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AV女優とオナニー中毒者の集団に書き換えられたカルデアで、武蔵ちゃんがAV女優としてカルデア唯一のAV監督兼AV男優の竿役にたっぷりご奉仕するAVを撮影するお話。

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AV女優とオナニー中毒者の集団に書き換えられたカルデアで、武蔵ちゃんがAV女優としてカルデア唯一のAV監督兼AV男優の竿役にたっぷりご奉仕するAVを撮影するお話。
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【プロローグ】


 生命に競争があるように、歴史にも勝敗がある。

 現在とは正しい選択、正しい繁栄による勝者の歴史。

 これを、汎人類史と呼ぶ。

 そして、誤った選択、誤った繁栄による敗者の歴史。

 不要なものとして中断され、並行世界論にすら切り捨てられた行き止まりの人類史。

 これを、異聞帯と呼ぶ。


 人理継続保障機関フィニス・カルデア、改め、ノウム・カルデア。

 人理焼却という大災害、あるいは人類最大規模の『殺人事件』を乗り越えたカルデアは今、新たなる人理の危機へと立ち向かっていた。

 どこにも行けず深く沈んでいったはずの異聞帯が泡のように浮き上がり、不可思議なる力で『漂白』された地球に佇んでいる。

 これをカルデアは人理漂白と呼び、異聞帯を異聞帯足らしめている空想樹の切除を行わんと、敗者となった歴史たちへと戦いを挑んでいるのだ。



「ふぅ……今日も頑張らないとなぁ」



 そんなカルデアの中心人物のひとりでもある、人類最後のマスターたる藤丸立香は大きく伸びをしながら廊下を歩いていた。

 向かう先は朝食を摂るための食堂――ではなく、『万能の天才レオナルド・ダ・ヴィンチ』の魔術工房である。

 今日は月初めということもあり、『ショップ』と呼ばれているダ・ヴィンチの工房に新たな商品が並ぶ日なのだ。

 食事の前にこれらをチェックし、貴重な魔力リソースでもあるマナプリズムやQPを引き換えに提供して、立香にとって重要な意味を持つそれらの商品を入手しようと考えているのだ。


「おはよう、ダ・ヴィンチちゃん。新商品、揃ってる?」


 ガチャリ、と立香がショップへと続く扉を開いた。

 すると、どうしたことだろうか。

 『むぉぉ~~ん❤』とでもいう音が聞こえそうなほどに濃厚な、芳香とも腐臭とも言えるような、なんとも形容しがたい匂いが立香の鼻へと飛び込んできたのである。


「うわ、すごい匂いだ……! ダ・ヴィンチちゃん、昨日は『一緒に』頑張ってたんだなぁ……! 本当に、頭が下がる想いだよ」


 匂いが濃ければ濃いほど、そこで行われた『とある行為』が激しかったということを立香はよく知っている。

 そして、それはこのカルデアの面々のために行われた行為だということも知っているために、『こんな臭いを放置するなんて』と怒るようなこともせず、ダ・ヴィンチちゃんと『もう一人の人物』への感謝の念を抱くのだった。

 そのもう一人の人物が、このカルデアという組織を内側から腐敗させるように、ぐじゅぐじゅと崩してその尊厳を崩してしまった人物だということにも気づかずに。


「いらっしゃい、マスターくん。カタログはこっちだよ♪ 退屈がてら、おすすめ『動画』を紹介して良い?」


 カルデアに訪れた侵略者、いや、『凌辱者』が来る前から変わらないその朗らかな声とともに、立香を工房の主であるレオナルド・ダ・ヴィンチその人が迎え入れる。

 それは何の変哲もないカルデアにとっての日常の象徴とも言えるような光景だが、それでもダ・ヴィンチの姿を見れば大きな違いが生じていることは明白だった。

 その違いとは、Ver.2と本人が嘯くように大人の姿ではなく可憐な美少女の姿をしたダ・ヴィンチには似つかわしくないものである。



「全裸のままだし、股間から精液が流れてるけど……大丈夫? さっきまで『撮影』をしてたってことだよね。疲れてるんじゃないの?」



 そう、立香の胸元ほどまでしか小柄なダ・ヴィンチは一糸纏わずにその美しい裸体を晒し、さらにはそのオマンコからどろりとした白濁色の体液が流れ出ていたのだ。


「な~に、気にしないでくれたまえ❤ セックスを『任務でもないのにしてもらった』んだ。それなら、私が疲れたからお仕事を放棄するなんてできないよ❤」


 もちろん、それはダ・ヴィンチのオマンコが生成した愛液ではなく、立香が口にした通り、現在のカルデアを影から支配している凌辱者の精液である。

 ダ・ヴィンチは貞操観念はしっかりと常識的なものを持っており、現在、特定の職員やサーヴァントと『深い仲』になったこともないのだから、これを見た立香は大騒ぎをして『見知らぬ攻撃』に対処すべきだというのに、二人は実にのほほんとした落ち着いた会話を続けていく。


「そっか。じゃあ、カタログ見せてもらおうかな。なんだかダ・ヴィンチちゃんがザーメン垂らしてる姿見たらムラムラしてきちゃって……さすがに、その映像はまだ商品化されてないんだよね?」

「もちろんさ。マスターテープになるデータはすでに編集を担当する部署と共有しているとも。無編集には無編集の良さがあるけれど……やはり、抜けるように編集をしなければ『AV』とは言えないからね。そんなものを商品として並べるわけにはいかないよ」


 答え合わせではないが、今、カルデアに起こっている異常事態を簡潔に説明しよう。

 ある日、どこからか突如として『催眠おじさん』がカルデアに入り込んだ。

 催眠おじさんはサーヴァントとして召喚されたわけでもなければ、もちろん職員として最初からカルデアに居たわけでもない。

 催眠おじさんがカルデアに侵入したその瞬間は誰も認識できておらず、誰も不思議に思わず、そして、神と呼ばれようと高い対魔力を持とうと不変に近い効果を放つ宝具を持とうとも、カルデアに存在する多種多様の神秘のすべてを凌駕する『催眠』の力で、このカルデアにおいてまったく新しい、そこに存在する全ての人間の『尊厳』を奪い取るようなルールを定めたのだ。

 もしも、魔術師や神々、もしくは『名探偵』たちがまともな状態ならば、その催眠の力の秘密も様々な観点から推理をして正体を見極められたかもしれない。

 だが、まるで『別の世界のルール』を強制的に押し付けているかのような、それこそ屏風の中の虎がどれだけ凶暴で強靭だとしても、屏風の外にいる将軍を食い殺すことなど出来るわけがないように、『次元』や『土台』が上位に当たる力であるために、カルデアに所属する全ての人員は抗うことが出来なかった――いや、『許されなかった』のである。


「おじさんには本当に頭が下がるなぁ……本当はおじさんも『オナニーがしたい』だろうに、『誰もやりたがらないセックスをしてくれてる』んだもの」

「それは私も同感だね。『男性にとってオナニーは何よりも気持ちいい』ことだけど、『セックスは女性のために行うもので出来るならばやりたくない』ことさ。それなのに、彼は進んでセックスをして男性たちのためにAVを作り、私たち女性の性欲を解消してくれているんだからね」


 これが、催眠おじさんがカルデアに植え付けた異常な常識であった。

 立香が言った通り、男性はあらゆる点でセックスを行うことを嫌悪するようになり、可能ならば一生オナニーをしたいと願うようになった。

 そして、ダ・ヴィンチが言った通り、女性はそんな男性とは裏腹にセックスをしたいが、相手にしてもらえないというストレスを抱えるようになったのである。

 他にも細々とした点で催眠、いや、『世界改変』を行った催眠おじさんだが、それはその時々で改めて説明させてもらおう。

 今大事なのは、本来はダ・ヴィンチちゃんのショップに並ぶはずのなかった、このカルデアに召喚された女性サーヴァントや所属している女性職員たちが女優となって撮影された、アダルトビデオが大量に並んでいるということなのだから。


「おっ、マシュやメルトの新作もあるんだ……! 完全ドキュメント物でのWジャンヌの3Pに、シチュ物でマリーやアナスタシアをメイドにしてご奉仕される3Pセックスもある……うわっ、ランサーのアルトリアや師匠たちが登場する、女王系のサーヴァントたちをおじさん演じる主役がチンポ一本で倒して支配する連作ドラマシリーズの新作も出てるぞ! 今回は……セミラミスだ! う~ん、全部欲しいけどQPには限りがあるし、悩むなぁ……!」


 本来ならば絶対にAV女優となるはずのない女性たちの名前が続々と上がっていく。

 しかも、ただセックスをしているだけのドキュメント式のAVではなく、演劇のように脚本を用意して物語の中でセックスをしていくドラマ式のAVまであるのだ。


「おっと、確認して欲しいのはAVだけじゃないよ~。彼のアドバイスに従って創り上げた大人のおもちゃも大量に仕入れているからね♪ こっちなんてどうかな? マシュのオナホなんだけどあの子も彼とのセックスですっかり熟れてオマンコの形が変わっちゃったから、今のマシュの形に正しく作り直したからね。以前のものとの比較オナニーをするのもおすすめだよ。


 そして、このショップで売っているものはAVだけではない。

 アダルトビデオなどはQPで買えるのだが、この大人のおもちゃなどもダ・ヴィンチがキャスターとしての道具作成スキルなどを利用して創り上げて、それをマナプリズムと交換しているのだ。

 パッケージまで作られるほどに凝ったものとなっており、ダ・ヴィンチがオススメしているマシュのオナホなどは、あの可愛らしい後輩がどこかはにかんだ顔の写真がパッケージされていたりもする。

 もちろん、それはマシュだけの特別なものというわけではなく、『頼光モデル』や『ブーディカモデル』などという商品名とともに、その美女サーヴァントたちのグラビアがデカデカとパッケージに貼られているのだ。

