no preview
DESCRIPTION
「お日様が出たら日光浴~♪お月様が出たら月光浴~♪」
今日も元気の良い歌声が璃月港の片隅に響く。「路地裏に潜む暗黒の詩人」を自称する往生堂の堂主、胡桃だ。人の死を扱う仕事ながら、胡桃は決して重苦しさを感じさせない性格である。常に明るく振る舞って日々を楽しく生きる。死を身近に感じているからこそ、生を目一杯楽しんでいる。
生を実感する感覚を大切にする胡桃だが、そんな人柄に合っても唯一、苦手とする感覚がある。それは…。
ぶるるっ…
「んっ…(ヤバッ…トイレトイレっ…)」
そう、尿意だ。
バタバタバタッ…!と激しい足音を立ててトイレに駆け込む胡桃。なんとか間に合ったようだ。慌ててショートパンツと下着をずり下ろすと勢いよくしゃがみこみ、朝の放水が始まる。
ぷしゅいぃぃぃぃぃーーーっ…
ちょぼぼぼぼぼーーーっ…
誰もいない朝の往生堂に水音が響き渡る。そういえば朝起きてからまだ一度も用を足していなかった。
「ふぃーーっ…(出る…)」
勢いこそないものの、朝の一番搾りゆえに濃いおしっこ。しゃがんで放尿する真下の便器からは、溜め込んだことを物語るツンとしたアンモニア臭。
ちょろろろろーーーっ…
(んっ…ニオイが…でも間に合ってよかったぁ…)
そんなことを考えながら気持ちよく排尿を終えていく胡桃。
(よしっ、今日も1日元気にっ)とトイレを後にする。が、苦難の始まりとはまだ知らない胡桃であった。
幸か不幸か、その日は葬儀の予定が入っていなかった。愛する人との別れが起きていないことを喜ぶべきか、お客が来ないことを悲しむべきか。(まったく難しいね…)と思いながらも休日を満喫すべく、少し遅れて優雅にやって来た客卿の鍾離先生に店番を任せて出かけていく胡桃であった。
たまの休日とあっては少し遠出したい気分にもなる。詩人でもある胡桃にとって、休みの日に世間を見るのは楽しみの一つだ。璃月港から少し離れた場所から舟に乗って、翹英荘の方面へと向かった。以前の海灯祭の際に訪れて以来、たまに訪れている。お茶も格別、優雅な景色を楽しみながらのお茶は生を実感する。詩のインスピレーションに出会えること間違いなし。
朝から出発して昼頃には到着した胡桃。さて、優雅にお茶である。茶葉で有名なこの地域で採れたての茶葉を使った早茶は本当においしい。1人で堪能しながら過ごしていると、少し離れたテーブルから元気な声が1つ2つ。
「ん~!おいしい!やはりここのお茶はボクのお気に入りだねっ!買って帰りたいぐらいだよっ」
「ねーっ!買って帰りましょっか!」
はて、どこかで聞いたことのある声。それこそ以前訪れた時、まさに海灯祭のときに…。
振り返る胡桃。するとそこには見覚えのある姿があった。青を基調とした服装にトレードマークの帽子とアホ毛。もう1人は特徴的な金髪のロールとこれまたトレードマークの帽子。フリーナとナヴィアだ。彼女たちも遊びに来ているようだ。
(……よし)
そーっと席を立ち近づいていく胡桃。座って会話しているフリーナの背後から迫っていく。ナヴィアは気づいたようだが、胡桃の意図を察したのか気づかぬフリ。
元気よくフリーナの背後から顔を出す。
「ばぁっ…!」
「ひィぃぃぃっ…!?!?」
素っ頓狂な声を上げて飛び上がるフリーナ。知ってはいたが、なるほど。やはりビビりらしい。かわいい。
「お二人ともひっさびさ~!」元気いっぱいで話しかける胡桃。
「胡桃!?び、びっくりしたじゃないかぁ…!」とフリーナ。「久しぶりね!こんなとこでまた会えるなんて!」とナヴィア。海灯祭以来久々の再開だ。
話をすると、フリーナが観光がてら翹英荘に遊びに行こうとしたが、護衛ついでに同行しようとしたクロリンデが仕事で来られなくなったのだとか。その代わりに、ちょうど暇していたナヴィアが名乗り出て一緒に来たとのことだった。
