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辺境の地で信仰を守る巫女一家が美人シスターに洗脳され新興宗教に鞍替えしてしまうお話

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ほとんどの者が訪れたことのない辺境の村。村に住む者同士は全員顔見知りで、時折村にやってくる行商人と迷い込む旅人以外来訪者はいないという辺鄙な場所にあるその村では、昔からこの地を見守る守り神がいると信じられていた。大きな街から山を越えた先にあるこの村の環境はお世辞にも良いとは言えない。しかし村の人々は身を寄せ合い協力することで生活を成り立たせている。冬の寒さなど人間にとって辛いものはいくつかあるが、不思議とこの村では病が流行ることも作物が不作になることもない。村の者たちは不運が振りかからない幸運に対して、それを守り神様のおかげであると考え常に感謝の気持ちを抱いていた。それは代を重ねる毎に村全体の気風・民度に反映されていき、今では敬虔で穏やかな気性の者ばかりが住む非常に住みやすい村となっている。


カーン...カーン...カーン...


その村の中央部分に建てられた大きな建物には村人達の信仰を手助けする巫女の一族が代々住んでおり、かの守り神を祀る神社を長年守り続けていた。巫女が使える"祈りの力"によって神社の中には神聖な鐘の音が鳴り響き、訪れれば心を浄化し心に安寧を与えてくれる。


「............」

「............」

「............」


その神社の中立派な木造りの本堂の中で3人の人物が正座し、目を閉じて静かに祈りを捧げていた。それぞれ白い巫女服を身につけており、当代の巫女である女性の頭には金の装飾品が乗っている。3人は誰も声を発することもないままずっと同じ姿勢を崩さない。しかし一番年下の、まだ少女と呼んでいい年齢の人物は苦悶の表情を浮かべ1人余裕がない様子だった。


「......あ...」


フラ...


少女の表情が歪んでからしばらく経った頃、ついに彼女の体が僅かに揺れ姿勢が崩れてしまう。


「シズク、あなたはここまでです。外に出ていなさい」


すると前に座っていた女性が前を向いたまま少女、シズクにそのような指示を出してきた。


「い、いえ!私はまだ大丈夫です!」


崩れた姿勢をすぐに直したシズクは巫女として大先輩であり同時に自らの母でもある女性にそう言うが、彼女の額にはうっすらと汗が浮かんでおり疲労しているのは誰の目から見ても明らかだ。


「シズク、守り神様の御前よ」


するとシズクの隣に座っていた女性が少し目を開け、本堂の中で大きな声をあげてしまったシズクの行動をたしなめてきた。


「っ!ご、ごめんなさい...」


シズクは共に祈りを捧げていた姉に叱られ悲しげな表情を浮かべるが、立ち上がって1人本堂の中から退出する。


「............」

「............」


残った女性2人はシズクが去った後も祈りを捧げ続け、彼女たちが本堂を後にしたのはシズクが出て30分以上経った頃だった。









「シズク、こちらに来なさい」


日課である祈りを終えた女性がシズクのことを呼び寄せる。母に怒られると思った彼女はシュン...とした様子で近づいてきた。


「まだあなたは見習いだから、上手く祈りが捧げられないのは仕方ないことよ。大事なのはその失敗を受け入れながらも折れることなく継続すること。祈りに大事なのは祈る時間ではなく、守り神様に想いを届けようとする純粋な心なの」


シズクの母であり巫女一族の当主を務める女性、キキョウは巫女見習いとして励む娘の目を真っ直ぐと見つめながらそう言い聞かせる。


「私も最初はできなかったもの。シズクもそのうち立派な祈りを捧げられるようになるわ」


シズクが見習いになる前に巫女として認められた姉、ミサトが母から教えを受ける妹を慰める言葉をかけてくれた。


「...はい!頑張ります!」


(私もいつかお母さんやお姉ちゃんのような巫女になりたいです...!)


母キキョウと姉ミサトの叱咤激励を受けたシズクは顔を上げ、背筋を伸ばしながらハキハキとした声で返事をする。


「これで話は終わりにしましょう。朝食を取ってから境内の掃除よ」


「「はい」」


キキョウがそう締めくくり、3人の母娘は台所へ向かい食事の準備を始めた。







「「「いただきます」」」


畳の上に正座した3人は手を合わせ食事前の挨拶を行う。それぞれの前には白米と味噌汁、焼き魚とお漬物という質素な食事が並んでいる。主食はパンというのが街に住む者の主流だがこの村では昔から米を炊いて食べる文化が根付いており、村の者からすれば慣れ親しんだ食事の風景だ。ミサトとシズクは小さい頃からキキョウに食事の作法を教えられたため、美しさすら感じる滑らかな動作で食事を口に運んでいく。


「ミサトは"清めの泉"を、シズクは階段と入り口を掃除してもらえるかしら?私は村長の所で神事のことについて相談に行ってくるわ」


キキョウは娘たちよりさらに洗練された所作で食事をしながら今日の予定について確認する。


「はい」


「分かりました!」


母の言葉にミサトは落ち着いた様子で頷き、シズクは頑張ろうと気合を入れた様子で返事を返す。ちなみに"清めの泉"とはこの神社の敷地内にある不思議な泉で、地下に繋がっているのか延々と水が湧き出ている。飲むことも出来るが村の近くには川もあるため主な水源はそちらが使われており、"清めの泉"は神聖なものとして『巫女の体を清める』という用途のみで昔から使われていた。


「おぉい、ちょっといいかー?」


ザッ...ザッ...ザッ...ザッ...


するとその時、境内の方から男性の声と地面に敷き詰められた石を踏む音が聞こえてくる。どうやら誰かが神社へ来たようだ。


「どうかされましたか?」


キキョウが立ち上がり襖を開けると、村の猟師である男性が肉の塊を持ちながら佇んでいた。


「おう、食事中に申し訳ねぇ。今朝でけぇイノシシをとれたもんだからよ、もし良ければ巫女様達にも食べてもらおうと思って持ってきたんだよ」


男性はそう言って解体済みのイノシシ肉を持ち上げてみせる。


「まあ、わざわざありがとうございます。美味しく頂かせていただきますね」


キキョウは男性の気遣いに感謝の言葉を伝え、微笑みを浮かべて会釈しながらそれを受け取った。


「へ、へへっ...いやぁ、そんな感謝されることでもねぇよ

ー」


男性はデレデレした様子で大袈裟に手を横に振る。しかし彼が思わずそのような態度をとってしまうのも無理はない。キキョウは艶やかな黒髪と整った顔立ちで、巫女であると同時に村一番の美人として村人たちから認識されていた。夫に先立たれ1人で神社の維持と後進の育成に励む彼女に対して正面から欲望をぶつける者は流石にいないが、娯楽もない村で男たちがキキョウの白く美しい肌を思い浮かべ何かに勤しんでいることは想像に難くない。2人の娘を産んでも衰えることなく、むしろ色気すら増した巫女の美しさに猟師の男性が照れてしまうのは仕方ないことだ。


「いやー、ミサトちゃんもシズクちゃんもちょっと見ないうちに巫女様みてぇな別嬪さんになったなぁ。こりゃ村は安泰だよ」


猟師の男性は居間で正座するミサトとシズクの方へ視線を向け、うんうんと頷きながらそう言う。


「ありがとうございます。母のような巫女になれるようこれからも精進するつもりです」


「わ、私はそんな...」


ミサトは褒められた言葉に対してそつなく返し、シズクは恥ずかしいのか少し顔を赤くしながら小さな声でモゴモゴ...と何かを言っていた。確かにミサトとシズクはキキョウの血を色濃く受け継いでおり、母親似の美女、美少女に成長している。それぞれポニーテールと肩ほどまでで切り揃えたボブカットの髪型をしているが、絹のように艶のある黒髪もキキョウとよく似ていた。


「お邪魔して悪かったなぁ。また何かとれたらおすそ分けさせてもらうよー」


「いつもありがとうございます」


手を振りながら帰る猟師の男性をキキョウが頭を下げて見送る。


「せっかくだから、今日の夜にでもいただきましょう」


キキョウはそう言って肉が腐らないよう涼しい貯蔵庫へ運ぶ。そして食事を終え食器を片付けた後、3人はそれぞれの仕事場所へ向かった。












「あ、シズクおねーちゃんだ!」


「おねーちゃーん!」


ホウキで階段を掃除していたシズクに対して、村の子供たちが名前を呼びながら手を振ってくる。村の中で特別な立場にある巫女の一族だが、比較的年齢の近いシズクは『シズクお姉ちゃん』という愛称で子供たちから親しまれていた。


「ふふっ...みんな元気がいいですね...」


シズクは可愛らしい子供たちに手を振りながら小さく笑みをこぼす。子供たちはシズクに手を振って貰えたことが嬉しかったのか、ワーワーと騒ぎながら元気よくどこかへ走り去って行った。


「よし...階段掃除は終わりました...次は入り口を...」


子供たちの背を見送ったシズクは上を見上げ、入り口の掃除をするため階段を登ろうとする。


「すいません❤少しよろしいでしょうか❤」


するとちょうどそのタイミングで背後から彼女に声をかけてくる人物が現れた。


「はい?」


聞き覚えのない女性の声を不思議に思いながらシズクが後ろへ振り返る。


「っ!?❤」


そして彼女はそこにいた女性の姿を見て息を飲んだ。


「お仕事中に声をかけてしまって申し訳ありません❤こちらは守り神様が祀られているという建物で間違いありませんか?❤」


シズクにそう尋ねる女性は黒を基調とした修道服に身を包んだ女性だった。微笑みを浮かべる顔は柔和で見る者の心を癒してくれる。物腰も非常に丁寧で、歌うように紡がれる美しい声は聞いていて非常に心地良い。


(き、綺麗な人...❤)


シズクは女性の姿を見て心の中で感想を漏らす。黒髪が多いこの村では見たことのないピンク色の髪をした女性は同性の‪シズクでもドキドキしてしまうほど整った容姿をしていた。初対面にも関わらず笑顔を向けられるだけで安心感を覚えてしまうような顔は聖母という言葉がピッタリな造形だ。


タプゥゥゥン...❤ムチ...❤


さらにその美しい顔立ちから少し視線を下に向ければ、修道服越しでもはっきりと分かるほどの魅力的な肢体に目を奪われてしまう。服を大きく押し上げる胸はこれまで出会った女性の中で圧倒的に大きく、いっさい肌の露出がなくともイケない物を見ているよような気持ちになる。性のことなど考えたこともないシズクだが、母性の象徴とも言えるあまりにも豊満な乳房に思わず数秒間見蕩れてしまった。


