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ヒーローがいる世界でヒーローショーを見に行った母娘が女幹部に洗脳され戦闘員になってしまうお話

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ヒーローショー、という言葉を聞いた時あなたはどのような言葉を連想するだろうか。小さい時の思い出、子供が好きなもの、多くの人が思い浮かべるものの共通点として幼い子が喜ぶ催し物、という認識があるはずだ。しかし実際にヒーローが存在し、彼らが相手をする怪人もいるという世界であれば話は変わってくる。ヒーローショーはただの幼児向けの催し物ではなく、ヒーローという存在を一般市民により周知させ支持を高める重要な役割を持つようになるはずだ。そのため怪人の出現率が高く、その分ヒーローも多いとある地域ではヒーローショーが毎日のように開かれていた。


「ママ見て!あそこでヒーローショーやってるよ!」


母親と共に買い物に来ていた少女、望月 小春(モチヅキ コハル)がショッピングモール内部の広場を指差しそう言う。


「あら、本当ねー」


小春の母、望月 優花(モチヅキ ユウカ)はキラキラした目でヒーローショーを見つめる我が子を温かい眼差しで見ながら相槌を返した。


「今回のヒーローは...あ、エンジェルスだって!ママ、ちょっと見て行っていい?」


「いいわよー。でも、小さい子もいるから強引に前に行っちゃダメだからね?ちゃんとお姉ちゃんとして行儀よく応援すること」


「もちろん!じゃあ行ってくるね!」


母から許しを得た小春は嬉しそうにピョンピョンと飛び跳ねながらヒーローショーの観客席の方へ向かっていく。観客席にはまだ幼稚園児くらいの小さな子供もいたが、10歳になった小春と同程度の年齢の子も沢山ショーを観戦していた。男女比率はだいたい同じくらいだ。ヒーローの支持率向上のために昔あった戦隊モノ系、仮面ライダー系、魔法少女系といった区分をなくし「ヒーロー」として統合したことで、ヒーローというコンテンツ自体が男女関係なく人気の高いものとなっている。


「わぁ〜。エンジェルスはいつ見てもかっこいいなぁ」


空いていた席を確保した小春は舞台の上で動き回るヒーロースーツを着た人たちに憧れの眼差しを向けていた。エンジェルスというのは実際に存在するヒーローのグループであり、各人がレッド・ブルー・グリーン・イエロー・ピンクというオーソドックスな色で構成されている。大きな特徴としてはメンバーが全員女性ということがあり、強い女性の象徴として小春の学校では非常に女子人気が高いヒロイン戦隊だった。


"レッド・ナックル!"


バァン!


舞台上でエンジェルスのレッドが得意の炎を纏ったパンチで敵の戦闘員を倒す。もちろん本物のエンジェルスレッドは今頃どこかで怪人と戦っているはずであり、舞台にいるのはヒーロースーツを模した衣装を身につけた別の人物だ。しかしヒーローショーはヒーローを統括する組織"ジャスティス協会"が運営しているため、今の攻撃の演出1つをとってもかなりクオリティが高い。またスーツの中の人間はジャスティス協会でヒーロー候補として訓練している者が入っていることもあり、大人が見ても楽しめるような豪快で派手な内容に仕上がっていた。


力を合わせるよ!良い子のみんなも力を貸して!


小春は途中から見始めたため、ショーはすぐに佳境へ突入する。エンジェルスレッドから観客の子供たちに力を貸して欲しいという呼びかけがあり、子供たちは皆元気よく返事をしながらレッドの方へ手をかざした。


「頑張って〜!」


もちろん小春も応援しながら一生懸命腕を伸ばす。


ありがとうみんな!パワーは充分溜まったよ!それじゃあトドメだ!"エンジェルス・キャノン"!


バリバリバリ...!


レッド役がそう叫ぶと舞台装置が一気に作動し、この日一番の派手な光の演出が発生する。


わぁぁぁぁ!


子供たちは色とりどりの光が舞う幻想的な空間に大興奮。


ダァァァンッ!


ぐわぁぁぁぁ...


そして最後はお決まりの展開だ。ヒーローが放った必殺技を食らった怪人はわざとらしい悲鳴をあげたあと、「やられたー」と捨て台詞を残しクルクルと回りながら舞台袖へ消えていく。


みんなのおかげで今日もまた平和が保たれたよ!ありがとう!


ショーが終わったあと、エンジェルスの面々はファンサービスとして手を振りながら舞台から去る。小春は手を振り返しながら母親の優花の姿を探してキョロキョロ辺りを見渡した。


「あれ?未来ちゃんと未来ちゃんのママだ」


すると優花のそばに友達とその母親がおり、3人は楽しそうに談笑している。小春はすぐに席を立ち母たちの元へ駆け寄った。


「未来ちゃーん!」


「あ、小春ちゃん。こんにちは...」


小春が手を振りながら近づくと、同じクラスの友達 沢渡 未来(サワタリ ミク)が少しはにかんだ様子で挨拶をしてくれる。ツインテールで活発そうな見た目をしている小春とは違い、未来は少し長めの前髪で目を半分ほど隠した恥ずかしがり屋の少女だ。


「あら小春ちゃん、久しぶりね。元気にしてた?」


すると未来の母であり、優花のママ友でもある 沢渡 由実(サワタリ ユミ)も小春に声をかけてきた。まだ少女ながら将来が有望視されるような整った容姿をしている未来だが、由実はその血を感じさせるお淑やかな見た目をした美女だ。


「未来ちゃんと未来ちゃんママこんにちは!」


小春は元気よく挨拶を返し、ヒーローショーすごかったよ!と優花へ報告した。


「あら〜。良かったわね」


優花は頬に手を当て小春に微笑みかけてくる。彼女も昔から優しいお姉さんという見た目で人気があり、小春を産んだ後もその美貌は健在だ。優花と由実はどちらも年齢に対して見た目が若々しく、ママ友仲間の間でもどんな美容を行っているのか頻繁に質問される程である。もちろん小春にもその遺伝子が受け継がれており、未来に負けず劣らず将来が楽しみな可愛らしい顔立ちをしていた。


「実はさっき由実さんからこれをもらったのよー。コハちゃんは興味ある?」


スッ...


優花がそう言いながら見せてきたのはヒーローショーのチラシ。そこには小春が好きなエンジェルスのヒーローショーイベントがあるという告知が書かれており、さらに下には日時と場所が記されていた。


「エンジェルスのヒーローショー!?行きたい!」


さっきエンジェルスの活躍を見てきたばかりの小春だが、彼女のエンジェルス熱はその程度で治まったりはしない。彼女は母からチラシを受け取り熱心に内容を読みながらいい反応を示した。


「わ、私もエンジェルス好きだから...小春ちゃんももし良かったら一緒にどうかなって...」


「私と未来は行こうと思ってるの。小春ちゃんと優花さんが来てくれたらもっと楽しくなると思うわ。ね、未来」


コクリ...