せっかくだからということで胡桃も混ざり、3人でお茶を楽しみながらの会話がスタートした。お互いの国の話に目を輝かせながら、会話はどんどん弾んでいく。
しばらく話し込んだ後はあたりを散策。あたりを歩きながら自然を楽しみ、ますます会話は盛り上がっている。
「んっ…」とフリーナが声を上げるまでは。
??と首をかしげる胡桃とナヴィア。フリーナの方を見るが、「ど、どうしたんだい?ぼ、ボクはなんともないよっ…?」というフリーナ。
もちろん嘘である。翹英荘でついついお茶を飲みすぎたらしいフリーナ。美味しいお茶とはいえ飲みすぎれば当然その分は時間とともに変化し、下腹部に溜まる。そう、尿意である。
が、ここでフリーナには悩みが存在する。元々は魔神として振る舞ってきたフリーナ。魔神は基本的に排泄を必要としない。だから設定を貫くため、長年にわたってトイレに行く姿は愚か、他人に尿意を悟られぬように努めてきた。未だにそのクセが抜けないのだ。尿意を申告してトイレに行くという簡単な行為が、フリーナにとっては一苦労なのである。
……ちなみにさきほど胡桃に脅かされたときにはずみで下着を汚したことも内緒である。
一緒に歩きながら散策する3人。しかしなんとか誤魔化してついていくもののフリーナの足取りはやや重い。
「フリーナ?どうかした?」と心配してくれるナヴィア。「いや、少し疲れただけさっ…!平気だよっ」と誤魔化すフリーナ。しかしその実、もうあまり猶予はない。
ふいにフリーナがビクッと小さく跳ねる。つい波に耐え切れず、少しちびってしまう。とっさに軽く自身の股間を押さえるフリーナ。その仕草で2人ともピンときた。
(おしっこかな…)
(きっとオシッコね…)
バレバレである。これまで数百年にわたって隠し通してきたフリーナ。最近は気が緩んでお茶を飲みすぎることもあるせいか、それともかつてはいなかった気の置けない友人ができたからか。隠すのが下手なフリーナである。
そしてフリーナは「ボ、ボクっ…少し用事を思い出しちゃったっ…!」と言い放つなり翹英荘の方へと小走りで向かってしまった。
「……念のためあたしたちも戻りましょっか」とナヴィア。
「そうしよっか。……間に合うと…いいけど…」と胡桃。
無事を確認するためにも来た道を戻り翹英荘へと向かう2人。しかしいくら進んでもフリーナの姿が見えない。小走りとはいえ、足取りの重いフリーナだ。すぐに追いつけるはずだったのだが…。
「…いないわね」
「…うーん…いないね…」
開けた道なのに見当たらない。あたりを見渡してみる2人。すると、
「…アレなに?」と胡桃。何か見つけたようだ。
「どれ?」とナヴィア。見てみると、道のわきにある生い茂った森の方に璃月にはいないはずの生物。フリーナが神の目の力で生み出した友人「サロンメンバー」の1体だ。名前は確か「シュバルマラン夫人」。
つまり、フリーナが近くにいる。
「…まさかね」と口をそろえる2人。だが念のため確認だ。
茂みに入っていくナヴィア。ついていく胡桃。
そんなタイミングでふるるっ…と小さなおしりを震わせたことは幸いにもナヴィアには見られていない胡桃。(まだ…きっと…大丈夫だよね…?)
そのまま進んでいく2人。その先に、目当ての人物はいた。
フリーナだ。サロンメンバーたちに見張りを任せ、当の本人は森の茂みに隠れている。この状況、やることはひとつしかない。
茂みの陰でしゃがみこみ、ショートパンツと下着を脱いで秘所を露わにするフリーナ。膝にはショートパンツとともに下着が引っ掛かっているが、数度の小さな失敗を物語る黄色いシミがはっきりと残っている。
ナヴィア、胡桃両名と目があるフリーナ。
「ふぇっ…!?」と思わず声を上げてしまう。しかし、準備を終えた下腹部はもう制御不能だ。
「あっ…やっ…でちゃっ…!?」と声を漏らすなり、同時にぷしゃっと水音が聴こえる。
ぷっしゃぁぁぁーーーっ…!
じょろろろろろーーーーーっ…!