 ちなみに余談だが、その際に『あの子のオマンコはこういう感じだったかな』などと催眠おじさんがアドバイスをするなどをしていた。


「それにそうだね、私たちもよく知る彼のオチンポを参考にしたアナルバイブを使ってアナニーの道も――――」

「お尻開発はまだ興味ないよ! アストルフォやデオンじゃないんだからさ!」


 この大人のおもちゃを利用しているのは立香だけではない。

 アストルフォやデオンのような男性でありながら(デオンは性別不明と言ったほうが正しいが)、催眠おじさんのサイズに象られたアナルバイブを使ってアナル開発をしているサーヴァントも多く存在するのだ。

 そして、催眠おじさんの自尊心を示すかのような同サイズのアナルバイブが販売されているように、おじさんのチンポの形をしたバイブも販売されて女性サーヴァントや女性職員たちが嬉々として購入していくことも珍しくはないのである。


「さてさて、そんな風に雑談を楽しんでいる私たちだけど……ふふふ、天才の目を誤魔化せないよ。彼のたくましいオチンポとは比べるまでもないが、それでもアジア人男性の平均ぐらいのちょうどいいマスターくんのオチンポが反応したのはバッチリ観測させてもらっているからね」

「うわっ……!? ダ・ヴィンチちゃん、そういうのやめてよね! 性癖だって立派なプライベートなんだからさ!」


 そんな異常な集団となってしまったカルデアの中にあって、立香とダ・ヴィンチちゃんもまた異常な会話を繰り広げていく。

 それは男性同士の先輩後輩が風俗談義をするような気安さがあるものの、そんな風にからかい混じりの先輩仕草をしているのがロリっ子美少女であるダ・ヴィンチちゃんで、しかも、自分が犯されたことに興奮したんだろうと言うのは、少なくともこの催眠支配されてしまったカルデアでしか見れない光景だろう。


「顧客情報を把握するのは商売人の基本さ。そんな君は……私の膣内射精姿を見て、すっかりと興奮してロリロリな美少女の気分だね♪ なので今回は私の作品を、と言いたいけれど新作にはないからね。でもでも、代わりにこの『魔法少女ハーレム♪ おじさん、私たちに魔力注入してください❤』のイリヤとクロエと美遊との魔法少女4Pプレイがおすすめだよ」

「うわぁ……本当に見たかったのを勧めてくるよ……」

「オナニーアイテムとしては、当然新作でイリヤのオナホが入っているよ♪ ああ、それともアイリスフィールのオナホのほうが良いかな♪ 娘のAVを見ながら母親のオマンコを参考にしたオナホでシコる……実にドスケベなシチュエーションだろう!」

「うぅ、ダ・ヴィンチちゃんのサービスが手広すぎて自分でオカズを選べない駄目な男になってしまう……! でも、そのオナニーシチュが最高すぎるのアイリさんのオナホ付きで購入、お願いします!」

「毎度あり~♪ ここまで狙い通りに動いてくれると、逆に張り合いがあるってものさ♪」


 この狂ってしまった会話こそが、今のカルデアの惨状なのである。

 そして、朝までダ・ヴィンチちゃんを犯し続けていたこのカルデアを凌辱した催眠おじさんは今、何食わぬ顔で食堂で食事をしているのだ。

 そんな日常の中に潜んで、当たり前の権利であるかのように『今日の獲物』を舌なめずりをして選んでいるのである――――。


【武蔵ちゃんの熱烈ご奉仕♥ ドスケベ大剣豪はオチンポ様へのご奉仕も超一流でした♥】


 カルデアを催眠によって支配し、現在進行系でその尊厳を凌辱し続ける催眠おじさんの名は、『槍珍棒太郎』と言った。

 偽名である。

 こんな滑稽な名前さえも何の疑問もなく実名だと信じ込み、多くの人から朗らかにその名で呼ばれることに薄暗い快感を覚える――――そのような品性下劣な嗜虐的な欲求を持つその催眠おじさんは、ある意味では『名は体を表す』という言葉を体現している存在なのかもしれない。

 さて、棒太郎の朝は早い。

 上述の通り、ダ・ヴィンチを夜が明ける寸前まで犯し尽くした棒太郎は、数時間の仮眠を終えると素知らぬ顔で食堂にて朝食を摂っていた。

 それはこのカルデアを言い様に弄んでいる陰の支配者とは思えないほどに平凡な没個性的な姿で、カルデア職員の一般的な制服に身を包んでいることもあってか、その姿だけを見れば棒太郎のことを巨悪と呼べるほどの凌辱者だと気づかないであろうほどの平凡さである。


「あら、棒太郎さんじゃあないですか」


 食堂にてウインナーエッグとサラダにトーストという模範的なモーニングセットを食し終えた棒太郎の前に、一人の美女が御膳を持ったままにこやかな笑みを向けて現れた。

 華々しい美貌に豊満な体つき、それでいて戦闘行為においては凡人である棒太郎から見ても隙がないとハッキリとわかる姿勢。

 このカルデアにおいて多く存在する歴史的偉人。

 神秘性を所持して人の身ながら常人ではたどり着けぬ偉業を背負うもの。

 人類最後のマスターの呼び声に応えてサーヴァントとして召喚された英霊のうちの一騎。


「ああ、武蔵ちゃん。おはようございます」


 宮本武蔵、その人だった。

 史実においては男性とされており、さらにはこのカルデアを軸とした歴史上でも男性とされているかの大剣豪・宮本武蔵と同じ名前とその逸話から想像できる逸脱した秀逸な剣技を誇るこの美女は、真実、宮本武蔵である。

 世界と世界の間を強制的に旅することを運命的に定められている彼女は、異聞帯とはまた別の、平行世界論において別宇宙とされる歴史の中で生まれ育った、『別の世界の宮本武蔵』なのだ。

 このカルデアにおいても指折りの実力者であり、さらには人類最後のマスター藤丸立香の信頼も厚い強力なサーヴァントである。


「お隣を失礼しますね」

「うん、構わないよ」


 向かい合う席も空いているのだが、武蔵はわざわざテーブルを回り込んで棒太郎の横へと座り込む。

 ミニスカ丈で胸元が大きく開かれた、実に華美な和服を着ている上に髪の毛も桜色に染まった彼女はどこか日本人らしからぬ派手な容貌をしているが、そのお盆に乗せられた朝食は、ネギとわかめ、そして天かすが乗っただけの実に素朴なうどんという日本人らしいものだった。

 朝食を終えたばかりの棒太郎と入れ替わりとなる食事のようである。

 宮本武蔵の伝説的逸話から想像できる超一流の武芸者の姿通りの実力を持つ武蔵だが、棒太郎という『催眠おじさん』の悪辣さにまるで気づいていないようで、ニコニコとした笑みでその素朴ながらも量の多いうどんを勢いよくすすっていく。


「う~ん! やっぱり最高っ! 今日のうどんは手打ちだって聞きましたからね、想像通り……いえ、想像以上の逸品です! 大盛りにしてしまいましたが、伸びる前に全部食べさせてもらうわよ!」

「ただ、隣に座ることを許可した代わりと言ってはなんだけど――――」


 赤い唇をわずかに突き出して太いうどんをすすっていく武蔵の姿は、多くの人間に同意を得られるかどうかは怪しいがどこかエロティックなものだった。

 少なくとも、棒太郎の獣翼を刺激する艶かしさをただうどんを食べるだけで放つ程度には、武蔵は強いだけではなく美しい女性であるということは共有しておきたい。

 そして、そんな嬉しそうに大好物のうどんを啜っている武蔵を見た棒太郎は、その湧き上がった獣欲を発散するために、ニヤリとその性根の卑しさが浮かび上がったかのような下品な笑みを作りながら、武蔵にとある提案をした。


「僕はちょうど食事を食べ終わったばかりだからね、武蔵ちゃんのかわいい唇と舌で歯磨きをしてもらいたいんだ♪」

「ええ、構いませんよ」


 ぶちゅぅぅぅ~~~❤ ちゅぅぅ、れろろぉ❤ ちゅっ、むちゅぅぅ、れろれろぉぉ~ん❤


 有り得ない提案であった。

 ある意味では日本語として成り立っていないその提案に対して、武蔵ちゃんは勢いよく啜っていたうどんから目を背けてくるりと体を隣に座っている棒太郎へと向き直った。

 そして、そのまま刀を握れば生半可な強者程度ならば一瞬で切り捨ててしまえるその手で、美男子とは呼べないが醜男と呼ぶほどでもない、棒太郎の平凡で無個性的な顔を優しく掴むと、何の躊躇いもなく唇を唇を重ねていったのである。


「んちゅぅ、ちゅぅぅ~❤ れろろぉ、れろぉぉ~❤ 食べ終わった直後か、やはり汚れが目立ちますね。しかし、私も二天一流の開祖。この程度なら残らず舌で根こそぎ磨き抜いてあげるわ」


 しかも、ただの唇を合わせるだけのキスではなく、そのまま人より少しだけ長めの舌を伸ばして棒太郎の口内へと侵入し、歯の一本一本を磨くように舐めあげていったのだ。

 それは棒太郎が提案した『歯磨き』という言葉に相応しい動きである。

 武蔵は美少年をこよなく愛するショタコンと呼ばれる性癖を持っているが、棒太郎はその武蔵の審美眼や恋愛的嗜好からは遠く離れた平凡なおじさんだ。

 そんな相手に、たとえ武蔵に恋人ができても行わないような変態的で熱烈な『歯磨きベロチュー』をしているなど、普通ではない。

 二天一流の開祖にして零へと至る奥義を掴みかけている大剣豪、宮本武蔵がこのように無様な『都合の良い牝』として扱われていることからも、棒太郎が仕掛けたカルデアを支配し改竄する催眠能力の凄まじさがわかるというものだろう。