由実が未来の肩に手を置きながらそう尋ね、未来は顔を少し赤くしながらも頷きを返す。


「行く!行きまーす!ママ、私も行きたーい!」


「今週末はパパとお買い物に行く予定なんだけど...まあ土日のどっちかに行けばいいかしら〜」


「ほんと!?やったー!」


優花の言葉を聞き飛び跳ねる小春は未来の手を握り、「よ、良かったね小春ちゃん」と言う彼女と2人で喜び合う。


「じゃあ今週末お願いね。車は私が出すから、9時頃に迎えに行くわ」


「助かるわー。ありがとう。また詳しいことはメッセージでやり取りしましょうか」


由実と優花がその場で軽く打ち合わせを行い、その後それぞれの母娘は買い物のため互いに挨拶を交わして別れた。











場所は変わってジャスティス協会の第5支部、小春たちが住む地域のヒーローを管轄している基地の中では異様な空気が漂っていた。


......❤

......❤


基地内を移動するジャスティス協会の職員たちはどこか虚ろな目をしている。しかし何故か表情はトロン❤と緩んでおり足取りはフラフラと夢遊病患者のようだ。それだけでも十分な異変と言える様子だが、最も不思議なのは彼ら彼女らが職員用の制服ではなく、怪人の取り巻きとして現れる戦闘員のような黒いラバースーツを身につけている事だった。


カツッ...❤カツッ...❤カツッ...❤カツッ...❤


そんな明らかにおかしい同僚たちとすれ違いながら、1人の女性職員が軽い足取りで廊下を歩く。例に漏れずボディラインに張り付いた黒のラバースーツに身を包んだ彼女は支部長室の前まで辿り着き、扉をノックした。


コンコン...❤


はぁい❤どうぞぉ❤


部屋の中から聞こえてきた返事は女性のものだ。しかしそれは第5支部の支部長である鈴木京子のものではなかった。


「失礼します❤」


だが職員の女性は部屋の主とは違う人物の声であることを知っていたため、特に疑問を抱くこともなく扉を開ける。


「イリス様、以前ご命令いただいた件についてご報告に参りました❤」


部屋に入った彼女はそう言いながら、支部長の椅子に座っていたドレス姿の妖艶な美女に恭しく礼を行う。


「あらぁ❤すっかり忘れてたわ❤」


支部長の席を陣取っていた美女、バッドレディースの女幹部イリスは入室してきた女性職員に笑みを向けてきた。


「っ❤❤❤」


ヒーローの拠点の最も重要な部屋の1つを怪人が使用している。それはつまりジャスティス協会建物の中枢まで侵入を許したことの証左であり、決してあってはならないことだ。しかし優雅に足を組みながら椅子へもたれかかる美しき女怪人の姿を見た女性職員の反応は、喜びと興奮で大きく肩を震わせるというジャスティス協会の一員としてあってはならないものだった。


(イリス様、何度見てもお美しいぃ...❤)


ビクンッ...❤ビクッ...❤ビクッ...❤


女性職員はイリスの姿を見ただけで強い快楽を感じてしまったようで、蕩けた表情を浮かべながら軽い絶頂に達する。


「頼んでいた件は上手くいったかしら❤」


イリスは完全に魅了された女性の姿を楽しそうに観察し、そう尋ねながら机に肘を置く。


タプン❤ムチムチィ❤


「は、はひぃ❤報告致しますぅ❤イリス様のご命令通り例の"ヒーローショー"の準備が完了しましたっ...❤」


報告を行う女性職員の声は震えてしまっており、彼女の視線は机の上で艶めかしく潰れる爆乳に釘付けだ。


「ご苦労様❤それは嬉しい報告だわぁ❤」


「んひっ...❤あ、ありがとうございますぅ❤」


(イリス様に褒められたぁ❤し、幸せぇぇ...❤)


プシッ...❤


バッドレディースの手に堕ちたこの基地全ての人間にとって、イリスの役に立つというのは何にも勝る至上の喜びである。イリスへ報告に来た女性職員も例外ではなく、股から愛液を漏らしラバースーツに色濃い染みを作っていた。


「レイちゃんにはまた私の方から伝えておくわぁ❤あなた達は引き続き準備をお願いね❤私のために頑張って働いてちょうだぁい❤」


イリスは共に基地を占拠したバッドレディースの女幹部レイの名前を出し、ねっとりとした甘い声で女性職員へさらに準備を整えるよう命令してくる。


「イィィィィーーーっ❤」


それを受けた女性職員は腰を落とした状態で手を大きく伸ばし、バッドレディース戦闘員の敬礼姿勢を取りながら甲高い鳴き声をあげた。




プルルル...ガチャ...


「あ、レイちゃん?❤イリスよぉ❤この前やったヒーローショーの事なんだけど、また準備が整ったみたい❤えぇ...❤えぇ...❤ちょっと早くて明日なんだけど大丈夫?❤......それなら良かったわ❤なら明日はレイちゃんにお願いしようかしら❤」


イリスが電話でレイと連絡を取っている。先程女性職員も言っていた"ヒーローショー"という単語が使われており、さらに口ぶりからしてそれは既に実施されたこともあるようだ。


「えぇ❤ヒーローとの戦闘もないから息抜きのつもりで楽しんでくれていいのよ❤じゃあよろしくね❤」


ツーッ...ツーッ...ツーッ...


イリスは最後にそう締めくくり電話を切る。人知れずバッドレディースに支配されてしまったジャスティス協会の第5支部で彼女に逆らえる者は今や存在しない。怪人の意向によって開催されるヒーローショーではいったいどのようなことが行われるのだろうか...













「わぁー!すごいね!」


週末になり、小春はショッピングモールで話していた例のヒーローショーに来ていた。このショーの為だけに設けられた特設の会場には小春たち以外にも多くの親子がおり、屋台やバルーンアートなどの出店も見える。まるでお祭りのような賑わい具合だ。


「コハちゃん、あんまり遠くに行くとはぐれちゃうわよー」


「大丈夫だよ!あっ!あそこにエンジェルスの人形が置いてある!未来ちゃん、見に行こ!」


「う、うん...エンジェルス・イエローの人形もあるかな...」


小春が優花の注意に返事をしながら未来の手を引きグッズ販売をしているショップの方へ歩いていく。優花は娘のはしゃぐ背中を見送りもう...と苦笑しながら、隣で微笑む由実へ声をかけた。


「それにしても、結構大きなイベントなのねー。私こんなの全然知らなかったわ〜」


「えぇ、そうね。私も未来のピアノ教室でママ友さんから教えてもらっただけだから、ここまでの規模とは思ってなかったわ」


これまでの説明した通り、ヒーローショーは市民の支持を得るために頻繁に行われている催し物である。しかし開かれる場所は以前のショッピングモールのような人の集まる所が多く、このような特設会場というのは少し珍しい。


「このイベントも前から何回かあるらしいから、私たちが思っているより人気なのかもしれないわね」


ママー!ちょっと来てー!