勢いよく秘所から尿が噴き出す。よほど我慢したのであろうことを物語る勢い。茂みの陰であろうが到底隠し切れない尿線と水音。
「やっ…だめだっ…とまらなっ…」
まさか見られるだなんて思っていなかったフリーナ。恥ずかしさで顔は真っ赤だ。
(すっごい勢い…)と驚きつつもそっと目を背けてあげるナヴィア。一方…
「すっごい勢い…」と驚きの声を漏らしてちらっとだけ茂みを覗き込む胡桃。
胡桃の目線の先では、フリーナの秘所から迸る尿線が水たまりをじょぼじょぼと生み出していた。恥ずかしくも気持ちよさそうな表情を浮かべながら放尿するフリーナは、顔を赤らめつつもどこか快感を感じさせる恍惚とした表情だ。
「あぁっ……んぅっ……」と小さな嬌声を漏らしつつ排尿を続けるフリーナ。
しゅいいいーーーーーっ……
ちょろろろーーーっ……
やがて勢いも弱まってきた。ほどなくして水音は終わりを告げる。
「はぁっ…はぁっ…」と吐息を上げるフリーナ。慌てておしりを振って秘所の尿を飛ばし、下着をぐいっと上げるフリーナ。よほど恥ずかしかったらしい。
慌てて「2人ともっ!ここではなにも見なかった!いいね…??」と念を押すフリーナ。
一方、自ら覗いたとはいえ放尿を見せられたことで胡桃の下腹部は刺激されたようだ。膀胱が排尿を求めて波をもたらす。
「ふぅっ…」と小さな吐息とともに我慢する胡桃。しかしここでは出せない。
出し切ったフリーナ、我慢中の胡桃、そしてナヴィア。翹英荘へと戻っていく3人…。我慢することが苦手な胡桃にとっては、残り僅かな道筋すらも長く感じられる。
(はやくっ…おしっこしたいぃっ…!)
焦る気持ちがよりいっそう尿意をかきたてる。早くおしっこしたい。恥ずかしそうに歩くフリーナとフォローするナヴィアの後ろで、隠れた我慢である。
数分後、一行は翹英荘に到着した。胡桃はトイレに行きたくて仕方がない。ピンチである。しかし、、、
「あたしもお手洗いっ…」と言うナヴィア。我慢しているそぶりひとつ見せていなかったが、我慢していたのか。
最も驚くのは胡桃である。(!?)と焦りが脳裏をよぎる。なぜなら胡桃は知っているからだ。ここに置かれた観光客用のトイレは1人分の個室しかなく、誰かが使う間は他の人は待たないといけないようになっていることを。
慌てて(わたしもっ…)と言い出そうとする胡桃。しかし時すでに遅し。もうナヴィアは視界に入ったトイレの看板の方へと向かってしまった。
急いで言葉をひっこめ自身もトイレに向かう胡桃。もうあまり余裕はない。
「お、おいっ…ボクを置いていかないでよぉっ…!」と尿意こそないがついてくるフリーナ。結局トイレにそろって向かう3人である。
真っ先にトイレに到着はナヴィア。トイレの入り口前で大きなおしりがぶるるっ…!と震えたことを後ろの2人は見逃さない。慌てて個室に駆け込んでいく。
仕方ないからナヴィアの後ろでトイレの空き待ちをしようとする胡桃だが、ここで事件が発生する。慌ててトイレに駆け込んだナヴィア。個室の鍵をかけ忘れている。
トイレに入った胡桃が目撃したのは、個室の中にて大慌てで服を脱いでいくナヴィア。しかしすでに排尿は始まっている。脱ぎながら盛大に下着にオシッコを叩きつけ、跳ね返った尿を床に散らす姿だった。
「だめっ…まだダメっ…はやくっ…!」と焦りながら脱ぐナヴィア。なんとか脱ぎ切るとしゃがんで本格的に放尿開始である。うまく隠していたが、本当に限界だったらしい。
ぶしゃぁぁーーーーーっ!!!
じょぼぼぼーーーーっ!!