「ちゅるぅぅ、れろろぉぉ❤ ずじゅぅ、んぅ……れろろぉぉ~~❤ ぷはぁっ! はい、これで綺麗になりましたよ。歯は健康の源だって医療班ならうるさく言われたんでしょう? だから、『食事後はすぐに牝に命令しないといけない』から大変ねぇ、あなたも」

「武蔵ちゃんが直ぐ側に居てくれて助ったよ、食事も放っておいて歯磨きを手伝ってくれてありがとう」


 おかしな表現ではあるが、武蔵は自身の『舌ブラシ』を使っての『磨き残し』がないようにと、歯そのものはもちろん歯茎にもレロレロと動かしてたっぷりと数分をかけて歯磨きという名のベロチューを行った。

 そのこともあってうどんは冷めた上に伸びてしまい、武蔵が拘っていたベストの状態とは程遠いものとなっている。


「なんのなんの、『あなたの要求は他の何をも優先すべき』ですからね。なにせあなたは、『このカルデアで唯一セックスをしてくれる』、救世主のような人なんですから。男の人に無理やりセックスをさせるのは義に劣りますし、なにより『無理やり勃起をさせた男の人とのセックスでは気持ちよくなれない』のは当然。『セックスがしたくて仕方がない女』である私たちと望んでセックスをしてくれるあなたは、それこそこの組織を成り立たせる上でマスターに並ぶほどに欠かせない人材ですもの」

「クッ……ククク……! そう言ってくれると、僕も『労働』の歓びを感じられるなぁ」


 しかし、それに対して武蔵は不満を一つも持っていないようである。

 そして、どれだけこのカルデアが歪んだ常識を持った異常なコミュニティになっているのかということを誰かに説明するかのように長々と語ってくれるのだ。

 奇妙とも言える説明口調もまた棒太郎が催眠によって設定したカルデアの新たな常識である。

 棒太郎は催眠でその人格や価値観を都合よく捻じ曲げた相手に、わざわざ自分たちの口で説明させることに暴力的な快感を覚える性質だからだ。


「武蔵ちゃんの歯磨きが上手だったから、勤労意欲というものが湧いてきたなぁ。どうかな、今日は武蔵ちゃんを主演にしたAVを撮影したいと思うんだけど、協力してくれないかな?」


 そんなやり取りもあってか、棒太郎はすっかりと気分が盛り上がっていた。

 まだ食事途中の武蔵へとムードもへったくれもない形で、ハメ撮りセックスを誘ったのである。

 普通ならば白い目で見られてもおかしくないようなお誘いなのだが――――。


「本当!? やった、早起きもしてみるものね! ええ、もちろんその依頼を受けさせていただきますとも! ささ、『スタジオ』に行きましょう♪」


 ――――すでに催眠で人格を捻じ曲げられている武蔵がその提案に抗うわけもない。


 飛び跳ねるように立ち上がると、食していたうどんのことなど放っておいて棒太郎の腕を掴んで強引に『撮影スタジオ』と名付けられたヤリ部屋へと向かおうとするのだ。

 相手が美少年もでない平凡な男性であること、大好きなうどんに目もくれぬこと、まるで剣での立ち合いをするかのようにセックスに対して強く喜んでいること。

 そのどれもが以前までの武蔵ならば有り得ないことなのだが、しかし、今の武蔵はそういう武蔵に変貌してしまっていた。


「ふんふんふ~ん♪」


 そんな、以前までの武蔵からは考えられないような、宮本武蔵であった『残骸』、『生きるお人形さん』となった武蔵は、その特徴的な胸が押し潰れるほど勢いよく棒太郎の腕を組んで鼻歌とともに上機嫌で廊下を歩き、ヤリ部屋へと向かっていく。

 その際に、何度かカルデアの職員やサーヴァントたちとすれ違うのだが、誰も驚きもしなければ声をかけてもこなかった。

 それどころか、向かう先がヤリ部屋であることもあってか、女性たちは武蔵を羨ましそうに見つめ、男性たちは新たなAVが作成される期待にニヤリと笑みを浮かべて見送るだけだった。


「ふほほ……! 武蔵ちゃんのデカ乳が腕に押し付けられて……♪ この爆乳で剣豪は無理でしょ……♪ AV女優が転職だよ、これは♪」

「あら、お褒めの言葉ありがとうございますと言うべきかしら❤ あなた好みの爆乳と粋の良いキツマンで、たっぷりと精液を搾り取ってあげるわ❤」


 その際に、もはやセクハラとさえ言えないような暴言が棒太郎から飛び出していく。

 食堂に入る時はまだ紳士的に振る舞おうとしていた棒太郎だが(実際に振る舞えていたかは別だが)、もはや武蔵ほどの美女とセックスをできる興奮が強まったのか、その性根が現れたような卑しい表情と口調を隠すことができていない。

 それでも武蔵はそれに嫌悪を覚えることもなく、むしろその暴言を賛美の言葉だと受け取って、あろうことか棒太郎に感謝の言葉さえを口にしながら、右手で『もみゅもみゅ❤』と揉みしだいて爆乳アピールをする始末だった。

 宮本武蔵という一人の人間が、槍珍棒太郎というふざけた名前を名乗る催眠おじさんがチンポを楽しむための意思持ちオナホに改造されてしまったのだと、嫌でもわかってしまうような無様な姿である。


「さあ、ついたよぉ~♪ 数時間前までダ・ヴィンチちゃん相手に使ってたんだけど、男の職員やサーヴァントが協力してくれて掃除は完璧だからね~」

「う~ん、やはりここに来ると気分が上がりますね! 強者の前に立った時のように肌がビリビリと痺れるというか……いや、立ち合いという意味では一緒だから間違ってはないんですかね?」


 そうしてついたヤリ部屋だが、特別な設備が実装されているということもなく、職員たちにそれぞれ用意されているようなマイルームと何の違いもない平凡な部屋だった。

 唯一違いがあるとすれば、天井や壁面に大量のカメラが設置されていたり、部屋の中心に置かれたベッドを囲むように大量のカメラが三脚とともに置かれているというようなことぐらいだろうか。

 撮影所を称するのならば、もっと他にも様々なガジェットを必要とするのだろう。

 だが、カルデアが持つ最新鋭の機械や、キャスタークラスのサーヴァントたちが科学的な道具へと魔術的に効果を付与したことで、この形でもなんの問題もなく上等なアダルトビデオの素材映像となるものを撮影できるようになっているのだ。

 棒太郎は慣れた様子でカメラをチェックし、全てのものを起動させていく。

 そうして、自分は手持ちのハンディカメラを持つと、武蔵へと合図を出した。


「ぶひひ、お待たせしました。それじゃ、早速服を脱いでいこうか」

「了解です。AVメーカーカルデア専属女優、新免武蔵ここに推参! 棒太郎さんも、画面の前のあなたも、たっぷりと精液を搾り取らせてもらいますね!」


 その瞬間、武蔵は一つのカメラに視線を向けて『ニカリ』と実に気持ちの良い爽やかな笑みを浮かべて、それでいてそんな爽やかさとは似つかわしくない変態的な前口上でセックス宣言をするのだった。

 その決め台詞を言い終えると、パサパサとその特徴的なミニスカ和服を脱ぎ捨てていく。


「ふほぉぉ~~!」


 棒太郎の口から、彼の性根を感じさせる卑しさに満ちた驚愕の声が漏れる。

 初めて武蔵の裸を見たわけでもないのに、まるで初めて見たかのように驚きの声を上げられるのは棒太郎の一つの才能といえるだろう。

 中年と呼べるような年齢でありながらも童貞の男子中学生にも負けず劣らずの貪欲に『エロ』を求める特徴があるために、棒太郎はこんな変態的な、エロ漫画の設定としか思えないような方法でカルデアを遊び場に変えたのである。

 もちろん、サーヴァントとして召喚される英霊のように素晴らしい逸話を持っている人々が自分の催眠の力で滑稽なルールに従っている様を陰で笑うことで薄暗い欲望を満たす癖もあるのだが、それでも棒太郎が最も求めるのはこの『美女のエロ姿』なのだ。


「ふふふ、どうですか? もちろん、カルデアにはもっと大きなおっぱいの持ち主はいるけど……私も中々のものでしょう?」

「な、中々なんてものじゃない! 武蔵ちゃんの爆乳は大きさも形も完璧……! 武蔵ちゃんだけの魅力に溢れたエロおっぱいだ……!」

「ありがとうございます❤ さすがに、そうストレートに褒められると照れちゃうなぁ♪」


 着衣時からでもわかっていた武蔵の爆乳だが、しかし、それでも実際にナマ乳を目撃すればその着衣時の想像さえも過小評価したものだったとわかるほどのとんでもないエロ乳である。

 そのサイズに関してはメーターは当然超えているもので、武蔵の美貌を作っている小さな頭と同じぐらいの大きさであり、かつ、それでいて両方のサイズに大きな違いがない上に重力に逆らうように持ち上がったロケットおっぱいなのだ。

 オナニー大好きな変態シコ猿に改造したこのカルデアの男性諸君ならば、この姿を写真におさめて配るだけでシコシコと大満足なオナニーを夜通ししてくれるだろうと確信できるほどである。

 もちろん、その華やかな美貌と特徴的な爆乳だけが武蔵の魅力ではない。

 剣士として日々『空位』にたどり着くまでの修練を重ねている武蔵は、その腰や二の腕などがキュッと引き締まっており、だからこそ、その特徴的な爆乳を抜きにしても男の獣欲をくすぐるような見事な柳腰を形作っている。

 それでいて、そのお尻には爆乳ほどではないにしても十分にエロティックな媚肉を蓄えており、柔らかさと淫らさを感じさせる、プリンと上向きになった美巨尻を維持していた。

 さらに、身長だけで言えば、日本人の平均男性ほどという棒太郎のほうが高いのに、腰の位置は若干だが武蔵のほうが高い位置にあるという、見事な長く伸びた美脚も男を興奮させるものである。