「......っ!し、失礼しました!こちらは守り神様の神社で間違いないです!旅のお方ですか?」


何とか正気に戻ったシズクは沈黙していたことを謝罪しながら女性の質問に答える。村には行商人の他にも非常に稀ではあるものの旅人が訪れることもあり、その際神社にお参りをしたいと申し出る者も僅かながらいた。そのためシズクは見覚えのない女性もその類の人物ではないかと思ったのだ。


「はい❤もし良ければ神社を管理されている方とお話したいのですが、可能であればお取り次ぎしていただけないでしょうか❤」


しかし女性はお参りではなくキキョウとの面会を求めてきた。


「えっと...実はお母......巫女は今村長の家に行っていて...」


シズクは予想していなかった事態に少し戸惑いながらも正直に母が外出していていないことを伝える。


「そうですか...❤それでは、また日を改めて伺わせていただきます❤」


女性が微笑んだままそう言い、踵を返して帰る仕草を見せた。その姿にシズクは罪悪感を感じるが、ちょうどその時女性の奥の道からキキョウが神社の方へ歩いてくるのが見える。


「あ!帰ってきたみたいです!」


「まあ❤なんと運がいいのかしら❤これもお導きですね❤」


胸に手を当て嬉しそうな笑顔を見せる女性。体の揺れに合わせタプン...❤と揺れる修道服越しの乳房にシズクはふたたび視線が吸い寄せられてしまいそうになるが、何とか目を逸らしキキョウへ駆け寄って客人が来たことを伝えた。


「お待たせしてしまい申し訳ありません。立ち話もなんですから、どうぞ中へ」


シズクから話を聞いたキキョウは女性へ一礼し、階段の方を示して中へ入ることを勧める。女性は「ありがとうございます❤」とそれに応じ、キキョウ・シズク・女性の3人で神社へ繋がる階段を登っていく。


「お母さん、シズク、おかえりなさい」


階段を登り終えると、ちょうど本堂へ向かおうとしていたミサトと出くわす。ミサトは家族の他に見知らぬ人物がいることに気づき、会釈をしながら「そちらの方は?」とシズクとキキョウに女性の身元を尋ねた。


「名前をお伝えするのが遅れてしまい申し訳ありません❤私クララと申します❤力不足ではありますが、女聖教にて司祭の地位をいただいている身です❤」


ミサトの言葉に反応した女性、クララは自己紹介と共に優雅な礼を行う。


フワリ...❤


すると嗅いだことのない甘い香りが漂い、近くにいた3人の鼻をくすぐってくる。クララと名乗った女性がつけている香水だろうか。花のような、しかしどこか記憶に残る甘ったるい匂い。


(うわぁ...いい匂いがする人ですね...)


それを嗅いだシズクは純粋な気持ちで内心そう呟く。


「「......っ!」」


しかしキキョウとミサトの方はクララが「女聖教の司祭」と名乗った瞬間急に表情を強ばらせ、客人に対しての丁寧な態度から僅かに剣呑な空気を纏い始めていた。


「...女聖教の方でしたか」


「私どものことをご存知なのですか❤」


「えぇ。"お噂"はかねがね伺っております」


シズクは女聖教という言葉を聞いたことがなかったが、キキョウは知っているようで含みのある言い方でクララの質問を肯定する。


「お、お母さん?」


そのトゲのある口調に戸惑ったシズクはどうしたのかと母の方へ視線を向けた。キキョウは自分たち娘には常に愛を持ちながらも厳格な態度で接してくるが、他の人に対してはどんな人物であっても丁寧で優しい対応をとっている。そんな彼女がいきなり負の感情を滲ませた態度を取ったことに驚いてしまうのはある意味当然だろう。


「シズク、少し静かにしていなさい」


しかしミサトがシズクの手首を掴み今は会話に入るなと忠告してくる。


「えっ...?は、はい...」


シズクが母と姉の様子に混乱している中、キキョウはクララに厳しい目を向け来訪の目的を尋ねた。


「何が目的でこちらに来られたでしょうか?」


「もちろん女聖教を広めるためです❤私どもの目指す世界に共感してくださる方を増やすのは信者としての務めですから❤私は幸運にも司祭の立場をいただき、皆様に教えをお伝えできる立場になりましたので❤こうして各地を回り、共に信仰してくださる方を探しているのですわ❤」


明らかに歓迎していない態度を取る村の巫女に対して、しかし女聖教の美しきシスターは柔らかな微笑みを崩さない。


「そうですか。私はあなたの行動を止める権利を持ちません。ですが一つ勝手なことを申し上げるならば、この村での布教活動は無意味だと思いますよ。住民の皆さんは既に守り神様を信仰されていますから」


「えぇ、そのように伺っております❤ですので、もしよろしければ是非あなた方に女聖教を広めるためのお手伝いをお願いしたいと...」


「お断りいたします」


キキョウの言葉を受けクララは女聖教を広めるための協力を頼んできたが、その言葉を黙って聞いていたミサトが毅然とした態度で拒む。客人の言葉を遮るというのは本来であれば大変失礼な行為であるが、礼儀に厳しい母もこの時ばかりはミサトを注意しなかった。


「...そうですね❤いきなり勝手なお願いをするというのは失礼でした❤急に押しかけながらご無礼を働いてしまい、大変申し訳ございません❤」


クララは謝罪しながら深々とキキョウたちに対して深々と頭を下げてくる。その姿だけを見ればどれほど冷たい態度で対応されようと真摯さを忘れない健気なシスターだ。しかし最初の目的は大胆不敵そのものだったということを忘れてはいけない。他の宗教の本拠地に乗り込み「自分の宗教を広めるための手伝いをしろ」というなど、身勝手どころの話でないのだ。


「お話は以上でしょうか?お済みでしたら、申し訳ありませんがこれから少し用事が立て込んでおりますのでお引き取り願います」


キキョウは僅かに眉を顰めながら階段の方を手で示す。


「ですが、皆様にもいつか女聖教の素晴らしさをご理解いただけますよう努力を続けていくつもりです❤こちらの聖書だけでもお受け取りいただけないでしょうか❤」


しかしクララは完全に諦めたわけではなかったようで、どこからか取り出した同じ背表紙の3冊の本をキキョウの方へ差し出してきた。


「結構です。そのようなものをお受け取りする訳には行きません。どうかお帰りください」


キキョウはクララが聖書と言った本を受け取らず、語気を強めて神社から去るように促し続ける。


「それではまた機会があればお伺いさせていただきます❤今日はお時間いただきありがとうございました❤」


最後にそう言い残し、クララは3人へ会釈しながら神社の出入り口へ歩きそのまま階段を降りていく。




「な、なんなんですかあの人はっ!」


クララの背を見送った後、シズクは驚きと怒りの表情を浮かべ大きな声をあげる。クララの態度を慇懃無礼と捉えた彼女は守り神様を軽んじられていると怒り心頭な様子だ。


「噂には聞いていたけど、聞くに勝る凄まじさだったわね...」


ミサトもシズクの手を離しながら吐き捨てるようにそう言う。


「...お姉ちゃんは、女聖教のことを知っているのですか?」


「っ!いや...私もお母さんから聞いただけだから、1番詳しいのはお母さんじゃないかな...」


シズクが姉に女聖教を知っているのかと尋ねるが、ミサトは遠回しに母親に聞けと言って口を閉ざしてしまった。


「......信者となった者から寄付として多額の金銭を巻き上げる新興宗教だと聞いているわ」


シズクから無言のまま視線を受けたキキョウは、かなり抽象的ではあるものの女聖教に関する疑問に答える。


「そんな...ひどい...」


シズクにとって信仰というのは人々の生活を守るためにあるもので、決して金儲けのための手段ではない。この神社では村人たちの好意によって寄進を受けることも多いが、そのほとんどは野菜など食べ物で、一部お金もあるもののそれらは神社の終了費用のみに充てられている。純粋な気持ちで守り神に信仰を捧げていたシズクからしてみれば、人々に安寧を与えるどころか信者の生活を苦しくするような行為を行っている女聖教は許せない存在だった。


「...さぁ、少し早いけど夕飯の支度をしましょう。イノシシ鍋にする予定だから2人にも手伝って欲しいの」


キキョウはシズクに背を向け、普段あまり言わない晩御飯の話題を出しながら生活用の別館へ歩いていく。


「私達も行きましょう、シズク」


その背を追うようにミサトが後に続くがシズクは複雑な表情を浮かべている。


(お母さんとお姉ちゃんは何を伝え合っていたんでしょう...)


彼女は母と姉が一瞬目配せし意思疎通をしていたことを見逃さなかった。実際のところその内容は女聖教について具体的な内容を知っているキキョウが「シズクがショックを受けないようにこれ以上話す必要はない」と釘を刺し、それにミサトが同意していただけである。彼女たちからすれば末っ子の次女を気遣ったに過ぎない行動だったが、それをシズクは「自分は話に入るべきではない」と暗に言われたような気がしてしまっていた。ネガティブに捉え疎外感を感じてしまった彼女の心の中に信用されていないという寂しさが生まれるが、母と姉はその事に気づけない。










「やはりいきなりのお願いは難しかったですね❤」


一方その頃、階段を降りたクララは神社の方を見つめながらそう呟いていた。


「楽をしようとしていてはいけません❤直接がダメなら、周囲からじっくりと...❤」


キャハハ...


