「あれ...?オレの財布がねぇぞ!?おい!どこのどいつだ!?」
1人の男が大通りで叫んでいる。何も入っていないズボンのポケットを裏返しており、どうやら発言を聞く限り財布をスられてしまったようだ。
「ぶっ殺してやる!」
見るからにガラの悪い男は顔を真っ赤にさせて激高しており、僅かな膨らみを見せるジャケットの胸部分に手を添えている。隠している大振りなナイフをいつでも取り出せるようにしているのだろう。
.........
.........
しかしそんな騒ぎの周囲にいる者たちは男から距離をとるものの、やれやれ...と首を振りながらそのまま歩いていく。
「ぎゃはは!マヌケなお前が悪いんだよ!」
それどころか男を指差し大声で笑う者まで表れる。腹を抱えて下品な笑い声をあげるその者もまた見るからに悪人面をした男だ。
「なんだとぉっ!?てめぇが犯人か!」
「あぁん?何舐めたこと言ってんだ?」
財布をスられた男がズカズカと歩き出し、笑った男も睨みをきかせながら距離を詰めていく。
「この野郎っ!」
「死ねや!」
バキッ...ドカッ...
そして睨み合う男たちはそのまま大通りで殴り合いを始めてしまった。
「俺は右が勝つと思うぜ」
「いや、左の方がいいパンチしてんだろ」
大通りにいた者たちが野次馬として男たちを取り囲み、口々にどちらが勝つか予想する。
「今のところ右の男のオッズは1.8倍!左の男は1.5倍だ!他に賭けるやつはいねぇかぁ!?」
それどころか賭けの胴元になる者まで現れ始め、街のメインストリートは一瞬でリングへ変わってしまった。本来このような騒ぎがあればすぐさま衛兵が飛んできて男たちを捕まえるはずだが、しかし"ここ"に限ってはそのようなことは起こらない。大陸の中央から離れた場所にひっそりと存在するこの街は人に隠したい経歴を持つ者が集まる土地。人種や過去に関係なく広く門戸を開く寛容さを持つ一方で治安の悪さは折り紙つきの町『パルミド』なのだ。街に住む者にとって喧嘩など日常茶飯事であり、変わり映えしない生活に刺激を与えるイベントでしかない。
ウォォォォ!
見世物と化した男たちの殴り合いは、今日の飲み代がかかった見物客たちの歓声とヤジによって盛り上がっていくのだった。
「バカな奴らだよ。まったく...」
大通りで街の者たちが騒いでいる声を聞き、一人の女が悪態をつく。直接現場を見ていない彼女は長年この街に住む経験から、荒くれ者同士がトラブルを起こしそれを住人が囃し立てているのだろうと予想していた。先の発言は当事者と野次馬たちに向けられたものだ。
「お、ラグレシアじゃないか。今日は早いんだね」
すると愚痴をこぼしていた女に対して露天商をしていた者が声をかけてくる。長年この場所で盗品などを売り捌いている顔なじみの老婆だ。
「おはよう。真っ昼間からこんなに騒がれちゃおちおち眠ってもいられないよ」
「ははっ、そりゃそうだ」
ラグレシア、と呼ばれた女はグシグシと頭をかきながら老婆の言葉に返事をした。ある程度手入れされたくすんだ金髪がわずかに乱れる。
(どうやって時間を潰そうかね...)
老婆と別れたラグレシアは比較的広い道に出ると辺りを見渡す。夜の酒場で働いている彼女は普段この時間帯であれば眠っているのだが、今日はいつもより早く目覚めてしまったため暇を持て余していたのだ。
グググ...
年相応に鈍ってきた体のこわばりをほぐそうと、ラグレシアはその場で背筋を伸ばす。それに合わせ、少しよれた服に隠れた彼女の胸が小さく揺れた。
「でよぉ...」
その時、ラグレシアとすれ違うようにして2人の男が通りかかる。雑談していた彼らだが、その視線は無意識にラグレシアの揺れた胸に送られた。
「...なんの話だったか」
しかし男たちの目がラグレシアの顔へ上ってくると、彼らは興味をなくしたように再び他愛もない話に興じる。
「.........」
その一連の出来事についてラグレシアは特に何も言わなかったが、彼女の心中には怒りと悔しさが渦巻いていた。
(あたしだって昔は...)
ギリ...
歯を食いしばるラグレシアに若かりし頃の自分の姿が思い浮かぶ。当時男たちに美人だと持て囃され、相手に困ったことなどなかったあの頃を。
「はっ...」
そこで現実に戻ってきた彼女は自らの体を見下ろして自嘲の笑みを浮かべる。もうすぐ40に差しかかるラグレシアは自身の"劣化"について誰よりも強く痛感していた。肌のハリは失われ、化粧で誤魔化している目元には僅かにシワが浮かんでいる。若い頃から自慢だった胸は大きさこそ保てているものの重力に負けて少し垂れており、腰に昔のようなくびれはない。
「.........」
ラグレシアは自分を一瞥してきた男たちの背中を見つめる。もし自分がこの街に来た頃であれば、彼らはギラギラとした欲望を滲ませながら嬉々として声をかけてきたことだろう。男を誑かし住んでいた街を追われて『パルミド』にやってきた自らの過去が今の彼女には眩しく思えた。今の自分はせいぜい年齢の割には身綺麗な女。酒場で酔った男口説かれることもあるが、周囲は"年増好き"と笑い口説いた本人も次の日には覚えていない。女として価値が下がっていく実感、これまで築いてきたプライドが削られていく感覚に、ラグレシアの心の中でドス黒い感情が成長していく。
「...行かないって言ってるでしょ!?」
その時、彼女の耳に女性の大きな声が聞こえてくる。声のした方を見ると、先程の男たちがナンパに失敗しているところだった。ナンパされているのはラグレシアより遥かに若い女性だ。
「...チッ...」
それを見たラグレシアは不愉快そうな顔をしながら舌打ちする。しかしその怒りが向いているのは自分に声をかけなかった男たちではなく、"声をかけられた女性"の方だった。
(若さしか取り柄のない小娘が一丁前に粋がってるんじゃないよ!わざわざ大きな声をあげて自分の魅力をアピールするなんて浅ましい女だね...)
心の中で女性に罵声を浴びせるラグレシア。今の自分が渇望し、しかし決して手に入れることは出来ない"若さ"を持っている女性は皆ラグレシアにとって敵だった。たとえ自身が過去にその恩恵を受けたのだとしても、彼女にそのようなことは関係ない。
(顔なんてよく見ればそんなに整ってないじゃないか。胸はあたしより小さいし、尻だって大したもんじゃない)
ラグレシアはジロジロとナンパされた女性を眺め、容姿の一つ一つにダメ出ししていく。しかしその視線には隠しきれない情欲の色が混じっていた。
「.........」
ムラ...❤ムラ...❤
女性の体を舐め回すように見つめるラグレシア。相手もおらず性欲が溜まり続けるばかりの女性器がじっとりと湿り気を帯びる。自分より若い女性に向く嫉妬・羨望の感情。それはラグレシアの中で歪に成長し、"若い女の体を貪り弄びたい"という同性愛が混じった支配欲に変わっていた。
「...こんなところで時間を潰してる場合じゃないね」
クルリ...
