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先日…毎日電車で帰る私を観て哀れに思って頂いたのか、店長と店長の彼氏さんが家迄送って下さるとの事で喜びまくってフッと観た車は…
ランエボ10
実家の絶対安全超絶低速運転をモットーにしてるファミリーカーしか運転した事ない私にとってみれば、ランエボは正に世界最速のジェットコースタークラスのスーパーモンスター。
とはいえ乗せて頂いてる以上『お願いします』としか言えず、もはや身を委ねるしかないと恐る恐る後ろのシートに…。
『下、混んでるからバイパス乗るわ…』
(あえっ⁉︎)
運転席の彼氏さんが店長にそう言うと、モンスターはボボボボボボと唸り声をあげながら軽いハンドル捌きでヒョイっとバイパスへ。
『ウソでしょウソでしょ…(やや♾️気味に)』
バイパス入り口からバイパスに入る瞬間の道が、私にとって刑場へ向かう13階段の様に見えた。
で、『あっ』と言いかけた瞬間、モンスターはボボボボボボからブオオオオと雄叫びを上げ、それはあたかも牙だらけの大きな口を開けて獲物を全速力で追いかける怪物の様に感じた。
目の前の視界がウルトラQに観えていくにつれ(※見え方には個人差があります)、さっきまでニコニコしてた私の笑顔は無慈悲にかき消され、顔はこわばり、眉間にシワが寄り、無いと分かってるのに両足は必死に強くエアブレーキをかけ、ただ唯一私に出来る事といえば、強く拳を握って遮二無二黙る事のみ‼︎
前で普通に会話してる二人を他所にただただ遮二無二黙る事のみ‼︎
早い‼︎、確かに早い‼︎
普段の半分以下の時間であっという間に私ん家の近く迄来た‼︎
でも…
今夜はそんな早く帰る用事はないから別に早くなくてもいい‼︎
早くなくてもいいんです‼︎
まだ速度上げようもんなら私…ここで漏らしちゃうかもしれませんよ⁉︎
ちょっと聞いてます彼氏さん⁉︎
彼氏さぁぁぁぁぁんッ‼︎‼︎
…。
……。
『お疲れ様ぁ!、また明日ねぇ!』
助手席の店長が私にそう言うと、ランエボは再び雄叫びを上げながら去っていった。
脳みそを軽くぐらつかせながら夜道にポツンとたたずんだままの私は、この時つくづくこう思いました。
『いつか“車の中でお漏らしネタ”なんかも描いてみようかしら…』
…と。
車はスピードを出し過ぎず、安全運転で適度に楽しみましょうね。