DESCRIPTION
レバーを下げると右手に持ったシャワーヘッドから冷水が勢いよく出てきた。
10秒程放置すると次第に湯気立っていく。
大崎甘奈は肩から撫でるようにお湯をかけていった。
先程まで冷えていた体が暖まっていくのを感じる。
「痛っ!」
不意に股間にしみるような痛みが刺した。
甘奈はシャワーを逸らして、極力刺激しないように優しく股間を触って確認した。
指先に赤黒い血が付いている。
凝固していた血液がお湯をかけられたことによって溶解したようだ。
「もしはっきり言ったりしたら傷ついちゃうのかなぁ…」
指先から指紋を縫うように垂れていく血を眺めながら呟く。
目を閉じると今でも思い出すことが出来る。
自分とプロデューサー以外誰もいない事務所、いつもより激しめのキス、
そして「ガシ〇ン」。
甘奈はこの血と痛みの原因をよく知っていた。
今月初の投稿です!
3月から、月1投稿になる代わりにより充実した内容に変更する予定です!