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魂が抜け出た私のカラダ おわり

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■ ひょんなことから幽体離脱が出来るようになった少女のお話。幽体には魂の声を響かせ、それを聞いた者にいうことを利かせられる能力があった。それを使って少女がすることとは――

■ これにてこのお話は終わりです! また何かいいネタが思いついたら、続編を書くかもしれません。最後までお付き合いくださり、ありがとうございました!ーw-ペコリ

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 ベッドの上に多数の拘束具が並んでいる――とはいっても、どれも本格的な拘束具というわけじゃない。

 一言で言ってしまえば『大人のおもちゃ』の範囲でしかない。

 ただ、全く拘束効果がないといえば、全然そんなことはなく、私の力では力づくで外すことなんてとても出来ない。

 だから、外せなくなってしまわなくならないように、注意が必要だった。

 幽体離脱することさえできれば、お母さんにでも命令して外してもらえばいいけれど、いまからやろうとしている関係上、すぐに幽体離脱出来るとは限らない。

(鍵はかけないようにして……ええと、まずは……)

 自分で自分を拘束しなければならないので、拘束の順序は考えなければならない。


 まあ、後から考えれば、それこそ先にお母さんに幽体の状態で命令して、拘束も解除もしてもらえばよかったのだけど――馬鹿な私は自分の体一つでどうにかしないといけないと思い込んでいた。


 まず、私は自分の口に大きなボールギャグを噛ませる。

 このボールギャグ、自分で嵌めてみたことがあるからわかるけれど、めちゃくちゃ大きい。柔らかいから変形して、口の中が完全に埋め尽くされてしまうほどで、しっかりベルトを締めると口呼吸は一切できなくなる。

 そのおかげで舌も押さえつけられ、どんなに頑張っても呻き声程度しか上げられなくなるのだ。

 今回はめちゃくちゃ絶頂しまくって大変なことになると思うので、この拘束は絶対しなければならないものだった。

(嚙み千切ったり出来ないよね……? そうなったら、もう諦めるしかないかぁ)

 そんなことを私が思っている間に、私の身体はそのボールギャグを口にはめ込んでいた。

 口の中が完全にボールギャグでいっぱいになり、傍から見るとエロいというよりは、ちょっと間抜けというか、みっともない姿だった。

(自分で嵌めた時は、なんかエロいかも……って思ったけど……大口開けてるから、不細工になっちゃうんだよねぇ……下手に見れちゃうのもよくないのねぇ……)

 ナルシストめいた部分はあるのだけど、やはり自分だから判定が若干厳しくなっているところはあると思う。

(できれば開口具みたいな、もっとごっつい奴だったら違うのかな~。いつかお金貯めてそういうのも試してみたいなぁ)

 本格的な拘束具はとにかく高い。学生でアルバイトもしていない私にはなかなか手が出しにくいものだった。

 そんなことを考えつつ、私は私の身体がそのボールギャグをきちんと固定するのを見届ける。

 しっかり口にハマっているのを確認した後、今度は足を縛りにかかった。

 今回足は正座に似た状態で、全然動かせないようにする予定だ。絶頂しまくって悶え藻掻き続けると、体が跳ねまわって大変なことになる。

 だから足は厳重に拘束し、ベッドの上から転がり落ちることも出来なくするのが理想だった。

(足は力が強いし、ここの拘束具は結構いいの買ったんだよねぇ)

 つい嬉々とした感情を抱きつつ、私は自分の身体が足を拘束するのを眺めていた。

 取り出したのはベルト状の太い足かせだ。それはプレイ用の安全なもので、枷の内側には分厚い当て布がされていて、私が本気でもがいても肌をしっかり守ってくれる。

 幽体離脱が出来て命令を下せるだけで、傷を異常に早く治せるわけではないし、怪我をしたら普通に痛い。そういった対策をしておくのは当然だった。

(よーし、足首を固定した次は……膝下と……太ももの真ん中と……)