これからの方針についてクララが軌道修正を考えていたところ、子供たちの無邪気な笑い声が聞こえてくる。その声はだんだんとこちらへ近づいていき、クララに気づいた子供たちは口々に彼女に関する感想を言い合い始めた。


「ねぇ、見て!見た事ないお姉さんがいる!」


「ほんとだ!誰なんだろう」


「でも、すっごく綺麗な人だね...❤」


「う、うん...❤何だか見てるだけでドキドキしちゃう...❤」


子供たちも初めて見る美女に対してシズクと同じような反応を示す。


「......❤」


クスリ...❤


その様子を伺っていたクララは僅かに笑みをこぼすと、見るからに優しそうなお姉さんの笑顔を浮かべながら子供たちの方へ近づいた。


「こんにちは❤」


スッ...❤


「「「「っ❤」」」」


目線の高さを合わせるためにしゃがんだクララが挨拶すると子供たちは体を硬直させ顔を赤くする。まだ幼い少年少女の視線はより強調された胸元へ集中し、彼ら彼女らは少し照れながら「こ、こんにちは...❤」とクララに挨拶を返す。


「この村にいる子供ってあなた達だけなのかな❤」


「う、ううん...❤あと何人かいるよ❤これから皆で鬼ごっこをして遊ぶつもりなんだ...❤」


クララの質問に木の棒を持った活発そうな少年が答える。彼の返答にクララは「そうなんだ❤」と言いながら笑みを深めた。


「もし良かったら、お姉さんもついて行っていいかな❤みんなのお友達にも会ってみたいの❤」


「え...❤う、うん...❤別にいいけど...❤」


「ありがとう❤じゃあ行きましょうか❤」


クララの頼みを受け入れた子供たちは「こっち...❤」と案内を始め、他の子が待っている集合場所の空き地へ彼女を連れて行ってしまう。





「これで全員かな❤」


空き地で待っていた子も合流し9人になった村の子供たちを見渡しながら、クララは先程質問した少年にこれで全員かと尋ねる。空き地には7歳〜10歳程度の男子3・女子6の子供が集まっていた。


「うん...❤そうだよ...❤じゃ、じゃあお姉さんも鬼ごっこする...?❤」


美人のお姉さんから笑顔を向けられた少年は恥ずかしそうにしているが、他の子たちの前ということでプライドもあってかいつものように遊びを仕切ろうとする。


「それもすごく楽しそうだけど...❤」


プチ...❤プチ...❤


クララはそう言いながら修道服の胸元についたボタンを1つずつ指で外していく。


「まずはお姉さんのことを見てくれるかな❤」


そして胸の部分の衣装が緩みシミ一つない美しい肌が見えるようになると、そのまま前屈みになって縦長の深い谷間を子供たちに見せつけた。


プルンッ❤ユサ...❤


「「「「「「「「「っ!?!?❤❤❤」」」」」」」」」


子供たちは見知らぬお姉さんのいきなりの行動に驚いてしまう。


タプン❤ムチィィィィ❤


しかし圧倒的な質量を持つ乳房に目を奪われ、あまりの美しさに全員目が離せない。


「皆いい子❤大きいおっぱい綺麗だね❤ずっと見てたいね❤」


ユサ...❤ユサ...❤ユサ...❤


クララが胸を左右にゆっくりと揺らしながら甘く優しい声で囁いてくる。


「あっ...❤」


「ふわぁ...❤」


乳房の動きを目で追ってしまっている子供たちは夢見心地な様子で声を漏らし、頭の中に染み込むように入ってくるクララの言葉に耳を傾けていた。


「他のことは何も考えずにおっぱいだけずーっと見るの❤だんだん体の力が抜けて、もっとおっぱいから目が離せなくなってくるよ❤ほら...❤ユサユサ...❤プルプル...❤」


子供たちの世界はだんだんとぼやけたものになり、クララの姿と声だけが鮮明に頭の中へ刻まれていく。気づけば男子たちの股間は可愛らしく膨らみ、女子たちはモジモジ...❤と切なそうに太ももを擦り合わせている。


「おっぱいを見てると頭がボーッとしてくるでしょ❤フワフワして雲の上にいるみたい❤おっぱい見てると気持ちいい❤幸せな気持ちになる❤」


「ふわふわぁ...❤」


「気持ちいい...❤」


クララの胸の動きを見続ける子供たちは完全にクララの"おっぱい催眠"の支配下に置かれてしまった。全員トロンとした目でその場に棒立ちし、口の端からは涎を垂らしている。


「いい子いい子❤」


「おっぱい見るのだーい好き❤」


「おっぱい見てるとお股ムズムズしちゃうね❤」


クララは子供たちがトランス状態に入ったことを確認したあと、一人一人の頭を撫でながらそれぞれの耳元で囁き心の深いところまで影響を及ぼせるようにしていく。意識を取り戻した子供たちがクララに傾倒するようになるまで、そう時間はかからなかった...












〜次の日〜


神社に不測の来訪者が現れた次の日、シズクは1人で村の中を歩いていた。しかし昨日の様子からは考えられないほど態度が一変しており見るからに上機嫌だ。足取りは軽く口元には隠しきれない笑みが浮かんでいる。


「ふふっ...やりました...!」


シズクは達成感と喜びを抑えられず小さな声でそう呟く。彼女がこうなっているのは日課である守り神様への朝の祈りが理由だった。


(ついに私も神様の声が聞けました...!)


今朝方いつものように母と姉のそばで祈りを捧げていると、シズクの頭の中に女性の声が響く。


いつも祈りは届いておるぞ。感謝する


荘厳でありながら慈愛に満ち溢れたまさに神秘的な女性の声が聞こえ、その時のシズクは飛び上がらんばかりに驚いてしまった。怪訝な表情を浮かべるキキョウとミサトにその事を伝えると、2人はシズクに笑顔と賞賛を送りながら「それは守り神様の御声だ」と教えてくれたのだ。


「あなたもこれで一人前の巫女に1歩近づいたわね。これからもこの調子で励みなさい」


いつもは厳しい母キキョウがかけてくれた声には喜びが滲んでいた。娘2人を巫女として育てることが出来たことに彼女も安心と嬉しさがこみ上げてきたのだろう。


(守り神様が見守ってくださっているんです...!私もっと頑張ります...!)


シズクはこれまで一度も守り神の存在を疑ったことはなかったが、やはりその存在を五感で感じられたというのは非常に大きい。彼女の信仰はより大きく強いものに変化しており、それは守り神の元へ届いていることだろう。


「あ❤見つけたー❤シズクお姉ちゃんだっ❤」


「ほんとだーっ❤」


ギュッ❤


シズクが喜びを噛み締めながら村を散策していると、いつも遊んでいる子供たちが彼女の元へ駆け寄ってきた。2人の少女は左右からシズクに抱きつき、「遊ぼー❤」と笑顔で見上げてくる。


「もちろんいいですよっ!今日は何をしますか〜?鬼ごっこ?かくれんぼ?」


嬉しい出来事があったため、シズクのテンションはいつもより高い。子供たちの頭を撫でながら優しいお姉ちゃんの態度を見せる彼女に対し、子供たちは「こっち来て❤」とそれぞれの手を引いてくる。それに従いシズクが連れて来られたのは片方の少女が住む家だった。


「入って〜❤」


「えっ...お家の人に聞かなくていいんですか?」


「うん❤大丈夫❤」


子供たちに半ば強引に手を引かれ建物の中に入ったシズクだが、室内に入るなり彼女の鼻に甘ったるい香りが飛び込んでくる。


ムワリ...❤


「.........っ」


(う...な、なんですかこの匂い...すごく甘い...)


シズクは嗅ぎ慣れないかなり濃い香りに眉を顰めるが、子供たちは気にした様子もなく彼女を奥の部屋へ連れていく。襖の開いた部屋には中央に椅子だけ置かれており、ほかの子供たちが数名ずつ重なって思い思いの遊びに興じていた。


「シズクお姉ちゃん❤あそこに座って❤」


「はい...何か新しい遊びを見つけたんですか?」


1人の少女に言われるがままシズクは椅子に座る。するとちょうど部屋の隅で遊んでいた少年と別の少女の姿が目に入った。


「お座り❤お手❤よしよし❤いいこだね〜❤」


少女側が少年に対して犬に与えるような指示をしており、少年側もそれに従っている。シズクから見れば何が楽しいか分からないものだが、何故か遊んでいる2人はどちらも明るい笑顔を浮かべていた。


(お、おままごとの一種でしょうか...)


スッ...


「きゃっ...!?」


しかしそのようなことを考えていると、いきなり彼女の視界が黒い何かに覆われる。思わず悲鳴をあげてしまったシズクだが、「シズクお姉ちゃん❤これ外しちゃダメだからね❤」と少女に囁かれ何とか平静を保つことが出来た。どうやら目隠しをされてしまったようだ。


「うぅ...❤」


(な、なんだか体が少しおかしい気がします...❤)


ムズ...❤ムズ...❤

ドクン...❤ドクン...❤


ムワァァァァ...❤


シズクの体は部屋の中に漂う"媚香"の匂いを吸い込み続けた影響で上手く力が入らなくなり、代わりに感度が上昇していく。


「シズクおねーちゃんはいつも私たちに勉強教えてくれるよね❤」


ボソ...❤


「っ!?❤」


子供たちの中でも年下の少女が耳元で囁いてくる。聞き慣れているはずの彼女の声はいつもの無邪気なものではなく、どこか色気を含んでいた。


「今日は私たちがお姉ちゃんに教えてあげるね❤」


もう片方の耳からも別の少女の囁きが入ってくる。


ギュッ...❤


同時に2人の少女が左右からシズクに抱きついてきた。シズクは体の横に手を置いているが、両方の手が少女たちの体とシズクの胴体に挟まれる形となり動かせなくなってしまう。


「いっぱい教えてあげるからね、シズクお姉ちゃん❤」





あっ❤あっ❤あっ❤


その日とある家の奥からは少女の甘い声が聞こえてきたという...







〜数日後〜


「あ❤シズクおねーちゃん遅いよ〜❤」


「ほら❤早く行こ❤」


シズクが子供たちと"特殊な遊び"をしてから数日、子供たちは神社の下まで彼女を迎えに来るようになっていた。


「っ❤い、いえ...❤今日はちょっと...❤」


「いいからいいから❤」


少女たちの姿を見たシズクは僅かに体を震わせ、少し後ずさりして遊びの誘いを断ろうとするがそれは叶わない。手を掴まれ、抵抗できずに子供たちに連れていかれてしまう。


「おや?シズクちゃんはまたちびっ子達と遊んでくれてるんだねぇ」


「ほんと優しい子だよ。そろそろ巫女も見習いが取れて正式になれるんじゃないか?巫女様もいい娘さんが2人もいて安心だろう。神社は安泰だな」


すれ違う村の大人は子供たちの相手をしてくれるシズクのことを口々に褒める。しかし彼らはシズクと少女たちの"遊び"の実態を知らなかった。


「はい❤いつもと同じだからシズクお姉ちゃんなら1人でできるよね❤」


初回の時と同じ家に連れ込まれたシズクはまた奥の部屋の椅子に座らされ、目隠し用の黒い布を手渡される。


「あの...❤もうこんなことはやめましょう...❤みんな前のように子供らしい遊びを...❤」


「早くしてよ〜❤ほら❤」


「あっ...!?❤」


スル...❤シュル❤


シズクは子供たちにこの"遊び"をやめようと呼びかけるが、背後に回っていた少女が痺れを切らしシズクの手から目隠しを奪ってシズクの目を覆ってしまう。


「もう❤シズクおねーちゃんはわがままさんだなぁ〜❤」


ギュッ...❤


「しょうがないよ❤シズクお姉ちゃんはまだちゃんと"知らない"んだもん❤私たちがいっぱい教えてあげなきゃいけないんだよ❤」


スリ...❤スリ...❤


少女たちは口々にそう言いながらシズクの動きを封じるように左右から抱きつき巫女服越しに彼女の体をまさぐってくる。


「っ❤」


ピクッ...❤


その手はだんだんと下に向かい、衣服の合間から股の部分にまで侵入していった。


クチュ...❤


「〜〜〜〜〜〜っ!?❤❤❤」


ビクビクッ❤ビクンッ❤


小さな手がシズクの秘部に触れた瞬間部屋の中に水っぽい音が響き、椅子に座る彼女の体が大きく仰け反る。


「あはっ❤シズクおねーちゃんのお股もうビショビショだ〜❤いつも嫌だって言ってるのに〜❤」


「私たちに嘘つくのは悪い子って言ってたのに❤シズクお姉ちゃんは悪い子だったんだ❤」


クスクス...❤


少女たちがからかいの言葉を囁いてくる。


「ち、違いますっ...❤私は悪い子じゃ...❤」


クチュクチュ...❤クチュクチュ...❤


「んんっ!?❤あっ❤そ、そこダメですぅ...❤」


ビクビクッ...❤ビクッ...❤


媚香の効果によって感度を高められてしまっているシズクは反論すら満足にさせてもらえない。彼女はこれまでの人生で味わったことのない性的快楽をたった数日の間に年下の少女たちから覚えさせられてしまっていた。


