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悪夢のような出来事から数日が経った。
転職そのものは成功して、全員が能力やステータスの強化されてはいる。それでも、望まぬスタイルへの変化は苦痛と表現してもいいだろう。
街に現れた魔物については襲撃イベントみたいなもので、あれからすぐに処理できた。
だからといって、仲間たちのジョブと身体が戻るわけでもなく……。
別人のように変質した身体を抱えた、俺たち4人が残された。
神殿側からはお詫びとして、身体のサイズに合う装備やお金などを支給してもらった。
これで道中の出費について心配する必要はなくなったけど……身体の問題はどうしようもない。
解除しようのないシンプルな上位職のスキル、そして高すぎるステータス。
誰かが悪いわけではない。強いて言うなら悪いのは魔物でしかないし。
再転職はしばらく無理とのことで、これ以上は街に留まる意味もない。
さらに多くの経験値を得るには旅を続ける必要があるし、レベルを上げてからここに戻ってくるのも現実的じゃない。
もう、先に進むしかなかった。
冒険を再開して、神殿から少し離れたとある街の宿。
「っ……、ぁ……ん」
朝、浴室の方からくぐもった声がして目が覚める。
少し不安になりそうな状況だけど、今はもう慣れつつあった。
「あっ、ふぅっ……んくっ!」
ブビュッ、ビュルッ、プシッ!
近づくにつれて、喘ぎ混じりの声がはっきりと聞こえてくる。
同時に、少し粘ついた水音も。
「うぁ♡ひゃっ♡んぅっ♡」
浴室の扉をそっと開けると、ムワッとした湿度とねっとりと絡みつくような甘い匂いが充満していた。
まず目に入ってくるのは、浴槽の縁に乗せられた巨大な乳房。
それを両手でしごくように揉みしだき、搾乳している聖女……もとい聖母の姿だった。
順当に転職できたはずの彼女も、増幅した魔力と聖力に苛まれている。
まず問題なのは、魔法を使わずとも分泌され続ける大量の母乳。
今までとは比較にならない量がこんこんと胸の内から湧き続けるのだ。
聖母としてのスキル……なのだろう。同時に彼女のMP、魔力は常に回復し続ける体質となっていた。
最初の頃は、彼女も我慢しようとしていたのだが──
「な、なんですかこれっ♡胸が大きく……っ!」
胸の中が母乳で満杯となってもなお堪えようとすると、乳房自体がじわじわと膨らみだしたのだ。
それから急いで母乳を搾ってみたが、膨らんだ胸のサイズは変わらず……。
ステータスを確認した結果、魔力の詰まったこの母乳を溜め込み続けると、MPの最大値までもが上昇してしまうことがわかった。
MPの自動回復に、最大MPの上昇……これだけみると凄まじい恩恵だが、それが肉体に反映されるとなると話は別だ。
定期的に母乳を出さなければ、彼女の乳房は常軌を逸したサイズになってしまう。
ただでさえ爆乳の領域を超えつつあるというのに、レベルアップすら関係なく肥大し続ける……あまりにもデタラメな体質。
寝ている間にも魔力は回復し続けるため、寝る前に念入りに母乳を搾り、起きてからも時間をかけて排出するのが日課となりつつあった。
彼女の方も気を使って早朝から搾っているのだが、それでもまだ時間が足りていない。
ニチュッ、ヌリュッ、ダプンッ
「あっ♡やぁっ♡ふーっ♡」
荒い息を吐きながら、夢中で搾乳を続けている聖女。
浴槽の縁に預けた乳肉を根本から扱き上げるたび、母乳でぬるぬると滑る乳肉が動きに合わせてだぷだぷと波打つ。
乳房のサイズと連動して快楽も増大しているらしく、余裕のない顔と小さく震える上半身がそれを示していた。
ビュブッ、ビュクッ、ブピュルルルッ……!
