クラスメイトを性的に虐めていた女子が復讐に会い、絶頂地獄に落ちる話
「あ゛ぁあああああ゛っ!!!」
街外れの廃墟には、旧文明の遺産がある。
遺産と言っても歴史的な価値はなく、技術的にも大したものは見つかっていない。そんな見捨てられた廃墟は、付近の女子学生たちの溜まり場となっていた。
「うわやばぁ……」
「マジ、本物の奴隷みたいじゃない?」
そんな廃墟の中の一つ、旧文明の施設の中、一人の女子学生が機械によって責め立てられている。
――その四肢は磔台のような物に分厚い金属の枷で固定されている。それに加え、柔らかな乳房を丸ごと包み込むようなカップと、その先端のブラシ。下半身で子宮口に打ち付けられる極太のディルドと、クリトリスを押し潰しながら振動する電マ。
「ん゛ぅ゛ううううう゛っ!!!!!」
とある女子学生たちが見つけたのは、女の体を捕え、全自動で性的な快楽を与え続ける機械。
どんな用途でそれが使われていたかはわからないが、それは女子学生たちの格好のおもちゃとなった。
「やば、えろすぎ」
「かわいそー、私絶対無理」
機械によって責められるのは、クラスの中でも地味な女子。いじめの一環として、彼女は実験台になっていた。
「い゛、やだっ!! た゛す゛けてぇっ゛!!!!」
切実な叫び声が、廃墟の無機質なコンクリートの壁に響く。
「ちょっと可哀そうになって来た。……どうする? 澪」
澪と呼ばれた少女、つまり私は一瞬悩んでから、あっけらかんとした表情で口を開いた。
「ほっといてもあと6時間で止まるんでしょ? 制御室遠いし、わざわざ止めなくていいでしょ」
制御室までは歩いて三分もかからない。それに対し、目の前の既に四時間ほど拷問と呼べるような快楽を受け続けた少女がすでに限界を迎えていることは誰の目にも明らかだった。
「うわ、エグすぎ」
「いいじゃん、気持ちよくなれてラッキーでしょ」
巻き起こる嘲笑。面白半分で確定する地獄。
それは、彼女たちにとってのなんでもない日常だった。
◇
「澪、今日暇?」
「うん、超暇。遊ぶ?」
「じゃあさ、今日あそこ行こー」
「あいつ今日学校来てないし、まだあそこで寝てんじゃね」
私は口元を歪める。
ただみんなと駄弁るだけでもいいが、もしあの女がまだあそこに残っていたなら、もう一日おもちゃにして遊ぼうと考えていた。
「さぁて、いこっかな」
学校のある都市部から自転車に乗って二十分。それなりの距離だが、友達と喋っていれば時間はあっという間に過ぎ去る。
「ていうかここ、いつ取り壊されるのかな?」
「壊すのにも金掛かるし、当分先でしょ」
都市部の開発の方が優先だろうから、あと十数年の間はこの廃墟に手が回ることはないだろう。少なくとも、私たちが卒業するまではこの場所が無くなることはない。
「ごめん、ちょっとトイレ」
「マジ? ここの臭くね」
「立ちしょんよりマシ」
私たちが普段遊び場にしている施設の中のトイレ。
電力が通ってない今、ほとんどのトイレは流れなくなっていたが、何故かこの施設だけは電力が供給され続けていて、トイレも問題なく使うことができる。
「ほんと、何なんだろ、ここ……」
私が個室の扉を開いた瞬間、何者かに刃物を突き付けられる。
「あ、澪さん。やった」
「……は? なにアンタ」
それは、昨日私たちが虐めていた女。彼女は声を潜めて、私の耳元で囁く。
「う、動いたら、刺すから。言うとおりにして」
「復讐とか、キモいからやめてよ。人生棒に振りたいの?」