「シズクおねーちゃん気持ちよさそう❤」


「シズクお姉ちゃん、今日もまた私たちといっぱいお勉強しようね❤」


少女たちがシズクの耳に左右から口を寄せてくる。


「"じょせーきょう"は正しい❤」


「"女聖教"は正しい❤」


クチュクチュ❤クチュリ❤


そして彼女たちはシズクに手マンを続けながら、耳元で女聖教を肯定するような言葉を囁き始めた。


「"じょせーきょう"はすごいものなんだよ❤」


「"女聖教"を信じれば皆幸せになれるんだって❤」


「あっ❤おぉっ...❤こ、これいや...❤...やめてくだしゃいぃ...❤」


シズクは恒例となった少女たちの囁き責めに苦しそうな声をあげる。快楽によって精神状態が不安定になり感情が出やすくなっているため、より少女たちの言葉がシズクの深くにまで浸透してしまう。


「ダメだよシズクおねーちゃん❤ちゃんと私たちの言葉を繰り返さなきゃ❤」


「そうそう❤シズクお姉ちゃんはいい子だからできるよね❤」


少女たちはシズクにそう注意し、指で衣服の上からピン...❤と硬くなった乳首を刺激してくる。


カリカリ...❤カリカリ...❤


「あぁぁぁっ!?❤」


「ほら❤"女聖教"は素晴らしい❤」


「じょ、女聖教はぁ...❤んおっ...❤すばらしいぃ...❤」


(ダメっ...❤こんなこと言っちゃダメなのにぃ❤)


シズクは胸を触られ頭が真っ白になり、つい言われた通り少女の言葉を繰り返してしまった。このようなことは初めてではなく既に数日の間何回か繰り返されている出来事であり、本来であればシズクは少女たちの遊びをキッパリと断り、母や姉にこのことを報告するべきなのだろう。2人であればこの事態の重さを判断し、子供たちを使って女聖教を広めようとしているクララの危険性を告発出来たはずだ。


「んんんっ!?❤❤」


ビクビクッ❤


「あはは❤シズクおねーちゃんの体ビクビクしておもしろーい❤」


しかしシズクは少女たちから与えられる快楽という刺激を無意識のうちに求めてしまい、この"遊び"を隠し続けてしまった。その結果、彼女は戻れないところまで女聖教と関わりを持つことになってしまう。






「まあ❤皆さんとっても頑張っていますね❤」


「っ!?❤」


部屋の中に優しい女性の声が響く。シズクはその声を聞いたことがあり、声の主に心当たりがあった。


ハラリ...❤


シズクが勢い良く顔を上げたことで目隠しがずれ、目の前にいる人物を直接見ることが出来る。するとそこに立っていたのはやはり女聖教の司祭クララだった。


「わーい❤シスターだ❤」


「シスターぁ❤」


部屋にいた子供たちは嬉しそうな声でクララをシスターと呼び、ワッ...と彼女の元へ集まっていく。


「うふふ❤よしよし❤」


クララは自分に抱きつく子の頭を優しく撫で、聖母のような優しい笑顔で子供たちを見渡す。


「っ❤❤❤」


彼女の姿を見たシズクは思わずその姿に見蕩れてしまった。抱きつかれたことによりゆったりとした修道服がクララの体に張り付き、くびれた腰や肉付きのいい尻周りなど抜群のプロポーションの全体像が見えてしまっていたからだ。


ムチ...❤タプゥゥン❤


(エ、エッチすぎますっ...❤)


極上の女体から目が離せなくなったシズクに対し、クララはゆっくりと彼女の方へ近づいてくる。


「お久しぶりです、シズクさん❤子供たちから女聖教のお話を聞いていかがだったでしょうか❤子供たちから聞く話というのは、大人にはない純粋無垢さがありますから❤もしかすると私より説得力があったかもしれませんね❤」


クララはシズクの顔を覗き込み、クスリ...❤と微笑みながらそう尋ねてきた。子供たちをおかしくした元凶である彼女に対して何か言い返したかったシズクだが、間近で美しい笑みを向けられた彼女は「んほぉぉ...❤」と情けない嬌声を漏らすことしか出来なかった。


「この子達はまだ小さくて難しいですが、シズクさんならば"聖書"を用いての学習も可能でしょう❤あちらのお部屋でゆっくりとお話しませんか❤」


ユサ...❤


クララは少し前屈みになり豊かな胸を強調させてくる。


「あっ...❤あぁぁ...!?❤」


それを見てしまったシズクは頭の中がいやらしい妄想で埋め尽くされ、無意識のうちに小さく頷きを返してしまった...










「あら、シズク。どこに行っていたの?」


数時間後、神社で掃除をしていた姉のミコトが階段を登ってくるシズクを見つける。


「ちょっと子供たちと遊んでたんです...❤あの、お姉ちゃん...❤今日私が"聖なる泉"を掃除してもいいですか...?❤」


シズクは少しおぼつかない足取りをしており、それに気づいたミサトは心配そうな表情を浮かべるが、そんな彼女に対して妹は"聖なる泉"を掃除させて欲しいとお願いしてきた。


「泉を?えぇ...別に構わないけど。でも少し体調が悪そうに見えるわ。今日はゆっくり休んだら?」


「大丈夫です❤じゃあ、私掃除してきますね...❤」


気遣うミサトの提案を受け入れず、シズはフラフラ...❤とした足取りで泉の方へ向かう。





「.........❤」


キョロ...❤キョロキョロ...❤


シズクは泉の前までやってくると、誰も見ている者がいないか周囲を見渡して確認する。そして母や姉の姿がないことを確認すると、懐からピンク色の液体が入った瓶を取り出した。


カポ...❤トクトクトク...❤


蓋を開け、泉の水に向かって瓶の中身を全て垂れ流すシズク。水の量は多く、ピンク色の液体はすぐに混ざって見えなくなってしまう。後からキキョウやミサトが泉の中を覗いたとしても、水以外が混ぜられているとは疑う事すらできないはずだ。


「うっ...❤」


ズキン...❤


シズクは代々受け継がれてきた泉に細工をしてしまったことに一抹の罪悪感を覚え、痛む胸を抑える。しかし彼女は瓶をしまうと踵を返し神社を再び後にした。そして向かった先はクララが待つとある一軒家。


「はぁ...❤はぁ...❤い、言われた通り"聖なる泉"に"聖水"を入れてきました...❤」


走ってきたため息を切らせながら、シズクはクララに対して自分のした事の報告を行う。聖水とはシズクが泉に垂らした瓶の中の液体のことであり、女聖教ではよく使用される高濃度の媚薬のことを指す言葉だった。


「ありがとうございます❤これでシズクさんのお母様とお姉様も女聖教の素晴らしさに気づく1歩を踏み出すことが出来ました❤」


クララは笑みを深めながらそう言うと、体をモジモジ...❤させているシズクをその豊満な胸の中に抱きしめた。


ムニュゥゥゥゥン❤


「んふぅぅぅっ!?❤❤❤」


(や、柔らかいぃぃ❤甘くていい匂いですぅぅぅ❤)


ビクビクッ❤ビクビクッ❤


クララの乳房に顔を埋めたシズクは手足をピーン...❤と伸ばしそのまま絶頂に達してしまう。同時に僅かに残っていた母や姉、守り神に対する罪の意識が消え去り、彼女の大部分を占めていた信仰の部分をクララと女聖教が埋め尽くす。


「これからは女聖教を信じる同志として、共に教えを広めていきましょうね❤」


「〜〜〜〜〜っ❤❤❤」


コクコク❤コクコク❤


クララの囁きに何度も胸の中で頷くシズク。こうして巫女一族の次女は、人知れず女聖教への入信を誓ってしまったのだった...














シズクが"聖なる泉"に聖水を混入させてから数日後、泉を使用して身を清めているキキョウとミサトの体にはその影響が出始めていた。


「.........」


ミサトは次の神事で使用する祝詞を筆を紙に書く作業を行っていたが、着ている服が体に触れるだけで今まで感じたことのない感覚に襲われ上手く集中できない。


スリ...❤


「......あっ...!?❤」


ピクンッ...❤


このままではいけないと姿勢を正そうとした瞬間、硬くなった乳首が擦れ体を震わせてしまう。見事な字が連なっていた祝詞用の紙には変な線が入ってしまいミサトは顔を赤くしたまま途中まで書けていた紙を捨て別のものを用意する。





「えぇ、えぇ。そうなんですね」


キキョウの方は野菜をおすそ分けしてくれた村人と雑談に興じていた。


キュン...❤


「...っ❤」


(これは...❤)


しかしその最中なぜか彼女の子宮が疼き出す。彼女は何とかそれを顔に出さないよう努めていたが、シズクを産んでから長年感じていなかった体の熱に内心困惑してしまう。


「そろそろ失礼しようかねぇ」


幸いにも村人はキキョウの様子には気づいていなかったようで、一言挨拶を残し玄関から去っていってくれる。


「おや、こんにちはー」


「こんにちは❤......失礼致します❤」


しかしその村人と入れ替わる形でクララが玄関から姿を現し、いつもと同じ微笑みを浮かべながらキキョウへ挨拶してきた。


「あなたはっ...!?」


キキョウはクララの姿を見て思わず声をあげる。


「お母さん、どうしたの?......っ!?」


母の声に反応したミサトが顔を覗かせるが、彼女もクララの姿を見て同じく驚いた表情を浮かべた。


「ご無沙汰しております❤キキョウさん、ミサトさん❤」


「...私たちの名前をお調べになったんですね...」


クララが自分たちの名前を呼んできたことに対して、以前会った時と変わらない冷たい態度で接するキキョウ。ミサトも何も言わないものの、明らかに歓迎している様子ではない。


「「......っ❤」」


しかし、そんな中クララを見つめる2人の視線だけは以前と違っていた。なぜかキキョウとミサトは共にクララの体へ時折視線を送っており、特に顔と胸の部分にはチラチラ...❤と何度も目が行ってしまっている。