由実がそう言った直後、店から顔を出した小春が大きな声で母親を呼んでくる。優花と由実は2人でショップの方へ移動し、ショーが始まるまでの間娘たちの買い物に付き合うのだった。







「楽しみだね!未来ちゃん!」


買ってもらったエンジェルス・レッドのキーホルダーを大事そうに握りながら隣へ座る未来へ話しかける小春。幸運にも舞台からかなり近い位置を確保することが出来た彼女はまだショーが始まっていないにも関わらずかなり興奮気味だ。しかし話しかけられた未来も大人しい性格ながら楽しげな様子を見せており、お揃いで買ってもらったエンジェルス・イエローのキーホルダーを嬉しそうに眺めていた。


ヒーローショーはあと5分で開演でーす!


会場の中に案内係の女性職員の声が響く。すると入り口の方からさらに多くの親子が押し寄せ、まばらに人が入っていた会場の人口密度が一気に上がってきた。


「ねぇ、ママ」


すると新しく入ってきた観客たちを見て、先程まではしゃいでいた小春が優花の袖を引く。


「どうしたの?」


「なんかみんなの様子ちょっと変じゃない?」


呼ばれた優花がどうしたのかと尋ねると、小春は周りを見渡しながら小さな声でそう言った。


「えっ?」


小春に言われ周囲に座る観客たちを眺めてみる優花。彼女自身は意識するまで何も思わなかったが、改めて見てみると確かに娘の言いたいことが少しは分かる気がした。


「どうかした?」


優花もキョロキョロと辺りを見つめ出したことで由実が何かあったのかと質問してくる。


「別に何かあるってわけじゃないんだけど...周りの親御さんの表情が気になっちゃって」


「表情?......確かに言われてみればそうかも」


優花から違和感を教えられた由実は周りを確認したあとその言葉に同意した。ヒーローショーとは確かに大人も楽しめるものではあるが、本来は子供たちのために用意されるものだ。優花や由実はこの場に娘の保護者として同伴している。


......❤

......❤


しかし座席に座りショーの開始を待つ観客のうち、少なくない親が舞台の方を見つめ頬を緩ませていた。ショーを楽しみにしているのだと言われればそうなのかもしれないが、大人たちが浮かべる表情はワクワクというよりうっとりという言葉が適切なように感じられる。


それではまもなくショーを開始致します!まだ席に付いていない良い子の皆さんはお父さんお母さんの元へ戻ってくださいねー!


ジリリリリ...


しかし彼女たちが違和感に対する答えを見つけるより先に、案内係の女性からショーの開始が告げられた。そのため優花や由実、そして小春は周囲の少しおかしな様子に気づきながらも思考を一旦やめ舞台の方へ注意を向ける。すると舞台上に帽子を被ったお姉さんが現れ、親しみやすい笑顔を浮かべながらショーの進行を行い始めた。


それでは皆ー!本日の主役を呼んでみましょう!せーの!


「「エンジェルスー!」」


お姉さんが観客席にマイクを向けると子供たちが大きな声でエンジェルスの名前を叫んだ。当然小春と未来も参加している。


バッ!


すると舞台に降りていた幕が上がり、子供たちに大人気のヒロイン戦隊エンジェルスが光の演出と共に登場した。


ゲヘヘヘヘェェ!現れたなエンジェルスめっ!


同時に舞台の袖か敵役である怪人と取り巻きの戦闘員たちが現れ、派手な登場を見せたエンジェルスへ対面する。


あ、あれはーっ!?皆大変!人狼怪人が現れたよーっ!


お姉さんは怪人の方を指差しマイク越しに大きな声で叫ぶ。ヒーローショーらしい大きなリアクションだが、子供たちはヒーローと怪人の同時登場に大盛り上がりだ。


「結構すぐに怪人が出てくるのねー」


「意外性じゃないかしら?いつもワンパターンだと子供に飽きられちゃうもの」


あっさりと怪人との戦闘が始まりそうな展開に優花と由実が小さな声で感想を言い合う。


「あの怪人知ってる!この前エンジェルスが倒した怪人なんだよ!」


「そうなんだ...エンジェルス・イエロー、かっこいいなぁ...」


小春と未来もそれぞれ舞台上に注目しながら好きなことを喋っている。するとエンジェルスは人狼怪人の方へ向き、それぞれ得意の武器を出しながら決めポーズを取った。


私は危ないので避難しまーす!エンジェルス頑張れー!


お姉さんが舞台の端に移動する。するとそれが合図になり、イィィィィーーー!というかけ声と共に黒いラバースーツを着た戦闘員たちがエンジェルスの方へ飛びかかった。


行くよみんな!


「わぁ!レッドの声だ!」


舞台に設置されたスピーカーから実際のレッドの声が流れ、それと同時に5人が戦闘員たちを迎え撃つ。レッドは拳、ブルーは刀、グリーンは何かのマシーン、ピンクは鞭、イエローは二丁拳銃とそれぞれ愛用している武器で戦闘員たちをバッタバッタとなぎ倒していった。


ドンッ!バターンッ!ドサ...


「すごーい!」


「大迫力だね...」


映画の殺陣さながらの大立ち回りに小春と未来を含む子供たちは大興奮だ。


エンジェルスがんばれー!

悪いヤツを倒しちゃえ!


子供たちの声援を受けながらエンジェルスは次々と戦闘員たちを倒す。


グギギギ...!この程度で負ける弱い戦闘員など要らん!おいお前ら!戻ってこい!


巨大狼のような着ぐるみの人狼怪人は悔しそうな様子で戦闘員たちを呼び戻した。


戦闘員が減ったならこの場で増やせばいい!おい!戦闘員ども!観客の中から戦闘員に向いてそうな者をさらってくるのだ!


イィィィィーーー!


ダダダダ...


すると人狼怪人は観客席の方へ手をかざし部下にそのような命令を行う。すると命令を受けた戦闘員たちは了承の声をあげながら舞台から観客席の通路へ一斉に降りてきた。


「イィィィィーーー!」


すると前方の方にいた小春たちにも戦闘員が近づいてくる。


「.......」


ギュッ...


小春はもしかして選ばれるのではないかとむしろ期待した目で戦闘員の方を見ていたが、未来は少し怖くなってしまったのか母親の由実の服を握っていた。


ヒョイ...