 武蔵だけに限らず、カルデアの女性は総じてエロい。

 そんな艷やかな姿を、棒太郎自身も自分の目とハンディカメラでしっかりと記憶と記録に刻み込んでいく。

 そのエロすぎる全裸をなんの躊躇いもなく晒されたことで、棒太郎は興奮が極まって早々にズボンの下でチンポをビンビンに勃起させてしまうのだった。


「それでは……日々、女たちを犯してくれて、男たちにAVをプレゼントしてくれている、このカルデアが充足に満ちた日々を送れていることの最大の功労者である棒太郎さんの服、この武蔵が脱がさせてもらうわね❤」

「くっ、よろしくお願いします……!」


 全裸になった武蔵は、その見事な裸体を一切隠そうともせずにツカツカと棒太郎の側に寄っていくと、迷うことなくそのカルデア職員の制服を脱がしていくのだった。

 その指先は実に手慣れたもので、このタイプの制服を脱がすという行為が初めてではないとわかるには十分なほどにスムーズな動きである。

 棒太郎はそんな武蔵をカメラで映像に収めながら、言いようのない優越感を覚える。

 武蔵の爆乳は近づいてきたことで棒太郎の足元さえも見えなくなるほどに大きく、そんな相手を奴隷のようにしずしずと服を脱がせているというシチュエーションが、棒太郎好みのたまらないエロシチュであるためだ。


「それじゃ……あなたの一番素敵なところ、今日も見せてもらうわね❤」


 じぃぃぃ~~~…………ぼろんっ!


「ひゃうっ❤ もう、またほっぺたにチンポビンタされちゃったじゃないの❤ この私が距離を見誤るなんて……❤ ひょっとして、以前よりも大きくなってたりするのかしら❤ それとも、私という牝がまだあなたという雄の偉大さを軽んじていて、『こんなに大きいわけないだろ~』と思ってたということかしら? それなら、あなたに謝らないといけないですね❤」


 ズボンを脱がせ、下着を脱がせ、飛び出したのは棒太郎の規格外の巨根チンポ。

 その日本人男性の平均ほどの体躯とは裏腹に、黒人男性も顔負けの長くて太くて、それでいて日本人らしいガチガチの固さを持った、理想的な巨根である。

 うっとりとした顔で武蔵はそのチンポを見つめていく。


「はぁぁ~~……❤ 本当、業物の名刀を見ているような気持ちになれるわぁ……❤ あるいは、超絶美少年が突然目の前に現れた感じですかね❤ いずれにせよ、今にも私を抱こうと言わんばかりにビキビキに勃起して、ダラダラと我慢汁を流している姿……❤ 普通の男性ならば、セックスへのストレスもあって、リアルな女性の前ではこうも勃起できないものね❤ 本当に、あなたには頭が下がる思いだわ❤」


 もちろん、単純なチンポの大きさや固さなどでは他の英雄偉人であるサーヴァントたちも棒太郎と並ぶかそれを超えるスペックの持ち主の英霊も当然存在するだろう。

 だが、それは『セックスに使われることがない』、無用の長物なのだ。

 このカルデアの多くの男性は『セックスをしなければいけない』というようなシチュエーションになると途端に勃起不全の症状を起こして、へにゃりと情けないふにゃチンに早変わりしてしまうのである。

 そんなこともあって、女性を前にして勃起をしてさらにはカウパー液を垂らすという、そもそも武蔵ほどの美女を前にすれば男なら誰でも取るはずのその反応を見せるだけで、武蔵は棒太郎への好感度が青天井のように際限なく跳ね上がっていくのだった。


「それでは、改めてご挨拶をさせてもらうわね。う~ん、こほんっ!」

「ああ、よろしく♪」


 そうしてチンポに見惚れながら棒太郎を全裸にした武蔵は、そのままヤリ部屋の床の上に跪いていく。

 短足の棒太郎だが、武蔵も身長の割には座高がそれほどでもないため、このように正座をするとちょうど眼前に棒太郎のチンポが突きつけられることになる。

 その目の前のチンポをうっとりと見つめながら、武蔵はその手をゆっくりと動かして右手で肉竿を軽く握りしめ、左手で金玉を支えるように持ち上げた。

 そして、カメラを構えている棒太郎を熱のこもった視線で見つめた後、視線をもう一度チンポへ移すと――――あまりにも、はしたなすぎる『宣誓』を口にしていく。


「槍珍棒太郎様専用オナホマンコ、新免武蔵。本日もこのセックスがしたくてしょうがない変態マンコを抱いてくれる棒太郎様に感謝を込め、誠心誠意ご奉仕させていただきます。

 ん~~……ちゅっ❤」


 言葉だけではなく行為でもその想いを伝えてやると言わんばかりに、肉竿を握って固定しながらその亀頭の先端にプルプルの赤い唇をくっつけたのである。

 チンキスだ。

 その行為だけで、棒太郎は全身をブルブルと震わせるほどの快感を覚えてしまう。


「ちゅっ、ちゅぅ、ちゅぅぅ~……❤ あぁ、お、お願い❤ あなただけが言える、『あの言葉』を言って❤ 女から出来るのは、ここまでだから❤ 愛する人にするみたいに何度も何度もキスの雨を降らすことはできても、それ以上はできないから❤ 女の子を抱くことができる、心の強い男しか口にできないあの言葉を、私に伝えてくださいっ❤」


 セックスがしたいと今にも言わんばかりに、武蔵は何度も何度も、小鳥が餌をついばむようにチンポへとキスを行っていく。

 それは最初に行ったチン先へのキスだけではなく、根本であったり裏筋であったり、場合によっては金玉にも行うような、本人も言ったようにまさしく『キスの雨』であった。


「ああ、武蔵ちゃん……それじゃあ――――」


 棒太郎はカメラ片手にそんな武蔵を見下ろすことで優越感たっぷりにそれを味わいながら、武蔵から求めた『あの言葉』を口にしようとする。

 あの言葉とは、すなわち。


「――――しゃぶれ♪」

「んじゅるぅぅぅぅっ❤ ちゅぅぅ、ちゅっ❤ むちゅぅぅ、れろれろろぉぉ~❤」


 しゃぶれという偉そうな命令に対して、武蔵は躊躇いもなくその大きなチンポを腔内へと呑み込んでいくのだった。

 ともすれば、小さすぎる武蔵の顔よりも長いのではないかと思われる棒太郎のチンポだが、まるで奇術か何かのようにチンポが消えていく。

 喉までを使った女性側に大きな負担を与える『ガッツリフェラ』だが、武蔵の顔に浮かぶ感情は呼吸を阻害されるように喉を埋め尽くされる苦悶に染まったものではなく、大好きなチンポを自由にしゃぶれる歓びを満ちた恍惚としたものだった。

 だが、これほどの情熱的なフェラも棒太郎の周りにある改変された変態的な世界においては単なる『前戯』、いや、『挨拶』にしか過ぎない。


「じゅるるぅ、ちゅぅぅ~❤ れろ、れろれろぉ❤ ちゅぅ、ちゅっ❤ むちゅぅぅっ❤

 はぁ……やっぱり朝一番のチンポしゃぶりはたまりませんっ❤ これが味わいたくて生きてるって感じっ❤ 他の女の臭いに満ちていたチンポも、私の唾液ですっかりと上書きできましたし……お待たせしました❤ ここから、本格的にご奉仕させてもらうわねっ❤」


 たっぷりとチンポをしゃぶったことで、数時間の仮眠の間にダ・ヴィンチちゃんとのセックスでついていたわずかな恥垢を、武蔵は残らずそぎ取っていった。

 『ぬぷぬぷぬぷぅ~❤』という音が聞こえてきそうなほどゆっくりと、それこそ武蔵の喉まで使って呑み込んでいたヤリチン特有の淫水焼けしていた黒黒としたチンポが、ピカピカと黒光りした姿で露出されていく。

 そのチンポに再びキスをしながら、カメラを意識してチンポとツーショットの画角を維持しながらイタズラっぽい笑みを浮かべて棒太郎へと語りかけてくる。 

 喉奥までガッツリと使った激しいフェラチオをしたことからか、その唇の端に棒太郎の陰毛が引っ付いているのがまたエロい。


「では、こちらのベッドに寝てちょうだい❤ セックスをして貰う前に、まずは……んぁぁ~~❤ 私の舌できれいに舐め清めさせてもらいます❤」

「ふひ、くくくっ……! じゃあ、よろしくお願いしま~す♪」


 武蔵の指示に従って部屋の中心に置かれた大きなベッドへと、棒太郎は偉そうに大の字で寝転がっていった。

 そうして、イメージとしてはVRモノのAVの映像を撮ろうとしているような形で、片手に持ったカメラで自身の平凡な中肉中背な体を撮影していく。

 その映像だけならば、なぜこんな平凡な男の全裸姿を見なければいけないのだと怒りを覚えかねないが、しかし、すぐにそんな想いは消えることとなる。

 武蔵がその爆乳を棒太郎の体で押しつぶすようにのしかかっていったからだ。


「ちゅぅ、ちゅぅぅ~❤ れろろろぉ、むちゅぅ❤ ちゅっ、ちゅぅぅ❤ れろ、じゅるるぅ❤」

「うほっ、こ、これは……乳首に腋に、指先まで……! 武蔵ちゃんの舌が、歯ブラシからボディスポンジに変わったんだねっ!」

「もちろんです❤ 少しでもあなたが勃起を維持できるように興奮させるため……こうして、自分の体から牝の臭いをプンプンとするように調整させてもらう意味もあります❤ メイヴちゃんや殺生院さんの『指導用AV』を見て勉強してるから、そこそこには気持ちいいと自負しているわよ❤」


