魔道師見習いの少女マナと神官アイシスが謎の少女に堕とされてしまうお話

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今よりはるか昔のエジプトの世界。"もう1人の遊戯"と呼ばれた王(ファラオ)が千年アイテムによって戻ったその世界は、実際に3000年前に存在したものだった。王と彼を守る六神官によって統治された地は先代王たちの墓を神聖視しており、偉大なる先人たちの眠りを妨げる罪人は厳しい処罰を受ける。




「ただ今より法廷を開きます!罪人をひったてい!」


「クソッ...!離せよ!」


神官の1人が高らかに裁判の開始を宣言すると、男が両脇の兵士に無理やり押さえつけられながら六神官の前へ跪かされた。


「この者は先代のファラオの墓に侵入したところを捕えた!ファラオの眠る墓へ足を踏み入れるのは最も重き罪の一つである!」


神官が男の罪状について読み上げる。


「チッ...結局なにも入ってなかっただろうが...あんなからっぽな墓で眠らせるとは、最近はファラオも貧乏なのかよ!」


しかし盗み目的で墓に侵入した男は全く反省した素振りを見せず、それどころかファラオは貧乏だと悪態さえついてきた。


「貴様っ!ファラオを愚弄するか!?」


「ぐへっ...!?」


ガッ...!


そのあまりな態度に拘束していた兵士が我慢出来ず、槍の石突で男の顔を殴りつける。


「やめぃ!この場は神聖なる法廷の場であるぞ!」


すると兵士の独断専行を咎める声が六神官の方からあがってきた。


「っ!?も、申し訳ございません...」


「下がれ」


六神官は兵士たちや他の神官を下がらせると罪人の前に並ぶ。


スッ...


すると六人のうち1人、神官シャダが千年アイテムの1つ千年錠を罪人の男へ向けた。


「千年錠の力によりてこの者の心の中を見通す!」


千年錠の力によって、男の奥底に潜む"ナニカ"の存在がシャダの目にはっきりと映るようになる。


「やはりこの者の心には邪悪なる"魔物(カー)"の姿が見える!」


シャダがそう叫ぶと今度は神官アクナディンが一歩前へ出てきた。


「その魔物の正体、神官アクナディン千年眼の力によりて正体を見極めん!」


アクナディンの左目に嵌められたアイテム、男の心に潜む魔物とやらを引きずり出しその場に顕現させる。


ズズズズッ...!


"ゴォォォォォッ!"


出てきた魔物は恐ろしい怪物の姿をしており、激しい咆哮をあげながら周囲の人間を襲おうとした。


「ふんっ...この程度か」


しかしその魔物の前に立った神官セトはその恐ろしい姿を見ても怯えることなく、むしろ期待外れだと言わんばかりに目の前の魔物を鼻で笑う。


「邪悪なる魔物よ!聖なる石碑にその身を宿せ!」


シャラン...


セトの持つ千年錫杖が振るわれると、人間の身の丈を超える巨大な石碑に魔物の姿が吸い込まれていく。


シュゥゥゥゥ...


何も浮かんでいなかった石碑には魔物の姿と同じ壁画が描かれる。この石碑を神官たちが守る管理所へ送れば裁判は終了だ。


「あれ...?」


悪しき心の根源であった魔物が体から消え去った男は、毒気を抜かれた様子で兵士たちに連れられていく。


「神官セト、よくやった!...しかし最後の油断はいただけんぞ」


「ファラオが視察にでも来ていれば、もう少し真面目にやったんですがね」


アクナディンに諌められたセトは口角をあげながら肩をすくめる。しかし彼は表情を厳しくすると、隣にいた神官マハードへ声をかけた。


「神官マハードよ!王墓の監視は貴公が率いる警護団の任務だったな!近頃頻繁に王墓が荒らされているようだが...どう責任をとる?」


マハードはセトの追求を受け、その場で頭を下げる。


「申し訳ありません...ですがここ最近千年輪の指針が乱れるようになってきており、人々の心に巣食う魔物の数が増加し罪人の邪念を探知しきれないのです」


「...だがそれは言い訳にすぎん。もしこのような事態が続くのであれば、ファラオに進言することになるぞ」


「肝に銘じておきます」


「フンッ... 」


最後に改めてマハードへ釘を刺した後、セトは鼻を鳴らしながらその場を去っていく。もしこの場にファラオが来ていれば何か話が進んだかもしれないが、残念ながら彼は別の事を行っているため裁判には姿を見せていない。


「では私たちも...」


セトが居なくなった事をきっかけに神官アイリスや神官カリム、他の六神官も法廷の場を後にする。ファラオと共にこの地を守ることを使命とする彼らには様々な執務が課されているのだ。彼らが立ち去った後には魔物が封じられた石碑を運び出す作業が始まり、裁判は終わりとなるのだった...












ザワザワ...ガヤガヤ...


ファラオが統治する地で暮らす人々は王や神官たちに従いながら慎ましくも平和な生活を送っている。通りには商品が並べられた露店がいくつも存在しており、商売人と客でなかなかの賑わいだ。


「............」


そんなマーケットから一本裏路地に入った場所。通りに比べれば少しだけ雰囲気の違うその場で佇む1つの人影があった。外套を着ておりフードも被っているため、どのような姿をしているかは伺うことが出来ない。


「あなた大丈夫?」


するとその時謎の人物に対して声をかける女性が現れる。親切な彼女は路地に立ち尽くす人影が"小柄な子供"だったことから心配になり、何か困ったことがあるのかと声をかけてくれたのだ。


クルリ...


女性の声に反応し謎の人物がゆっくり後ろを振り返る。同時にパサリ...とフードが外れ、中の者の容姿が見えるようになった。


「まぁ...」


その姿を見た女性は感心したように声をあげる。こちらに振り向いてきたのは非常に容姿の整った"少女"だった。綺麗な黒髪をツインテールに結んでおり、瞳の色は見ていると吸い込まれてしまいそうな黄金の輝きをしている。ただその目は常に細められており、眠たそうにも少し機嫌が悪そうにも見えるいわゆる"ジト目"と呼ばれるものだった。


「可愛らしい子ね。お母さんとはぐれちゃったの?」


女性はまだ幼さを残す少女を見て母親とはぐれてしまったのだと思い、安心させるように笑みを浮かべながら彼女と目を合わせる。


「私、神官か魔道師と会いたいの」


「え?」


少女は姿から想像出来る非常に可愛らしい声で、しかし全く予想していなかった言葉を告げてきた。女性はそのギャップに戸惑ってしまうが、次の瞬間少女の黄金の瞳が妖しい輝きを放つ。


キィィィィィィン...❤


「教えて。神官か魔道師はどこに行けば会えるの?」


「あっ...❤」


少女の瞳に魅入られた女性はトロン...とした表情を浮かべる。彼女の体から力が抜け、持っていた買い物籠が落ち入っていた品物が地面へ転がってしまう。


ドサ...ゴロゴロ...