「ふぇっ...!?」


「あ、ちょっと...うちの子は...!」


しかし何故か戦闘員は小春ではなく未来の方を選び、彼女を肩に担いで舞台の方へ戻ろうとする。思わず由実が声をあげながら手を伸ばすが、未来はそのまま戦闘員へ連れ去られてしまった。


「怖がってる子供を選ぶだなんてマナー違反じゃない?」


「そうねー...未来ちゃん大丈夫かしら...」


娘の気持ちを考え少し憤慨した様子の由実。優花もそれに同意しながら少し心配そうな表情で未来が消えていった舞台袖の方を見つめている。小春だけは「未来ちゃんいいなー」とショーに参加できる友人のことを羨んでいた。








「うぅ...怖いよぉ...」


舞台袖の中に連れて行かれた未来は戦闘員の肩から下ろされ、不安そうな表情で辺りを見渡す。このような出来事が得意ではない彼女はこの状況を喜んでおらず、むしろ目にうっすらと涙を浮かべていた。


「俺、戦闘員になんてならないよ〜!」


「こ、こういうのって大人も選ばれるのね...」


時間が経つにつれ、未来と同じように選ばれた観客たちが続々と運ばれてくる。未来と同年代かちょっと年下の男の子と少し恥ずかしそうにした女性だ。


バサ...


すると舞台袖を隠すカーテンが開き、もう1人戦闘員に連れられた女性が中へ入ってくる。恐らく子供と一緒に来た母親だろう。


「あぁっ...❤やったわ...❤」


しかし最後に入ってきた女性は未来たちと比べ少し様子がおかしかった。彼女はもう1人の女性のように恥ずかしがる素振りは一切見せず、むしろこの境遇を非常に喜んでいる。表情はまさに恍惚といった様子だ。


(なんでこれが嬉しいんだろう...)


未来は女性の気持ちが理解出来ず心の中でそう呟く。男の子ともう1人の女性も同じく喜ぶ女性の方を不思議そうに見つめていた。


カツッ...カツッ...カツッ...


すると奥の方からヒールの音が聞こえ、未来と他の3人はこちらへ近づいてくる誰かがいることに気づきそちらへ視線を向ける。


「集まったようですね」


「「「「っ!?❤❤❤」」」」


鼓膜を震わせる女性の声。冷たい響きをした、しかし聞く者を一瞬で虜にする甘く美しい声に未来たちは体をビクリ...❤と震わせた。


「ふわぁ...❤」


(す、すごい綺麗な人...❤)


そして声の持ち主の姿を見て未来は思わず声を漏らしてしまう。







未来が怪人に運ばれていった後、小春たちが残された会場の方でもあることが起こり始めていた。


ムン...❤ムンムン...❤


「なんだろ、この匂い...」


フワァァァァ...❤


会場全体に先程までなかった甘い香りが充満し、それに気づいた小春は鼻を鳴らしながら首を傾げる。


クンクン...❤


「ねぇママ、この甘い匂いって...」


小春がこの匂いについて何か知っていないかと母の方を見ると...


「はぁ...❤はぁ...❤はぁ...❤」


なぜか優花は顔を赤らめた状態で息を荒くしていた。娘の声に気づいていないのか、小春の方へ視線を向けず前を見ながら胸を押さえている。


モジ...❤モジ...❤


さらに太ももは切なそうに 擦り合わされており優花の体全体が小さく揺れていた。


「マ、ママ...?❤」


小春は今まで見たことのない母親の姿を見て、心臓がドキドキ...❤と大きく脈打ってしまう。


キュン...❤


さらに下腹部の奥の子宮辺りが疼き始め、まだ性を知らない少女に初めての性的快楽をもたらしてきた。会場に散布されていたのは媚薬効果のあるフェロモンガスであり、吸い込んだ者の体を興奮状態にした上で感度を高めるという恐ろしい効果を持つ。それを吸い込んでしまった小春は僅かながらにその影響を受けてしまったようだ。


「な、なにこれぇ...❤」


優花の反対側では由実が同じような反応を見せている。どうやらこのガスは大人の方が効きやすいようで、いつも大人の女性として相応しい立ち振る舞いを見せる由実が発情した状態を見せている。服の上から股を押さえており、未来を産んで以来久しく感じていなかった感覚に戸惑いを隠せない様子だ。このような光景は観客全体で見られており、父親の場合はズボンを押し上げる膨らみを隠すのに必死だった。しかし不思議なことに一部の者は大きな深呼吸を繰り返し、わざとフェロモンガスを多量に摂取している。その者たちは皆未来が舞台袖で遭遇したおかしな女性とよく似た表情を浮かべていた...










一方その頃、声だけで相手を魅了してしまうほどの美女と遭遇した未来はその圧倒的な美貌から目が離せないまま舞台袖で立ち尽くしていた。


ムワァァァァ...❤


「っ❤」


キュン...❤トロ...❤


周りには高濃度のフェロモンが漂い、それを吸い込んでしまった未来の体は本人も気付かぬうちに発情状態になってしまう。


(お、お姉さんのこと見てると...❤お股がジンジンするぅ...❤)


未来は目の前の美女の体を見つめ、より興奮を高めていく。無垢だった少女の視線には自分より優れたメスに対する欲情の色が浮かぶようになっていた。




「これで全員ですか」


未来の前に立つ女性、バッドレディース幹部の怪人レイは自分に見蕩れる老若男女を見つめながら美しい声で呟く。完壁なパーツが黄金比率で並ぶ顔立ちは精巧な人形のように整っており、まさに絶世の美女と呼ぶに相応しい容姿をしていた。氷を思わせる冷たい雰囲気をまとっており、冷ややかな視線を向けられればどんな者でも心を奪われずにはいられない。


ムチッ❤タプゥゥン...❤


さらにメイド服に仕舞いこまれた体つきは凄まじく、グラマラスという言葉では足りないほど圧倒的な曲線美を描いている。


(お、おっぱい大きいっ...❤)


今にもこぼれ落ちてしまいそうな胸の谷間は非常に深く、官能的と呼ぶしかないプロポーションに未来の性癖は急速に歪められてしまう。しかしそれも無理はない。これだけ素晴らしい乳房を目の当たりにしてしまえば、おっぱいフェチにならない方が難しいのだから。


「あぁんっ❤イ、イくぅぅ❤」


「「「っ!?❤」」」


未来たちがレイの姿に目を奪われていると背後から女性の甲高い声が聞こえてくる。驚いた未来がそちらへ視線を向ければ、先程の女性がいつの間にか服を脱ぎ捨て自分の秘部を指で弄っていた。


クチュクチュ❤クチュ❤


しかし裸になっている訳ではなく戦闘員と同じ黒のラバースーツに身を包んでいる。女性の股の部分は色濃く染みが出来ており、蕩けた表情を浮かべながらビクビクッ❤と体を震わせていた。


「どうやら"調整済み"の者が1人混ざっていたようですね。あなた達も服を脱いで戦闘員服に着替えなさい」


レイは感情を感じさせない声色で呆然とする未来達へ命令してくる。


「っ❤」


ビクンッ❤


(か、体が勝手にっ...!?❤)


すると1度大きく震えた体が勝手に動きだし、未来の意志とは無関係に着ていたブラウスのボタンへ指をかけ始めた。


「はひぃ❤」


フェロモンにあてられていた男の子の様子はさらに劇的で、呂律の回っていない返事をした後ズボンやシャツを全てその場に脱ぎ捨てていく。彼の目には魅了された証であるハートマークがくっきりと浮かんでいた。