 武蔵ほどの美女が爆乳を押し付けながら、自身の体に舌を這わしていく。

 それだけでも射精モノのエロさだというのに、武蔵はそこから『エロいビデオを見て、棒太郎が気持ちよくなるように勉強している』というなんとも男心をくすぐる情報を口にしてくれるのだ。

 先ほどのフェラですっかりとガチ勃起状態になっているチンポが、今にも破裂せんばかりにビクビクと激しく震えていく。


「はい、それでは私のモノだとマウントを取れるようにたっぷりとマーキング……じゃなくてっ! たっぷりと舌舐め奉仕が終わりましたので、次はもちろん……この苦しそうに震えているオチンポ様にご奉仕をさせてもらいましょうっ!」


 棒太郎の体の隅から隅まで、それこそ犬のように頬まで舐め終えた武蔵は、ゆっくりと体を動かして股間へと胸を寄せていく。

 そして、その特徴的な柔らかさでも張りでも超一級品の胸を自身で抱え込むと、そのままチンポを爆乳で呑み込んでいった。


「うぉっ……! ついに、武蔵ちゃんの爆乳が……! パイズリだぁ……!」


 もにゅもにゅぅ❤ むにゅにゅ、むにゅぅぅ~❤


 そう、パイズリ奉仕へと移ったのである。

 棒太郎のチンポは規格外の巨根であるために完全に消えることはないが、それでも半分以上を隠し通せるパイズリができるほどの爆乳の持ち主は、このスタイル抜群の多様な美女が存在するカルデアでも稀有な存在だ。

 その稀有な存在の中の一人が武蔵だ。

 しかも、そんな大きなおっぱいとなると自然と肥満体質の女性が多くなりそうなものだが、武蔵はその点でも爆乳とお尻以外には余分な肉など一切ついていないパーフェクトなスレンダー爆乳の持ち主なのである。


「はいっ、どたぷんっ、たぷぷ~ん❤ どうですか、棒太郎さんはパイズリが大好きですもんね❤ ランサーのアルトリアや頼光さんも、殺生院さんのパイズリ指導AVを見て練習しているんですよ❤ ええ、もちろん私もです❤ だから……あなた以外にパイズリをしたことがないなんて信じられないぐらい、巧みなものじゃないですか❤」

「はぅぅ~……! これは、たまらん……! 弾力も抜群で、締め付けられると苦しいのに気持ちいい……不思議な感覚だぁ……!」

 

 そして、先ほどの舌舐め奉仕をメイヴやキアラのようなスーパービッチなサーヴァントたちを使った指導用AVで学んだ結果のように、このパイズリもまた棒太郎サイズのバイブを使って練習した巧みなものだった。

 弾力抜群の武蔵おっぱいで『ぎゅぅっぅ~❤』と潰されるととてつもない圧力がかかり、チンポが折れそうなほどの苦しさが生まれるのだが、不思議なことにその苦しさがそのまま快感へと変わっていった。

 そんな最高の爆乳に加えて、また別の快感が与えられていく。


「ここからさらに……んぁ~~、ちゅぅ❤ れろろぉ、れろぉぉ~❤ じゅるるぅ、ちゅっ、ちゅぅ、むちゅぅぅ~❤」

「ぬほっ!? パ、パイズリ、フェラ……!?」


 そう、武蔵の爆乳でも収まりきれない棒太郎の巨根、その飛び出た先端へと舌を這わしていったのである。

 先ほどの挨拶のフェラチオでは喉まで使ったハードなフェラだったが、このパイズリフェラでは唇を突き出してチンポの先端に吸い付くような浅めのフェラだ。

 それでいて竿部分は武蔵の高い体温で心地よく包まれつつ、そのおっぱいの体温よりも高い腔内の体温で先端が刺激される。


「むちゅぅ、ちゅぅぅ❤ ふふふ、ビクビクと震えて、かわいい❤ 普段のあなたは、他の男性や女性のためにセックスをしてくれる頼りになる人なのに……❤ 射精の直前に全身を震わせて快感に悶えてる姿は、どんな美少年よりも可愛らしいかもしれないわぁ❤」


 そんなパイズリフェラをしながら漏れ出す武蔵の独り言の内容は、明らかに棒太郎への好意を感じさせる言葉だった。

 棒太郎がカルデアにかけた催眠の中には『槍珍棒太郎の言葉は全てが正しい』、『槍珍棒太郎の行動はすべて好意的に受け取る』というものも含まれている。

 その影響か、武蔵はこのカルデアの一員として生活するうちに棒太郎へと無条件な信頼を抱くようになり、その信頼が好意に結びつき、ついには恋をするようになってしまったのだ。

 これは珍しいことではなく、武蔵だけではなく多くの女性サーヴァントが棒太郎に恋をし、愛するようになっていた。

 もちろん、立香に対してガチ恋をしていた清姫や、生前に愛する運命の男性に想いを寄せていた相手となるとあくまで『誰よりも信頼できる相手』という程度である。

 しかし、武蔵のような特定の男性に女性として強い想いを抱いていなかったサーヴァントなどは運命の異性と認識するようになっているのだ。


「あぁっ、射精る……! 射精るよ、武蔵ちゃん!」

「はい、たっぷりと射精してください❤ 全部、この口で受け止めてあげるんだから❤」


 そんな武蔵の愛情と技術の両方が注ぎ込まれたパイズリフェラを受けては、いくら経験豊富なヤリチンの棒太郎と言えどもたやすく射精まで導かれてしまう。

 射精を求めるように全身を震わせると、武蔵のパイズリフェラはさらに激しくなっていく。

 その快感も相まって、棒太郎は射精をするのだった。


「くぉぉっ! 射精るぅぅっ!」


 どびゅるるるっ! びゅるるぅ、びゅぅぅ! どびゅぴゅ、ぶびゅるるぅぅぅ!


「あ~むっ❤ んぐぅぅ、じゅるるぅぅ❤ ごくっ、ごくごくっ❤ むちゅぅぅ~、ごくぅっ❤」


 そうして行われていく射精は、常人のそれよりも遥かに上回る量の精液をものすごい勢いで吐き出していくの射精だった。

 武蔵は射精の直前にその唇を大きく開いてパクリとチンポの先端を口にすると、そのまま射精を口の中で受け止めたのである。

 パイズリフェラに限らないが、女性は腔内射精を嫌がる場合も多い。

 当然だろう。

 どれだけ愛情深い相手のものだとしても、精液を口の中に入れたいと思う女性はマイノリティに決まっているし、精飲ともなればなおさらだ。


「ごくっ、ごくんっ❤ すぅぅ~……ごく、ごくごくっ❤ ごっくんっ❤ ぷはぁ……ふふふ、ごちそうさまでした❤ とても美味しかったわよ、あなたの精液❤ とと、唇の端にお毛々が……こちらもいただいておこうかしら❤」


 しかし、武蔵はその口内射精を自分から受け入れて、その流し込まれた大量の精液を一つ残らず飲み干していったのである。

 その際に唇の端についたままだった棒太郎の陰毛もぱくりと食すのだから、射精したばかりの棒太郎のチンポは再度勃起をしてしまうほどにエロすぎる光景だった。

 こんな最高のパイズリフェラなど、商売女相手に味わおうと思えばどれほどのお金を積めば良いのかわからないほどだ。

 それを棒太郎は無料で味わえる上に、しかも、女性やこれを味わえない他の男性たちから『感謝』という報酬を与えられる、特別な存在なのだ。

 さらに、これほどの快感ですら棒太郎にとっては単なる『前戯』に過ぎない。


「さて……それでは、本番へと移りましょうか❤ ちょうどいい体勢ですし、私が動かしてもらいましょう❤」

「うぉおっ……よ、よろしく……!」


 寝そべったまま最高の射精を味わって虚脱感に襲われている棒太郎に対して、武蔵はスルスルと滑らかに動いて棒太郎の股間の位置に曲がっていく。

 パイズリフェラからシームレスに騎乗位セックスへと移ろうとしていたのだ。


「爆乳を下から眺めるこの光景……エロすぎる! カメラに絶対に収めとかないと……!」

「射精をしたばっかりなのに、すぐにまた勃起してて……やはり、あなたは只者ではありませんね❤ 身を粉にしてカルデアのためにセックスをしようと働く姿は、不覚ですが胸がときめいてしまうわ❤」


 大ボリュームな爆乳は下から見上げるからこその魅力というものがあり、棒太郎は鼻息を荒くしてカメラを片手に武蔵の姿を舐めるように映像に収めていく。

 そして、そのエロさに刺激されて射精したばかりの勃起は早々に完全勃起状態へと回復。

 武蔵の改変された常識では女性とのセックスは男性にとってストレスになるというものがあるのに、直ぐに回復した棒太郎のことを『使命感の強い立派な人物』だと認識して、頬を紅潮させて興奮を示すのだった。


「すでに私のオマンコは期待で濡れそぼって準備は完了❤ 勃起をしてくれたその心意気に応えて、たっぷりと気持ちよくさせていただきます……ねっ❤」


 にゅぷっ! にゅぷぷぷっ! ずぶりゅ、ずぶぶぶぅぅ~~!


「くぉ~! き、きたっ! 武蔵ちゃんのきつきつマンコ! 爆乳はあんなに柔らかく包みこんでくれたのに、オマンコはチンポを千切ろうってぐらい強く締め付けてくるの、たまらん……!」


 そうして、完全に武蔵だけが動いてチンポを呑み込んで騎乗位セックスが開始されていく。

 鍛えられているからこそのきつさを保っている、それでいてうねうねと膣襞が貪欲に絡みついてくる名器マンコに棒太郎は歓喜の声をあげた。

 それでも、自分は動かない。

 女性に徹底的な奉仕をさせて自分は動かない、王様のような騎乗位プレイをニタニタとした表情で味わいながら、下からハンディカメラで撮影していく。


「ふんっ❤ ふんっ❤ ふぅぅ、ふぅぅ~~❤ どう、だぁ❤ 私の騎乗位セックス奉仕っ❤ 鍛えた体を活かして、激しく素早くっ❤ ド派手に動いて気持ちよくしてみせようじゃないのっ❤」

「うほっ♪ おっぱいがぶるんぶるんと揺れて、エッロぉ~♪」

「ふ、ふふふっ❤ 良い、良いわぁ❤ あなたが嬉しそうに、気持ちよさそうにしている姿、他の何よりも私を満たしてくれるかもっ❤ ほら、ほらほら❤ もっと派手に、大きく動いて気持ちよくしてあげる❤」


 ぱんっ、ぱんぱんっ!