「あはぁぁぁっ♡」
仕上げとばかりに両腕を伸ばして先端に鎮座する両乳首を掴み上げると、勢いよく乳白色の噴水が迸る。
同時に、普段の姿からは想像もつかないような嬌声を上げて絶頂する聖母。
夢中で搾乳していたのだろう。ひとしきり射乳が落ち着いたところで、ようやく俺が立っていることに気づいたようだ。
「勇者様、すみませんっ……まだ少し時間がかかりそうでっ、ふぁ、ひゃんっ♡」
抱えきれないサイズの乳房に手をやりつつ、こちらを見上げる聖女。
親指よりも太い乳首からは、まだボタボタと乳汁を滴らせている。
浴槽の底には生クリームのように濃厚な母乳が溜まっていた。
「昨日のレベルアップで、また量が増えて……あぁっ♡」
ドプッ、ビュルッ、プシャアァ!
乳牛でもここまで盛大な搾乳にはならないだろう。
これを1時間ほどかけないと、夜の間に溜まった母乳は出しきれない。
ステータス的には前衛ほどではないにしろ攻撃力も上がっていたため、筋力もそこそこついてきてる。
ゆえに10キロをゆうに超えるだろう乳肉を持ち上げたり、揉み続けても腕が疲れたりはしないようだが……。
彼女を苛むのはそれだけではなかった。
ムクッ、ムググッ
「母乳を出すと、今度はこっちまでグツグツ疼いてきて……んうっ♡」
母性を、メスらしさを凝縮したような乳房とその快感。
そこに彼女の股間……男性器が反応してしまっていた。
むくむくと持ち上がっていく竿はすでに下乳にぶつかっていて、亀頭が甘い疼きを訴えるようにビクビクといなないている。
くわえて、両太腿の間で鎮座している巨大な玉。こちらも増幅した聖力が溜め込まれ、むっちりパンパンに張り詰めている。
シュッ、ヌチュ、グチュ……!
我慢しきれないとばかりに余裕のない手つきで、乳肉を揉みしだきつつ肉竿へ右腕を伸ばす聖母。
片手では掴みきれない太さの肉竿に這わせ、母乳まみれの手のひらでグチュグチュとしごく。
上半身と下半身の主導権を奪ってしまう乳房と男性器。その見た目に違わず性欲も肥大しているようだ。
強烈な疼きを訴えてひくひくと切なそうに肉棒が震え、先走りをゴプリと漏らす。
上下同時の自慰はみるみるヒートアップしてゆき──
「んぐうぅぅぅっ♡」
ビュグッ、ビュルルルッ……!
搾乳の時間は、同時に射精の時間となっていた。
最初は寝室でゴムに射精していたのだが、高頻度かつ大量の精液ゆえすぐに使い切ってしまうし、彼女からすると乳が邪魔をして股間の状態がよく見えない。
それゆえ破裂して部屋中に精液を撒き散らされてしまい、それからは浴槽に射精すようになった。
ドプッ、ゴプッ、ビュルググルゥッ……
重々しい音を立てて浴室を白濁で埋めていく聖母。
修道服は母乳と精液でびちゃびちゃになり、乳カーテンは濡れて重そうだ。
彼女の服が白いからはっきりとは見えないが……近づいてよく見れば、うっすらと黄色みがかった液染みが見えるだろう。
ベッドのシーツも濡れてたし、部屋にも甘ったるい乳臭さと精臭が染み付いている。
「ゆっくり搾っててくれ。終わったら準備を整えて出発しよう」
「はい……すみません」
俺は彼女にそう伝えて、自室へと戻った。
俺たち勇者パーティーは、先に進むことを優先していた。
休んでいても治るタイプの異常でもないし、時間が経てば経つほど悪化していくはずだ。
より周囲の環境が強くなれば自分たちの姿も違和感がなくなるはずで、魔王討伐にも近づく。
しかし……外を歩いていても、好奇の視線は止むことがなかった。
のしっ、ずしっ……
まず注目されるのは、やはり女騎士、もといバーバリアン。
身長はそのままながら筋肉で縦にも横にもデカくなった巨体は、戦士とかいうレベルを超えていた。
短めの髪と整った顔立ちはそのままだが、身体との差異が凄まじい。