「なっ...❤こ、こんな所で着替えられるわけないじゃない...❤」


しかしもう1人の女性の方はまだ正気を保っているようで、この場で服を脱ぐという有り得ない指示に抵抗の意思を見せる。


「.........」


彼女に対してレイは追加で何か言う事はせず、代わりに懐から取り出した"何か"を女性の方へ放る。


パサッ❤


「な、何よこ......んほぉぉぉぉっ!?❤❤❤」


ビクビクッ❤ビクビクッ❤


大きな布に顔を覆われた女性は一瞬怒った反応を見せるが、一瞬後には大きな嬌声をあげながらその場に崩れ落ちた。


ムワァァァァァン...❤


ビクビクッ❤と体を震わせる彼女の顔には圧倒的な大きさをした"ブラジャー"が乗せられており、たっぷりと染み込んだ濃厚なおっぱいフェロモンに脳の思考回路を焼かれ絶頂を繰り返すだけに存在に生まれ変わらされてしまう。


「ひっ...❤」


未来は一瞬で女性が大人しくさせられたことに恐怖を覚え、服を脱いでいた手を止めてしまう。


ムニュゥゥゥンッ❤


「〜〜〜〜〜〜っ!?❤❤❤」


すると彼女の視界を肌色が覆い、顔全体が柔らかい感触と甘い香りに包まれる。


(な、なにこれぇぇぇぇぇっ❤❤❤)


ビクビクッ❤ビクビクッ❤


未来はレイに抱きしめられたという事実を理解するより先に大量の快楽へ理性を流され、初の絶頂を迎えてしまう。


「あ、あのっ❤脱ぎ終わりましたっ❤」


「そうですか。ではあなたもこちらに来なさい」


ギュムッ❤


服を脱ぎ終えた男の子がレイに捕まり未来と反対側の乳房に顔を埋めさせられる。


「んむぅぅぅぅ!?❤❤❤」


ビュルルッ❤ビュププッ❤


男の子は一瞬で精通し、むちむちのおっぱいに包まれながら初めての射精を男性器から垂れ流す。


ドロン...❤ズズズズ...❤


そして未来、男の子、ブラジャーに顔を埋めた女性の体を黒い液体が覆っていく。


(き、気持ちいいよぉ❤)


ビクンッ❤ビクッ❤


未来は体の隅々まで埋め尽くすラバースーツの感触にうっとりし、再び絶頂を迎えてしまうのだった。











皆、エンジェルスの活躍はどうだったかな!エンジェルスといい子の皆のおかげで見事怪人をやっつけることが出来たよ!ありがとうー!


その後のヒーローショーの展開は以前のショッピングモールと同じようなもので、特筆するべきようなものはなかった。戦闘員役になった未来たちも舞台に立つだけで特にアクションを要求されるようなこともなく、エンジェルスに救出されるという形でそれぞれ元の位置へ戻らされる。


「「.........❤」」


しかし優花と由実はフェロモンガスの効果により後半のショーに集中できておらず、今もどこかぼーっとした様子だった。


「未来ちゃん...その服脱がないの?」


比較的フェロモンガスの影響が軽微な小春は戻ってきた未来にそう尋ねる。


「うん...❤気持ちいいから脱ぎたくない...❤」


その質問に対して未来から返ってきたのがこの言葉だ。そう言った未来は快楽を知った"女"の表情を浮かべており、それを理解できない小春は仲のいい友達のことを初めて怖いと思ってしまった。


「マ、ママ...もう帰りたい」


「っ!?❤え、えぇ...❤そうね...❤」


小春は優花の体を強めに揺らし、その時になって初めて2人の母親たちは意識を我が子に戻す。


「じゃ、じゃあ帰りましょうか...❤」








〜その夜〜


「ふーっ...❤ふーっ...❤ふーっ...❤」


クチュクチュ...❤クチュクチュ...❤


とある一軒家の寝室で女性の荒い息遣いと粘着質な水っぽい音が聞こえてくる。その家の表札には"沢渡"と記されており、寝室から漏れる声の主はヒーローショーから帰ってきた由実だった。


「あぁっ...❤」


ビクビクッ...❤ビクッ...❤


彼女は自分の女性器を弄る指の快楽に耐えきれず、ベッドの上でイってしまう。突発的な自慰行為によって3度目の絶頂を迎えた由実だが、まだ治まる様子はなく手に握られた写真を見ながら再び女性器をかき回し始めた。


クチュ❤クチュ❤


(こ、この写真を見ながらのオナニー止められないぃ❤)


由実が持つ写真にはドレス姿の爆乳美女、イリスがセクシーポーズで映っている。家に帰ってきたあと「ママ、これあげるね...❤」と未来から手渡されたものだった。


「んひぃぃぃっ...❤エ、エッチすぎるぅ...❤」


フェロモンガスに侵された体は極上のメスの姿を見てから火照りが治まらない。由実はイケナイ事だと分かっていたものの、見たこともない絶世の美女の写真をオカズにオナニーすることを止められなかった。


「イ、イくぅぅぅ❤」


ビクビクッ❤ビクンッ❤


「ママ❤」


ガチャッ...


すると由実が絶頂すると同時に寝室の扉が開き、娘の未来が部屋の中へ入ってくる。


「っ!?❤み、未来っ!?❤」


由実は娘にはしたない姿を見られたことに驚き、慌ててベッドの上の毛布で体を隠した。


「ママ、何してたの...?❤すごい声が聞こえたけど...❤」


「えっ...!?❤な、なんでもないわ❤びっくりさせちゃってごめんね...?❤」


何とかこの場を誤魔化そうとする母親に対し、"生まれ変わった"未来は見せたことのない妖艶な笑みを浮かべる。


「ママ、見て...❤」


ベッドに上った未来は足を開き、由実に向かって黒いラバースーツに包まれた股を見せつけた。


「なっ...❤何をしてっ...〜〜〜〜っ!?❤❤❤」


ムワァァァァァン...❤


由実は未来の行動になにか言おうとするが、次の瞬間鼻を突き抜ける甘ったるい香りに反応し大きく体を震わせてしまう。


ビクッ...❤ビクビクッ❤


(こ、この匂いっ...!?❤)


「すっごくいい匂いでしょ...❤今日ママが知っちゃった、ドキドキする甘い匂い...❤」


「っっっ❤❤」


未来の囁き声が官能的な甘い匂いと共に由実の中へ入ってくる。


「もっと嗅ぎたい...?❤」


「え、えぇ❤」


コクリ...❤


そして気づけば娘の股に視線を釘付けにしたまま、彼女からの質問に首を縦に振ってしまっていた。


「いいよ...❤その代わり、ママには私のお願いを聞いてほしいの...❤」


「お、お願い...?❤」


「うん...❤明日もまた今日と同じヒーローショーを見に行きたい...❤だから、私のことをもう一度連れてってくれるなら私のお股、いっぱい嗅いでいいよ...❤顔をぎゅーって埋めて、ペロペロもさせてあげる...❤」