ここにいてもこれ以上プラスになることはないだろうと思ったラグレシアは、せいぜい手酷い仕打ちを受けるといいと内心ナンパされた女性に毒を吐きながら大通りの方に向かう。
「......っ!?あれは...!?」
そして彼女はその先で"運命的な出会い"を果たすのだった。
「うーん...やっぱりこの街あんまり得意じゃないかも...」
1人の女性がパルミドの街中を歩きながらそう呟く。
「お、おい...!見ろよあれ...!」
「あん?...なっ...え、偉く上玉な姉ちゃんだな...」
道行く男たちはすれ違いざまに女性に見とれ鼻の下を伸ばす。
「おい...ちょっと声かけてこいよ...」
「無理に決まってんだろうが...!?相手にされるわけねぇよ」
女性の容姿があまりに優れていたため、周囲の男たちは声をかけることを躊躇いただ遠巻きに彼女のことを見つめるばかり。
タユン❤ユサ❤
胸より上の布が取り払われた扇情的なデザインの衣装からは非常に大きな胸の谷間が見えている。秘密のぱふぱふ屋で巨乳のバニーガールに会うまで世界で1番だと思っていたことが許される大きさだ。真っ赤なロングスカートによって下半身は見ることが出来ないが、腰から上を見る限り均整の取れた美しい曲線美を描いていることは間違いないだろう。
「あー暑い...」
パタパタ...❤
「「「「おぉっ...!?」」」」
知ってか知らずか女性が胸元をはためかせ体の中に風を送り込む。男たちの口から感嘆の声が漏れ、視線は女性の胸に釘付けだ。
「もう宿に戻ろうかしら...」
パルミドの街に訪れていた美女『ゼシカ』は、あまり居心地の良さを感じず宿屋に戻ろうか検討していた。
(はぁ...やっぱりついてきたのは失敗だったかも)
ゼシカはツインテールにした明るい茶髪を揺らしながら心の中で独りごちる。兄であるサーベルトを道化師のような男ドルマゲスに殺され、復讐のために生まれ育ったリーザス村から飛び出した彼女は仲間たちとの旅の末に、ドルマゲス、そして彼が持っていた杖に潜んでいた真の黒幕『魔神ラプソーン』を倒すことに成功した。かつて世界を救った七賢者の一人である魔法剣士シャマル・クランバートル。その子孫として名に恥じない働きを見せたゼシカだが、なぜ彼女がパルミドのようなひっそりとした街にいるのだろうか。それにはある事情があった。
『アニキはオレの事がどうでもよくなっちまったのかなぁ...うっ...うっ...』
ドルマゲスとラプソーンの討伐後、共に旅をしていたトロデーン王国の王国トロデとその娘、王女ミーティアは呪いが解け元の姿を取り戻すことが出来た。トロデは臣下(にしたつもり)のゼシカたちに深く感謝し、リーダーであるエイトは国の兵士として雇われることに。しかしそのせいでパーティでの活動が一時的に難しくなり、パーティメンバーの一人『ヤンガス』から先程のような泣き言が出てくるようになっていた。ヤンガスはドルマゲスとの因縁がないにも関わらず、 命を助けてくれたエイトを『アニキ』と慕いついてきてくれた仁義と人情に溢れた人物である。しかしトゲだらけの帽子に強面の風貌、そして何より元・山賊という肩書きが彼をエイトのそばにいることを難しくしていた。エイトも新しい仕事に慣れるまで忙しく、なかなか仲間たちとの時間が取れそうにもない。
そんな時、ヤンガスの元へ一通の手紙が届く。エイトの件で意気消沈していた彼が封を開けると、差出人は知り合いである『ゲルダ』からだった。彼女はヤンガスが子供の時からの知り合いであり、『うるわしの貴婦人号』という船を持つ女盗賊だ。ヤンガス以外のパーティメンバーも未だミーティアが馬だった時に一悶着あり、彼女の事は知っていた。
『ヤンガス!戦いが終わったならさっさと武器を返せ!あとせっかく貸してやったんだから、礼を言いがてら顔ぐらい見せに来な!』
ゲルダからヤンガスに送られた手紙は不器用ながらも彼女なりの気遣いと心配が感じられ、ヤンガスは武器を返しに行くため生まれ故郷であるパルミドに一時帰ることになる。エイトの時間が取れるまですることがなかったゼシカを含む他のパーティメンバーもヤンガスについて行くことにし、こうしてゼシカは再びこの土地に足を踏み入れることになったのだ。
(そういえば私、ヤンガスはずっと猿に育てられたと思ってたのよね)
ゼシカはヤンガスの生まれ故郷を見渡しながら当時のことを思い出す。厳格な母の元で育った彼女は少し世間知らずなところがあり、粗暴な言動を繰り返すヤンガスが野生で生まれ育ったと本気で信じていたのだ。この街はお世辞にも素晴らしい場所、という訳にはいかないが、『ヤックン』と街の住人たちから呼ばれる仲間の姿を見ると悪いところばかりではないのだろう。
「ふふっ...」
ヤンガスと猿の姿を思い浮かべたゼシカは小さく笑みをこぼす。
ドンッ...!
少し気が逸れていたのだろうか。思い出し笑いをした彼女はちょうどそのタイミングで通行人とぶつかってしまった。
「ごめんなさい」
ゼシカは肩が当たった相手に顔を向け、軽く謝罪してからそのまま歩き出そうとする。
「待ちな!」
しかしぶつかった女、ラグレシアから大きな声で呼び止められてしまう。
「...何よ?確かにぶつかったのは悪かったけど、それはお互い様でしょう?」
ゼシカは少しムッとした表情を浮かべながらそう言い返す。
「そうじゃないよ!あんた今、あたしから財布をスッただろう!」
「はぁ...?」
しかしラグレシアが声高に主張してきたのは、ゼシカにとって全く身に覚えのないことだった。
「そんなことするわけないじゃない!」
「いーや!絶対にあたしの財布を盗んだね!さっきまでポケットに入ってたんだ!あんたが盗ったってことは分かってるんだよ!」
なんだなんだ...?