「いや、私は何もしないよ……」
「は? あんた何……っ」
次の言葉を言おうとした瞬間、私の口にピンポン玉サイズのボールが押し込まれる。
それは、ボールギャグだった。
無理やり押し込まれたボールギャグは私の口が閉じることを阻み、声は奪わずに言葉を奪う。
続けざまにアイマスクを被せられ、私の視界は暗闇に染まる。
「んんっ!!」
「さ、騒がないで。痛くなるよ」
呻き声をあげると、刃物の切っ先が首元に当てられる。
金属の冷たい感覚。
抵抗したら本気で刺される。最悪だけど、とりあえずはこの女に従うしかない。
「うん、いいよ。じっとしてて」
女の拙い手つきで、私の体はみるみるうちに拘束されていく。
両手は後ろ手に。両足には枷を。首には首輪を嵌められ、衣服を剥ぎ取られる。
最後に頭を丸々覆う黒いマスクを被せられると、その姿はきっと、昨日私たちが虐めた女のようになっているだろう。
「じゃあ、私そろそろ帰るから。頑張ってね」
◇
視界一面が真っ黒。開けっ放しの口からは涎が零れる。肌に冷たい空気が触れて、どうしようもなく心細くなる。
――なんでこんなことに……。あのクソ女、後で絶対殺してやる……!
「にしてもさ、何の施設なんだろね、これ」
「風俗じゃね。超悪趣味な」
硬い足音と共に、一緒にここに来たみんなの声がきこえてくる。
「んぐぅ……っ」
助けてもらえるかもと一瞬期待したけど、すぐに今の自分の姿を思い出す。裸で縛られているようなこんな姿、みんなに見られるぐらいなら死んだほうがましだ。
「てか、あいつ居るかな」
やだ、こないで、来ないで……っ!!
「流石に帰ったでしょ……わぁ、こりゃ帰れないわ」
見られた……。
声が出ない。全身が熱い。
「陰キャちゃーん、元気してた?」
「今日も遊んであげるよー」
意地の悪い声が私に投げかけられる。
違うっ、私はあいつじゃない……!!
「んんぅ゛、んあ゛ぅ」
「あれ、口枷付けられてる?」
「なんて言ってるか聞こえなーい。あ、止めてほしかったらちゃんとやめてって言ってね。やめてあげるから」
人を馬鹿にした笑い声が、私の周りを囲んでいる。
昨日までは向こう側に居たのに、なんで……。
「じゃ、スイッチオン!」
その言葉と共に、装置の電源が入る。
すると、四方から伸びてきた鎖が私を捕えた。今までの拘束は一度解かれたが、暴れる暇すらなく新しい拘束具が私を締め付ける。
何も見えない暗闇の中だけど、この光景は何度も見てきたから、自分がどんな姿になっているかは想像できた。
両手を戒める枷は鎖で天井に繋がれ、両手は上げた状態で固定される。足は大きく開き、M字の形に拘束され、そのまま体全体が空中に吊られる。更にベルトで両胸を絞り出すように拘束され、私の体は壁に磔にされた。
「あれ、ちょっとおっぱいおっきくなった? 触られると大きくなるってホントなんだ」
「乳首もおっきくなってるし」
気にしていたことを平気で口にされて、馬鹿にされる。
こんなに恥ずかしいのに、体を隠すことも、言葉を話すことも許されない。
「それじゃ、今日は1000回イくの目標ね」
「出来なかったらまた居残りだから、頑張ってねー」
みんなが帰るまではあと数時間。千回なんてイけるわけない。
「んん!!! んぅう!!!」
ボールギャグ越しに叫ぶ。
声なら気付いてくれる! 私だと気づいてくれたら、こんなことやめてくれるはず!
「はーい、文句言わない。それじゃあスタート、と」
私の体に、無数のアームが近づく。
やだ、こないで……!!