「知っていることを全て言いなさい」


「...はい...❤」


虚ろな目になった女性は少女の質問に対してすべて正直に答える。一般人である彼女は六神官や偉い立場にいる人物との繋がりなどはなかったが、それでも1つ神官や魔道師に会うための"有用な情報"を少女へ与えてしまった。


「ふぅん...」


それを聞いた少女は少し考えるような仕草を見せるとその場から立ち去る。残されたのは惚けた状態でその場を立ち尽くす女性だけだった...












「ふんふんふーん♪」


街の中を歩く1人の少女が楽しげに鼻歌を歌う。帽子と首飾りが体の動きに合わせ小さく揺れていた。快活そうな雰囲気を漂わせる可愛らしいその子の名前はマナと言い、神官マハードに弟子入りしている魔道師見習いの少女だ。


「おや、マナちゃんじゃないか」


「また修行を抜け出してきたのかい?」


「あはは」


マナが街を歩くとすれ違う人々が親しげに声をかけてくる。誰かが言ったように修行をサボることも多いイタズラ好きの彼女は街の住民と交流があり、ひっきりなしに声をかけられるくらいには知り合いが多い。


「違うヨ!私がすっごく優秀だから今日はお休みになったの!」


また修行をサボっているのかと言われたことに対してマナはプンプンと抗議し、自分が優秀だからだと胸を張る。


プルン...


すると年齢よりも発育のいい胸が小さく揺れた。この場には彼女を娘と思っているような歳の者しかいないため特に反応がなかったが、もし歳の近い男性がいればその可憐な容姿と体に顔を赤くしたことだろう。


そうかそうか

頑張れよ〜


声をかけてきた大人たちはマナの言葉を流し、手を振りながら彼女のことを見送ってくる。


「もう!みんな信じてないでしょ!」


マナはそれに対し不満で頬を膨らませた。しかしまたすぐに機嫌が良くなり、大人たちに手を振り返しつつ笑顔でその場を後にする。


(いけないいけない...私ももう立派な魔道師なんだから、こんなことで怒ってちゃダメよね!)


彼女は心の中でそう呟く。そう、実はマナが言った「優秀だから休みを貰えた」という発言は嘘ではなかった。彼女は師匠であるマハードと同じく"精霊を呼び出す事"に成功したのだ。時折サボりつつも修行に取り組んできた成果が発揮された。その事は彼女の大きな自信となり、大人たちの失礼な物言いも許せてしまう心のゆとりへと繋がっている。


本来であれば彼女が精霊を呼び出せるようになるのはもっと先の話であった。記憶の世界としてタイムスリップしてきた"もう1人の遊戯"に会い、彼と師匠のマハードを救うための戦闘で力が目覚める、というのが"正史"と言える世界線の出来事だ。しかし、いくつかの偶然が重なりマナはそれより早く精霊を呼び出せるようになって"しまった"。このことと"イレギュラーな存在"が重なってしまったことで、物語は大きく形を変えていくことになる...







「お姉ちゃん、大変!こっちに来て!」


マナが歩いていると、顔見知りである小さな女の子が彼女の元へ駆け寄ってきた。


「どうしたのっ!?」


焦る様子の幼女に驚いたマナは何事かと尋ねる。


「向こうで大きい蛇みたいなのが暴れてるの!」


「っ!?」


幼女の言葉でマナの脳裏によぎったのは"魔物(カー)"のこと。弱い方の魔物であっても一般人を傷つけるには十分すぎる力を持っている。


(でもなんで魔物が...!?石碑は全部ちゃんと保管されてるはずだし、心の中の魔物は千年アイテムじゃないと取り出せないはずなのに...!)


魔道師見習いとしてマハードから教えを受けた彼女は魔物についても一通りの知識を持ち合わせていた。石碑から逃げ出した、誰かの心の中から暴かれた、どちらの可能性も非常に考えにくいもののはずで、頭の中でグルグルとさ思考が回り混乱してしまう。


「お姉ちゃん、早く!」


「っ!」


しかし幼女の大声でマナの意識が現実へ戻ってきた。


(そうだ...私はもう"力"を手に入れたじゃない!今の私なら魔物を倒すことは出来なくても、師匠や神官が来るまで持ちこたえることは出来るはず...!)


「案内して!」


マナはそのような考えの元、幼女に対して自分をその場に案内することと、その後大人を呼んで神官たちを連れてきてもらうことをお願いする。


(私がみんなを守るんだ!)


凛々しい表情を浮かべ決意を固めるマナ。しかし急に発生した事態への混乱と、精霊が呼び出せるようになったという高揚感の余韻が彼女の判断と観察力を鈍らせていた。


「.........っ❤」


マナへ声をかけてきた幼女の目はどこか虚ろでトロン...とした表情を浮かべていたことに。












「ここね!...あれ?」



幼女に案内されて現場に到着したマナだが、緊張の表情を浮かべていた彼女は目の前の光景を見て不思議そうに首を傾げる。その場所には蛇の魔物などおらず、また魔物がいたと思われるような破壊の後も存在していなかった。


「どういうこと...?」


マナは自分を案内してくれた幼女の方へ振り返るが、既に彼女の姿はどこにも見えない。


「あなたが魔道師見習い?」


「えっ...?」


すると突然目の前から誰かの声が聞こえてくる。


(さっきは誰もいなかったはずなのに...!?)


声を聞いたマナが慌てて顔を正面に向け直すと、そこには外套に身を包んだ少女の姿があった。


「あなた、誰?」


「.........」


マナは少女に名前を尋ねるが、黄金の瞳をしたジト目の彼女はその問いに答えない。


パサリ...


代わりに着ていた外套を地面へ脱ぎ捨て、隠していた体の全貌を露わにさせてきた。


「えぇっ!?」


少女の姿を見たマナは驚きの声をあげる。


(な、何あれ...!?大きすぎでしょ!?)