 ぷるるっ、どたぷぅんっ❤


 そうして、騎乗位がどんどん激しくなっていく。

 そうすることで武蔵の最高級の爆乳は騎乗位の動きに乗じて激しくおっぱいが揺れ動いていき、棒太郎は恍惚としただらしのない顔のままハンディカメラで乳揺れを逃さまいと手でガッチリと固定して撮影していくのだ。

 オチンポからマンコの締りとうねりを味わって快感を覚えながら、目で爆乳が揺れる様を楽しむ棒太郎は、すでに一度射精した直後の敏感なチンポだということもあって、早々に射精の欲求が込み上げてきてしまう。


「おほっ、ほぉっ❤ おほぉぉっ❤ き、気持ちいい❤ オチンポ、気持ちいいっ❤ 穂、奉仕しなきゃいけないのに……んほぉっ❤ 何度も、何度もイッちゃうっ❤ くぅぅ~❤ で、ですがぁ❤ 人理を守るカルデアのサーヴァントとしてっ❤ そして、あなた専属のAV女優として❤ 気持ちよくなってくれているあなたのために、この騎乗位奉仕、止めるわけにはいきませんっ❤」


 そんな騎乗位セックスだが、動いている側の武蔵も強烈な快感に襲われていた。

 棒太郎の催眠によって感じやすい体になるよう魂を改竄されていることもあるのだが、それに加えてキャスターのサーヴァントたちや神々のサーヴァントたちの力によって様々な方法で性感を高める肉体になるのがベストだとカルデア全体の風潮が生まれていたのである。

 

「はぁ、も、もう射精そう……! 武蔵ちゃん、このまま動いて……勝手に射精するから……!」

「はいっ❤ どうぞ、好きな瞬間に好きなように射精してくださいっ❤ 私のことは騎乗位で奉仕する、生きたオナホだと思って……男性が気持ちよくなることが、このAV撮影で一番大事なんだからっ❤」


 棒太郎が射精を宣言すると、さらに武蔵の動きは早くなる。

 そこに加えて武蔵からなんともエロい射精を媚びる言葉が飛び出してくるのだからたまらないほどに気持ちよくなってしまう。

 その気持ちよさが与えてくれる射精の欲求に抗う理由もない棒太郎は、まるで寝しょんべんをするような気軽さで、ベッドに寝転がったまま武蔵のマンコへと射精を行っていくのだった。


「ふぅぅ~~! 射精すぞぉ!」


 どびゅるるっ! びゅびゅぅ! どぶっびゅ、びゅ! ぶっぴゅびゅるるぅぅ~~!


「くひぃぃぃ~~❤ あぁっ、き、きたぁ❤ ほぉ、ぉおっっ❤ 口の中に出されるのとは全然違う、んひぃ❤ こ、腰が抜けそうなぐらい、き、気持ちいいっ❤ さっきまでのアクメが軽く思えるガチアクメで、イグッぅぅっっっ❤」


 そうして吐き出された精液は、迷うこなく武蔵のマンコの中を子宮へと目掛けて泳いでいく。

 さらに、あまりの快感に武蔵もまたドスンと思わず尻もちをつくように腰をおろしてしまい、ぶっとい亀頭でグリグリと子宮口を刺激されてしまう。

 そのこともあってぐるりと眼球を裏返すような衝撃に襲われて、セックス中でも味わっていたアクメとは比べ物にならないほど衝撃的なガチアクメに襲われてしまうのだった。


「ふおっぉ……おぉぉ~~……❤ す、すっごい射精……ふふ、お、お疲れ、様ぁ……❤」


 それでもさすがは二天一流の大剣豪。

 ふるふると全身を震わせながらも、そのままゆっくりと立ち上がってチンポを引き抜いていく。

 そして、ただ引き抜くだけではなく、アクメで力が抜けそうになっている体を無理矢理に動かして、股間の上でチンポにギリギリ触れない程度の高さに腰の位置を調整するように蹲踞の姿勢を取る。


「いっぱい、射精しましたね❤ たっぷりと、その目とカメラで確認してください❤ 私が搾り取った、あなたの濃厚にベットリとした精液よ……❤」


 くぱぁ、と。

 刀を握れば無双の剣士となるその手でオマンコを開いて、『膣内射精された精液を見せつける』という王道のエロシチュエーションを棒太郎とカメラの向こうにいるであろう未来の視聴者へと提供したのだ。

 そんなエロい光景を提供されたものだから、射精をした直後と言えども人一倍強い性欲を持っている棒太郎がいつまでも我慢出来るわけがなかった。


「う、うおぉぉぉっ~~!!」

「へっ、きゃぁぁ!?」


 がばり、と。

 先ほどまでナマケモノのようにだらしなくベッドに寝転がっていた棒太郎が、急にライオンのように俊敏な動きで武蔵へと襲いかかったのである。

 そうして武蔵を押し倒すと、そのまま腟内射精をしてドロリと精液を流している使用済みオマンコへと、射精した直後とは到底思えないほどにガチガチに勃起したチンポを突き刺していった。


「ふぎゅぅぅぅっっっ❤ おぉぉ、ま、また入ってっ、んほぉぉぉっっ❤」


 ずぶずぶっ! にゅぷぷ、ずぶりゅ! ずぶずぶりゅぅっぅ~~!


「ふぅぅ~! ふぅぅ~! む、武蔵ちゃん、武蔵ちゃぁんっ!」


 まるで膣内射精された精液を、そのカリ高なチンポでオマンコの外に掻き出そうとしているかのような激しいピストンで犯していく。

 もはやその手にもったカメラはどこかに放り投げており、これが『AV撮影』という建前を忘れているかのような状態だった。


「おほぉ、おぉぉっ❤ せ、精液、ぐじゅぐじゅって音立てながらでてるっ❤ それに、んひぃぃっ❤ 自分で動く騎乗位より、激しい種付けプレス❤ 駄目、これダメェ❤ 私のオマンコが、あなたのオチンポに完全屈服しちゃうのぉっ❤ 子宮口がチンポとべろちゅーしながら媚びてぇ❤ あなたのことが大好きだってバレちゃうぅぅっ❤」


 そんなレイプ同然の激しい挿入とピストンに対して、武蔵はなんとも甘ったるい媚びた嬌声を上げていく。

 武蔵にとってこのセックスは、先ほどまでの騎乗位セックスとはまるで異なる、強烈な快感が伴う濃厚なセックスだった。

 それは武蔵の口から思わず秘めていたはずの恋慕の念が漏れ出してしまうほどである。


「ふんっ! ふんふんっ! 俺も、武蔵ちゃんのことが好きだ! このおっぱいも顔もオマンコも最高な女の子と、嫌いなわけないだろっ!」

「あぁぁっ❤ う、嬉しいっ❤ 私たち、両思いなのね❤ もっと、もっともっとラブラブセックスしてぇ~ん❤」


 そんな武蔵のエロすぎる愛の告白に対して、棒太郎は最低という言葉さえも生ぬるいチンポでしかものを考えていない言葉で応える。

 百年の恋も冷めるような性欲第一主義なその返答に対して、しかし、催眠で魂を都合のいいように改変されている武蔵は、快感だけではなく歓喜の念で顔を真っ赤に染めながら、なんと涙をこぼすほどに喜んだのだった。


「ほぉぉ、ぉぉっ❤ イグッ❤ イグイグっ❤ ピ、ピストンされるたびに、イッちゃうぅぅっ❤ 気持ちよくて幸せだからイッちゃってっ❤ 幸せで気持ちいいからイッちゃって❤ イクのが全然止まらないのおぉぉっ❤」


 天井に備え付けられたカメラではもはや武蔵の美しい顔もエロい体も何も見えなくなるような姿勢のまま、棒太郎は武蔵を犯していく。

 そんな棒太郎の体に武蔵はその長い手足を巻き付かせる形でその激しいピストンを受け入れる。

 いわゆる『種付けプレス』を行う棒太郎を、武蔵は『だいしゅきホールド』で応えているのだ。


 あまりにもエロすぎる光景、この時点で今回の『二天一流の大剣豪とラブラブモードで純愛ナマハメセックスしちゃいました❤(仮)』というAVは大人気作品になることに約束されただろう。

 そして、そんな濃厚なセックスをしたものだから、棒太郎はいつもよりずっと早く、二度目の膣内射精をしてしまうのも仕方のないことだろう。


「くぉおっ! 射精る……射精るぅ!」


 どびゅるるっ! びゅるる、びゅぅぅっ! どぶびゅ、ぴゅ、ぶぴゅびゅぅぅ~~!