人の手を模した、無機質な機械。それは細くしなやかな指先をくねらせ、私の大事なところに触れる。
乳首とクリトリス。敏感な三つの突起を指の腹で優しく撫でられた。絶妙なぬめり気によって痛みは無く、くすぐったいような快楽が全身を駆け巡る。
「あれ、感じにくくなってない? 薬切れちゃったのかな……」
「今度は倍打っといてあげるねー」
やだ、それはやだ!!
薬。注射器の中に入った、薄桃色の液体。それを撃ち込まれた人間がどうなるかは何度も見てきた。
その媚薬を撃ち込まれた途端愛液が止まらなくなり、上気した体は空気が流れるだけでも腰を跳ねさせてしまうほど敏感になる。そして、その状態で性的な刺激を咥えられたら、壊れたように痙攣を繰り返すのだ。
「んん゛っ〝!!」
ぷすりと、針が肌に沈んだ感覚。みるみるうちに体が熱くなる。
私の大事なところを撫でる指の感覚が鮮明になっていき、快楽は堪えきれないものになっていく。
「っ〝っん〝ぅう……!!!」
熱い。熱くて、溶けそう。
溶けるように広がっていく感覚。最初はただの火照り。でも、すぐにそれが快楽の渦に変わる。
嫌だ、怖い――。
体がどんどん私の物じゃなくなっていくみたいで、怖い。私の体がいつか笑った女のように残虐に壊されるのが、怖い。
「んー? なに言ってんのか聞こえなーい」
「だめだよぉ、嫌だったらいやだって言わなきゃ」
いやだ、嫌だいやだイヤダ!!!
ボールギャグのせいで、声は言葉にならない。その間にも機械は容赦なく私を責め立て、私の感情とは関係なく体は昂っていった。
「ん〝ぅ!! んんぅ〝!!!」
指の腹が乳首を転がすたび、電流のような刺激が背筋を駆け上がる。
クリトリスを優しく、でも執拗に撫でられる感触。くすぐったさがあったのは一瞬。それは即座に甘い痺れに変わっていく。
「わ、効いてるねぇ、もうびしょびしょじゃん」
「見られてそんな濡らすとか、露出狂?」
みんなの嘲笑が耳に刺さる。
違う、違うのに……! 感じるのなんて嫌なのに! 私は本来、あっち側に居るべき人なのに!!
でも、そんな叫びは言葉にならず、代わりに体が勝手に反応する。媚薬のせいで異常なほど敏感になった性感帯は、刺激に反応して熱く脈打つ。機械の指が少し強めに乳首を摘まむと、腰がびくんと跳ねる。
「感じてんじゃん。ほら、さっさとイかないと終わらないよー」
機械のアームがさらに増える。
アームの先端に取り付けられた透明なカップが、乳房全体を優しく吸引しながら包み込む。
そして柔らかなブラシのようなものが、乳房全体を包み込むカップの中に現れた。先端のブラシは回転し始め、乳首を中心にぐるぐると擦りつける。潤滑駅のおかげもあってか痛みは無く、摩擦と刺激による強烈な快楽だけが残った。
「ん゛ぐぅ゛っ!! ん゛ぁん゛っ!!」
見ていた側の時は、この光景を見て笑っていた。だって、ブラシなんて、どう考えても痛いだけ。そんなんで感じてあまつさえ絶頂してしまうなんて、こいつは変態だと、笑っていた。
「ん゛ぃん!! ふぅ〝ぅ!!!!」
でも、こんなの耐えられるわけない――!
