「んふぁ!♥ は、あぁん、ふひゃぁははははははは!! は、うぅ、だめ、だめぇへへへへっひひぃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!!」
「わぁ、すっごい光景……♡」
目の前の光景をうっとりと見つめる。
今バーヴァンシーは大きな触手生物の上に大きく足を広げて座っている。
元々水着見たいな服を着ていたけどそれもはぎ取られ、所謂生まれたままの姿で触手生物に蹂躙されている。
主にくすぐられているのは足の裏、腋、お腹、お尻、胸等、少し快楽的な刺激も混ざっているのか嬌声を上げて悶えている。
何時の間に学んだのか彼女の眼を触手で塞ぎ神経を過敏にさせている。
「はは、ははは……! いいぞ、成功だ……! やはりこの理論は間違って無かった! あのバカ達の理論が間違っていた事が証明された……!」
「結局、何が証明できるんですか? これ」
今も彼の理屈は解っていない。
この生物を作ったところで何を証明できるのだろう。
「うひぃ、やだ、そこ、はぁひゃひゃひゃひゃひゃひゃ……! ひ、いぃっひゃひゃひゃひゃひゃ!! へんな、とこ、さわるなぁはははははははははは……!!♥」
「この生物は文献を元に再生した合成生物だ、その文献はとある王都で発見した物でその中にこの生物の事が書いてあった……解るかね? こんなふざけた生態を過去の人間が作り上げて使っていたんだよ」
「はぁ? いやそりゃ過去にもくすぐりフェチの一人や二人はいると思いますよ? 中には快楽が混ざるのがNGって人も居るので一定層向けとは思いますけど」
ちなみに私は気持ちいいのもOKだ。
くすぐったさと気持ちよさはあればあるほどいい、二つの刺激の情報にぐっちゃぐちゃにされるあの感覚がたまらない。
何もかもを忘れさり快楽を貪るだけの獣にまで堕ちるあの感覚、今思い出すだけでも股が濡れてくる。
「そんな事は解っている、問題はその生物が居て、使われていた、という証明なんだ。使われていたならその痕跡があり理由がある、この生物を作り上げ何に使っていたのか、人間の歴史に解らない点等あってはならない。何か一つでも過去にあった物を証明できればそれは『栄光』に繋がるんだよ」
「……成程」
誰もが解析したことが無い歴史の一部。
魔術における根源にも似たような部分がある。
人間の歴史を丁寧に全て読み解いてその全てを再現していけば神代の魔術にも、根源にも辿り着けるだろう。
気の長い話だが魔術師というのはそういう物だ、次代へ次代へ、何かを託していく。
つまり彼にとっての『栄光』は歴史だ、人の歴史をその場に権限させる事がドクターテンタにとっての『栄光』なんだ。
「ん、んうぅ!♥ や、ひゃひゃひゃひゃ、あははははひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!? ひぃん!♥ んあぁははははははは!!」
「少し声が変わりましたね。ふふ、あんなに綺麗な白い肌が熱を帯びているのが分かります。同じ女としてどんな風に感じているのかが気になっちゃいますね」
いけない、つい人の『栄光』を滅茶苦茶にしてしまいたくなってしまった。
ドクターテンタは協力者だ、我欲を抑え込んで協力してもらわなければこの聖杯戦争も崩壊してしまう。
必要なのは魔力だ、サーヴァントを召喚して消費した魔力をくすぐり犯して回収する、リサイクルの様な物だ。
「この後どうします? まだデータを回収しておきますか?」
「その予定だ、証明するにはこれだけではダメだ。"使われた"というのなら"効果的"だったかどうかも検証する必要がある」
「確かに目的があって作られたのなら効果があったのかも検証しておきたいですね」
今の現代ではこの生物の資料は文字通り埋もれていたのだ。
あったという証明がされたのなら消えた証明もしなければならない。
消えた理由もある程度は想像は付けられる、効果が思った以上に無かったとか、継承する変態仲間が居なかったとか、逆に継承されて改良されたとか。
想像ではあるが想像を確定させるのが証明なのだろう。
「あひゃっはははははは、はぇへひゃひゃひゃひゃひゃ!! こ、んなぁ♥ おかひく、うひぃひひひひひひひひひ!! くすぐられるだけで、こんなぁははははははははは!!」
「見た所サーヴァントにも影響があると考えると当時の効果はもっと高そうですけど」
「憶測ではいかん。悪魔で欲しいのは証明に耐えうるデータだ。このサーヴァント以外のデータも本当は欲しいがそこまでの都合は今は贅沢だからな。取れるだけこのサーヴァントでデータを取るまでさ」
確かにそれはそうだ、マスターになってサーヴァントを得るのは一人一回まで。
今回の聖杯戦争のルールだ。
サーヴァントをくすぐり犯し放出した魔力の量で勝利者を決める今回のシステムではサーヴァントは兎も角マスターの殺し合いは存在しない。
こんな秘密裏にやってるんだから事後処理はなるべく楽をしたいし。
この地下での話になるが魔力を失ってしまえば消えてしまうサーヴァントならある意味証拠は残らない。
「それにしても、データかぁ……どんな事書いてあるんです?」
「ん? 何反応をただ数値化しただけだ。それ以上でもそれ以下でもない」
本当だ、部位についての反応数値があるだけだ。
平均値を5として10段階に、体の部位への反応と触手の動き方との反応が書いてある。
そこに感情は一切なく事実のみが書いてある、報告書の教科書の様な報告書。
面白くない、けど参考になるなこれ……私報告書書くの苦手だったし。
結局こういう技術の方が社会に出ると役に立つんだよね。
「あ、あ♥ んは♥ や、やだぁひゃひゃひゃひゃひゃ、はひぃひひひひひひひひ!!♥ こんな、こんな、あっあ♥ ひ、いぃひひゃゃひゃひゃひゃひゃひゃ!!」
「おや? 反応が変わったな、なんだあれ?」
「え? イキそうになってるだけですよ。快楽的な刺激は緩いですけどあんな風に責められてたら遅かれ早かれですよ」
「そんなモノか」
もう本当にこの人ちん〇ん付いて無いんじゃないの?
