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【進捗報告】勇者シリーズ① プロット一部抜粋

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いつも応援ありがとうございます。

現在、勇者シリーズのプロットが完成したので今回はその一部を抜粋し、進捗状況を公開します。

本編のネタバレとなりますので、閲覧は自己責任でお願いします。




導入・設定補足

物語の舞台は森に囲まれた人間の村。

ここ数か月、バルグロム率いる人狼たちが村近くの森にある古びた洋館を占拠し、村人たちを日常的に虐げていた。

彼らは「上納品」という名目で村の市場を襲い、村人の生活を脅かし、暴力や強要を繰り返している。


そんな中、魔王軍の残党を退治する旅を続けていたレオンハルトが村を訪れ、人狼たちの悪事を止めるために現れる。

しかし、かつて対峙したバルグロムの狡猾な策略と圧倒的な数の前に捕らえられ、次第に追い詰められて───。


一部抜粋

人狼達に囲まれ、地面に片膝を付き息を切らせるレオン。疲労感を滲ませながら顔を上げて睨む先にはニヤつくバルグロムの顔。反抗的なレオンの様子に嬉々と口角を吊り上げるバルグロムと、奥歯を噛み締め睨み上げるレオンハルト。


「イイ面だ。勇者サマならそう来ねえと。なぁ?レオンハルト」


回想。数時間前──

上納品を建前に村の市場を食い荒らす人狼達。近くにいた青年に暴力まで振るう人狼を止めようと仲裁に入った老人に危害を加えようとした人狼の腕が吹き飛ぶ。人狼が斬撃に気付くとほぼ同時に、首も切断され落ちた頭部が転がる先にはレオンの足先が。人狼達の蛮行を目に怒りで全身に魔力を纏うレオン。鬼気迫る面持ちで


「下衆共が...!俺が来たからにはこれ以上お前たちの好きにはさせない。覚悟しろ!」


勇者の存在を認識した人狼達が牙を向き一斉に襲い掛かるも、巧みな身のこなしで躱し、魔法も絡めた攻撃で切り伏せるレオン。次々と人狼を切り捨て確実に数を減らす最中、建物の影から一際大きな影を見つけ、それが首魁であると認識し早急に片を付けるため斬りかかる。


「なっ!?お前は…」

「おっと、そこまでだぜェ勇者サマ。コレが見えねえか?」


物陰から現れたバルグロムの姿に目を剥くレオン。バルグロムは渦中の人物が誰か見当が付いていたのか、村の青年を掴み引き摺るように登場。青年を盾に前へ突き出すとレオンはピタリと動きを止め、振り下ろす剣を寸前で止める。


「久し振りだなぁ、レオンハルト…まさかこんな辺鄙な村で会えるとはなぁ。会いたかったぜぇ?」

「相変わらず卑劣な男だ…その人を離せ」

「テメェも相変わらずだな。折角の人質を逃がす訳ねえだろ。お前らもそう思わねえか?」


バルグロムの呼びかけに意図を察した手下たちが手近にいた村人を引き寄せ盾にする。卑劣な手段を取る人狼たちにレオンは奥歯を噛み締め、嫌悪感を露に暫く睨み付けるが、覚悟を決めたように体から力を抜き剣を降ろす。


「察しが良いな。これ以上村人に危害を加えられたくねえんだろ?だったらどうするか…分かってるよなァ?」

「そんな…!?ダメです、勇者様!」


敵の意図を悟った青年がレオンの身を案じ声を掛ける。蔑む目をバルグロムに向け、短く息を吐き出すと人質となっている青年に優しい眼差しを向け微笑みかけると、剣を鞘に納めてバルグロムの足元へ放ると両手を掲げて降伏のポーズを取るレオン。


「流石勇者サマ…気持ちいいねぇ、その潔さ」

「俺のことは好きにしろ。その代わり、彼らを離せ。」

「オイオイ、焦んなよ。物事には順序ってモンがあんだろ?先ずはテメェが、俺たちをたっぷり楽しませてから…だろ?」


足元の剣を蹴り飛ばしバルグロムは青年を突き離し、レオンに近付くと印を結び両腕を拘束魔法で後手に縛る。1か所に村人を集めた手下たちも見張り役を覗き、二人の周囲を囲むように迫る。威圧的に見下ろすバルグロムがレオンの頭髪を掴み、強引に顔を上げさせ愉悦に満ちた笑みを浮かべ見下ろすと見せ付けるように拳を固く握り締める。


「相変わらずだな。清く正しく、お手本見てぇな自己犠牲精神…感動しすぎて笑い死にそうだ。」

「ずっと待ってたぜ、この時をよォ…選ばれた血、勝ち組コース、順風満帆の俺の人生に……テメェだけが泥を塗りやがった!あの一敗で昇格はパァ。全部お前のせいでなァ!だったらよォ…テメェに狂わされた人生のツケ、いつまでも貸しにしとく訳にはいかねえよなァ?利子つけて、たっぷり返してもらうぜ…その体でよォ♡」


拳を当てて腹筋を押すバルグロム。反射的に腹に力を込め顔を顰めるレオンだが、大きく振りかぶった拳がズドン!と鳩尾にめり込む。重い一撃に一瞬呼吸が止まり、嘔吐するレオン。


「はあぁぁ…ッ♡たまんねえなァ…!一発でこんなに感じやがって…まさかイっちまったんじゃねェだろうなァ?オラッ、もっと啼けよ!俺を悦ばせろ!」


プロット本文一部抜粋は以上となります。

今回抜粋した腹パンシーンの全編はFantiaとCi-enに掲載しています。


まだネーム作業が残っているため作画作業はもう少し先になりそうですが、今後も制作進捗を随時報告して参ります。

引き続きご支援・応援のほど宜しくお願いいたします。



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POSTEDJul 6, 2025
ARCHIVEDJun 10, 2026