イく。すぐにイってしまう。
媚薬のせいで普段の何倍も敏感になった体。頂点を越えた快楽の波。
私の体は痙攣し、愛液を地面に落としながら言葉にすらならない喘ぎ声を漏らす。
「はい一回目。あと999回ねー。がんばれー」
みんなの笑い声が響く。
機械は止まらない。絶頂直後の敏感な体を、容赦なく責め続ける。
媚薬に加えて絶頂直後の快楽はたとえ一瞬だとしても脳が焼き切れてっしまいそうなほどで、私は必死に体を暴れさせて、大事なところを逃がそうとする。
「うわ、必死」
「イったあと辛いよねー。でもやめてあげなーい」
私の必死の抵抗は、ただ拘束具を軋ませただけ。
精一杯な動きは、ただみんなの笑いものになっただけ。
逃げ場のない快楽。アイマスクの下から溢れた涙。
「ん〝ん゛ぅあ!!! んぁ゛ぅう!!!!」
圧倒的な快楽の奔流。
私はあっという間に二回目の絶頂へと引きずられていく。
イったばかりの体を襲う、鮮烈な絶頂の波。
そんな私の様子を理解したのか、ブラシは回転を速くし、乳首を容赦なく磨き上げる。機械の指はクリトリスを弾くように刺激し、甘い痛みが混じった快楽が電流のように駆け巡る。
「……っん゛ぁあ゛っ!! ぅ゛ぅっ゛!!!」
体が弓なりに反る。我慢できずに吹き出した潮が冷たい床を濡らす。
みんなの嘲笑うような声が、近くから響く。
「うわえっろ、陰キャちゃん今日調子いいじゃん」
「千回イくまで終わらないよー」
絶頂直後の、一番ツラい時間。
一秒だって触られたくない、私の一番敏感な部分。そこに、空気を揺らしながら電マが近づいてきた。
嫌だ嫌だ嫌だ……っ!!
頭の中がぐちゃぐちゃ。媚薬の熱と快楽は脳みそを溶かしてしまいそう。
抵抗しようとしたとしても、体は拘束具の中で無様に震えるだけ。
「ん゛ぁ゛ぅう゛っ!!!! んっ゛ぁ゛!!!!!」
媚薬のせいでパンパンに膨れ上がったクリトリスが、その何倍もの体積を持つ電マのヘッドに押しつぶされる。
ぎゅっと潰れて、形を変えるクリトリス。普段それを守っている包皮はすでに剥かれ、むき出しの敏感な部分に押し付けられた電マが、強烈な振動でそれを揺らす。
「音やば。キツそー」
クリトリスを押し潰した電マは、そのままぐりぐりと捏ねるように動き出す。
灼ける様な刺激の中、クリトリスがどんな形になっているかははっきりと知覚できる。
前回の絶頂感すら引いていないのに、私の体は無理やりに次の絶頂へと押し上げられた。
「ん゛ん゛ぁ゛あああ゛っ!!!!!! っ゛あ!! ああ゛あ!!!!」
過剰なほどに快楽に反応する体。
演技でしか見ないような震え方をしながら、私の体は絶頂する。
電マはその絶頂を咎めるかのように、今までよりも強く押し付けられた。
押し込まれるクリトリス。子宮まで揺れるような振動。
絶え間ない絶頂と、どうしようもない苦しさ。
「エグ、私あんなの絶対無理」
「こんなの好きなのこいつだけでしょ」
みんなの笑い声で惨めになる。
なんで……なんで私だけ、もうやだ……。
下半身に新たなアームが伸びてくる。
それに取り付けられた極太のディルド。普段だったら絶対に入らないような大きさのそれは、媚薬と幾度の絶頂によって解されたわたしの入り口を広げながら、安々と侵入してくる。
圧迫感。膣内のありとあらゆる箇所が埋め尽くされ、子宮口がぐっと押される。
「うわぁ、全部入っちゃった。エロすぎ」
「こいつ、普段からヤってるもん」
違う、媚薬のせいなのっ!! 私はそんなんじゃない……っ!