太すぎる両太腿ではモデルのように歩くことは不可能で、がに股気味に歩を進めている。
男装の麗人のようだった当初の印象からは別人のようだ。
身に着けているのはマイクロビキニ同然の専用アーマーで、肉体をこれでもかと晒している。
普通の鎧が着れないのは、己の肉体一つで無双するこのジョブゆえの仕様らしい。
まぁこれだけデカい身体だと合う鎧もないだろうし、レベルアップするごとにひとまわり逞しくなるから無理なのだろう。
むしろ、彼女の分厚い筋肉そのものが鎧のようだ。
肌も会った頃は艶やかな色白だったのが、露出し続けたせいか全身が小麦色に染まりつつあり、余計に筋肉の凹凸を強調している。
格好からしてアマゾネスと言った方が印象が伝わる人もいるかもしれない。
「はぁ、ふぅ……」
筋肉で代謝も上がったのだろう。全身からは汗が絶えず流れ、筋肉の谷間を滴り落ちていく。
事情を分かっている俺でもムワリとした熱気をすぐそばで感じるし、圧倒されるものがあるのは間違いない。
動作の一つ一つが重たげで、質量とパワーを感じさせる容姿と動き。
「……おや」
彼女の姿に圧倒されていたのだろう、立ち止まってこちらを見つめている女性がいた。
バーバリアンとなっても、女騎士だった頃と振る舞いが変わったわけではない。
以前に見かけた光景と同じように、中性的な顔に笑みを浮かべて声を掛けようとする。
「やあ、私に何か用かな?」
「ひっ!」
しかし声を掛けられた女性は怯えの表情を浮かべ、一歩後ずさった。
彼女の顔は中性的なまま変わっていないし、その精神もとくに変化はない。
……だが、顔がいいとかそれ以前の問題だ。
元から高身長なうえに、少女の倍はありそうな横幅でのしのしと迫ってくるのだ。
相手からすれば筋肉の壁が迫ってくるようなもので、怖がっても仕方ないだろう。
「す、すみません!」
「あっ……」
彼女はくるりを背を向け、一目散に逃げていった。
騎士だった頃とは真逆の反応に困惑の色を浮かべつつ、太い腕を伸ばしかけ……すぐに止まる。
自分が追いかけても逆効果だと理解したのだろう。
「怖がらせるつもりはなかったのだけどね……」
その肉体には似つかわしくないほどに、落ち着いた口調で話すバーバリアン。
だけど流石にショックではあったみたいで、筋肉で膨れ上がった身体を縮こまらせながら街を歩く。
他に、聖母の乳房が注目を集めるのは以前と変わらないのだけど……転職を経て新たな状況も起きていた。
「おい姉ちゃん、ちょっと遊ばねぇか」
「あっちにいいお店があってさ~」
「い、いえ、あの、ボクは男で……」
男たちから言い寄られている僧侶。
今までならあり得ないことだけど、着ているものがバニースーツ、見るからに遊んでいる格好なのだ。
俺たち3人が常軌を逸した体型、つまりステータスの高さを見せつけている中で、彼だけ他の冒険者たちよりも華奢なのがその印象を加速させるのだろう。そもそも勇者パーティーの一員とすら見られてないかもしれない。
「あぁ、キミ男なの。別にいいけど」
「こんな可愛けりゃ関係ないわな」
股間の膨らみに気づいても意に介さない男たち。
まぁ……男だとしても可愛いのは変わらないからな。
シーメールな身体だとしても巨乳なのは事実だし、むっちりとした肢体はどう見てもメスそのものだし。
とはいえ、本人にその気がないのに強引に迫るのはいただけない。
「すみません、彼は俺の仲間なので……」
「んだよ、勇者様の手つきか」
「いい立場じゃあ男娼も雇えるんだね」
俺が間に入って制すると、しらけた様子で去っていく男たち。
ちょっと変な誤解をされてる気がしたけど……まぁいいか。
「気にするなよ、格好だけ見て好き放題言ってるだけさ」
「…………」
遊び人となった僧侶は、じっと俯いているだけだった。
どこに行ってもこんな調子のため、早々に準備を済ませて視線を避けるように次の街へと向かう。