タップゥゥゥゥン...❤ムチ...❤ムチ...❤


マナがつい声をあげてしまったのは、容姿とあまりに不釣り合いな巨大な"胸"が原因だった。マナより頭一つ分ほど身長が低いにも関わらず、胸の大きさは比べることすら烏滸がましいほどに少女が圧勝している。自分の頭より遥かに大きい乳房を2つもぶら下げていて問題なく生活できるのだろうか、という素朴な疑問がふとマナの頭をよぎった。


「あなたの名前は?」


「ふぇっ...?えっと...マナだけど...」


少女のあまりに現実離れした体つきへ意識が向いていたマナはつい名前を聞かれ正直に答えてしまう。少女はマナの質問を無視しているため、一方的に彼女の名前だけが相手に知られることとなった。


「あなたはどこから来たの?」


少し露出度の高い格好をしているジト目の少女は胸の谷間や腰周り、太ももなどを惜しげも無く晒しているが、その肌はマナと違い純白という言葉がピッタリなほどに白い。エジプトで暮らす人々は基本褐色の肌をしているため、マナは少女が別の国からやってきた者ではないかと思っていた。


「ここではない遠い場所から」


今度はマナの質問に答えた少女であったが、その内容は非常にざっくりとしたものでなんの情報も得られていない。


「ちょっと!私の質問にも答えてよ!...ん?」


マナは少女の返答に不満を持ちしっかりと質問に答えるように要求する。しかし同時に彼女は目の前の少女が最初に言ってきた言葉に遅れて違和感を覚えた。


(...あれ?ちょっと待って。さっきこの子、私の事魔道師見習いって言ってたよね?なんで私の事知ってるんだろ?)


「ねぇ。あなたは私が魔道師見習いだってこと、どうして知ってるの?」


マナの表情は先程よりも強ばっており、声も少し硬くなっている。それは彼女が少女に対して警戒心を抱き始めた証拠だった。


「教えてもらったから」


マナが警戒し出してもなお少女は態度を変えず、端的な言葉だけ言うと無表情のままジッ...とマナのことを見つめてくる。


「私の目的はこの地を手に入れること。だからまずは魔道師見習いのあなたをもらう」


少女は唐突にそう言うとマナに手のひらを向けてきた。次の瞬間、彼女の体から禍々しい雰囲気の力が漏れだしてくる。


ズズズズズ...


「...っ!これは...!?」


魔術を扱えるマナは神秘的な力を探知する能力に長けており、それゆえ少女の危険性についてもヒシヒシ...と肌で感じ取っていた。


「私はあなたのものになんてならないんだからっ!お願い、力を貸して!"精霊"召喚!」


バッ...!


マナは相手の雰囲気に飲まれぬよう大きな声で少女の言葉を否定しながら、自身の心の化身である"精霊マナ"を召喚する。その場に飛び出してきた青い衣装に包んだ少女はマナにうり二つの容姿をしており、また3000年後の世界で馴染みのある姿をしていた。もしこの場に未来人がいればこう叫んだ事だろう。「ブラックマジシャンガールだ!」と。


「ふぅん...見習いだって聞いてたけど、精霊を召喚できるんだ......召喚...」


少女は小さい声でそう呟きながら、マナの精霊召喚に対抗するように心を形にして顕現させてくる。彼女の召喚に応じて現れたのは扇情的な衣装に身を包んだ妙齢の美女だった。少女とは親子のように似ており、少女がこのまま成長すれば召喚された美女のようになるかもしれない。背中まで伸びた艶やかな黒髪と露出度の高い黒いドレスが真っ白な肌と対照的で、蠱惑的な魅力を放っている。


タプン...❤


またその体つきも非常に豊満で、マナが見てきた中で最も大きい少女の胸をさらに一段大きくさせるというあまりに圧倒的なバストサイズを誇っていた。男が見れば無条件で飛びつきたくなるような爆乳はドレスに包まれ深い谷間を作っており、今にもこぼれ落ちてしまいそうだ。


「.........っ!?」


(嘘でしょ...!?)


少女が召喚した精霊の美貌にマナは言葉を失ってしまう。男性の欲望と女性の憧れを凝縮したような美女が目の前のいるのだから無理もない。これほどの美しさを目の当たりにすれば同性であっても見蕩れてしまう。


『私の出番かしら❤』


「っ!?しゃ、喋った...!?」


少女が召喚した精霊の美女は召喚主である彼女に対して親しげに声をかけていた。精霊が話しているのを見たことがなかったマナはそのことに驚いてしまう。彼女の目の前で相手の精霊がまるで人間のように少女と会話を交わしている。


『相変わらず不機嫌そうな表情ねぇ❤ちょっと笑うだけでもっと可愛くなるのに❤』


「うるさい、早く行って。"淫魔女王(サキュバスクイーン)"」


『はぁい❤』


クスクス...❤


バサリ...❤


少女から命令された精霊サキュバスクイーンは笑みをこぼしながら背中の黒い羽を広げ、マナと彼女の精霊へ近づいてくる。


「こっちに来た...!相手を近づけさせないようにして!」


『.........!』


バッ...!


マナの指示に反応した精霊(便宜上以降はブラックマジシャンガールと呼ぶことにしよう)が主を守るように前へ出る。


『可愛らしいお嬢さんね❤』


サキュバスクイーンはマナの元へ行かせまいと立ち塞がるブラックマジシャンガールの姿を見て、自分の唇を舌でペロリ...❤と舐めた。


ブンッ!


ブラックマジシャンガールがサキュバスクイーンに対して魔道師の杖を振る。サキュバスクイーンは後退することでそれを避け、接近していた彼女と距離を開けることに成功した。


『それが攻撃?❤そんなものじゃお姉さんを倒すのは難しいわよ❤』


浮遊した状態を維持するサキュバスクイーンは妖艶な微笑みを浮かべ、ブラックマジシャンガールの攻撃が貧弱であることを指摘してくる。確かにブラックマジシャンガールは師匠マハードの精霊のように、強力な攻撃手段をまだ持ち合わせていなかった。


「私の力が未熟なせいで精霊に十分な力を与えてあげられていないけど...戦う方法がないわけじゃない!」


だが攻撃手段がないという弱点をマナ自身も理解しており、精霊使いとして修行に励みながらその欠点を補う方法を考えてある。彼女はブラックマジシャンガールに手を向け、体から溢れる力を自らの化身に送り込んだ。


「"魔力(ヘカ)"注入!」


『.........っ!』


マナの体からブラックマジシャンガールへ魔力が注がれる。


ゴォッ!


『あら❤』


そして次の瞬間、ブラックマジシャンガールの杖からサキュバスクイーンに向かって炎の弾が放たれた。回避こそされたものの強力な魔術の攻撃が行える事を確認し、マナは「やったっ!」と喜びを見せる。


「これでもう私たちは無力じゃない!相手の精霊を倒して! 」


『.........!』


ゴォッ!ボンッ!ボッ!