女同士の喧嘩だってよ
ラグレシアが大きな声で叫ぶため、通行人たちも足を止めゼシカたちの方を見てくる。ゼシカにとって不幸なことに通行人たちの中にはヤンガスを知っている者はいても、ゼシカがヤンガスの連れであることを知っている人物はいなかった。そのため周囲の目には"長年この街に住む住人がこの街に来たばかりの美女に怒っている"という風に映ってしまう。それはすなわち、"ゼシカが財布を盗んでいない"と信じてくれる者がこの場にいないことを意味していた。
「へへっ...何だかよく分からねぇが、このお嬢ちゃんがあんたの財布を盗ったんだろ?それが本当かオレがくまなくチェックしてやるよ」
すると野次馬の中から筋骨隆々の大男が下卑た笑みを浮かべながら歩み出てくる。彼の隠そうとすらしていない視線は明らかにゼシカの顔と体に向けられていた。何を目的でそのようなことを申し出ているかは誰の目から見ても明らかだ。
「部外者は引っ込んでな!これはあたしとこの女の問題なんだよ!」
しかし意外なことに、ラグレシアからその乱入者に厳しい言葉が投げかけられる。男は一瞬ポカンとした顔をしたが、遅れてラグレシアの言葉を理解しみるみるうちに顔を赤くしていく。
「な、なんだと!?このクソババァ...!」
ザリ...
凄む男の体がラグレシアの方へ一歩近づいた。
ボッ...!
そんな彼の前に突如小さな火の手があがる。
「うぉっ...!?」
いきなり目の前が燃えた男は驚いて仰け反り、その場で尻もちをつく。
「どうする?まだやりたいって言うなら、私が相手するけど?」
そう言いながら意味深に指を鳴らそうとするゼシカ。彼女の言葉と先程の出来事を頭の中で整理した男はゼシカが魔法使いであることを理解した。
「......クソが...!」
魔法使いに単身で喧嘩を売る度胸はなく、男は悔しげにその場から立ち去っていく。"言い負かされてその場から逃げた"という悪評は野次馬の口から全体に広がり街での生活をしづらくすることだろう。
「.........」
しかし今はゼシカとラグレシアの問題が最重要だ。彼女たちは相手の出方を伺うように数秒間黙ったまま互いの目を見つめる。
(もしかして、本当に私が盗ったって勘違いしてるのかしら?)
そんな中、ゼシカの心の中では最悪だったラグレシアの第一印象が少し上方修正されていた。もし自分に濡れ衣を着せるつもりならば、先程の男のようにゼシカを疑ってかかる人間が増えるほど有利なはず。しかし彼女はそうせず、外野から口を出してきた男に手厳しい発言を放った。
「とりあえず無実だってことを証明したいんだけど、どうしたら納得してくれる?」
先程より幾分か和らいだ声でゼシカがそう尋ねる。
「......近くにあたしの家がある。もし何も盗ってない潔白の身だって言うならそこで調べさせてもらうよ」
ラグレシアは近くの自宅で財布を取っていないかチェックさせろと要求してきた。
「...いいわ。わかった。あなたの家に行くから、そこで気が済むまで調べてちょうだい」
ゼシカはラグレシアの提案を周囲の目からの気遣いとして受け取り、更にラグレシアに対する警戒心を下げる。
(ちゃんと調べれば勘違いだってわかるはずだし、さっさと誤解を解いて帰りましょう)
彼女は心の中でそう呟き、「こっちだよ」と踵を返したラグレシアの後を追いかけた。
(はっ...ははっ...やったっ...やってやったよっ...❤)
しかしゼシカは知らない。ゼシカにイチャモンをつけた女の目的が、彼女を自分の家に連れていくというものだったことを。前を歩きゼシカから顔を見られないようにするラグレシアの表情には、隠しきれない興奮の色が浮かんでいた...
「ここだよ、入んな」
ラグレシアがそう言って家の中に入る。こじんまりとした建物で、周囲には同じようなものがいくつも建てられていた。
「.........」
ゼシカはひとしきりラグレシアの家の外観を見渡すと、彼女の後に続いていく。
「あんた、さっき魔法を使ってたね。これに火をつけておくれよ」
家の中に入ると、ラグレシアがピンク色のロウソクを差し出してきた。
「これは?」
「アロマキャンドルさ。盗人とはいえ家に客を招いたんだ。女のたしなみは必要だろう」
(やっぱりそこまで悪い人じゃないのかしら)
ボッ...
ゼシカはそう思いながらラグレシアに言われた通りロウソクの先端に火を灯す。
ムン...❤ムンムン...❤
すると熱によってロウがゆっくりと溶けだし、部屋の中に甘ったるい香りを漂わせ始めた。嗅ぎ慣れない匂いにゼシカの鼻がヒクヒク...と動く。
「...さてと。それじゃああんたのこと調べさせてもらおうかねぇ」
ゼシカが"媚香"を吸い込んだことを確認したラグレシアはそう言いながらゆっくりと彼女に近づいてくる。パルミドで出回っている媚薬をロウに混ぜ込んだソレはそれほど効果は高くなく、数分間吸引しても少し体が火照りいつもより感じやすくなる程度のものだ。しかしラグレシアにとって効果は高過ぎない方がちょうどいい。これから目の前の生意気な若い女は、薬ではなく"ラグレシアの手によって"成敗されるべきなのだから。
「はぁ...早くしてよね?」
ゼシカは抵抗しないことを示すように両手を横に広げ、ラグレシアの"調査"に協力的な姿勢を見せる。
「あぁ......そうさせてもらうよ❤」
言質をとったラグレシアはニヤリ...❤と笑みを浮かべながら頷き、目の前で存在を主張するゼシカの胸を鷲掴みした。
ムニュリ❤
「っ!?!?」
ビクッ...❤
ゼシカはいきなりの事に驚き、絶句して体を僅かに震わせる。頭の中が一瞬真っ白になるが、少し遅れて何をされたかを理解した彼女は顔を赤くさせながら後ろへ下がった。
「な、何するのよっ...!?」
両手を前で組んで胸を隠しながら、ゼシカがラグレシアに抗議する。
「なんだい❤あたしはただ女が物を隠しやすい場所を調べてるだけだよ❤まだ終わってないんだ❤さっさと確かめさせなっ❤」
しかしラグレシアはあくまで身体検査だと言い張り、ゼシカへさらに距離を詰めてきた。それほど広くない室内で逃げ場はなく、ゼシカは再びラグレシアの接近を許してしまう。