できるだけ、この旅を早く終わらせるために。
戦闘自体は問題ない。ステータスの増加でさらに楽になったのも確かだ。
しかし道中、身体に振り回されることは格段に増えていた。
「んっ」
プシッ、ピュルッ。ジワァ……
とくに聖女。
歩くだけで溜まり続ける母乳は極太の乳首から滲みだし、振動でさらに分泌を促進してしまう。
同時に、むっちりと肉の詰まった太腿は自分自身の玉を圧迫して、やわやわと刺激された男性器は疼きだしてしまう。
定期的に休憩として搾乳や性欲発散を繰り返しており、むしろ進むペースは遅くなっていた。
「少し休もうか」
「あぁ、そうだね。はぁ……ふぅ……」
「わかりました。んっ……」
他の仲間たちも火照ったように頬を紅潮させ、性欲を堪えている様子だ。
これ以上変化したくない、そんな共通認識がパーティーの中に共有されつつあった。
身体の状態を維持するため、敵を回避して進もうとしたのだが……。
「くそっ、また挟み撃ちか」
「仕方ない、倒すしか……!」
そんな縛りプレイですんなりと進める道中ではなかった。
こちらの実力を察して避けてくれるわけでもなく、道を塞ぐように出現したり突貫してくるモンスターも多い。
敵を全滅させなければ先に進めない、なんてケースもざらだったし、街の事情や平定のために倒すべきモンスターがいたり……。
強制戦闘と呼ぶべきものも多いし、進行上倒すべき中ボスを避けるわけにもいかない。
様々な事情はあるが、戦闘回数は思うように減らせるものではなかった。
そもそも、敵対しかけた兵士を制圧するだけでも経験値が入ってくるのだ。
もちろん強引に突破しようと思えばできるかもしれないが、俺が勇者である以上、人々を無視して力ずくで進むことは難しかった。
戦闘そのものは瞬殺で、軽く腕を払うだけでも魔物が屠られていくのだが……。
自動的に経験値も入ってくる。
「あっ、また……!?」
敵を倒せばレベルが上がり、ステータスが上昇する。
それは勇者パーティーとして必要なことでもあるのだが……。
「あぁっ……」
「ぐっ」
ムクッ、ググッ……ミチッ!
乳房がひとまわり育ち、男根が肥大化し、筋肉が膨れ上がる。
ひとまわりデカくなった身体で次の街に入れば、やはり人々の視線に晒される。
いくら先を目指しても周囲とのアンバランスさが解決されることはなく、異様に高いレベルとステータス、肉体での冒険を続けるしかない。
さらに俺たちを悩ませるのは、ドロップしたアイテムだ。
「ちからのたねか……」
敵が強くなってきたのもあってか、ステータスの最大値を上昇させ効果のアイテムも出てくるようになった。
もちろんレアドロップなのだが、本心から喜べない。
これを使えば、さらに身体が変わっていくのが目に見えている。
低い能力に対して使えば影響は少ないだろうけど、そもそも長所を伸ばさないとあまり意味がないアイテムだし。
すべて袋に入れて保管するに留めてある。
精神的にも、肉体的にもギリギリの道中。
そんな中、俺たちにとって最後のトドメになったのは……装備品だった。
「ガアァァァ……」
倒すしかない中ボスを処理して、進むべき障壁を突破したいつもの光景。
レベルアップで窮屈になる装備を感じつつも、ここまでは想定済みのことだ。
だが──
「あら?さっきのモンスターが落として……」
魔物のいた床に転がっていたのは、あきらかに聖職者用とわかる杖だった。
一目で貴重なものだと分かるくらいにオーラを放っているし、おそらく相当なレア装備品。
そして……自らの出自に近しいそれを、彼女が拾い上げるのは自然なことだった。
「うぅっ!」
何気なく持ち上げた瞬間、彼女の声に動揺が混じる。
そこでようやく俺たちも異変に気付いた。
「どうして、胸がっ……!?」
だぷんっ、むぐぐっ、むちいっ!
