんだったかしら? その恰好で例の部屋に来るように」
「はいっ♡」
どうしようっ、エリーに、婚約者に正体がばれたうえでお仕置きされるっていうのに。
身体の奥すごく熱くなって、期待しちゃってる自分がいる……♡
「お、お待たせいたしました……♡」
それから僕は急いでお仕置き用のメイド服に着替えて手枷をつけると例の部屋に向かった。
「あら、なかなか似合ってるじゃない」
エリーの言葉に身体がぞくりと震える。
そう言えばエリーに容姿や格好を褒められるのってこれが初めてかもしれない。
それがこのお仕置き用の格好だなんて……♡
「そんなあなたにいいものを用意してあげたわ。リリノア?」
「はい」
そう言ってメイド長が取り出したのは首輪だった。
革製の太い首輪にはリードのようにチェーンがついていて、その先はエリーが受け取る。
こんなものをつけられるなんて、メイドというよりはもはやペットだ。
が、そんな首輪をメイド長は僕に差し出す。
カチっ
気が付くと僕はそれを自分で首につけていた。あぁ、これで僕はエリーのペットになっちゃったんだ……♡
とろっ♡
その瞬間、短いスカートから愛液が太ももをつたっていく。
「ふふっ、お仕置きなのに喜ぶなんてリリノアの言う通り、本当に淫乱マゾなのね」
あぁっ、首輪をつけて濡らしてるところをエリーに見られちゃうなんてっ♡
「じゃあそこで四つん這いになりなさい」
「は、はいっ」
俺は言われるがままに手足を地面につく。
するとエリーはチェーンを持ったまま俺の上にまたがった。エリーの履いている高級な生地のスカート越しに彼女の柔らかいお尻の感触が伝わってくる。同時に、ずっしりと重みがのしかかった。
あぁ、婚約者だと思ってたエリーに馬乗りにされるなんてっ♡
「歩きなさい」
「は、はいっ♡」
そう言われて僕はゆっくりと歩きだす。とはいえ四つん這いで歩くなんて初めてだし、手には手枷がついている。
遅々として進まない僕のお尻に、エリーの手が振り下ろされた。
「遅いわ」
パチィィィィィン!!
「あ“ぁ”ぁ“ぁ”っ“♡♡ ごっ、ごめんなさいっ♡♡」
仕方なく僕は懸命に手足を動かす。
が、狭いお仕置き部屋なので今度は壁にぶつかりそうになってしまう。
するとエリーの指が僕の右胸に伸びた。
こりっ♡
「ひゃぅぅぅっ♡♡」
あっ♡ 首輪着けて馬乗りになられて乳首つねられるの、感じちゃうっ♡
軽くつねられただけなのに乳首びりびりしてすっごく気持ちいいっ♡
「何を感じてるの? 右乳首をつねったんだから右折しなさい」
「はいっ♡」
そんな当たり前みたいに言われてもっ♡
とはいえご主人様の言うことは絶対だ。僕は慌てて右に曲がる。
こりっ♡
「ひゃあああんっ♡」
あっ、また右っ♡
「ほら、スピードが落ちてるわ」
パチィィィィィン!!