フーッ...❤フーッ...❤フーッ...❤
ラグレシアの鼻息は荒くなっており、ゼシカという若く美しい女を好きにできているという事実に興奮していた。
「.........っ...」
ゼシカは目の前で息を荒らげるおばさんの姿を見て恐怖を覚える。しかし魅力的な肢体を持ちながらもまだ純情な彼女はまさか同性である女から欲情されているとは思いもしない。そのためゼシカはラグレシアの様子を怒りによるものだと判断し、結果不快感を感じながらも強く抵抗出来なかった。
「それでいいんだよ❤」
嫌そうな顔をしながらも拒絶の仕草は見せないゼシカを見て、ラグレシアは満足そうに頷く。そして彼女が抵抗しないことをいいことに先程よりさらに強く胸を揉んできた。
モニュン❤ムニュ❤ムニュ❤
「ったく❤こんなだらしない乳ぶら下げて恥ずかしくないのかい❤」
ニヤニヤ...❤
口元にいやらしい笑みを浮かべ、ゼシカの胸を「だらしない乳」と嘲るラグレシア。その言動は女性を手篭めにしようとする品性に欠けた男たちと同じものだった。
「んっ...く...」
ゼシカはラグレシアに胸を好き放題揉まれ、悔しそうに唇を噛み締めている。しかし声を完全に抑えることは出来ず、口から漏れる小さな音が部屋の中に響く。
ムニュムニュ❤タプ❤ムニ...❤
「ははっ...❤こりゃすごいねぇ❤」
ラグレシアは手のひらの中で変幻自在に形を変えるゼシカの乳房の感触にそのような感想を呟いた。ズブズブ...❤と指が沈み込む柔らかさ、それでいて程よい反発を返す弾力。両方を両立させた素晴らしい揉み心地は、ラグレシアの全盛期でも出せなかったものだ。
(それが今あたしの手に...❤)
ゾクゾクゾクッ...❤
ラグレシアの背筋に背徳的な快楽が走る。この女は自分がどんなことをしたとしても拒むことが出来ない。そんなある種楽観的な考えに支配されたラグレシアは、己の内から湧き上がり続ける欲望を満たす満たすために自然と口を開いていた。
「それにしても、あんたの格好はなんだい❤わざと自分のおっぱいを見せつけるようにして❤そこまでして自慢の胸を見て欲しいだなんて、本当浅ましい女だよ❤こういうのを露出狂って言うんだろうね❤」
ラグレシアはゼシカの衣装を"露出狂"の衣装と馬鹿にする。確かにゼシカはスタイルに自信を持っており、より自分を美しく見せる衣装として自らの意思でこの服装を選んでいる。しかし会ったばかりの、しかも誤解されている(とゼシカは思っている)はいえゼシカに濡れ衣をきせている赤の他人にそれを言われる筋合いはなかった。
「なんでそんなこと言われなきゃ...んんんっ...!?❤」
ビクッ...❤ビクビクッ...❤
胸を揉むラグレシアを睨みつけたゼシカ。しかし彼女の反論は途中から悶える声に変わり、最後までセリフを言い切ることなく中断させられてしまう。
グニュゥゥゥ❤❤❤
その理由はラグレシアがこれまでより一際強くゼシカの胸を握り潰したからだった。
ズキ...❤ズキズキッ...❤
強い力で掴まれた胸から鈍い痛みを感じられる。しかしズキズキ...❤と疼くソレには、これまでの人生で経験したことのないような、なんとも言えない甘い疼きが含まれていた。
ビリビリ...❤
「.........っ!?❤」
(な、なによこれっ...❤)
ゼシカの背筋を電流のように走り抜けた未知の感覚が彼女の頭の中を真っ白にする。
「なんだい❤服の上からでも分かるくらいに乳首が勃ってきてるじゃないか❤がめつい小娘だねぇ❤」
プクゥ...❤
胸の先端部分に服の上からでもわかる膨らみを見つけたラグレシアは、笑みを深めながら固くなった突起を指で弄ってきた。
コリュ...❤コリ...❤
「あぁぁぁぁぁっ...!?❤」
ビクビクビクッ❤
カリカリ...❤と指先で引っ掻くような軽い刺激。しかし"媚香"で体の感度を上げられ、さらに事前に胸を揉まれ昂らされていたところでのソレはゼシカの体を大きく仰け反らせるのには十分なものだった。
「や、やめっ...❤んひぃぃぃ...❤」
カリカリ...❤カリカリ...❤
乳首の先っぽを弾き続けるラグレシアの指がゼシカの余裕を奪っていく。手の動きを止めて欲しいと願うも、なにか言おうとすれば乳首を責められ封殺されてしまう。
「会ったばかりの女に乳首を弄られて喜ぶ女なんて聞いたことがないよ❤本当にいやらしい女だ❤こんな痴女みたいな格好をしてたのもこんな風にされたかったからだろう❤」
「なっ...!?❤」
"媚香"の存在を知らないゼシカは自身のことを決めつけるような酷い発言に言い返すことが出来ない。彼女自身もなぜこんなにラグレシアから胸を触られ反応してしまっているか理解出来ていなかった。しかしゼシカの沈黙がラグレシアをまた調子づかせる。
グニュリ❤
「あんっ...❤」
「次は服を脱ぎな❤」
「っ!?❤」
ラグレシアはもう一度強くゼシカの胸を揉み込むと、今度は身につけている衣服を脱ぐように命令してきた。
「嫌よ...❤も、もういいでしょ...❤」
はぁ...❤はぁ...❤はぁ...❤
ゼシカは息を乱しながら弱々しく首を横に振る。
「物分りの悪い小娘だね...❤ふん❤」
するとラグレシアは言うことを聞かないゼシカへの制裁として、彼女の両方の乳房を同時に握り潰した。
ムニュムニュゥゥン❤
「〜〜〜〜〜〜〜〜っ!?❤」
ビクビクッ❤ビクビクッ❤
ゼシカは言葉にならない声をあげ、真上を向きながら口をパクパクとさせている。
「あんたに拒否権はないんだよ❤ほら❤さっさと服を脱ぎな❤それともこのまま自慢の胸を潰されたいのかい❤」
ムチチチチッ...❤
ラグレシアは胸を掴む手に更に力を込めてゼシカのことを脅す。
「っ!?!?❤分かった...❤分かったからもうやめてっ...❤」
ラグレシアの脅迫に負けてしまったゼシカは緩慢な動きで自らの衣装に触れた。いつもは強気な彼女の目にうっすらと浮かんだ涙がロウソクの火に照らされ光る。
「ちんたらしてんじゃないよ❤あんた、自分の服を脱ぐことすら満足にできないのかい❤ほら貸しな❤」