魔力を媒介にしブラックマジシャンガール自身が杖のような役割を果たすことで、マナ本人が発動させる時より遥かに威力が上がった魔術が連続でサキュバスクイーンに撃ち込まれていく。


『危ないわぁ❤』


タプン...❤ユサ...❤


回避するために移動するサキュバスクイーンの胸が体の動きに合わせて艶めかしく揺れる。


「サキュバスクイーン、遊んでないで早く戦って。"誘惑の口付け(テンプテーション・キス)"」


『はいはい❤ん〜...ちゅっ❤』


チュパ...❤


すると少女から時間を無駄にするなと注意が入り、また一部の精霊が持つ特殊能力の発動するよう指示が飛んできた。サキュバスクイーンはそれに従い、ルージュに彩られた瑞々しい唇に指を当て、投げキッスを行ってくる。


フヨフヨ...❤


サキュバスクイーンの指先から放たれたピンク色のハートマークが真っ直ぐブラックマジシャンガールへ向かう。見た目にそぐわぬなかなかの速さであったが、回避できないほどではない。


「避けて!」


マナが指示を出し、ブラックマジシャンガールは横へ移動する。


ヒュンッ...❤


『.........!? 』


しかしハートマークには追尾機能があったようで、ブラックマジシャンガールの横を通り過ぎる直前で軌道を変え彼女の胸を貫いた。


バキュゥゥンッ...❤


「そんなっ!?」


『.........❤』


ハートマークに撃ち抜かれたブラックマジシャンガールは熱に浮かされたようなボーッ...❤とした表情を浮かべ、その場に立ち尽くしてしまう。


「"誘惑の口付け"を受けた者は30秒間動けなくなる」


少女がマナに対して発動した特殊能力の効果を告げてくる。


『そういうこと❤だから、こんな風に近づいてもぉ...❤』


サキュバスクイーンにゆっくりと近づかれても、ブラックマジシャンガールは無防備な姿勢を晒したまま。もし攻撃されても防ぐことができず、瞬く間にやられてしまう事だろう。


「サキュバスクイーン、"堕落の接吻(チャーム・ベーゼ)"」


すると少女は自らの精霊に対してさらなる特殊能力の発動を命じる。


『お姉さんがキスしてあげるわぁ❤』


チュッ...❤


マナに背を向けたブラックマジシャンガールがサキュバスクイーンに頬へキスされた。


『.........っ❤』


ビクッ...❤


頬に唇を当てられたブラックマジシャンガールの体が大きく跳ねる。


「お願い!私の声を聞いて!」


マナはブラックマジシャンガールの正気を取り戻させようと必死に声をかけるが、彼女の精霊はその声に応じてくれない。


クルリ...


すると唐突にブラックマジシャンガールがマナの方へ振り向いてきた。ようやく彼女の声が届いたのだろうか。


『.........❤』


いや、そうではない。"目にハートマークを浮かべた"ブラックマジシャンガールは蕩けた表情を浮かべながらマナに向けて魔術を放ってきた。


「っ!?!?」


いきなりのことに驚いたマナは反応することが出来ず、ロクに防御態勢も取れないまま自身の精霊から攻撃を受ける。


ドォォォォンッ!


幸いなことに振り向きざま発射された魔術は照準が定まっていなかったようで、マナの横の地面にぶつかった。


『もうっ❤ダメよぉ❤ちゃんと狙わなきゃ❤ほら、私のためにあなたのご主人様を倒してぇ❤』


ボソッ...❤コショコショ...❤


サキュバスクイーンはブラックマジシャンガールを背後から抱きしめ、彼女の耳元に顔を寄せ甘い声で囁く。わざと押し当てられた爆乳が背中で潰れ、柔らかい感触をブラックマジシャンガールに与えてくる。


ムニュゥゥゥン...❤


『......っ❤......っ❤』


ビクッ...❤ビクッ...❤


ブラックマジシャンガールはサキュバスクイーンから囁かれる度、背中で胸が動く度に体を震わせていた。そして"愛しいご主人様"の命令に従い、自身を召喚したマナに対していくつも魔術を放っていく。


ドンッ!ドンッ!ドンッ!


「ど、どうして...!?くっ...!」


シュゥゥゥゥン...


飛んでくる魔術を魔力の障壁で何とか防ぎながら、マナはブラックマジシャンガールの突然の裏切りに混乱していた。


「"堕落の接吻"は10秒間相手の精霊を洗脳して支配権を奪う。今あなたの精霊は私のサキュバスクイーンの命令しか聞かない」


少女は淡々と説明しているが、実際のところキスするだけで一時的に敵の精霊を奪取できるなど恐ろしい能力である。


『ほら、もっと頑張りなさぁい❤ちゅっ...❤あなたの主人、全然倒れてないわよ❤んちゅ...❤』


チュッ...❤チュポン...❤チュッ...❤


『っ❤っ❤』


さらにサキュバスクイーンは5〜6秒おきにブラックマジシャンガールへ"堕落の接吻"をかけ続けており、洗脳状態がいつまで経っても終わらない。既にマナと同じ顔をした精霊少女の頬は美女のキスマークが何個もついてしまっている。


(どうすればいいの...!?このままじゃ自分の精霊にやられちゃう...!)


「っ!そうだ...!」


苦しそうな表情で障壁を維持していたマナだが、ここでブラックマジシャンガールへの魔力を止めればいいことに気づく。


「"魔力(ヘカ)"注入を解除!」


『......っ!?』


魔力の供給を絶たれたブラックマジシャンガールは魔法を撃てなくなり、マナに対する連続攻撃がようやく収まった。


『隙だらけよぉ❤"誘惑の口付け"❤』


チュッ...❤


しかし一瞬油断してしまったマナに対して、サキュバスクイーンが最初の攻撃"誘惑の口付け"を放ってくる。


「んんんっ...!?❤」


バキュゥゥゥンッ❤


(あ、頭がボーッとして...❤)