「いったぁぁぁぁぁっ♡♡」
スピード上げないとっ♡
僕は必死に手足を動かすけど……
こりっ♡
「あぅぅぅっ♡」
今度は左っ♡
すごいっ、こんなのペットですらないっ、まるでおもちゃだっ♡
そんな扱いを受けてるのに興奮が止まらないっ♡
乳首つねられるたびに全身がびりびりしてっ♡ もっとつねって欲しくなっちゃうっ♡
すると今度はエリーの手が僕の後ろに伸びる。
くりっ♡
「あっ、そこはっ♡ ひゃあぁああああぁっ♡♡」
そこはクリトリスっっっ♡♡
そこ触られたの初めてだけどっ♡ おもちゃみたいに扱われて発情してっ♡ クリトリスも敏感になっててすっごく気持ちいいっ♡
「喘いでないで、クリをつまんだんだからバックしなさい?」
「ひゃいっ♡」
そんなっ♡ こんな状態でバックなんてっ♡
上にエリーを乗せ、全身がとろとろになり、頭が真っ白になった状態で下がろうとした僕は、バランスを崩して倒れてしまう。
「きゃあっ♡」
どさりと身体が崩れ落ち、上に座っていたエリーも着地した。
「はぁっ、使えない娘ね」
「はぁ、はぁっ……♡」
とはいえもはやそんな罵倒にも興奮するしかないぐらい僕は限界状態だった。
エリーはそんな僕の隣にしゃがみこむと耳元でささやく。
「こんなみじめな格好させられて、首輪をつけておもちゃみたいに扱われてるのがそんなに嬉しいの?」
「はぃ……♡」
「見て。あなたが通ったところ」
「っ!?♡♡」
そう言われて僕は自分が歩いてきた場所を振り返る。すると床には点々と愛液の染みが出来ていた。
そんな、まさかここまで濡らしちゃってたなんて……♡
「こんな淫乱マゾメイドはあたしが調教してあげないといけないわ。リリノア、彼女はあたしがもらってもいい? 代金は後で執事にでも払わせるわ」
「はい、かしこまりました」
「っ!?」
そんな、僕のことを物みたいに……♡
でも新人メイドなんて、貴族にとっては簡単に売買できる程度の存在でしかない。
「という訳で今日からはあたしがあなたのご主人様よ」
「っ……♡」
「新しい主人に挨拶は?」
「はいっ、新人メイドのヘレンです。よ、よろしくお願いいたしま……ひゃうっ♡」
こりっ♡
あっ、まだ途中なのに乳首つねられたっ♡
「違うでしょ、ヘンリー……じゃなかった、ヘレン」
うっ、この状況でヘンリーって呼ばれるの恥ずかしいっ♡ だって僕はもうヘンリーじゃないのに……そうだったっ♡ 私は普通のメイドじゃないんだから、それにふさわしいあいさつをしないとっ♡
「すみません、今日からご主人様の物になりました淫乱マゾメイドのヘレンですっ♡ ご主人様にお仕置きされてとろとろになってしまったおまんこっ♡ どうか厳しく調教してくださいっ♡♡」
「よく言えたわ」
そう言ってエリーはいつも私がしていたように、手枷を壁に固定して私を逃げられなくしてしまう。
そして彼女の指が私のおまんこに触れる。
くちゅっ♡
「ひゃあああああああんっ♡♡」
びくっ♡
すでにとろとろだったおまんこは軽く触れられるだけで全身がとろけるほどの快感を発してしまう。
「ちょっと触っただけでこんなに感じるなんて。これは躾け甲斐がありそうなおまんこね」
はぁっ♡ ご主人様におまんこ躾けてもらえるの、嬉しいっ♡
くちゅくちゅっ♡
「ひゃうっ、あっ、ああああああんっ♡♡ ご主人様の指っ、中入ってくるぅっ♡♡♡」
びくっ、びくんっ♡
しゅごいっ♡ いっぱいお仕置きされてとろとろになってたおまんこにっ♡ ご主人様の指入ってくるっ♡♡ このままおまんこの中めちゃくちゃくにされたいっ♡♡♡
「でもあなたが一番気持ちいいのはこれよね?」
そう言ってエリーは短いスカートをまくると、とろとろになった下着を降ろす。
そしてちらっとリリノアを見ると、彼女も心得たように頷いた。
「はい、”センシティビリティ“」
「あっ♡♡ だめっ、それだめぇ……♡♡」
壁に手枷繋がれて逃げられなくされてっ♡ 魔法をかけてお尻叩かれるといつもおかしくなっちゃうのにっ♡ それをエリーにされるなんてっ♡
くちゅくちゅくちゅっ♡♡
パチィィィィィィィィン♡♡♡
「ひゃいっ♡ しょれしゅごぃぃぃぃぃっ♡♡♡ 魔法かけながらお仕置きされながらおまんこくちゅくちゅだめぇっ♡♡」
こんなとろとろになって感じてる私をエリーがじっと見つめてくるっ♡
でもそっか、エリーはご主人様だから私の本当の姿を見ていただかないとっ♡