嘲笑が刺さる。視界は暗いまま。口からは涎が垂れ、言葉にならない呻きしか出せない。
怖い。指ぐらいしか入れたことないのに、こんなのが動き出したら、そう考えただけで怖い。
「んぐぅ゛!!!! っ゛っ!! っぅあ゛あっ!!!」
覚悟する時間すら与えられず、ディルドはピストン運動を始める。
ディルドが引き抜かれる度に膣壁がひっくり返るような感覚が迸り、そんな刺激でも私の体は快楽として受け止めてしまう。
子宮口を突かれ、内臓ごと押し上げられるような感覚。普段だったら痛いだけのような刺激でも、今はどうしようもないほど気持ちいい。
「ぁ゛っ!! ぁあ゛ぅ゛う!!!!」
体の中を突きあげられ、呼吸すらままならない。
電マも、乳首を磨くブラシも、そのまま私を責め立てる。
「ん゛ぐぅ゛ぅうう!! あ゛ぁん゛っ!!!!」
絶頂。
涙が止まらない。ひたすら熱い。溶けていくように、全身が快楽に支配される。
「ほら、もっと声出してよー」
「んー? 聞こえないよ」
機械の動きが勢いを増す。
追加のアームが現れ、肛門に細いバイブが挿入される。それは振動しながら前後し、体に未知の快楽が加わる。
今まで、そんな場所を性的に見たことなんてなかった。
だけど、感じてしまう。
媚薬のせいで全身が性感帯になったみたい。もはや空気の流れでも感じてしまいそう。
「ん゛ぃ゛っ!! ん゛ぁあ゛ぁ!!!!」
何回絶頂したかなんて数えきれない。時間なんてわからない。
暗闇の中で、ただイキ続ける。
体が限界を訴えるのに、快楽がそれを上書きする。
みんなはまだいる。笑ってる。私に気づかない。
「今何回目だっけ。……もうわかんないや、えっ書いてんの?」
「まだ五十回かぁ……。1000回もイったら壊れちゃうね」
嫌だ。嫌だ嫌だ嫌だ、助けてっ、誰か!! 止めて!!!!!
でも、声は言葉にならない。機械の音と、私の喘ぎ声と呻き声だけが廃墟に響く。
永遠に痙攣し続ける体は、まるで自分のものじゃない。
「んじゃ、帰るから。また明日ねー」
◇
「澪さーん。大丈夫?」
みんなが帰ってから、何時間経っただろうか。突然あの忌々しい女の声が部屋に響いた。
「ん”ぅぁ……っ゛、っ……っつぅうあ゛あ!!!」
「大丈夫じゃないよね。わかるよー」
声はだんだんと近づいてきて、ついには私の耳元にまで迫る。
「私もしんどかったもん。イくの辛くて、泣いても誰も来てくれなくて、苦しかったもん。ね、澪さん。……ああ、喋れないんだっけ」
顔全体を覆うマスクが数時間ぶりに外される。続いてアイマスクと口枷も外れて、私はようやく正常な視界と声を取り戻した。
「死ねっ!!! 死ね!! 絶対ゆるさ゛ぁ……ぁ、っ……!!!」
「イきながらそんなこと言われてもなぁ、怖くないなぁ」
必死に女を睨みつけても、あいつは意地悪く口元を歪ませるだけ。
喋る度に顎が痛い。その上に快楽で声が歪んで、結局まともに喋れない。
「私、澪さんのこと大嫌いだから。ちゃんと人生終わらせてあげるね」
「は? っ……なにっ、いってんの……っ」
「じゃーん。カメラって知ってる?」
名前は聞いたことがある。旧文明の機械で、小型なのに映像を取ることができるらしい。裏では、それで撮った映像が高値で取引されているとか。
「どんなビデオに高い値段が付くと思う? 綺麗な風景とか、映画とか、そういうのはアーカイブに残ってるから価値が無いんだよね。だけど、ポルノは別。どこにも残ってないから、すっごく高値が付く」