「.........❤」


ブラックマジシャンガールと同じように胸をハートマークに撃ち抜かれてしまったマナは意識を奪われ、トロンとした表情でその場に立ち尽くしてしまった。










「......はっ!」


30秒後、能力の時間を迎えたためマナの意識が元に戻る。


「な、何してるの!?」


そして正気を取り戻した彼女が見たのは、体に何かの印を刻まれている最中のブラックマジシャンガールの姿だった。


『いい時に目を覚ましたわね❤ちょうどこの子に刻む淫紋が完成するところよ❤』


マナに気づいたサキュバスクイーンがそう言いながらブラックマジシャンガールの下腹部に指を這わせる。


ジジジジ...❤


『......っ❤......っ❤』


ビクビクッ❤ビクビクッ❤


その度に強烈な快楽が走り、ブラックマジシャンガールは体を何度も跳ねさせた。


ジ...❤


そしてマナが目を覚まして数秒後、彼女の相棒のお腹、ちょうど子宮の真上に当たるところにはハートの形を模したいやらしいマークが刻みこまれる。


『はい❤これで完璧よぉ❤綺麗な淫紋が浮かんだわねぇ❤』


サワ...❤


サキュバスクイーンは妖しい光を放つ淫紋を指でなぞった。


「っ!?!?❤」


ゾワゾワゾワッ...❤


するとその瞬間、マナのお腹に誰かから触られたような感覚が走る。


(な、なにこれっ...!?)


『ちゃんと"パス"は繋がったみたいねぇ❤それじゃあ2人揃って快楽に堕としてア・ゲ・ル❤』


サキュバスクイーンはマナの反応を見て楽しげに笑うと、ブラックマジシャンガールの唇を奪った。


チュゥゥゥゥゥゥッ❤


『〜〜〜〜〜〜っ❤❤❤』


ビクビクッ❤ビクビクッ❤


キスされたブラックマジシャンガールはサキュバスクイーンに唇を塞がれたまま体を痙攣させる。長い舌が口内へ侵入し、唾液の甘美な味わいをもたらすと共に隅々まで蹂躙していく。


レロォン...❤ジュル...❤チュパ...❤


「んんんっ!?❤❤❤」


そしてブラックマジシャンガールが味わっている快楽は淫紋を通し、精神的に繋がっているマナへも届けられていた。


(な、なんで私にもキスされてる感覚がっ...❤)


ジュルルルッ❤


「んおぉぉぉぉぉっ!?❤❤❤」


唇の柔らかさ、唾液の甘さ、口内を這う舌の気持ちよさ。口を押さえても防げない快楽の数々がマナを襲う。


『...ぷはぁ❤もうおまんこもびしょ濡れね❤』


クチュリ...❤


『っ!?❤』

「っ!?❤」


挨拶代わりのキスを終えたサキュバスクイーンがブラックマジシャンガールの女性器へ手を伸ばすと、下着越しにスジを撫でられた瞬間2人の体が同時に跳ねる。


ビクビクッ❤


『自分の召喚主に攻撃をしてる時からずっと濡らしちゃってたんでしょう❤イケナイ子ね❤』


クチュ...❤クチュクチュ...❤


『〜〜〜っ❤......っ❤っ❤』


ビクンッ❤ビクッ❤ビクッ❤


サキュバスクイーンはブラックマジシャンガールの耳元で羞恥を煽るような言葉を囁きながら、未開拓の女性器に指を入れ、ゆっくりと丹念に侵略していく。


「あぁぁんっ❤あぁぁぁ...❤」


ガクガクッ...❤ガクガクッ...❤


同じ快楽を受けるマナは甘えたメスの声をあげてしまい、腰を震わせながらその場に崩れ落ちてしまった。


ドサ...❤


『エッチな子にはお仕置が必要ね❤』


コリ...❤クリクリ...❤コリュ...❤


『〜〜〜〜〜〜っ!?❤❤❤』


サキュバスクイーンはさらにブラックマジシャンガールの胸に手を添え、硬くなった乳首を指先で摘み刺激してくる。


「ふにゃぁぁぁぁぁっ...!?❤❤❤」


ビクビクッ❤ビクビクッ❤


同じく乳首を勃起させるマナも同じ刺激を受けているように感じ、猫のような悲鳴をあげながら体を仰け反らせた。ブラックマジシャンガールと同じように耳元で囁きが聞こえるわけではないが、囁かれている精霊の昂りは共有されるため受ける快楽は一段と大きくなっている。


『ほらぁ❤気持ちいいでしょう❤このままイッちゃったら私とあの子の下僕になっちゃうけど、我慢なんて出来ないわよね❤あなたが負けちゃったらあなたの"お友達"も一緒に堕ちちゃうけど、そんなことどうでもいいわよね❤』


グチュグチュ❤グチュグチュ❤

コリコリ❤クリュッ...❤グニィィ...❤


ブラックマジシャンガールに容赦なく快楽を与え、彼女に服従を迫るサキュバスクイーン。新たな上下関係を植え付けるためマナの事を"お友達"という格下げした表現で呼んだ美女は手マンと乳首責めで人と精霊の絆を破壊しようとしていた。


『〜〜〜〜〜〜っ❤❤❤』


ビクビクッ❤ビクビクッ❤


声を発することが出来ないブラックマジシャンガールだが、彼女の表情や仕草から快楽と使命の間で揺れる葛藤が見て取れる。サキュバスクイーンを取るかマナを取るかというブラックマジシャンガールにとって難しい選択。


『もう❤欲張りね❤早く堕ちなさい❤』


しかしそのせめぎ合いはサキュバスクイーンがブラックマジシャンガールの顔を胸の中に抱きしめたことによって一瞬で終わりを迎える。


パフン❤


『〜〜〜〜〜〜〜っ!?❤❤❤』


ビクビクッ❤ビクビクッ❤


視界が暗闇になると共に、顔全体が乳肉の柔らかさと甘ったるいミルクの香りに包まれた。


ムニュゥゥゥゥゥゥゥ❤

フワァァァァ...❤


その瞬間、ブラックマジシャンガール自身の感情とは関係なく彼女の体は絶頂に達する。


ビクビクビクッ❤ビクンッ❤


「んむぅぅぅぅっ!?❤や、柔らかいぃぃ❤❤❤」


ムチムチッ❤タプン...❤


顔を乳房でもみくちゃにされる感覚とおっぱいフェロモンの匂いに支配されたマナはブラックマジシャンガールの絶頂に合わせ、その場で股から愛液を噴き出してしまう。


プシュッ...❤プシッ...❤


(クるっ❤なんかキちゃうぅぅぅっ❤)


ビクンッ❤ビクッ❤ビクッ❤


まだ性を知らなかった彼女は精霊との感覚共有により、実際は体に一切触れられないままイき狂わされる。


ビクビクッ❤ビクビクッ❤

ビクッ❤ビクッ❤ビクッ❤

ビクッ...❤ビクッ...❤












「私の目を見て」


「あへぇ...❤」


クイ...