「すみません、やっぱりだめじゃないですっ♡♡ 淫乱マゾメイドヘレンがイくところ、しっかりご覧くださいご主人様ぁ♡♡」
「当然よ、だってあなたはつま先から髪の毛まで全部あたしのものなのだから。思いっきりイきなさいっ!」
くちゅくちゅくちゅくちゅくちゅっ♡♡♡
パチィィィィィィィィィィィィン!!!♡♡♡
「ひゃいっ♡♡ ヘレンっ、お仕置きされながらおまんこ犯されるのだいしゅきっ♡♡ イくっ♡♡ 思いっきりっ♡♡ イっくぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっ♡♡♡」
ぷしゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ♡♡♡
しゅごいっ、気持ちよすぎてイくの止まらないっ♡♡
おまんこ汁溢れて止まらないっ♡♡
ご主人様にお仕置きされるの幸せぇ……♡♡
すると、放心してとろとろになった私の耳元でご主人様がささやく。
「貴族の政略結婚って相手がどんな人か不安でしょ? でも良かった、あたしあなたみたいな淫乱マゾが大好きなの」
「大好き……はいっ、私も素敵なご主人様と巡り合えてよかったですっ♡」
数年後
「バレンヌ公、いつもエリーにはお世話になっております」
「こちらこそ、ふつつかな娘を良くしてもらって何よりだ」
とあるパーティー会場にて、僕はエリーの父であるバレンヌ公と話していた。
そんな僕の腕にエリーがぎゅっと抱き着く。
「政略結婚で不安でしたが、とっても素晴らしい方ですわ」
「ははっ、エリー、こんなところで恥ずかしいよ」
「オルレアン公は優秀だったが、ヘンリー殿も負けず劣らず優秀とのことで親戚として鼻が高いな」
「いえいえ、これもエリーや家の者の助けあってのことです」
「だが他の者たちの噂でもそなたたちのことで持ち切りだぞ?」
バレンヌ公の言葉に僕は他の出席者たちの言葉に耳を澄ませる。
そう、オルレアン家もバレンヌ家も国内有数の大貴族であり、両家の婚姻は他の貴族たちにとっても重大な関心事になっていた。
「ヘンリー殿もエリザベス殿も昔は悪い噂があったものだが、ご立派になられたものだ」
「お互い素晴らしい伴侶に巡り合い、自分を見つめ直されたのだろう」
「いやいや、あのお二人がメイドをいたぶっていたなどあるはずがない。きっと誰かが陥れようとして流した噂だろう」
「何にせよ、これで王国は次代も安泰だな」
多少はお世辞も混ざっているのかもしれないが、僕とエリーの間柄を褒められて悪い気はしない。
その後も僕たちは他の貴族たちにあいさつをしてから屋敷へ戻るのだった。
「やぁアンリ、遅くまでお疲れ様」
「へ、ヘンリー様! こちらこそお疲れ様です」
僕が声をかけるとアンリは恐縮したように答える。
とはいえその表情は以前と違って、身分の違いに恐縮すれどどこか穏やかなものだった。
「君が教えた新人はみな覚えが早くて助かってるよ」
「あ、ありがとうございます!」
僕で練習したのが功を奏したのか、元から適性があったのか、アンリはすっかり新人メイドの指導役となっていた。
そんな風にメイドたちに声をかけつつ、僕はようやくエリーとともに例の部屋に入る。
「ふぅ、疲れた。やっと二人きりになれたね」
「お疲れ。はいどうぞ」
そう言ってエリーは僕に一杯のお酒を渡す。
僕はそれをひったくるように受け取ると、一気に飲み干した。
その瞬間僕の身体は貴族の当主のものから発情したメスのものへと変わっていく。
ふぅ、これでやっと長かった演技から解放されるんだ。
「淫乱マゾメイドの癖に立派な貴族の振りをしてすみませんでしたっ♡♡ どうか私が卑しいメスであることを忘れないように躾けてくださいご主人様っ♡♡」
そう言って私はベストやコートを脱ぎ捨て、メイド服に着替える。
それを見てエリーも嗜虐的な笑みを浮かべた。
あれから彼女も私というおもちゃを手に入れたせいか、他の使用人に手を出すことはなくなっていた。
「やっぱりヘレンはこっちの方が似合ってるわ。にしてもパーティーの人々がこの姿を見たらどう思うかしら」
「ごっ、ご主人様っ……♡」
だめっ、さっきまでパーティーで話していたみんなの蔑む視線を想像しただけで濡れてきちゃうっ♡
「さ、今日はリリノアから新しい玩具が届いてるの。早速試すわ」
「はいっ♡」
今日はどんな風にお仕置きされちゃうんだろう?
私は今日も期待に胸とおまんこを高鳴らせるのだった。