■ 箱詰倶楽部の社長は、如何にして箱詰倶楽部の社長になると至ったのか。頑なに本名を明かさない訳とは。かつての恋人とはどうなったのか。いま、彼女の秘密のベールが脱がされ――るわけではないかもしれません。彼女が箱詰倶楽部を立ち上げたのは、大体皆さんが想像している通りだと思いますーw-ウム
■ 社長が箱に詰められるだけではなく、様々な拘束具や責め具を追加するようになったのは、この時の経験がきっかけとなっています。ですが、本人としてはありでもなしでもどっちでも楽しめるので、視界が広がった認識です。
■ 今回、実験的に文章の書き方というか、行間の取り方を普段とは変えてみてます。「読みやすい」か「読みにくい」かご意見いただけたら幸いです。コメントでも色々ご指摘いただけると嬉しいですーw-ペコリ
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ユイに箱詰めプレイ願望があることをカミングアウトして、それを叶えてもらえることになった。
その結果、思ったよりもノリノリでユイは準備を整えてくれた。
そうして用意してくれた道具のうちの一つが――その奇怪な服だった。
私はそれを広げて見ながら、ユイに尋ねる。
「ユイ……これって……なに?」
「あれ、知らない? ラバースーツっていうのよ」
「それは、わかるけれど……」
黒い人皮のような服。首から上と手首と足首から先は存在しないものの、若干全身タイツみたいに見える。
ラバースーツ自体は知っていたというか、なんとなくどういうものかは理解出来ていた。
けれど、これから箱詰めされようというのに、ラバースーツを着る必要があるのだろうか。
わからなかったので、直接聞いてみる。
「箱詰めされるのに……着る必要、あるのかしら?」
「まあまあ。せっかく用意したから、着てみてよ」
ユイは私の疑問にそう答えた。
どうやらユイの嗜好というか、これを着た私を見てみたいという願望が理由の大半を占めているみたいだ。
今回は私の要望にユイを付き合わせているようなものなので、これで少しでも報いれるというのなら、とりあえず着てみてもいいだろう。
私はそう結論付け、そのラバースーツを身に着けることにした。
どうやら背中の部分にファスナーが通っていて、それを開いた隙間から手足を挿し込んで着るようだ。
「それにしても、独特な感触ね……ラバースーツっていうのは……」
「この感触が溜まらないと思うわ」
ユイは嬉々としてそういうけれど、ちょっと共感できなかった。
ラバーの感触はとても変わっていて、それを着ることで得られる感覚がよいものとはとても思えない。
とはいえ、まずは実際に着てみようと、ファスナーを開いて生じた隙間から、まずは足を差し込んだ。
ラバーの筒の中を足が通過していく。そうしていくと、ラバースーツが足全体を包み込むように刺激してくる。
分厚めのタイツを履くときの感触に少し近いかもしれない。ただ、その摩擦はタイツとは比べ物にならなくて、結構苦労しながら、ラバースーツの中に足を通していく。
足先が先端から飛び出して、足首の辺りをラバースーツの裾が締め付けてくる。
「ん……っ」
「しっかりたるみをなくさないとダメだから、馴染ませるわね」
「えっ……ちょっと、待って……っ、ひゃっ!」
ユイは私の足元に跪くと、両手を使ってラバースーツに包まれた私の足を撫で回してくる。
ぴちぴちと音を立てながら、私の足を包み込むラバースーツにわずかに生じていた弛みが解消され、より強く体に張り付いた。
ラバースーツがぴったり肌に重なり、第二の皮膚のような感覚になる。
「くっ……ぅ……ッ!」
「ほら、もっとラバースーツを引き上げて」
「わ、わかってる……っ」
なんでもないことのようにユイは私を促してくるけれど、私にしてみればなんでもないこととはとても言えなかった。
肌にラバースーツが密着してきて、その場所からどんどん気持ちよさが伝わってくる。
体がラバースーツの刺激で活性化しているというか、着せられた部分が敏感になってそこから感じる快感が強くなっていた。
「はぅ……っ、んっ……くぅぅ……っ!」
「ラバースーツは体のラインがバッチリ出るから、露出度は低いのにかなりエッチなのよねぇ……♡」
ユイはそう楽し気に呟きながら、私の足を撫で回し続けている。
その感触に震えながら、私はどうにかラバースーツを腰の上まで引き上げた。
するとお尻もラバースーツに包まれるようになり、ぷりぷりと熟れた果実のような状態になってしまった。