あんな風にとろけ切った顔のバーヴァンシーを見て何も思わないとかどうなってるのよ。
まぁいいか、この人に性的な常識は通用しなさそうだし。
「……オホン。えと、この触手生物が性的絶頂を与えたとして、データを取ったりするのとかは影響はでるんですか?」
「性的な絶頂のデータが取れるというならそれはそれで問題ない。未知のデータが取れるならそれはそれで好都合だ、資料は多いに越した事は無い」
「それもそうですね、私も色んな責め苦があった方が飽きが来ませんしくすぐり以外にも気持ちよくなっちゃうってのも好きですし」
今にも鼻歌でも歌いそうな言葉にドクターテンタは怪訝そうな顔をしている。
しかし魔術師何てみんな何処か壊れている様なものだ、自分の生涯が無駄になるかも知れない事に命を懸けるなどやっぱり何処かおかしい。
いくら興味がある、先祖から引き継いでいる、とは言えあんな風に自分の人生を食いつぶすのは私はごめんだ。
私は特に魔術使いからのなんちゃって魔術師の家系なのでその傾向が強い。
「ん、あ、ああ♥ は、あぁははははははは……♥ や、ひゃめぇへへへへへへへへ……♥ おねが、いったん、いったんとめぇひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ……♥」
(今止めたら止めたで消化不良になりそうですけどね……ん? いやそれもいいか、強気系のあの子には恐らくそっちのが"効く"!)
「ドクターテンタ。ちょっとあの生物の動きを止めて貰ってもいいですか? あと私が手を上げたら軽く触手生物動かして下ろしたら止めてください♪」
「なに? もう少しでデータも取り終わるのに……」
「いいですからいいですから、ちょっと任せてください♡」
怪訝そうな顔をしつつも触手生物の動きを抑制させる。
体を痙攣させ今にも絶頂しそうだった彼女は困惑した様にぼんやりとしている。
「あ、え……?」
「おや? どうしました? 止めてって言われたので止めただけですよ?」
「あ、う、うぅ……てめ、解ってて……!」
こちらの意図を理解したのだろう弱々しくこちらを睨みつけてくる。
――あぁ、何て甘美♡
「ふふ、最後くらい、貴女の気持ちが聞きたいなぁと思いまして♡」
「ひぅ!?♥ あ、ひゃ、今は……うひぃ!?♥」
私の合図とともに触手生物がバーヴァンシーの足の裏を撫でる。
達しそうな体はそれだけでも過敏に反応し彼女の情緒を壊していく。
「ほら、貴女の素直な気持ち、聞かせてくださいな?」
「ん、ぁあ……♥ く、そ、ころして、ころして、やるぅ……んひぃい!?♥ おまえ、なんか、おまえなんかぁ……!♥」
「あら、いいんですかぁ? このままだと、くすぐりが癖になるまで調教しちゃいますよぉ?」
いや、まぁもう遅いと思うけどね。
でも、ある意味純粋な彼女のはそんな事解らないだろう。
「う、うぅ……ぁ、うぅ……♥」
「今なら、気持ちいいだけで終われますよ? 此処だけの話しにしますから、ね?」
舌先が触れそうな距離で囁く、その刺激ですら目隠しをした彼女には快楽になる。
「……して♥」
「ん? なんですか?」
「……ちゃん、と……イかせ、て♥」
「――はい♡」
「ひうぅ!? んあ、あぁっははははは!!♥ あ、ああ、とまらにゃ、ひゃ、ひひ、んうぁはひゃひゃひゃひゃひゃひゃ……! だめ、だめだめだめだめ! ひ、んぁああああああ!!♥」
ああ、純粋な妖精が堕ちた。
こうなってしまえば、後は快楽を貪るだけの雌だ。
魔力が枯れるまで彼女には役に立って貰わなくてはならない――