「ちょ、ちょっと...!?」
グイッ...❤
いやいや服を脱ごうとするゼシカの速さが気に食わなかったのか、彼女の手から奪い取るようにしてラグレシアが服を掴んできた。ゼシカは慌てて取り返そうとしたが、その前にラグレシアの手によって服が引っ張られてしまう。
ブルンッ❤
ポヨン❤
「.........っ!?❤」
紫の服が下ろされ、ゼシカの胸がプルプル❤と肌を波打たせながら外へ出てくる。シミひとつない美しい肌に大きな山をつくる2つの乳房、未だ硬さを帯びたままのピンク色の乳首など、その全てが見る者を魅了する若々しい魅力に溢れていた。
「やっ...待ってっ...❤」
「もう遅いんだよ❤」
シュルル...❤スル...❤
ラグレシアがそのままゼシカの服を引っ張って完全に上の服を脱がせる。
スンスン...❤スン...❤
「はっ❤やっぱり思った通りだよ❤男に媚びることしか考えてないいやらしいメスの香りがするね❤」
握った服に顔を寄せ鼻を鳴らしたラグレシアは、服から漂う香りを吸い込んでそのような感想を言う。
ムラ...❤ムラ...❤
ヌチュ...❤
しかしその言葉とは裏腹に、ラグレシアの体はゼシカの匂いを気に入ったようで股をじっとりと濡らしていた。うら若き美女の甘くフレッシュな香りはコンプレックスを抱えた中年女の煮えたぎった性欲をさらにグツグツ...❤と刺激してくる。
「今度はそのヒラヒラとしたスカートだよ❤1番物を隠しやすそうだから場所だからねぇ❤しっかりと調べさせてもらおうか❤」
「いやぁぁぁぁぁっ...!?❤」
プチン...❤
ズルッ❤ズリ...❤
ゼシカのスカートを指差したラグレシアはそのまま腰のホック部分に手を伸ばし、ゼシカの悲鳴をものともせずに一気にスカートを剥ぎ取った。
「下着は自分で脱がさせてあげるよ❤さっさとするんだよ❤」
「う、嘘でしょ...!?」
ゼシカは唯一身につけている下着も外すようラグレシアから告げられ、言葉を失って大きく目を見開く。
「なんだい❤そっちもあたしに脱がせて欲しいのかい❤」
「......っ!」
しかしラグレシアのギラギラとした視線に晒され、羞恥と悔しさ、恐怖を感じながら仕方なく下着に手をかける。
「あーこいつもすごい匂いだねぇ❤こんな淫乱な女にはこれまで会ったことがないよ❤」
クンクン...❤クンクン...❤
ゼシカが残りの衣服を脱いでいる間、ラグレシアはスカートに顔を突っ込んでわざとらしく鼻息をたてていた。香りは女性の魅力を表す1つのものとして有名だが、ゼシカのフェロモンは同性にも効果があるものらしい。と言っても、若い女性を性のはけ口として見ているラグレシアは例外にするべきかもしれないが。
「............」
下着を脱ぎ全裸になったゼシカは股と胸の部分を手と腕で隠しながら入り口の方に視線を向ける。
(早くここから逃げないと...!)
さすがにゼシカもラグレシアが異常であることは理解できていた。全裸の状態で外に出るなどしたくないが、このままここにいれば何をされるか分からない。一刻も早くこの場から逃走し仲間たちと合流するべきだ。ヤンガスがいれば街の住人たちがすぐさま敵になるということもないだろう。
「さぁて❤これで全部かい❤」
現在ラグレシアは床にしゃがみこみ、ゼシカが脱いだ下着を拾い集めている。視線は下に向けられていて、ゼシカの動きは把握出来ないはず。
(すごく恥ずかしいけど...ここにいるよりはマシ)
不特定多数の人間の前で裸体を晒す覚悟を決めたゼシカはラグレシアの動向を注意深く観察する。
(今よ!)
そして相手が体の向きを変えようとした瞬間、ゼシカは出口に顔を向けて一直線に走り出そうとした。
「おっと❤逃がさないよ❤」
「...えっ......!?」
しかし次の瞬間、素早い動きで立ち上がったラグレシアが背を向けたゼシカに背後から抱きついてくる。
ギュウゥゥゥゥゥゥッ❤❤❤
当然のように両手はゼシカの胸を包んでおり、逃がさないと言わんばかりにいやらしい手つきで乳房を揉みこんできた。
ムニュムニュ❤モニュッ❤
「んほぉぉぉぉっ!?❤」
ビクビクッ❤ビクビクッ❤
"媚香"が体内に回り感度を上げられたゼシカは体を震わせながら悲鳴をあげる。その声には先程より甘い響きが加わっていた。
「油断も隙もあったもんじゃないね❤けど、舐めるんじゃないよ❤あんたの動きは全部影で見えてたからね❤小娘とは人生の経験からして違うのさ❤」
ラグレシアはゼシカの影の揺らぎから彼女が逃げようとしていることを察知したようだ。それを自信満々にゼシカの耳元で囁いてきた。
ハァ...❤ハァ...❤
ラグレシアの荒い吐息がゼシカの耳をくすぐる。さらに未だに大きさだけは十分な胸が背中に押し当てられ、ゼシカに柔らかい感触を与えてきた。
ムニムニ...❤
普段であればおばさんの吐息が耳にかかることなど不快に感じ、ハリが失われつつある胸を押し当てられたところで女性であるゼシカは嬉しくもなんともないはず。
「.........っ❤」
ピクン...❤
ドク...❤ドク...❤ドクン...❤ドク...❤
しかしこれも体の興奮を無理やり高められている弊害だろうか。ゼシカはそれらの刺激に対して何故か胸が高鳴り始めていた。
「まあちょうどいいタイミングだよ❤やっぱりあんたがあたしの財布を盗んだ犯人だったってことが判明したところだったからね❤」
「だから私そんなことしてないって言ってるでしょっ...」
やはりクロだった、と言うラグレシアに対してゼシカが強く反論する。
「じゃああれはなんだい❤」
クル...❤
するとラグレシアはゼシカの体の向きを変えさせ、彼女のスカートの上に置かれた財布を見せつけてきた。
「あれはあんたのポケットから出てきたものさ❤当然元はあたしのもんだけどね❤」
「......じゃああなたが仕込んだんでしょう...!」
ゼシカは悔しげな表情を浮かべながらラグレシアのことを睨む。
「何言ってんだい❤なんであたしがあんたのポケットに財布を入れなきゃならないのさ❤さっき出会ったばっかりだったのに❤」
(そんなこと、私が聞きたいわよ...!)