抑えつけようとしている乳袋が、その両腕を跳ね返るように膨れ上がっていく。
乳首はさらに肥大化して、布ごしにも形が分かるレベルに性的な体型へ。
しかも太腿の間からはこんもりとした膨らみがボリュームを増しつつあった。
急激な、服ごしにもはっきりと分かるほどの変貌。
「そんな……」
呆然と自分の身体を見下ろしている聖母。
上位職に合った装備は、ちらほら入手できるようになってきている。しかし同時に、それらは格に見合った強力な効果を持っているものばかり。
そしてこの杖が有していたのは、彼女のジョブをさらに強化するためのバフ効果……魔力と聖力の増幅だった。
「くっ、あぁっ!?」
ジワァ……プシッ!
抱えきれないサイズとなった乳房は、しかし自重で垂れることなくパンパンに張っている。
乳首からは乳白色の液体が内圧に負けるように滲みだしていて、破裂寸前の水風船を思わせた。
「なんで、こんな……んっ♡」
乳房や男性器の肥大に合わせて性欲も増大していたが……あきらかに発情している。
少なくとも、このまま放っておいたら乳房が肥大し続けることになるだろう。
「とにかく、街に戻って休もう」
「す、すみません……」
聖女に肩を貸しつつ、拠点としていた街へと帰路につく。
普通に歩いているだけでも、揺れる彼女の横乳が俺の胸板にまで当たってくる。
(このままじゃまずいな)
彼女だけでなく全員の士気が下がっているというか、みんな限界が近いのを肌で感じる。
戦力と連動して変わっていく肉体と、膨れ上がる性欲。延々とこれが続くようでは耐えきれない。
パーティーのリーダーとして、この状況は放っておけない。
俺は覚悟を決めながら、帰りの道を急いだ。
「先に宿屋で休ませるから、物資の補給と情報収集をしてくれないか」
街に着いてすぐ、残る2人に告げる。
まだ日は高いし、別れて自由行動の方がいいだろう。
それに……俺がやろうとしてることは、できれば周りに人がいない方が都合がいいし。
苦しそうに胸を抑える彼女を、宿屋のベッドまで連れて座らせる。
「大丈夫か?」
「申し訳ありません、勇者様の足を引っ張ることに……」
パンパンに張って苦しそうな乳房を抑えつつ、俺へ頭を下げてくる聖母。
頬も紅潮してるし、服をつたって俺の身体にまで母乳が染みてきてる。
身体が耐えきれないほどに疼いているのは丸わかりだが、ただ聖女だった頃からの性格ゆえか、それを他人にぶつけたり発散することができないのだろう。
「すぐ搾ってきますから」
申し訳無さそうにしている聖母。ここ最近はずっとこの調子だ。
母乳の量も増しつつあるし、自分が足を引っ張っていると感じているのだろう。
自分の胸を抱えつつ、厄介なものを扱うような手つきで自分の乳肌に触れている。
「いや……」
だが、俺は意を決して、風呂場へ向かおうとする彼女を引き止める。
このまま搾乳したところで、根本的には何も変わらない。
それよりも……
「母乳、飲ませてくれない?」
「え?」
こちらの申し出が予想外だったようで、彼女がうつむいていた顔を上げる。
「久しぶりだし、出すだけだともったいないだろ?」
「い、いいですけど……」
最近は戦闘で苦戦することがなかったため、治癒魔法を使う機会もなかった。
でも今は中ボス戦があったから、いくらかHPもMPも消耗してる。
もちろん宿屋で休めば回復するのだけど、それだと何の解決にもならない。
「えっと、その、どうぞ……」
どぷんっ