「んひぃぃぃぃっ❤ おぅ、おほぉぉっ❤ あへ、んひぃぃ、おほぉぉっ❤」


 武蔵へと流し込まれる、三度目だというのに一向に薄くならない精液はそのまま性的な快感に変換されて、武蔵は言葉も出せないほどのアクメの嵐へと叩き込まれてしまう。

 その顔は目を裏返しにし、鼻の穴を大きく開き、口をOの字にしているあまりにも不細工すぎる顔になっていたのだが、どこか幸せそうにも見えるものだった。


「ふぅぅ~~! こ、こんなんで終わりじゃ、ないぞぉ!」

「ふぎぃぃぃっ❤ しゃ、射精しながら動いて、んほぉぉぉっ❤」


 そんな無様なアへ顔を至近距離で見せつけられたものだから、もう棒太郎は止まらない。

 そのまま勢いよく腰を振っていき、連続セックスを開始していったのである。


「ふんっ、ふんふんっ! こ、このままぁ! 金玉から精液がなくなるまで犯してやるからなぁ! お前が握るのは刀じゃなくて俺のチンポなんだってわかるまで、たっぷりと体にチンポの凄さを教え込んでやるっ!」

「ほぉぉおっっ❤ イグッ❤ 強すぎオチンポ様に完敗アクメキメて、あ、頭がバカになっちゃうぅぅっ❤」




 ――――こうして、昼食を摂ることも忘れて二人はセックスに熱中していくのだった。




「んちゅぅっ❤ じゅるるぅ、ちゅぅぅ~……❤ どう、痒いところはないかしら❤」

「ふほぉ~~……良いよぉ、武蔵ちゃんの舌でアナルの痒みもなくなってきたかな~♪」


 そんな連続セックスも終わりを迎えた。

 種付けプレスで何度もオマンコへと膣内射精をされた武蔵は、痛々しく真っ赤に染まったオマンコから白濁色の精液を垂れ流しつつ、ベッドにうつ伏せで寝転がっている棒太郎のお尻に顔を埋めていた。

 アナル舐め奉仕である。

 お尻の穴を舐めるという行為は言うまでもなくアブノーマルなプレイで、それこそ口内射精よりも激しく女性から拒絶されるはずの行為だ。

 しかし、武蔵の顔を染めている感情は屈辱でも憤怒でもなく、愉悦の感情だった。


「ちゅっ、ちゅっ❤ はぁぁ~……あなたのお尻、ちょっとかわいい……❤ あっ、アナルと言えば……聞いたかしら❤ アストルフォきゅんとかデオンきゅんとか、そこら辺のちょっと私のストライクゾーンからは上に外れてる美少年たち、あなたの形のバイブでアナル開発してるって❤ 顔がかわいいから、男の子でも抱いてあげたりするんですか❤」

「う~ん、それも悪くないかもねぇ♪」


 尻が痒いからアナルを舐めろなどという命令をした者とされた者の会話とは思えないほどの気安さで、しかし、そんな命令が通る関係だからこそのなんともエロティックな会話が続いていく。

 事実、棒太郎は顔立ちが整っている相手ならば別に『男の娘』と呼ばれるような男性サーヴァントを抱くことも吝かではないと思っていた。

 様々なエロシチュエーションを味わってきた棒太郎にとって、もはや可愛い男の娘も十分に性欲の対象となる相手なのである。


「くひひ、アナルの話をされたら、なんだかアナルセックスがしたくなってきたなぁ♪ オマンコは虐めすぎて炎症しちゃってるけど……アナルなら大丈夫だよね、武蔵ちゃん?」

「もちろんですとも! そもそも、このままオマンコセックスでも何の問題もないんだけど……まあ、あなたがアナルセックスがしたい気分なら当然そちらが優先されるというものだわ❤ それじゃあ……チン媚びダンスで誘わせてもらいます❤」


 そして、男の娘のアナルを犯すかどうかという話をしていると、棒太郎の中で『アナルセックスの気分』というものになったのだろう。

 まるで、テレビ番組でラーメン店の特集を見たからラーメンの口になったというような気軽さで持ち込まれたアナルセックスに対して、武蔵は当然のように受け入れる。

 そもそもとして、催眠で操られている上に恋慕の念を抱いている棒太郎の提案を武蔵が断れるわけもないのだ。

 棒太郎の趣味ではないために行っていないが、それこそひねり出した排泄物を食せと言われても、武蔵は顔を引き攣らせつつもそれを己の意思だと認識して実行するのだろうから。

 武蔵はそのままベッドから離れて立ち上がり、背面を見せる体勢でガニ股を取って、真っ白なお尻をぐいと掴んでアナルを見せつけるように尻たぶを引っ張っていった。


「んっ……あっはぁ~ん❤ アナルセックス、カモォ~ン❤ オチンポぷりぃ~ずぅ❤」


 くぱぁぁ~~……❤

 ふりふりっ❤ ふりふりっ❤


「あはは! 出た、水着じゃないけど武蔵ちゃんのアメリカ被れモードだ! 下手くそな英語が逆にエロいなぁ!」


 そして、腰を左右にエロティックに振ってチンポに媚びだしたのである。

 媚びる際に選んだ言葉遣いは、棒太郎も気に入っている水着霊基で星条旗ビキニを着込んだ時に見せるエセ外国人というべき下手くそな英語での誘い方だった。

 武蔵の中で『アナルセックスというアブノーマルなプレイを求める変態女』というシチュエーションでもっとも似合っていると判断したのが、その下手くそな英語でのチン媚びだったのだろう。

 そんな姿でさえもカメラで撮影されているというのに、催眠をかけられている武蔵はそれになにも思うところがないように、ふりふりと勢いよくお尻を振ってアナルセックスをおねだりするのだった。


「よしよし! さすがは武蔵ちゃん……! 精液をローションにしてアナルセックスのしやすくしてくれてるね!」

「もちろんですともっ❤ アナルだってあなたを思って毎日開発済みで、サーヴァントの体を取っている上にダ・ヴィンチちゃんのお薬で常に腸内は完全清浄済み❤ たっぷりとオチンポを気持ちよく――――おほぉぉぉぉっっ❤」


 ずぶずぶぅ、ずぶりゅぅぅぅ~! みちみち、ずぶぶ! どぶずぶぅ!


「ふ、不意打ち挿入っ❤ アクメきちゃうぅぅっ❤ おほぉ、ほぉおっっ❤ お腹が、拡がるっ❤ あれだけ開発したのに、まだ足りなかったみたいで……くぅっぅっ、おぉぉっ~~❤」


 口上の最中に行う不意打ちのような挿入で、武蔵は簡単にアクメをキメてしまう。

 他の女性サーヴァントたちと同じように、アナルバイブを使って日々お尻を開発していた武蔵ではあるが、それでも実際のアナルセックスで味わう衝撃は予想以上だったようだ。

 脂汗を額に流しながら、お尻をみちみちと拡張されていく感覚に覚えたことのない圧迫感に襲われてしまうのだ。


「ふぉっ! これは、きっつぅ~!? ロリっ子オマンコと同じぐらい……いや、拡がりやすいからまたアレとは違うけど……と、とにかく、新体験だぁ!」


 腸壁をカリ首で捲くるような感覚で腰を前後に動かしていき、通常のセックスとは違う肛姦の快感に棒太郎はだらしなく頬を緩めていった。

 排泄器官がオナホになるように日々女性自身に開発させ、それでいてそれでは不十分だと言わんばかりに自分のチンポでさらに書き換えていく。

 これ以上の快感は中々ないだろう。

 しっかりとほぐされている括約筋はそれでもチンポを締め付けてきて、ザーメン浣腸をしてくださいと媚びてくるのだった。


「ふぎゅぅ、おぉっ❤ おっほぉおっっ❤ や、やばっ❤ これ、子宮口殴られるのとは別の衝撃が、脳に響くっ❤ すごっ、すごすぎぃ❤ あ、あなた、まだこんな凄い技を隠していたの❤ これ、ク、クセになるかも……❤」


 最初は衝撃の方を強く感じていた武蔵だが、次第にその衝撃の中にある快感を的確に感じ取れるようにアナルセックスに慣れつつあった。

 初めての肛姦とは思えないほどの適正の高さである。

 気の強い女はアナルが弱いという根拠のない俗説があるが、恐らく武蔵はそれに当てはまるタイプなのだろう。

 その姿に満足をした棒太郎は、勢いよく腸内に精液を流し込もうとピストンを激しくしていく。


「いいぞぉ、武蔵ちゃん! 締め付けも、くぅっ! ただ締めるだけじゃなくて、強弱をつけて刺激してくるようになって……! 剣術だけじゃなくて、セックスでもやっぱり天才だなぁ!」

「はひぃぃっ❤ うんち用の穴を犯されて気持ちよくなってる変態女を、ほ、褒めてくれてありがとうございますぅぅっ❤ ご、ご褒美に、もっともっと、お尻を犯してぇ❤」

「よし、よしよし! じゃあ、ザーメンを腸にプレゼントしてあげるからな! しっかり、受け止めろよぉ……!」


 アナルセックスでは括約筋や結腸など締め付けの方法が複数あり、それらを活かした複段締めによって、通常の膣セックスとはまた異なる快感を与えてくれるのだ。

 その中でも武蔵は天性のセンスで締め付けのコツも早々に身につけたようだ。

 もはや排泄器官とは別物の、最上級のオナホとしての機能を手に入れた腸内へと、棒太郎は射精をするのだった。


「イクぞ……おらっ! アナルにザーメン浣腸されて、イッちまえっ!」


 どびゅるるるっ! びゅるるっ、びゅぅ! どぶびゅ、ぶぴゅ! びゅるるるぅ~~!