 ベルトの拘束具が両足を固定していく。足首の枷と太ももの枷は短く太い鎖で繋いで、膝を曲げた状態からほとんど動かせなくする。

 拘束具が柔らかい太ももに食い込んでいる様子は、ちゃんとエッチだった。

 白い肌に、赤色のベルトがすごくよく映えている。

 私は幽体にはない心臓がドキドキするのを感じた。体の方も拘束が進むにつれて興奮しているようなのが伝わってくる。

 そんな自分の体の状態を感じ取りつつ、私は次の拘束具を取り出させる。

 取り出した拘束具は、シンプルな手枷だ。構造としては手錠に近いけれど、その見た目はふさふさしていて、無骨な手錠とは似ても似つかない。

 これも暴れた時に肌が傷つかないようになっているプレイ用のものだ。

 ただし、見た目のおもちゃ感に対して、その強度はかなりのものだ。たとえ私が全力で暴れても外れないような、それだけの強度をちゃんと有している。

 その手枷同士をつなげる鎖を、足の拘束具を繋いでいる鎖にも絡める。

 こうすることで、両手は後ろに回して真っすぐ伸ばした状態から動かせなくなるわけだ。

 体勢はうつぶせの状態で両手両足を後ろに回したものとなり、かなりきついものになる。

(よーし……準備完了ね!)

 ベッドの上で横向きに転がった私の身体は、体の自由がほとんどない。

 キチンと体に戻った後が大変そうだけど――どうにかなるだろう。

(それじゃあ……さっそく……!)

 私はそう思いながら、ベットの上で無様に転がっている自分の体に、なるべく幽体の体勢も合わせながら重ねていった。

 ずぶずぶ、と実体に幽体が沈んで重なっていく。

 そしてすぐに全身を強烈な快感が襲った。

「――っっっ!!!」

 横向きに寝かされていた体が、びくんと激しく跳ねあがる。

 一瞬の出来事だった。瞬く間に絶頂してしまった私は、幽体となって体からはじき出される。

(ふぁっ……! す、すごい快感……!)

 やりすぎた実感はあったけれど、これほどとは正直思っていなかった。

 拘束されている私の身体は、ミノムシのようにぴくぴくと小刻みに痙攣している。

 その股間から早くも滑り気のある透明な液体が滴っているのを見てしまった。

(これは……相当、大変そう……!)

 体に戻るのにかなりの労力が必要そうだと感じる。

 それでもやらないわけにはいかない。

 私は意を決して、何度もその幽体を体に重ねていった。

 体と幽体が重なるたびに、体に蓄積していた快感が弾け、幽体の私を翻弄する。

「~~~~っっっ!!!♡♡♡」

 全体的にふわふわしている幽体の感覚が、体と重なり合ってしっかりとした感覚になる、それと同時に全身から一斉に快感が噴き出して、その勢いに押し出されるように幽体が体から分離してしまう。

 天にも昇る感覚、というのがあるけれど、正にそれを何度も繰り返し感じてしまっていた。

(ふぁっ……! あぁっ……っ。ぜ、全然おさまらな、い……っ)

 身体に戻る度、あまりの強烈な快感に襲われて、意識が飛びそうになる。

 蓄積された快感は少しずつ発散されているはずだけど、全然元に戻れそうな気がしない。

(はぁ……はぁ……っ、な、なんとか、しがみつづけないと……キリがない……っ)