(な、なぜこのような不届き者の姿が気になってしまうのかしら...❤)


(この人を見ていると、なんだか胸が苦しい気が...❤)


トクン...❤トクン...❤


キキョウとミサトは共に自分の異変自体には気づいていたものの、なぜクララの体へ視線が吸い寄せられてしまうのかは理解出来ていなかった。


「何度来られても私たちの答えは変わりませんので。お引き取りを...」


「えぇ❤以前は失礼なことをしてしまい、本当に申し訳ございませんでした❤深く反省しております❤今は村の子供たちと接しながら自分を見つめ直しているところです❤実はシズクさんとも少しお話させていただきました❤」


「シズクと...?」


クララの口からシズクの名前が出てきたことにキキョウが反応する。


「司祭さ...クララさん❤来られてたんですね❤」


するとちょうどその時外出していたシズクがクララの後ろから姿を現した。


「あらシズクさん❤こんにちは❤今ちょうど以前お話していたことをあなたのお母様たちにご相談しようとしていたところだったんです❤」


「そうだったんですか❤」


にこやかに会話を交わすシズクとクララ。


「あの...ご相談とは?」


「あぁ❤失礼しました❤こちらの事なんです❤」


スッ...❤


クララはキキョウから質問を受け、以前差し出してきた聖書を懐から取り出してきた。


「実は本部の方から布教活動の進捗状況を随時報告するよう命じられておりまして❤もうすぐ手紙を送らなければならないのです❤」


だが村での布教は全く進んでいないため、このままでは降格か別の処罰を受けることになるのだとクララは続ける。


「もちろんこちらで無理に布教を行う気はありません❤ですが、本部への報告のため巫女一族の方々に聖書を配ったということにさせていただけないかと思い不躾ながら訪問させていただいた次第なのです❤」


「そう...ですか...」


以前は完全に拒否した聖書。クララから差し出されたそれをキキョウとミサトはじっと見つめていると、シズクが同じものを取り出して母と姉へ見せてきた。


「クララさんはとても困っているようなので、お母さんとお姉ちゃんも協力してあげて欲しいです❤私はもうもらいましたから❤」


「シズク...」


「あなた、いつの間に?」


キキョウとミサトがシズクの方へ視線を向ける。


「「っ!?❤」」


「どうかお願いできないでしょうか...❤」


タプン...❤ムチ...❤


しかしシズクの前にいるクララが手を前で組みながら祈るポーズを取っていたことで、2人の目は強調された彼女の胸の方へ吸い寄せられてしまう。


(す、すごい胸...❤)


(私やお母さんよりもずっと大きい...❤)


キキョウとミサトは聖水の効果により体が発情状態になっている。その状況で老若男女問わず魅了されてしまうような絶世の美女を見てしまったことで、彼女たちの頭の中は一瞬だけクララと淫らなことをする妄想に支配された。


「そ、そういうことなら...❤」


「受け取るだけですが...❤」


すぐに正気には戻ったものの、邪なことを考えた罪悪感とクララの魅力によって結局キキョウとミサトはお願いを拒むことができず、結局女聖教の聖書をそれぞれ1冊ずつ受け取ってしまう。


「本当にありがとうございます❤では私はこれで失礼しますね❤」


聖書を渡すという目的を果たしたクララはそれ以上長居することなく、丁寧に礼を言って境内の方へ歩いていく。


「「「.........❤」」」


その後ろ姿を見つめるキキョウとミサト、そしてシズクの視線には隠しきれない情欲の色が浮かんでいた。







〜その夜〜


村の者の多くが寝静まった頃、神社の中も夜の明かり以外の光は消え静かな空間が広がる。しかしキキョウとミサトはそれぞれの自室でクララから受け取った女聖教の聖書を持ち、何か考えている様子だった。


(いえ...こんなの見る必要はないわ...人々の生活を苦しめる邪教の読み物よ...)


(受け取ったことで義務は果たしたはず。こんなものは一刻も早く捨てないと...)


2人は信者を食い物にする女聖教のあり方について嫌悪感を抱いており、その宗教が発行している聖書など見るに値しないものだと感じていた。


ウズ...❤

ムズムズ...❤


「あっ...❤」


「くっ...❤また...❤」


しかし脳裏に過ぎるクララの美しい姿、そして知らぬうちに体を蝕んでいた聖水によって「聖書を読む」という選択肢がムクムク...とキキョウとミサトの中で膨らんでいく。そしてそれは耐え難い欲求へ変わり、いつもは冷静沈着な2人の思考を狭める。


(でも...❤少しだけなら...❤)


(敵を知ることは大事だもの...❤これを読むことでより女聖教を正しく拒否できるようになればいいわよね...❤)


そして彼女たちはそれぞれ自分の理性を納得させる理由を心の中で唱えながら、つい聖書の最初のページを開いてしまった。


ペラ...❤


「"女聖教が目指す世界とは、優れた女性が全てを統治する素晴らしき世界である"...」


「"女性は男性を導き、男性は女性へ従い奉仕を行う..."」


キキョウとミサトは聖書に書かれた言葉を目で追い、頭の中に入ってくる言葉を小さな声で呟く。しかし聖書を音読し始めた彼女たちの目はどこか虚ろになり、心ここに在らずといったような様子になっていた。


「"女性もより優れた女性に傅くことで世界は安寧と秩序に保たれる"...❤」


「"女聖教を信じ、自身の全てを女性様に捧げることが幸せな世界をつくるための一歩となる"...❤」


さらに聖書を読み進めていくうちに、ぼんやりとして機械的だったキキョウとミサトの声に熱がこもり出す。書かれていた内容をただ声に出す作業だったはずが、言葉を咀嚼し自らに落とし込む理解の工程が加わったことで聖書の中身が彼女たちの中に少しずつ浸透していく。


(優れた女性...❤従う...❤)


(傅くことが幸せ...❤)


聖書の言葉に感化されたキキョウとミサトの頭の中には不思議とクララの姿が浮かんでいた。


「あっ...❤」


「ふ...❤んっ...❤」


スッ...❤

クチュリ...❤


そして2人は聖書の音読を続けながら自分の股へ手を伸ばす。静かな夜の神社に女性の甘い声といやらしい水音が響いた。


「あぁっ...❤」


(す、すごいぃ...❤)


「ひぅ...❤」


(こんなの...はじめてぇ❤)


クチュクチュ...❤クチュクチュ...❤


女聖教の聖書を用いたオナニーは、禁欲的な生活を送っていた母娘を容易く虜にしてしまう。キキョウとミサトは当初の少しだけ...という言い訳すら忘れ、夢中で聖書の続きを読んでいた。内容は女聖教の大まかな説明や意義から、女聖教で祀られている女神の偉業について移っていく。


「"あるところに正義の心を忘れ、各地で盗賊行為を行う女騎士がいた。その噂を聞きつけた女神はたいそう心を痛め女騎士の元へ姿を現す。女騎士は『女神など存在しない』と言い剣を振るおうとした"」


「"商売を独占し民の生活を苦しめる悪い女商人は、ある日現れた女神から『そのようなことはやめるように』と注意を受けた。しかし女商人は女神の御言葉を鼻で笑い、『もっと値段を吊り上げる』と言う"」


キキョウとミサトが読んでいる話はそれぞれよくある昔話のような構成だ。どこかに悪人がいて、それを今回であれば女神が成敗するというどこにでもある在り来りな話だろう。


「"しかし女神は女騎士の体を優しく抱きしめた。すると女騎士はたちまち剣を落とし、女神の威光を身をもって体験することになる。甘美な柔らかさと香りに包まれた彼女は正義の心を思い出し、女神の素晴らしさを伝える聖女を守る騎士へ生まれ変わったのだった"」


「"たが女神が女商人の顔へ優しく吐息を吹きかけると、神々しい馥郁たる香りを浴びた女商人は幸福に包まれた。数度深呼吸を繰り返すと女商人は改心しており、民たちの生活を豊かにし、さらに利益のほとんどを女神へ捧げる素晴らしい商人になるのだった"」


ただ、それ以降の展開は既存の物語とは少し様相が異なるようだった。なぜか女騎士も女商人も抱きしめられたり息を吹きかけられるだけで心を改めてしまい、話の起伏すらなくハッピーエンドを迎えてしまう。在り来りどころか話として成立しているのかという疑問があがってもおかしくないクオリティだ。


「はぁっ...❤はぁっ...❤」


「め、女神様ぁ...❤」


クチュクチュ...❤クチュクチュ...❤


しかしそれを読み終えたキキョウとミサトは感激した様子で秘部を弄る手の動きを速める。彼女たちは女騎士や女商人に自分の姿を当てはめ、女神の姿をクララに置き換え妄想に耽っていた。あの大きな胸に抱きしめられればどれほど気持ちいいだろうか。甘い吐息を吹きかけられれば自分はどうなってしまうのだろうか。


グチュグチュ❤グチュグチュ❤


それを考えるだけで頭の芯が甘く痺れ、より快楽を貪ろうとオナニーのてはより激しくなっていく。


「女聖教は...❤素晴らしいっ...❤」


「女聖教は正しいぃ...❤」


キキョウとミサトはそれぞれの話の最後に記された言葉を呟き、その言葉を言うと同時に絶頂へ達する。


「んおぉぉっ❤」


「イ、イくぅぅ❤」


ビクビクッ...❤ビクンッ❤


2人の部屋にいやらしいメスの香りが広がり、畳には女性器から噴き出した愛液が飛び散り染みを作った。


ハァ...❤ハァ...❤ハァ...❤

ドサ...❤


激しい絶頂の反動で酷い疲労に襲われたキキョウとミサトは床へ倒れ込みそのまま気絶するように眠ってしまう。瞼が閉じる直前の彼女たちの瞳は愛欲で濁り切り、光を失っていた。


パァァァ...❤


床に開いたまま置かれた"魅了効果"が付与された聖書はその役目を果たし、それを誇るかの如く僅かに妖しい光を放つ...