当然ゼシカのスカートから出てきた財布はゼシカの言う通り、ラグレシアが事前に仕込んだものだ。しかし唯一違う点があるとすれば、その財布は家の中ではなく外でぶつかった時にポケットの中に忍び込まされたものだった。もしその場で確かめることになったとしても罰として家へ連れ込めるように、ラグレシアはパルミドの住人特有の手癖の悪さを披露したのである。若い乙女にはないズル賢さ、老獪さがゼシカのことを追いつめていく。
「それは...その...」
「はいはい❤もうあんたの言い訳は聞き飽きたよ❤さっさと自分が盗人だって認めな❤」
2人しかいないこの状況において、ゼシカが自分の身の潔白を証明することなど不可能だった。さらに相手はゼシカの体が目当てであり、はなから彼女の話を聞く気などさらさらないのだ。
「そんな真似ばっかりしてるからこんなにだらしない体になるのさ❤」
ムニュムニュゥン❤ムチッ❤
「んんんっ...!?❤」
罠に嵌めゼシカの自由を奪ったラグレシアは舌なめずりして待ちに待った"お楽しみの時間"を始める。もう既に何度も揉んだ乳房を弄び、それを受けたゼシカが小さな声を漏らす。いくら揉んでも飽きない素晴らしい感触にラグレシアの興奮は際限なく高まっていった。
「格好もチャラチャラしてうっとうしいんだよ❤視線に入れば色がチラついて目障りったらありゃしない❤」
年長者特有の「最近の若い者は〜」というキーワード。若い頃はラグレシアも言われる側で、しつこく説教してくる中年女が嫌いでたまらなかったはずなのに、今の姿は当時嫌っていた女そのものだった。
「あたしが若い頃はもっと弁えた服を着ていたもんさ❤」
続いて出てくる「自分が若い頃は〜」という昔話。記憶補正によって美化されたそれは聞くに絶えない自慢話だ。ラグレシアも若さを売りに出来ていた頃であれば相応にファッションを楽しみ派手な服装もしていたはずなのだが、コンプレックスによって歪められた彼女の認識の中では"今の自分は同じ年齢の時でも今の若者よりしっかりしていた"ということになっているのである。
タプタプ❤ムニュ❤ムニィィ...❤
「......っ❤......っ❤」
ガク...❤ガク...❤
その間にも手の動きは止まっておらず、ゼシカの体は小刻みに体を震わせ続けていた。
「ひひっ...❤なんだい❤声も出ないのかい❤人生の先輩からありがたいお話をいただいてるってのにお礼も謝罪の言葉もなしってのはないだろう❤」
パッ...❤
するとラグレシアはいきなりゼシカの胸を揉んでいた手を離し、彼女の顔の前に両手を掲げる。
ワキワキ...❤ワキワキ...❤
「あっ...!?❤」
グネグネと動かす指を見せつけられ、ゼシカの口から小さな声が漏れてしまう。何度も自分の胸を責めてきた手動きに対して、僅かな期待の感情が浮かび上がっていることにゼシカ自身は気づいているだろうか。
「これからあんたのことをたっぷりお仕置してくれる手だよ❤ちゃんと挨拶しときな❤」
ラグレシアはワキワキと手を動かしたまま、ゼシカの耳元でそう囁く。
(誰がそんなことするのよ...!)
...プイ...
しかし気丈にもゼシカはそれに反抗し、顔を少し背けることでラグレシアの言葉に対しての拒絶を示した。
「へぇ❤まだ反抗する気かい❤つくづく生意気な小娘だねぇ❤」
ゼシカの反応を見たラグレシアの笑みが深まる。彼女の反応は、これまでベッドで1人寂しく自分を慰めていたラグレシアが妄想していた理想の女性像と完全に一致したものだった。そしてその心をどう折るか、というイメージトレーニングが既にラグレシアはできている。
スッ...❤
ラグレシアはこれから何をするのかゼシカが理解できるように、わざとゆっくり顔の前から胸の方へ手を下ろしていく。
「.........っ!?❤」
(ま、また揉む気なのっ...!?❤)
ゼシカの脳裏に先程までの感触が蘇ってくる。これまでと同様激しく胸を揉まれると思ったゼシカは当然その事を警戒し、訪れる刺激を予想して体を硬直させた。
サワ...❤スリ...❤
「はぅっ...!?❤」
しかしラグレシアの手はゼシカの予想を裏切り、乳首の周辺、綺麗な丸を描く乳輪部分を指先でなぞるようにして触れてくる。
クル...❤クル...❤クール...❤クル...❤
乳房を強く握っていた時とは比べ物にならない弱々しい刺激。ただ肌の表面を撫でるだけのフェザータッチに、身構えていたゼシカの体から僅かに力が抜けていく。
(...っ!ダメよ!これはそうやって油断させる罠なんだわ...!)
その時ゼシカはこれがラグレシアの策略である可能性に気づいた。気を抜いたところで一気に強い刺激を与え辱めを与える。これまでゼシカを嘲ってきたラグレシアがやりそうな手口だ。
(危ないところだったわ...絶対に気を抜いちゃダメ...!とにかく耐えて、この場から逃げ出せるきっかけを見つけなくちゃ...!)
緊張状態が解けかけていた自らの体に激励を飛ばし、この1件を乗り切ってみせると意気込むゼシカ。彼女の目からは絶対に負けないという強い意志が感じられる。
〜15分後〜
「あっ...❤あひ...❤んっ...❤」
依然胸を触られ続けるゼシカだが先程までの威勢はどこへ行ってしまったのか、甘い声で鳴きながら目を潤ませてしまっている。
ビクビク...❤
カク...❤カク...❤
体の震えとは別に強い刺激を求めるように腰が小さく前後に揺れており、傍から見れば何かを欲しがっているようにしか見えない。
サワ...❤サワ...❤クル...❤クルクル...❤
「いい顔するじゃないか❤あんたのこの間抜け面親が見たらどう思うか、想像しただけで興奮しちまうよ❤」
ボソ...❤ボソボソ...❤
ラグレシアはずっと指先で乳輪をなぞり続けながら、今のようにゼシカの羞恥心を煽る言葉責めを行ってくる。その言葉がまた絶妙にゼシカの心を傷つけ、さらに興奮させてくるのだ。
(こんなのずっと続くなんて耐えられないっ...❤)
ゼシカの思考能力は落ち、ボーッとした頭の中は気持ちよくなりたいという欲望で満たされていく。
ニヤニヤ...❤
背後から正面に位置を変えゼシカの顔を覗き込んでくるラグレシア。いやらしい笑みを浮かべる中年女の顔が非常に憎たらしい。
「......っ❤」
ドキドキ...❤ドキドキ...❤
しかし美人の面影があるラグレシアに魅力を感じ始め、ゼシカの胸は激しい鼓動を打つようになっていた。若さ、顔立ち、スタイル、その全てで圧勝しているにも関わらずだ。
「そろそろ反省できた頃かね...❤どうだい、ちゃんとあたしの言うことを聞く気になったんじゃないかい❤」
そんな時、ラグレシアが再びゼシカに話しかけてくる。その声色はいつもの小馬鹿にしたものとは違い、まるで母親が幼子に言い聞かせるような優しさを含んでいた。
「あっ...❤」
ドクンッ...❤
そんな声を聞いたゼシカの胸が一際大きく高鳴る。もう負けを認めていいんじゃないか。弱い心が彼女に降伏を促し、それを受け入れそうになっているゼシカがいた。
(違うっ...❤こんなの絶対おかしいっ...❤)
グッ...!