「ちょっと!! そんなことしたら……っ」
「安心して。売らないよ。ただ複製して、そこら中にばらまくだけだから。――想像して。自分の醜態が記録されて、ばら撒かれて。目の前にいるこの人は私の裸を知ってるかもしれないって思いながら生きていくの。どう?」
「……っっ」
「でも、特別に許してあげる。――今まで申し訳ございませんでした。一生あなたの奴隷になります。って、言えたらね」
愉悦に満ちた、陰気な表情。
そんなこと、絶対言うもんか。今は耐えて、それで後から何十倍も惨めな目に合わせてやる。
「じゃ、休憩おわりね」
「え……?」
責めが緩んでいたなんて、変わらず絶頂し続ける私には気づけなかった。
機械の動きが再び激しさを増し、耐えきるなどと言う行為はただの幻想だったことを、一瞬にして思い知らされる。
「ん゛ぁぅ……っ!! やめっ、……っ!!」
再び勢いを増したディルドが、私の膣内を掻き回す。電マがクリトリスに押し付けられ、振動が体を震わせる。ブラシが乳首を高速で回転し、硬くて甘い刺激が積み重なる。
「ほら、もうイくの嫌だよね。イくのしんどいよね?」
「あ゛ぅっ……! だれが……っ、ん゛っっ!!!!」
目の前の女は、制御パネルを操作しながらにやにやと笑っていた。カメラのレンズが、私の惨めな姿を捉えている。
体がまた絶頂に向かって昇り詰める。媚薬の熱が、再び脳を溶かす。浮いていく腰。緊張していく筋肉。
「あれ、声我慢してる? 恥ずかしいよね。私も、あの時すっごく恥ずかしかった」
「ん゛ん゛っ!! っ゛う、い゛ゃ……っ!!!」
絶頂。
弾けるように体が痙攣し、快楽が全身を覆いつくす。
堪えようのない奔流。何回味わったとして、この感覚に慣れることはない。
「ぅう゛っ……っ゛、あっ、ああ゛っ!!!」
嫌だ。今触られるの嫌……っ!!
絶頂なんて気にも留めず、機械は容赦なく責めを続ける。
絶頂の最中での、さらに押し上げるような刺激。そして絶頂直後の丸出しの神経を嬲るかのような刺激。
「早く言わないと、澪さん壊れちゃうよ?」
「や゛だっ!! この゛……っ、ん゛ぅう!!」
新たなアームが私に迫る。それが持っていたのは、ピンク色の粘液。
「これ、普通の媚薬じゃないよ。小さな粒々がたくさん入ってて、澪さんの中でじょりじょりと動き回るの。……こんな歯磨き粉、あったよね? まいっか」
「ま”っ……、なに゛、それ……っ、ぅ゛う、ぁあ゛ああ゛!!!」
その媚薬は、私の大事なところの表面を灼けるように熱くさせる。
そのうえで小さな粒が私の大事なところを転がり回り、無数の小さな刺激を生む。
クリトリスを責めていた電マは離れ、その代わりに小さなオナホールが私の陰核に被せられ、そのまま扱くように動き出した。
無数の細かいヒダと、細かい粒。クリトリスに快楽が焼き付いて、そのまま爆発してしまいそう。
「あ゛ぁああ゛あ……っ゛!!! っ゛、っぅああ゛!!!!」
一瞬で絶頂まで連れていかれる。無理やり連れていかれるような、苦しい絶頂。
体はくるったように痙攣し、視界は真っ白に染まる。ツラくて、苦しくて、涙が止まらない。
「ねぇ、楽になろうよ。言うだけじゃん。簡単だよ?」
「ん゛ぁっ……! 絶対、許さな……っ、ぅ゛う!!」
甘い女の声が、嘲るように響く。
制御パネルを弄りながら、カメラを調整する。
私の裸が、惨めな声が、すべて記録されている。