それから数日、巫女として過ごしてきたキキョウとミサトの生活は一変してしまった。


「...き、今日はこれくらいにしておきましょう...❤」


「え、えぇ...❤」


「分かりました❤」


もっとも大事にしてきた朝のお祈りは早い時間で切り上げられ、キキョウとミサトは早々に本堂を出ると自分の部屋に篭もるようになる。


「はぁ...❤はぁ...❤んんっ...!?❤」


「んひぃぃぃっ...❤」


2人の部屋の近くを通ればくぐもった甘い声が漏れており、部屋の中は発情した"オンナ"の香りが常に漂っていた。


ムラ...❤ムラムラ...❤


キュン...❤ウズ...❤


それどころか日中さまざまなタイミングで体が快楽を求め疼くようなったことで、巫女としての務めに集中出来ない事態に。


「......っ❤」


(ま、また...❤)


「ご、ごめんなさい...❤少し御手洗の方へ...❤」


(とりあえず鎮めなきゃ...❤早くお股を触りたい...❤)


2人は何をしていても頻繁に席を外すようになり、トイレやあまり使っていない空き部屋、果ては人が来ない建物のかげなど至る所で体を慰めていた。その時は必ず女聖教の聖書を使われており、今やそれぞれの巫女服の中には常に聖書が携帯されるようになっている。


「ミ、ミサト...❤以前渡された聖書の事だけど...❤」


オナニーで何度も使用したことで少し聖書がシワシワになってしまったため、キキョウはミサトが必要としていないのであれば聖書を貰えないかと思い娘の元を訪れた。


「せ、聖書...?❤えーっと...❤そうね...❤一応、読んではいるわ...❤」


しかしミサトもキキョウと同様の用途で聖書を"読んで"いるため母の願いは聞き入れることは出来ない。


「あ、あら...❤ミサトも聖書に目を通したのね...❤」


「"も"ってことはお母さんも...❤」


2人は相手も聖書を読んでいたという事実をここで初めて知り、僅かに顔を赤くしながら互いの顔を見つめる。


(わ、私の行動見られてないわよね...?❤)


(声とか聞こえてないかしら...❤)


「で、でもせっかくいただいたものなんだから仕方ないわよね❤」


「うん...❤そうよ...❤れ、礼儀として必要だと思うわ...❤それに、別に女聖教を完全に否定することが必ずしも正しいとは限らないし...❤」


「そうね...❤もしかしたら私たちの生活にも取り入れられるものがあるかもしれないわ...❤」


キキョウとミサトは交互に言葉を重ね、"女聖教の聖書を読むのは仕方ないこと"、"考えを理解するために女聖教のことを知らなければならない"など『女聖教に深入りする』理由を互いに補強し合う。傍から見ればそれは言い訳がましくとしか聞こえなかったが当の本人たちは至って真剣だ。


「あれ❤お母さんとお姉ちゃん、2人でどうしたんですか❤」


すると廊下を歩いていたシズクがキキョウとミサトを見つけ、トコトコ...と2人の元へやってくる。


「シ、シズク...❤少し聖書のことについて話していただけよ...❤」


キキョウはシズクの方へ視線を向けた後、なぜか普段とは違い少し気圧された様子でそう答えた。母親として常に威厳を保っていた彼女では有り得ない態度である。


「へぇ❤そうなんですね❤あれは司祭様からいただいた大切なものですから、お母さんとお姉ちゃんも大事に"読んで"ください❤」


「え、えぇ...❤」


「そうするわ...❤」


大人しかったはずの少女の妖艶な笑みを受けたキキョウとミサトはそう返すのがやっとだった。2人はシズクがクララのことを「司祭様」と呼んだことも聖書を"読む"という部分に含みがある言い方をしたことも気にならず、ただ明らかに色気が増した次女の魅力に押し切られ曖昧な笑みを共に肯定を返してしまう。


「ふふっ...❤お母さんとお姉ちゃんももう少しで分かりますからね...❤」











〜次の日〜


「お母さん❤お姉ちゃん❤たまには3人でお出かけでもしませんか❤」


聖書を巡る一幕があった次の日、朝食の席でシズクがいきなりそのようなことを言い出した。


「えっ...?で、でもこれから神社の中の掃除をしなきゃいけないのよ...?」


「"そんなこと"は後でいいじゃないですか❤私、久しぶりに皆でおでかけしたいんです❤」


隣に座るミサトが戸惑った様子でそう言うが、シズクは全く引く様子を見せない。それどころか守り神を祀る神社の清掃を"そんなこと"と言い放つ。


「シ、シズク...❤さすがに今の言葉は...❤」


「お母さん❤私は行きたいって言ってるんです❤お母さんはどう考えているんですか❤」


「っ!?❤」


(こ、この感情はなに...?❤)


ドクン...❤ドクン...❤ドクン...❤


母親の言葉をも遮りわがままを言うシズク。しかし微笑んだ娘に真っ直ぐと目を見つめられたキキョウは感じたことのない高揚感を覚え、胸が大きく高鳴ってしまった。


「わ、分かったわ❤じゃあ、少しだけよ...?❤」


「お母さんっ!?」


キキョウがシズクの提案を受け入れたことでミサトは驚きの声をあげるが、家の中で最も決定権を持つ母がシズクの提案を受け入れた以上ミサトはどうすることも出来ない。そして食事を終えた後、3人は連れ立って村の中へ出かけて行くのだった。









「おや〜、珍しいな!家族揃ってお出かけなんて!」


「どうしたんだい!もしかして喧嘩でもして仲直りのお散歩かい?」


村を歩けば、巫女服のキキョウたちが全員で歩くという珍しい光景を見た村人たちから次々声がかかってくる。キキョウはそれに「えぇ...まぁ...❤」と曖昧な笑みを浮かべて返事を返しミサトも会釈を返すが、シズクだけは「こんにちは❤」といつにも増して明るい様子で挨拶をしていた。


「もう少しで着くと思いますから❤」


「も、もう少し...?どこか行くところがあるの?」


1歩半ほど前を歩くシズクの言葉にミサトが疑問を投げかける。


「はい❤でもどこに行くかは秘密です❤」


シズクは姉の質問に頷き、しかし行き先がどこかは言わないままスタスタと歩みを止めない。





ガヤガヤ...ガヤガヤ...


それから数分程歩くと、何やら前方が少し騒がしい。キキョウとミサトが何事かと前を見つめると、シズクは「この先です❤」と言って一足先に角を曲がってしまう。


「いったいなにが...」


「あら❤キキョウさんとミサトさんも来てくださったのですね❤」


「「っ!?❤」」


2人がシズクの後を追うとそこに居たのは複数名の取り巻きを連れたクララだった。変わらず修道服に身を包んだ彼女は取り巻きに加わったシズクの頭を優しく撫でながら、聖母のごとく優しい微笑みをキキョウたちへ向けてくる。


「あっ...❤」


「ひ...❤」


キュン...❤キュンキュン...❤

ジュン...❤トロ...❤


キキョウとミサトはどちらもクララの顔を見た瞬間、少し体を前に倒して下腹部を押さえた。聖書を読む際何度もクララの姿を思い浮かべた彼女たちは目の前の爆乳美女の姿を見るだけで快楽を思い出してしまう体になってしまっていたのだ。


「あら❤どうかされたのですか?❤」


「い、いえ...❤」


「大丈夫です...❤」


そう言いながらこちらを見つめてくるクララに何とか平静を取り繕った2人だが、表情は赤く息が少し荒くなってしまっている。


(は、早くこの場から去らないと...❤)


キキョウは性欲を抑えきれずすぐにでもこの場から離れたかったが、シズクの目的はこの集まりに参加することだったようでそれは叶いそうにない。


「あ、あの...❤この集まりはなんなのでしょうか...❤」


ミサトはクララの後ろで彼女の使用人のように佇む女性陣を見ながらそう尋ねた。クララの後ろにいるのは村の女性たちで、ミサトも名前を知っている人ばかりだ。シズクが遊んでいた子供の母親や村唯一の雑貨屋の看板娘など、女性という繋がり以外はあまり共通点が見受けられない集団だった。


ふふっ...❤

はぁ...❤


しかし実は女性という点以外にも彼女たちはよく似た特徴を持っている。それは全員クララに熱のこもった視線を向けているということだ。時折漏れる声は全て艶かしい吐息混じりであり、潤んだ瞳と赤くなった頬はまるで恋する乙女のような表情。しかし彼女たちのそのもぅ一つの共通点についてキキョウとミサトは認識することができていなかった。なぜなら第三者視点から見れば、"彼女達も同様の特徴を持っていた"からである。


「これから女聖教の"祈祷"をするところなんです❤お二方も良ければいかがですか❤」


「「えっ...❤」」


クララからお誘いを受け、少し迷う素振りを見せるキキョウとミサト。


「そ、それは興味深いお誘いですが...❤」


彼女たちが迷うのは、神社の清掃など毎日欠かさず行っている業務をしなければならないという体に染み付いた習慣が原因だった。


「大丈夫ですよ、お母さん❤お姉ちゃん❤せっかくの機会なんですから、2人も参加していきましょう❤」


しかし一足先に列に加わったシズクが満面の笑顔でキキョウとミサトを誘ってくる。周囲の女性たちも「是非巫女様も❤」と口々に言い、彼女たちの言葉に背中を押されたキキョウとミサトは「それなら少しだけ...❤」と女聖教の祈りへの参加を了承する。






「それでは皆さん、まずはご自身が行った"お祈り"の数をご報告ください❤」


「「「「「はい❤」」」」」


広めの一室の中で正座し1列に並ぶ女性たち。クララは彼女たちの前で立ち1人1人を見下ろしながら、彼女たちにお祈りを回数を尋ねた。


「私は3回です❤」


「私は4回させていただきました❤」


女性たちは恍惚の表情を浮かべ、それぞれお祈りの回数らしき数字を順番に申告していく。


「私は10回することが出来ました❤」


すると自分の番が回ってきたシズクはこれまで出た中で1番多い数字を言い、それに他の女性たちはどよめいた。


さすがだわ...❤

やはり巫女様の血ね...❤


シズクのことを賞賛する声が女性たちの口から次々飛び出てくる。


「それと、お母さんとお姉ちゃんのお祈りも私から報告させていただきます❤お母さんは8回、お姉ちゃんは7回です❤」


「っ!?!?❤」


「なっ...!?❤」


しかし続くシズクの言葉にキキョウとミサトは言葉を失う。


((な、なんでシズクがそれを...!?❤))


2人はシズクの告げた数字に一つだけ心当たりがあった。昨日の自慰行為の回数だ。


「まあ❤なんと素晴らしいのかしら❤シズクさんはもちろんのこと、キキョウさんとミサトさんも大変よく励んでおられますね❤」


「「っっ❤❤❤」」


キキョウとミサトはクララの言葉を受けながら顔を真っ赤にして下を向いた。これまで各人が報告していた数字はすなわち自分たちと同じ行為の回数であると気づき、さらに自分たちの回数をこの場にいる者全員に知られてしまったのだから無理もない。


「それではまず一番お祈りの回数が多かったシズクさんと、あなたとあなた❤そしてそこのお2人から祈祷を始めましょう❤キキョウさんとミサトさんは初めてですから、そこで見学しておいてくださいね❤」


「はいっ❤」


クララがそう言うとシズクが嬉しそうな声で返事をしながら立ち上がり、指名された他の4名の女性もそのあとに続く。そしてクララが部屋の中央に置かれた椅子に座るとシズクがその正面に立ち、2人の女性がクララの左右へ、残りの2人がシズクの少し後ろへ待機した。


