勇者〇辱~Lion's Fall~
【世界観】
かつて、世界は魔王とその軍勢によって脅かされていた。
だが、若き勇者・レオンハルトの活躍により遂に魔王は討たれ、世界に平穏が訪れた──筈だった。
魔王の死後、残された魔王軍の残党は次第に人里近くに勢力を移し一部は魔王の意志も誇りも忘れ、人間達を玩弄するだけの野蛮な支配へと走り始める。
人知れず魔を狩る旅を続けていたレオンハルトは、そんな魔族の一角であるバルグロムと偶然再会する。
再生する肉体、抗えぬ呪い、宿された『聖核』による圧倒的な魔力。
その全てが彼を『壊せない玩具』へと変えて行く。
何度でも立ち上がる勇者を何度でも叩き潰す。
誇りを削り、身体を嬲り、心を折る。
───これは、一人の英雄が無様に喰い潰されていく物語。
【キャラクター設定】
レオンハルト・ザ・ブレイズ
159㎝/57㎏/19歳
魔王を討ち滅ぼした伝説の元・勇者。
性格は真面目で冷静な不屈の男。誠実かつ献身的で民を守るという誓いに命を懸けるが、魔族に対しては徹底的に冷酷な一面も。魔王を討った後もレオンハルトは一人、魔族の残党を討つため各地を巡っていた。
左頬から胸にかけて残る大きな傷痕は、かつて魔王との死闘の末に刻まれたもの。この傷には魔王の残滓が宿っており、その気配は常に魔族達に探知される“目印”となっている。
弱き人々に敵意を抱く者が存在する限り、レオンハルトに安息の日々は訪れない──それが、彼に刻まれた戦いの代償だった。
神より授けられた『女神の恩寵』と『聖核』をその身に宿す。
『女神の恩寵』
常人を遥かに上回る自己回復力・再生力を誇る。骨折や内臓破裂の致命傷すら1〜2日で自然治癒するが、痛覚は常人と変わらぬため痛みはしっかり感じる。
『聖核』
魔力の循環と生成を司る聖核と呼ばれる魔力の根源器官を中腹部からやや下に宿しており、女神の恩寵と組み合わさることで彼の体はほぼ無尽蔵とも言える魔力量を誇る。
バルグロム・レイジハウル
魔王直属の元中将。
魔王への忠義は決して篤いものではなかったが、その地位を利用し弱き者を虐げ私腹を肥やす生活には満足していたため、一定の恩義と感謝は抱いていた。魔王が討たれた今では忠義も義理も捨て、人間の村近くにある森の洋館を拠点とし、恐怖と暴力によって人々をねじ伏せ搾取する支配者として欲望のままに振る舞っている。
魔王軍内での昇格をレオンハルトに潰された過去があり、その時に味わった屈辱と恨みを今なお忘れていない。以降、レオンハルトに対して異常な執着と逆恨みを抱き、彼を「尊厳ごと屈服させる」ことで失った名誉と自尊心を取り戻そうとしている。
その目的は私怨と快楽がないまぜになった狂気じみたものであり、今ではレオンハルトを自らの手で徹底的に辱め続けることを最大の愉しみとする。