言葉を絞り出そうとするけど、ディルドのピストンが激しくなり、声が途切れる。膣内全てを引っ掻いて子宮口を叩く衝撃が、快楽の波を呼び起こす。
やだ、やだ、もうやだ。
「や゛あ゛ぁ……っ!! もう、い゛……ぅっ!!!!」
体が弓なりに反り、潮と愛液が勢いよく床を濡らす。暴れても逃げることなんてできなくて、ただ大きすぎる快楽を受け止めるしかない。
「ぅ゛あ゛ぁあ!! っ゛、あ゛っ!!!!」
またイく。
絶頂直後に、またすぐ次の波が来る。
「あとちょっとかなぁ。ほら、言っちゃってよ」
女は楽しげに笑うと、手元で何かのスイッチを押した。
「ん゛ぐぅ゛!! っつ゛!!!! っ、っ……っ゛!!!!!」
瞬間、迸る快楽。すでに限界の体に襲い掛かる、通常ではあり得ない感覚。
まるで雷でも落ちたかのような刺激で、何が起きたかすら理解できない。
体の痙攣が止まらない。
数秒遅れて、私の体が絶頂していることに気付く。
ようやく息をすることを思い出して、快楽をはっきりと知覚する。
「ぁ……、ぁあ……あ、ああ゛、あああああああ゛っっ!!!!!!」
女が何かしゃべっている。
強制的に体を絶頂させる電流だとか何とか、楽しげに語っている。
そして、女の指が、再びスイッチに伸びた。
やだ、こわい、もうあんなのやだ、嫌だ、嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ!!!
「……っ、申し訳……ございま、せんでした……っ」
「もっとちゃんと。続きもね」
「一生、あなたの……奴隷、になりま……す……っ!! ん゛ぁあ゛っ!!」
絶頂しながら、ようやく口にした言葉。
だって、仕方ないじゃん。もうイきたくないもん、あんなの次やられてら、本当におかしくなっちゃうもん。
「ま、結局澪さんのプライドってその程度なんだよね」
「っぅ゛、あ、ねえ゛……っ、とめて゛っ! い、言ったからっ!!」
大事なところを嬲られて、みっともなく喚いて。惨めだけど、死ぬほど悔しいけど、でも、これで終わるなら……。
「ん? 私、言ったら止めるって言ったっけ?」
「え……」
「言ったら動画ばら撒くのは止めてあげるって言ったよ。それは本当」
女の顔が愉悦に歪む。機械の音が再び高まる。
「でも、機械を止めるなんて、一言も言ってないよね? 澪さん、勘違いしちゃった?」
「や゛だっ!! ねえ゛やだ゛……っ、約束、ちが……っ、ん゛ぐぅ!!」
ディルドのピストンが加速する。内部を抉るような動きが、媚薬の粒々と相まって、火花のような刺激を生む。クオナホールはクリトリスを高速で扱き、粒々が敏感な突起を転がる。乳首のブラシが回転を強め、堪えきれない痺れが胸から全身へ広がる。
「ん゛ぁあ゛っ!! も゛う、やだ……っ!!! ごめ゛んなさい、ごめんなさいっ!!!」
駄々をこねるように体を暴れさせる。
嫌だ、嫌だ。またイかされる。連続で、何度も。。プライドなんて、もうない。ただ、止めてほしい。それだけなのに。
「イきそうになったら、イきそうですって言って。私が許可しないとイっちゃだめだから」
「なんで゛っ、だれが……っ!! っ”ぅ、ああ゛!!!」
「だから、勝手にイっちゃだめだって」
女の声が冷たく響き、電流のスイッチが再び押される。
暴力的な衝撃。強制的にもたらされる絶頂。体が硬直し、絶叫が漏れる。
「あ゛ぁああああ゛っ!!!! っ゛ 、あ゛っ!!!!!」
たった数秒。だけど、無限に感じられるような地獄。息ができない。視界がチカチカする。