「では、どうぞ❤」


「失礼します❤」


シズクはクララから許しの言葉が得ると同時に彼女の膝の上に座り、目の前の爆乳へ勢いよく顔を埋める。


ムニュゥゥゥゥゥン❤


「「っ!?!?❤」」


彼女の行動に絶句したキキョウとミサトが大きく目を見開くがその驚きはまだ終わらない。


スッ...❤


「あはっ❤あぁぁぁん❤」


「んほぉぉぉぉっ...❤」


クララがシズクに抱きしめられたまま両手を上げると左右にいた女性たちが腋へ顔を近づけ、恍惚の表情でクンクン...❤と鼻を鳴らし始める。


「シスター様ぁ❤」


「好きぃ❤」


さらにシズクの後ろにいた女性たちはクララの傍に跪き、それぞれ顔に足を乗せられ幸せそうな声で喘いでいた。


「な、なんなのこれは...❤」


キキョウは目の前で繰り広げられている光景が理解出来ず、思わずそのような言葉を呟いてしまう。


プチチ...❤


そのうちにクララの着ている修道服から軽い音が聞こえたかと思うと、下半身の部分の布の大部分が外れ太ももが露わになった。どうやら着脱可能な仕組みになっているようで、清廉な修道服は露出度の高いミニスカ仕様に変わる。


ムチ...❤ムチ...❤


「あ、あぁっ...❤」


「すごい...❤」


ゴクリ...❤


隠れていた下半身が見えるようになったことで、クララの艶かしい女体の魅力はさらに増した。キキョウとミサトは顔を真っ赤にしながらうっとりとその肢体を見つめ、喉を鳴らしながら股を濡らす。


「ふーっ❤ふーっ❤ふーっ❤」


ヘコヘコ❤ヘコヘコ❤


1人で胸を独占しているシズクは周囲に聞こえるほど荒い呼吸を繰り返し、猿のように腰をカクつかせていた。家族のあられもない姿にキキョウとミサトは激しく感情を揺さぶられてしまう。


「ん〜〜っ❤❤」


ビクビクッ❤ビクンッ❤


そこからあまり時間も経たないうちにシズクは絶頂に達してしまったようで、くぐもった悲鳴をあげながらガクガク❤と体を震わせていた。他の女性たちもクララの腋と足の香りに包まれながら次々に限界を迎え、あぁん❤と甘い声を漏らしながらその場に崩れ落ちる。


キュンキュン❤キュゥゥン❤


「「〜〜〜〜〜っ❤」」


シズクを含めた村の女性たちが幸せそうな声をあげながら絶頂する様を見せつけられたキキョウとミサトは、"優秀な女性に傅く喜び"という聖書の言葉を思い出しこれ以上なく興奮してしまう。


「それでは次はキキョウさんとミサトさんの番ですね❤こちらへどうぞ❤」


「えっ!?❤」


「わ、私達も...!?❤」


すると1度目の"祈祷"を終えたクララがキキョウとミサトを名指しで指名し、2人に対して手招きをしてきた。


(わ、私達もあんな風に...❤)


床に転がる女性たちの姿を自分と重ねたキキョウは胸の中でムクムク...❤と膨れ上がる期待に抗うことが出来ず、ミサトと共にクララの方へフラフラ...❤と近づいてしまう。


「キキョウさんはこちらにしゃがんでいただけますか❤ミサトさんはこちらへ❤」


クララはキキョウとミサトにそれぞれ場所の指示を与え、キキョウを自分のすぐ前に跪かせ、ミサトを自身の隣に立たせた。


「ミサトさん❤聖書の方はお読みいただけましたか❤」


配置が完了すると、まずミサトの方へ顔を向け質問を行うキキョウ。


「は、はい...❤」


「それは素晴らしいことです❤では、心を改めた女商人はどのようにして女神の御威光に触れたか覚えているでしょうか❤」


「えっ...?と、吐息...❤」


「正解です❤」


フゥゥゥゥゥ...❤


正しい回答を行ったミサトに対して、クララからたっぷりと吐息が吹きかけられる。


「おほぉぉぉぉぉ!?❤❤❤」


ビクビクッ❤ビクビクッ❤


(あ、甘いぃぃぃっ❤❤❤)


クンクン❤クンクン❤


フワァァァァ...❤


一瞬で肺の中を甘い吐息フェロモンに染められたミサトは後ろへ仰け反りながら絶頂してしまう。頭の中はピンクに染まりクララに対する好意で埋め尽くされると共に、聖書の内容を追体験したことで"女聖教が正しい"という誤った認識が彼女の中に植え付けられていく。


「キキョウさん、もう少し体を前に倒していただけますか❤はい❤それで結構です❤」


ギュムッ❤ムチムチムチィ❤


「んへぇぇぇぇぇ...!?❤❤❤」


さらにクララはキキョウの体を前屈みにさせると、処刑を待つ罪人の首にギロチンを振り下ろすかのように肉付きのいい太ももで彼女の首を挟み込んだ。


(な、なにこれぇぇ❤こんな気持ち初めてっ❤ムチムチで気持ちいいおみ足❤幸せぇぇ❤)


技をかけられるような形でムチムチ❤とした太ももに首を絞められるキキョウだが、彼女は全く苦しさを感じておらず、むしろ優劣をはっきりと分からせられるような体勢に興奮と幸福を感じてしまう。


んみゅぅぅぅっ❤❤❤


さらに上から聞こえてくるミサトの声がまたキキョウの子宮を疼かせてくる。仰け反った姿勢のまま今度は腋に挟まれた彼女は、顔を柔らかく温かい感触に包まれながら甘酸っぱい香りを浴びて再び絶頂させられていた。


ムワァァァァァ...❤


「シズクさん❤あなたのお母さんのことを手伝ってあげてください❤」


「はい❤司祭様❤」


クララはミサトを腋に閉じ込めながら復活したシズクに自分の靴下を脱がさせ、それでキキョウの顔を塞がせる。


「どうぞ、お母さん❤」


「んむぅぅぅぅぅ!?❤」


モワァァァァァ...❤ムン...❤ムン...❤


(あ、足の匂いぃぃ❤いい匂いすぎるぅぅぅ❤)


ビクビクッ❤ビクビクッ❤


足フェロモンがたっぷりと染み込んだ白ソックスを顔に押し付けられたキキョウはスーッ❤スーッ❤と夢中で匂いを吸い込みながら絶頂する。聖書に書かれていた女性達が女神から与えられた幸せとはこのようなものだったのかという思いつきが快楽と幸せでおかしくなってしまいそうな当代の巫女の頭にを過ぎった。


フーッ❤フーッ❤フーッ❤

スンスン❤スンスン❤


ムワァァァ...❤

ムチムチ...❤ムン...❤ムン...❤


聖書に書かれていた通りの幸福を教えられてしまった2人の女性がメスへと成り下がり、魅惑の香りを漂わせる美人司祭の体に溺れていく...










クララが開催した"祈祷"から帰宅した後、キキョウとミサトは神社のことには目もくれず別邸で女聖教についての学びを深めていた。


「ふーっ❤ふーっ❤イ、イきますぅぅっ❤」


「あぁんっ❤気持ちいいぃん❤」


ビクビクッ❤ビクビクッ❤

グチュグチュ❤グチュグチュ❤


2人はもはや自慰を行う自分の姿を隠そうとすらせず、クララの体の感触や香りを思い出しながら一心不乱に自分の股を弄り回す。


「お母さん、お姉ちゃん❤私が聖書を読んであげますね❤」


乱れる母と姉を笑顔で見守る、彼女たちが堕ちるきっかけをつくったシズクが聖書を開きながらそう言う。


「っ❤お、お願いしますっ❤」


「もっと教えてくださいぃ❤」


ガバッ...❤


キキョウとミサトはシズクの言葉にすぐさま反応し体を起こす。2人の目は狂信の色に染まり、その瞳は爛々と輝いていた。


「ふふっ...❤"自分より優れた女性に従うことは、全ての女性にとっての幸せである。かつて女神を謀ろうとした謀反な女はその御御足に顔を踏まれ天に昇る気持ちを味わい......"」


「「あぁぁぁぁっ❤❤❤」」


ビクビクッ❤ビクビクッ❤


シズクが聖書を読み上げる度、巫女たちの嬌声が境内にまで響く。








〜次の日〜


チュンチュン...


次の日の朝、本来であればキキョウたちが日課の祈りを捧げているはずの時間に神社を訪れる人物がいた。


タプン❤ユサ❤


異教の修道服に身を包んだ美女はゆっくりと階段を上がり、神事以外では巫女以外立ち入ることが許されない本堂へ歩みを進めていく。


「お待ちしておりました❤」


すると本来いてはならないはずの来訪者に対して、巫女の一族の一員である次女が巫女としての正装を纏い、恭しく礼をしながらその者を出迎えた。


「お、お待ちしておりましたぁ❤」


「ようこそお越しくださいました❤クララ様ぁ❤」


その後ろでは彼女の母親と姉に当たる守り神の巫女2人が"全裸"の状態で土下座をしている。


「まあ❤お出迎えありがとうございます❤」


「「〜〜〜〜〜っ❤❤❤」」


ビクンッ❤


自分たちを見下ろすクララの美しい声を聞き、キキョウとミサトは頭を床に擦り付けたままその場で絶頂した。


「私達を女聖教に入信させてくださいませっ❤」


「この身を全て女聖教とクララ様に捧げますぅぅ❤」


フリフリ❤フリフリ❤


2人は絶頂の余韻に浸りながら、媚びたメスの声をあげクララへ女聖教の入信を懇願する。まるで犬のしっぽのように左右に振られた形のいい尻は由緒正しき巫女とは思えない無様な姿だった。





「待て!貴様が我が信者を誑かした元凶か!」


ドンッ!


しかしその時、本堂の奥から着物を着た白髪の美女が現れる。頭に狐のような耳、背後には身の丈に迫る大きさの尻尾が生えており、常人とはかけ離れた荘厳で神秘的な雰囲気を放っていた。


「あちらはどなたでしょうか❤」


「一族に伝わる伝聞からすれば、私たちが信仰"していた"この地の守り神かと思われます❤」


「......っ!」


クララの問いかけにシズクが答えるが、彼女の言葉の節々から信仰が失われていることを理解できてしまった女性、守り神は悔しげに表情を歪める。


「...貴様は生かして返さぬぞ!」


ゴゴゴ...!