(み、未来のおまんこを舐めるっ...❤)


ゴクリ...❤


娘からのお願いと提案に由実の思考がピンク一色に染まった。喉を鳴らし、魅惑的な香りを漂わせる未来の女性器を穴が開くほど見つめ続ける。


キュンッ❤キュゥゥゥン...❤


「あっ...❤」


ビクッ...❤ビクン...❤


未来の股へ顔を埋め舌を這わせる自身の姿を想像しただけで由実は軽い絶頂に達してしまった。


「わ、分かったわっ...❤連れていく...❤明日もヒーローショーに行くから...❤だからっ❤」


「ありがとうママ...❤」


ギュゥゥゥッ...❤


「おほぉぉぉぉっ!?❤❤❤」


明日もヒーローショーに行くことを了承した由実が懇願するより前に、未来の足が彼女の頭を抱き寄せ股の中へ導く。


モワァァァァ...❤ムンムン...❤


(あ、甘いぃぃぃぃっ❤)


ビクビクッ❤ビクビクッ❤


そして由実は娘の股に顔を埋め、昼間嗅いだフェロモンガスと同じ甘い匂いで肺を埋め尽くされながら情けなく絶頂してしまうのだった...













〜次の日〜


「じゃあ行こっか...❤」


「え、えぇ❤」


次の日の朝、身支度を整えた由実は未来と玄関にいた。


ギュッ...❤


「......っ❤」


ビクン...❤


未来が手を繋いでくるが、娘と肌が触れ合うだけで由実の脳裏には昨日の快楽がフラッシュバックしてきてしまう。顔を包み込む甘い香りとラバースーツのスベスベとした感触...


「み、未来...❤下のソレは脱がなくてもいいの?❤」


「ママ...❤ママは私の言う事だけ聞いてくれればいいんだよ...❤早くヒーローショーの会場に行こうね...❤」


ボソッ...❤


由実は服は着ているものの下にラバースーツを身につけたままの未来に対して尋ねるが、未来は由実の手を引き屈ませると耳元でそう囁いてくる。


「は、はひぃ...❤」


ゾクゾクッ...❤


それだけで由実の表情はすっかり蕩けたものに変わり、娘の言いなりになってしまった彼女は昨日と同じ道へ車を走らせた。









こちらヒーローショーの会場でーす!もう間もなく始まりますので、席の方へついてくださーい!


会場に着くと、昨日と同じように案内係の女性職員のアナウンスによって多くの観客が座席へ誘導されている。


「.........❤」


(あぁ...❤皆きっと同じなのね...❤)


由実は未来と共に列に加わりながら、自分と同じ表情を浮かべた親たちの顔を見つめそのようなことを思った。昨日は不思議だった大人たちの表情の意味を知った彼女はなぜか膨らみ続ける期待を抱きながら座席につき、ショーが始まるのを待つ。






はぁい❤皆さんこんにちは❤


舞台に設置された大きなスクリーン。昨日はなかったそれに突如映し出されたのは、バッドレディースの幹部イリスの姿だった。


「んひぃぃぃっ...!?❤」


(う、嘘っ❤なんでっ...❤)


ビクビクッ❤ビクッ❤


昨日何度も写真で見た絶世の美女の姿に由実は情けない声をあげながらイってしまう。イリスの姿と快楽が直接脳内で結びついてしまっているため、考えるより先に体が反応してしまったのだ。


うふふ❤いい反応❤進捗は順調みたいね❤


画面のイリスは観客たちを見渡しクスクス...❤と笑みをこぼす。観客席にいる大人たち全員は由実と同じような反応を示しており、見るからにヒーロー関係者ではないという事実は全く疑問に思わずただ圧倒的な美貌の前に絶頂を繰り返していた。


それじゃあ早速戦闘員としてショーに参加してくれる人を募集しようかしら❤やりたいって自分から言う悪い子がいたら手を挙げなさぁい❤


ヒーローショーだというのに肝心のヒーローは登場せず、いきなり戦闘員としてショーに参加することを希望するかどうかを尋ねてくるイリス。


「っ❤は、はいっ❤」


その声を聞いた大人たちは一斉に手を挙げ、由実も考えるより先に大きく挙手していた。今の彼女は一緒に来た未来をどうするかなどは全く考えていない。


イィィィィーーー!


すると戦闘員たちが現れ、手を挙げる大人たちの中から数名を舞台袖の方へ連れ去っていく。


「や、やったっ❤」


その中には由実も含まれており、羨望の眼差しを受けながらカーテンの奥へ姿を消す。




「初めまして❤悪い子の皆さん❤」


「「「「〜〜〜〜っ❤❤❤」」」」


ビクビクッ❤ビクンッ❤


選ばれた10人ほどの男女。カーテンをくぐり舞台袖に入った彼ら彼女らは待ち受けていたイリスからそう言われ一斉に絶頂してしまった。


「あっ...❤ひ...❤」


「あへぇ...❤」


ビクビクッ...❤ビクッ...❤


フワァァァァァ...❤


ドサ...❤


イリスから放たれるフェロモンガスを吸い込み、絶頂したまま倒れる者まで現れる。


「うふふ...❤そんなに夢中で見つめちゃって、私のおっぱいがそんなに見たいのかしらぁ❤」


タプン...❤ユサ...❤


そう言うとイリスは前かがみになり、わざと自慢の胸を揺らす。


「あぁぁぁっ!?❤」


「す、すごすぎるぅぅ❤」


「おっぱいぃ❤」


それに全員が情けない声をあげ反応しながら自分の男性器や女性器へ手を伸ばす。由実も例に漏れずイリスの体に興奮しながら股へ触ろうとしていた。


「まだダーメ❤このスーツを着た子だけ私のカラダを見ながらオナニーさせてア・ゲ・ル❤」


ウフン❤


「っ❤」


バッ...!


しかしイリスの命令によってその動きは封じられ、次の瞬間机の上に置かれたラバースーツへ全員が殺到する。未来の時は体を覆うようにしてラバースーツが発生したが、このような形で身につけることも出来るようだ。


ズズズ...❤ミチチ...❤


「あはぁん❤」


由実はラバースーツに手と足を通し、体にピッチリと張り付く心地よい感触に喘ぐ。敏感になった体全体が程よく締め付けられ、そこら中から甘い痺れが走ってくる。


「あら❤」


「っ!?❤」


するとちょうどイリスの方を見た瞬間、イリスも由実の方を見ていた。視線が合うとイリスはクスリ...❤と微笑み、胸を反らせながら投げキッスとウインクを見せてきた。


タプン❤

チュッ...❤

パチン❤


「あひぃぃぃぃぃっ❤❤❤」


(う、美しすぎるぅぅ❤)


ビクビクッ❤ビクンッ❤


イリスからサービスを受けた由実はその美しさに魅了されながら嬌声をあげ絶頂する。


「私の美しさに溺れてイッちゃいなさぁい❤」


「は、はひぃ❤イきましゅぅぅぅ❤」


ビクンッ❤ビクンッ❤ビクンッ❤


そうして美しき女幹部の虜になった由実と大人たちは、新たな戦闘員としてバッドレディースへの忠誠を胸に刻まれてしまうのだった...