地面に倒れたマナは少女から顎を持ち上げられ、その整った顔立ちに見下ろされた。周囲にはマナが飛び散らせた愛液の染みとむせ返るほどのメス臭が漂っている。


「あなたの抵抗は無駄。戦う前何かを言ってた気もするけど、その言葉は間違っていた。あなたはもう私のもの」


キィィィィン...❤


少女はマナの反抗心を完全に消し去るため言葉を紡ぎながら、目を見つめさせ自身の支配下に置いていく。


「あはぁ...❤き、綺麗ぃ...❤」


黄金に輝く瞳を見たマナはそう呟きながら、少女の眷属へと生まれ変わってしまうのだった...











〜その日の夜〜


ボォォ...


夜の闇を松明の炎が照らす中、建物に映し出された影が揺れる。


「............」


カツッ...カツッ...カツッ...カツッ...


多くの者が寝静まり夜間の警備を行う兵士だけが巡回する中、1人の女性が宮殿の道を歩いていた。神官アイシスである。知的な雰囲気を漂わせるスタイルのいい美女であり、彼女の首には千年アイテムの1つ"千年タウク"が付けられていた。


カツッ...カツッ...ピタ


「......そこに隠れている者、出てきなさい」


しばらく歩いていたアイシスだが、唐突に立ち止まると建物の影の暗がりに対して凛とした声でそう告げる。


「...神官にはこの距離で気づく人もいるんだ」


スッ...


するとジト目の少女がアイシスの視線の先から姿を現した。最初から外套を着ていないため、タプンッ❤と揺れる巨乳が晒されている。


「あなたからは邪悪な気配を感じます。ただちにこの場から立ち去りなさい。さもなければ...」


千年タウクによって世界を俯瞰で見ているアイシスは幼さを残す少女の見た目や不釣り合いな体で気を抜いたり惑わされることはない。神官として培ってきた勘が少女の体から漏れる悪の気配を感じ取っており、彼女は一時も少女から注意をそらさなかった。


「サキュバスクイーン、行って」


『今日は沢山働かされるのねぇ❤』


バサッ...!


少女はあらかじめ召喚しておいたサキュバスクイーンをアイシスに突撃させる。


「っ!"精霊スピリア"召喚!」


こちらに迫る敵の姿を見たアイシスはすぐに自らの精霊を召喚した。


『.........!』


バサリ...


アイシスの精霊"スピリア"は鳥の羽を生やした女性型の精霊であり、ハーピィーのような見た目をしている。俊敏な動きを得意とする彼女は召喚されるなり勢いよく飛び出し、サキュバスクイーンに対して羽を振るい攻撃を仕掛けた。


ヒュン...!

チッ...


その動きはブラックマジシャンガールとは比べ物にならないほど洗練されており、サキュバスクイーンは回避するもドレスの端を僅かに切られてしまう。


『あらぁ❤この子かなり強いわね❤』


「そんなのどうでもいい。"誘惑の口付け"を使いなさい」


『ふふっ❤了解❤』


チュッ...❤


少女の命令によってサキュバスクイーンが投げキッスによる遠距離攻撃を行ってくる。追尾機能を持ち、さらに当たれば30秒間行動不能という非常に強力な攻撃だ。


「......!スピリア、避けてはいけません。"虹色の壁"で防ぎなさい」


『.........!』


だが、アイシスとスピリアのコンビにはその攻撃も通用しない。千年タウクによって未来を見ることが出来るアイシスは"誘惑の口付け"の追尾機能を見抜き、回避ではなく防御を選択した。


ブォォォン...!


スピリアが手をかざすと七色に輝く光の壁が現れる。正史では神官セトの精霊デュオスの一撃さえ防いでみせた防御壁はサキュバスクイーンの攻撃を完璧にブロックした。


ズギュゥゥゥ...


『残念❤』


「今度はこちらの番です!スピリア、相手の攻撃に気をつけながら敵を倒しなさい!」


『.........!』


バサバサバサ...!


アイシスから指示を受けたスピリアは猛然とサキュバスクイーンに襲いかかる。


『あぁん❤私、格闘戦はあんまり得意じゃないのよね❤』


スピリアはどちらかと言えばサポート型の精霊であり接近戦を得意としているわけではないのだが、搦手を得意とするサキュバスクイーンの直接的な戦闘力はスピリアよりも下回っていた。傷こそ未だに負っていないものの、能力を発動させる間もなくその場を逃げ惑うしかない。しかし派手さはないものの着実に一手を重ねるスピリアの攻撃はサキュバスクイーンを確実に追い込んでいく。


「追加召喚。精霊"マナ"」


するとジト目の少女は新たな手札を切る。聞き覚えのある名前にアイシスが訝しんでいると、虚空からポンッ...❤とマナが飛び出してきた。


「あはっ...❤」


「なっ...!?」


まさかのマナの登場に、さすがのアイシスも驚きを隠せない。


「あの神官を倒して」


「はぁい❤ご主人様のために働きますぅ❤」


少女の支配下となり"精霊として契約"したマナは主人からの命令を受け、恍惚の表情を浮かべる。


「マナ!何をしているのですか!?」


幸せそうな彼女には心配するアイシスの声は届かない。


「行きますっ❤」


「くっ...!スピリア、マナを取り押さえてください」


マナがアイシスに向かって飛び出し、アイシスは仕方なくサキュバスクイーンと戦闘中のスピリアを呼び戻し彼女を拘束させようとした。事情は分からないが敵に洗脳された様子の彼女をこのままにはしておけないという判断だ。


「っ!?」


しかしその時、千年タウクを通してアイシスの脳裏へ彼女とって都合の悪い未来がよぎる。次の瞬間、アイシスが見た景色は現実のものへとなってしまった。


「精霊召喚❤」


『.........❤』


マナが自分の精霊であるブラックマジシャンガールを召喚する。精霊となった彼女だが"精霊使い"としての能力を失った訳ではなかったのだ。召喚されたブラックマジシャンガールはスピリアに対して接近し、サキュバスクイーンと2人がかりで相手の精霊を抑え込む。


「やられました...!」


アイシスは己の迂闊さに怒りを覚えながら、マナに対して迎撃の構えを見せる。出来れば怪我をさせたくなかったが、こうなってしまえば仕方がない。


『マナちゃんにお姉さんからプレゼントよぉ❤"フィールド変化・淫乱"❤』


すると2人がぶつかる直前、サキュバスクイーンが隠していた3つ目の能力を発動させる。


ブゥゥゥゥゥン...❤


彼女を中心にピンク色のドームが一気に広がり、マナとアイシスもその範囲の中に入った。


「...っ!?」


クラ...❤


それを受けたアイシスは一瞬頭がフラついてしまう。


「捕まえました❤」


ガシッ...