怒り心頭な様子の守り神がそう言うと、彼女の手には神の力がどんどんと集まっていく。長年の祈りにより蓄えられたその力は凄まじく、球体になっていくソレはどれほど優れた魔術師であっても比較することすら烏滸がましい威力を秘めていた。


「ふふっ...❤これは素晴らしい力ですね❤」


しかし神の力を目前にしてなお、美しき女聖教の司祭は余裕の笑みを崩さない。これまでこのような事例を"いくつも"対処している女聖教には解決のノウハウが共有されているのだ。


「では皆さん❤守り神様に"女聖教"の信者として祈りを捧げてください❤」


「「「はい❤」」」


クララの命令を受けたシズク・キキョウ・ミサトは直立し、そしてその場で一斉にオナニーを始めた。


クチュクチュ❤クチュクチュ❤

グチュリ❤

コリコリ...❤クリュ...❤


「あぁん❤」


「お祈り気持ちいいのぉ❤」


「女聖教最高ぅ❤」


3人はそれぞれ乳首や女性器など思い思いの性感帯を弄り、甘いメス声と共に本堂の床へ愛液を飛び散らせる。


「なっ...!?何をしているのじゃお主らは!やめよ!」


守り神は自分を祀ってくれていた信者たちの無惨な姿に心を痛め、すぐさまそれを止めるように言うが...


「な、なんじゃこれはっ!?❤」


ズズズ...❤


これまでの長年の祈りによって結ばれた守り神と巫女たちの間の"道"を通り、守り神の元へいつものように祈りの力が送られてきた。しかしそれは純粋な祈りではなく、女尊男卑の異教に染まり歪められた恐ろしく淫らなものだ。


「んんんっ!?❤」


ズクン...❤ズクン...❤ズクン...❤


自分の力の源である巫女たちから邪な祈りを届けられた守り神はその影響を直に受けてしまう。


女聖教は素晴らしい❤

女聖教に従う❤

クララ様に傅きたい❤支配されたい❤


「お主ら祈りを止めるのじゃっ❤妾の中に邪悪な気持ちが流れ込んできおるっ❤」


あっ❤あっ❤あっ❤


手のひらに集まっていた神の力は離散し、守り神は頭を抑えながらキキョウたちの祈りに苦しむ。


(な、なぜ目の前の邪教徒の体が気になってしまうのじゃぁ...❤目が離せんっ...❤)


ドキドキ...❤ドキドキ...❤


守り神の思考は3人分の思念の力によって急速に塗り替えられていく。既にかの神の目にはクララという美女は魅力的に見えて仕方なくなり、跡形もなく滅しようとしていた過去の自分を愚かに感じてしまう考えさえ芽生えるようになってしまっていた。


「皆さん❤その調子ですよ❤」


スタ...❤スタ...❤スタ...❤


クララはキキョウたちに祈りを続けるように言うと、微笑みを携えたままゆっくりと守り神の方へ近づいてくる。


「ひっ...❤く、来るなっ...❤妾に近づくなぁ...!?❤」


ドクンッ❤ドクンッ❤ドクンッ❤ドクンッ❤


神の名を冠する強大な存在がただの人間に怯えゆっくりと後ずさってしまう。しかしすぐに背中が壁にあたり、守り神は逃げ場をなくしてしまった。


「大丈夫です❤もう怖くありませんからね❤"魅了(チャーム)"❤」


スッ...❤

ズズズズ...❤


クララは聞くだけで安心してしまうような優しい声でそう囁くと、守り神の頭に手を添え直接魔法を注ぎ込む。


「んにゃぁぁぁぁっ!?❤❤❤」


ゾクゾクゾクッ...❤


(妾が消えっ...❤好きぃぃぃ❤好きっ❤好きっ❤好きっ❤好きなのじゃぁぁぁぁ❤)


ガクン...❤

ドサ...❤


人間の姿に近づけ顕現したことが災いし、守り神はその本質である魂にまでクララの魅了魔法の影響を受けてしまった。彼女は思考を全てクララに対する好意で埋め尽くされながら、ゆっくりとその場に倒れ込む。


チョロロ...❤ジョボボボボ...❤


「うわ...❤失禁してしまいました❤」


守り神の股から大量の液体が溢れるのを見てシズクが小さな声でそう呟く。


「"あんなもの"を長年信仰していただなんて恥ずかしいわ...❤」


「本当ね...❤クララ様に出会えたのは人生で最高の幸運よ❤」


キキョウとミサトもシズクの後に続いてそう言う。守り神を見下ろす3人の目は非常に冷たく、嘲りと軽蔑の感情しかこもっていなかった。この瞬間彼女たちの守り神に対する信仰は完全に失われ、代わりに女聖教を盲信する信者が生まれたのである。















〜数日後〜


「"信仰の力によって神格化されるためには龍脈と呼ばれる力の源泉の近くにあることが条件の一つであると考えられる。神の力を回収しながら、以後も調査を続行する"...こんな感じでしょうか❤」


クララは活動拠点となった神社の一室で女聖教の本部へ送る手紙を書き、軽く確認した後便箋の中へ入れ蝋で封をした。


「では守り神様❤今日も力の回収と聞き取りを始めますね❤」


「やったのじゃぁ❤」


近くに一糸まとわぬ姿で待機していた守り神が椅子に座るクララの膝の上に寝転がる。悪い事をした子供が親に尻を叩かれるような姿勢だ。


「ふふっ❤すっかりいい子になってくれましたね❤よしよし❤」


ナデ...❤ナデ...❤


クララは守り神の頭を撫でながら、もう片方の手を彼女の股に這わせる。


クチュリ...❤


「んほぉぉぉ...❤ご、ご主人様の指最高なのじゃぁ...❤」


ゾクゾク...❤


成人女性ほどの大きさだった守り神は今や幼子と呼べるほどの体格になってしまっており、その小さな体をクララに預けブルリ...❤と背筋を震わせた。


クチュクチュ❤クチュ❤


「おっ❤おぉっ!?❤クるっ❤また力捧げちゃうのじゃぁぁぁ❤」


ビクビクッ❤ビクビクッ❤


キィィィン...❤


クララが指を動かすと一瞬で絶頂に達してしまう守り神だが、彼女が絶頂するとしっぽに設置された装置が作動し解放された神の力を吸収していく。既に守り神の力は体格に影響が出るほど搾り取られており、このまま存在が保てなくなるまで小さくなるのは時間の問題かもしれない。


「あへぇ...❤」


しかし守り神"だった"彼女はその遠くない未来を恐れる様子は全くない。今の彼女にとってご主人様と崇める美女に全てを捧げることが何よりも幸せなのだ。


「司祭様❤失礼致します❤お呼びとの事でしたが❤」


クララが守り神の力を抽出していると、呼び出していたシズクが彼女の前に現れる。その後ろにはキキョウとミサトもおり、3人は巫女服ではなく女聖教本部から送られてきた修道服を身につけていた。なお、3人ともクララの膝の上に乗った"元・信仰対象"には僅かな視線さえ送っていない。


「えぇ❤実は皆さんの活躍を耳にした本部から、新たな指令書と共にこちらが送られてきたんです❤」


「そ、それはもしかしてっ...❤」


クララが手に取ったシルクの下着を見たシズクは感激の声をあげ、キキョウとミサトも期待のこもった視線を下着へ向ける。


「女聖教へ正式に加入が認められ、シズクさん、キキョウさん、ミサトさんへ"聖布"が授与されました❤どうぞこちらへ❤」


「はいっ❤」


「光栄だわ...❤」


「あぁっ...❤ありがとうございます...❤」


3人の母娘は感動の涙を流しながらクララの前に跪く。するとシズク、キキョウ、ミサトの順番でそれぞれの顔に魅惑的な甘酸っぱい香りを放つ"聖布"が1枚ずつ被せられた。


ムワァァァァァァン...❤


「「「〜〜〜〜〜〜〜っ❤❤❤」」」


ビクビクッ❤ビクビクビクンッ❤


3人は血の繋がりを感じさせるよく似た動きで仲良く絶頂し、女聖教への正式な入信を果たす。


「これからもよろしくお願いしますね❤」


「「「はひぃぃ❤」」」


そしてクララの言葉を恍惚の表情を浮かべながら肯定する。こうしてとある守り神を信仰していた村は訪れた美しき女性司祭と、他ならぬ巫女たちの布教活動によって女聖教信仰の村へと変わってしまうのだった...



※いただいていたリクエスト

女聖教のお話で清楚な巫女達が改宗させられる話を書いて欲しいです。


【物語の舞台】

・土着の信仰を守る地方の村落と神社。


【登場人物】

母(巫女、厳格)

長女(巫女、凛)

次女(見習い、修行中、口調は丁寧語)

シスター(ユルルの様なイメージ)

守り神(気高い)


【あらすじ】

・最初にシスターが神社を訪れた時は塩対応。少しずつ堕とす方針にする。

・最初に次女を堕とすため村の子供達を洗脳(乳催眠)

・次女は子供達と遊んでいる時に子供達から女聖教について聞かされる。(囁き攻め、手マン)

・何日も聞かされた後、シスターが現れ次女を改宗させる。


・次女は理性を蕩かす女聖教の聖水を身を清める泉に仕込み、母と長女は無意識に快楽を望むようになる。

・次にシスターが訪れた時は、口調は厳しかったがシスターの身体を見て欲情していて、渡された聖書を拒めずに受け取る。

・母と長女は、読み手に魅了効果のある女聖教の聖書を読んで魅了され、女聖教のお祈りや優れた雌に支配される悦びを知り、女聖教の教義を唱えながらオナニーを繰り返す。

・母と長女が村に行った際、複数の女性がシスターに匂い攻めと脚攻めされている所に出くわす。シスターに体験しませんかと誘惑され、体験だけ…と言い訳しながら長女が匂い攻め、母が脚攻めを受けて絶頂する。

・3度目にシスターが訪れた時、母と長女は本殿の中で裸で土下座してシスターを迎えて入信を望む。

・巫女達を救うため守り神が顕現しシスターに勝負を挑む。強い力を持つ守り神だったが巫女達が淫らな祈りを捧げた事で弱体化して敗北。直接魅了魔法を流され、淫紋を付与され堕ちる。その後、母達は聖布による洗礼の儀を受け改宗。


【お願いしたい事】

聖書での魅了は虚ろ目で教義を呟きながら認識改変される感じでお願いします。(長めに書いてくれると嬉しいです)


母と長女の女聖教への心情変化を

初回(邪教と断定)

2回目にシスターに会った後(戸惑いながらも態度軟化)

聖書で魅了された後(母と長女で互いに言い訳しながら女聖教を肯定)

村での体験した後(次女の前で隠す事もなくオナニーしながら女聖教を讃える)

って感じで次女との会話で書いて欲しいです。

2回目と聖書魅了の後の会話は長めでお願いします。


後日談も少しだけお願いします。


聖書と聖水で解釈違いがあればすいません。

よろしくお願いします。

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POSTEDAug 19, 2025
ARCHIVEDJun 10, 2026