自分でいうのもなんだけど、その状態の私のお尻はとても蠱惑的で、ひとことでいうと、とてもいやらしかった。
自分でもそう思えたのに、傍から見ているユイがそう思わない訳もなく。
ユイは、ラバースーツに包まれた私のお尻を掌で撫でまわした。
「……うーん。すごい、いい感触……普段から張りはいけれど、こうするとそれ以上で……!」
「ひゃああ……ッ、ちょ、っと……! ユイ……! な、撫ですぎ……っ、ひゃあんっ!」
くすぐったいやら恥ずかしいやら気持ちいいやらで、私は声を震わせる。
そんな私に構わず、ユイの手は私の体を這い回り続けて――後ろに回り込んだ。
「閉めるわよー。」
「ん……っ!」
背骨に沿ってファスナーがあげられていくのがわかる。
そうするとただでさえ肌に密着していたラバースーツが、ますます私の肌に密着してきた。
ぴちぴちと音を立てながらラバースーツが私の体と一体化してくる。
「くぅ……っ!」
「わぁ……想像以上ね、これは……」
ユイがそう言いながら、ラバースーツを私の肌に馴染ませるように、私の胴体を撫で回してくる。
ラバースーツに包まれている私の体は、そのユイの撫でまわしを異様に強く感じてしまっていた。
ラバーの分、一枚隔てているとは思えない、直接肌を撫でられているのと変わらない気持ちよさ。
「はぅ……っ、ふっ……っ、うぅ……っ! くっ……! あ……っ!」
「気持ちよさそうね……ふふふ……」
思わず声をあげて悶えてしまう私を、ユイはそう揶揄してくる。
その揶揄に耐えつつ、私はどうにかラバースーツを身に纏った。
体を少し捻るだけで、ぎゅむぎゅむと音が鳴って、肌とラバースーツがこすれ合う。
縄で縛られると、その縄の感触に酔ってしまう人もいるらしいけれど、この時の私はまさにラバースーツに酔っていた。
感触を確かめるように、何度も体を捻ってしまう。
初めて着るラバースーツの心地よさに震えていると、ユイはさらにラバーで出来たものを身に着けるように求めて来た。
それはラバーで出来た靴下と手袋のようなものだった。
「本当は手足の先まで全部一体型のラバースーツがいいんだけど、それってかなり正確なフィッティングが必要だからね……一番難しい手足を別にすることで、それを解消するってわけ」
ユイからそう説明を受けつつ、私は彼女に靴下と手袋を履かせてもらう。
足の方はともかく、手袋の方も指が湧かれていないタイプだったのには驚いたけれど。
それを履かせられると、指先が使えなくなった。細かい作業は出来そうにない。
他にもいろいろ道具はあるのに、それらの装着は全部ユイに任せるしかないわけだ。
ちょっと嵌められた感がある。
「ユイぃ……」
「ふふふ。なにかしら? さあ、次の道具を装着してもらうわ」
楽し気にいうユイが私に示したのは、いわゆる手枷だった。
左右の手にかける輪っかが、ほぼ密着している。
手錠とかならどう身に着けるかは見ればわかるけれど、それはどう身に着けるのか少しわかりづらかった。
「はい、手を後ろに回してー」
「うっ……そういう……?」
ユイに導かれるまま、私は両手を後ろに回して、腰の後ろで腕先同士を重ねる。
その両手の位置を固定するように、手枷が嵌められた。
手枷は内側にちゃんとあて布みたいなものがあって、食い込んでも痛くはなかったけれど、腕の位置が固定されて動かせなくなる。
軽く体を捩って抗ってみたけれど、全くの無駄だった。
「くぅ……っ、んっ……!」
体を揺すって動かす度に、悩まし気な声が出てしまう。
ラバースーツに覆われているとはいえ、私の豊かなバストがゆさゆさと揺れた。
そんな私の悶える姿を見て、ユイはますます楽しそうに笑う。
そして私の体を後ろから抱き締めて来て、その両手で弄って来た。
ユイの手が私の体を撫で回してくる。
「はぅ……っ! ゆ、ユイ……っ!」
「すっごく素敵よ……ああ、本当に素晴らしいわ……!」
乳房を揉まれ、股間を擦りあげられる。
色んな箇所を刺激されるたびに、私は体をくねらせ、快感に襲われるのを堪えなければならなかった。
私の股間を弄っていたユイの手が、その場所に走っていたファスナーを開いていく。
ラバースーツの股間が開き、私の股間を露わにする。
ラバースーツが開くと、それに影響されて私のあそこも開いてしまっていた。
ぱっかりと開いて、ぐずぐずに蕩けたその割れ目が露わになってしまっている。
そんな割れ目を、ユイの指先がなぞって刺激してきた。
びりびりと強烈な快感が触れられた場所から駆け上がってくる。