しかし彼女はそれを受け入れない。楽な選択肢に傾きかけた心を強く持ち直し、目の前のラグレシアをキッ...と睨みつける。
「.........❤」
未だ反抗的な態度を崩さないゼシカに対して、意外なことにラグレシアは何も言ってこなかった。ただそれはゼシカの忍耐力が勝利したことを意味している訳ではなく、ラグレシアが強情な彼女を攻略するために次の一手を取ろうとしたに過ぎない。その一手とは...
ハム...❤
「へ...?」
ラグレシアがピンピン...❤に勃起したゼシカの乳首を口の中に含み、一気に啜り上げる。
ジュルルルルルッ❤
部屋の中にいやらしい音が響き渡り、オアズケ状態にあったゼシカの体は雷に打たれたかのような衝撃を受けた。
「おほぉぉぉぉぉぉっ!?❤❤❤」
ビクビクッ❤ビクビクッ❤
ゼシカの体が仰け反り、両手両足をピン...❤と伸ばしながら体を震わせる。
プシ...❤プシャ...❤
既にかなり濡れていた女性器からは一気に愛液が噴き出し、太ももを伝って床へ流れ落ちていく。"媚香"の香りが充満する室内に、いやらしいメスの香りが加わる。
「な、なにこれぇぇぇっ...❤」
ビクンッ...❤ビクッ...❤
ラグレシアに胸を吸われ絶頂してしまったゼシカは半ば放心状態だ。
ジュル❤ピチャ❤ジュゾゾゾッ❤
「〜〜〜〜〜〜っ!?❤」
しかしラグレシアは責めの手(口)を緩めてはくれず、今度は逆側の乳首に吸い付きいやらしい音と共に固くなった突起を舐めしゃぶってくる。
「今ダメぇぇぇっ❤イッたばっかりだからっ...ほぉぉぉっ!?❤」
ゼシカはラグレシアに絶頂したばかりであることを伝え休ませてくれと懇願するが、そんなことが受け入れられるはずもなく抗議の声はすぐさま嬌声に変えられてしまう。
ピチャ...❤ジュゾ...❤ジュルルル❤
「いやっ❤いやぁぁぁぁ❤❤❤」
部屋の中にチュパチュパ❤といやらしい音とゼシカの悲鳴だけが響く...
「あへぇ...❤あひ...❤んぉっ...❤」
3時間後、ゼシカは蕩けきった顔でメスの声をあげていた。
ポタ...❤ポタ...❤
何度も絶頂した腰はガクガク❤と震え、床には垂れた愛液が水溜まりをつくっている。
「胸の根元を圧迫されると血液がせき止められて、先端の感覚がどんどん鈍っていくんだ❤癖になっちまうだろう❤」
ギチギチッ...❤ミチチチッ...❤
ラグレシアはゼシカの乳房の根元部分を強く握り潰しながらそう囁く。
「このっ...❤変態ぃぃ...❤」
なけなしのプライドでゼシカが言い返すが、明らかに大きくなった乳首をビンビン❤に勃起させながら言っても説得力がない。
「口の利き方に気をつけろって何度言ったら分かるんだい❤」
ピンッ...❤
「んほぉぉぉぉっ...!?❤ご、ごめんなさいぃぃ❤」
ビクビクッ❤ビクンッ❤
それどころかすっかり胸を開発されてしまった彼女はラグレシアの指で乳首を弾かれるだけで絶頂し、自分の意思とは関係なく命令された言葉を吐いてしまう。
「ちょっとは素直になってきたじゃないか❤」
ラグレシアは従順になってきたゼシカの様子に満足気に頷き、胸の根元を圧迫していた手をどける。
ジン...❤ジン...❤ジン...❤
「あはぁぁぁぁ...❤き、気持ちいいぃん...❤」
せき止められていた血流が一気に回復し、胸にドクドク...❤と血液が流れていく。足りていなかった酸素を摂取した細胞一つ一つは活性化して、痺れるような快楽をゼシカにもたらしていた。
「ほぉら❤サービスしてあげるよ❤」
気持ちよさそうに喘ぐゼシカは前屈みになるが、そんな彼女の胸にラグレシアの手が再び伸びる。そしてまた一段と大きくなった乳首を指の腹でこねるように刺激した。
コリ❤コリュ❤クリクリ❤
「あひぃぃぃぃっ❤ダメぇぇぇ❤」
「なんでダメなんだい❤」
コリコリ❤グリュ❤
「乳首っ❤気持ちよすぎりゅからぁぁぁぁ❤❤❤」
ビクビクッ❤ビクビクッ❤
ラグレシアの問いかけに正直に答えてしまうゼシカは、この短時間の間に既に複数回絶頂させられている。快楽に塗り潰された彼女の頭は、今だけ赤ん坊のようにまっさらな状態になる。
「あたしは何度も言ってるだろう❤許して欲しければ、財布を盗んですいませんでしたって謝れって❤」
ラグレシアは笑みを浮かべた状態でそう言うと、ゼシカの乳首を潰す。
グリュ❤
「〜〜〜〜〜〜〜っ!?❤」
バチバチバチッ❤
ゼシカの頭の中で火花が散る。
「あっ❤あっ❤あっ❤あっ❤」
数時間前は考えられなかったラグレシアの謝罪要求。していない窃盗を認めろというあまりに理不尽な要求を、しかしゼシカは拒むことが出来ない。
「ご、ごめんなさいぃぃ❤財布を盗んでしまって申し訳ありませんでしたぁぁぁ❤」
ついに彼女はラグレシアの調教に屈し、自分を財布泥棒と認めて謝罪の言葉を言ってしまった。
はーっ...❤はーっ...❤はーっ...❤
大きく開いた口は犬のように荒い呼吸を繰り返し、端からは涎が垂れている。
「.........っ❤」
(やったっ❤ついにやってやったっ❤)
ゾクゾクゾクッ...❤
ゼシカが堕ちる様を特等席で眺めていたラグレシアの心の中に最高の達成感と快感が押し寄せてきた。
「よく出来たじゃないか❤次はおねだりだよ❤うまく出来たらもっと気持ちよくしてやるから、エロい言葉であたしのことを誘惑しな❤」
それをさらに味わうため、ラグレシアはゼシカを更に深い所まで連れていこうとする。ラグレシアを求め、彼女なしでは生きていけないと依存するほどの場所に。
(エ、エロい言葉って何を言ったら...❤)
一方ゼシカはといえば、ラグレシアからの曖昧な命令に戸惑った様子だった。しかし卑猥なワードを一生懸命考える彼女の頭の中に"ラグレシアの命令に従わない"という選択肢はなくなっている。
「ご...ご主人様ぁ❤」
考えた末にゼシカが思いついたのは、ラグレシアをご主人様と呼んで媚びへつらう事だった。