 幽体で息を切らすのも変な感じだ。自然とそうなってしまうのだから仕方ない。

 私はもう何度目かもわからない絶頂に振り回されつつ、体に入り込んでいく。

「――んッ、んんんっ……!」

 びくんびくんと体が痙攣し、弾き飛ばされそうになる。

 それを必死に堪え、絶頂の波をどうにか耐え忍ぶ。

「くふッ、ぅうう……っ! うっ! んぅううううっ!!」

 拘束された体がびくんびくんと痙攣し、あそこから勢いよく生暖かい液体が噴出するのがわかる。

 いきおいよく噴き出したそれは私の足の間を濡らし、ベッドにまで垂れていってしまう。

 ベッドを大いに汚してしまいながらも、私はどうにか体にしがみつき続けることに成功していた。

 快感の嵐に意識がばらばらになりそうだ。

「~~~~~~っっっ!!!♡♡♡」

 男子たちの手が体を這い回っていた時の感覚が、全身で再生されている。

 触れられた時の感覚がそのまま再生されているわけではなくて、圧縮されて一気に襲い掛かってきているので、全身至る所がものすごく気持ちいい。

 ただ無数の手に撫でられて弄ばれるのとはまるで違う感覚だった。

「んーっ!♡ んぅううっ!!♡」

 悲鳴をあげたつもりが、甘い声になってしまう。

 拘束具が体が食い込むほど力が入ってしまい、ギシギシと不穏な音を立てる。

 頭の中は快感に塗り潰されてもう真っ白だ。何を考える余裕もなく、ただひたすら感じ続けることしかできない。

「……ぁっ、ぅ……ッ、グ……ン、フゥ……ッ!♡」

 無限に続くように感じられた絶頂の波状攻撃。

 その波も少しずつ収まりつつあった。さすがに何十、何百と繰り返していれば快感も発散されていくわけだ。

(い、意外、と……上手く、行った……わね……っ、体に、しがみつく、感じ……が、掴めた……ような……っ)

 どうにか絶頂の嵐を耐えきれたようで、私は体に意識を宿したままでいられていた。

 体の節々が痛いのは、拘束された状態でもがき続けたから仕方ないだろう。

 痛いは痛いけれど、致命的な傷とかにはなっていないはずだから、それでいい。

 私は拘束されたまま、暫く呼吸を整えてじっとしていた。

 開きっぱなしの顎も痛い。早めに体を解放しなければ、変な癖がついてしまいそうだった。

 まだじっとしていたかったけれど、私は意を決して体を捻り、腕を動かして手枷の解除にかかる。

 全身が気怠くてすごく動き辛かったけれど、なんとか動かすことは出来た。

 精一杯手を伸ばし、サイドボードの上に置いておいた手枷の鍵を手にする。

 指先が震えるせいでなかなか鍵穴にそれを通せなかったけれど、苦労しながらもなんとか通すことに成功する。

 捻って枷を開き――両手を自由にすることに成功した。

 けれど、驚いたのはそこからだ。私の腕はものすごい筋肉痛のような状態で、体の前に持ってくるだけでも相当苦労した。

(ぜ、絶頂しすぎた……っ、腕が……あがんない……ッ)

 ぴくぴくと痙攣する手に驚いてしまう。

 気合を入れてようやくまともに動かせるくらいで、どうにか口枷も外すことに成功した。

 ベルトは緩めたのに、そのボールギャグを口から出すのは中々に難儀してしまう。

 絶頂し続けたせいで口が固まってしまっていた。

 両手を添えて顎を開き、ようやくボールギャグを吐き出すことが出来るようになる。

 柔らかい素材で出来ているボールギャグは強く噛み締めすぎて変形していた。時間をおけば戻るだろうけれど、どれほど強い力で噛み締めていたかが伝わる。

 頬にボールギャグのベルトの痕が残っていることが、触れた指先によって伝わってきた。

「はぁ……はぁ…………ふぅ……」

 私はあおむけになって、自由になった口で深呼吸を繰り返す。

 お尻のあたりが冷たい。散々絶頂して潮を噴きまくったから、ベッドが濡れているのだ。

「はぁ……今回は……すごかったなぁ……学校であんな……興奮したぁ……♡」

 自分の体に戻るのにこれほど苦労するほど、教室での私は感じまくっていた。

 それだけ苦労したのに、私の意識は次のことにすでに向いている。

「次はどこで……楽しもうかなぁ♡」

 死ぬほど絶頂しておきながら、私は全然懲りないのだった。


 幽体離脱して魂が抜け出た私のカラダで――次はどう楽しもうか。

 色んなことが出来そうなのに、私はそんなことばかりを考えていた。



おわり

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POSTEDMay 2, 2026
ARCHIVEDMay 1, 2026