「はぅう……っ!♡」
「わぁ……これはすごいわ……♡ すっごく、濡れてるじゃない♡」
「い、いわない、でぇ……っ♡」
自分でもわかっていた。
ラバースーツを着て、腕を拘束されただけで、自分が異様に興奮してしまっていることは。
だけど改めてそう口に出して指摘されると、そのことをますます意識してしまい、興奮が膨らんでいく。
「くぅ……っ、ふっ……♡ んっ……♡ あっ……!」
くちゅくちゅ、といやらしい音が私のそこからし始めていた。
ユイは指先をその隙間に潜り込ませ、刺激していた。
中を掻き混ぜられた私は、それだけで腰砕けになりそうなほどの快感を覚えていた。
悶える私の中から指を引き抜き、ユイは笑う。
「あなたの中……すっごく熱くて……トロトロだわ♡」
「はぅ……あっ……あぅ……♡」
「これだけ濡れてれば、ローションは必要ないわね♡」
そう言いながら、ユイは私に挿しこむ道具を手に取る。
バイブの一種であるそれは、それなりの太さと長さを持つものだった。
それをユイはためらいなく私の中に挿しこんでくる。
想像以上に、私の穴はそれを簡単に受け入れてしまった。
体の中を異物が突き進んでくる感触こそあったものの、ほとんど抵抗なく根本まで入ってしまう。
そのバイブの持ち手部分は、私の股間を覆うような形になっていて、最後までねじ込むと股間をぴったり覆って隠してしまった。
「あぅ……っ!♡ んっ、んんっ……!?」
私は思わずそのバイブを膣で締め付けてしまった。
すると、その締め付ける力に合わせて、股間を覆っている部分がさらに強く押し付けられるのを感じる。
「な、なに、これ……っ♡」
「挿入部分の形状が、締め付ければ締め付けるほど強く奥に入り込むような形状になっているのよ。その覆いの部分がちゃんとストッパーになっているから、取れなくなる心配はないわ」
こともなげに説明してくれるユイ。
確かにそれなら問題はないのかもしれないけれど。
そう考えてから、私はすぐにそのバイブが箱詰めプレイに活かされることを察する。
膣の中の動きだけで刺激の強弱を替えられるということは、身動き一つ取れない箱詰め状態でも、自分で刺激を生み出せるということだ。
それに気づいた瞬間、本能的に強く膣でバイブを締め付けてしまう。
ひときわ強くバイブが奥へ引き込まれ、股間を覆う部分が押し付けられる感触が強くなる。
「くぁ……っ♡ あっ……♡ ああ……!♡」
気持ちよさにへたり込みそうになる。
よろめく私をユイは支えてくれた。
ユイはそんな私のラバースーツの股間部分のファスナーを閉めていく。
ラバースーツが閉じたことで、常にバイブが押し上げられているような、そんな感触が生じ続けていた。
その気持ちよさに悶える私に、ユイはさらなる道具を示す。
「あともう少しよ。さあ、あーんして……これを咥えなさい」
そう言いながらユイが私の前に差し出して来たのは、赤色のボールギャグだった。
すでに度重なる快感と刺激で頭がぼーっとしていた私は、ユイに言われるまま、口を開いてそれを受け入れる。
「んぁ……♡ んっ……んぅっ……♡」
ボールギャグを咥えると口の中がそれでいっぱいになり、舌も押さえつけられて上手く声を形に出来ない。
もごもごと呻きながらそれを気入れていると、口の端から涎が垂れ始めた。
それをどうにか止めようと思ったけれど、どうにもならない。
だらだらと涎を垂らすことしか出来ない。
そんな私の視界が、突如真っ暗になった。目隠しが施されたみたいだ。
どうせ箱詰めになれば見えなくなるのに、とは思ったけれど、スーツケースの隙間からわずかに漏れ出る光も認識できなくなると考えれば、意味がないわけではないかもしれない。
「ひとまずこれでいいでしょう。それじゃあ……改めて、スーツケースに詰めてあげる」
「んぁ……っ♡ んぅ……♡」
そう言われ、私はまた箱詰めが体験できると知り、声を震わせた。
責め具を身に着けてた状態での箱詰め。
果たしてどれほどの快感得られることが出来るのか。
私の心は、すでに期待と興奮で満たされ、ろくな思考もできないまま、ユイに促されるままに――スーツケースの中にその体を収めていった。
両手が自由だったさっきとは違い、後ろ手に拘束された分、小さく丸まり切れていなくなっている。
そのせいか、詰められているのはさっきと同じスーツケースのはずなのに、スーツケースが小さくなっているような気がした。
それはつまり――箱詰めされる感覚がより強く感じられるということだった。
つづく