「ママ、やっぱり私怖いかも...」


「大丈夫よー。ママがついてるから」


小春は優花を見上げながら不安そうな表情を浮かべる。彼女は昨日様子がおかしかった未来のことが気になっており、母に頼んで家を訪問しようとしていた。


「美味しいシュークリームも買ったし、きっと喜んでくれるわー」


「そうかな...うーん...」


優花がそう言って励ますが小春の脳裏には昨日の未来の表情が浮かんでしまう。


(きっとなんともないよね...?)


優しい少女は友達に何もないことを祈りながら夕日に照らされる道を進む。


「あら、あれって未来ちゃんたちじゃない?」


家のすぐ近くまで来た時、優花が小春に対してそのような声をかけてきた。


「ほんとだ!...えっ...」


小春はこちらへ近づいてくる2人のシルエットを見て未来と由実であると判断し、彼女たちの元へ駆け寄ろうとする。しかし2人の服装を見て小春の足は止まってしまった。


「小春ちゃん❤それに優花さんも❤ちょうどいいところに来てくれたわ❤」


「小春ちゃん、私に会いに来てくれたの...?❤嬉しい...❤」


未来と由実は小春たちの姿を見つけ、笑顔で距離を縮めてくる。


ヌラリ...❤


すると2人が着ているラバースーツが夕日に照らされ、より鮮明に異様さを主張してきた。


「こ、こんにちは由実さん...その...その格好は...?」


恐る恐る尋ねてくる優花に対して由実は笑みを浮かべたままそれに答える。


「今日またあのヒーローショーを見に行って着させてもらったのよ❤」


「そう...で、でもその格好で外を歩くのは流石にまずいんじゃない?」


「そんなことないわ❤優花さんと小春ちゃんも着たらすぐ分かるわよ❤ちょうど2人の分のスーツも貰ってきたから、ちょっと着てみたらいいと思うわ❤」


スッ...❤


優花は控えめながらもラバースーツで外を出歩くのは問題があるのではないかと指摘するが、由実はむしろスーツを差し出しながら小春と優花にも着ることを勧めてきた。


「ママ、2人とも変だよ...」


「えーっと。今日のところは失礼しようかしら...」


小春が母の後ろへ隠れ、優花も少しずつ後ろへ下がり異様な雰囲気を醸し出す母娘から距離を取ろうとする。


「ねぇ❤」


ズイッ...❤


しかし由実は長い足を活かして一歩で優花へ接近し、至近距離で顔を見つめてきた。


フゥゥゥゥ...❤


そして口をすぼめると、甘いフェロモンがたっぷりと含まれた吐息を優花の顔へ吹きかけてくる。


「んんんっ!?❤」


ダラン...❤


吐息を浴びた優花は一瞬体を硬直させた後全身から力を抜いてしまった。


「ちょっと家に寄っていってほしいの❤...いいわよね❤」


「えぇ...そうね...じゃあちょっと...お邪魔しようかしら...」


「ママっ!?」


由実から家へ寄るよう言われた優花はぼんやりとした口調で了承を返す。小春が慌てて母の顔を見るが、彼女の目は虚ろで心ここに在らずといった様子だった。


「大丈夫だよ...❤行こ、小春ちゃん...❤」


さらに未来が小春に体を寄せて彼女を家まで誘導してくる。友達の体から香る甘い香りに侵され小春の頭もボーッとしてしまう。






「はい❤これを着てみれば私たちの気持ちが全部理解出来るはずよ❤」


リビングに連れ込まれた小春と優花は由実からラバースーツを手渡された。


(うぅ...こんなの着たくないよ...)


小春はそれを受け取りながらも、慣れない素材の感触に顔を顰めなかなか服を着ようとしない。


「......」


スル...シュル...


しかし戦闘員特有のフェロモンにあてられ催眠状態にある優花は由実の指示に従い、リビングで服を脱ぎ始めてしまう。母の行動に驚いた小春だが自分だけ嫌がり続けるという勇気はないため仕方なく優花に続き服を脱いだ。


キュッ...❤スルル...❤


「体に張り付いてくる...」


足、腕と順番に通せば真っ黒なラバーがぴっちりと体に密着してくる。ボディラインをはっきりと浮かび上がらせテカテカと輝く衣装に小春は困惑が隠せない。


ズクン...❤


「あれ...?❤」


しかしラバースーツに触れる肌の面積が広くなる度、小春の反応が少しずつ違ったものになっていく。


(こ、これ...❤ちょっと気持ちいいかも...❤)


ドキドキ...❤ドキドキ...❤


体を締め付ける圧迫感は誰かに抱きしめられているような安心感に変わり、小春はラバースーツに包まれる感覚を好ましいものと感じるようになった。


......え...❤

...従え...❤


「っ!?❤」


ドクンッ❤


さらにスーツが小春の精神に干渉し、正義が好きな少女の体と心を悪のものへ染めあげていく。


バッドレディースに従え...❤

バッドレディースは正しい...❤

バッドレディースに忠誠を誓え...❤

バッドレディースに全てを捧げることが幸せ...❤


キュゥ...❤キュゥゥゥン...❤


「ひぅ...❤あっ...❤あっ...❤」


全身を程よく締め付けてくるラバースーツは小春の脳にバッドレディースに対する服従を命じてくる。もしこれが苦痛であれば何とか抵抗することが出来たかもしれない。しかし洗脳は多量の快楽を伴っており、それ故に小春はその波に抗うことが出来なかった。


「ふふっ...❤小春ちゃん気持ちよさそう...❤」


ギュッ...❤


「未来ちゃ...あぁぁっ...❤」


喘ぐ小春の後ろから未来が抱きつき、耳元で吐息を吹きかけながら囁いてくる。


「このスーツを着てるとお股も胸もジンジンしてすごく気持ちいいんだぁ...❤小春ちゃんにも教えてあげるね...❤」


サワ...❤クリ...❤

グチュリ...❤


「〜〜〜〜っ!?❤❤❤」


ビクッ❤ビクッ❤


未来が小春の胸と股に手を這わせると、それに合わせ小春の体は大きく跳ねた。ラバースーツ越しに硬くなった乳首と濡れた女性器を触られ、初めての快楽に腰が後ろへ引けてしまう。


