デッドオアアライブのリングに新たなペアが誕生…!
ここ最近、勝ちに勝ちを重ねている絶好調の2人ほのかと女天狗…二人の女王達の共闘に観客は大いに湧き、対戦相手は恐怖と重圧を感じているだろう…!
2人はこの日別々の会場で最後のシングルマッチを迎えていた…。ほのかの相手はリサの愛称で呼ばれる強敵ラ・マリポーサ…!褐色の肌としなやかな長身が特徴のファイター、どんな攻撃も独特のステップで躱され、その長い脚から繰り出される鋭い蹴り技は数々の女の子を恐怖に陥れ、隙を見せれば即強烈な一撃を喰らう絶望にノックアウトされる前から心を折られ、お漏らししてしまう子も少なくなかった。そして、未熟だった頃のほのかもそのうちの一人だった。
「最近調子がいいみたいだけど、私の対戦相手がつとまるかしら…?なにせ前戦った時は恐ろしさのあまりに『ウンチ』まで漏らしちゃったのよ…?トラウマが甦っちゃうようならオムツ履いて試合に出てもいいのよ?」
試合前のインタビューでリサはほのかの過去の失敗を挙げて挑発的な言動を繰り返した。しかし、いざゴングが鳴ってから数分、焦りと戦慄を覚えたのはリサの方だった。
ほのかの真骨頂は各分野のスペシャリスト達が繰り出す様々な格闘スタイルを目で見て肌で感じ、それをコピーすること…かつては全く手も足も出ず試合の終盤にはリング上で便意を解放してしまう程打ちのめされパニックに陥ったリサの脚技…。
「そ、そんな…!この娘…ついこの間までは、リングに上がるだけで緊張してチビって、負けそうになるとコスチューム着たままウンコしはじめちゃうくらいのヘタレの、クソッタレだったのにぃ…!」
「自分の弱さも受け入れて、一生懸命練習して強くなったんですよ…?おかげで、私の過去の失敗を笑うような人はみーんな同じ目に合わせちゃいました!そして最後の標的は貴女…ほおら、自慢のキックも私流にアレンジして…そぉれ!」
お株を奪う強烈な蹴りと華麗なステップの応酬にリサは追い詰められ、必死に積み上げてきた技を歳下の小娘に模倣され、更にはそのキレと威力で上を行かれる屈辱に震えていた。
「ぶげあぁっ!ぐ、い、いだいぃ…ま、まげるがあああぁっ!!」
「本当に凄いですね、蹴りってパンチよりもずっと強い…!さて、身に付けたこの脚技で…顔を踏み付けたりしたら…どうなっちゃうんだろ?」
「ひ、ひいいぃぃ!い、いやあっ!そ、それだけはやめてえぇ!!お願い…し、死んじゃう…死んじゃうぅ…!」
そして何より、徒手格闘の場において今まで自分が追い求めていたキックという武器がどれだけ強力で無慈悲なものだったかをその身に感じていた。苛立ちはいつの間にか焦りに、そして恐怖に変わりあどけなさの残る外見のほのかを前にして戦意喪失してしまっていた。
「えー…でも、前戦った時はおんなじ事して怖がらせてくれましたよね?本当にこわかったなー…あれから暫くオムツなしじゃ外に出れなくなっちゃったんですよ…?」
「ぶびいいぃ!ご、ごめんなじゃい!もうぞんないぢわるしまぜん!あ、ああっ!ひびぎゃあああああっ!!」
(そ、そんな…こ、この私が…こんなに、こんなに無様な命乞いを…)
勝負を諦め倒てしまいそうになるリサの髪の毛を掴み、身体中に蹴りを幾度も叩き込む。脚を振り上げる為に恐怖に怯えどんどん戦意喪失する無様な姿…かつてほのかがリサに見せた姿、今やその立場も完全に逆転していた。
「なんて、まさか本当にそんな事しませんよ…!えー…もしかして、失神しちゃいました…?私の時よりひどいですね…」
ブッ!ブリブリブリブリブリ!ニュリリリリ…ブビチビチビチビチビチ!ぶりゅりゅりゅりゅりゅりゅりゅ…
ほのかに顔の横を思い切り踏み抜かれた時、リサは恐怖の限界に達しその場で膀胱と下腹部の中身を全て垂れ流しにしながら失神した。彼女のしなやかな身体を作るために摂られた栄養バランスの良い食事と水分が排泄物に変わりリングの上に撒き散らされる。
「あー…ブーツにウンチ付いちゃった…こんなにお漏らししちゃうなんて…後でファイトマネーで換えのパンツとオムツ、贈っておきますね!」
「うおおぉー!時代はやっぱり若くてフレッシュな女が最強だー!」
「大人の魅力か知らないが、ケツゆるゆるのうんこ垂れオバサンよりこっちの方がいいぜ!」
この強さは本物だった…時代の移り変わりを感じさせる若い力の圧勝劇に観客はほのかに声援を浴びせ、敗れたリサを古い女と捨てた。
先日の圧勝劇の興奮も冷めやまぬまま、ほのかはこれまでリングに上ってから最大級の声援を受け最後かと思われていたシングルマッチの追加戦を受ける。しかし、対戦相手は彼女の身体を遥か上回る巨体のサイボーグ…雷童と呼ばれる怪物だった。
続く