するとその間に背後へ回り込んできたマナがアイシスを拘束してくる。


「離しなさい...!」


「嫌でーす❤」


ギギギ...


アイシスはマナの拘束から抜け出そうとするが、精霊となった彼女の力は非常に強くなっており全く動ける気配がない。


「アイシス様❤私と勝負しませんか❤」


マナはアイシスの耳元で彼女に何らかの勝負を仕掛ける。


「......勝負?えぇ、いいでしょう!」


いつもは冷静沈着なアイシスは挑発されたと思ったのか、何故か激昂しマナの勝負に乗る。そして空いている片手で"マナの女性器を弄り"始めた。


クチュクチュ...❤クチュクチュ...❤


「あはぁん❤アイシス様積極的ぃ❤なんで私のお股を急に弄るんですか❤」


「そんなの当たり前です。"あなたとの勝負に勝ち、正気を取り戻させる"ためです!」


マナの質問対してアイシスは真剣な表情で答えながら、必死にマナの女性器を指でかき回す。サキュバスクイーンの"フィールド変化・淫乱"によって一時的に認識を書き換えられてしまった彼女は「全ての物事を決める戦い方はイかせ合いである」という有り得ない誤認をさせられてしまっていた。


「ぷぷっ...❤そうでしたね〜❤ごめんなさい、忘れちゃってました❤」


「そんなに余裕を持っていられるのも今のうちです...!すぐにあなたの正気を取り戻してみせます!」


アイシスの様子に笑いを堪えられなかったマナはクスクス...❤と声を漏らしながら、少しの間アイシスに手マンされアンアン...❤と喘いでみせる。


クチュクチュ...❤


「アイシス様ばっかりずるいですよぉ❤今度は私の番ですっ...❤」


「きゃっ...!?」


しかしマナは背後にいる利を活用し、アイシスの女性器と乳首を同時に責めていく。


コリッ...❤

グチュゥ...❤クチ...❤


「わぁ❤アイシス様のおまんこもう濡れてる❤私のおまんこ触ってエッチな気持ちになったんですかぁ❤」


クチュクチュ❤グチュグチュ❤

クリクリ...❤コリュ...❤


「あぁぁぁぁぁっ...!?❤」


性感帯を2つ同時に刺激されるアイシスは甘い声を漏らす。彼女の秘部からはとめどなく蜜が垂れてしまっており、太ももを伝って床へ水溜まりを作っていた。


「アイシス様のそんな声初めて聞いちゃいました❤もっと聞かせてください❤」


グチュグチュ❤グチュリッ❤クチュ❤


「んんっ!?❤マ、マナっ❤やめなさいっ...❤邪悪に飲まれてはいけませんっ...❤」


年齢こそアイシスが上であるが、神官として清貧の生活を送ってきた彼女は性の知識があまり豊富ではない。少女によって精霊に生まれ変わる際、いやらしい体験をたっぷりさせられたマナにアドバンテージがあるのは至極当然の事だった。アイシスは何とか説得でマナを止めようとするが、それも上手くいかず絶頂に追い詰められていく。


「んんっ...❤おぉぉぉっ...!?❤」


ビクビクッ❤ビクビクッ❤


そしてついにアイシスは大きく体を震わせマナにイかされてしまう。自分より一回り以上年齢が下の少女に絶頂させられるという経験はアイシスの女性としてのプライドを激しく傷つける。


「っ!?❤わ、私は何を...」


ただ、絶頂の衝撃でサキュバスクイーンによる認識改変の効果が解けたようでアイシスは己の痴態に気づくことが出来た。いやらしい行為を崇高な"勝負"だと思い込んだことに羞恥で頬が赤くなる。


「えいっ❤」


「あっ...!?」


ドンッ...❤


恥ずかしさに悶えるアイシスをマナが突き飛ばし、彼女を地面に横たわらせた。そして上からのしかかるように覆い被さる。身の危険を感じたアイシスは咄嗟にマナの体を振り払おうと彼女の体へ腕を振るう。


スカ...


「う、嘘...!?」


しかし振るった手は精霊となった彼女の体を通り抜けていく。種族が変わったマナとアイシスでは、もはや肉体の基本スペックからして勝負にならないのである。


「ちょっと失礼しますね〜❤」


マナはアイシスの首元についた千年タウクに手を伸ばし、精霊になって手に入れた膨大な魔力を注ぎ込んだ。


ズズズズ...❤


「〜〜〜〜〜っ!?❤」


バチッ...❤バチバチッ...❤


千年タウクはマナの魔力によって不具合を起こし、アイシスが望んでいないにもかかわらず少し先の未来を彼女の頭の中に映し始める。そうなればマナの準備は"完了"だ。


「アイシス様❤これから何をされるか分かりますよね❤」


「っ❤」


ドクン...❤


"わぁ❤アイシス様の胸、すごく柔らかいです❤"


マナがアイシスに質問してきた瞬間、千年タウクが少し先の未来を見せてきた。アイシスの胸を楽しそうに揉みしだくマナの姿を。


(こ、こんなことをっ...!?❤)


アイシスは自分の身に起きる未来を見て戦慄し、ガクガク...❤と体を震わせる。しかしその行動はこの場に置いて悪手であった。


「残念〜❤アイシス様お仕置決定です❤」


「へっ...?んむぅぅぅぅぅっ!?❤❤❤」


ビクビクッ❤ビクビクッ❤


次の瞬間マナにのしかかられたアイシスは勢いよく唇を奪われ、さらに未来視でも見た胸揉みを同時に行われてしまう。


ブチュゥゥゥゥゥッ❤❤❤


ムニュッ❤ムニッ❤ムチムチムチィィ❤


「んぉぉぉぉっ❤んんっ❤んぐぅぅっ❤❤❤」


レロォン...❤ジュパッ❤ジュルッ❤ジュゾゾゾッ...❤


アイシスは舌を絡め合うディープキスでたっぷりと唾液を交換した後、舌を啜られた快楽で絶頂に達する。


ガクガク❤ガクガク❤


そして彼女は強烈な快楽責めによる調教で、「マナの機嫌を損ねてはいけない」というシンプルなルールを覚え込まされてしまった。


「ちゃんと聞かれたことには答えないとダメですよ❤」


「ご、ごめんなさいぃ...❤」


「うんうん❤ちゃんと謝れて偉いですね❤いい子ですよ〜❤」


ナデ...❤ナデ...❤


「あっ...❤」


マナは謝罪してきたアイシスの頭を撫でる。


"次は四つん這いになってください❤"