ものすごい勢い。音。そして色と匂い。鍵をかけ忘れたナヴィア。大きな尻から豪快かつ濃い限界オシッコを放る姿が丸見えである。当然本人は必死で気づいていない。さらに慌てさせるのも申し訳なくて、教えてあげるのも憚られる。黙っているが、あまりに凄まじい放尿姿に目が離せない胡桃。
「ふぅっ…あぶなかったぁ…危うく漏らすとこだったわ…」と言っているが、聞こえていることなど本人には知る由もない。
そこに追いついてきたフリーナ。思わず声を上げてしまう。
「ナヴィアっ…!?開けっ放しで何やってるんだいっ…!?」
言ってしまった。胡桃がわざわざ配慮して黙っていたことを。
「へぇっ…!?」と素っ頓狂な声を上げて振り返るナヴィア。ばっちり2人と目が合う。
途端にかぁぁっ…///と顔を赤らめるナヴィア。痴態を見られるどころか、恥ずかしい声まで聴かれてしまった事実に気づき、慌てふためいてしまう。結果としてナヴィアの豪快なオシッコは便器に収まらずはみ出し、床は大変な状態に。それでもとまらず、何とか軌道修正したオシッコは便器の水面を叩き続ける。
そんな様子を見ながら自身も限界が近づく胡桃。個室内から漂うナヴィアの強烈な尿臭は、容赦なく胡桃の膀胱を刺激する。
(うぁっ…!?)と心の中で叫びながら、堪えきれない尿が秘所から少し溢れ出す。長時間にわたって我慢した尿がひっそりとシミを残す。
こうなってはまずい。ひとたびちびってしまえば、胡桃の膀胱は我慢が効かない。いつもちびってしまうと、決まってすぐに限界を迎えてしまう。
(もうっ…むりっ…!)そう悟った胡桃は突然自身のショートパンツに手をかける。ナヴィアの放尿は未だ勢いを落とすことなく続いている。フリーナは状況についていけず、ただその場で様子を見ているのみだ。
勢いよくショートパンツをずり下した胡桃は「むりっ…もうっ…」と呟きながら個室へとゆっくり歩み寄る。自身の恥ずかしい痕跡が残る下着に手をかけながら。
そしてナヴィアの尿が勢いを弱め始めたそのとき、
「わたしもっ…するっ…!」と声を上げナヴィアを押しのける勢いで便器に迫る胡桃。
「えぇっ…!?」と驚きの声を上げながらまだ止まっていないオシッコをチョロチョロと放るナヴィア。
そのまま胡桃はナヴィアを押しのけ、便器に迫る。そして…。
ぷっしゃぁぁーーーっ!!
じょぼぼぼーーーっ!!
元気のよい音を立てて放水を開始した。しゃがみながら、便器に駆け寄りながら。あたりに少し尿が飛んだがそんなことを気にする余裕などない。
「はぁっ…!まにあっ…た…」と快感の声を漏らし、放尿を開始する胡桃。紛れもなく限界。判断がもうあと数秒遅ければ今頃はきっと個室の外で…間に合わず…。
そんな想像も一瞬脳裏をよぎるが、今はそんなことどうでもいい。とにかく下腹部にめいっぱいため込まれたおしっこが秘所をこすりながら飛び出ていく快感に身を委ねるのみ。
じょぉおおーーーっ!
ちょぼぼぼぼーーーっ!
朝からトイレに駆け込んだ時とは音からして違う。朝も慌てて駆け込んだが、量も我慢した時間も段違いだ。
時間にして約30秒。たったそれだけのために数十分に及ぶ必死の我慢。その努力が、すべて快感となって胡桃を襲う。
(あー…ダメだこれ…きもちぃぃ…)
無論ドアは開けっ放し。それどころかすぐそばでは便器の上から押しのけられ、行き場のない残りオシッコをチョロチョロと床に出しているナヴィアが自分を見ている。しかし、そんなことに気を配るほど、限界放尿中の胡桃に余裕はなかった。
ちょろろろーーっ…
ぽたっ…ぱたたっ…
とてつもなく長い時間に思えた放尿がなんとか終わった。気持ちよさで少しの間動くことができない。それだけ必死に我慢したのだ。頑張った。私。
尿を我慢する時間は本当に苦手な胡桃。油断すればほどなくして限界を迎えてしまう。しかし、限界を迎えたとしても自身の膀胱から尿道を通り、秘所から放出される快感はまさに生を実感する感覚そのもの。気持ちいい。そんなことを思ってしまう胡桃だった。
なんとか落ち着いたのちに汚してしまったトイレをきれいにし、服装もフリーナの水元素とサロンメンバーの力である程度はきれいにした3人。お互いに楽しかった会話は思い出に残し、恥ずかしい思い出は文字通り水に流すことにしてフォンテーヌ組2人と胡桃はそれぞれ帰路に着くのだった。
大量に飲んだお茶の利尿作用が残っていたのか、別れたあとの帰り道でも我慢できなくなり、それぞれがこっそり道はずれの茂みで恥ずかしい限界放尿をする羽目になったことは、互いに知ることのない裏話である。