「未来ちゃん、やめてぇ❤」


未知の感覚に怯えてしまった小春は自分が取り返しのつかないところまで行ってしまいそうなことが怖くなり、未来にやめてくれと懇願する。


「大丈夫だよ小春ちゃん...❤ほら見て...❤小春ちゃんママもすごく気持ちよさそうにしてるよ...❤」


「えっ...?❤」


しかし未来は股と胸を触ったまま小春にそう囁き、それを聞いて初めて小春は母の方へ意識を向けることが出来た。






「ほぉぉぉぉっ❤イ、イっちゃうのぉ❤」


ビクビクッ❤ビクビクッ❤


小春と同じラバースーツに身を包んだ優花は胸と尻を揺らしながら絶頂の嬌声をあげている。


「ふふっ❤いいわよ❤イきなさい❤」


そのすぐ側には由実の姿があり、彼女はママ友である優花の顔を自身の腋に挟みながら彼女がイく様を見下ろしていた。


ギュムゥゥゥッ...❤


ムワァァァァァァン...❤


(由実さんの腋っ❤いい匂いすぎるぅぅぅ❤)


フーッ❤フーッ❤

クンクン❤クンクン❤


優花は由実の蒸れた腋の香りの虜になり、鼻の穴を広げクンクン❤と匂いを嗅ぎながら絶頂を繰り返す。




(ママ、なんで未来ちゃんママの腋をあんなに嬉しそうに嗅いでるの...?❤あ、あれ...❤)


キィィィン...❤


スーツの洗脳は小春の価値観を歪め、目の前の光景に対する疑問や忌避感を失わせた。


(いや...おかしくないのかぁ❤)


「小春ちゃんもようやくわかってくれたみたいだね...❤」


「未来ちゃん...❤うん、ごめんね❤私なんで嫌がってたんだろ❤こんなに気持ちいいことなのに❤」


洗脳が完了した小春は未来に謝罪し、スーツに嫌悪感を抱いていた過去の自分を心底不思議に思う。


「小春ちゃん...❤私、もっと気持ちよくなれる方法知ってるんだ...❤」


「えーっ❤知りたい知りたい❤教えて❤」


もっと気持ちよくなる方法があるという未来に対し、小春はいつもと変わらぬ快活な様子で情報をねだった。


「こ、こうして...❤ポーズを取りながら大きな声で叫ぶんだ...❤」


「こう?❤...あ、なんか私も分かってきたかも❤」


小春と未来は腰を落とし足を開きながら手を上にあげるというポーズを取る。スーツに刻まれた情報で"正しい"やり方を理解出来た2人は本能の赴くまま声を出した。


「「イィィィィーーーっ❤❤❤」」


ビクビクビクッ❤


(こ、これすごいぃぃぃ❤)


バッドレディースの敬礼を行った小春は全身に駆け巡る快楽と幸福感に表情を蕩けさせ、そのまま人生初の絶頂に達する。


イィィィィーーーっ❤

イィィィィーーーっ❤


少し離れた場所では優花と由実も敬礼を行っており、同じく絶頂を迎えていた。










悪い子の皆ぁ❤元気にしてるかしら❤イリス様よぉ❤


由実がイリスから受け取っていたタブレットを起動させると、イリス特製の"洗脳動画"が流れ始める。


「あぁん❤イリス様ぁ❤」


由実は画面に映るイリスの姿に感動の声をあげ、他の3人もはぁ...❤はぁ...❤と興奮した様子で画面を見つめながら股へ手を伸ばしていた。


この動画は何回も見返して、私とバッドレディースへの忠誠心を高めていきなさぁい❤沢山頑張った子には、特別な"ご褒美"があるかもしれないわよぉ❤


ユサ...❤ムチィ...❤


イリスがわざとらしく胸を揺らしながらそう言う。


「んひぃぃっ...!?❤」


「おっぱいすごいのぉ❤」


ビクビクッ❤ビクビクッ❤


小春と優花の母娘はそれを見ただけで仲良く同時に絶頂してしまった。しかしご褒美をチラつかされた彼女たちは夢中で乳首と女性器を触りバッドレディースへの服従を誓う洗脳オナニーを続ける。


クチュクチュ❤クチュクチュ❤


それは未来と由実も同じだ。部屋の中に淫らなメス臭

といやらしい音が響き渡り、それぞれの音と香りがより全員の興奮を高めていく。


「イリス様ぁ❤」


「バッドレディース最高ぅ❤」


「忠誠を誓いますぅぅ❤」


とある家で響く怪人を賛美するメスたちの嬌声。ヒーローを助けるためのショーは美しき女幹部たちの手によってプロパガンダの手段へと変えられ、密かに新たな戦闘員を生み出すのだった...



※いただいていたリクエスト

堕ちた支部の担当地域で行われるヒーローショーを書いて欲しいです。


【設定】

・怪人役はレイかイリス。戦闘員を倒すシナリオ。

・観客も指名されると戦闘員として参加できる。

・舞台裏で戦闘員の衣装に着替えるという設定だが、実際はイリスかレイに洗脳されている。

・会場には薄めのフェロモンガスが漂っている。


【登場人物】

・娘

・母

・ママ友

・娘友


【※あらすじ】

・母と娘はママ友と娘友とともにヒーローショーを観に行く。

・子供の親達が蕩けた笑みを浮かべている事を4人は不思議に思ってるとショーが開始。

・参加する観客も指名する場面になると、子供も大人も立候補している事に驚く4人。

・娘友が指名され、選ばれた他の観客と共に舞台裏でレイに洗脳される。

・ショー終了後、娘が服の下のラバースーツは脱がないのか、と聞くと「気持ちいいから…♡」と返答。娘は娘友の様子に怖く思う。母達は会場の匂いにあてられて、発情している事を悟られないように必死だった。

・その夜、ママ友が寝室で匂いとイリスの事を思い出してオナニーしていると、ラバースーツの娘友が入ってきて股を開き「あの匂い、もっと嗅ぎたい…?♡」と誘惑。ママ友は誘惑に耐えきれず、股に顔を埋めながらもう一度ショーに行く事を約束させられ絶頂。

・翌日、娘友の言いなりになったママ友は親達が蕩けた笑みの理由を理解しながらショーが始まるのを待っていた。

・ショーではママ友が指名され他の観客と共にイリスに洗脳される。

・帰り際に洗脳動画と特製のラバースーツを渡され、友人にこれを着せて動画を見せるように命令される。

・ママ友と娘友は、母と娘を自宅に招き動画を見ようと提案。娘は嫌だったが、母はママ友と娘友のフェロモンにあてられ虚ろな様子で承諾。

・ママ友の家で、母と娘はラバースーツを着るよう勧められる。拒んだ娘だったが、母が従ったため自分も着る事になる。着ると着る前にあった嫌悪感は消え、その感触と戦闘員になったかの様な倒錯的な気分から気持ちが高揚する。母がママ友の脇フェロモンを嗅ぎながらオナニーしている事も当然の事に思えた。

・娘友に誘われてバッドレディースの敬礼をすると凄まじい幸福を感じて絶頂する。

・4人は動画を見ながらオナニーしてバッドレディースへの忠誠を誓う。見終わる頃には母と娘のラバースーツも馴染んでおり、身も心も戦闘員と化していた。

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POSTEDAug 29, 2025
ARCHIVEDJun 10, 2026