「奴隷でしょ? 逆らっちゃダメ。ね、澪。イかせてもらったんだから、ありがとうございます、でしょ?」
「あ゛、ありがとうっ、ございま゛す゛っっ!!!!」
呼吸が苦しい。思考もまばら。とてもまともに喋れるような状況じゃない。
だけど、ただあの電流は嫌だという一心で、みっともないセリフを口にする。
「っ゛っ!! ぅああっ、イ、イきそうですっ!!」
「ふーん。……それで?」
「っぅあ゛!! イかせて゛っ、イか゛せて”ください……っ!!!」
限界ギリギリ。後一瞬たりとも我慢できないような状況で、必死に快楽を堪える。
もうあれはやだ、電気やだ……っ。
「うーん、どうしよっかなぁ」
「ぁ、まって゛っ! や゛っ、イかせて゛!! イっぅ゛……ぁっ!!!」
我慢しきれず、快楽は溢れ出す。
堪えた分高くへ上った快楽は、私を深い絶頂へと叩き落した。
重くて、苦しい絶頂。それに、電流が加わる。
「ぁ゛ああ゛ああああああっ、ああ゛!!!!!!」
狂ったように吹き出す潮。
ただの少女が受け止めるには、あまりにも大きな快楽。
涙と涎でぐちゃぐちゃの顔で、少しでも快楽を逃がそうと必死に叫ぶ。
「な゛ん゛でっ!!!! ねえ゛っっ!!!! 言った゛じゃ゛ん゛!!!!!!」
「ありがとうございます。でしょ?」
「や゛だ゛っ!!! ごめ゛……っ!!!! っぁ!!」
再び電流が全身を貫く。
絶頂を越えて、際限なく増加していく快楽。
電流が止まらない。
イったまま降りられない。
やだ、嫌だ、やだやだやだやだやだやだやだ!!!!
「ぁっ゛……!!!!! っ゛!!!!! っぅぁ……」
無慈悲な責めは止まらない。
プライドなんかもはやどこにもなく。女に言われた通りにみっともなく声を出す。
ただただ、電流の罰が怖い。
女は楽しげに頷き、許可を出すか、出さないか、気まぐれに決める。
「いいよ、イっていいよ。ほら、ありがとうは?」
「ん゛ぁあ゛ぁ!!!! あ゛、ありがとう、ございま……す゛っ!!」
許可が出ると、絶頂する。体が痙攣し、潮が噴き出す。それでも泣き出してしまいそうなほどツラいけど、電流よりはましだ。
許可が出る前に私の体が限界を迎えて絶頂してしまうと、電流が落ちる。強制絶頂の罰。体が硬直し、脳が焼けるような痛みと快楽の混じった地獄。
「イ゛っ……、あ゛ぁああ゛っ!!!! ごめ゛ん、なさい……っ!! ぁ゛あ゛り゛が゛とう゛ございま゛す”……っ!!!!!」
どっちにしろ苦しくて、永遠に逃れることのできない地獄。
ただ、ひたすら、何度も繰り返す。
女の玩具みたいに、遊ばれる。
◇
「今日もあいつ居るかな?」
「お、居るじゃん。音聞こえるし」
翌日。昨日と同じ数人の女子学生が、施設を訪れた。
「えっ……澪?」
そこで彼女が見たのは、変わり果てたクラスメイトの姿。
「あ゛っ、ああ゛!!! イきそう゛です゛っ、イ”かせて゛ください゛!!!」
恐怖によって刻み付けられた癖。それは、そんなことしなくていいとわかっていても、でてしまう。
「イっぅ゛ぁ!!! っ、っぁ、あ、あ゛りがとうございますっ!!!」
一番見られたくない相手の前で、惨めな言葉を叫ぶ。
「あー……。澪って、そういう感じ?」
「ち、ちがっ!! ぅ、イきます゛!!! イ゛かせて……っ!!」
女子学生たちは互いに目を見合わせて、嗜虐的に笑う。
「まさか澪がこんな変態だったなんて……」
「だーめ。イっちゃだめ」
少女の地獄は、永遠に終わらない。