「ほぎゅぉぉぉっ❤ おぉぉ、ほぉぉっ❤ イグッ❤ お尻の穴に射精されてっ❤ 精液が逆流してきてるのにっ、イグぅぅぅっ❤ ザーメンどぴゅどぴゅしてぇ、ケツマンコアクメ、キメちゃうぅぅぅっ❤」


 武蔵は腸内射精を受けて、激しく下品なケツ穴絶頂に至る。

 全身をビクビクと激しく痙攣させていき、ガニ股姿勢は維持しつつも上半身を『ビィィィンッ❤』と弓なりに逸らすほどに快感に翻弄されているではないか。

 武蔵が美貌だけではなく実力にも秀でた特別な存在であることを棒太郎自身も知っているからこそ、その征服欲のようなものはどんどんと肥大化していってしまう。


「ふぅ~~……良かったなぁ、このケツ穴オナホ……♪」

「ほぎゅぅ、ぉおぉぉ~~……ふぎゅんっ❤」


 そうして棒太郎が悦に浸りながらチンポを引き抜くと、まるで糸が切れたように武蔵はベタンと前へと向かって倒れ込んでしまう。

 がに股のまま倒れ込んだものだから、顔と膝は床にべったりと付きながらもお尻と腰だけは天井へと捧げられるように持ち上がった無様な姿勢になってしまった。

 その無様すぎる姿を見て、誰がこの淫乱女を『天元の花』などと称するだろうか。

 本来の新免武蔵との格差がある惨めな姿を見せつけられたからこそ、もっともっとと、『武蔵を弄びたい』という欲望が激しくなっていく。


「ク、ククク……! それじゃ、武蔵ちゃん。あとは、最後の挨拶をしてもらおうか……なっ!」

「ふぎゅんぅっ❤」


 棒太郎はそのまま武蔵の前に立つと、倒れ込んでいる武蔵の頭へと乱暴に自分の足を乗せる。

 あの二天一流・宮本武蔵の頭を踏みつけるなど、それこそ殺されても文句は言えないほどの狼藉だった。

 しかし、武蔵は嬉しそうに声を漏らした後、ぷるぷると震える手足を動かして、ゆっくりとお尻を挙げた姿勢から土下座のような姿勢になる。

 そして、棒太郎がゆっくりと踏みつけにしていた足を持ち上げるものの、武蔵はその伏せた頭を上げることはせず、三つ指をついた姿勢のまま口上を口にしていく。


「や、槍珍棒太郎、様……❤ 本日は……この新免武蔵でオチンポヌキヌキしていただき、ありがとうございました❤ 本来ならばセックスなどという女しか喜ばないことに付き合ってくれたこと、感謝の念が尽きません❤

 この恩に応えるため……え、永遠の性奴隷となることを、ここに誓いますっ❤

 どうか、なにか御用がありましたらすぐさま呼び出してください❤ 何よりも槍珍棒太郎様を優先してオナホマンコが駆けつけることをお約束いたしますっ❤」


 あまりにも無様すぎる奴隷宣言だった。

 英霊と呼ばれるほどに偉業を成し遂げ、いずれは空位に至るであろう最優の剣士が、棒太郎という戦闘行為においては何の力も持たない男に媚びた声のまま顔で頭を下げているのだ。


「ク……クハ、ハハハ! ハハ、ハハハハハッ!」


 棒太郎は笑った。

 それは武蔵を自分の都合の良い奴隷にしたという達成感と同時に、武蔵ほどの人物でも何の疑問も覚えずに奴隷になる道を選ぶことが『当たり前の世界』に書き換えたことの、例えようのない幼稚で暴力的な全能感が満たされたがためである――――。


【エピローグ】


 時間にして午後五時頃のことだろうか。

 今日も人理を取り戻す茨の道を踏破するため、シミュレーターでの戦闘訓練や解決した特異点に再度異常がないかを確かめる哨戒任務などをこなしてきた立香は、食堂で少し早めの夕食を摂っていた。


「ふぅ……今日も疲れたなぁ。でも、少し早めに終わって良かった。なにせ、新作を見る時間が手に入ったからな……!」


 夕食後は完全なフリータイムであるために、朝に購入しながらもまだ視聴ができていない魔法少女ハーレム物AVを見ることができる。

 戦闘訓練の成績も良かったことから、るんるんと浮かれ気分で立香は少し辛味の強い、スパイスの良く効いた本格的なカレーを食べていく。


「うん……? 武蔵ちゃん……?」


 その時であった。

 ざわざわと、食堂の入口の方から声が響いてきたのである。

 その視線の先には、なんと一糸纏わぬ姿でセイバーのサーヴァント、新免武蔵が入室してきていたのだった。


「それに、おじさんも一緒にいる……そっか、今日は武蔵ちゃんが撮影してたのか」


 一糸纏わぬ姿だったのは武蔵だけではなく、『AV作成』という職務についているカルデアの職員である棒太郎も同様だった。

 しかし、それに対して誰も大きな驚きは示さない。

 これが武蔵だけだったのならば誰かが服を着ろと注意をしただろうが、ハンディカメラを片手に持っている棒太郎が隣りにいることから撮影の一種だと判断し、誰も咎めることはないのだ。


「だから、武蔵ちゃんを任務に誘おうと思っても捕まらないし、送ったメッセージにも反応がなかったんだな」


 大事なことだが、棒太郎はカルデアを侮辱するように玩具として弄びながらも、同時にその使命を阻害するつもりは一切なかった。

 カルデアにいる男性はセックスよりもオナニーが大好きな存在に書き換えられてしまい、愛していたはずの相手ともセックスをするよりもその相手が誰かとセックスをしているAVでオナニーをするほうが好きというような異常な存在になってしまっている。

 女性も同様で、愛する人とセックスをしたいという気持ち自体は薄く、それでいて『オナニーも好きだがセックスもしたい! 男なら誰もいいから!』というような性欲が強い上に貞操観念の低いような存在に書き換えられている。


 それでも、カルデアの使命のことを誰も忘れていないのだ。

 異聞帯へと向かえば、彼らは心の底から真剣に任務を成し遂げようと命を懸けて戦い、そこで起こった悲劇に涙し、それでも前を向かわんと心を強くして歩いていくのである。


「やあ、マスターくん! 今日もお疲れ様!」

「お疲れ様っていうのなら、おじさんがそうですよ。武蔵ちゃんは……うわ、すごい射精されたんだね。オマンコからもアナルからも、精液がポタポタ垂れてるじゃないか」


 ただ、カルデアに戻れば最大の娯楽としてオナニーを楽しみ、『男なら嫌がるはずのセックスを献身的にしてくれる男性』である棒太郎に強い信頼を抱くのだ。

 立香は隣に歩く武蔵ちゃんを見ると、ビキビキとズボンの下のチンポを勃起させていく。

 別に立香はナマの女性に嫌悪感があるわけではないため、全裸で膣内射精の後を見せている武蔵を見れば当然のようにチンポを勃起させるのだ。

 他の職員も同様で、横目でエロすぎる武蔵の全裸を盗み見ながらチンポを勃起させている。

 彼らは性欲がないというわけではなく、ただ、セックスをしたくないだけなのだ。


「たっぷりと可愛がってもらいましたからね❤ マスターの言う通り、前にも下にもたっぷりと注ぎ込んでもらうぐらいですから、すっかりお腹が空いてしまいました❤」

「うわ……じっくり見ると凄いなぁ。ここまでセックスしてもらったんなら、そりゃ任務への同行依頼したメールも無視されちゃうか」


 食事中だというのに射精された精液を見せつけられても、立香たちは文句を言わなかった。

 何度目になるかわからないが、それほどにこのカルデアの常識は狂いきってしまっているということの証明のような出来事だった。


「それで……うん、頑張ってるマスターくんにプレゼントだよ! これ……さっき撮った武蔵ちゃんとの超ロングスパンの長回しのマスターテープが見れるパスワード♪ 無編集だからちょっと長いしカメラの視点も一定だけど、でもエロさはお墨付きだよ♪」

「こちらは私からのプレゼントかな。任務に同行できなかったお詫びって言っても良いかも? 私の形をしたオ・ナ・ホ♪ 私を思いながら使ってね~♪」


 そんな立香へと、棒太郎は先ほどの無編集ハメ撮り映像を保存している共有フォルダの入室パスワードのメモを差し出し、それに乗じて、武蔵は食堂に来る前に寄ってきたダ・ヴィンチちゃんのショップで回収してきた自身のオマンコをかたどったオナホを差し出していく。

 こんな常識外れなプレゼントに対し、立香はにこりと爽やかな笑みを浮かべる。


「うわっ、ありがとう! やばい、武蔵ちゃんの体を見たら、もうムラムラしてきちゃった……! 予定を変えて、今日はこれでシコらせてもらうよ! さっさと食べないと……!」


 喜びに満ちた笑顔でそれらを受け取ると、掻き込むように辛口のカレーを食べていく。

 しかし、スパイスの効いたカレーを流し込むように食べるものだから、当然体はうまく受け付けずにむせ返ってしまう。


「って、辛いっ! けほ、けほけほぉ!?」

「ほらほら、落ち着いて落ち着いて! ほら、水だよぉ? まったく、セックスならともかく、オナニーは逃げないんだからねぇ♪」

「あ、ありがとう……!」


 むせ返りつつもそのチンポはビンビンに勃起しており、なんとも滑稽な姿だった。

 それを見て、棒太郎は嘲笑を向ける。

 催眠で気付けない立香は棒太郎に感謝をし、ゆっくりと差し出された水を飲んでいく。


 今の立香の姿は、まさに今のカルデアの象徴とも言える姿だった。

 いつカルデアに訪れたのかも定かではない、槍珍棒太郎という偽名を名乗る男によって、『催眠』というよりも『世界改変』に近いチート能力で支配されて、陰から嘲笑われているのが今のカルデアなのだ。

 男たちはセックスに興味がなくてチンポをシコシコとシゴいてオナニーをすることが最大の快感であると認識し、女たちはそんな男たちにセックスを無理強いはできないとしながらもセックスがしたいという強い性欲で悶々とする。

 そんな中で、棒太郎だけが女性とセックスしようとするものだから、男も女も彼に感謝をするという滑稽な姿――――元のカルデアを認識できるものが今のカルデアを見れば、卒倒すること間違いなしの無様な在り様だった。

 しかし、それはこれから延々と続いていく。

 カルデアは世界を救うためだと奮闘しながらも、そのまともな姿さえも棒太郎は嘲笑いながら、このカルデアを最大の玩具として弄んでいくのだから―――。


(終)

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POSTEDFeb 10, 2025
ARCHIVEDJun 10, 2026