困惑しつつも了承してくれる聖母。
両腕を使って、重たそうに片乳を持ち上げる。
自重で圧迫されたのだろう、乳輪からの滲む白く濁った液体が下乳を滴り落ちていく。
その光景は、熟れ切った果実を思わせた。
「ありがとう、じゃあ……あむっ」
前に飲んだときよりも倍くらいに太くなった乳首を、俺はできるだけ大きく口を開けながら咥えこんだ。
直後、柔らかくて巨大な乳肉が押し寄せてきて、そのまま顔面が包みこまれる。
「んっ、んぐっ、ごくっ……」
「あっ、勇者様、あんっ♡」
ブシュッ、ビュルルッ、ドプププッ……
久しぶりに味わう、前よりも濃厚になったミルク。
大量に噴き出してくるから、喉を動かすので精一杯だ。
久しぶりに吸い付かれた感触に、喘ぎ混じりの声を漏らす聖母。
乳房が大きくなった影響で、前よりも敏感になっているのかもしれない。
できるだけ溜まっていたものを出し切れるように、ずっしりとした乳肉を支えつつ、乳首に吸い付きながら喉を動かしていく。
「……ぷはっ」
お腹の中にずっしりと溜まった母乳を感じながら、ミルク色の息を吐く。
それから、改めてステータス画面を確認して……納得とともに呟いた。
「やっぱり」
「え……?」
中ボス戦で少しは削れていた、HPとMP。
体力はもちろん、ステータス画面に表示された自分の魔力は満杯にまで回復していた。
想定もしてなかったのか、彼女も意外そうな声とともに俺の画面を覗き込む。
「この母乳、治癒魔法にもなってるし、魔力回復にもなるみたいだ」
魔力の詰まったミルクなのだから、何か効果があるはず……と思っていたのだけど、その予感は的中していた。
「ど、どういうことですか?」
「聖母の母乳だから、人を癒やす効果があるんだよ」
母乳が無尽蔵に溢れ続ける……これが聖母としてのスキルなら、無意味な、自分自身をただ苦しめるような能力のはずがない。
聖女として人々を救おうとしてきた彼女の積み重ねを象徴するような能力。
人々を助けるという意味では、母乳を処理する方がもったいないくらいだ。
「だから、そんなに悪いものじゃないし……申し訳なく思ったり我慢する必要、ないんじゃないかな」
戦闘で魔力を消費しても、俺たちは直接飲めば回復できるわけだ。
実質、無尽蔵な魔力タンクと言えるだろう。
「ちょっと形は不本意かもしれないけど、聖女として純粋に信仰してきた証だと思うし」
「信仰の証……」
あっけに取られたような表情を浮かべている聖女。
困惑があるのは分かるし、すぐに適応はしにくいだろう。
でも、ステータスの上昇が避けられないのなら身体の変化も性欲も今後も続くわけで、もう受け入れるしかない。
だったら……なるべく楽しい方がいいだろう。
「明るくいてくれた方が、これから先の旅も良いだろうし」
搾乳もだけど、それだけじゃない。射精だってそうだ。
俺は畳みかけるように口を開く。
「その……俺も、いろいろ限界が近くてさ」
彼女の前で、おもむろに自分の装備を脱いでいく。
俺の身体……服の中でミチミチに詰まっていたものが解放される。
ブルンッ
形のいい乳房が胸当てからまろび出る。
下から出てきたのは、すでに固くなりつつある男性器。
聖女と同じ、ふたなりの身体。
女神の祝福でこの身体になったわけだけど、前衛ゆえに体型の印象はかなり異なっていた。
バーバリアンの彼女ほどではないが、攻撃力と連動してギチギチと引き締まった筋肉で構成されている。