「わ、私はご主人様の言うことに逆らったいやしい雌豚ですっ...❤胸がでかいだけの愚かな私の雑魚おっぱいをご主人様に触って欲しいですぅぅ❤」
ヘコ❤ヘコヘコ❤
さらに後頭部で手を組んで足を開いた彼女は腰を前後に振り、エロポーズを取りながらおっぱいをいじめてください❤と懇願する。
「ははっ...❤そこまで情けない格好でお願いされちゃ仕方ないねぇ...❤」
ムニュッ❤
「おぉぉんっ❤」
ラグレシアはゼシカの胸を鷲掴みし、同時に乳首を弄ってきた。
ブチュッ❤ジュルルル❤ンチュゥゥゥゥ...❤
それだけでは飽き足らず、ゼシカの唇を奪ってそのままねっとりとした舌使いで彼女の口内を舐め回す。
「んぶっ...!?❤んむ...❤んんんっ...❤んぐぅぅぅ❤」
いきなりキスされたゼシカは大きく目を見開いたが、みるみるうちに目が蕩け自分からラグレシアの体に抱きつく。
(ご主人様とのキスぅ❤気持ちいいぃぃ❤)
自分を堕とした中年女と交わす口付けは、ゼシカが想像していたエイトとのキスよりも何倍も快楽に溢れていた。
ビクビクッ❤ビクビクッ❤
こうして世界を救ったパーティの一員は、治安の悪い街に住むおばさんの性奴隷になってしまったのである。
「ごめん❤私、この町で少しやることが出来たの❤」
ゼシカはヤンガスたちにそう告げ、1人『パルミド』に残った。そしてこじんまりとした家の浴室の中で、彼女は今日も"ご主人様への奉仕"を行う。
「ご主人様ぁ❤いかがでしょうか❤」
媚びたメスの声でゼシカがそう尋ねる。一糸まとわぬ姿の彼女は全身に石鹸が塗っており、その体は同じく裸のラグレシアに擦り付けられていた。
「あぁ❤悪くないよ❤そのままあたしの体を綺麗にしておくれ❤」
「はい❤おまかせください❤」
ヌルヌル❤ニュチチチ❤
ゼシカは自慢の胸を中心に他の部位も使いながら、ラグレシアの体を丹念に洗っていく。自身の体をスポンジ代わりにする彼女の顔は、ラグレシアに奉仕できることへの喜びで満ち溢れていた。
「はぁ...❤はぁ...❤お、終わりました❤」
数分後、少し息を切らしたゼシカは泡だらけの体のままラグレシアに洗体が終わったことを報告する。
「......っ❤」
ご主人様の顔を見つめる彼女の目はなにかに期待しているように輝いていた。
「よく出来たね❤...なんだい❤また"ご褒美"が欲しいのかい❤ちょっと働いただけですぐ欲しがって、本当にいやらしい子だよ❤」
ラグレシアはゼシカが何を求めているかを完全に理解した上で、彼女の心をくすぐる言葉責めをおこなってくる。
「はい❤私はいやらしい奴隷です❤ご主人様とエッチな事しか考えられない変態マゾですぅ❤」
(あぁ...❤私自分に酷いこと言っちゃってるっ...❤)
ゾクゾクゾクッ...❤
自ら自分を蔑む発言をしたゼシカは興奮で背筋を震わせてしまう。
「こんなにまんこ濡らして...❤あたしの体汚すんじゃないよ❤」
そんなゼシカの女性器に手を伸ばしたラグレシアはグチュグチュ❤といやらしい音を立てながら彼女の中を指で
かき回してやった。
グチュリ❤グチュ❤
「あぁんっ❤きたぁぁ❤」
ゼシカはラグレシアに手マンされ嬉しそうな声をあげる。
ジュルル❤
「んほぉぉっ❤お、おっぱいもぉぉ❤」
その反応に気を良くしたのか、ラグレシアはさらにゼシカの胸に吸い付き胸と女性器の同時責めを行う。
「イ、イきますぅうぅ❤ご主人様ぁぁぁ❤」
ビクビクッ❤ビクビクッ❤
プシッ❤プシャァァァ...❤
ゼシカは甲高いメスの嬌声をあげながら、ご主人様の所有物である浴室の中で盛大に潮を噴き出し絶頂してしまうのだった...
※いただいていたリクエスト
ゼシカが嫉妬混じりのセク〇ラをするおばさんにレズ堕ちする話をお願いします。
責め役:パルミドに住むモブのおばさん。名前の有無はどちらでも構いません。昔はそこそこ整っていたものの、年と共にすっかりおばさんっぽくなり、過去の輝き故のコンプレックスを持っている。ゼシカの若く美しい肌と容貌に嫉妬し、支配して自分より下にしてやろうとする。
シチュエーションとしては街を一人で歩いていたゼシカはモブおばさんにスリの濡れ衣を着させられ、おばさんの家に連れて行かれる。財布を服の中に隠していると言われてセク〇ラされつつ、服を脱がされ、レズ堕ちさせられる。
希望のプレイ
・服の中に財布を隠していないかと服の上から乳揉み。肩出しの服を露出が多い、卑猥な身体など
ネチネチとセク〇ラめいた発言をする。
・徐々にゼシカを脱がせ、時折服の匂いを嗅ぎながら全裸にする。
・ゼシカのスカートからおばさんが仕込んだ財布を発見され、仕置きと称してゼシカを背後から捕まえる。
・「最近の若い娘は〜」「私の若い頃は〜」と益体のない昔話をしたり、ゼシカを言葉責めにしながら、
背後から胸をいじめる。
・ゼシカが生意気なことを言ったり、睨みつけると反省をしていないと称して責めを激しくして反抗的な態度を咎める。
・チュパチュパと音が出るように乳吸い。
・何時間も胸を責められすぎて脱力し、「はぁー♡はぁー♡」と涎を垂らし荒い息を吐く。
この時点で何かを言い返しても、乳首を軽く弾かれると即座に謝ってしまうほど、完全に身体を支配されている。
・乳首を指の腹で挟んで捏ねながらゼシカに謝罪を要求。身体が屈服することにゾクゾクと快感を感じ、従ってしまう。
・最後は淫語を使っておねだりを命令され、受け入てしまう。おねだりを受けたおばさんから乳責めを受けながらキスをされ、ゼシカは嬉しそうにおばさんの身体に抱きついて、快感を肯定。自主的に淫乱な自分を謝罪しながら屈服宣言をする。
・後日談的にお風呂場でゼシカがソープ嬢のようにおばさんの身体を自分の身体で洗い、ご褒美として、乳や股間を責められ、簡単に嬉しそうに喘ぐシーンが欲しいです。
・NG要素:触手・虫、スカトロ、放尿、多人数、大衆への晒し