「ひっ...❤」


千年タウクでマナの次のセリフを見たアイシスは、恐怖と快楽の余韻で言われるより早くその言葉に従ってしまう。


ズリ...❤ズル...❤


「わぁ❤アイシス様すごいです❤もうこんなにお利口さんになったんですね❤」


ズムッ...❤


四つん這いになったアイシスの上に乗ったマナは無邪気に笑いながら、彼女の胸をゆっくりと揉む。


モニュッ❤ムニ...❤ムニュムニュ...❤タプン...❤


「はぁ...❤はぁ...❤はぁ...❤はぁ...❤」


しばらく胸を揉まれたアイシスはもどかしい快楽に耐えられなくなり、より強い刺激を求めて体を揺すり始める。


「あれぇ❤アイシス様、どうしたんですか❤」


クスクス...❤

ムニュ...❤


マナはアイシスの心境を理解していながらも敢えて彼女に対して質問してきた。


"あぁぁっ❤イくぅぅぅ❤❤❤"


「っ!?❤」


するとアイシスがまた未来を見る。そこでは「乳首を弄って欲しい」と懇願したアイシスが乳首を勢いよく摘まれ情けなく絶頂する姿が映っていた。


「あぁぁっ...!?❤」


ズクン...❤ズクン...❤


それを見た瞬間、アイシスの乳首がジンジン...❤と甘く疼き始める。


「何か言いたいことがあるならハッキリと言ってくださいね❤」


そう囁かれたアイシスが未来と同じ発言をし、激しく乳首を刺激され絶頂に達するのはそれからすぐの事だった...










グチュグチュッ❤グチュグチュッ❤


「あひぃぃぃぃっ❤あっ❤おっ❤」


静かな夜の空間にアイシスの喘ぎ声が響く。裸になった彼女はマナと股を擦り付け合う貝合わせを行い激しい快楽に見舞われていた。


「これっ❤気持ちいいぃ〜❤」


パンッ❤パンッ❤パンッ❤パンッ❤


主導権は完全にマナが握っており、精霊としての身体能力を活かしてアイシスを犯している。好き勝手に腰を振りアイシスを喘がせる様子は"レズレイプ"と表現してもいいかもしれない。


「えへへぇ❤アイシス様もきもちいいですよねぇ❤早く堕ちて、私と一緒になってくださぁい❤❤」


ドチュッ❤ズチュッ❤ズリ❤


貝合わせの快楽の虜になったマナは激しく腰を振りながら共に堕ちようとアイシスを誘惑する。その口調は呂律が回っておらず、メスの表情を浮かべる顔は完全に蕩けきっていた。


(そ、そんなことを言われたらっ......❤)


ズチュンッ❤


「んほぉぉぉぉぉぉぉっ!?❤❤❤」


ビクビクッ❤ビクビクッ❤

プシッ...❤プシュゥゥゥ...❤


マナの言葉に心を揺れ動かされていたアイシスに対して、一際大きく女性器同士がぶつけられる。その瞬間アイシスの思考は快楽に塗り潰され、絶頂と同時にマナの提案を了承したことになってしまった。















「フーッ❤フーッ❤フーッ❤」


「ヘッ...❤ヘッ...❤ヘッ...❤ヘッ...❤」


ギュムゥゥゥゥ...❤


少女の精霊となってしまったマナとアイシスが先輩でありご主人様の1人でもあるサキュバスクイーンの腋に顔を埋めさせられ、情けなく腰を振らされている。


ヘコヘコ❤ヘコヘコ❤


『『.........❤』』


チュパ...❤レロ...❤ペロペロ...❤


2人の精霊であるブラックマジシャンガールとスピリアは主人の醜態など目もくれず、サキュバスクイーンの足元に跪き彼女の足に舌を這わせていた。


(いい匂いすぎるぅぅぅ❤)


(腰が勝手に動いてしまいますぅぅ❤)


ムワァァァァァ...❤


カクカク❤ヘコヘコ❤


サキュバスクイーンの蒸れた腋フェロモンをたっぷりと吸い込まされるマナとアイシスは魂にまでレズマゾとしての自覚を刻まれてしまっている。そんな2人を変わらぬジト目で見つめる少女。


「これであなた達は私の精霊になった。これからは私のためだけに働いて全てを捧げること」


『頑張ってねぇ〜❤』


ギュゥゥゥゥゥ...❤


「「〜〜〜〜〜〜〜っ!?❤❤❤」」


少女から絶対服従の命令が下されると共に、2人の顔がサキュバスクイーンの腕の中に閉じ込められる。


「はひぃぃっ❤これからもご主人様のために尽くしますっ❤❤❤」


「ご主人様たちに永遠の忠誠を誓いますぅぅぅ❤❤❤」


ビクビクッ❤ビクビクッ❤


そしてマナとアイシスは少女に対して下僕になることを受け入れるという宣言しながら、絶頂に達してしまうのだった...



※いただいていたリクエスト

内容は遊戯王で舞台は古代エジプト



『前編』

見習い魔導師であるマナの元に

怪しげな少女(ジト目ロリ巨乳)が現れて

精霊(カー)(少女を大人にしたような淫魔)を使い襲撃。

淫魔によりマナの精霊が犯されると連動してマナにまで快楽が伝わり

マナの精霊が昇天すると共にマナはイキ狂いながら堕ちてしまう。


数日後

今後は神官アイシスの元に少女が現れる。

同じく淫魔で戦闘するもアイシスの方が優勢…かと思いきや

快楽で堕ちたマナが精霊となって少女の支配下に加わり加勢。

『え……えへへぇ❤︎ アイシス様もこっちに来ましょうよぅ❤︎』

と呂律が回っていないマナは精霊としての人外の動きと魔力でアイシスをレズレイプ

(ここは淫魔VSアイシスの精霊よりも マナ×アイシスを優先でお願いいたします。いっそエッチが始まったら精霊バトルは描写無しでも大丈夫です。)

先日のマナと同じく、精霊と共に絶頂し、少女の精霊の一体になってしまう…。



という内容でお願いいたします。

ジト目ロリ少女は可愛さだけは描写しつつも前編では彼女の性描写は無しでお願い致します。


話の流れのアレンジも大丈夫です。

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POSTEDJan 19, 2026
ARCHIVEDJun 10, 2026