引き締まってくびれた腰回りには腹筋も浮いていて、形よく斜め上を向いた乳房が揺れる。
前衛ゆえの攻撃力と筋肉で目立ってはいなかったが、こうしてじっくりと眺めてみると、この身体のベースは紛れもない女体なのだと実感する。
そして、女体ということは──
「とくに……こっちが疼きまくってて」
ヌパァ
太腿を広げ、股間を見せつける。
そこにあるのは、疼き続けていた俺の女性器。
筋肉質な中で、ここだけは柔らかな肉が陰唇を形作っている。
そしてすでに愛液でとろとろに濡れぼそり、ヒクヒクと震えていた。
「このまま進んでたら、性欲のままに襲っちゃいそうなくらい」
ふたなりの肉体……男性器は雄々しく成長を続けているとはいえ、やはり雌なのだ。
とくに彼女の精液の匂いを嗅ぐたび、下腹部が熱く疼き出すようになっていた。
今まで勇者らしく振る舞ってきたけれど、他のみんなと同じく俺自身も性欲や身体の変化を前にして、もう耐えきれそうになかった。
「だから、お互い様ってことで」
彼女は唖然としてこちらを見つめているが、股間は女性器に反応したのだろう。ビキビキに勃起していく。
たぶん、あと一押し。
「俺を助けると思って……溜まった聖力、注ぎ込んでくれる?」
クチュ……
割れ目を指で広げて、誘うように見せつける。
この世界がそうなっているんだから、今は性欲に従おう。
すでに授乳の時点で持ち上がっていた彼女の肉棒が、さらに太く少し反り返りながら怒張する。
「い、いいんですか?」
「もちろん、むしろ初めては俺を喚んでくれた君がいいな」
自然と出た、本心からの言葉。
彼女も意を決した表情でおずおずと近づいて、固くなった肉棒の先を股間に押しつける。
そのままゆっくりと身体を預けてくる彼女を、両腕を広げて受け止めた。
ぎゅむっ
下半身は触れ合ったまま、抱き合うように上半身を押し付ける。
どっぷりと乳合わせになった2対の柔肉がたわみ合う……はずが、巨乳と言える範疇の俺の乳房は、彼女の圧倒的なボリュームの乳肉に包みこまれていた。
そして身体の重さとともに、肉竿がゆっくりと挿入されていく。
ズブブッ……
「んっ、きっつ……」
「だ、大丈夫ですか?」
「あぁ、挿れられないほどじゃな……んうっ♡」
むっちりと肉を詰め込んだ彼女の肉棒は、俺の膣内をミチミチと押し広げながら這入ってくる。
ただ、受け入れられないほどじゃなかった。自分でもちょっと驚いてる。
女神の祝福のお陰なのか、勇者としてのステータスなのかは分からないけど。
バキバキに割れた腹筋が内側から押し上げられて、お割れたままぼっこりと盛り上がる。
「う、動きますよ……」
ヌプッ、ジュプッ、グチュッ……
たどたどしい腰使いとともに、熱くて固いものが前後する。
濡れぼそった愛液が潤滑材になってスムーズに動きを助けつつ、膣全体が歓喜するようにきゅんきゅんと収縮する。
彼女も感じているのだろう。むっちりとした肢体が密着して、さらに動きに力がこもる。
「勇者様の中、とても締まって、絡みついてきます……んっ♡」
むにゅっ、むにっ、ぎゅむっ
下半身の肉量を乗せた重いピストンの衝撃。主に彼女の乳肉がクッションになって、ぶれそうになる肉体を受け止める。
お互いに息が荒くなって、全身がジィンと甘く痺れていく。
たどたどしかった動きも快感と衝動のままにスピードアップしてゆき、水音がだんだん激しくなって──
「あぁぁっ♡」
「んくうぅぅぅ♡♡」
ドブルルルルリュッ!
2人で絶頂に達した。
下半身から快楽があふれ出して、全身へと染み渡っていく。
初めて経験する女の絶頂にジィンと痺れて腰がガクガクと震える中、どぷどぷと肉棒が体内で脈打っている感触だけがやけに明瞭に伝わってくる。
お腹の中に暖かくて粘ついた塊が注がれて、いっぱいになっていく。
「んっ♡」
「はぁ……♡」
ズロォッ
肉棒を引き抜かれてもなお、身体はずっと渇いていたものが満たされたような、幸せな充足感で満たされていた。
そして、ぼっこりと膨らんだままのお腹。たぶん飲んだ母乳と同じくらい精液も注がれたんだろう。
「すっきりした?」
「……ええ、とっても」
俺の問いかけに、落ち着いた笑みを返す聖母。
ずっともどかしかった疼きが取れたような、最初に会った頃に見た、自然体な彼女の雰囲気。
とてもすっきりと満ち足りた表情。
彼女なりに整理がついたのだろう。
「また、溜まったら相手して頂けますか?」
「もちろん」
俺も笑顔で応じる。
自分も限界が近かったし、ぶっつけ本番ではあったけど、上手くいったみたいだ。
そう思っていたのだけど──
「勇者様、胸が……」
「え?」
むくっ……。
見下ろした自分の胸が、ずっしりと重く育っていた。
判明している影響
体力……体重
魔力……バストサイズ
攻撃力…筋肉量
守備力…ヒップサイズ
聖力……男性器のサイズ(女性は一定値を超えるとふたなり化)
勇者
性別: 男→ふたなり
レベル 32→38
体力 193→227
魔力 102→183
攻撃力 121→208
守備力 127→219
聖力 48→102
運 39→89
魅力 52→91
スキル
成長加速……ステータスの伸びが著しく高い。
能力伝播……パーティーメンバーなど、関わりの深い相手に自身のスキルが作用する。
能力吸収……自分よりも高いステータスを持つ相手の体液を接種すると、自分のステータスも上昇する。
特記事項
ふたなりとなった後も成長を続けている勇者。
勇者として各能力が伸びており、筋肉質に引き締まったバランスのいい女体美は、それらを象徴している。
いつもの変わらない調子に見えるが、疼き続ける女性器や肥大するふたなりチンポによって、思考や価値観に性的な影響が及んでいる。
聖女→聖母
性別: 女→ふたなり
レベル 32→38
体力 95→130
魔力 196→253
攻撃力 41→82
守備力 65→131
聖力 152→202
運 21→38
魅力 43→75
主な装備
女神の聖杖 魔力+40、回復量増大 聖力+40、回復量増大
特記事項
聖母としての能力が世界の理とともに歪められた結果、彼女の母乳は他者を癒やす効果を有することになった。
くわえて入手したレア装備によってそれらが加速し、射乳・射精ともに量と頻度が増している。
勇者のお陰で性的な行為への抵抗や苦痛は解消されたが、他人への授乳など母性に根ざした欲求が高まりつつある。
騎士→バーバリアン
性別 女
レベル 32→38
体力 212→327
魔力 64→91
攻撃力 183→303
守備力 157→276
聖力 0→0
運 77→79
魅力 98→135
主な装備
鋼の剣 攻撃力+10
ちからの腕輪 攻撃力+40 体力+15 守備力+10
特注ビキニアーマー 攻撃力+20 体力+10 守備力+25
特記事項
筋肉の肥大にくわえて肌の褐色化も進行し、蛮族と呼ぶに相応しい肉体となりつつある。
騎士はもちろん戦士でも説明のつかないレベルの肉体、これを目にした女性たちは彼女のアプローチが始まる前に引いてしまうため、結果的に火遊びの回数が激減。
増大し続ける性欲を持て余している。
僧侶→遊び人
性別 男(シーメール)
レベル 30→37
体力 71→113
魔力 52→81
攻撃力 33→47
守備力 46→74
聖力 31→50
運 30→39
魅力 21→35
主な装備
バニースーツ
特記事項
一介の遊び人。
戦闘力やスキルに特筆すべきものはなく、その容姿ゆえに他の冒険者たちから言い寄られてばかりいる。
パーティーの中では性欲は薄い方だが、最近は肉体の発情を自覚しつつある。